ドラムトリガーモジュール 取扱説明書 DTX-PROの特長 8ページ 目次 9ページ 仕様 66ページ JA
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 注意喚起を示す記号 禁止を示す記号 行為を指示する記号 ■ 「警告」 「注意」「注記」について 誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を区分して掲載しています。 警告 注意 「死亡する可能性または重傷を負 う可能性が想定される」内容です。 注記 「 傷 害を負う可 能 性が想 定され る」内容です。 「故障、損傷や誤動作、データの損 失の発生が想定される」内容です。 電源アダプターについて 警告 禁止 注意 ヤマハ製電子楽器以外に
電源アダプターは、必ず指定のもの(66ページ) を使用する。 必ず実行 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。 異なった電源アダプターを使用すると、故障、発熱、 火災などの原因になります。 禁止 電源プラグにほこりが付着している場合は、ほ こりをきれいに拭き取る。 火に注意 感電やショートのおそれがあります。 本機の上にろうそくなど火気のあるものを置か ない。 必ず実行 分解禁止 禁止 この製品の内部を開けたり、内部の部品を分解 したり改造したりしない。 ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になりま す。 異常に気づいたら 感電や火災、けが、または故障の原因になります。 禁止 下記のような異常が発生した場合、すぐに電源 スイッチを切り、電源プラグをコンセントから 抜く。 必ず実行 ・電源コード/プラグがいたんだ場合 ・製品から異常なにおいや煙が出た場合 ・製品の内部に異物が入った場合 ・使用中に音が出なくなった場合 ・製品に亀裂、破損がある場合 水に注意 そのまま使用を続けると、感電や火災、または故障の おそれがあります。至急、お買い上げの販売店
設置 接続 不安定な場所に置かない。 すべての機器の電源を切った上で、ほかの機器 と接続する。また、電源を入れたり切ったりす る前に、機器のボリュームを最小にする。 本機が転倒して故障したり、お客様やほかの方々がけ がをしたりする原因になります。 必ず実行 禁止 本機を移動するときは、必ず電源コードなどの 接続ケーブルをすべて外した上で行う。 必ず実行 コードをいためたり、お客様やほかの方々が転倒した りするおそれがあります。 感電、聴覚障害または機器の損傷の原因になります。 演奏を始める前に機器のボリュームを最小に し、演奏しながら徐々にボリュームを上げて、 適切な音量にする。 必ず実行 聴覚障害または機器の損傷の原因になります。 この製品を電源コンセントの近くに設置する。 必ず実行 取り扱い 電源プラグに容易に手が届く位置に設置し、異常を感 じた場合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグ をコンセントから抜いてください。また、電源スイッ チを切った状態でも微電流が流れています。この製品 を長時間使用しないときは、必ず電源プラグをコンセ ントから抜いてください。 本機のすき間に
注記(ご使用上の注意) お知らせ 製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、以下の内 容をお守りください。 ■ データの著作権に関するお願い ■ 製品の取り扱いに関する注意 • テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の近く で使用しないでください。本機またはテレビやラジオなどに雑 音が生じる場合があります。 • スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスのア プリと一緒に使用する場合は、通信によるノイズを避けるため スマートデバイスの機内モードをオンにしてからWi-Fiをオン にしてお使いいただくことをおすすめします。 • 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近くなど 極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いところ、 また、ほこりや振動の多いところで使用しないでください。本 機のパネルが変形したり、内部の部品が故障したり、動作が不 安定になったりする原因になります。 • 本機上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを置 かないでください。本機のパネルや鍵盤が変色/ 変質する原因 になります。 ■ 製品のお手入れに関する注意 • お手入れの際
はじめに このたびは、ヤマハドラムトリガーモジュール DTX-PROをお買い上げいただき、誠に ありがとうございます。 本製品に搭載された機能を十分に活かし、演奏をお楽しみいただくため、本書をよくお 読みになってからご使用ください。 また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに大切に保管していただき ますようお願いします。 付属品(お確かめください) □ 取扱説明書(本書) □ 電源アダプター □ モジュールホルダー用蝶ボルト (4個) □ 保証書 □ Cubase AI ダウンロード □ モジュールホルダー インフォメーション モジュールホルダーの取り付けかた 分解図 本機 モジュールホルダー モジュールホルダー用 蝶ボルト NOTE ホルダークランプ 6 DTX-PRO 取扱説明書 モジュールホルダーは、標準のドラムハードウェ アの径(22.
取扱説明書について 本機には、以下の説明書が用意されています。これらの説明書は、本機のユーザーを対象に作られ ています。 冊子マニュアル 取扱説明書(本書) 準備編 本機の取り付けかたや音を出すまでの準備について説明しています。 基本編 本機の基本的な使いかたについて説明しています。 応用編 本機をより詳細に使いこなす方法について説明しています。 資料 困ったときの解決方法をはじめ、各種資料を掲載しています。 電子マニュアル(PDF形式) リファレンスマニュアル [MENU](メニュー )ボタンを押すと表示される機能や、その他の詳細設定について説明しています。 データリスト 本機に搭載されたキット名やエフェクト名などの一覧とMIDIに関する資料を掲載しています。 スマートデバイス接続マニュアル iOS用(iPhone/iPad接続マニュアル) スマートデバイス接続マニュアル Android™用 本機をスマートフォンやタブレット端末と接続する方法を説明しています。 電子マニュアルは、ヤマハ ダウンロードのウェブサイトからご覧いただけます。インター ネットに接続して以下のウェブサイトを開き
DTX-PROの特長 ● 直感的な操作で、あなたの理想のドラムサウンドが鳴らせる Real World Studios をはじめとした著名スタジオにて、トップスタジオドラマー の演奏による、本物のアンビエンスを含めたナチュラルなドラム音を収録 新たに搭載されたKIT MODIFIERで、ドラムサウンドメークの肝となるアンビエン ス/コンプ/エフェクトの直感的な操作を実現(→30ページ) 高品質なドラムサウンドを実現する、高性能へッドホンアンプを搭載 アコースティックドラムさながらの表現力を実現する高精細ダイナミクス、高性能 エフェクト、ライドポジションセンシング (*1)、高速発音、256音同時発音の高性 能音源を搭載 ● DTXのトレーニング機能で、あなたのドラムがもっと進化する 高機能プログラマブルメトロノームを搭載。クリックタイミングごとの音量や音色 の調節などのカスタマイズが可能(→39ページ) リズムゲートなどのDTX人気トレーニングをブラッシュアップして搭載。スキルレ ベルにあった練習ができる(→45ページ) ヤマハドラム指導講師監修のトレーニングソングは、演奏の
目 次 安全上のご注意 2 はじめに 6 付属品(お確かめください) 6 取扱説明書について 7 冊子マニュアル ......................................................................................... 7 電子マニュアル(PDF形式) ..................................................................... 7 DTX-PROの特長 各部の名称とはたらき 8 10 トップパネル .......................................................................................... 10 フロントパネル ...................................................................................... 12 リアパネル ...............................
