ドラムトリガーモジュール DTX900 DTX900M 取扱説明書 JA
DTX900Mをお買い上げのお客様へ 〜 DTX900からの改良点 〜 DTX900Mは、電子ドラム音源のフラッグシップモデル「DTX900」を、基本性能や機能はそのま ま踏襲しつつ、より使いやすくするために改良したモデルです。 ここでは、DTX900→DTX900Mへの改良点について説明します。 お願い なお、本書のこれ以降の説明は、DTX900取扱説明書をそのまま流用しています。下記以外の機能はDTX900と同 じですので、本書中の「DTX900」と記載されている部分は「DTX900M」と読みかえてください。 ● サンプリング用メモリーの標準装備 DTX900Mではサンプリング用メモリー (SDRAM 512MB)が本体にあらかじめ内蔵されています。別売りメモリー (DIMM)を取り付けることなく、外部オーディオ音声をサンプリングできます。 重要 • メモリー (SDRAM)があらかじめ内蔵されているため、別売りのメモリー (DIMM)は取り付けられません。したがって、本書の 147ページ〜149ページに記載されている「DIMM(拡張メモリー )の取り付け」の項目はお読みいただく必要がありません。 •
注記 • 電源が切れた状態でも微電流が流れています。完全に電源を切るには、電源プラグをコンセントから抜いてください。 • 本体の状態によっては、一定時間操作せずにオートパワーオフの設定時間が経過しても電源が切れない場合があります。使用後は、手動で本体 の電源を切ってください。 • アンプ、スピーカー、コンピューターなどの外部機器を本体に接続した状態で一定時間操作しない場合は、外部機器の損傷を防ぐために、取扱 説明書の手順に従って外部機器と本体の電源を切ってください。接続した状態で自動的に電源が切れるのを避けたい場合は、オートパワーオフ を解除してください。 • オートパワーオフで電源が切れた場合、保存していないデータは消去されます。電源が切れる前に、必ずストア(保存)を実行してください。 • 本体のオートパワーオフ設定が「off」の場合は、外部に保存したシステムデータを本体にロードしても、システムデータの設定にかかわらず本 体の設定は「off」のままになります。本体のオートパワーオフの時間が設定されている場合は、本体にロードしたシステムデータの設定に書き 換わります。 NOTE • オートパワーオフの設定時間はお
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害を未 然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという「禁止」を示します。 「必ず実行」してくださいという強制を示します。 ■ 「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するた めに、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 う可能性が想定される」 内容です。 (7)-1 注意 1/4 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損
警告 電源 / 電源アダプター 禁止 水に注意 電源コー ドをストー ブなどの 熱器具に 近づ けたり、無理 に曲げ たり、傷つ けたりし な い。また、電源コ ードに 重いも のをのせ な い。 禁止 本体の 上に花瓶 や薬品など 液体の入 ったも のを 置かない。ま た、浴室や 雨天時 の屋外 など湿気の多いところで使用しない。 内部に水な どの液体が入ると、感電 や火災、または故 障の原因になります。入った場合は、すぐに電源スイッ チを 切り、電源プ ラグを コンセ ントか ら抜いた 上で、 お買い上げの 販売店または巻末のヤマ ハ修理ご相談セ ンターに点検をご依頼ください。 電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。 電源は必ず交流 100Vを使用する。 エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 必ず実行 感電のおそれがあります。 電源アダプターは、必ず 指定のもの(155 ページ)を使用する。 必ず実行 禁止 異なっ た電源 アダプ ターを 使用す ると、故障、発 熱
注意 電源 / 電源アダプター たこ足配線をしない。 必ず実行 音 質が劣化したり、コンセン ト部が異常発熱して火 災 の原因になることがあります。 本体が転倒し破損 したり、内部の部品を傷 つけたりす る原因になります。 禁止 電源プラグ を抜くと きは、電源 コードを 持 たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。 必ず実行 指定のスタンド / ラックを使用する。また、 付属のネ ジがある 場合は必 ずそれを使 用す る。 接続 電 源コードが破損して、感電 や火災の原因になるこ と があります。 必ず実行 すべて の機器の 電源を切 った上で、ほ かの 機器と接続する。また、電源を入れたり切っ たりす る前に、機器 のボリュ ームを最 小に する。 感電、聴力障害または機器の損傷の原因になります。 必ず実行 必ず実行 演奏を始 める前に 機器のボ リュームを 最小 にし、演奏 しながら 徐々にボ リューム を上 げて、適切な音量にする。 聴力障害または機器の損傷の原因になります。 取り扱い 長期間使用 しないとき や落雷の おそれが あ るときは、必ず コンセン トから 電源プ
●データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。 ●不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。 使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。 電源スイッチを切った状態(電源スイッチが「STANDBY」の状態)でも微電流が流れています。スタンバイ時の消費電力は、最小限の値 で設計されています。この製品を長時間使用しないときは必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。 注記(ご使用上の注意) 製品の故障や損傷、データの損失を防ぐため、以下の内容をお守りください。 ■ 製品の取り扱い / お手入れに関する注意 ・ テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の近くで使用しないでください。楽器本体またはテレビやラジオなどに雑音が生じる原 因になります。 ・ 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いところ、また、ほこりや 振動の多いところで使用しないでください。本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原因になります。 ・ 本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを置
はじめに このたびは、ヤマハ DTX900をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 DTX900は高品位で定評のある AWM2音源を搭載したドラムトリガーモジュールです。 新開発のドラムパッドを含む現行のヤマハ製ドラムパッドのフルサポートに加え、 新規レコーディングによるリアルなドラム音や多彩なサンプリング機能、USB端子の搭載など、 ドラムキットを中心とする音楽システムとしての完成度がいっそう高まりました。 自宅やスタジオでのリハーサル、音楽制作やライブ演奏での活用など、幅広いニーズにお応えします。 DTX900の優れた機能を十分にご活用いただくために、 この取扱説明書をよくお読みくださいますようご案内申しあげます。 また、ご一読いただいたあとも、不明な点が生じた場合に備えて、 保証書とともに大切に保管いただきますようお願いいたします。 付属品(お確かめください) □ □ □ □ 電源アダプター モジュールホルダー モジュールホルダー止めネジ: 4本 取扱説明書(本書) □ データリスト □ 保証書 □ ディスク*×1 枚(付属DAWソフトウェア) * 同梱ディスクについては、159ページ
DTX900の特長 DTX900は、ドラムトリガー機能、リアルで高音質な 64音ポリフォニック音源、サウンドの拡張に便利 なサンプリング機能、高機能メトロノーム、さまざまなジャンルのソングを内蔵したスーパーユニットで す。ライブパフォーマンス、スタジオでの音楽制作、トレーニング用に幅広くお使いいただけます。 ■ドラムトリガー機能 ・ 新開発のパッド (XPシリーズ) に対応しました。 ・ 15 個のトリガー入力に対応した端子群とハイハットコントローラー端子を装備。 ・ 2 ゾーン/3ゾーンパッド (叩く位置によって違うトリガー信号を送信するパッド )に対応し、さらにスネア /タム用端子は パッドコントローラーにも対応しています。スネアドラムと同様の感覚でスナッピーの調節やチューニングができるな ど、アコースティックドラムに遜色ない操作性と演奏性を実現しました。 ・ 同時に複数音発音させるスタック機能、音を順番に発音させるオルタネート機能に加え、この 2つを組み合わせることに より、従来のアコースティックドラムでは表現し得ないステージパフォーマンスを実現できます。 ■音源部 ・ 64 音ポリフォニックの高品位
目次 付属品 (お確かめください ) ...........................................6 録音をやり直すには ....................................................48 DTX900 の特長.............................................................7 ユーザーソングに名前を付ける ................................. 49 各部の名称と機能...........................................10 グルーブチェック機能を使う .......................... 50 基本操作 .......................................................13 チェックタイミングを決める .....................................50 グルーブチェックスタート .......................
目次 トリガーモード [TRIGGER] .......................108 資料 147 トリガーセットアップを設定する手順 .................. 108 トリガーセットアップを選択する [F1] SELECT..........................................................109 DIMM (拡張メモリー ) の取り付け ...............147 困ったときは .............................................. 150 パッドタイプを選択する [F2] TYPE ...................109 トリガーセンシティビティーを設定する [F3] SENS ..............................................................109 メッセージ一覧 ...........................................153 DTX900/DTX900M 仕様 .........
各部の名称と機能 ■ フロントパネル w 888 q e u r i t o y !0 !4 !1 !2 @6 !3 !6 !7 !8 !9 @0 @1 @2 @3 @4 @5 @7 @8 @9 !5 #0 #1 q LCD ( 液晶ディスプレイ) t FILE ( ファイル) ボタン DTX900を操作していく上で必要な情報やデータが表示されま す。 ファイルモードに入ります (54、112ページ)。 NOTE ・ LCD部には、工場出荷時に透明の保護フィルムが貼られていますの で、はがしてからご使用ください。 w LEDディスプレイ 現在選んでいるドラムキットナンバーやテンポなどを表示する 3 桁表示のLED ディスプレイです。 NOTE ・ LEDディスプレイ部には、工場出荷時に透明の保護フィルムが貼ら れていますので、はがしてからご使用ください。 e DRUM KIT (ドラムキット )ボタン ドラムキットモードに入ります(30 、78ページ )。 r CLICK (クリック )ボタン クリックモードに入ります(32 、104ページ )。 10
各部の名称と機能 !1 TRIGGER INDICATOR ( トリガーインジケーター ) @4 HI-HATスライダー (31ページ) パッドを叩いたときに出力されるトリガー信号を受けると、赤色 に点灯します。オーディションボタンを押しても点灯します。 リズムパートのハイハットの音量を調節します。 !2 AUDITION (オーディション )ボタン パッドの代わりにこのボタンを押すことでドラム音が聞けます。 現在選択しているトリガー入力ソース (58ページ )の音が聞けま す。電源起動時では、SNARE端子に接続されたスネアドラム パッドのヘッド部に割り当てられたボイスが鳴ります。 !3 F1 〜 F6 ( ファンクション) ボタン 各モードの中にある機能 (ファンクション) を選ぶボタンです。 @5 MISCスライダー (31ページ) スネア、キック、 タム、ハイハット、シンバル以外のリズムパー トの楽器の音量を調節します。 @6 データダイアル LCD画面 (ディスプレイ )中のカーソルがある位置の値を変更する ときに使います。 右に回す(時計回り )と値が増加し、左に回す (反 時計回
