ドラムトリガーモジュール DTX502 取扱説明書 JA DTX502 取扱説明書 1
目次 はじめに ..............................................................................................6 取扱説明書の読み方 ...........................................................................6 クリックの設定をする.................................................................... 32 クリックセット番号を選ぶ ..................................................... 32 クリックのテンポを設定する ................................................. 33 クリックの拍子を設定する ..................................................... 33 準備編 クリックのタイマーを設定する ..........
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」 という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという 「禁止」を示します。 「必ず実行」 してくださいという強制を示します。 ■「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示する ために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 う可 能 性が想 定される」 内容です。 注意 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想 定される」内容です。 警告 電源/電源アダプター 禁止 分解禁止 電源コードをストーブなどの熱器具に近づ けたり、無理に曲げたり、傷つけたりしな い。また、電源
異常に気づいたら ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。 下記のような異常が発生した場合、すぐに 電源スイッチを切り、電源プラグをコンセ ントから抜く。 禁止 必ず実行 火に注意 ・電源コード/プラグがいたんだ場合 ・製品から異常なにおいや煙が出た場合 本体の上にろうそくなど火気のあるものを 置かない。 ・製品の内部に異物が入った場合 ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になります。 そのまま使用を続けると、感電や火災、または故障のお ・使用中に音が出なくなった場合 禁止 それがあります。至急、お買い上げの販売店または巻末 のヤマハ修理ご相談センターに点検をご依頼ください。 注意 電源/電源アダプター この製品を電源コンセントの近くに設置す る。 たこ足配線をしない。 音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災 の原因になることがあります。 電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を感 必ず実行 じた場合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグ をコンセントから抜いてください。また、電源スイッチ 禁止 を切った状態でも微電流が流れてい
取り扱い 本体の上にのったり重いものをのせたりし ない。また、ボタンやスイッチ、入出力端子 などに無理な力を加えない。 本体のすき間に手や指を入れない。 お客様がけがをするおそれがあります。 禁止 りする原因になります。 禁止 大きな音量で長時間 ヘッドフォンを使用し ない。 パネルのすき間から金属や紙片などの異物 を入れない。 禁止 本体が破損したり、お客様やほかの方々がけがをした 感電、ショート、火災、故障や動作不良の原因になるこ とがあります。 禁止 聴覚障害の原因になります。 ●データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。 ●不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。 使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。 [ ](スタンバイ/オン)スイッチを切った状態(画面表示が消えている)でも微電流が流れています。[ ](スタンバイ/オン)スイッチが切れているときの消費 電力は、最小限の値で設計されています。この製品を長時間使用しないときは必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。 注記(ご使用上の注意) お知らせ 製品の
はじめに このたびは、ヤマハ電子ドラム音源モジュールDTX502をお買い上げいただき、まことに ありがとうございました。DTX502の優れた機能を十分にご活用いただくために、この取 扱説明書をよくお読みくださいますようにご案内申しあげます。また、ご一読いただいたあ とも、不明な点が生じた場合に備えて、保証書とともに大切に保管いただきますようお願い いたします。 取扱説明書の読み方 ■ 本書(準備編 / 基本編 / 応用編 / 資料) 準備編:音を出すまでの準備方法と初期設定について説明しています。 基本編:DTX502の基本的な使い方について説明しています。 応用編:DTX502をより詳細に使いこなす方法について説明しています。 資 料:困ったときの解決方法をはじめ、各種資料を掲載しています。 ■ リファレンスマニュアル(PDF) ※ 本製品には付属していません。詳しくは79ページをご覧ください。 リファレンスマニュアルでは以下の資料を掲載しています。 • コンピューターを使って本体にキットデータ/ソングデータ/波形データを転送する方法 • コンピューターを使って音楽制作をするときに参照する資料 • M
準備編 最初にやっていただくこと 準備編 1. 箱を開けて中身を確認する • ドラムトリガーモジュール DTX502(本製品) • ラック(RS502など) • パッドセット(DTP522/DTP532/DTP542/DTP562など) 2. 組み立てる • ラックを組み立てる。 → ラック(RS502など)の取扱説明書を参照。 • パッド類、およびDTX502(本製品)をラックに取り付ける。 → パッドセット梱包箱の中にある組立説明書を参照。 3. 接続する • パッド類とDTX502(本製品)をケーブルでつなぐ。 → パッドセット梱包箱の中にある組立説明書を参照。 • 電源アダプターを本製品(DTX502)につないで、電源を入れる。 → 本書12ページを参照。 4. 初期設定をする • 13ページを参照し、初期設定(セットアップウィザード)を行なう。 120 Select your kit DtX562K 5.
準備編 クイックガイド 好きな音色を選んで叩きたい (19ページ) q [KIT]を押します。 wデータダイアルを回して好きな音色を 選びます。 120 パッドに好きな音を割り当てることもできます。 (20ページ) w q 曲に合わせて叩きたい (26ページ) q [SONG]を押します。 w データダイアルを回して好きな曲を選 びます。 e [>/■]を押して曲を再生します。 120 q w ソングのドラムパートをミュート(消音)するに は、[SHIFT]を押しながら[>/■]を押します。 e クリックに合わせて練習したい (31ページ) q[ ]を押します。 w [SHIFT]を押しながらデータダイアル を回してテンポを調節します。 120 w w 8 DTX502 取扱説明書 q
準備編 クイックガイド トレーニングモードで練習したい (38ページ) q [SHIFT]を押しながら[KIT]を押しま す。 w データダイアルを回してトレーニング の種類を選びます。 120 w q q e 点滅しているボタンを押して、トレー ニングを開始します。 DTX502には8種類のトレーニングがありま す。各トレーニングの詳細は38ページをご覧く ださい。 自分の演奏を記録したい (51ページ) q [SHIFT]を押しながら[SONG]を押し ます。 w [>/■]を押して記録をスタートしま す。 120 we q q e 演奏が終わったら、[>/■]を押して 記録を終了します。 記録した演奏の再生/停止をするときは[>/■] を押します。(52ページ) DTX502 取扱説明書 9
準備編 各部の名称と機能 フロントパネル q w e 120 y u i o !4 q[ r wxyz{|} drums ](スタンバイ/オン)スイッチ (13ページ) w クリックランプ クリック(メトロノーム)を鳴らしているとき、小節先 頭のタイミングで赤のランプが点灯し、それ以外のタ イミングで緑のランプが点灯します。 e LEDディスプレイ 設定に応じて、テンポ、モードに応じた番号、クリッ ク他タイマーを表示します。(74ページ) r LCDディスプレイ(画面) DTX502を操作していく上で必要な情報やデータが表 示されます。 t [VOLUME]ボタン (15ページ) DTX502全体の音量(OUTPUT端子とPHONES端子 との出力)を調節します。 y [KIT](キット)ボタン (19ページ) • キットの選択画面に入ります。 • [SHIFT]を押しながら[KIT]を押すと、トレーニング モードに入ります。 • 現在発音中の音を強制的に止めます。 u [SONG](ソング)ボタン (26ページ) • ソングの選択画面に入ります。 • [SHIFT]を押し
準備編 各部の名称と機能 !2 [ !4 [PHONES]端子 ]ボタン (31ページ) • クリック(メトロノーム)のスタート/ストップを行な います。 • トレーニングモードで練習のスタート/ストップを行 ないます。 • [SHIFT]を押しながら[ かい設定ができます。 ]を押すと、クリックの細 !3 [SAVE/ENTER]ボタン ヘッドフォンを接続します。ステレオ標準ジャックで す。 !5 [AUX IN]端子 (12ページ) DTX502へ外部オーディオ機器からの音声を入力する 端子(ステレオミニジャック)です。携帯用音楽プレー ヤーやCDプレーヤーを接続すれば、プレーヤーの音楽 に合わせて演奏できます。 • データの保存を行ないます。 • [SHIFT]を押しながら[SAVE/ENTER]を押すと、メ ニューモードに入り、DTX502の詳細な設定ができ ます。 リアパネル !6 !8 !7 !6 トリガー入力端子 (qSNARE〜oHI-HAT) パッドやドラムトリガー (ヤマハDT10/DT20など) を接続するための端子で、トリガー信号を受信します。 • qSNA
準備編 音を出すまでの準備 電源を準備する 携帯用音楽プレーヤーなどをつなぐ 1. 本体の電源が切れている(LCDの画面表示が消えてい る)ことを確認してください。 2. 電源アダプターのDCプラグをリアパネルの [ ]端子にさし込みます。 3. 電源アダプターのコードをコードフックに巻きつけて 固定します。 本体の[AUX IN](外部入力)端子(ステレオミニジャック) に携帯用音楽プレーヤーなどを接続できます。好きな曲に 合わせて演奏するときに便利です。 注記 • 接続にはそれぞれの機器の端子形状に適合したプラグを持つケーブ ルをお使いください。 • 接続の前に、機器のボリュームが最小になっていることを確認して ください。 • 本体との音量バランスは、接続した機器側の音量調節で行なってく ださい。 ● フロントパネル コードフック 電源アダプターのコード 注意 コードフックに巻きつけるとき、電源アダプターのコードを極端 に折り曲げないでください。コードの断線や発火の原因となりま す。 4. 標準ステレオ フォーンジャック (φ6.3) ステレオミニ-ステレオミニ (φ3.
