User Manual

ドラムキットモード
[DRUM KIT]
リファレンス
84
DTX900 取扱説明書
この画面では、Mono/Poly (発音モード)やオルタネート
グループなどのパラメーターを設定します。画面は2 ペー
ジから構成され、カーソルボタン[
N
]/[
M
]でページを切り
替えます。

 
 
1
Mono/Poly ( モノ/ ポリ )
INPUT画面では、選択したトリガー入力端子ごとの発音を、
モノにするかポリにするかを設定します。SOURCE画面で
は、選択したトリガー入力ソースごとの発音を、モノにする
かポリにするかを設定します。
「mono ( モノ)」に設定した場合は、同じパッドを続けて叩い
たときに、後から叩いて出た音が先に鳴っていた音を消しま
す。「poly ( ポリ)」に設定した場合は、そのような制限はあり
ません。
B
AltGroup (オルタネートグループ)
INPUT 画面では、選択したトリガー入力端子ごとに、オルタ
ネートグループのいずれかを割り当てます。SOURCE画面で
は、選択したトリガー入力ソースごとに、オルタネートグ
ループのいずれかを割り当てます。
実際のアコースティックドラムでは、ハイハットのオープン
とクローズのように、同時に鳴ることがあり得ない音があり
ます。そういった同時に鳴ることがあり得ない楽器音(ボイス)
は、同じオルタネートグループに登録しておくことで、同時
発音を防ぎます。オルタネートグループは、最大127個まで
作れます。なお、そのような設定の不要なほとんどのボイス
に対しては「off」を設定しておきます。
C
RcvKeyOff ( レシーブキーオフ)
INPUT 画面では、選択したトリガー入力端子ごとに、MIDI
ノートオフメッセージに対応するかどうかを設定します。
SOURCE 画面では、選択したトリガー入力ソースごとに、
MIDIノートオフメッセージに対応するかどうかを設定しま
す。
ほとんどのドラムボイスはワンショットの減衰音で、ノート
オフメッセージが無くても音が自然減衰して消えます。した
がって、このパラメーターは通常はoff (オフ) に設定されてい
ます。しかし、減衰しない音の場合はノートオフメッセージ
で音を止められるよう、このパラメーターをon (オン)に設定
しておく方がよいでしょう。ノートオフメッセージが音源に
送られるタイミングは、STK/ALT画面で設定されている
ゲートタイムによって決まります。またHoldModeを使って、
MIDIノートオフメッセージをコントロールすることもできま
す(94ページ)。
D
PAGE
>
画面が複数ページある場合に表示されます。カーソルボタン
[
N
]/[
M
]でページを切り替えます。
その他の設定をする
[SF4] OTHER
 mono、poly
NOTE
INPUT画面では、各トリガー入力ソースで設定している値が異なる
ときに、このパラメーターの左にアスタリスク(*)が表示されます。
21
3
4
21
3
4
21
3
4

off、HHOpen、HHClose、1 124 (offでは
オルタネートグループに入りません。)
NOTE
・1124の同じオルタネートグループに割り当てたドラムボイス群の
中では、後から叩いた音を優先に、同時に1つのボイスだけが鳴り
ます。「HHOpen」「HHClose」に割り当てたボイス群の中では、下記
(次項目)のルールが適用されます。
・「HHOpen」に割り当てたボイスを鳴らしても、「HHOpen」または
「HHClose」に割り当てたボイスの発音を止めることはありません。
「HHClose」に割り当てたボイスを鳴らした場合は、「HHOpen」に割
り当てたボイスの発音を止めます。
INPUT画面では、各トリガー入力ソースで設定している値が異なる
ときに、このパラメーターの左にアスタリスク(*)が表示されます。
 off、on
NOTE
INPUT画面では、各トリガー入力ソースで設定している値が異なる
ときに、このパラメーターの左にアスタリスク(*)が表示されます。