各部の名称とはたらき トップパネル KIT MODIFIER(キットモディファイアー )ノブ アンビエンス(残響感、空間の広がりかた)、コンプ(音のツブの整えか た)、エフェクト(エフェクトのかかり具合)の量を調節します。 [AMBIENCE] (アンビエンス)ノブ [COMP] (コンプ)ノブ [EFFECT] (エフェクト)ノブ ⇒ キットのしくみ(23ページ) ⇒ 音色効果を調節(モディファイ)する(30ページ) [−][+]ノブ [−]ボタン [+]ボタン 値を減らしたり、増やしたりします。 ノブは値をまとめて変えたいとき、ボタンは値を1つずつ変えた いときに使うと便利です。本書では両方をまとめて「[−][+]」 と記載します。ノブとボタンのどちらかを使ってください。 VOLUME(ボリューム)ノブ マスター (全体)、オーディオ(自分の演奏と クリック音以外の音)、クリック(クリック音) の音量を調節します。 [MASTER VOLUME] (マスターボリューム) ノブ 10 DTX-PRO 取扱説明書 [AUDIO VOLUME] (オーディオボリューム) ノブ [CLI
各部の名称とはたらき 液晶ディスプレイ(表示画面) ファンクション1〜3ボタン([F1]、[F2]、[F3]) キット画面の見かた 各画面下部に表示された機能を選ぶときに使いま す。 注記:画面の「 」マークについて キットやクリックの設定を変更すると、画面の右上 に「 」と表示されます。これは設定の編集後、 保存(ストア)されていないことを示しています。ス トアするとマーク表示は消えます(37ページ)。ス トアしないで設定を切り替えると、変更した設定は 失われます。 F1 インスト画面 (35ページ) [ F2 F3 クロススティック設定 (25ページ) パッドの種類によっては非表示 ミキサー / エフェクト設定 画面(31ページ) ](スタンバイ/オン)スイッチ(17ページ) 電源のスタンバイ(オフ)とオンを切り替えます。 120 クリックテンポ表示 [TEMPO](テンポ)ノブ(39ページ) テンポを調節します。 [START/STOP](クリックスタート/ストップ)ボタン クリックをスタートまたはストップします。クリックのテ ンポに合わせてランプが点滅します。 画面
各部の名称とはたらき フロントパネル ステレオ標準フォーンプラグ (6.3mm) [ ](ヘッドホン)端子(16ページ) ヘッドホンを接続します。ステレオ標準 フォーンタイプ(6.3mm)の出力端子です。 ステレオミニフォーンタイプ(3.5mm)のイ ヤホンやヘッドホンを[ ]端子に接続する 場合、3.5mm⇔6.3mm変換コネクタをお 使いください。 注意 ステレオミニ プラグ(3.
各部の名称とはたらき リアパネル TP70 XP80 PCY135 トリガー入力端子 [!4] 端子〜[qSNARE]端子 [MIDI OUT]端子 MIDI機器を接続して、本機からMIDI信号を送信 します。 DTXシリーズのパッドなどを接続し ます。お持ちのドラムキットに同梱さ れているパッドを接続するには、組立 説明書をご参照ください。 トリガー入力端子には別売のパッドも 接続できます。詳細については「トリ ガー入力端子について」(57ページ) をご覧ください。 ステレオ標準フォーンプラグ(6.3mm) MIDIケーブル 標準フォーンプラグ (6.
準備編 演奏するための準備 設置や初期設定など、演奏の準備をします。 作業の流れ 設置 電源アダプターをつなぐ ヘッドホンをつなぐ 電源を入れる 初期設定(トリガーセットアップウィザード) 以上で準備完了です。 設置 本機を設置します。以下のような設置方法があります。 ● ドラムキットのラックに取り付ける(組立説明書を参照) ● 付属のモジュールホルダー (6ページ)と組み合わせて標準のドラムハードウェアに取り付ける (「アコースティックドラムに電子ドラムを組み込む」 59ページ) ● 台などの上に置く 設置のあと、パッドのケーブルと接続します。接続方法については、ドラムキットの組立説明書をご参照くだ さい。 14 DTX-PRO 取扱説明書
準備編 設置 ■ 電源アダプターをつなぐ 警告 電源アダプターは、必ず指定のもの(66ページ)をご使用ください。異なった電源アダプターを使用すると、故障、発熱、火 災などの原因になります。このような場合は、保証期間内でも保証いたしかねることがございますので、十分にご注意くださ い。 注意 本機はコンセントの近くに設置し、異常を感じた場合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いてく ださい。 1. 電源がオフの状態(パネルのランプがすべて消え、 画面オフ 画面に何も表示されていない状態)になっているこ とを確認します。 120 2.
準備編 設置 4. 電源アダプターのコードをコードフックに巻きつけ て固定します。 注意 コードフックに巻きつけるとき、電源アダプターのコー ドを極端に折り曲げないでください。コードの断線や発 火の原因となります。 電源アダプターのコード コードフック 5.