準備編 音を出すまでの準備 2. 電源を入れる 1. アンプ内蔵スピーカーなどの外部オーディオ機器を接 続している場合は、外部オーディオ機器の音量がゼロ になっていることを確認します。 2. [ オートパワーオフするまでの時間をデータダイアルで 選び、[SAVE/ENTER]ボタンを押します。 Auto Power Off timer= 30min ](スタンバイ/オン)スイッチを押します。 設定値 初期設定(セットアップウィザード) DTX502は、お買い上げ後に初めて電源を入れたときに だけ初期設定(セットアップウィザード)の画面が表示され ます。初期設定では、以下の設定を行ないます。 お買い上げのドラムセットの選択 お買い上げのドラムセットを選ぶことにより、すべてのパッ ドのトリガー出力レベルが最適な状態になるように自動的に 設定されます。 オートパワーオフ(自動電源オフの設定) オートパワーオフとは、DTX502が一定時間操作されない と自動的に電源が切れる機能です。本体の切り忘れによる無 駄な電力消費を防ぐことができます。 1.
準備編 音を出すまでの準備 電源を切る 1. 2. 外部オーディオ機器を接続している場合は、外部オー ディオ機器の音量がゼロになっていることを確認しま す。 [ ](スタンバイ/オン)スイッチを押します。 本体の設定を初期の状態に戻す (ファクトリーセット) DTX502には、本体の設定を初期の状態に戻すファクト リーセットという機能があります。ファクトリーセットを 実行すれば、本体の設定を誤って書き換えてしまった場合 でも初期の状態に戻せます。 注記 LCDにシャットダウンの画面が表示され、電源が切れ ます。 ファクトリーセットを実行すると、設定したすべての内容は消去され ます。よく確認してから実行してください。 1. >>> Shutdown <<< Please wait. [ ](スタンバイ/オン)スイッチを押して、電源を切 ります。 注記 電源オフ時に本体の設定は自動的に保存されます。LCDが完全に消え るまで電源アダプターを抜かないでください。セーブしていないキッ ト、トリガーなどのデータは消去されるため、電源オフ前に必ずセー ブを実行してください。 2.
基本編 DTX502の基本操作 基本編 120 >Pad1 ” Splash= 30 値を変更する ‚ 音量を調節する 設定する項目を選ぶ NOTE ■ 音量を調節する [VOLUME +]を押すと、音量は大きくなります。 [VOLUME −]を押すと、音量は小さくなります。 • [SONG]を押しながら [VOLUME +]/ [VOLUME −]を押すと、ソングの音 量を変えることができます(26ペー ジ)。 • [ ]を押しながら[VOLUME +]/ [VOLUME −]を押すと、クリックの 音量を変えることができます(31ペー ジ)。 ■ 設定する項目を選ぶ [<]/[>]を使って、点滅表示を移動します。 画面下段の右端の ‚ マークは、次ページがあることを表わします。同様に、 下段左端の ” マークは、前ページがあることを表わします。 NOTE ■ 値を変更する 変更したい項目を点滅させ、データダイアルを回して値を変更します。データダ イアルを右方向(時計回り)に回すと値が増加し、左方向(反時計方向回り)に回す と値が減少します。 値が減少 [SHIFT]を押しながら
基本編 ドラムパッドの叩き方 スネア XP80のような3ゾーンパッドを使えば、アコースティックのスネアドラムと同じように3種類(ヘッド、オープンリム、 クローズドリム)の叩き方ができます。 クローズドリムショット(リム2) ヘッドショット オープンリムショット(リム1) ■ ヘッドショット ヘッドを叩きます。 ■ クローズドリムショット(クロスス ティック) クローズド側のリムを叩きます。 ■ オープンリムショット オープン側のリムを叩きます。 16 DTX502 取扱説明書
基本編 ドラムパッドの叩き方 ハイハット RHH135のような2ゾーンパッドを使えば、アコースティックのハイハットシンバルと同じようにゾーンを使い分けて演 奏できます。 エッジショット ■ オープン/クローズ • ハイハットコントローラーのペダルを踏まない状 態でハイハットパッドを叩くと、ハイハットオー プンの音が出ます。 • ハイハットコントローラーのペダルを踏んだ状態 でハイハットパッドを叩くと、ハイハットクロー ズの音が出ます。 • ハイハットペダルの踏み具合によってオープンか らクローズまで音色が変化します。 ■ ボウショット ハイハットカップとエッジの中間地点を叩きます。 ■ エッジショット ハイハットの外周(端)を叩きます。 ボウショット ■ フットクローズ ハイハットパッドを叩かずにハイハットコントロー ラーを踏み込むと、フットクローズの音が出ます。 ■ ハイハットスプラッシュ ハイハットコントローラーのペダルを瞬間的に踏ん ですぐ離すと、ハイハットスプラッシュの音が出ま す。 ■ カップショット (PCY100のみ) ハイハットのカップ部分を叩きます。 PCY100をハイハ
基本編 ドラムパッドの叩き方 シンバル PCY135のような3ゾーンパッドを使えば、アコースティックシンバルのライドシンバルと同じようにゾーンを使い分け て演奏できます。 ベルショット(リム2) エッジショット(リム1) ■ ボウショット シンバルのカップとエッジの中間地点を叩きます。 ボウショット ■ チョーク奏法 叩いたシンバルのエッジ付近を手でつかむと音が止 まります。 ■ エッジショット シンバルの外周(端)を叩きます。 ■ ミュート奏法 シンバルのエッジをつかんだ状態で叩きます。音色 が変化します。 ■ ベルショット カップの部分を叩きます。 18 DTX502 取扱説明書
基本編 キットを選んで演奏する 各パッドにさまざまな打楽器の音色が配置されたものをひとまとめにして「キット」と呼びます。DTX502 には50種類のドラムやパーカッションのキットが内蔵されています。 KIT1 キットを選ぶ 1. [KIT]を押して、キットモードに入ります。 画面の左上にKIT1と表示されます。 2. データダイアルを回して、お好みのキットを選びます。 NOTE どのキット番号を選んだかは、電源を 切っても保持されます。 KIt1 01:Maple Custom‚ キット番号 キット名 3.
基本編 自分だけのキットを作る パッドに割り当てられているドラム楽器音を自由に変えることで、自分だけのオリジナルキットを作りましょ う。 KIT2 〜 KIT6 の5つの画面で設定できます。 NOTE KIT1の画面は、キットの種類を選ぶときだけに使います。 Tips キット、インスト、ボイス クローズドリム ショット スネア、ハイハット、シンバルの各パッドは、叩くゾーン(インプット ヘッドショット ソース、29ページ)によって違う「ボイス(音色)」が鳴るように設計 されています(16〜18ページ)。各ゾーンに違うボイスを割り当てる ことで、スネアドラムやシンバルといった「インスト」を作りあげま す。作りあげられたインスト(=パッド)が複数集まった集合体を 「キット」と呼びます。 オープンリムショット 注記 キットの設定を変更すると、画面の左上に * が表示されます。これはキット設定の 編集後、セーブ操作がまだ実行されていないことを示しています。セーブ操作が完了す るとマーク表示は消えます。(25ページ) セーブ操作をしないでキットを切り替えると、変更した設定は保存されません。 キットの編集を
基本編 自分だけのキットを作る KIT2 インストに割り当てる音色を選ぶ 1. [<]/[>]を何度か押して、KIT2の画面を呼び出します。 KIt2 Snare ”S01:MapleCustm‚ 2. 音色を変更したいインストを、パッドを叩いて選びます。 3. [<]/[>]を押して、音色のカテゴリーを点滅させます。 NOTE パッドを叩く代わりに、[SHIFT]を押し ながら[<]/[>]を押してもインストを 選ぶことができます。 KIt2 Snare ”S01:MapleCustm‚ 4. データダイアルを回して、音色のカテゴリーを選びます。 音色のカテゴリーは以下のとおりです。 K キック H ハイハット S スネア P パーカッション T タム E 効果音 C シンバル W ウェーブボイス NOTE ウェーブボイスは、DTX502とコン ピューターとをUSB接続して、コン ピューターから転送します(79ページ)。 5. [<]/[>]を押して、音色番号を点滅させます。 KIt2* Snare ”S01:MapleCustm‚ 6.
基本編 自分だけのキットを作る KIT3 チューニングやシンバルのサイズを変更する 1. [<]/[>]を何度か押して、KIT3の画面を呼び出します。 2. チューニングやシンバルのサイズを変更したいインストを、 パッドを叩いて選びます。 3. データダイアルを回して、チューニングやシンバルのサイズを 変更します。 表示される画面は、インストに割り当てられている音色のカテゴリーによっ て変わります。 キック(K)、スネア(S)、タム(T)、パーカッション(P)、効果音 (E)、ウェーブボイス(W)のとき KIt3* Kick ” tuning=+ 0.