各部の名称と機能 ■ リアパネル r q y t w o i u !1 !0 !2 e !3 !6 !5 !4 q F ( スタンバイ/オン )スイッチ !1 MIDI IN/OUT端子 電源のオン/ オフスイッチです。 付属の電源アダプターを接続します。 外部 MIDI機器と MIDIデータの送受信を行なうために使用します。 DTX900と外部MIDI音源やシーケンサーの間で演奏情報をやり 取りさせることで、大規模な MIDIシステムを作ることができま す。 e コードフック !2 USB端子 電源アダプターのコードが抜けないように、このフックでプラグ 付近のコードを引っ掛けて固定します。 本体リアパネルに 2種類の USB端子がついています。 USB TO HOST端子は、本体とコンピューターのUSB端子とを USBケーブルで接続するために使います。これにより、コン ピューターと本体とでMIDIデータの送受信ができます。MIDI ケー ブルでの送受信と違って、USBケーブルではポート信号を扱えま す。コンピューターと本体との USB接続では、MIDIデータだけ
基本操作 カーソル移動 ファンクションとサブファンクション 4つのカーソルボタン (上下左右)を使って、画面上のカー ソル (反転表示部分)を上下左右方向に順番に移動させるこ とができます。カーソルが置かれている位置の値を、デー タダイアルや [INC/YES]ボタン、[DEC/NO]ボタンで変 更します。 各モードは、機能別に分けられた複数の画面から構成され ています。モード内にある目的の機能を選ぶために、LCD ディスプレイの下に配置された [F1] 〜 [F6] (ファンク ション )ボタンや[SF1] 〜 [SF6] (サブファンクション)ボ タンを使います。モードを選ぶと、そのモードの中にある 機能名が各画面の最下段に 2段にわたってタブの形式で表 示されます。この表示に対応するボタンを押すと、画面や 機能が切り替わります。ファンクションボタン [F1] 〜 [F6]では、最大6 種類の機能を切り替えることができま す。 次の図は、画面最下段のファンクション「VOICE」に対応 した [F2]ボタンを押して、サブファンクション 「SELECT」に対応した[SF1] ボタンを押した状態です。 サ
基本操作 モードについて テンキー入力 DTX900では、操作をわかりやすくするために、全体の 機能や操作を種類ごとにまとめたものを「モード」と呼ん でいます。 パネル上のモードボタンを押すことによって、各モードに 入ることができます。 桁数の多い数値を入力する必要があるパラメーターでは、 ファンクション /サブファンクションボタンをテンキーに 見立てて数値を入力する方法 (テンキー入力)が使えます。 カーソルをパラメーターに移動して画面右下に「NUM」 表示が現われたら、[SF6] ボタンを押します。すると、画 面最下段の表示が、1 〜 9、0の数値になります。この状 態で、[F1] 〜 [F6]ボタン、[SF1] 〜 [SF5]ボタンを押 すことにより、数値入力を行ないます。入力が終わった ら、[ENTER/STORE]ボタンを押して数値入力を確定さ せ、テンキー入力状態から抜けます。 テンキー入力時には、[F6]ボタンがCURSOR (カーソル ) になります。 各モードの機能は下表のとおりです。 各モード 機能 参照ページ DRUM KIT ドラムキットの選択、編集をする 78ペー
基本操作 ■ キャラクターリスト(文字種一覧画面 )を使う方法 文字入力 下図のとおり、カーソルボタンによる文字入力位置を決め る操作と、データダイアル、[INC/YES]ボタン、[DEC/ NO] ボタンによる入力文字を決める操作とを繰り返すこと で、文字を入力していきます。 文字入力の位置を決める (ネーム上のカーソル移動) 前記の方法では、入力文字を選ぶときに自分の使いたい文 字がいつ画面に現われるかがわかりにくいかもしれませ ん。そんなときは、下図のとおりキャラクターリストを使 うと便利です。 ネーム上にカーソルが置かれているときは、この [LIST] の文字が表示され、名前入力中であることを示します。 このとき、[SF6]ボタンを押すと、入力可能な文字種の 一覧 (キャラクターリスト)が表示されます。 [SF6]ボタンから指を離すとキャラクターリストは消え、 元の画面に戻ります。 [SF6]ボタンを押しながら、名前入力の操作をします。 文字入力の位置を決める(ネーム上のカーソル移動 ) 入力文字を決める (カーソル上の文字種選択) 入力文字を決める(カーソル上の文字種選択 ) DTX
演奏までの準備 必ず実行してください 使用するドラムセット (スタンダードセット /スペシャルセット/アコースティックドラム他 )に応じて、DTX900 本体のトリガーセットアップを切り替える必要があります。設定が適正でない場合、正常に発音しない、パッド間の 音量バランスが悪いなどの問題が発生することがあります。設定の手順は「トリガーセットアップの切り替え」 (22ページ )をご覧ください。 パッドの接続 下の図を参考に、各パッドからの出力ケーブルを DTX900リアパネルの各トリガー入力端子へ接続します。各トリガー入 力端子には、それぞれ接続するパッドの名称が「 1SNARE」などと印刷されていますので、該当するパッドを接続します。 警告 ・ DTX900の入出力端子にケーブルを接続する際は、感電と機器の損傷を防ぐため、 必ずDTX900 および各機器の電源を切った状態で行なってください。 ■ DTX900K NOTE DTX900 DTX900の取り付け ・ イラストに記載されているパッドの品番は、本書制作 時点で発売されていたスタンダード /スペシャルセット に含まれているものです。お使いのス
演奏までの準備 ■ DTX950K * RHH135の出力「PAD」を DTX900の 9HI-HAT端子に、 「HI-HAT CONTROL」を DTX900のHI-HAT CONTROL 端子に接続します。 7CRASH1へ PCY135 PCY155 6RIDE へ 2TOM1へ 3TOM2へ 9HI-HATへ PCY135 HI-HAT CONTROL へ XP100T XP100T 8CRASH2へ RHH135 DTX900 XP120T XP120SD KP125W XP120T 4TOM3へ J KICK/K へ 1SNAREへ DTX900 5 TOM4へ * フットペダルはスペシャル セットに含まれません。 DTX900の取り付け DTX900に付属のモジュールホルダーとモ ジュールホルダー止めネジを使って、左図の ように取り付けます。 * 必ず付属の止めネジを使用してください。 モジュールホルダー [付属 ] モジュールホルダー 止めネジ× 4 [付属 ] ■ アコースティックドラムを接続するには 別売のヤマハドラムトリガー DT20などをアコ
演奏までの準備 電源の準備 1 本体の F(スタンバイ /オン) スイッチがスタンバイ ( ) になっていることを確認します。 電源を入れる ドラムパッドやオーディオ機器の接続が完了したら、 DTX900 と外部オーディオ機器の音量がゼロになってい ることを確認します。本体の F(スタンバイ/オン )スイッ チを押してオン ( れます。 )にしてから、次にアンプの電源を入 ■ ミキサーや MIDI機器などを接続している場合 すべての機器の音量が 0 (ゼロ)になっていることを確認し て、 1MIDI送信側の機器→2MIDI受信側の機器→ 3 外部 オーディオ機器 (ミキサー→アンプ)の順で電源を入れてく ださい。 1 DTX900 (MIDI送信側 ) 2 MIDI受信側の機器 888 2 付属の電源アダプターの DCプラグを、リアパネルの DC IN端子に接続します。電源アダプターのコードが 抜け落ちないようにコードフックに巻きつけて固定し ます。 3 外部オーディオ機器 (ミキサー→アンプ) NOTE ・ 電源を切るときは、外部オーディオ機器の音量を下げ、電源を入れたと きと逆の順番
演奏までの準備 スピーカーやヘッドフォンの接続 外部オーディオ機器と接続する DTX900にはスピーカーが内蔵されていません。音を出 すためには、外部アンプとスピーカー、ヘッドフォンなど を接続してください。 自宅スタジオなどで DTX900の演奏を録音したり、ライ ブ演奏時に DTX900の音声を PAミキサーに送り出したり するときは、下の図のように接続します。 DTX シリーズ用モニターシステム MS100DR、MS50DRなど O1V96 ヘッドフォン CH1-4 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 CH5-8 12 13 15 14 16 CH9-12 PHANTOM +48V L A A A A A A A A A A A A B B B B B B B B B B B B R IN INPUT OUT 2TR (BAL) -10dBV (UNBAL) PHONES INSERT OUT IN (UNBAL) INSERT I/O INSERT I/O INSERT
演奏までの準備 外部MIDI機器と接続する 市販のMIDIケーブルを使って、DTX900 のMIDI IN/OUT 端子と外部MIDI機器の MIDI端子を接続します。 DTX900で音源モジュールやシンセサイザーをコントロールすることができます。 また外部MIDIキーボードやシーケンサーを使って DTX900の音源を鳴らすこともできます。ほかにも、MIDI機器を利用 すればDTX900 を使っていろいろなことができます。 NOTE ・ MIDIデータの入出力として、MIDI端子、USB TO HOST端子を使うこと ができます。ただしこれら2つを同時に使ってMIDI送受信することはで きません。どの端子を使うかについてはユーティリティーモードのMIDI 画面(131ページ)のM IDI IN/OUTで設定します。 ■ DTX900で音源モジュールやシンセサイザーをコントロールする場合 DTX900の MIDI OUT端子と外部 MIDI機器のMIDI IN端子をMIDIケーブルで接続します。 MIDIケーブル MIDI OUT 端子 MIDI IN 端子 MIDI機器 888 DTX900
演奏までの準備 USB記憶装置(デバイス)を接続する USB記憶装置をリアパネルの USB TO DEVICE 端子に接続します。 USBフラッシュ メモリー または USB記憶装置 USB TO DEVICE端子 888 DTX900 USB記憶装置と接続 (ハードディスクなど) USB TO DEVICE端子ご使用上の注意 本機には USB TO DEVICE端子があります。USB TO DEVICE端子に USB機器を接続する場合は、以下のこと をお守りください。 USB記憶装置の取り扱いについて 本機に USB記憶装置を接続すると、楽器本体で制作した データを USB記憶装置に保存したり、USB 記憶装置の データを楽器本体で再生したりできます。 NOTE NOTE ・ USB機器の取り扱いについては、お使いのUSB機器の取扱説明書もご覧 ください。 ・ USB記憶装置としてCD-R/RW ドライブを接続した場合、CD-ROMのデー タ(MIDIデータ)を楽器本体で再生/ 再現することはできますが、楽器本体 のデータを保存してCD-ROM を作ることはできません。 ■ 使用
演奏までの準備 トリガーセットアップの切り替え トリガーセットアップデータとは、トリガー入力端子に接続したパッドやドラムトリガー (ヤマハDT20など)からのトリ ガー入力信号を、DTX900で内部処理するのに適正な信号に調整するためのデータです。 DTX900には、さまざまなトリガーセットアップが用意されています。演奏スタイルに合ったお好みのトリガーセット アップに切り替えてください。 切り替えの手順は以下のとおりです。 トリガーセットアップを選択する 1 [TRIGGER]ボタンを押して、トリガーモードに入りま す。 特定のトリガーセットアップを電源起動時に毎回呼び出し たい場合は、下記の 手順に従って設定してください。 トリガーセレクト画面が表示されます。 1 電源起動時に呼び出される トリガーセットアップを設定する 2 1 [UTILITY] ボタンを押して、ユーティリティーモード に入ります。 2 [F1] GENERALボタン、[SF4] STARTUPボタンを押 して、STARTUP ( スタートアップ)画面を表示します。 3 1 1 トリガーセットアップナンバー
演奏までの準備 ■ トリガーセットアップ一覧表 No.
演奏までの準備 コンピューターと接続する DTX900とコンピューターを USBケーブルで接続することでMIDIデータを送受信でき、音楽制作の幅が大きく広がりま す。ここでは、DTX900とコンピューターの接続方法について説明します。 NOTE ・ 音を鳴らすには、本体にスピーカーやヘッドフォンを接続する必要があ ります。詳しくは、19ページをご覧ください。 1 以下の URLから、最新のUSB-MIDIドライバーをダウ ンロードします。 ダウンロードボタンを押したあと、ファイルの実行および解 凍をします。 http://www.yamaha.co.
演奏までの準備 Cubaseをリモートコントロールする 本体には Cubaseのリモート機能が搭載されています。この機能を使えば、Cubaseのクリックのオン/オフやトランス ポートコントロールなどを本体パネル上から行なえるので、効率よく音楽制作ができます。 ■ コンピューター側の設定手順 4 [CHAIN]ボタンと[SAMLING]ボタンを同時に押しま す。 はじめてリモート機能を利用するときは、以下の手順でコ ンピューター側の設定をしてください。 LCD画面に CUBASE REMOTE のメッセージが表示さ れ、リモート機能が有効になります。 1 以下の URLから、最新のDTX900 Extensionをダウ ンロードします。 ダウンロードが完了したら、適当な場所でファイルを解凍し ます。 http://www.yamaha.co.