準備編 電源を入れる、切る 電源を入れる、切る ■ 電源を入れる 1. [MASTER VOLUME]ノブを左に回し、本機の音 量を最小にします。 2. [ ](スタンバイ/オン)スイッチを押します。 初期設定(トリガーセットアップウィザード) 本機では、お買い上げ後に初めて電源を入れたときにだけ初期設定(トリガーセットアップウィザー ド)の画面が表示されます。初期設定でお買い上げのドラムセットを選ぶことにより、すべてのパッ ドのトリガー出力レベルが最適な状態になるように自動的に設定されます。 1. お買い上げのドラムセットを[−][+]で選び、「OK」の下のボタン([F3])ボタンを押します。 2.
準備編 電源を入れる、切る ■ 電源を切る 注記 • 電源オフ時に本機の設定は自動的に保存されます。液晶ディスプレイが完全に消えるまで電源アダプターを抜かないでくださ い。 • 保存(ストア)していないキットのデータは消去されるため、電源オフ前に必ず保存(ストア)を実行してください。 1. PAシステムに接続している場合: 外部スピーカーの電源を切ります。 電源オフ 2. [MASTER VOLUME]ノブを左に回し、本機の音 量を最小にします。 3.
準備編 全体の設定を変える 全体の設定を変える ■ オートパワーオフ(自動電源オフ) オートパワーオフとは、本機を一定時間操作しなかった場合、自動的に電源がオフになる機能です。工場出荷 時は30分で設定されています。 注記 • オートパワーオフで電源が切れた場合、保存(ストア)していないデータは消去されます。電源が切れる前に必ず保存(ストア) してください。 • 本機の状態によっては、一定時間操作せずにオートパワーオフの設定時間が経過しても電源が切れない場合があります。使用 後は、手動で本機の電源を切ってください。 • 外部オーディオ機器やPA機器などを本機に接続した状態で、一定時間本機を操作しない場合は、外部オーディオ機器の音量 をゼロにしておくことをおすすめします。本機の電源が自動的に切れないようにするには、オートパワーオフを解除してくだ さい。 NOTE オートパワーオフで電源が切れるまでの時間を30分以外にしたい場合には、[MENU]ボタンからオートパワーオフの設定を変 更できます。(MENU/Utility/General) ● オートパワーオフの簡単解除 電源が切れた状態で、[−]ボタンを押
準備編 全体の設定を変える ■ 本機の設定を初期の状態に戻す(ファクトリーリセット) ファクトリーリセットを実行すれば、本機の設定を誤って書き換えてしまった場合でも、初期の状態に戻すこ とができます。 注記 ファクトリーリセットを行うと、設定したすべてのデータが消え、工場出荷時の状態に戻ります。大切なデータは、ファクト リーリセットを行う前にUSBフラッシュメモリーに保存してください。データの保存について詳しくはリファレンスマニュア ル(PDF)をご参照ください。(MENU/File) ● ファクトリーリセットを行う 電源が切れた状態で、[−]ボタンと[+]ボタンを押しな がら[ ](スタンバイ/ オン)スイッチを押すと、ファク トリーリセットが実行されます。 NOTE [MENU]ボタンからファクトリーリセットを選んで実行するこ ともできます。(MENU/Factory Reset) 20 DTX-PRO 取扱説明書 120
準備編 USBフラッシュメモリーの取り扱い USBフラッシュメモリーの取り扱い 本機リアパネルの[USB TO DEVICE]端子にUSBフラッシュメモリーを接続すると、自分の演奏をUSBフ ラッシュメモリーに直接録音できます。また本機の設定をUSBフラッシュメモリーに保存(セーブ)したり、 読み込んだり(ロード)できます。 ■ USBフラッシュメモリーを本機に接続する [USB TO DEVICE]端子のご使用上の注意 本機の[USB TO DEVICE]端子にUSBフラッシュメモリーを接続するときは、以下のことを守ってください。 NOTE USBフラッシュメモリーの取り扱いについては、お使いのUSBフラッシュメモリーの取扱説明書もご参照ください。 ● 使用できるUSB機器 USBフラッシュメモリーのみ 動作確認済みのUSBフラッシュメモリーについては下記URLでご確認ください。 https://download.yamaha.
準備編 USBフラッシュメモリーの取り扱い ● USBフラッシュメモリーの初期化(フォーマット) USBフラッシュメモリーの中には、本機で使用する前に初期化が必要なものがあります。USBフラッシュメ モリーの初期化の手順については、リファレンスマニュアル(PDF)をご参照ください。(MENU/File/Format) 注記 初期化すると、そのUSBフラッシュメモリーの中身は消去されます。必要なデータが入っていないことを確認してから初期化 してください。 ● 誤消去防止 USBフラッシュメモリーには、誤ってデータを消してしまわないようにするため、データの書き込み保護が できるものがあります。大切なデータが入っている場合は、データの書き込み保護を有効にし、書き込みがで きないようにしてください。データを保存する場合などは、ご使用の前にお使いのUSBフラッシュメモリー のデータの書き込み保護が解除されていることをご確認ください。 22 DTX-PRO 取扱説明書
基本編 キットのしくみ キットとは、ドラムセットの音にアンビエンス、コンプ、エフェクトなどの音色効果を組み合わせたもので す。本機にはプリセットのキットが搭載されており、キットを切り替え、アンビエンスなどを調節(モディ ファイ)することで音の鳴りかたが変わります。 キット ドラムセット アンビエンス コンプ エフェクト Compressor EFFECT その他の設定 ドラムセット内の各打楽器の音は「インスト」と呼び、ドラムパッドを叩くことでインストを鳴らせます。 インスト例 スネア バスドラム シンバル カウベル タンバリン その他 DTX-PRO 取扱説明書 23