基本編 自分だけのキットを作る KIT4 インストの音色を編集する 1. [<]/[>]を何度か押して、KIT4の画面を呼び出します。 2. 音色を編集したいインストを、パッドを叩いて選びます。 NOTE パッドを叩く代わりに、[SHIFT]を押し ながら[<]/[>]を押してもインストを 選ぶことができます。 3.
基本編 自分だけのキットを作る KIT5 インストの音量を変更する 1. [<]/[>]を何度か押して、KIT5の画面を呼び出します。 2. 音量を編集したいインストを、パッドを叩いて選びます。 3. データダイアルを回して、インストの音量を調節します。 NOTE パッドを叩く代わりに、[SHIFT]を押し ながら[<]/[>]を押してもインストを 選ぶことができます。 KIt5* Snare ” Volume=110 ‚ KIT6 インストのパン(ステレオ定位)を変更する 1. [<]/[>]を何度か押して、KIT6の画面を呼び出します。 2. パンを変更したいインストを、パッドを叩いて選びます。 3.
基本編 編集したキットを保存する 編集したキットはユーザーキット(キット番号51〜100)に保存しましょう。ユーザーキットのデータは DTX502の電源を切っても本体メモリーに記憶されます。 1. [SAVE/ENTER]を押します。 [SAVE/ENTER]が点滅し、以下のような画面が表示されます。 KIt saVe to 51 :[Maple Custom] 2. データダイアルを回して保存先のユーザーキット番号(51〜 100)を指定します。 3. ドラムキット名を変更します。 [<]/[>]を使って変更させたい文字を選び、データダイアルを回して文字を 変更します。 NOTE 編集したキットはプリセットキット (キット番号1〜50)には保存できませ ん。 注記 上書き保存すると新しい内容に書き 換えられてしまいます。よく確認し てから実行してください。 KIt saVe to 51 :[Oaple Custom] 4. [SAVE/ENTER]を押します。 KIt saVe to 51 Are you sure? 保存をやめるときは、[ ]を押します。 5.
基本編 ソングに合わせて演奏する DTX502にはさまざまな音楽ジャンルのソング(練習曲)が内蔵されています。ソングに合わせながら、ドラ ムを楽しく練習しましょう。 SONG1の画面では、ソングを選ぶことができます。 SONG1の画面を呼び出すには、[SONG]を押します。 SONG1 01:Demo ソング番号 ‚ ソング名 SONG1 ソングを選ぶ 1. 画面左上に SONG1 と表示されていることを確認します。 2. データダイアルを回して、お好みのソングを選びます。 3. [>/■]を押します。 ソングが再生されます。 再生中の曲を止めたいときは、もう一度[>/■]を押します。 ソングの音量を調節する 1. [>/■]を押して、ソングを再生させます。 2.
基本編 ソングに合わせて演奏する ソングのテンポを調節する 1. [>/■]を押して、ソングを再生させます。 2. [SHIFT]を押しながらデータダイアルを回して、テンポを変更 します。 NOTE • テンポは30〜300の範囲で設定でき ます。 • パッドを叩くタイミングでテンポを調 節することもできます(タップテンポ 機能、36ページ)。 押しながら ソングのドラムパートをミュート(消音)する 1. [>/■]を押して、ソングを再生させます。 2.
基本編 ソングに合わせて演奏する SONG2 ソングの繰り返し再生を設定する SONG2の画面では、ソングの繰り返し再生を設定できます。 1. [SONG]を押します。 2. [<]/[>]を何度か押して、SONG2の画面を呼び出します。 SONG2 ” Loop=off ‚ 3. データダイアルを回して、ソングの繰り返しを設定します。 • 画面表示が Loop=off のときは、ソングは自動的に停止します。 • 画面表示が Loop=on のときは、ソングは繰り返し再生します。 NOTE ユーザーソングについては、繰り返し の設定は電源を切っても保持されます。 SONG3 カウントを設定する SONG3の画面では、ソングの再生前にカウントを挿入する/しないを設定できます。 1. [SONG]を押します。 2. [<]/[>]を何度か押して、SONG3の画面を呼び出します。 SONG3 ”PlayCount=off ‚ 3.
基本編 ソングに合わせて演奏する パッドソングを鳴らす パッドソングとは、ドラムパッドを叩いて再生させる曲です。スネアドラムのドラムボ イスを割り当てたパッドを叩くとスネアドラムの音が鳴るように、パッドソングを割り 当てたパッドを叩くとソングを再生/停止できます。 ■ パッドソングをパッドに割り当てる 注記 キットの設定を変更すると、画面の 左上に * が表示されます。これ はキット設定の編集後、セーブ操作 がまだ実行されていないことを示し ています。セーブ操作が完了すると マーク表示は消えます。(25ペー ジ) 1. [KIT]を押してキットモードに入ります。 2. 編集したいキットをデータダイアルで選びます。 KIt1 01:Maple Custom‚ 3. [<]/[>]を何度か押して、KIT2の画面を呼び出します。 KIt2 Snare ”S01:MapleCustm‚ 4.
基本編 ソングに合わせて演奏する 5. [<]/[>]を押して、音色カテゴリーを点滅表示させます。 KIt2 snareHd ”S01:MapleCustm‚ 6. データダイアルを回して、音色のカテゴリーを e (パッドソング)にします。 KIt2* snareHd ”Ö01:Demo ≥‚ 7. [<]/[>]を押して、ソング番号を点滅表示させます。 KIt2* snareHd ”Ö01:Demo ≥‚ 8. データダイアルを回して、パッドソングを選びます。 パッドソングのリストは、データリスト(83ページ)をご覧ください。 NOTE • パッドソングはソング画面で選択され るメインのソングとは独立して再生で きます。 • パッドソングはソングの記録時やト レーニングモードでは再生されませ ん。 ■ 繰り返しタイプ/再生タイプを設定する KIt2* snareHd ”Ö39:Funk C ≥‚ 繰り返しタイプ 再生タイプ 繰り返しタイプを設定する 1. [<]/[>] を押して、繰り返しタイプの画面表示を点滅さ せます。 2.
基本編 クリック(メトロノーム)を使う クリック(メトロノーム)を鳴らしながらパッドを叩くことで、正確なリズムで叩く練習ができます。 クリックを鳴らす [ ]を押してクリックを鳴らします。 • 小節先頭のクリックのタイミングで左側のランプが赤く点灯し、それ以外のタイ ミングで右側のランプが緑に点灯します。 • クリックのテンポがLEDディスプレイに表示されます。 赤く点灯 緑に点灯 クリックを止めるには、再び[ ]を押します。 クリックのテンポを変える [SHIFT]を押しながらデータダイアルを回します。 押しながら クリックの全体音量を設定する [ ]を押しながら[VOLUME +]/[VOLUME −]を押します。 クリックの全体音量が0(オフ)〜16(最大)の範囲で設定できます。 NOTE クリックの全体音量の設定は、すべて のクリックセットに対して共通です。 aClickVolume=10b cÇÇÇÇÇÇÇÇÇÇÇÇÇÇd 押しながら DTX502 取扱説明書 31
基本編 クリックの設定をする ここではクリックの細かい設定方法について説明します。クリックは 設定できます。 CLK1 〜 CLK6 の6つの画面で 注記 クリックの設定を変更すると、画面の左上に * が表示されます。これはクリック設 定の編集後、セーブ操作がまだ実行されていないことを示しています。セーブ操作が完 了するとマーク表示は消えます。(37ページ) 以下、 CLK1 〜 CLK6 CLK1* 01:User ∫ 4/4 ⁄=123‚ の画面で設定できる内容を説明します。 CLK1の画面では、以下の4点を設定できます。 • クリックセット番号を選ぶ • クリックのテンポを設定する • クリックの拍子を設定する • クリックのタイマーを設定する CLK1の画面を呼び出すには、[SHIFT]を押しながら[ ]を押します。 クリック設定画面 (1ページめ) 拍子 クリックタイマー CLK1* 01:User ∫ 4/4 ⁄=123‚ 押しながら クリックセット番号: クリックセット名 テンポ CLK1 クリックセット番号を選ぶ DTX502では、最大30種類の自
基本編 クリックの設定をする CLK1 クリックのテンポを設定する 1. [<]/[>]を押して、 ⁄= の右にある数字を点滅表示させま す。 2. データダイアルを回して、テンポを設定します。 30〜300の範囲で設定できます。 NOTE • ⁄= が点滅表示していないときで も、[SHIFT]を押しながらデータダイ アルを回してテンポを変えることがで きます。 • パッドを叩くタイミングでテンポを調 節することもできます(タップテンポ 機能、36ページ)。 CLK1 クリックの拍子を設定する 1. [<]/[>]を押して、拍子の画面表示を点滅表示させます。 2. データダイアルを回して、クリックの拍子を設定します。 1/4〜16/4、1/8〜16/8、1/16〜16/16が設定できます。 CLK1 クリックのタイマーを設定する クリックをスタート後、ここで設定した時間が経過すると自動的にクリックを停止で きます。 1. [<]/[>]を押して、 ∫ ∫ の画面表示を点滅させます。 の表示が数字に変わります。 2.
