User Manual
DTX900のしくみ
リファレンス
DTX900 取扱説明書
59
■ 設定によって違うトリガー信号を出す場合(パッドコントローラー )
たとえばスネアドラムパッドXP120SDをSNARE端子に接続し[DRUM KIT] → [F5] PAD →
[SF1] PADCTRL → PadControllerType = snaresに設定してある場合を想定します。ドラムパッ
ドXP120SDは 3ゾーンパッドですので、叩く場所(A: オープンリム部、B: クローズドリム部、C:
ヘッド部の計3種類のトリガー入力ソース)によって3 種類のトリガー信号が発生しますが、さらにス
ナッピーをオフにした場合とオンにした場合の2種類についても違うトリガー信号を発生するので、
合計2 × 3 = 6 種類のトリガー信号を発生します。
■ 奏法によって違うトリガー信号を出す場合(ハイハットコントローラー )
たとえばハイハットシンバルパッドRHH135は2 ゾーンパッドですので、叩く場所(ボウ部、エッジ
部)によって2種類のトリガー信号が発生しますが、さらにハイハットコントローラー (フットコント
ローラー )の踏み方によって違うトリガー信号を発生します。
DT10やDT20などのドラムトリガー製品を使うことにより、アコースティックドラムでの演奏をトリガー
信号に変換して、DTX900に送ることができます。
A
C
B
A
C
B
1本のケーブル、1 個のトリガー入力端子で、
6種類のトリガー信号を扱う。
トリガー信号 B
トリガー信号 C
トリガー信号 A
トリガー信号 B
’
トリガー信号 C
’
トリガー信号 A
’