基本編 パッドの叩きかた パッドの叩きかた インストの音を鳴らすには、本機に接続されているパッドを叩きます。 叩く部位(ゾーン)により何種類の音を鳴らし分けできるかは、パッドの種類によります。 位置検出機能が使える場合は、同じ部位の中でも叩く位置を少し変えることで、さらに細かい変化をつけられ ます。 パッドの 種類 マルチピエゾ ゾーン数 2 シングルピエゾ 1 2 3 叩く部位によって2 1種類の音色を鳴ら 叩く部位によって2 叩く部位によって3種類の音色を鳴らし 種類の音色を鳴ら せます。 種類の音色を鳴ら 分けできます。「3ゾーンパッド」とも呼 し分けできます。 「モノラルパッド」 し分けできます。 びます。 や「1ゾーンパッ ド」とも呼びます。 ゾーン リム部 ヘッド部 パッド例 DT50S ボウ部 パッド部 TP70 ボウ部 エッジ部 RHH135 エッジ部 PCY135 NOTE ドラムスティックやビーターの種類については、パッドの取扱説明書をご参照ください。 24 DTX-PRO 取扱説明書 カップ部 パッド部 Bリム部 Aリム部 XP80
基本編 パッドの叩きかた ■ スネア タム アコースティックのスネアやタムと同じように、部位を叩き分けて演奏できます。 ヘッドショット ヘッドを叩きます。 ヘッド オープンリムショット ヘッドとリムを同時に叩きます。 ヘッドショットとは別の音(リム音)が鳴ります。 シングルピエゾ3ゾーンパッドの場合: オープン側のリムを叩きます。 オープン側リム クローズドリムショット(クロススティック) リムだけを叩きます。 ヘッドには触らないようにします。 マルチピエゾパッドの場合: キット画面の「XSTICK」の下のボタン([F2])を押して、オン(クロススティッ ク音が鳴る)とオフ(オープンリムショット音が鳴る)を切り替えます。 クローズド側リム シングルピエゾ3ゾーンパッドの場合: クローズド側のリムを叩きます。 DTX-PRO 取扱説明書 25
基本編 パッドの叩きかた ■ ハイハット アコースティックのハイハットシンバルと同じように、部位を叩き分けて演奏できます。 オープン/クローズ • ハイハットコントローラーのペダルを踏まない状態でハイハットパッドを叩くと、 ハイハットオープンの音が鳴ります。 • ハイハットコントローラーのペダルを踏んだ状態でハイハットパッドを叩くと、ハ イハットクローズの音が鳴ります。 HH65 • ハイハットペダルの踏み具合によってオープンからクローズまで音色が変化します。 ボウショット ハイハットカップとエッジの中間地点を叩きます。 *1 エッジショット ハイハットのエッジ手前側を叩きます。 *1 *2 フットクローズ ハイハットパッドを叩かずにハイハットコントローラーを踏み込むと、フットクローズの音が出ます。 ハイハットスプラッシュ ハイハットコントローラーのペダルを瞬間的に踏んですぐ離すと、ハイハットスプラッシュの音が出ます。 *1 DTX6K-X付属のハイハットパッドでは、ボウショットとエッジショットで同じ音が鳴ります。 *2 ヤマハロゴがあるほうが手前側です。 26 DTX-PRO 取扱説明書
基本編 パッドの叩きかた ■ シンバル アコースティックのシンバルと同じように、部位を叩き分けて演奏できます。 ライドシンバル(iRIDE端子に接続されている位置検出機能付きのパッド)は、叩く位置によって音が自然に 変化します。 ボウショット シンバルのカップとエッジの中間地点を叩きます。 ライドシンバルは手前側を叩くと、叩く位置によって音が自然に変化します。 *2 *3 エッジショット シンバルのエッジ手前側を叩きます。 *2 *3 エッジ手前側 ベルショット カップの部分を叩きます。 *3 チョーク奏法 叩いたシンバルのエッジ手前側を手でつかむと音が止まります。 *2 DTX6K-X付属のクラッシュシンバルパッドの場合: センサー部分を手でつまんで音を止めることができます。 *4 エッジ手前側 DTX-PRO 取扱説明書 27
基本編 パッドの叩きかた ミュート奏法 シンバルのエッジ手前側をつかんだ状態で叩きます。音色が変化します。 エッジ手前側 *2 DTX6K-X付属のクラッシュシンバルパッドの場合: センサー部分を手でつかんだ状態で叩きます。 *4 *2 ヤマハロゴがあるほうが手前側です。 *3 DTX6K-X付属のクラッシュシンバルパッドでは、ボウショット、エッジショット、ベルショットで同じ音が鳴ります。 *4 DTX6K-X付属のクラッシュシンバルパッドのチョーク奏法とミュート奏法では、センサー部分をつかんでください。 センサー (凸部分) 28 DTX-PRO 取扱説明書
基本編 DTX-PROの基本操作 DTX-PROの基本操作 ■ キットを切り替える 1. KITボタンを押します。 キット画面が表示されます。 キット番号 キット名 * マルチピエゾパッド接続時の表示 P***:プリセットキット (あらかじめ搭載されているキット) U***:ユーザーキット(自分だけのキット) 2.
基本編 DTX-PROの基本操作 ■ 音色効果を調節(モディファイ)する 最大:すべて点灯 [ANBIENCE]ノブ [COMP]ノブ [EFFECT]ノブ 残響感、空間の広が 音のツブの整えかた エフェクトのかかり りかた 音の迫力の出し具合 具合 [EFFECT]ノブで調節するエフェクトの種類は、 「MIX/ FX」の下のボタン([F3])から変えられます。 詳しくは「エフェクトの種類とかかり具合を変える」(32ページ)をご覧ください。 30 DTX-PRO 取扱説明書 最小:すべて消灯
基本編 DTX-PROの基本操作 ■ ミキサーを使う ミキサーを使って音量バランスを調節します。 NOTE • ミキサー設定はキットを切り替えても保持されます。 • キットごとの設定には保存されません。 1.「MIX/FX」の下のボタン([F3])を押します。 ミキサー設定画面が表示されます。 表示 KK SN TM HH CR RD MI パッド キック スネア タム1 タム2 タム3 ハイハット クラッシュ 1 ライド クラッシュ 2 その他 パッドが接続さ れているトリ ガー入力端子 !2KICK qSNARE wTOM1 rTOM2 yTOM3 !1HI-HAT oCRASH1 !0CRASH2 e、t、 u、!3、!4 iRIDE パッドごとに音量を調節したい場合は、[MENU]ボタンを押してインストの音量設定を調節します。 パッド部位ごとの音量を調節したい場合は、[MENU]ボタンを押してボイスの音量設定を調節します。 詳しくはリファレンスマニュアル(PDF)をご参照ください。 2.