基本編 クリックの設定をする CLK2 クリックの細かい音量を設定する CLK2の画面では、クリックの細かい音量を設定できます。 1. [SHIFT]を押しながら[ ]を押して、クリックの設定画面に入 ります。 2. [<]/[>]を何度か押して、CLK2の画面を呼び出します。 CLK2* A˘=9 ¤=9 ” ‹=0 ßß=0 Œ=0 ‚ 3. A˘ 、 ¤ 、 させます。 ‹ 、 ßß 、 Œ から、設定したい項目を点滅 4. データダイアルを回して、音量を調節します。 おのおののクリック音量を0(無音)〜9(最大)の範囲で個別に設定できます。 以下の図は、4拍子のときにクリックが発音するタイミングを表わします。 A˘ ¤ ‹ ßß Œ CLK3 クリックの音色をまとめて変更する CLK3の画面では、クリックの各音色( 変更できます。 1. [SHIFT]を押しながら[ A˘ 、 ¤ 、 ‹ 、 ßß 、 Œ )をまとめて ]を押して、クリックの設定画面に入 ります。 2.
基本編 クリックの設定をする 3. データダイアルを回して、クリックの音色セットを選びます。 選べる音色セットは以下の6種類です。 1 Metronome1 4 Stick 2 Metronome2 5 Human 1 3 Cowbell 6 Human 2 CLK4 クリックの各音色を設定する CLK4の画面では、クリックの各音色( り当てることができます。 1. [SHIFT]を押しながら[ A˘ 、 ¤ 、 ‹ 、 ßß 、 Œ )を自由に割 ]を押して、クリックの設定画面に入 ります。 2. [<]/[>]を何度か押して、CLK4の画面を呼び出します。 CLK4* Sound=A˘ ”E01:Click1 Acc‚ 3. Sound= の右にある項目( A˘ 、 ¤ 、 ‹ 、 ßß 、 )を点滅させ、データダイアルで値を選びます。 Œ 4.
基本編 クリックの設定をする CLK5 クリック音のチューニングを設定する CLK5の画面では、クリックの各音色( ングを設定できます。 1. [SHIFT]を押しながら[ A˘ 、 ¤ 、 ‹ 、 ßß 、 Œ )のチューニ ]を押して、クリックの設定画面に入 ります。 2. [<]/[>]を何度か押して、CLK5の画面を呼び出します。 CLK5* Sound=A˘ ” tune=+ 0.0 ‚ 3. 4. Sound= の右にある項目( A˘ 、 ¤ 、 ‹ 、 ßß 、 Œ )を点滅させ、データダイアルで値を選びます。 Tune= の右にある数字を点滅表示させて、データダイアル を回します。 チューニングを−24.0〜+24.0の範囲で設定できます。1.0は1半音を表 わします。 CLK6 パッドを叩いてテンポを決める(タップテンポ) CLK6の画面では、パッドを叩いてテンポを決めることができます(タップテンポ)。 1. [SHIFT]を押しながら[ ]を押して、クリックの設定画面に入 ります。 2.
基本編 設定したクリックを保存する クリックの設定(32ページ〜36ページ)は、クリックセットに保存しましょう。クリックセットのデータは DTX502の電源を切っても本体メモリーに記憶されます。 1. [SAVE/ENTER]を押します。 [SAVE/ENTER]が点滅し、以下のような画面が表示されます。 CLK saVe to 01 :[User ] 2. データダイアルを回して保存先のクリックセット番号(1〜30) を指定します。 3. クリックセット名を変更します。 [<]/[>]を使って変更させたい文字を選び、データダイアルを回して文字を変 更します。 注記 すでにデータがあるクリックセット 番号に上書き保存することもできま す。ただし、上書き保存すると新し い内容に書き換えられてしまいま す。よく確認してから実行してくだ さい。 CLK saVe to 01 :[tser ] 4. [SAVE/ENTER]を押します。 CLK saVe to 01 Are you sure? 保存をやめるときは、[ ]を押します。 5.
基本編 トレーニングモードで練習する トレーニングとは、さまざまな目的に応じてドラムを楽しく練習できる機能です。リズム感を鍛えるトレーニ ングや、さまざまな音楽ジャンルのドラムパターンを覚えるトレーニング、ドラムの派手さを競うトレーニン グなど、DTX502には8種類のトレーニングがあります。 トレーニングモード リズム感を鍛える 1. 2. 3. 4. 5. Groove Check (グルーブチェック)...............................................................38ページ Rhythm Gate (リズムゲート)........................................................................40ページ Measure Break (メジャーブレーク).............................................................41ページ Tempo Up/Down (テンポアップ/ダウン) ....................
基本編 トレーニングモードで練習する 4. クリックまたはソングに合わせて正確なタイミングでパッド を叩きます。 NOTE トレーニングするテンポを変えるには、 データダイアルを回します。 正確なタイミング 早いタイミング 遅いタイミング ª ---EEnEE--- 叩いたタイミング 叩くタイミングのばらつき 叩いたタイミングを確認する • 自分が叩いたタイミングは▼印で表示されます。 • ▼印が画面中央に来ると、正確なタイミングで叩いていることにな ります。 • ▼印が中央よりも左側に来るときは、早いタイミングで叩いている ことになります。 • ▼印が中央よりも右側に来るときは、遅いタイミングで叩いている ことになります。 叩くタイミングのばらつきを確認する • 叩くタイミングのばらつきは、画面下側の • E E で確認できます。 の幅が広いほど、演奏にばらつきが多いことを示します。 5. トレーニングを終了するには、 3.
基本編 トレーニングモードで練習する 2. Rhythm Gate (リズムゲート) パッドを叩くタイミングにズレがないかを画面で確認しながら、正確なタイミングで パッドを叩きます。正確なタイミングで叩かないと音が鳴りません。このトレーニン グは、クリックに合わせながらトレーニングする方法と、ソングに合わせながらト レーニングする方法があります。また、トレーニング後に採点結果が画面に表示され ます。 ■ トレーニングする手順 1. [SHIFT]を押しながら[KIT]を押して、トレーニングモード に入ります。 2. データダイアルを回して、 02:Rhythm Gate す。 [>/■]と[ を選びま ]が点滅して、スタンバイ状態になります。 3. [>/■]または[ ]を押して、トレーニングを開始します。 [>/■]を押した場合は、ソングに合わせながらトレーニングします。 [ ]を押した場合は、クリックに合わせながらトレーニングします。 4.
基本編 トレーニングモードで練習する ■ 難易度(ゲート幅)を調節する NOTE トレーニングの難易度(ゲート幅)を調節できます。 1. Rhythm GateのTRNG1画面で[>]を押します。 トレーニングの実行中には設定できま せん。 TRNG2の画面が表示されます。 tRNG1 02:Rhythm Gate ‚ tRNG2 Gate Width ” ---∆∆’∆∆--- 2. データダイアルを回して難易度(ゲート幅)を設定します。 ゲート幅が広いほど難易度は低くなり、ゲート幅が狭いほど難易度は高く なります。 3. [<]を押して、Rhythm Gateの画面に戻ります。 3. Measure Break (メジャーブレーク) 特定の小節だけクリック音をミュート(消音)してトレーニングします。たとえば、 フィルインの小節だけクリックを鳴らさないように設定すると、フィルインで叩くタ イミングがずれたかを把握できるので、演奏全体を通して一定のテンポで叩けるよう になります。また、トレーニング後に採点結果が画面に表示されます。 ■ トレーニングする手順 1.
基本編 トレーニングモードで練習する 4. クリックを鳴らす/鳴らさない小節数を設定します。 tRNG2 ” Meas=3 Brk=1 クリックを鳴らす小節数 クリックを鳴らさない小節数 • [<]/[>]で設定したい項目を点滅させます。 • データダイアルを回して小節数(1〜8)を変更します。 5. [ NOTE ]を押して、トレーニングを開始します。 トレーニングするテンポを変えるには、 データダイアルを回します。 Measure:ƒ LLLK クリックを鳴らす小節 クリックを鳴らさない小節 6. トレーニングを終了するには、[ ]をもう一度押します。 • 採点結果が画面に表示されます。最高得点は100点です。 • [SAVE/ENTER]を押すと、トレーニング選択画面に戻ります。 NOTE トレーニングする時間(長さ)を設定し たいときは、メニューモードの「タイ マー」(72ページ)をご覧ください。 4.
