User Manual

ユーティリティーモード
[UTILITY]
リファレンス
130
DTX900 取扱説明書
MIDIに関する設定をする
[F5] MIDI
この画面では、MIDI関連のパラメーターを設定します。DTX900の音源部は、16チャンネルの MIDIメッセージを同時に
扱えます。そのうちMIDIチャンネル10chは、パッド演奏によるドラムボイスを扱っています。
内蔵音源部は、MIDIチャンネル10ch以外でプログラム
チェンジを受信すれば、ドラムボイスだけでなく、いろい
ろな種類のボイスを鳴らせます。
1
Receive10ch
MIDIチャンネル10chのチャンネルメッセージの受信の設定
をします。
受信するときはon、受信しないときはoffに設定します。 off
に設定すると、内蔵音源の10chは本体に接続したパッドや、
オーディションボタンのみで発音します。
B
ReceivePC
プログラムチェンジ受信の設定をします。MIDI プログラム
チェンジを使ってDTX900 内部や外部MIDI 機器から
DTX900のドラムキットやキーボードボイスを切り替える場
合は、ここでプログラムチェンジが受信できるようにon に設
定しておきます。off に設定すると、内蔵音源の各パートはド
ラムキットに組み込んだ音色切り替えのみに対応します。
C
ReceivePC10ch
MIDI チャンネル10ch のプログラムチェンジ受信の設定をし
ます。10ch はDTX900のドラムパートです。DTX900
ソングや外部MIDI 機器から DTX900のドラムキットを切り
替える場合は、プログラムチェンジが受信できるようにon
設定しておきます。ここでの設定を有効にするためには、
2
ReceivePCの設定を on にしておく必要があります。
D
LocalCtrl (ローカルコントロール)
音源部がパッド演奏を鳴らすかどうかを設定します。通常は
オンに設定します。オフにすると、本体のパッド/コントロー
ラー部と音源部が内部的に切り離され、パッドを叩いても音
が出なくなります。ただし、ここでの設定には関係なく本体
の演奏情報はMIDI出力され、外部からMIDI入力されたメッ
セージは本体音源部で処理されます。シーケンサーやDAW
ような他の機器にドラム演奏をMIDIデータとして録音すると
きは、オフにするとよいでしょう。
プログラムチェンジ受信などの
切り替えを設定する
[SF1] SWITCH
 off、on
NOTE
チャンネルメッセージには、ノートオン、プログラムチェンジ、コ
ントロールチェンジ、ピッチベンドなどが含まれます。
 off、on
 off、on
1
2 3
4
 off、on