演奏までの準備 コンピューターを活用した音楽制作 DAWに本体の演奏を録音する NOTE ・ DAWとは、デジタルオーディオワークステーション(Digital Audio Workstation)の略で、オーディオの録音や編集、ミキシングなど一連の作 業ができるCubaseのようなアプリケーションソフトのことを指します。 ■ DTX900側の設定 本体のパッドを叩いても2 重に音が鳴らないように、ロー カルコントロールを「off」に設定します。 MIDIスルーをオンにして録音するとき、パッドを叩いて 音が鳴ると、コンピューターから戻ってきた音と2 重に音 が鳴ることになってしまいます。これを防ぐためにローカ ルコントロールをオフにします。 1 [UTILITY]ボタンを押してユーティリティーモードに 入り、[F5] MIDIボタン、[SF1] SWITCHボタンを 押し SWITCH (スイッチ )画面 (130ページ) を表示し ます。 ■ DAWソフトウェア側の設定 1 MIDIスルーをオンにします。 エコーバック (MIDIスルー )とは、パッドから入力されたMIDI データが、レコーディン
演奏までの準備 ボリュームや画面表示の濃さを調節する DTX900のボリュームを最適な位置に調節します。 MASTERスライダーを使って、OUTPUT L/MONO、Rから出力されるステレオミックスの音量を調節します。 PHONESスライダーはヘッドフォンモニター用の PHONESから出力されるステレオミックスの音量を調節します。 MASTERスライダーとは独立して設定できます。スライダーについて詳しくは31ページをご覧ください。 画面が見えにくい場合は、リアパネルにある LCD CONTRASTノブを回して濃さを調節します。 MASTER スライダー / PHONESスライダーの調節 コントラストの調節 888 DTX900 NOTE ・ 本体LCDは、タッチパネル式ではありません。指で無理に押さえな いようにご注意ください。 DTX900 取扱説明書 27
クイックガイド ドラムパッドの叩き方 スネア/タム ハイハット XP120SDのような3ゾーンパッドを使用すれば、ア RHH135のような 2ゾーンパッドを使用すれば、ア コースティックのスネアドラムと同じように3 種類(ヘッ ド、オープンリム、クローズドリム)の叩き方ができま コースティックのハイハットシンバルと同じように演奏 できます。 す。 クローズドリム ショット(リム 2) ボウショット ヘッドショット エッジショット オープンリムショット (リム1) ヘッドショット ヘッドを叩きます。 オープン/ クローズ ハイハットスタンドのペダルの踏み具合により、オープ ンからクローズまで音色が変化します。ペダルを踏み込 んで鳴らすフットクローズもできます。ハイハットをク ローズの状態からさらにペダルを踏み込んで叩くと、よ り締まった音が鳴ります。 ボウショット オープンリムショット ハイハットのカップとエッジ の中間地点を叩きます。 オープン側のリムを叩き ます。リムショットはス ネアだけでなく、タムで も使えます。 エッジショット ハイハットの外周(端)を叩きます。 クローズ
クイックガイド ドラムパッドの叩き方 ク イ ッ ク ガ イ ド シンバル PCY155のような 3ゾーンパッドを使用すれば、ア コースティックのライドシンバルと同じように演奏で きます。 チョーク奏法 叩いたシンバルのエッジ付近を手でつかむと音が止ま ります。 ベルショット (リム2) ボウショット エッジショット (リム1) NOTE ・ メロディ音がアサインされているときに、音色によってはミュートされ にくいものがあります。 ボウショット シンバルのカップとエッジの中間地点を叩きます。 ミュート奏法 シンバルのエッジをつかんだ状態で叩きます。音色が 変化します。 エッジショット シンバルの外周 (端)を叩きます。 ベルショット カップの部分を叩きます。 DTX900 取扱説明書 29
クイックガイド まずは叩いてみよう 接続が終わり、DTX900を目の前にしてウズウズしているあなた! それでは、パッドを叩いてDTX900 のサウンドを聴いてみましょう。 パッドを叩く パッドを叩きながらフロントパネルのMASTERス ライダーを少しずつ動かしていき、全体の音量を 好みの大きさに調節しましょう。 ドラムキットを選ぶ 各パッドを叩いたときに鳴る打楽器音(ドラムボイス )を1つのセットにしたものを、ドラムキットと呼びます。ドラムキッ トを切り替えて、バリエーションを楽しんでください。 1 [DRUM KIT]ボタンを押し、ドラムキット選択画面を表示します。 他の画面が表示された場合は、[F1] PLAYボタンを押して、ドラムキット選択画面を呼び出し ます。 1 NOTE ・ この取扱説明書に掲載されてい る画面は、すべて操作説明のた めのものです。したがって、プ リセットドラムキット名称など の表示が、実際の仕様と異なる 場合があります。 2 3 4 5 6 7 1 ドラムキットナンバー ドラムキットを選択します。ドラムキットナンバーとドラムキット名が表示されます。 PR
クイックガイド まずは叩いてみよう ク イ ッ ク ガ イ ド スライダーで音量を調節する パッドごとの音量を調節してドラムキット全体の音量バランスを調整しましょう。 1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 J MASTERスライダー DTX900のステレオミックスの音量を調節します。出力先は OUTPUT L/MONO、Rです。 B PHONESスライダー DTX900のステレオミックスの音量を調節します。 出力先はヘッドフォンモニター用の PHONES です。 MASTER 1 とは独立して設定できます。 C CLICKスライダー クリックの音量を調節します。 D ACCOMPスライダー ソングの伴奏パート (MIDIチャンネル 10以外 )の音量を調節します。ソングに合わせて演奏す る場合、このスライダーを調節してドラムキットとの音量バランスを取ることができます。 E KICKスライダー キック (バスドラム )の音量を調節します。各ドラムボイスのボリューム調整をどのスライダー で行なうかをドラムキットモードの [F2] VOICE → [SF4]
クイックガイド クリックに合わせて演奏する クリック( メトロノーム) を鳴らしながら、DTX900を演奏してみましょう。 DTX900のクリックは複雑なリズムも設定できる高度なメトロノームです。 クリック(メトロノーム)を鳴らす [CLICK ON/OFF]ボタンを押すとクリック音がスタートします。 [CLICK ON/OFF]ボタンのランプは、小節の1拍めで赤色、その他の拍で緑色に光ります。 クリック音の音量調整 1拍め (赤) その他の拍(緑 ) テンポの値 もう一度[CLICK ON/OFF]ボタンを押すと停止します。 クリック音の音量はフロントパネルのCLICKスライダーで行ないます。 32 DTX900 取扱説明書 NOTE ・ テンポを LEDディスプレイに表 示させるには、ユーティリ ティーモードの [F1] GENERAL[SF5] OTHERのLED Displayを “tempo”に設定してください。
クイックガイド クリックに合わせて演奏する ク イ ッ ク ガ イ ド クリックのテンポや拍子を変更する 1 [CLICK] ボタンを押し、クリックモードに入ります。 2 [F1] PLAYボタンを押し、クリックプレイ画面を表示します。 この画面では、テンポや拍子を設定します。 1 1 2 BEAT (拍子 ) NOTE クリックの拍子を表示します。 設定値 B 1/4 〜 16/4、1/8 〜 16/8、1/16 〜 16/16 TEMPO (テンポ ) ・ ユーティリティーモードの [F5] MIDI-[SF2] SYNCの MIDISyncを “MIDI”に設定した場合は、テンポ 値に「MIDI」と表示され、テン ポ値は設定できません。 クリックのテンポ値を表示します。 設定値 030 〜 300 3 カーソルボタンを押して TEMPO (テンポ)または BEAT (拍子)にカーソルを移動し、 [DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデータダイアルを使ってそれぞれの値を設定 します。 カーソルの移動 カーソル (反転表示) 値の設定 DTX900 取扱説明
クイックガイド タップテンポ機能 タップテンポ機能とは、パッドを叩くタイミングでソングやクリックのテンポを設定する機能です。あなたの感覚でカウン トを出して、ソングやクリックのテンポを決めることができます。パッドを叩く代わりに[AUDITION]ボタンを押しても設 定できます。 1 [CLICK] ボタンを押し、クリックモードに入ります。 2 [F3] TAPボタンを押し、タップ画面を表示します。 1 1 TEMPO (テンポ ) 選択しているテンポ値を表示します。 設定値 030 〜 300 3 演奏したいテンポで、パッドを叩きます (または [AUDITION] ( オーディション)ボ タンを押します )。 パッドはどのパッドでも構いません。叩いたタイミングからテンポが自動的に検出され、 LED ディスプレイと LCDのTEMPOの値に、検出されたテンポが表示されます。 工場出荷時の初期設定では、タップテンポ実行後、LED ディスプレイにテンポ値が数秒間表示 され、その後キット番号表示に戻ります。 テンポの値 4 [CLICK ON/OFF] ボタンを押して、設定したテンポを確認してみま
クイックガイド ソングと一緒に演奏する ク イ ッ ク ガ イ ド DTX900には、さまざまなジャンルのソングデータが、プリセットで 87曲内蔵されています。 プリセットソングは以下の 3つのカテゴリーに分けられています。 Demo (デモソング 3曲 ) まずはデモソングを再生し、DTX900 の素晴らしい音色をお聴きください。 Practice (練習曲 44 曲) さまざまなジャンルに対応した練習曲が用意されています。 PadSong ( パッドソング 40曲) パッドに割り当ててパッドソングとして使います。ソングとして聴くこともできます。 ソングに合わせて練習してみましょう。ソングのドラムパートをミュート (消音) して再生したり、ベース音のみを再生でき ます。 ソングを再生する DTX900にセットされているソングを聴いてみましょう。ソング番号 1 〜 87には、ドラムだけでなくキーボードやブラ スなどの伴奏音を含んだプリセットソングが 87曲用意されています。 * プリセットソングリストは別冊の「データリスト」をご覧ください。 1 [SONG] ボタンを押し、ソングモードに入ります。
クイックガイド ソングと一緒に演奏する C ドラムキット 画面最上段には、選択しているソングで指定しているドラムキットが表示されます。 [F6] KITLOCKボタンを押して、ドラムキットをロックしているときは、キット名の後ろに白抜き の “L” マーク( )が表示されます。 D [F6] KITLOCK このボタンを押して画面右上に「 」が表示されるとドラムキットにロックがかかり、ソング データ中にあるドラムキット番号の指定が無効になります。キットロックがオフの場合は、 ソ ングの選択時、再生が自動的に終了したとき、および [p]ボ タンを押したときに、ドラムキッ ト番号がソングに記録されているドラムキット番号に自動的に切り替わります。 キットロック がオンの場合は、これらの自動切替が無効になります。 3 ソング番号にカーソルを移動してから、[DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデー タダイアルを使って、好みのソングを選択します。 ソングを切り替えると、ドラムキットもそのソングに適したものに切り替わります。 キットロックしているときは、ソングを切り替えてもドラムキットは切り替わり
クイックガイド ソングと一緒に演奏する ク イ ッ ク ガ イ ド 早送り/巻戻し ソングプレイ画面を表示している場合には、下記のような操作で再生位置を変更できます。 1 1 MEAS (メジャー ) ソングの現在の再生位置を表示します。 NOTE 1 カーソルボタンを押して、MEAS ( メジャー )にカーソルを移動します。 2 [DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデータダイアルを使って、小節を進めたり、 戻したりします。 ・ MEASにカーソルを合わせている 場合、NUMアイコンがメニュー に表示されます。対応する [SF6] ボタンを押すと、[SF1] 〜 [SF5] ボタンと [F1] 〜 [F5] ボタンを使 用して数字を入力できます。詳 しくは 14ページをご覧ください。 ソングのリピート再生 ソングのリピート再生 (ソングの先頭から終わりまでの再生を繰り返します)を設定します。 を選んでおくと、ソングの終わりまで再生されると自動的に止まります。 2 B Repeat (リピート ) 設定値 (通常再生) (リピート再生) NOTE ・ ソングプレイ画面
クイックガイド ソングと一緒に演奏する ソングの伴奏音の音量を調節する ソングの伴奏音の音量は、フロントパネルのACCOMPスライダーで調節します。 MASTERスライダー (ソングもパッド演奏も含めた全体の音量)と合わせて、自分の演奏音とソングの伴奏音の音量とのバ ランスを調節してください。 全体の音量調整 ソングの伴奏音の音量調整 ソングのテンポや拍子などを変更する ソングプレイ画面を表示している場合には、下記のような操作でソングのテンポや拍子を変更できます。 1 2 1 TEMPO (テンポ ) ソングの現在のテンポを表示します。 設定値 B 030 〜 300 BEAT (拍子 ) ソングの拍子を表示します。 設定値 1/4 〜 16/4、1/8 〜 16/8、1/16 〜 16/16 1 カーソルボタンを押して、設定したい項目にカーソルを移動します。 2 [DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデータダイアルを使って、その値を設定しま す。 38 DTX900 取扱説明書 NOTE ・ テンポを LEDディスプレイに表 示させるには、ユーティリ ティーモー