基本編 トレーニングモードで練習する 4. クリックの鳴る正確なタイミングでパッドを叩きます。 正確なタイミング 難易度 (ゲート幅) テンポの変化量 ⁄=120 g2 --∆∆∆’∆∆O-- 早いタイミング 叩いたタイミング 遅いタイミング 叩いたタイミングを確認する • 自分が叩いたタイミングは▼印で表示されます。 • ▼印が画面中央に来ると、正確なタイミングで叩いていることにな ります。 • ▼印が中央よりも左側に来るときは、早いタイミングで叩いている ことになります。 • ▼印が中央よりも右側に来るときは、遅いタイミングで叩いている ことになります。 テンポが上がる/下がるルール 4小節ごとに正確なタイミングで叩けたか集計されます。より正確な タイミングで叩くほどテンポの上がり方は大きくなり、タイミングを 外すほどテンポの下がり方は大きくなります。 5.
基本編 トレーニングモードで練習する 5. Change Up (チェンジアップ) 7種類のリズム*から、お好みの組み合わせを選び、設定した小節数で正確に叩くト レーニングです。また、トレーニング後に採点結果が画面に表示されます。 3 3 6 * の7種類です。 ■ トレーニングする手順 1. [SHIFT]を押しながら[KIT]を押して、トレーニングモード に入ります。 2. データダイアルを回して、 05:Change Up を選びます。 [>/■]が点滅して、スタンバイ状態になります。 3.
基本編 トレーニングモードで練習する 4. お手本のリズム(いま叩くリズム)に合わせてパッドを叩きま す。 お手本のリズムは、以下のように変わります。 3 3 6 • いま叩くリズムは、画面上部に表示されます。 • 次に叩くリズムは、画面右下に点滅表示されます。 • お手本のリズムをミュート(消音)してクリック音だけでトレーニングす るには、[SHIFT]を押しながら[>/■]を押します。 • ミュートを解除するには、もう一度[SHIFT]を押しながら[>/■]を押 します。 5.
基本編 トレーニングモードで練習する ■ リズムが変わるまでの小節数を変更する 1. Change UpのTRNG1画面で[>]を何度か押して、 TRNG9の画面を表示させます。 tRNG9 ” Measure=2 2. データダイアルを回して、リズムが変わるまでの小節数 (1、2、4)を変更します。 6. Pad Gate (パッドゲート) ソングのドラムパターンと同じフレーズを叩かないと発音しないトレーニングです。 また、トレーニング後に採点結果と各楽器パートの打率が表示されます。 ■ トレーニングする手順 1. [SHIFT]を押しながら[KIT]を押して、トレーニングモード に入ります。 2. データダイアルを回して、 06:Pad Gate を選びます。 [>/■]が点滅して、スタンバイ状態になります。 3. [>/■]を押して、トレーニングを開始します。 ソングが再生されます。 4. ソングのドラムパターンと同じフレーズを叩きます。 • タイミングを外して叩いた場合は音が鳴りません。 • ソングのドラムパターンと同じフレーズを叩かないと音が鳴りません。 5.
基本編 トレーニングモードで練習する 6.
基本編 トレーニングモードで練習する 4. ミュートを設定します。 画面操作でミュートする方法 4-1. [<]/[>]を押して、ミュートしたい楽器(H/S/K/T/C/B/O)を 点滅させます。 4-2. データダイアルを回して、ミュートのオン/オフを切り替えます。 ミュートされた楽器は、上部に M と表示されます。 M HiHat HSKtC BO パッドを叩いてミュートする方法(オートプレイミュート) 4-1. [SHIFT]を押しながら[>/■]を押して、オートプレイミュートを onにします。 NOTE 画面操作でミュートされた楽器は、 オートプレイミュートが使えません。 aAuto Mute=on b cÇÇÇÇÇÇÇÇÇÇÇÇÇÇd 4-2. ミュートしたい楽器のパッドを叩きます。 該当する楽器がミュートされ、上部に N と表示されます。 N HiHat HSKtC BO もう一度[SHIFT]を押しながら[>/■]を押すと、オートプレイ ミュートはすべて解除されます。 5. パッドを叩いてトレーニングします。 6.
基本編 トレーニングモードで練習する 8. Fast Blast (ファストブラスト) 制限時間内にどれだけ激しく叩けるかを競うトレーニングです。ゲーム感覚で楽しく 高得点を狙いましょう。また、トレーニング後に採点結果が画面に表示されます。 ■ トレーニングする手順 1. [SHIFT]を押しながら[KIT]を押して、トレーニングモード に入ります。 2. データダイアルを回して、 08:Fast Blast 3. [>/■]を押します。 を選びます。 下図のように画面表示され、スタンバイ状態になります。 HIt PADS! 0 p 10 制限時間 (トレーニングする時間) NOTE 制限時間(トレーニングする時間)を変 えたいときは、メニューモードの 「ファストブラストのタイマー」(73 ページ)をご覧ください。 4. パッドを叩いて、トレーニングを開始します。 制限時間内に、より多くのパッドを目いっぱい叩きます。 5.
基本編 トレーニングモードで練習する パワーポイントとアクティブポイントを確認する 5-1. 5-2. Finished! と画面に表示されている状態で[>]を押します。 画面にパワーポイント(Pwr)とアクティブポイント(Act)が表示 されます。 パワーポイント ” Pwr: 32507 p Act: 31219 p‚ アクティブポイント • 力強く叩けば叩くほど、パワーポイントは高くなります。 • より多くのパッドを叩けば叩くほど、アクティブポイントは 高くなります。 [SAVE/ENTER]を押すと、トレーニング選択画面に戻ります。 最高得点を確認する 5-1. 5-2.
基本編 自分の演奏を記録する DTX502では自分のドラム演奏を内蔵のレコーダーにユーザーソングとして記録できます。 NOTE • 内蔵のレコーダーに記録される演奏はオーディオファイルではありません。パッドをどのようにどのタイミングで叩いたかという演奏情報が MIDIデータとして記録されます。 • 演奏の記録中は、以下の機能が無効になります。 • パッドソング • パッドファンクション 演奏を記録する準備 1. [SONG]を押します。 2. データダイアルを回して、記録先のユーザーソング番号(61〜 100)を選びます。 プリセットソングに合わせながら演奏したデータを記録したいときは、希望の プリセットソング番号(1〜60)を選びます。この場合、記録はデータの入っ ていない若い番号のユーザーソング番号に対して行なわれます。 3.
基本編 自分の演奏を記録する テンポ 記録時のソングのテンポを設定します。 クオンタイズ NOTE クオンタイズとは、タイミングがずれて演奏されたパッド情報を、ジャ ストなタイミングに矯正する機能です。指定した音符でクオンタイズを かけながら記録できます。設定値は以下のとおりです。 設定値をoff にするとクオンタイズはか かりません。 • 拍子が3/8、6/8、9/8、12/8、15/8の場合 á、 ⁄、 Ö、 ÖA、 Ü、 ÜA、 off • 拍子が上記以外の場合 ⁄、 ⁄A、 Ö、 ÖA、 Ü、 ÜA、 off クオンタイズの動作例 ・タイミングがずれて入力されたデータ ・クオンタイズによりタイミングが矯正されたデータ ジャストなタイミング 拍子 記録時のクリックの拍子を設定します。 演奏を記録する 1. [>/■]を押します。 NOTE カウントのあとに記録が始まります。 クリック音を聞きながら録音したい場 合は、記録を開始する前にクリックを 再生させます。 REC Meas=001:01 Now recording... 2.
基本編 自分の演奏を記録する ユーザーソングに名前をつける 完成したユーザーソングにオリジナルの名前をつけましょう。 1. SONG1の画面で[SAVE/ENTER]を押します。 [SAVE/ENTER]が点滅し、以下のような画面が表示されます。 NOTE • プリセットソングのソング名は変更で きません。 • 何も録音されていないソング (EmptySng)のソング名は変更できま せん。 SONG saVe name :[Untitled] 2. ユーザーソング名を変更します。 [<]/[>]を使って変更させたい文字を選び、データダイアルを回して文字を 変更します。 SONG saVe name :[tntitled] 3. [SAVE/ENTER]を押します。 SONG saVe name Are you sure? 保存をやめるときは、[ ]を押します。 4.
基本編 自分の演奏を記録する SONG4 記録した演奏を消去する 1. [SONG]を押します。 SONG1の画面が表示されます。 2. データダイアルを回し、消去したいソング番号を選びます。 3. [<]/[>]を何度か押して、SONG4の画面を呼び出します。 SONG4 Clear ” Current Song 4. [SAVE/ENTER]を押します。 SONG4 Clear Are you sure? 消去をやめるときは、[ ]を押します。 5.
応用編 メニューモードで詳細な設定をする 応用編 メニューモードには、この製品をより細かく設定できる8つの項目があります。 メニューモード 01: Mixer:ミキサー設定 MIXER ミキサー ................................................57ページ 02: KitVoice:キットボイス設定 KitV1 KitV2 KitV3 KitV4 KitV5 KitV6 KitV7 KitV8 KitV9 KitV10 KitV11 KitV12 KitV13 レイヤー ................................................57ページ 音色........................................................58ページ 音量........................................................59ページ チューニング ........................................59ページ パン........