基本編 DTX-PROの基本操作 ■ エフェクトの種類とかかり具合を変える [EFFECT]ノブを回したときに調節するエフェクトの種類とかかり具合を変えられます。 マスターエフェクト(全体にかけるエフェクト)、エフェクト1とエフェクト2(インストごとにかかり具合を 変えられるエフェクト)の設定ができます。 1.「MIX/FX」の下のボタン([F3])を押します。 ミキサー設定画面が表示されます。 2.「EFFECT」の下のボタン([F3])を押します。 3.「EFFECT M . .
基本編 DTX-PROの基本操作 4.
基本編 DTX-PROの基本操作 e [−][+]でエフェクトのかかり具合を設定しま す。 または エフェクト1とエフェクト2の設定画面では、各パッドの一覧を確認しながら設定を調節できます。 1.「 」の下のボタン([F2])を押します。 設定値の確認画面が表示されます。 カーソル位置 2. パッドを叩くか、「 」または「 」の下のボタン([F1]または[F3])を押してパッドを選び、 [−] [+]でエフェクトのかかり具合を設定します。 3. エフェクト1またはエフェクト2の設定画面へ戻るには、「 5.
基本編 ドラムセットの音を変える(自分の好きなドラムセットを組む) ドラムセットの音を変える(自分の好きなドラムセットを組む) 本機では、キット内のドラムセットを変更して、自分だけのドラムセットを組むことができます。 インストの設定を変えると、アコースティックのドラムセットと同じように、以下のようなカスタマイズが可 能です。 ● インストを差し替える ●チューニングを変える ●マフリング(ミュート) する ●シンバルサイズを変える ●シンバルのサステイン の長さ ●ハイハットクラッチの 位置調節 ドラムセット など 画面1ページ目:インスト選択画面へ 画面2ページ目:インスト設定画面へ より細かく設定を変えたい場合には、[MENU]ボタンを押して詳細設定を行います。詳しくはリファレンスマ ニュアル(PDF)をご参照ください。(MENU/Kit Edit/Inst または MENU/Kit Edit/Voice) 1.
基本編 ドラムセットの音を変える(自分の好きなドラムセットを組む) 2. インスト設定を変えたいパッドを叩いて選びま す。 画面右上にパッド名が表示されたのを確認しま す。 3.
基本編 ドラムセットの音を変える(自分の好きなドラムセットを組む) ■ 外部の音色(ウェーブ)を使う 本機では、オーディオファイル(.WAV)を取り込んでインストとして鳴らすこともできます。 オーディオファイルの取り込みかたや設定について詳しくはリファレンスマニュアル(PDF)をご参照くださ い。 USBフラッシュメモリーの取り扱いについては「USBフラッシュメモリーの取り扱い」(21ページ)をご覧く ださい。 ■ カスタマイズしたキットに名前をつけて保存する 1. [STORE]ボタンを押します。 キットストア画面が表示されます。 現在編集中のプリセットキッ ト番号とプリセットキット名 保存先のユーザーキット 番号とユーザーキット名 2.「NAME」の下のボタン([F2])を押して、キット名 の編集画面を開きます。 3.
基本編 ドラムセットの音を変える(自分の好きなドラムセットを組む) 4. すべての文字の入力が終わったら、「OK」の下のボ タン([F2])を押して、ストア先選択画面に戻りま す。 5. [−][+]で保存先のユーザーキット番号を選びま す。 6.
基本編 クリック(メトロノーム)を使う クリック(メトロノーム)を使う クリック(メトロノーム)を鳴らしながらパッドを叩くことで、正確なリズムで叩く練習ができます。 ■ クリック(メトロノーム)を鳴らす 1. [START/STOP](クリックスタート/ストップ)ボ タンを押してクリックを鳴らします。 クリックテンポ表示に表示されたテンポでクリック が鳴ります。 [START/STOP](クリックスタート/ストップ)ボ タン右側のランプがクリックに合わせて赤く点滅し 120 ます。 2. クリックを止めるには、もう一度[START/ STOP](クリックスタート/ストップ)ボタンを押 します。 ■ テンポを変える 1. [TEMPO](テンポ)ノブを回します。 ■ クリックの音量を調節する 1.
基本編 自分のクリック(メトロノーム)設定を作る 自分のクリック(メトロノーム)設定を作る クリック(メトロノーム)のテンポ、音量などを設定します。 1. [CLICK](クリック)ボタンを押します。 クリック画面が 表示されます。 タイマー設定 各クリックタイミングの 音量設定内容 クリック番号 クリック名 ボタンを押すタイミングで テンポを決める (タップテンポ) お好みのタイミングでボタンを 押してテンポを決められます。 各クリックタイミングの音量を変える 2.「VOLUME」の下のボタン([F2])を押しま す。 音量の設定画面が表示されます。 小節の先頭 2.「TAP」の下のボタン 4分音符 タップ設定画面が表示されます。 16分音符 ([F1])を押します。 8分音符 8分3連符 ヒューマン ボイス 3.
