User Manual

トリガーモード
[TRIGGER]
リファレンス
110
DTX900 取扱説明書
C
Curve (カーブ )
トリガー信号レベルの変化に対するベロシティーカーブを設
定します。loud2のカーブは、弱く叩いても大きい音量が出
しやすいカーブです。hard2のカーブは、強く叩かないと大
きい音量が出しにくいカーブです。
D
LEVEL (レベル )
ベロシティー値を出力するトリガー信号のレベルを最小
大で設定します。ここで設定した最小レベル以下のトリガー
信号ではドラムボイスは発音しません。ここで設定した最大
レベル以上のトリガー信号はVEL ( ベロシティー )で設定する
最大ベロシティーとなります。
E
VEL ( ベロシティー )
LEVEL
4
のトリガー信号レベルに対応させるベロシティー
値を最小 最大で設定します。ここで設定したベロシティー
の範囲でドラムボイスが発音します。
リジェクションを指定する
[F4] REJECT
リジェクション設定では、スティックのリバウンド、パッドの共振が原因で起こる誤動作(ダブルトリガーやクロストーク )
を防止できます。リジェクション設定で誤動作と見なされた場合、そのトリガー信号による発音は行なわれません。
1
INPUT (トリガー入力端子)
(パラメーター設定をしたいパッドを接続している)トリガー
入力端子を選択します。インプットロックがオフのときは、
対応するパッドを叩くことでも、トリガー入力端子を選択で
きます。
B
RejectTime ( リジェクトタイム)
スティックやビーターのリバウンドによるダブルトリガーの
発生を防止します。
ここで設定する時間内に発生したダブルトリガーと見なされ
たトリガー信号は発音されません。値が大きいほど発音しな
い時間が長くなります。
C
Reject Level (From ALL)
演奏中の振動などが原因で起こるクロストークを防止します。
他のパッド(トリガー入力端子) を叩いたときに、
1
のトリ
ガー入力端子で設定したパッドに発生するトリガー信号がこ
こで設定したレベルよりも低い場合には、クロストークとみ
なされ発音されません。値が大きいほどクロストークが起き
にくくなりますが、他のパッドと同時に発音しにくくなりま
す。
D
Reject Level (From ***)
演奏中の振動などが原因で起こるクロストークを防止します。
From ***で設定したパッド( トリガー入力端子)を叩いたとき
に、
1
のトリガー入力端子で設定したパッドに発生するトリ
ガー信号がFrom ***の右側で設定したレベルよりも低い場合
には、クロストークとみなされ発音されません。値が大きい
ほどクロストークが起きにくくなりますが、ここで設定した
パッドと同時に発音しにくくなります。
 loud2、loud1、normal、hard1、hard2
loud2 loud1 norm hard1 hard2
ベロシティー
レベル (パッドを叩く強さ)

最小レベル: 0% 99%
最大レベル: 1% 100%

最小ベロシティー : 0 126
最大ベロシティー : 1 127
 snare pad15
 4ms 500ms
 0% 99%
1 3
4
2

0% 99%
snare、tom1-4、ride、crash1-2、hihat、
kick、pad11-15、tom1&2、tom1&3、
tom2&3、tom2&4、tom3&4、tom2&3&4、
tom all、cym all
設定例:Tom1を叩いたときにCrash1の音が鳴って
しまう場合
1.
1
INPUT ( トリガー入力端子) をcrash1、
4
Reject
Level (From ***) tom1に設定したあと、[SF6]ボタ
ンを押してインプットロックをかけます。
2. Tom1を叩きながら、Crash1が鳴らなくなるまで
4
Reject Level (From ***) の値を上げていきます。
3. 設定後、ロックを解除します。
1
ロック表示
4
NOTE
値を大きくしすぎると、Tom1 Crash1を同時に叩いたときに
Crash1の弱打が鳴りにくくなりますのでご注意ください。