応用編 メニューモードで詳細な設定をする 設定手順 ■ セーブ操作 メニューモードでは、以下の手順で目的の設定画面を表示 させ、設定します。 キットボイス設定、キットコモン設定、キットジョブおよび トリガー設定のTRG2〜TRG12画面で設定を変更した場合 は、以下のセーブ操作により、変更したデータを本体にセー 1. [SHIFT]を押しながら[SAVE/ENTER]を押して、メ ニューモードに入ります。 ブ(保存)してください。 NOTE セーブせずに他のキットやトリガーセットアップに切り替えたり 電源を切った場合、変更した設定の内容は保存されず、変更前の 状態に戻ります。 押しながら MENU 01:Mixer 操作手順 ここでは、トリガー設定を変更し、セーブする場合を例に説 ‚ 明します。トリガー設定はトリガーセットアップに保存され ます。キットボイス設定、キットコモン設定、キットジョブ 2. データダイアルを回して目的の機能ページを選びま す。 設定はユーザーキット(キット番号51〜100)に保存されま す(25ページ)。 1.
応用編 メニューモードで詳細な設定をする 01: Mixer 02: KitVoice ミキサー設定 キットボイス設定 ドラムキットの音色ごとの音量バランスを調節します。 MIXER ドラムキットの音色をトリガー入力ソース単位で設定しま す。 ミキサー KitV1 >MIXER ÏÏÏÏÏÈ ” Kick=16 HSKtCR レイヤー q >KitV1 snareHd ”Layer=stack ‚ q ボリューム 各インプットグループ*間での音量バランスを調節し ます。 インプットグループ H:ハイハット音の音量 S:スネア音の音量 K:キック音の音量 T:タム音の音量 C:シンバル音の音量 R:リバーブのかかり具合 [<]/[>]でインプットグループを選び、データダイア ルでそのグループの音量を調整します。 各インプットグループのアルファベット表示の上部に、 フェーダーのイメージで音量が表示されます。 Rはドラムキット全体の音色へのリバーブのかかり具 合の設定です。 NOTE q w q トリガー入力ソース エディット対象のトリガー入力ソースを指定します。 パッドの該当する
応用編 メニューモードで詳細な設定をする w Layer 音色 KitV2 指定したトリガー入力ソースの2つのレイヤー (A、B) の発音のしかたを設定します。 設定値 詳細 off レイヤー Bは常にオフとなり、レイヤー Aの み発音する。 stack レイヤー AとBがすべてのベロシティ範囲で 同一ベロシティで発音する。 XFade1〜XFade9はレイヤー A、B間でベロシティークロス フェード発音する。 XFade1 >KitV2 snareHd˙ ”S01:MapleCustm‚ w q e q トリガー入力ソース エディット対象のトリガー入力ソースを指定します。 パッドの該当する部分を叩いて選択します。レイヤー A、Bは[SHIFT]+[<]/[>]で切り替えます。 NOTE [SHIFT]+[<]/[>]でもトリガー入力ソースを選択できます。 XFade2 snareHd、snareOp、snareCl、snrOfHd、 snrOfOp、snrOfCl、tom1Hd、tom2Hd、 tom3Hd、rideBw、rideEg、rideCp、 crashBw、cras
応用編 メニューモードで詳細な設定をする e 音色番号:音色名 パン KitV5 選択したカテゴリー内の音色を選択します。 >KitV5 snareHd˙ ” Pan= C ‚ カテゴリーごとに音色数は異なります。各カ テゴリーの音色については「ボイスリスト」 (85ページ)を参照。 設定値 q w NOTE 音色に 00:NoAssign を選んだ場合は、音が鳴りません。 q トリガー入力ソース KitV2トリガー入力ソース参照。 音量 KitV3 w Pan >KitV3 snareHd˙ ” Volume=127 ‚ q 指定したトリガー入力ソースのレイヤーに割り当てた 音色のパン(ステレオ定位)を設定します。 設定値 L64〜C〜R63 w q トリガー入力ソース KitV6 ディケイ KitV2トリガー入力ソース参照。 >KitV6 snareHd˙ ” Decay=+ 0 ‚ w Volume 指定したトリガー入力ソースのレイヤーに割り当てた 音色の音量を設定します。 設定値 q w 0〜127 q トリガー入力ソース KitV2トリガー
応用編 メニューモードで詳細な設定をする MIDIノートナンバー KitV8 >KitV8 ”Note= snareHd˙ 38/D 1 ‚ KitV10 q MIDIゲートタイム >KitV10 snareHd˙ ”Gatetime=0.3s ‚ w w q トリガー入力ソース q トリガー入力ソース KitV2トリガー入力ソース参照。 KitV2トリガー入力ソース参照。 w Note w GateTime 指定したトリガー入力ソースにトリガー入力があった 際に出力するMIDIノートナンバーを設定します。レイ ヤー A、Bそれぞれに設定できるので、ひとつのトリ ガー入力に対して同時に2つのMIDIノートナンバーが 出力されます。 表示は ノートナンバー /音名 。 設定値 指定したトリガー入力ソースにトリガー入力があった 際に出力するMIDI信号のゲートタイム(キーオンから キーオフまでの時間)を、レイヤー A、Bそれぞれに対 して設定します。 設定値 0.0s〜9.
応用編 メニューモードで詳細な設定をする ホールドモード KitV12 03: KitCommom >KitV12 snareHd ” HoldMode=off ‚ キットコモン設定 q ドラムキットに関する共通の設定をします。 w KitC1 ツーバススイッチ q トリガー入力ソース >KitC1 ” DblBass=off KitV1トリガー入力ソース参照。 この設定はレイヤー A、Bに共通です。 ‚ q w HoldMode 指定したトリガー入力ソースによって発音する音色の ホールドモードを設定します。 設定値 詳細 on パッドを叩くたびにMIDIキーオン/キーオフ を交互に出力する。なお、音色カテゴリーが ウェーブボイス(W)の場合は、繰り返し再生 される。 off 通常動作。パッドを叩くとMIDIキーオンだけ を出力し、ゲートタイム経過後、自動的に キーオフを出力する。 q DblBass この機能を on にすると、HI−HAT CONTROL端 子に接続したハイハットコントローラーを踏んだとき にバスドラムの音を鳴らすことができます。手軽に ツーバス
応用編 メニューモードで詳細な設定をする KitC3 リバーブタイプ パッドコントロール KitC5 >KitC3 ”ReVtype=hall1 ‚ >KitC5 ”PacCtl=snares ‚ q q q RevType q PadCtl リバーブのタイプを設定します。 設定値 KitC4 none、hall1、hall2、hall3、room1、 room2、room3、stage1、stage2、plate SNARE端子にパッドコントローラー付きパッドを接 続している場合に、パッドコントローラーにより調整 する機能を設定します。 リバーブリターン >KitC4 ”ReVMastRet= 64‚ q 設定値 詳細 off 機能なし snares スナッピーの張り具合の調整(オープンリム音 にも効果) tuning チューニングの調整(オープンリム音にも効果) tempo テンポの調整 スネアの調節 KitC6 q RevMastRet >KitC6 ” Snares= 4 リバーブ回路から戻る信号の量を設定します。 設定値 0〜127
応用編 メニューモードで詳細な設定をする KitC8 トリガーセットアップリンク KitC10 MIDIコントロールチェンジ q >KitC8 ”trgSetupLk=off‚ >KitC10 Ch1=off ”Vol=100 Pan= C q e q TrgSetupLk キットごとに専用のトリガーセットアップ番号を設定 できます。個別に設定しない場合は off に設定しま す。 w r キット選択時に送信するMIDIコントロールチェンジのボ リュームとパンを設定します。 NOTE 設定値 KitC9 off、01〜30 コントロールチェンジを送信することで、キットを切り替えたタイミン グで、MIDI OUT端子に接続したMIDI機器の音色のボリューム、パンを 切り替えることができます。 MIDIプログラムチェンジ q w >KitC9 Ch1=off ”PC001 M000L000‚ q Ch (MIDIチャンネル) コントロールチェンジの設定対象のMIDIチャンネルを 設定します。 設定値 1〜16 w コントロールチェンジ出力のオン/オフ e r t
応用編 メニューモードで詳細な設定をする 3. 04: KitJob キットジョブ [SAVE/ENTER]を押します。 コピー実行の確認 Are you sure ? が表示されま す。 コピーパッド KitJ1 >KitJ1 CopyPad Are you sure? >KitJ1 CopyPad ”01:Snare≥Snare‚ 注意 現在選択中のキットのパッドに、他のキットのパッドの設 定をコピーします。コピーはパッド単位で行なわれます。 コピーを実行すると、コピー先パッドの設定はすべてコピー元 の設定内容に書き替えられます。ご確認の上実行してくださ い。 注記 以下の操作でコピーパッドを完了した状態では設定が変更されただ けです( * が表示)。設定を保存するには、セーブ(25ページ)を 実行してください。セーブをせずにキットを切り替えたり電源を 切ったりすると、設定前の状態に戻ります。 1.