基本編 自分のクリック(メトロノーム)設定を作る ■ カスタマイズしたクリックに名前をつけて保存する カスタマイズしたクリック設定は、キットの保存と同じ手順で保存します。「カスタマイズしたキットに名前 をつけて保存する」(37ページ)をご覧ください。 ■ 保存したクリックを呼び出す クリック画面が表示された状態にしてから、[−][+]で ユーザークリックを選びます。 または DTX-PRO 取扱説明書 41
基本編 自分の演奏を録音する 自分の演奏を録音する 本機を使って自分の演奏を録音できます。USBフラッシュメモリーが接続されているときはUSBフラッシュ メモリーに録音されます。 また、外部入力端子を使って曲を再生しながら録音を同時に行うと、再生中の曲に自分の演奏を重ねて録音で きます。 ■ 本機に録音する(USBフラッシュメモリーを接続していないとき) 1. [RECORDER]ボタンを押します。 録音中はボタンが 点滅します。 レコーダー画面が表示されます。 再生速度 保存場所 録音する 再生する 本機への録音時間は約1分30秒です。 NOTE 2.「●」の下のボタン([F1])を 曲が録音されていないときは表示されま せん。 押して録音を始めます。 録音中は録音経過時間(分:秒)が画面 に表示されます。 2.「▶」の下のボタン([F2])を 押して再生を始めます。 再生中は再生経過時間(分:秒)が画面 に表示されます。 3. 4. 42 演奏します。 演奏を終えたら、「 」の下 のボタン([F1])を押して録音 を終わります。 DTX-PRO 取扱説明書 3.
基本編 自分の演奏を録音する ■ USBフラッシュメモリーに録音する 1. リアパネルの[USB TO DEVICE]端子にUSBフラッシュメモリーを差し込みます。 USBフラッシュメモリーを差し込むと • 一度の録音で最大90分まで録音できます。 • 録音するたびに新しいファイルができます。 • 再生と録音を同時に行うと、再生中の曲に自分の演奏を重ねて録音できます。 2. [RECORDER]ボタンを押します。 USB録音画面が表示されます。 録音中はボタンが 点滅します。 再生速度 ファイル番号 ファイル名 録音する 3.「●」の下のボタン([F1])を押して録音を始め ます。 録音中は録音経過時間 が画面に表示されま す。 再生する NOTE 曲が録音されていないときは表 示されません。 3. [−][+]で再生したい 曲を選びます。 または 4. 5.
基本編 自分の演奏を録音する ■ 伴奏と自分の演奏を重ねて録音する 伴奏(バッキング)の曲をUSBフラッシュメモリーに取り込み、その曲を再生しながら演奏すると、自分の演 奏と伴奏を合わせて1つのファイルとして録音できます。 ● バッキングの曲(オーディオファイル)を準備する •コンピューターから取り込む コンピューターからUSBフラッシュメモリーのルートディレクトリーにオーディオファイル(.WAV)を 保存します。 オーディオファイルの条件:16ビット、44.1kHz、ステレオ、wav形式 NOTE • 上記条件をすべて満たしたオーディオファイルでも、再生できない場合があります。 • オーディオファイルがフォルダに入っていると、本機では認識されません。 ● バッキングの曲を聞きながら自分の演奏を録音する 1. [−][+]で、準備したバッキングの曲を選びます。 または 2.「●」の下のボタン([F1])と「▶」の下のボタン ([F2])を押して、録音と再生を始めます。 3. 演奏します。 4.
基本編 トレーニングで練習する トレーニングで練習する トレーニングとは、効率よくドラムスキルを学べる機能です。本機には10種類のトレーニングタイプがあり ます。内蔵のトレーニングソングやクリックを使って練習できます。 ● トレーニングタイプ いろいろな曲が叩けるようになる 1. TRAINING SONG いろいろなジャンルの曲(ソング)のリズムパターンやフレーズを練習で きる 2. PART MUTE 楽器/パートごとにフレーズを練習できる 3. SONG PART GATE 段階的に曲を叩けるようになる 4. SONG SCORE GATE 曲の演奏の完成度を確認できる * SONG PART GATE と SONG SCORE GATEはトレーニングソング1〜10のみが対象 トレーニングソング1〜10は、DTX402シリーズに収録されているものと同じ曲です。ドラム譜(PDF)は以下のサイトからダウン ロードできます。 https://jp.yamaha.com/ 正確な演奏が出来るようになる 5. RHYTHM GATE 正確なタイミングで叩けるようになる 6.
基本編 トレーニングで練習する ■ トレーニングを始める、終わる 1. [TRAINING](トレーニング)ボタンを押します。 トレーニング画面が表示されます。 2. [−][+]でトレーニングタイプを選びます。 各トレーニングタイプについては、「トレーニング タイプ」(45ページ)をご覧ください。 トレーニングソング選択、トレーニングの時間(タ イマー設定)や難易度など、トレーニングに関する 詳細な設定は、「SETTING」の下のボタン([F3])か ら変更できます。詳しくはリファレンスマニュアル (PDF)をご参照ください。 3.「START」または「STANDBY」の下のボタン ([F1])を押します。 4.
基本編 トレーニングで練習する 5. トレーニングを終了するには、「STOP」の下のボ タン([F1])を押します。 SONG SCORE GATEとFAST BLASTは最後ま で終わると自動で止まります。 トレーニング終了後には採点結果が表示されます。 採点結果の例(5. RHYTHM GATE の場合) トレーニングを再開したい場合は「RETRY」(再 開)の下のボタン([F1])、トレーニングを終わるに は「OK」の下のボタン([F3])を押します。 • TRAINING SONGとPART MUTEは採点結果が 表示されません。 • MEASURE BREAKとSONG PART GATEはリ ピートのたびに採点されます。トレーニング終了 後の採点はありません。 6.
基本編 各トレーニングの詳細 各トレーニングの詳細 本機に搭載されているトレーニングタイプは以下の10種類です。 1. TRAINING SONG(トレーニングソング) いろいろなジャンルのトレーニングソングに合わせて練習できます。 ドラムミュート トレーニングソングのドラムパートをミュートできます。 ボタンを押すたびにオンとオフが切り替わります。 ドラムパート オン ドラムパート オフ トレーニング中にできること: 48 1. [−][+]でトレーニングソングを選びます。 2.
基本編 各トレーニングの詳細 2.
