User Manual

DTX900のしくみ
リファレンス
64
DTX900 取扱説明書
ドラムボイスとMIDIノートナンバー
スタック/オルタネート機能(86ページ)を使う場合に、ドラムボイスがMIDIノートナンバーに対応し
ていることを覚えておくと便利です。他の機能を使う場合にはMIDIノートナンバーの設定は気にしな
くてもよいのですが、スタック/オルタネート機能では重ね合わせたい音を、ボイスではなくMIDI
ノートナンバーによって設定するからです。
現在選択されているドラムキットでのMIDIノートナンバーとドラムボイスの対応は、[DRUM KIT]
[F2] VOICE [SF1] SELECT画面においてSOURCE = MIDIに設定したあと、ノートナンバー
(NOTE NO.)を選ぶことで画面右半分に表示されるボイスナンバーを見て、確認できます。この画面
では、MIDIノートナンバーに割り当てるドラムボイスを変更することもでき、結果としてドラムパッ
ドに割り当てられるドラムボイスを変更することになります。
上図の例では、MIDIノートナンバー C1/C3/C5にそれぞれ下記のトリガー入力ソース、ドラムボイ
スが割り当てられていることを示しています。
  
C1 XP120SDヘッド部 スネアドラムのヘッドショット音
C3 RHH135エッジ部 ハイハットシンバルのエッジショット音
C5 KP125W バスドラムのキック音
C0
240
C1
36
C2
48
C3
60
C4
72
C5 C6 C7
84 96 108 127
トリガー入力ソース
XP120SD
RHH135
KP125W
ドラムボイス
ヘッドショット音 ハイハットの
エッジショット音
バスドラムキック音
MIDIノートナンバー