応用編 メニューモードで詳細な設定をする KitJ2 ユーザーキットクリア 05: Pad パッド設定 >KitJ2 Clear ”51:User Kit Pad1 指定したユーザーキットの内容を、工場出荷時の状態に戻 します。 1.
応用編 メニューモードで詳細な設定をする パッドファンクション Pad3 >Pad3 snareHd ”Func=off 06: Trigger q トリガー設定 TRG1 トリガーセットアップ w >tRG1 ¢¢¢¢¢¢¢¢¢ 01:DtX522K ‚ q トリガー入力 機能を割り当てるパッド(トリガー入力ソース)を、そ のパッドを叩いて選択します。 NOTE [SHIFT]+[<]/[>]でもトリガー入力を選択できます。 q q トリガーセットアップ トリガーセットアップを切り替えます。 w Func 指定したパッドを叩くことで、パネルボタンを操作し たのと同じ機能を実行するように設定します。 設定値 詳細 off 通常の発音動作 inc kitNo キット番号を+1する dec kitNo キット番号を−1する inc songNo ソング番号を+1する DTX522K、02: DTX532K、 DTX542K、04: DTX562K、 DTX500K、06: DTX520K、 DTX530K、08: DTX540K、 DTX550K、10: DTX560K
応用編 メニューモードで詳細な設定をする ベロシティーカーブ Spl11 Spl12 q >tRG2 Snare 00% ”VelCurVe=norm ‚ ベロシティー TRG2 Spl13 Spl14 Spl15 w q トリガー入力 エディット対象のトリガー入力を、そのパッドを叩い て選択します。 トリガー入力レベル NOTE • 画面右上の%表示は、パッドを叩いたときのトリガー入力レベル です。 Snare、Tom1、Tom2、Tom3、Ride、 Crash、Kick、Pad8、Hihat、Pad10、 Pad11、Pad12 設定値 Spl21 ベロシティー • [SHIFT]+[<]/[>]でもトリガー入力を選択できます。 Spl22 Spl23 Spl24 Spl25 w VelCurve パッドを叩いたときに入力される信号(トリガー入力レ ベル)の変化に対する音の強さ(ベロシティー )の変化 の仕方(ベロシティーカーブ)を設定します。 トリガー入力レベル 2 ud 3 ofs 1 lo ofs1 ofs2 ud 4 ofs no rm lo
応用編 メニューモードで詳細な設定をする パッドタイプ TRG3 ゲイン TRG4 q q >tRG3 Snare 00% ”SN:XP80 ‚ >tRG4 Snare 00% ” Gain= 1 ‚ w w q トリガー入力 q トリガー入力 TRG2 ベロシティーカーブ参照。 w パッドタイプ w Gain 選択トリガー入力のパッドタイプを設定します。 設定値 トリガー入力のゲイン(増幅率)をパッドごとに設定し ます。この値を大きく設定するほど、パッドを弱く叩 いても発音しやすくなります。 −− OFF KK KP125W/125、KP65、KU100 SN XP120/100、XP80、XP70、 TP120SD/100、TP70S/70、TP65S/65 TM XP120/100、XP80、XP70、 TP120SD/100、TP70S/70、TP65S/65 CY PCY155、PCY150S、PCY135、PCY130SC、 PCY130S/130、PCY100、PCY90、 PCY65S/65 HH RHH135、RHH130、PCY100
応用編 メニューモードで詳細な設定をする TRG6 ミニマムベロシティー TRG8 ウェイトタイム q q >tRG6 Snare 00% ” MinVel= 1 ‚ >tRG8 Snare 00% ”Waittime= 4ms ‚ w q トリガー入力 q トリガー入力 TRG2 ベロシティーカーブ参照。 w MinVel TRG2 ベロシティーカーブ参照。 w WaitTime TRG5のミニマムレベルで設定した最小レベルのトリ ガー入力で発音するベロシティー (音量)を設定しま す。 設定値 w 0〜126 設定対象のトリガー入力のパッドがトリガー信号を検 出するまでの時間を設定します。トリガー信号が最大 ピークのときに検出するようにこの時間を調製するこ とで、パッドを叩いた強さに対して正しい強さで発音 させます。 設定値 TRG7 1〜64 (ms) リジェクトタイム q TRG9 ノイズフィルター >tRG7 Snare 00% ”Rejtime= 5ms ‚ q >tRG9 Snare 00% ”NoiseFilter= 5‚ w w q トリ
応用編 メニューモードで詳細な設定をする TRG10 クロストーク Tips q クロストークの解消方法 >tRG10 Snare 00% ” Crosstalk=35 ‚ 例) タム1およびタム2を叩いたときにスネアが 発音してしまう場合 w 1. [SHIFT]+[SAVE/ENTER]でメニューモードに入 り、06:Trigger → TRG10クロストークの画面を q トリガー入力 表示させます。 TRG2 ベロシティーカーブ参照。 >tRG10 Snare 00% ” Crosstalk=35 ‚ w Crosstalk パッドを叩いたとき、共振やパッド間の干渉により他 のパッドからトリガー信号が発生することをクロス トークといいます。ここではTRG11 フロムパッドで 設定したパッドを叩いたときに、qトリガー入力の パッドに発生するトリガー信号を検出し、そのレベル がここで設定したレベルより低い場合にクロストーク とみなし発音しません。この値を大きくするほどクロ ストークが起きにくくなりますが、弱打演奏の際に他 のパッドと同時に発音しにくくなります。 設定値 2.
応用編 メニューモードで詳細な設定をする TRG12 コピートリガー 3. >tRG12 CopyPad ” 1:Snare≥Snare >tRG12 CopyPad Are you sure? 指定したトリガーセットアップ番号の任意のパッドの設定 を、現在編集中のトリガーセットアップの指定パッドにコ ピーします。 注意 注記 コピーを実行すると、コピー先パッドの設定はすべてコピー元 の設定内容に書き替えられます。ご確認の上実行してくださ い。 以下の操作でコピートリガーを完了した状態では設定が変更された だけです( * が表示)。設定を保存するにはセーブ(56ページ)を 実行してください。セーブをせずにキットを切り替えたり電源を 切ったりすると、設定前の状態に戻ります。 1.
応用編 メニューモードで詳細な設定をする Trng3 07: Training タイミング外の発音 トレーニング設定 >trng3 ”Ignrtiming=off‚ トレーニング機能に関する設定をします。 Trng1 タイマー q q IgnrTiming >trng1 ” timer=off ‚ タイミングを外して叩いた場合に、発音する(on)/し ない(off)を設定します。 q 設定値 q Timer off、on NOTE トレーニングの練習時間を設定します。トレーニング 開始後、設定した時間が経過すると自動的に停止しま す。 設定値 この設定は以下のトレーニングにのみ有効です。 • テンポアップ/ダウン • チェンジアップ • パッドゲート off、30s、60s、90s、120s、150s、 180s、300s、480s、600s Trng4 パッドゲートのグループ NOTE この設定は以下のトレーニングにのみ有効です。 • グルーブチェック • リズムゲート • メジャーブレーク • テンポアップ/ダウン • チェンジアップ • パッドゲート >tr
応用編 メニューモードで詳細な設定をする Trng5 ファストブラストのタイマー >trng5 ”Blasttimer= 10s 08: System システム設定 本体システム全体に関する設定のほか、個々のキットやソ ングに共通する設定をします。 q キットロック System1 q BlastTimer ファストブラスト(49ページ)の練習時間を設定しま す。トレーニング開始後、設定した時間が経過すると 自動停止します。 設定値 >System1 ” KitLock=off ‚ q 10s、30s、60s、90s、120s、150s、 180s、300s、480s、600s q KitLock NOTE この設定はファストブラストにのみ有効です。 工場出荷時の設定では、ソングを選んだ際、そのソン グに最適なキットが自動的に選ばれます。キットはそ のままにソングだけを切り替えたい場合は、 on に 設定します。 設定値 off、on NOTE KitLock=on に設定していても、パネル操作によるキットの切り 替えは可能です。 ミュート時の音量 System2 >S
応用編 メニューモードで詳細な設定をする マスターイコライザー System3 >System3 MEQ ”Lo=+ 2 Hi=+ 2 ‚ q クリック音の出力先 System6 >System6 Click ”OutSel=mix ‚ w q q Lo q OutSel マスターイコライザー (2バンドシェルビング)の低域 のゲイン(dB)を設定します。値を大きくするほど低音 が強調されます。 設定値 クリック音の出力先端子(L、R、mix)を設定します。 設定値 詳細 mix OUTPUT L、R両端子に出力される。 clickL クリック音はOUTPUT L端子のみに、ドラム やソング再生音はモノラルでOUTPUT R端子 に出力される。 clickR クリック音はOUTPUT R端子のみに、ドラム やソング再生音はモノラルでOUTPUT L端子 に出力される。 0〜+12 w Hi マスターイコライザー (2バンドシェルビング)の高域 のゲイン(dB)を設定します。値を大きくするほど高音 が強調されます。 設定値 LED表示項目 System7 マスター
応用編 メニューモードで詳細な設定をする オートパワーオフ System8 System10 >System8 ” AutoPwrOff=30 ‚ q >System: ” Factory Set すべてのデータ(キット、クリック、トリガーセットアッ プ、ソング)を、工場出荷時の設定に戻します。 q AutoPwrOff 注意 オートパワーオフ(13ページ)するまでの時間、また はオートパワーオフしない(off)を設定します。 設定値 ファクトリーセットを実行すると、設定したすべての内容は消去さ れます。よく確認してから実行してください。 off、5、10、15、30、60、120 (min) 1.
