User Manual

演奏までの準備
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DTX900 取扱説明書
コンピューターを活用した音楽制作
■DTX900側の設定
本体のパッドを叩いても2 重に音が鳴らないように、ロー
カルコントロールを「off」に設定します。
MIDIスルーをオンにして録音するとき、パッドを叩いて
音が鳴ると、コンピューターから戻ってきた音と2 重に音
が鳴ることになってしまいます。これを防ぐためにローカ
ルコントロールをオフにします。
1
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2
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3
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■DAWソフトウェア側の設定
1
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エコーバック(MIDIスルー )とは、パッドから入力されたMIDI
データが、レコーディング中のトラックの設定にしたがって
再び外部に出力され、MIDI音源を鳴らす設定のことです。た
とえば、図のようにDTX900からCH1でデータが入力され
た場合でも、MIDIスルーをオンにしていると、レコーディン
グトラックの設定にしたがってCH3で再び出力され、CH3
の音源が鳴ります。この設定にすることで、再生時と同じ音
を聴きながらレコーディングできます。
本体を、DAWソフトウェアのMIDIマルチ音源として利用
する方法です。クオリティーの高いMIDI音源として利用
できます。コンピューターとの接続については、24ペー
ジをご覧ください。
■DAWソフトウェア側の設定
1
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2

DAWに本体の演奏を録音する
NOTE
DAWとは、デジタルオーディオワークステーション(Digital Audio
Workstation)の略で、オーディオの録音や編集、ミキシングなど一連の作
業ができるCubaseのようなアプリケーションソフトのことを指します。
NOTE
設定方法の詳細は、各DAW ソフトウェアのマニュアルをご覧くださ
い。
DAWのソング再生を
本体音源を使って鳴らす
USB TO HOST端子
音源部
CH3 が鳴る
トリガー
CH1
ローカルコントロール =オフ
IN
CH1
OUT
CH3
コンピューター
(CubaseなどのDAWソフトウェア )
MIDI スルー =オン
DTX900