基本編 各トレーニングの詳細 3. SONG PART GATE(ソングパートゲート) ソングパートゲートは、トレーニングソングを部分的に練習する実践的なトレーニングです。 たとえば、トレーニングソングの一部を練習したり、トレーニングソングの基本ドラムパターンについて、 手のパートだけを練習したりできます。ほかのトレーニングでドラムテクニックを練習したあとに、ぜひ ソングパートゲートに挑戦してください。そして、ソングパートゲートをマスターしたあとは、ソングス コアゲート(51ページ)でソング全体を演奏してみましょう。 ドラム譜(PDF)は以下のサイトからダウンロードできます。 https://jp.yamaha.
基本編 各トレーニングの詳細 4. SONG SCORE GATE(ソングスコアゲート) ソングスコアゲートは、トレーニングソング1曲に合わせてドラムをフル演奏する実践的なトレーニング です。 ソングパートゲート(50ページ)でソングの部分練習をしてから、ぜひソングスコアゲートに挑戦してくだ さい。 ドラム譜(PDF)は以下のサイトからダウンロードできます。 https://jp.yamaha.
基本編 各トレーニングの詳細 5. RHYTHM GATE(リズムゲート) 6.
基本編 各トレーニングの詳細 7.
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基本編 各トレーニングの詳細 10.
応用編 別売品や外部機器を接続する 本機に別売品や外部機器を接続すると、本機の機能を拡張できます。 ■ トリガー入力端子について トリガー入力端子とは、パッドを接続するための端子です。本機リアパネルに装備されている[qSNARE]端 子〜[!4] 端子には、最大14のパッドを接続できます。接続できるパッドの種類については、「パッドの叩きか た」(24ページ)をご覧ください。 CONTROL、!1HI-HAT !0CRASH2、oCRASH1、iRIDE ハイハットコントローラー HH65やリアルハイハット パッドRHH135などを接続する端子です。 シングルピエゾパッド(3ゾーン)に対応しています。 !4、qSNARE !2KICK/!3、yTOM3/u、rTOM2/t、wTOM1/e マルチピエゾパッドとシングルピエゾパッ ド(3ゾーン)に対応しています。 マルチピエゾパッドに対応しています。 シングルピエゾパッド使用時は1ゾーンパッドとして動作します。 タムなどの増設をしたい場合は!4 端子を使 うと便利です。 KP90などのキックパッドを接続した場合は、キックパッド背面のインプット端
応用編 別売品や外部機器を接続する ■ 別売品を取り付ける 別売品を本機に接続して楽しむ方法を紹介します。 ここではRHH135の接続例を紹介します。これ以外の別売品を取り付ける場合は、パッドモジュール対応 表(PDF)をご参照ください。https://jp.yamaha.com/ ● DTX6K-X付属のハイハットパッドの代わりにRHH135(別売品)を使う DTX6K-X付属のハイハットパッドの代わりに、RHH135を取り付けられます。叩く部位による鳴らし分け ができるようになります。 1. 本機の電源を切ります。 2. RHH135のPAD端子に接続されているケーブルを本機の!1HI-HAT端子に、RHH135のHI-HAT CONTROL端子に接続されているケーブルを本機のCONTROL端子に接続します。 RHH135 HI-HAT CONTROL PAD RHH135 DTX-PROへ 3. 本機の電源を入れます。 4.
応用編 別売品や外部機器を接続する ■ アコースティックドラムに電子ドラムを組み込む アコースティックドラムセットに電子ドラムを組み込む方法を紹介します。 ● アコースティックドラムセットに パッド(XP80/XP70/TP70/ KP90など)を組み込む ● アコースティックドラムを叩いて DTX-PROを鳴らす アコースティックドラムのシンバルスタンドに、シ ンバルスタンドアタッチメントCSAT924Aとクラ DT50KやDT50Sを取り付けて、本機の[!2KICK/ !3] 端子や[qSNARE]端子に接続すると、ドラムを ンプロッドとを取り付けると、アコースティックド 叩いたときのトリガー信号を本機に伝達できます。 ラムセットにパッド(XP80/XP70/TP70など)を また、接続したパッドに応じて、パッドタイプを設 組み込むことができます。また、接続したパッドに 応じて、パッドタイプを設定してください。 定してください。(MENU/TRIGGER/Pad Type) スネアドラムやバスドラムにドラムトリガー (MENU/TRIGGER/Pad Type) DT50S
応用編 別売品や外部機器を接続する ■ スマートデバイスを活用する [USB TO HOST]端子にスマートデバイスを接続すると、デジタル接続でこれらのことができます。 • アプリを使って高音質での録音再生 • Rec n Shareを使って練習、録音録画、SNSなどを使ってシェア 注記 • 接続の前に、外部機器のボリュームが最小になっていることを確認してください。 • スマートデバイスを不安定な場所に置かないでください。スマートデバイスが落下して破損するおそれがあります。 NOTE スマートデバイスのアプリケーションと一緒に使用する場合は、通信によるノイズを避けるためスマートデバイスの機内 モードをオンにしてからWi-Fiをオンにしてお使いいただくことをおすすめします。 接続にはUSBケーブルや接続用のパーツが必要です。 接続のしかたについて詳しくは、ウェブサイト上の「スマートデバイス接続マニュアル iOS用」(PDF)または 「スマートデバイス接続マニュアル Android™用」(PDF)をご参照ください。 対応のスマートデバイスや、Rec n Shareなどのスマートデバイスアプリケーションについ
応用編 別売品や外部機器を接続する ■ コンピューターを接続する 本機にコンピューターを接続し、付属のCubase AIなどのDAW(Digital Audio Workstation)ソフトウェア を使うと、自分の演奏の録音、編集、ミキシングなど一連の作業ができます。 コンピューターの接続方法については、リファレンスマニュアル(PDF)をご参照ください。DAWソフトウェ アの使いかたについてはお持ちのDAWソフトウェアの取扱説明書をご参照ください。 [USB TO HOST]端子ご使用時の注意 [USB TO HOST]端子でコンピューターと接続するときは、コンピューターや本機の停止(ハングアッ プ)によるデータの損失を防ぐため、以下のことを行ってください。 注記 • USBケーブルはABタイプで、3メートル未満のものをご使用ください。USB3.