クイックガイド ソングと一緒に演奏する ク イ ッ ク ガ イ ド ソングの各パートをミュート(消音)する ソングプレイ画面でサブファンクションボタンを利用すると、ソングに含まれるリズム (ドラム&パーカッション)、ベー ス、その他の伴奏パート、トラックの再生を個別にミュート (消音)することができます。 たとえば、リズムパートだけをミュート (消音)してドラムを個人練習したり、リズム(ドラム&パーカッション)とその他の 伴奏パートをミュート (消音)して、ベース音のみを再生して練習したりなど、さまざまな使いかたができます。 現在のミュート (消音)の状態はサブファンクションの表示で確認できます。ミュート時は「白地に黒文字」 、発音時は「黒 地に白文字」で表示されます。ボタンを押すたびにミュートの ON/OFFが切り替わります。 ・ ミュートの表示 例: DRUM ( リズムパート) 発音時 1 1 ミュート時 2 3 4 5 [SF1] DRUM このボタンを押して、 リズムパートをミュートするかどうか交互に切り替えます( トラック2の リズムパートはミュートしません )。 B
クイックガイド ドラムキットを作る パッドごとに自分の好きなドラムボイスを割り当て、オリジナルのドラムキットをセットアップしましょう。 <用語> *ドラムボイス: 各パッドに割り当てられる打楽器音のこと。パッドにドラムボイスを割り当てて、ドラムキットをセットアップします。 *ドラムキット: 各パッドに割り当てられた打楽器音(ドラムボイス)をセットしたものです。 *ボイスセット: 2ゾーン、3ゾーンと呼ばれるステレオパッドをトリガー入力端子に接続しているときは (12、60ページ)、叩く場所に よって、違うドラムボイスが鳴ります。ひとつのパッドに割り当てられたボイスをまとめてボイスセットと呼び、パッド (トリガー入力端子)ごとに割り当てることができます。 ここでは、トリガー入力単位でボイスセットを選んでみましょう。 1 [DRUM KIT]ボタンを押してドラムキットモードに入り、[F1] PLAYボタンを押 して PLAY ( プレイ) 画面を表示します。 2 [DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデータダイアルで、あなたが作りたいドラム キットのサウンドに近いドラムキットを選びましょう。 ここ
クイックガイド ドラムキットを作る ク イ ッ ク ガ イ ド 4 [SF5]ボタンが INPUTと表示されている場合は、[SF5] INPUTボタンを押して、 入力単位を INPUT(トリガー入力) に切り替えます。 5 トリガー入力端子の切り替えは、目的のパッドを叩くか、[DEC/NO]/[INC/YES] ボタン、またはデータダイアルで行ないます。 設定対象のパッドがアイコンで横に表示されます。 6 ボイスセットカテゴリーにカーソルを移動し、[DEC/NO]/[INC/YES]ボタン、ま たはデータダイアルで、ボイスセットのカテゴリーを設定します。 7 ボイスセットナンバーにカーソルを移動し、[DEC/NO]/[INC/YES]ボタン、また はデータダイアルで、ボイスセットナンバーを設定します。 ■ [E]エディットマークについて データの設定を変更すると、画面左上に [E] (エディット )マークが表示されます。これは データが変更されたことを示しています。ストア操作をするとこの表示は消えます。 ストア操作をせずに他のドラムキットに切り替えるなどすると、設定内容は元に戻ってし まいます。残
クイックガイド ドラムキットを作る ドラムキットを保存(ストア)する 設定を変更したデータは、必ずストア操作で保存しておきましょう。 保存方法は、以下のとおりです。 注記 ・ LCD 画面の左上部に[E]マークが表示されているとき、つまり編集中のドラムキットを まだ保存 (ストア)していない状態で別のドラムキットを選択したり、ソング選択など でドラムキットが自動的に切り替わったりすると、それまで編集していた設定はすべ て消えてしまいます。編集したドラムキットデータを保存しておきたい場合は、必ず [ENTER/STORE]ボタンを押してストア操作をしておきましょう。 1 [ENTER/STORE]ボタンを押します。 以下のような画面が表示されます。 ストア先のドラムキットバンク ストア先のドラムキット番号 2 ストア先のドラムキットを選択します。 はじめに、ドラムキットバンクにカーソルを合わせて USRとEXT-A 〜 EXT-Pの中からス トア先のドラムキットバンクを選択します。EXT-A 〜 EXT-Pにストアしたい場合は、USB 記憶装置が接続されていることを確認してください。次に、ドラムキット
クイックガイド 演奏を録音する あなたのドラム演奏を録音してオリジナルのソング (ユーザーソング)を作ってみましょう。録音したデータは、プリセット ソングと同様にドラムキットを差し替えたり、テンポを変えたりして再生できます。 録音のしくみ ・ 録音は、録音用に用意されたユーザーソング (USR: 01 〜 USR: 50) に対して行ないます。プリセットソング(PRE: 01 〜 PRE: 87) には録音できません。 ・ ユーザーソングには録音用トラックが 2つあり、どちらかを選んで 1トラックずつ録音していきます。 ・ ソングには、パッドをどのようにどのタイミングで叩いたかといった演奏情報が録音 (記録)されます。これをシーケン スデータといいます。MIDI IN/USB TO HOST端子からのMIDIデータも同時に録音できます。 録音したソングデータは、オーディオデータではなく、録音したソングの再生時に自由にテンポやドラムキットやボイ スを変更できる MIDIシーケンスデータです。 ・ シーケンスデータは、再生する際に自由に音色やドラムキットを選んだりテンポを変えたりすることができます。 ・ re
クイックガイド 演奏を録音する ドラム演奏をソングに録音する 1 ドラムキットモードで、使用するドラムキットを選択します。 2 [SONG] ボタンを押してソングモードに入り、[F1] PLAYボタンを押してソングプ レイ画面を表示します。 3 [F6] KITLOCKボタンを押して、画面右上に Lインジケーターを表示させます。 ソングを切り替えることでドラムキットが変更される場合があります。 手順1で選択したドラ ムキットが変わらないようにするため、キットロックをオンにしておきます。 4 録音先のソングナンバーを、[DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデータダイアル で選択します。 画面に「TR1」や「TR2」が表示されない空のユーザーソングを選択していることを確認して ください。 5 [REC]ボタンを押して、スタンバイ画面を表示します。 1 2 3 1 4 5 7 6 Type (レコードタイプ) 録音方式を選択します。各方式については、「録音方式について 」(43ページ) をご覧ください。 設定値 B replace、overdub Track (レコードトラッ
クイックガイド 演奏を録音する ク イ ッ ク ガ イ ド ■ クオンタイズの動作例 ・タイミングがずれて入力されたデータ ・クオンタイズによりタイミングが矯正されたデータ ジャストなタイミング D Beat (拍子 ) 録音時のクリックの拍子を設定します。 設定値 E 1/4 〜 16/4、1/8 〜 16/8、1/16 〜 16/16 Tempo ( テンポ) 録音時のクリックのテンポを設定します。 設定値 F 030 〜 300 MeasLength 録音する小節数を設定します。 設定値 G 001 〜 999 (選択しているユーザーソングの状態、録音開始小節に よって異なります) Meas 録音をはじめる位置を設定します。 設定値 NOTE ・ 録音済みのソング (トラックに データがあるソング )は最大小節 数が確定しているので、それを 超える小節数は設定できません。 必要であれば、録音前に最大小 節数を増やします (102ページ)。 001 〜 999 (選択しているユーザーソングの状態によって異なりま す) 6 [DEC/NO]/[INC/YES]ボタ
クイックガイド 演奏を録音する 作ったデータに重ねて録音する (オーバーダブ) 一度録音したトラックに重ねてデータを追加したい場合は、オーバーダブ録音を使います。 オーバーダブの手順は、 「ドラム演奏をソングに録音する」のレコードタイプを overdubに変えれば、あとは同じ操作とな ります。 Type = overdub に設定 [>/■ ] (再生/停止 )ボタンを押すまでリピート再生されます。 設定した小節数の終わりまで行くと、スタンバイ時にMeasで指定した小節に戻り録音し続けます。演奏データは、1 周目 に録音されたデータに加えて(積み重ねて )録音されます。 プリセットソングに合わせて録音する プリセットソング(PRE: 01 〜 87)は再生のみ行なえますが、それらを本体メモリーのユーザーソングにコピー (99 ペー ジ)すれば、練習曲に合わせて自分の演奏を録音したり、自分で作ったドラムキットや外部 MIDIキーボードによる演奏を録 音・追加できます。 1 ソングモードで、空のユーザーソング (データの入っていない )を選択します。 空のユーザーソングを選択したときは、画面に「TR1」
クイックガイド 演奏を録音する ク イ ッ ク ガ イ ド 4 [DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデータダイアルで、コピーするプリセットソ ングを選択し、[ENTER/STORE]ボタンを押します。 実行の確認を求める画面が表示されます。キャンセルする場合は、[DEC/NO]ボタ ンを押します。 5 [INC/YES] ボタンを押すと、コピーが実行されます。 6 [REC]ボタンを押して、スタンバイ画面を表示します。 7 [DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデータダイアルで、レコードタイプを replace に設定します。 8 カーソルボタンを押してカーソルをレコードトラックに移動し、録音するトラック を 2に設定します。 プリセットソングのデータはトラック 1にだけ録音されています。 トラック1を再生しながら、 あなたのドラム演奏をトラック 2に録音します。 9 [SF1] DRUMボタンを押して、プリセットソングのリズムパートをミュートしま す。 Type = replaceに設定 Track = 2に設定 10 11 [> /■] (再生 /停止) ボタン
クイックガイド 演奏を録音する 録音をやり直すには 録音をやり直したい場合は、以下の手順でトラックに録音されているデータを消去してから録音を行なってください。 1 録音をやり直すユーザーソングを選択し、ソングモードで [F2] JOBボタン、 [SF2] TRACKボタンを押して、トラックジョブセレクト画面を表示します。 2 [DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデータダイアル、カーソルボタンを使って、 「04: Clear Track」を選択し[ENTER/STORE]ボタンを押します。 1 1 Track (トラック) 録音データを消去するトラックを表示します。 3 [DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデータダイアルを使って、消去( クリア) した いトラックの番号を選択します。 プリセットソングをユーザーソングにコピーして録音した場合、 トラック2にあなたのドラム 演奏が録音されているため、ここでは「2」を選択して消去します。 4 [ENTER/STORE]ボタンを押します。 実行の確認を求める画面が表示されます。 キャンセルする場合は[DEC/NO]ボタン
クイックガイド 演奏を録音する ク イ ッ ク ガ イ ド ユーザーソングに名前を付ける ユーザーソングにオリジナルのソング名を付けましょう。 1 名前を変更するユーザーソングを選択し、ソングモードで [F2] JOBボタン、 [SF1] SONGボタンを押して、ソングジョブセレクト画面を表示させます。 2 [DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデータダイアル、カーソルボタンを押して 03: Song Name, Tempo, Repeatにカーソルを移動し、[ENTER/STORE]ボタ ンを押します。 1 2 1 Name (ネーム ) ユーザーソングの名前を、 英数字を使って最大10 文字で設定できます。名前の入力方法につ いては、「基本操作」の「 文字入力」(15ページ )をご覧ください。 B [SF6] LIST (リスト ) 入力文字を選ぶときにキャラクターリストで入力できるようになります。 リスト入力について は、「キャラクターリスト (文字種一覧画面 )を使う方法」(15 ページ)をご覧ください。 3 ユーザーソングの名前を、「基本操作」の「文字入力」(15
クイックガイド グルーブチェック機能を使う グルーブチェック機能とは、ソングやクリックに合わせてドラムキットを演奏する際に、 NOTE 叩くタイミングがどれくらいずれているのかチェックできる機能です。また、タイミング のずれたショットでは発音しない設定(リズムゲート機能 )を使うことで、ゲーム感覚で ・ グルーブチェック機能は、ソン グまたはクリックが鳴っている 状態で、クリックモードの [F4] GROOVE - [SF1] G.CHECK画面を 表示しているときのみ機能しま す。 ・ リズムゲート機能は、ソングま たはクリックが鳴っている状態 で、クリックモードの [F4] GROOVE - [SF2] R.
