User Manual

DTX900のしくみ
リファレンス
DTX900 取扱説明書
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ソング
DTX900のソングは、2 つのシーケンストラック(トラック1、トラック 2)と、ヘッダーデータで構成されています。
2つのシーケンストラックにはそれぞれ MIDI 1 チャンネル〜16チャンネルのMIDIシーケンスデータが入っています。ソ
ングプレイ画面上でミュート指定のできるDRUM (ドラム)、BASS (ベース )、OTHER (その他)の3パートは、それぞれ
MIDI 10チャンネル、3チャンネル、およびその他の全チャンネルデータを指しており、トラックとは関係なく該当MIDI
チャンネルのデータをミュートできます。
一方のヘッダーデータには、ソングの先頭に書き込まれるテンポ、拍子、MIDI チャンネルごとのプログラムチェンジ(ボイ
)や音量などの情報が入っています。ソングを選択すると最初にこのデータが読み込まれます。
ソングの再生をスタートすると、これらのデータがDTX900の内蔵音源に送られ、データに従って音が鳴るという仕組み
です。
こうして作られたソングは、ソングモードでの通常再生だけでなく、パッドソングとしても再生できます。パッドソング
は、トリガー入力(パッドを叩くこと)で再生コントロールするソングで、ドラムキットに設定の一部として組み込んでおけ
ます。プリセットキットにもパッドソングを組み込んだものがあります。DTX900では通常のソング再生に加え、パッド
ソング4曲までを同時再生できるので、たとえば通常のソング再生に合わせてドラムキットを演奏しながら、特定のパッド
を叩いてギターリフやブラスショットを鳴らして、演奏に変化を付けることができます。
パッドソングの設定は以下の操作で呼び出せます。
[DRUM KIT] [F5] PAD [SF3] PADSONG
NOTE
プリセットソングデータはすべてトラック1に入っています。
NOTE
[SF1]DRUM ボタンをオフにしていても、トラック1のドラムパートしか
ミュートできません。

 

MIDI 10ch
 
MIDI 3ch
 
MIDI 1, 2, 4-9, 11-16ch