User Manual

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この説明書では、DTX582K/DTX720Kの標準的な組み立て方を説明します。
下図のように組み立てと配線を行ない、電源を入れる前の段階までを説明します。
音源モジュールのイラストは、代表してDTX502を掲載しています。
ELECTRONIC DRUM KIT
DTX582K/DTX720K 組立説明書
JA
この説明書では、組み立てられた状態の電子ドラムラックRS502に対してパッドセットおよび音源モジュールを取り付け
る方法を説明しています。あらかじめ電子ドラムラックRS502に同梱されている取扱説明書に従ってRS502を組み立て
た上で、この説明書をお読みください。
同梱されているパッド類および電子ドラムラックRS502の保証につきましては、それぞれの取扱説明書に記載の保証書を
ご利用ください。
重要
別売のドラムマットがある場合には初めに床に敷いてください。ドラムマットが無い場合、
床に傷がつくのを防ぐためハイハットスタンドHS650AおよびキックパッドKP100を扱
うときは必ず床に梱包材の段ボールなどを敷いて組み立てを行なってください。
NOTE
ダブルフットペダルをご使用の場合、左右ペダルの幅を広くとりたいときには、以下のよう
にセッティングしてください。
注記
標準的な組み立て例
シンバルパッド
タムパッド
タムパッド
キックパッド
スネアパッド
ハイハットスタンド
音源モジュール
DTX502/DTX700
リアルハイハットパッド
電子ドラムラック
シンバルパッド
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止す
るためのものです。注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、誤った取り扱いをすると生
じることが想定される内容を「警告」と「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の保全に関する
重要な内容ですので、必ずお守りください。
お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
パッドやラックに付属の組立説明書や取扱説明書も必ずお読みください。
注記(ご使用上の注意)
ケーブルの抜き差しは必ずプラグ部分を持って行なってください。また、ケーブルの線の部分に重いもの
を乗せたり、とがったものが触れたりしないように注意してください。線の部分に無理な力がかかると断
線などのトラブルの原因になります。
この製品の上に乗ったり、重いものを乗せたりしないでください。故障の原因になります。
温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房器具の近く、閉めきった車内など)や、湿気の多い場
(風呂場、雨天の屋外など)での使用、保管はしないでください。変形、変色、故障や性能劣化の原因に
なります。
製品を手入れするときは、ベンジンやシンナー、アルコール類は使用しないでください。製品を変色、変
形させるおそれがあります。お手入れの際は、やわらかい布で乾拭きするか、水を含ませて固く絞った布
を用いて汚れをふき取ってください。汚れがひどいときは、中性洗剤を含ませた布を固く絞って汚れを拭
き取り、そのあとで水を含ませて固く絞った布を用いて洗剤を拭き取ってください。
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
記号表記について
この機器や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しないでくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
この表示内容を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性が想定されます。
けがをするおそれがありますので、小さいお子様が取り扱いされる際は必ず保護者が付き添って
ください。
シンバルホルダーやタムホルダーの先端部分はとがっています。けがの原因になりますので、取
り扱いにはじゅうぶん注意してください。
キックパッドやフットペダルに取り付けられているずれ防止用スパーは先端部分がとがっていま
す。けがの原因になりますので、取り扱いにはじゅうぶん注意してください。
この製品を設置される際、固定用のナット等はしっかり締め付けてください。また、固定用ナッ
ト類をゆるめる際は急激にゆるめないでください。パッドが落下したり、ラック、パイプ、スタ
ンドの部品の落下、転倒などにより、けがの原因となります。