クイックガイド グルーブチェック機能を使う ク イ ッ ク ガ イ ド グルーブチェックスタート 1 ( ソングを使う場合) 自分が練習したいソングを選択します。 2 [CLICK] ボタンを押してクリックモードに入り、チェックタイミングやスイングを 50 ページの説明に従って設定します。 3 [F4] GROOVEボタンを押し、[SF1] G.
クイックガイド グルーブチェック機能を使う リズムゲート機能 リズムゲート機能は叩いたタイミングをより厳しく(正確に )チェックします。正しいタイミングで叩いたときのみ発音しま す。 1 ( ソングを使う場合) 自分が練習したいソングを選択します。 2 [CLICK] ボタンを押してクリックモードに入り、チェックタイミングやスイングを 50ページの説明に従って設定します。 3 [F4] GROOVEボタンを押し、[SF2] R.
クイックガイド グルーブチェック機能を使う ク イ ッ ク ガ イ ド 6 設定が完了したら、ソングまたはクリックを再生してドラムキットを演奏します。 リズムゲートはパッドを叩くとすぐに開始されます。 一打ごとにタイミングのずれが検出さ れ、リアルタイムに画面上にグラフで表示されます。 7 再生を停止し、リズムゲートの結果を確認します。 リズムゲート画面の詳細は下記をご覧ください。 ■ リズムゲートの結果 リズムゲート画面では、リアルタイムにショットタイミングの正確さを確認できます。 この棒グラフは発音されるタイミングの範囲を表示します。 これはグルーブチェック画面のバーグラフと違い、実際に パッドを叩いて発音する範囲を表示します。 パッドを叩いた実際のタイミングを表示します。棒グラフで 設定した範囲のタイミングで叩いた場合のみ発音します。 DTX900 取扱説明書 53
クイックガイド 作ったデータを保存(セーブ)する 各モードで制作したデータを、ファイルモードでファイルとしてUSB 記憶装置に保存(セー NOTE ブ)したり、逆に USB記憶装置に保存してあるファイルを本体に読み込んだり(ロード )しま す。 ・ USB記憶装置に関する詳細は、 21 ページをご覧ください。 ファイル/ディレクトリー (フォルダー )の選び方 ファイルモードでは、USB記憶装置上のさまざまなファイルやディレクトリーを選ぶ操作が必要になりますが、基本的に は下記の方法で行ないます。 TYPE 欄でファイルタイプ(113ページ) を選択し、カーソルボタンを 使ってカーソルをファイル /ディレクトリー選択ボックスに移動させる。 [EXIT]ボタンを押して、 元に( 上の階層に)戻る。 [ENTER/STORE]ボタンを 押して、ディレクトリーの 中に( 下の階層に)入る。 [INC/YES]ボタン /[DEC/NO]ボタンまたはデータ ダイアルで、カーソルを移動させる。 54 DTX900 取扱説明書
クイックガイド 作ったデータを保存(セーブ )する ファイルを保存(セーブ)する 制作したデータを、外部 USB記憶装置にファイルとして保存します。セーブでは、すべてのデータを1 つのファイルにま とめたり、モードごとのデータを 1つのファイルに保存できます。 ここでは、各モードで作成したデータのすべてを 1つのファイルに保存する方法を説明します。 USB記憶装置を USB TO DEVICE 端子に接続した上で、下記操作を行なってください。 1 [FILE]ボタンを押して、ファイルモードに入ります。 2 [F1] SAVEボタンを押して、SAVE (セーブ )画面を表示します。 3 TYPE にカーソルを移動し、[DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデータダイアル で、保存 (セーブ )するファイルタイプを「AllData」に設定します。 4 カーソルをファイルネーム入力欄に移動し、名前を入力します。 名前の入力方法については、「基本操作」の「文字入力」(15ページ )をご覧ください。 また、[SF6] ボタンを押して、キャラクターリストによる名前の入力も行なえます。 NOTE 5 カ
クイックガイド 作ったデータを保存( セーブ)する 保存(セーブ)したファイルを読み込む(ロード) ここでは、 「All Data」ファイルとしてUSB記憶装置に保存したファイルを読み込む (ロード)方法を説明します。 注記 ・ ファイルタイプをAllDataに設定してロードを行なうと、本体ユーザーメモリー上のすべて のデータが書き換わります。本体ユーザーメモリー上の大切なデータはあらかじめUSB記 憶装置に保存(セーブ )しておいてください。 1 [FILE]ボタンを押して、ファイルモードに入ります。 2 [F2] LOADボタンを押して、LOAD (ロード) 画面を表示します。 3 TYPE にカーソルを移動し、[DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデータダイアル で、ロードするファイルタイプを「AllData」に設定します。 4 カーソルボタンを押してカーソルをファイル /ディレクトリー選択ボックスに移動 し、ロードしたいファイルを選択します。 ディレクトリー内にファイルをセーブした場合は、ロードしたいファイルを含むディレクト リーを選択し、[ENTER/STORE]ボタンを押して
リファレンス DTX900のしくみ DTX900に搭載された機能をフルに活用できるよう、内部的なしくみを説明します。パッドを叩いて発生するトリガー信 号がどのように DTX900本体に送られ、どのように発音するかを、理解しましょう。 リ フ ァ レ ン ス 機能構成 ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド パッド (トリガー入力ソース ) ソ ン グ モ ー ド トリガー信号 トリガー信号 DTX900 トリガー入力端子 または ●トリガーセットアップ ・プリセット ・ユーザー MIDI出力 パッド演奏により 音源部を鳴らす パッド演奏をMIDI 録音 [UTILITY] → [F5] MIDI → [SF3] OTHER → MIDI IN/OUT ソング 音源 エフェクト ●再生部 ・プリセットソング ・ユーザーソング ・エクスターナルソング ●ドラムキット パッドの各トリガー入力ソース にボイスを割り当てたもの。 下記バンクで構成。 ・プリセットドラムキット ・ユーザードラムキット ・エクスターナルドラム キットA 〜 P ●キットごとに設定 ・リバーブ ・コーラス ・
リファレンス DTX900のしくみ パッド(トリガー入力ソース)とトリガー信号 DTX900パッドを叩くことにより、叩いた強さや場所を音源に伝える信号である「トリガー信号」が発生し、ケーブルお よびトリガー入力端子(12、60ページ )を通じてDTX900に送られます。DTX900 の音源部分では、そのトリガー信号 をもとにドラム音を鳴らします。1音だけ鳴る設定をしてある場合、1種類のトリガー信号に対して 1種類のドラムボイス が鳴ります。1個のパッドからは 1種類のトリガー信号、または(パッドの種類によりますが )叩く場所やパッドの設定/奏 法により複数種類のトリガー信号が発生します。また、トリガー信号が発生するパッドのことをトリガー入力ソースともい います。 ■ 1 種類だけのトリガー信号を出すモノラルパッド たとえばドラムパッドTP65やシンバルパッド PCY65などはモノラルパッドですので、叩く場所に 関係なく、1種類だけのトリガー信号が DTX900に送られます。 ■ 叩く場所によって違うトリガー信号を出す 2ゾーンパッド/3ゾーンパッド たとえば同じシンバルパッドでも、モノラルパッドのPC
リファレンス DTX900のしくみ ■ 設定によって違うトリガー信号を出す場合 (パッドコントローラー ) たとえばスネアドラムパッド XP120SDをSNARE端子に接続し[DRUM KIT] → [F5] PAD → [SF1] PADCTRL → PadControllerType = snaresに設定してある場合を想定します。ドラムパッ ド XP120SDは 3ゾーンパッドですので、叩く場所(A: オープンリム部、B: クローズドリム部、C: ヘッド部の計 3種類のトリガー入力ソース)によって3 種類のトリガー信号が発生しますが、さらにス ナッピーをオフにした場合とオンにした場合の 2種類についても違うトリガー信号を発生するので、 リ フ ァ レ ン ス 合計 2 × 3 = 6 種類のトリガー信号を発生します。 スナッピーのオン /オフと3 ゾーンパッドによる6 種類のトリガー ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド 例: XP120SD ● パッドコントローラーを右に回して Snares On/Off = on に設定した場合 全部で 6種類のトリガー信号 B トリガー信号 B C
リファレンス DTX900のしくみ トリガーセットアップ DTX900では、送られてきたトリガー信号を内部で適切に処理するために、トリガーセットアップを使って調整します。 たとえば、パッドを叩いたときの感度(センシティビティー )や、ダブルトリガーやクロストークなどの誤動作を防ぐため の設定が、トリガーセットアップに含まれています。 DTX900ではあらかじめ 9個のプリセットトリガーセットアップが準備されているほか、お好みの設定をユーザートリ ガーセットアップとして5 個まで作ることができます。 パッドとトリガー入力端子の対応 ここまで説明してきたとおり、パッドの種類によっては1 個のパッドに複数のトリガー入力ソースがあり、それぞれからト リガー信号が発生します。しかし、トリガー信号の受け手側となるDTX900 に差し込む端子によっては、全種類のトリ ガー信号に対応できない場合があります。下表にパッド各製品とDTX900 リアパネルのトリガー入力端子との対応を掲載 してありますので、パッドをDTX900 に接続するときの参考にしてください。 INPUT (DTX900のトリガー入力端子 ) 型番
リファレンス DTX900のしくみ トリガー入力ソース トリガー信号の発生源となるパッドやパッドの叩く場所、あるいは奏法などを総称して、トリガー入力ソースといいます。 1種類のトリガー入力ソースからは 1種類のトリガー信号が発生します。また機種により、1つのパッドに最大 6種類のト リガー入力ソースがあります。DTX900では、ドラムキットモードでトリガー入力ソース別にドラムボイスを割り当てら リ フ ァ レ ン ス れます (79ページ)が、下表のトリガー入力ソース一覧を参考にしてください。 ■ トリガー入力ソース一覧 トリガ入力ーソース LCD 表示 フル表記 トリガー 入力端子 snareHd スネアヘッド (1) SNARE スネアパッド (XP120SDなど )のヘッド部を叩く。 snareOp スネアオープンリム (1) SNARE スネアパッド (XP120SDなど )のオープンリムショット部を叩く。 snareCl スネアクローズドリム (1) SNARE スネアパッド (XP120SDなど )のクローズドリムショット部を叩く。 snrHdOff スネア
リファレンス DTX900のしくみ 音源(ドラムキットとドラムボイス) 入力されたトリガー信号を受け、DTX900の音源部はトリガー入力ソースに割り当てられているドラムボイスを鳴らしま す。DTX900では、各トリガー入力ソースにドラムボイスを割り当てたセットをドラムキットといい、あらかじめ 50個 のプリセットドラムキットが準備されています。ドラムキットは自分の好みで作り変えることも可能で、ユーザードラム キットとして50個を内蔵メモリーに、また USB TO DEVICE端子に USB記憶装置が接続してあれば、エクスターナルド ラムキットとして16バンク (A 〜 P) × 99 = 1584個ものドラムキットを保存することができます。 通常はプリセットドラムキットの中からお好みのものを選んで演奏すればよいのですが、自分オリジナルのドラムキットを 作りたい場合は、ドラムキットの構成など、内部的なしくみを理解しておくと便利です。 ■ トリガー入力ソースごとに設定するドラムボイス パッドから送られてくるトリガー入力ソースごとに、ドラムボイスを割り当てられますので、お好み のドラムキットを作ることができま
リファレンス DTX900のしくみ ■ ボイスセット (ドラムボイス)を組み合わせたドラムキット 通常はプリセットドラムキットの中からお好みのものを選ぶだけでも、演奏にバリエーションをつけ られます。しかし、プリセットだけで満足できない場合は、トリガー入力端子ごとにボイスセットを 選ぶことで、1つのパッドで鳴らす音をまとめて変えてみましょう。それでも満足できない場合は、 トリガー入力ソースごとにドラムボイスを選ぶことで、さらに細かく自分の好みに合ったキットを作 ることができます。 リ フ ァ レ ン ス [DRUM KIT] → [F2] VOICE → [SF1] SELECT トリガー入力ソース [DRUM KIT] → [F1] PLAY トリガー入力端子 (INPUT)ごと トリガー入力ソース (SOURCE)ごと ボイスセット ドラムボイス ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド トリガー信号 モノラル出力 パッド ソ ン グ モ ー ド ドラムボイス ボイスセット ドラムボイス 3ゾーン パッド ク リ ッ ク モ ー ド ドラムボイス ドラムボイス ドラムキット
リファレンス DTX900のしくみ ■ ドラムボイスと MIDIノートナンバー スタック/オルタネート機能 (86ページ )を使う場合に、ドラムボイスがMIDIノートナンバーに対応し ていることを覚えておくと便利です。他の機能を使う場合にはMIDIノートナンバーの設定は気にしな くてもよいのですが、スタック/オルタネート機能では重ね合わせたい音を、ボイスではなく MIDI ノートナンバーによって設定するからです。 現在選択されているドラムキットでのMIDIノートナンバーとドラムボイスの対応は、[DRUM KIT] → [F2] VOICE → [SF1] SELECT 画面においてSOURCE = MIDIに設定したあと、ノートナンバー (NOTE NO.