応用編 別売品を取り付ける 別売品をDTX502に接続して楽しむ方法を紹介します。 ここでは、PCY90ATとKU100の接続例を紹介します。これ以外の別売品を取り付ける場合は、メニューモードの 「パッドタイプ」(68ページ)をご覧ください。 シンバルパッドPCY90AT(別売品) を増設する キックユニットKU100(別売品)を キックペダルとして使う キックユニットKU100はコンパクトで静音性の高いキッ クペダルです。 1. DTX502の電源を切ります。 2. PCY90ATをお手持ちのセットに取り付けます。パッ ドに付属されているケーブルを用いて、パッドをキッ クパッドKP65のPAD>INと書かれたジャックに接 続します。 1. DTX502の電源を切ります。 2. KU100に付属されているケーブルの一方のプラグ を、KU100のOUTPUT端子に差し込みます。 KU100 パッド OUTPUT KP65 3.
応用編 アコースティックドラムに電子ドラムを組み込む アコースティックドラムセットに電子ドラムを組み込む方法を紹介します。 アコースティックドラムセットに電子 ドラムパッド(XP80/XP70/TP70 など)を組み込む アコースティックドラムのシンバルスタンドに、シンバル スタンドアタッチメントCSAT924Aとクランプロッド とを取り付けると、アコースティックドラムセットに電子 ドラムパッド(XP80/XP70/TP70など)を組み込むこと ができます。セッティング例は下図を参照してください。 また、接続したパッドに応じて、パッドタイプ(68ペー ジ)を設定してください。 アコースティックドラムを叩いて DTX502を鳴らす アコースティックドラムのヘッドもしくはシェルにドラム トリガー DT10/DT20を取り付けると、ドラムを叩いた ときのトリガー信号をDTX502に伝達できます。 ドラムトリガー DT10/DT20 DTX502へ クランプロッド 電子ドラムパッド (XP80/XP70/TP70など) ● セッティング例 シンバルスタンド DT10/DT20 DT10/DT20 シ
応用編 アコースティックドラムに電子ドラムを組み込む ハイハットスタンドにDTX502を取 り付ける シンバルスタンドアタッチメントCSAT924Aを使うこ とにより、ハイハットスタンドにDTX502を取り付ける ことができます。セッティング例は下図を参照してくださ い。 ● セッティング例 ハイハット スタンド DTX502 シンバルスタンドアタッチメント CSAT924A ハイハット スタンド DTX502 シンバルスタンド アタッチメント CSAT924A 78 DTX502 取扱説明書
応用編 コンピューターに接続する ■ [USB TO HOST]端子ご使用時の注意 コンピューターとの接続 本体とコンピューターをUSBケーブルで接続することで MIDIデータや波形データを送受信できます。また、音楽 制作ソフトウェアの入力機器としても使えます。ここで は、本体とコンピューターの接続方法について説明しま す。 NOTE 音を鳴らすには、本体にスピーカーやヘッドフォンを接続する必要があ ります。詳しくは、12ページをご覧ください。 注記 • USBケーブルは、ABタイプのものをご使用ください。また、 3メートル未満のケーブルをご使用ください。USB3.0ケー ブルは、ご使用できません。 1. 楽器の電源を切ります。 2. コンピューターを起動します。 コンピューター上のアプリケーションは、すべて終了 してください。 3.
資料 エラーメッセージ一覧 資料 Memory full. ユーザーソングのメモリー容量が足りません。 不要なユーザーソングを削除してから録音してください。 Seq data is not empty.
資料 困ったときは お困りの際は、別冊のリファレンスマニュアル(PDF)も併せてご覧ください。 リファレンスマニュアルのダウンロードについては、79ページをご覧ください。 パッドを叩いても音が鳴らない、または音量が小さい 意図しない音や音量で発音される ■ 正しく接続されていますか? ■ ハイハットスプラッシュの音がうまく出ない • パッドが正しく本体のトリガー入力端子に接続されていま すか? • ヘッドフォンやアンプ/スピーカーなどの外部機器が正し く接続されているか確認してください。 • 本体に接続しているアンプ/スピーカーの電源は入ってい ますか?またボリュームは下がっていませんか? • KP65をお使いの場合は、KP65のLEVELツマミを調節 してください。 • 使用しているケーブルが不良ではないか確認してくださ い。 ■ 本体の設定は正しいですか? • 音量の設定を見直してください。(15、19、24、59 ページ) • パッドに割り当てられている音色が No Assign は、音が鳴りません。(21、59ページ) のとき • メニューモードの「ハイハットスプラッシュ感度」 (Pa
資料 困ったときは パッドを叩いたときに二度鳴りする/叩いていないパッ ドの音が鳴る/音抜けする ■ ダブルトリガー (二度鳴り)を起こす 別売のオプション品がうまく動作しない ■ 安定したドラムトリガーができない(アコースティックドラ ムにドラムトリガーを装着した場合) • パッドやトリガーに出力や感度コントロールボリュームな どがある場合は、(下げる方向で)調節してください。 •「アコースティックドラムに電子ドラムを組み込む」をご 覧ください。(77ページ) • メニューモードの「ゲイン」(TRG4)の値が大きすぎない か確認してください。(68ページ) • ヘッドが不規則な振動を起こしていませんか?ヘッドを ミュートする必要があります。 ■ クロストーク(叩いたパッド以外のパッドが発音してしまう) を起こす • メニューモードの「トリガーセットアップ」(TRG1)を見 直してください。(66ページ) • メニューモードの「ゲイン」(TRG4)を見直してください。 (68ページ) • メニューモードの「ミニマムレベル」(TRG5)を見直して ください。(68ページ) • メニューモードの「リ
資料 データリスト ■ プリセットキットリスト No.
資料 データリスト ● Tom No.
資料 データリスト ■ ボイスリスト ● Effect No.
資料 データリスト ● Tom No.
資料 データリスト ● Percussion No.
資料 仕様 音源部 音源方式 AWM2 最大同時発音数 32音 エフェクター リバーブ : 9タイプ マスターイコライザー キット数 プリセット : 50キット ユーザー : 50キット(*) ボイス数 ドラム/パーカッション : 691音色 キーボード : 128音色 ソング数 デモソング : 1曲 練習曲 : 37曲 パッドソング : 22曲 ユーザーソング : 40曲 シーケンサー容量 約104,000音 (*) 音符分解能 4分音符あたり96分解能 レコーディング方式 リアルタイム ソングフォーマット SMFフォーマット ユーザークリック数 30個 テンポ 30〜300/分、タップテンポ機能 ビート 1/4〜16/4、1/8〜16/8、1/16〜16/16 キット ソング クリック トレーニング トリガー ウェーブ タイミング アクセント、4分音符、8分音符、16分音符、8分3連符 トレーニング数 8種類 トリガーセットアップ数 プリセット : 14種類 ユーザー : 16種類 読み込み可能ウェーブ数 20 個 (*)
資料 索引 Symbols [ ]端子 .....................................11 [ ]ボタン .....................................................11 [ ](スタンバイ/オン)スイッチ ................10 [< ]/[ >]ボタン ............................................10 [ >/ ■ ]ボタン .............................................10 [AUX IN]端子 ...............................................11 [KIT](キット)ボタン ....................................10 [OUTPUT L/MONO]、[R]端子 ................11 [PHONES]端子 ............................................11 [SAVE/ENTER]ボタン ..
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 ● 保証書 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お買 い上げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管してく ださい。 ● 保証期間 保証書をご覧ください。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書 をご覧ください。 ● 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理さ せていただきます。 有寿命部品については、使用時間や使用環境などにより劣化 しやすいため、消耗劣化に応じて部品の交換が必要となりま す。有寿命部品の交換は、お買い上げ店またはヤマハ修理ご 相談センターへご相談ください。 【有寿命部品の例】 ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー類、 接続端子、鍵盤機構部品、鍵盤接点、ドラムパットなど ● 補修用性能部品の最低保有期間 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、 製造打切後8年です。 ● 持込み修理のお願い まず本書の「困ったときは」をよくお読
MEMO DTX502 取扱説明書 91
ヤマハ電子ドラム製品ウェブサイト http://jp.yamaha.com/dtx/ ヤマハダウンロード http://download.yamaha.com/jp/ U.R.G., Digital Musical Instruments Division © 2013 Yamaha Corporation 211POGR*.