User Manual
12 DTX502 リファレンスマニュアル
MIDIに関する資料
1 一般事項
1.1適用範囲
本仕様書はDTX502のMIDI送受信について規定する。
1.2適用規格
本仕様書はMIDI1.0の規格に準拠する。
1.3表記
本仕様書では以下の表記を使用する。
• 16進数は数字の初めに$を付けて表現する。
2 チャンネルメッセージ
2.1キーオン/キーオフ
送信/受信ともに行なう。
受信ノート範囲:0(C-2)〜127(G8)
ベロシティー範囲:1〜127(キーオンのみ)
2.2コントロールチェンジ
2.2.1 BankSelectMSB(0),LSB(32)
受信を行なう。
キットエディットでMIDIプログラムチェンジをOnにした場
合、送信も行なう。
MSB=0,LSB=任意:GMノーマルボイス
MSB=127,LSB=任意:GMドラムボイス
*Note1
MSB=125,LSB=1:ドラムキット
*Note2
*Note1
プログラムチェンジ受信時、ソングパートはGMドラムボ
イスが選択される。
演奏パートは変わらない。
*Note2
プログラム番号と同じ番号のドラムキットが選択される。
MIDIch10で受信時、演奏パートも同じ番号のキットにな
る。
2.2.2 モジュレーション(1)
受信のみ行なう。
2.2.3 フットコントローラー(4)
送信/受信ともに行なう。
2.2.4 ポルタメントタイム(5)
受信のみ行なう。
2.2.5 データエントリー(MSB=6,LSB=38)
受信のみ行なう。RPNのデータ指定に使用する。
2.2.6 メインボリューム(7)
受信を行なう。
キットエディットでMIDIコントロールチェンジ出力をOnに
した場合、送信も行なう。
2.2.7 パン(10)
受信を行なう。
キットエディットでMIDIコントロールチェンジ出力をOnに
した場合、送信も行なう。
0で左、127で右となる。
2.2.8 エクスプレッション(11)
受信のみ行なう。
2.2.9 ホールド(64)
受信のみ行なう。
2.2.10 ポルタメントスイッチ(65)
受信のみ行なう。
2.2.11 ソステヌート(66)
受信のみ行なう。
2.2.12 ハーモニックコンテント(71)
受信のみ行なう。
2.2.13 リリースタイム(72)
受信のみ行なう。
2.2.14 アタックタイム(73)
受信のみ行なう。
2.2.15 ブライトネス(74)
受信のみ行なう。
2.2.16 エフェクト1デプス(91)
受信のみ行なう。リバーブのセンドレベルとして効果する。
2.2.17 データインクリメント(96)/データデクリメント(97)
受信のみ行なう。
2.2.18 RPN
$00/$00ピッチベンドセンシティビティー:
受信のみ行なう。
$00/$01ファインチューニング:
受信のみ行なう。
$00/$02コースチューニング:
受信のみ行なう。
$7F/$7Fヌル(NULL):
受信のみ行なう。
2.3チャンネルモードメッセージ
チャンネルモードメッセージはすべて受信のみ行なう。
2.3.1 オールサウンドオフ(120)
該当チャンネルの発音中の音をすべて消音する。
2.3.2 リセットオールコントローラー(121)
以下のコントローラーの値が初期値に設定される。
ピッチベンド、モジュレーション、エクスプレッション、
ホールド1、ポルタメント、ソステヌート、RPN番号、ハー
モニックコンテント、リリースタイム、アタックタイム、ブ
ライトネス
2.3.3 オールノートオフ(123)
該当チャンネルのオンしているノートをすべてオフにする。
ただし、ホールド1あるいはソステヌートがオンの場合はそ
れらがオフになるまで消音しない。
2.3.4 オムニオフ(124)
オールノートオフと同様の処理を行なう。
2.3.5 オムニオン(125)
オールノートオフと同様の処理を行なう。
2.3.6 モノ(126)
オールサウンドオフと同様の処理を行なう。
2.3.7 ポリ(127)
オールサウンドオフと同様の処理を行なう。
MIDIデータフォーマット