リファレンス DTX900のしくみ サンプリング DTX900には、ボーカル音声、CDプレーヤーの再生音などのオーディオ音声を本体内にサンプルとして取り込み、ドラ ムパッドで演奏できるようにするサンプリング機能があります。オーディオ音声を本体内に取り込む (録音する)ことをサン プリングといいます。また、コンピューター上で扱われる既存のウェーブ (WAV/AIFFファイル)を、ファイルモードで本 体にロードすることでも、外部オーディオ音声を DTX900に取り込めます。本体内部に取り込まれたオーディオ音声は ユーザーボイスに割り当てられますので、サンプリングしたオーディオ音声を使いたい場合は、該当ユーザーボイスを選ぶ リ フ ァ レ ン ス ことになります。 ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド 注記 ・ サンプリングモードで作ったユーザーボイスは、DIMM 上に一時的に保存されます。DIMM 上のデー タは電源を切ると失われてしまいますので、電源を切る前に必ず USB記憶装置へセーブ ( 保存) して ください。セーブについて詳しくは54、114 ページをご覧ください。 サンプリングソース マイク
リファレンス DTX900のしくみ ■ サンプリング開始する方式を決めるトリガーモード [SAMPLING] → [F6] REC → TriggerMode サンプリングの基礎知識として、トリガーモードについて説明しておきましょう。トリガーモードと は、実際のサンプリングをスタートさせる「きっかけ」を決める方式です。DTX900では、 「manual (マニュアル)」と「level (レベル )」の、2種類のトリガーモードがあります。 ● ボタン操作で開始する方式 [SAMPLING] → [F6] REC → TriggerMode = manual (マニュアル) サンプリングレコードスタンバイ画面([SAMPLING] → [F6] REC)で、[F6] STARTボタンを押す とすぐにサンプリングがスタートする方式です。入力音声のレベルやソング/パターンの再生 /停止に 関係なく、サンプリングをスタートします。 ● 入力音声がトリガーレベルを超えたら自動的に開始する方式 [SAMPLING] → [F6] REC → TriggerMode = level (レベル) サンプリングレコード
リファレンス DTX900のしくみ ソング DTX900のソングは、2 つのシーケンストラック(トラック1、トラック 2)と、ヘッダーデータで構成されています。 2つのシーケンストラックにはそれぞれ MIDI 1 チャンネル〜16チャンネルの MIDIシーケンスデータが入っています。ソ ングプレイ画面上でミュート指定のできる DRUM (ドラム )、BASS (ベース )、OTHER (その他)の3パートは、それぞれ MIDI 10チャンネル、3チャンネル、およびその他の全チャンネルデータを指しており、トラックとは関係なく該当MIDI チャンネルのデータをミュートできます。 一方のヘッダーデータには、ソングの先頭に書き込まれるテンポ、拍子、MIDI チャンネルごとのプログラムチェンジ(ボイ ス )や音量などの情報が入っています。ソングを選択すると最初にこのデータが読み込まれます。 ソングの再生をスタートすると、これらのデータが DTX900の内蔵音源に送られ、データに従って音が鳴るという仕組み です。 ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド ソ ン グ モ ー ド ソング トラック1 リ フ ァ レ
リファレンス DTX900のしくみ エフェクト 音源部から出力された音声に、残響、広がり、厚みなど、さまざまな効果をかけ音を加工する装置です。DSP (デジタルシ グナルプロセッサー )と呼ばれる回路を用いてエフェクトの処理を行ないます。音作りの最終段階でエフェクトを活用する ことによって、さらに表現力を加えます。 ■ エフェクト構成 DTX900のエフェクトは、下記のブロックで構成されています。 NOTE ・ エフェクトタイプとパラメーターについて詳しくは70ページと 72ページ をご覧ください。エフェクトタイプごとのエフェクトパラメーターにつ いては、別冊データリストのエフェクトタイプリストをご覧ください。 ● リバーブ コンサートホールやライブハウスで演奏しているような残響(リバーブ )効果をかけるエフェクトです。 ドラムキットごとにエフェクトタイプを選択しますが、サウンドに対する効果はDTX900 全体にかか ります。[DRUM KIT] → [F4] EFFECT → [SF1] CONNECTまたは [SF3] REVERB 画面で選びま す。 ● コーラス ディレイ系、コーラス系などのタ
リファレンス DTX900のしくみ ■ エフェクト結線 インサーション エフェクトA リ フ ァ レ ン ス インサーション エフェクトB 外部オーディオ入力 AUX IN/SAMPLING IN または インサーション エフェクトA ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド インサーション エフェクトB *1 [DRUM KIT] → [F4] EFFECT → [SF1] CONNECT *2 [DRUM KIT] → [F2] VOICE → [SF2] OUT-TUNE [UTILITY] → [F4] AUX IN → [SF2] INS TYPE ソ ン グ モ ー ド バリエーション トゥ リバーブ *1 リバーブ *1 コーラストゥ リバーブ*1 バリエーション* 1 バリエーション センド * 2 コーラス*1 バリエーション トゥ コーラス *1 バリエーション リターン *1 リバーブ センド* 2 コーラス センド* 2 ドラムボイス (MIDI 10チャンネル ) リバーブ リターン *1 コーラス リターン *1 リバーブセンド* 2 コーラスセンド
リファレンス DTX900のしくみ ■ FLANGER&PHASER (フランジャー&フェーザー ) エフェクトプログラムの カテゴリーとタイプについて ここでは、各エフェクトタイプのしくみや効果について説 明します。また、そのカテゴリーに含まれるエフェクトタ イプを紹介します。エフェクトを設定する際の参考にして ください。カテゴリーごとに掲載しているエフェクトタイ プリストには、リバーブ(REV)、コーラス(CHO)、バリ エーション(VAR)、インサーションA/B (INS)、マスター エフェクト(MEF) それぞれに含まれているかどうかを丸印 またはー (ハイフン)で表示しています。丸印が割り当てら れているエフェクトタイプは、画面上で選択できます。 エフェクトタイプ VAR ■ COMPRESSOR&EQ (コンプレッサー&イコライザー ) コンプレッサーは、大きな音を圧縮したり小さな音を持ち 上げたりして、音のツブをそろえたり音に迫力を出したり するエフェクトです。アタックやリリースを設定すること で、音のアタック感やリリースの長さなどもコントロール できます。マルチバンドコンプは、特定の
リファレンス DTX900のしくみ ■ WAH (ワウ) ■ CHORUS (コーラス ) フィルターの周波数特性を変化させることで、独特のサウ ンドを作り出すエフェクトです。周波数特性が LFOによっ て周期的に変化するのがオートワウ、入力する楽器音の音 量によって変化するのがタッチワウです。 複数の音源が同時に鳴っているような、音に奥行きと厚み を付加するエフェクトです。複数の音源を同時に鳴らした 場合、それぞれの音源のピッチや位相が微妙に違っている ため、聴いている人に拡がり感や人数感を感じさせます。 ディレイを使って、これと同じ効果を出すエフェクトが コーラスです。実際には、遅延時間を LFOによって1 秒程 度の周期で規則的に変化させて、音をビブラートがかかっ たような状態にしてから原音と混ぜることで、複数の音源 を同時に鳴らした場合と同じ効果を得ています。 エフェクトタイプ VAR INS 説明 AUTO WAH O O ビンテージ系のオートワウです。 TOUCH WAH O O ビンテージ系のタッチワウです。 ■ REVERB (リバーブ ) エフェクトタイプ
リファレンス DTX900のしくみ ■ DELAY (ディレイ ) 入力音を時間的に遅らせて発音させ、やまびこのような効 果を作り出すエフェクトです。空間の奥行きや拡がりを 作ったり、音を太くしたりなど、さまざまな使い方があり ます。 エフェクト タイプ CHO VAR INS MEF 説明 CROSS DELAY O O O – 2本のディレイのフィードック をクロスさせたエフェクトです。 ディレイ音が左右に飛び交うタ イプのディレイです。 TEMPO CROSS DELAY O O O – ディレイタイムが曲のテンポと シンクするタイプのクロスディ レイです。 TEMPO DELAY MONO O O O – ディレイタイムが曲のテンポと シンクするタイプのモノラル ディレイです。 TEMPO DELAY STEREO O O O – ディレイタイムが曲のテンポと シンクするタイプのステレオ ディレイです。 CONTROL DELAY – O O – ディレイ長をリアルタイムに変 えてスクラッチ音などを作り出 すディレイです。 DE
リファレンス DTX900のしくみ パラメーター名 CtrType Decay Delay パラメーターの意味 「Normal」に設定した場合は、常にディレイがかか り、 「Scratch」に設定した場合はDelay Timeに割 り当てられたコントローラ値が0で、かつDelay Time Offsetが0のときはディレイがかからない。そ れ以外の場合はディレイがかかる リバーブの減衰感を制御する [TEMPO DELAY MONO、TEMPO DELAY STEREO] ディレイの長さを音符で指定する [TECH系、CONTROL DELAY] ディレイの長さを設定する パラメーター名 パラメーターの意味 Dry/Wet ドライ音とウェット音 (エフェクト音)のバランスを設 定する DryLPF ドライ音にかけるローパスフィルターで高域をカット する周波数を設定する DryLvl ドライ音のレベルを設定する DryMixLvl ドライ音のレベルを設定する DrySndNoise ノイズに混入させるドライ信号の量を設定する DyLvlOfs エンベロープフォロワー出力に
リファレンス DTX900のしくみ パラメーター名 パラメーターの意味 Feedback エフェクト出力を再び入力に戻すレベルを設定する Fine1 1系列目の細かいピッチを設定する Fine2 2系列目の細かいピッチを設定する FltType パラメーター名 パラメーターの意味 [CLASSIC FLANGER、RING MODULATOR] 変調波形を選択する LFOWave [LO-FI] 音色効果のタイプ設定をする [AUTO WAH] 波形を選択する(サイン波か矩形波 ) [AUTO PAN] パンニングカーブを変更する [DYNAMIC FILTER] フィルターのタイプ選択をする Livenss 初期反射音の減衰を設定する GateTime スライスのゲート時間を設定する LowAtk 低域側においてのコンプレッサー効果が効き始めるま での時間を設定する H.Freq 高域をEQで増減させる周波数を設定する LowGain 低域側においての出力のレベルを設定する H.