この製品を、不安定な場所(水平でない場所、ぐらついている台の上など)に設置しないでくださ
い。転倒、落下などにより、けがの原因となります。
この製品を設置される際、接続ケーブルなどの引き回しにはじゅうぶん注意してください。足を
掛けて転倒するなど、けがの原因となります。
この製品を分解したり、改造したりしないでください。けがまたは故障の原因になります
ラックに腰かけたり踏み台にしないでください。転倒したり壊れたりして、けがの原因となりま
す。
警告
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負ったり、財産が損害を受け
る危険のおそれがある内容を示しています。
クランプを調節する際、指に注意してください。指が挟まれてけがをするおそれがあります。
パイプの端面や内面及びネジの先端にご注意ください。尖った部分等で指にけがをするおそれが
あります。
キックパッドやフットペダルの下に、手や足を入れないでください。挟まれてけがの原因となり
ます。
電子ドラムラックには、アコースティックドラムを取り付けないでください。クランプの破損や、
ドラムの落下などで、けがをするおそれがあります。
注意
Manual Development Department
© 2015 Yamaha Corporation
201512発行 POAP*.*-**A0
Printed in Vietnam
ZU86790
梱包箱の中身を確認します。
梱包箱を開けたら、すべての部品がそろっていることを確認してください。
電子ドラムラックRS502を組み立てます。
RS502の組み立て方につきましては、RS502に付属の取扱説明書をご覧ください。
電子ドラムラックにパッド類、音源モジュールを取り付けます。
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DTX582K/DTX720K同梱品
スネアパッド
XP80(1)
シンバルパッド
PCY135(2)
リアルハイハットパッド
RHH135(1)
RHH135
スタンドベース
(1)
電子ドラムラックRS502(1)
RS502取扱説明書(1)
ハイハットスタンド
HS650A(1)
キックパッド
KP100(1)
9chマルチケーブル(1)
□PCY135
回り止め金具
(2)
ケーブルバンド
(6)
RHH135
ケーブルバンド(1)
□PCY135
フェルト(2)
DTX582K/DTX720K組立説明書(本書、1)
PCY100/135/155扱説明書(1)
RHH135取扱説明書(1)
XP70/80取扱説明書(1)
KP100取扱説明書(1)
音源モジュール
DTX502/DTX700(1)
電源アダプター (1)
DTX502/DTX700取扱説明書(1)
DTX502/DTX700保証書(1)
モジュールホルダー (1)
モジュールホルダー止めネジ
(DTX5022/DTX7004)
タムパッドXP70(3) クランプボルト
(XP70/XP80)(4)
RHH135
ハイハットクラッチ
(1)
チューニングキー(1個)
* イラストは、DTX502
モジュールホルダーです。
2
3
スネアパッドの取り付け
1. スネアパッドにクランプボルトを軽く締めておきます。
(56回転程度)
2. ラック上のスネアクランプロッドにスネアパッドを取り
付けます。スネアクランプロッドのロッド部をスネア
パッドの取り付け穴に深く差し込み、クランプボルトを
締めてしっかりと固定します。
3. スネアパッドの打面の高さや角度は、下図のボルトA
Dをゆるめることで調整できます。位置が決まったら必
ずしっかりとボルトを締めて固定してから次の調整を行
なってください。
タムパッドの取り付け
1. スネアパッドと同様、3つのタムパッドそれぞれにクラ
ンプボルトを軽く締めておきます。(56回転程度)
2. ラック上のタムホルダーにタムパッドを取り付けます。
タムホルダーのロッド部をタムパッドの取り付け穴に深
く差し込み、ボルトを締めてしっかりと固定します。
3. タムパッドの打面の高さや角度は、下図のボルトAC
をゆるめることで調整できます。位置が決まったら必ず
しっかりとボルトを締めて固定してから次の調整を行
なってください。
スネアパッド
XP80
タムパッド
XP70
クランプボルト
(矢印の方向に締める)
スネアパッド(裏面)
差し込む
スネアパッド
ロッド部スネアクランプロッド
クランプボルト
ボルトA
ボルトC
ボルトD
ボルトB
タムパッド:XP70
差し込む
クランプボルト
タムホルダー
ロッド部
ボルトC
ボルトB
ボルトA
スネアパッド/タムパッドの取り付け
製品の仕様および外観は、改良のため予告無く変更することがあります。
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