User Manual

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DTX502取扱説明書
応用編
メニューモードで詳細な設定をする
TRG10 クロストーク
q トリガー入力
TRG2ベロシティーカーブ参照。
w Crosstalk
パッドを叩いたとき、共振やパッド間の干渉により他
のパッドからトリガー信号が発生することをクロス
トークといいます。ここではTRG11フロムパッドで
設定したパッドを叩いたときに、qトリガー入力の
パッドに発生するトリガー信号を検出し、そのレベル
がここで設定したレベルより低い場合にクロストーク
とみなし発音しません。この値を大きくするほどクロ
ストークが起きにくくなりますが、弱打演奏の際に他
のパッドと同時に発音しにくくなります。
TRG11 フロムパッド
q トリガー入力
TRG2ベロシティーカーブ参照。
w フロムパッド
クロストークが発生した際に、発生源のパッド(トリ
ガー入力)を指定()します。ここで指定したパッド
に対して、TRG10クロストークの設定が有効になり
ます。指定しない場合は□にします。
設定値 0〜99
設定値
Sn(Snare)、T1(Tom1)、T2(Tom2)、
T3(Tom3)、Ri(Ride)、Cr(Crash)、
KK(Kick)、P8(Pad8)、HH(HiHat)、
P10(Pad10)、P11(Pad11)、
P12(Pad12)
>tRG10 Snare 00%
” Cross
t
alk=35 ‚
w
q
”P
:
=
K
P
;
=
K
P
<
=
K
KK=
L
P8=
K
HH=
K
t3=
L
Ri=
L
Cr=
K
>tRG11 Snare 00%
Sn=
K
t1=
L
t2=
L
w
q
クロストークの解消方法
) タム1およびタム2を叩いたときにスネアが
発音してしまう場合
1. [SHIFT][SAVE/ENTER]でメニューモードに入
り、06:Trigger→TRG10クロストークの画面を
表示させます。
2. クロストークが発生したパッド(ここではスネア)を叩
いて指定します。
3. [<]/[>]TRG11フロムパッドの画面を表示させ、
クロストークの発生源パッド(ここではT1T2)
■に設定します。これで、T1T2パッドに対して、
手順4CrossTalk設定が有効になります。
4. [<]TRG10クロストークの画面に戻り、1
よびタム2を叩いたときにスネアにクロストークが
発生しないレベルにCrossTalkの値を設定します。
5. これでクロストーク解消の設定は完了です。必要に
応じて設定をセーブ(56ページ)してください。
>tRG10 Snare 00%
” Cross
t
alk=35 ‚
>tRG10 Snare 00%
” Cross
t
alk=35 ‚
クロストークが発生したパッド
>tRG10 Snare 00%
Sn=
K
t1=
L
t2=
L
クロストークの発生源パッド
>tRG10 Snare 00%
” Cross
t
alk=60 ‚
クロストークが発生しないレベル
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