リファレンス DTX900のしくみ パラメーター名 パラメーターの意味 NoisLPF ノイズにかけるローパスフィルターで高域をカットす る周波数を設定する NoisLvl ノイズのレベルを設定する NoisModDpt ノイズの変調の深さを設定する NoisModSpd ノイズの変調スピードを設定する パラメーター名 パラメーターの意味 [FLANGER&PHASER系、TECH系 ] 入力の変化に対する変調の感度を設定する Sens [TOUCH WAH] 入力の変化に対するワウフィルターの変化の感度を設 定する S-FTmHorn ホーン (高域側)における回転速度切り替え時の移行時 間を設定する S-FTmRotor ローター (低域側)における回転速度切り替え時の移 行時間を設定する NoisTon ノイズの音質を設定する On/Off アイソレーターのOn/Offスイッチ OSCFrqCors 入力波形を変調するための周波数を設定する OSCFrqFine 入力波形を変調するための周波数をより細かく設定す る OutGain 出力のゲインを
リファレンス DTX900のしくみ 内部メモリーとファイル管理 DTX900では、ドラムキットやソングなど、さまざまなデータを制作できます。ここでは、これらデータの管理方法や、 データが保存されるメモリーについて説明します。 電源を切っても消えないデータ/ 電源を切ったら消えるデータ DTX900本体では、ドラムキット、ソングやサンプリン グで取り込んだオーディオを基にしたユーザーボイスな ど、さまざまなデータを制作できます。これらのデータ は、種類によって保存方法が異なるだけでなく、電源を 切ったら消えてしまうものもあるため、あらかじめUSB 記憶装置(ハードディスクドライブなどのデバイス )を準備 する必要があります。 本体で制作できるデータ ドラムキット 保存される内部メモリー (ユーザーメモリー ) 内部メモリー DTX900 の内部で使われているメモリーの種類について、 説明します。 ● フラッシュ ROM ROM (ロム=Read Only Memory の略)とは、読み出し専 用のメモリーのことで、従来はデータを書き換えることは できませんでした。それに対してフラッシュ ROMは、従
リファレンス DTX900のしくみ メモリー構成 DTX900各機能と、内部メモリー /USB外部記憶装置との関係は以下のとおりです。 内部メモリー リ フ ァ レ ン ス 外部 USB記憶装置 プリセットデータ (ROM) ・ドラムキット ・ボイス ・ソング ・トリガーセットアップ データ製作機能 エクスターナルドラムキット* EXT-A 01 〜 99 EXT-B 01 〜 99 : EXT-P 01 〜 99 ユーザーメモリー フラッシュ ROM ・ドラムキットエディット ・ユーザードラムキット 1〜 50 ファイル拡張子: .T3K (ファイルタイプ= AllKit) ・クリック設定 ・クリック設定 ファイル拡張子: .T3C (ファイルタイプ= Click) ストア ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド ソ ン グ モ ー ド ・ユーザートリガー セットアップ1 〜5 ファイル拡張子: .T3T (ファイルタイプ = AllTrigger) ・ユーティリティー設定 ・ユーティリティー設定 ファイル拡張子: .
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] この章では、[DRUM KIT」ボタンで呼び出せるドラムキットモードについて説明します。 ドラムキットは、すぐに使える50種類のプリセットキット (PRE: 01 〜 PRE: 50)に加え、自分で作成・保存した50種 類のユーザーキット(USR: 01 〜 USR: 50)が本体だけで使用できます。また、外部USB 記憶装置を利用すると、メモ リーキットファイルごとに99種類× 16ファイル( 合計1,584種類 )のドラムキットが保存でき、本体側のドラムキットや ソングと合わせて利用できます。これらのドラムキットとソングを自由に組み合わせてリハーサルやセッションをしたり、 さらにはパッドを使って最大4 曲のソングをコントロールする( パッドソングの設定をする: 93ページ )ようなパフォーマ ンスも演じられます。 ドラムキットの設定手順 1 [DRUM KIT]ボタンを押して、ドラムキットモードに 5 [DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデータダイアル 2 [F1] 〜 [F6]ボタンを押して、設定したい画面を表示 6 [E
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] ドラムキットプレイ [F1] PLAY 「ドラムキットを選ぶ」(30ページ)をご覧ください。 ドラムボイスに関する設定をする リ フ ァ レ ン ス [F2] VOICE [F2]ボタンと[SF1] 〜 [SF4] ボタンで呼び出される各画面は、INPUT (インプット)またはSOURCE (ソース )の2種類の 表示に分かれます。[SF5]ボタンを押すと、各画面の左上にある表示が INPUT ↔ SOURCE間で切り替わります。INPUT が表示されているときは、トリガー入力端子ごとのパラメーターを編集します。SOURCEが表示されているときは、トリ ガー入力ソースごとのパラメーターを編集します。 C Voice Set number (ボイスセットナンバー ) 2 で選択したボイスセットカテゴリーの中から使用したいボ ドラムボイスをパッドに割り当てる [SF1] SELECT イスセットナンバーを選択します。 設定値 INPUT画面の場合は、トリガー入力端子ごとにボイス セットを割り当てます。SOURCE画面の場合は、パッド
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] C Voice number (ボイスナンバー ) 2で選択したボイスカテゴリーの中から使用したいボイスナ OUTPUT/TUNING関連の設定をする [SF2] OUT-TUNE ンバーを選択します。 設定値 別冊データリストをご覧ください。 NOTE ・ ボイスカテゴリーとボイスナンバーが“---- ”表示されて選択できない 場合は、スタック/オルタネートの設定をご確認ください (86、126 ページ)。 この画面では、ボリュームやチューニングなどを設定しま す。画面は 2ページから構成され、カーソルボタン[ N ]/[M ] でページを切り替えます。 < INPUT画面の 1ページめ> D [SF5] INPUT [SF5]ボタンを押して、「INPUT」(トリガー入力端子ごとのパラ メーターを編集)と「SOURCE」( トリガー入力ソースごとのパ ラメーターを編集)の画面を交互に切り替えます。 E [SF6] インプットロック このボタンを押して、インプットロックのオン /オフを切り替 えます。インプットロックがオン (画面右上
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] H <INPUT画面の2 ページめ> 7 6 54 9 8 Pan (パン ) INPUT画面では、選択したトリガー入力端子ごとのパン( ス テレオ定位)を、ノブアイコンで設定します。 SOURCE画面 では、選択したトリガー入力ソースごとのパンを、数値で設 定します。 設定値 L63 〜 C 〜 R63 I OutputSel ( アウトプットセレクト) INPUT画面では、選択したトリガー入力端子ごとの出力先を 設定します。SOURCE画面では、選択したトリガー入力ソー スごとの出力先を設定します。 <S OURCE画面の 2ページめ> 7 6 54 9 8 設定値 L&R+ph (OUTPUTとPHONESの両方)、 phones (PHONES のみ)、ind1&2 〜 ind5&6 (INDIVIDUAL OUTPUT 1と2 〜 5と6)、 ind1 〜 ind6 (いずれかのINDIVIDUAL OUTPUT)、dryL&R (OUTPUT、ただしエフェ クトはかかりません ) NOTE ・ INPUT画面
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] EQ-TONEの設定をする [SF3] EQ-TONE この画面では、イコライザー関連のパラメーターや、ア タック、リリースなどのパラメーターを設定します。 画面は2 ページから構成され、カーソルボタン[N]/[M]で ページを切り替えます。 <INPUT画面の1 ページめ> 8 1 23 45 6 7 C MID FREQ ( ミッドフリケンシー ) INPUT 画面では、選択したトリガー入力端子ごとの中音域の 中心周波数を、ノブアイコンで設定します。 SOURCE画面で は、選択したトリガー入力ソースごとの中音域の中心周波数 を、数値で設定します。 設定値 139.7 〜 10.
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] L <INPUT画面の2 ページめ> 9 J K L M Filter ( フィルター ) INPUT画面では、選択したトリガー入力端子ごとのローパス フィルターのカットオフ周波数を、ノブアイコンで設定しま す。SOURCE画面では、選択したトリガー入力ソースごとの ローパスフィルターのカットオフ周波数を、数値で設定しま す。 設定値 リ フ ァ レ ン ス -64 〜 +63 ローパスフィルター <S OURCE画面の 2ページめ> 9 音量 J K L M ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド カットオフ周波数 カット される部分 I Attack ( アタックタイム) INPUT画面では、選択したトリガー入力端子ごとのアタック タイム (パッドを叩いてから、ボイスが発音時の最大レベルに 到達するまでの時間 )をノブアイコンで設定します。 SOURCE 画面では、選択したトリガー入力ソースごとのア タックタイムを、数値で設定します。値を大きくするほど音 の立ち上がりが遅くなります。 設定値 -64 〜 +63
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] その他の設定をする [SF4] OTHER この画面では、Mono/Poly (発音モード)やオルタネート グループなどのパラメーターを設定します。画面は2 ペー ジから構成され、カーソルボタン[ N]/[ M]でページを切り 替えます。 <INPUT画面の1 ページめ> 4 1 2 B AltGroup (オルタネートグループ ) INPUT 画面では、選択したトリガー入力端子ごとに、オルタ ネートグループのいずれかを割り当てます。 SOURCE画面で は、選択したトリガー入力ソースごとに、 オルタネートグ ループのいずれかを割り当てます。 実際のアコースティックドラムでは、 ハイハットのオープン とクローズのように、 同時に鳴ることがあり得ない音があり ます。そういった同時に鳴ることがあり得ない楽器音 (ボイス) は、同じオルタネートグループに登録しておくことで、 同時 発音を防ぎます。 オルタネートグループは、最大127個まで 作れます。なお、 そのような設定の不要なほとんどのボイス に対しては「off」を設定しておきます。 設定値
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] <INPUT画面の2 ページめ> デプス=64、オフセット=32 の場合 6 5 7 127 実際に音源に送る ベロシティー 0 64 リ フ ァ レ ン ス 127 パッドを叩いたときのベロシティー <S OURCE画面の 2ページめ> 6 5 7 ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド デプス =64、オフセット=96 の場合 127 実際に音源に送る ベロシティー E VelSensDpt (ベロシティーセンシティビティーデプス) INPUT画面では、選択したトリガー入力端子ごとに、 パッド を叩いた強さに対してどの程度の音量で鳴らすかを、ノブア イコンで設定します。SOURCE画面では、 選択したトリガー 入力ソースごとに、パッドを叩いた強さに対してどの程度の 音量で鳴らすかを、数値で設定します。 設定値が大きいと、パッドを叩いた強さに対して実際に鳴る 音量が大きくなります。 設定値 0 64 ソ ン グ モ ー ド 127 パッドを叩いたときのベロシティー ク リ ッ ク モ ー ド デプス =64、オフ
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] スタック/オルタネートの設定をする [F3] STK/ALT スタックとは、パッドを叩いたときに複数のドラムボイスが鳴る機能、それに対してオルタネートとは、同じパッドでも叩 くたびに違うボイスが鳴る機能です。 スタック機能ではさらに、ピアノなどの鍵盤演奏用ボイス (ヤマハシンセサイザーでノーマルボイスと呼ばれているボイス ) による和音演奏が、パッドを叩くことで可能になります。鍵盤演奏用ボイスは、この画面上のCHを10 チャンネル以外に 設定したあと、[F6] OTHER → [SF3] MIDI画面上の該当チャンネルにピアノなどのボイスを選ぶことで、パッドに割り 当てられます。 なお、スタック/オルタネート画面では、トリガー入力ソースごとの設定だけが可能になります。 E [SF3] DELETE このボタンを押すと、 現在のカーソル位置のステップが削除 されます。この操作により該当ステップ番号がなくなってし まう場合は、既にあるこれ以降のステップ番号が 1 ずつ減り ます。 スタック/オルタネートを作る <カーソルがSTEP 欄にある場合>
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] B NOTE (ノート ) 該当ステップの MIDIノートナンバーを設定します。 設定値 off、C#-2 〜 G8 NOTE ・ ドラムボイスとMIDI ノートナンバーの関係については、62ページを ご参照ください。 C GATETIME (ゲートタイム ) 該当ステップにあるノートのゲートタイム (パッドを叩いて ノートオンを送信してからノートオフを送るまでの長さ )を設 定します。パッドを叩いて鳴った音が、どのくらいの時間鳴 るかを設定します。 設定値 ■ スタック/ オルタネートの設定例 ここでは、1 回めにパッドを叩くとC Majのコード音が、 2 回めに叩くとG Majが、3 回めに叩くとC Majのコード 音が鳴るような設定をしてみましょう。 スタック /オルタネート設定例 リ フ ァ レ ン ス ステップ 001 初めてパッドを叩いたときの設定 ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド 0.0s 〜 9.