資料 メッセージ一覧 メッセージ 62 説明 Are you sure? 各操作を実行したときの、確認を求める表示です。 Auto power off disabled. [−]ボタンを押しながら電源を入れることによって、オートパワーオフ機能が解除され たときに表示されます。 Backup error. 本機へのデータ書き込みに失敗した場合に表示されます。 電源オフ時にデータを正しく保存できなかった場合、次回の電源オン時に表示されます。 エラーメッセージが表示されたあと、自動的にファクトリーリセットが実行されます。 Canceled. キャンセル処理が完了したときに表示されます。 Can't process. 処理に失敗しました。 Completed. キットのストア、ファイルのロード/セーブ、ジョブなどの実行が完了したときに表示さ れます。 Connecting USB device... USB機器を接続中です。 Excessive demand for USB power.
資料 メッセージ一覧 メッセージ 説明 Recording time limit exceeded. レコーダーで録音制限時間に到達した場合に表示されます。内蔵メモリ使用時は約1分 30秒、USBフラッシュメモリー使用時は90分です。また録音中にUSBフラッシュメ モリーが一杯になった場合にも表示されます。 Read only file. 読み取り専用のファイルを選択しファイル操作を実行すると表示されます。 Sample is too long. サンプルが長すぎて読み込めません。 Sample is too short. サンプルが短すぎて読み込めません。 Song is too long. ソングファイルが大きすぎて読み込めません。 USB connection terminated. USB機器に異常な電流が流れたので接続を遮断しました。接続しているUSB機器を外 した上で[OK]ボタンを押してください。 USB device's transfer speed too slow.
資料 困ったときは 困ったときは リファレンスマニュアル(PDF)もあわせてご覧ください。 リファレンスマニュアルのダウンロードについては、7ページをご覧ください。 現象 音が出ない 音が出ない 考えられる原因 対策 参照ページ 正しく接続されていない • ヘッドホンやアンプ/スピーカーなどの外 部機器が正しく接続されているか確認し てください。 • 使用しているケーブルが不良ではないか 確認してください。 12ページ 13ページ 16ページ ボリュームやレベルが適切で はない • 本機に接続しているアンプ/スピーカー • トップパネルのマスターボリューム ([MASTER VOLUME]ノブ) • ミキサー画面の各スライダー • メトロノーム(クリック)の音量([CLICK VOLUME]ノブ) • (トリガー出力のレベル調節ツマミのある パッドの場合)出力レベル 10ページ 13ページ それぞれのパッドから鳴る音 の音量バランスが悪い ミキサー画面のスライダーが適切な音量に なっているか確認してください。 31ページ 外部オーディオ機器と本機の 音量バランスが悪い • 外部
資料 困ったときは 現象 演奏性関連 設定 考えられる原因 対策 参照ページ ハイハットのフットク ローズ音が鳴らない、鳴 りにくい • ハイハットコントローラーをしっかりと 踏み込んでください。 • ハイハットコントローラーのCONTROL 端子から本機リアパネルのCONTROL端 子に正しく接続されているか確認してく ださい。 組立説明書 位置検出機能付きのパッ ドで音が正しく出ない • パッドタイプの設定を確認してください。 詳細についてはリファレンスマニュアル (PDF)をご参照ください。 • シンバルの向きが正しいか確認してくだ さい。シンバルの向きが正しくないと、 シンバルの性能を十分引き出せないこと があります。 • 位置検出機能に対応した端子にパッドを 接続する必要があります。 24ページ 組立説明書 本機の設定が保存されな い 本機の設定は、[ ](スタンバイ/オン)ス イッチで電源を切るときに自動的に保存さ れます。 18ページ 15ページ 37ページ • 電源アダプターを抜いて電源を切った場 合は、本機の設定が保存されません。 • キット、クリック、トリガー
資料 仕様 仕様 音源部 音源方式 AWM2 最大同時発音数 256音 エフェクト インスト毎 EQ / Comp / Transient / Insertion (*) キット毎 Ambience / Effect 1 / Effect 2 Master Comp / Master Effect 全体 Master EQ / Phones EQ (*) Insertionは特定インストのみ キット クリック トレーニング ウェーブ レコーダー 録音時間 フォーマット キット数 プリセット: 30キット以上 ユーザー : 200キット 音色数 ドラム/パーカッション: 400音色以上 ユーザークリック数 30個 テンポ 30〜300/分、タップテンポ機能 ビート 1/4〜16/4、1/8〜16/8、1/16〜16/16 タイミング アクセント、4分音符、8分音符、16分音符、8分3連符 その他 独立ボリューム調整、波形インポート、タイマー トレーニング数 10種類 トレーニングソング数 プリセット: 37曲 ユーザー : 1曲 読み込み可能ウ
資料 索引 索引 Symbols T タ [−][+] .................................................... 10 [TEMPO](テンポ)ノブ.......................... 11 タップテンポ ........................................... 40 [−][+]ノブ ............................................ 10 [TRAINING](トレーニング)ボタン ..... 11 タム ........................................................... 25 [−]ボタン................................................ 10 [+]ボタン................................................ 10 数字 チューニング ......................................
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 ● 保証書 本製品には保証書が付いています。 「販売店印・お買い上げ日」が記入されている場合は、記 載内容をお確かめのうえ、大切に保管してください。記 入されていない場合は、購入を証明する書類(領収書、納 品書など)とあわせて、大切に保管してください。 有寿命部品の例 ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー 類、接続端子、鍵盤機構部品、鍵盤接点、ドラムパッ ドなど ● 補修用性能部品の最低保有期間 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間 は、製造打切後8年です。 ● 保証期間 保証書をご覧ください。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保 証書をご覧ください。 ● 修理のご依頼 まず本書の「困ったときは」をよくお読みのうえ、もう 一度お調べください。 それでも異常があるときは、お買い上げの販売店、また はヤマハ修理ご相談センターへご連絡ください。 ● 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修 理
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