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] 4 カーソルをさらに下に移動し、VCE NUM、BANK MSB、BANK LSBの設定を行なうことで、ボイスを 設定します。 選択できるボイスについては、別冊データリストをご覧くだ さい。 3 DTX900 側で、MIDI端子が有効になるよう、パラ メーター設定を行ないます。 [UTILITY] → [F5] MIDI → [SF3] OTHER で呼び出される画 面上で、MIDI IN/OUT パラメーターを「MIDI」に設定しま す。 4 [F3] STK/ALTボタンを押してスタック/オルタネー ト画面を再度呼び出します。 5 [SF5] CHORDボタンを押してコード画面を呼び出し 5 [F3] STK/ALTボタンを押してスタック/オルタネー ト画面を再度呼び出します。 6 上記の例(手順1の直前のイラスト) を設定してみましょ う。 [INC/YES]、[DEC/NO] ボタンを使って設定しましょう。 MIDIキーボードをDTX900に接続していれば、鍵盤による コード入力が可能です。詳細は、次の「外部 MIDI機器を使用
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] エフェクトの設定をする [F4] EFFECT ここでは、現在選択されているドラムキットのエフェクト設定を行ないます。ドラムキットモードでは、リバーブ、コーラ ス、バリエーションの各エフェクトを設定します。リバーブとコーラスは DTX900全体のサウンドにかかり、バリエー ションは現在選択されているドラムキットに対してだけかかります。 リ フ ァ レ ン ス エフェクト構成に関する詳細は、68ページをご覧ください。 H エフェクトの接続を設定する [SF1] CONNECT エフェクトの接続に関する設定を行ないます。選択したパ ラメーターの名称と設定値は、【 】内に表示されます。 12 8 7 34 K 5 Var to Rev (バリエーショントゥーリバーブ) バリエーションエフェクトで処理された信号をリバーブエ フェクトへ送る量を設定します。 設定値 0 〜 127 I Var Pan (バリエーションパン ) バリエーションエフェクトで処理された信号の、左右の定位 を設定します。 設定値 L63 (左端) 〜 C
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] バリエーションの設定をする リバーブの設定をする [SF2] VAR 3 21 5 [SF3] REVERB 1 4 2 6 1 Category ( カテゴリー ) B Type ( タイプ) [SF1] CONNECT画面の 1 と 2 に該当します。Type欄でバ リエーションエフェクトタイプを選択します。お好みのタイ プがなかなか見つからない場合は、Category欄でカテゴリー を選んでから Type欄でタイプを探すとよいでしょう。 設定値 エフェクトカテゴリーとタイプについては、70 ページをご覧ください。 C Preset (プリセット ) 各エフェクトタイプでは、画面右側に表示されるパラメー ター群の設定により、エフェクトのかかり方を変えることが できます。パラメーター群の設定は、何種類かがテンプレー トとして用意されており、この欄で選択できます。 設定値 別冊データリストをご覧ください。 D エフェクトパラメーター エフェクトパラメーターは、現在選択されているエフェクト タイプによって、その数や画面構成が
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] コーラスの設定をする [SF4] CHORUS 3 21 5 4 リ フ ァ レ ン ス ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド 6 1 Category (カテゴリー ) B Type (タイプ) [SF1] CONNECT画面の 3 と 4 に該当します。Type欄で コーラスエフェクトタイプを選択します。お好みのタイプが なかなか見つからない場合は、Category欄でカテゴリーを選 んでから Type欄でタイプを探すとよいでしょう。 設定値 ソ ン グ モ ー ド エフェクトカテゴリーとタイプについては、70 ページをご覧ください。 C Preset (プリセット ) 各エフェクトタイプでは、画面右側に表示されるパラメー ター群の設定により、エフェクトのかかり方を変えることが できます。パラメーター群の設定は、何種類かがテンプレー トとして用意されており、この欄で選択できます。 設定値 ク リ ッ ク モ ー ド 別冊データリストをご覧ください。 ト リ ガ ー モ ー ド D エフェクトパラメーター エフェクトパラ
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] パッドの設定をする [F5] PAD NOTE パッドコントローラーの設定をする [SF1] PADCTRL この画面では、XP120SDなどに装備されているパッド コントローラーに、機能の割当を行ないます。 2 1 ・ 初期設定では、パッドコントローラータイプの設定はドラムキット ごとに違います。 ・ トリガー入力端子によっては、設定できる項目が違います。たとえ ば「snares」や「voice」は、トリガー入力端子が「snare」の場合だ け設定できます。 C [SF6]インプットロック このボタンを押すことによりインプットロックをオン /オフし ます。インプットロックがオンの場合 (画面右上に Lインジ ケーターが表示されている場合 )、編集の対象となるトリガー 入力端子 1はどのパッドを叩いても変更されません。 これは、 いろいろなパッドを叩きながら現在編集中のパッドのパラ メーターを調節したい場合に、 便利です。 3 1 INPUT (トリガー入力 ) (パラメーター設定をしたいパッドを接続している )トリガー 入力端子を選択
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] E パッドソングの設定をする [SF3] PADSONG この画面では、各トリガー入力ソースのパッドソングに関 するパラメーターを設定します。パッドソングとは、パネ ルの [>/■]ボタンではなくパッドを叩くことによってソン グを再生する機能です。1つのトリガー入力ソースに 1つ のソングを割り当てることができ、1つのドラムキットに 対して最大 4個のパッドソングを割り当てることができま す。 Mode (モード ) パッドを叩いたときにソングがどのように再生するかを設定 します。「play」では、パッドを叩くたびに指定したソングが スタート/ストップします。「chase」では、パッドを叩くと 指定したソングを1 小節だけ再生して自動的に止まります。 「cutoff」では、パッドを叩くと、その時点で再生されていた 他のパッドソングのうち「cutoff」に設定されているものだ けを停止したうえで、指定したソングが再生されます。再度 パッドを叩くと再生は止まります。「cutoff」に設定された パッドソングは同時に一つだけ再生されます。 設定値 p
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] トリガーの設定をする [SF4] TRIGGER この画面では、DTX900が各トリガー入力ソースのトリ ガー信号にどのように対応するかを設定します。画面は2 ページで構成されています。 4 1 23 5 7 6 9 8 1 SOURCE ( トリガー入力ソース) トリガー入力ソースを選択します。インプットロック (92 ページ) がオフのときは、パッドの該当する部分を叩くことで も、トリガー入力ソースを選択できます。 設定値 トリガー入力ソースのリストは61ページをご覧 ください。 B TrigLink (トリガーリンク) 「off」以外に設定すると、任意のトリガー入力ソースを叩く ことにより、同じパッド内の違うトリガー入力ソースもトリ ガー信号を発生します。なお、 1 で設定したトリガー入力 ソースによって、設定値が違うのでご注意ください。 設定値 off、head、rim1、rim2、rim1&2、bow、 pad11 NOTE ・ SOURCEが「hhFtCl」「hhSplsh」 「pad11」の場合、TrigLinkパラ
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] その他の設定をする [F6] OTHER 基本設定をする ハイハットコントローラーの設定をする [SF1] COMMON ここではドラムキットに対するさまざまな基本設定を行な います。ドラムキット全体の音量、リバーブセンド、コー ラスセンド、ドラムキット選択時のテンポなど設定しま す。 51 2 4 3 Volume (ボリューム ) ドラムキット全体の音量を設定します。 0 〜 127 B Tempo (テンポ ) ドラムキット選択時のテンポを設定します。 設定値 off、30 〜 300 C RevSend (リバーブセンド) ドラムキット全体にかかるリバーブ効果の割合を設定します。 ドラムボイスごとに設定した割合 (81ページ )をまとめて、リ バーブへ送ります。 設定値 0 〜 127 D ChoSend (コーラスセンド) ドラムキット全体のコーラス効果の割合を設定します。ドラ ムボイスごとに設定した割合 (81ページ )をまとめて、コーラ スへ送ります。 設定値 0 〜 127 E TrigSetupLink(
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] < 3ページめ> MIDIメッセージの設定をする [SF3] MIDI 6 ドラムキット選択時に出力されるMIDIメッセージを設定 します。ここでの設定は、内蔵音源に送られると同時に MIDIメッセージとして出力されます。MIDIメッセージの 画面は5 ページから構成され、カーソルボタン[N]/[M]で ページを切り替えます。 7 F VCE NUM (ボイスナンバー ) 送信するプログラムチェンジナンバーを設定します。 設定値 <1 ページめ> 1 G BANK MSB/LSB (バンクセレクトMSB/LSB) バンクセレクト MSB/LSBを設定し、ボイスナンバー (VCE NUM)と合わせて、ボイスを選択します。 設定値 2 1 TG SW (トーンジェネレータースイッチ ) ドラムキット選択時に、 3 〜 Kで設定された MIDIメッセー ジを内蔵音源に送信するか (on)、しないか(off)、設定します。 設定値 Off、On 1 〜 128 0 〜 127 NOTE ・ DTX900のボイス選択に必要なバンクセ
リファレンス ドラムキットモード [DRUM KIT] < Type = Sourceの場合> ドラムキットに名前を付ける 1 2 3 6 [SF4] NAME 4 5 ドラムキットに名前を付けることができます。 2 リ フ ァ レ ン ス 1 < Type = MIDI の場合> 1 2 3 4 5 3 1 Name (ネーム) ドラムキットの名前を、英数字を使って最大 12文字で設定で きます。名前の入力方法については、「基本操作」の「文字入 力」(15 ページ) をご覧ください。 B ドラムキットアイコン [F1] PLAY画面に表示されるドラムキットアイコンを、お好 みのものに設定します。 設定値 Acoustic、Rock、Electric、Percuss、 RhythmBox、Effect、R&B/H-Hop、 PadSong、off 1 Type (タイプ ) ドラムキットデータのトリガー入力端子( ボイスセット設定)、 トリガー入力ソース(ボイス )、MIDIのうち、 どの部分をコ ピーするかを設定します。 設定値 C [SF6] LIST 入力文字を選ぶ
リファレンス ソングモード [SONG] この章では、[SONG]ボタンを押して入るソングモードについて説明します。 ソングモードでは、一緒に演奏したり練習するためのプリセットソング(PRE: 01 〜 87)や、録音 /編集のできるユーザー ソング(USR: 01〜50)が選択できます。さらに、USB TO DEVICE端子に接続した外部USB 記憶装置に保存したSMF ソング(EXT: 01-99)も選択できます。これら外部ソングはUSB記憶装置から直接呼び出せます。 NOTE ・ パネルの[>/ ■]ボタンで再生する通常のソングに加え、パッドを叩いて再生できるパッドソングがあります。パッドソング について詳しくは93ページをご覧ください。 注記 ・ ソングレコードで録音したりソングジョブで編集したソングデータは、DRAM上に一時的に保存されます。DRAM上の データは電源を切ると失われてしまいますので、電源を切る前に必ずUSB記憶装置へセーブ (保存)してください。 ソングプレイ [F1] PLAY [SONG] → [F1] PLAY画面の説明については、クイックガイドの「ソングを再生す
リファレンス ソングモード [SONG] ソングジョブの設定手順 1 ソングジョブグループ [SF1] SONG ソングモードでジョブを実行したいユーザソングを選 択し、[F2] JOBボタンを押して、ソングジョブに入 ります。 NOTE ・ ソングジョブモードはユーザーソング選択時のみ入れます。 01: Copy Song (コピーソング) コピー元のソングのすべてのデータを現在選択しているユーザー ソングにコピーします。 1 2 [SF1] 〜 [SF4]ボタンを押して、目的のジョブグルー プのジョブメニューを表示します。 1 Song number コピー元のソングナンバーを選択します。(選んだソングの名 前が連動して表示されます)。 設定値 PRE: 01 〜 PRE: 87、USR: 01 〜 USR:50 3 [DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデータダイア ル、[ ∧]/[∨ ](カーソル上下) ボタンを押して目的の ジョブへカーソルを移動し、[ENTER/STORE]ボタ ンを押して、ジョブの画面に入ります。 リ フ ァ レ ン ス ド ラ ム キ ッ
リファレンス ソングモード [SONG] 03: Song Name, Tempo, Repeat (ネーム、テンポ、リピート) トラックジョブグループ [SF2] TRACK 現在選択しているソングの名前、テンポ、リピートを設定します。 01: Quantize (クオンタイズ) NOTE ・ Song Name、Tempo、Repeatでは、[ENTER/STORE]ボタンを押す必 要はありません。 現在選んでいるユーザーソングに記録されたデータをトラック単 位でクオンタイズします。クオンタイズとは、タイミングのばら つきを補正する機能 (44ページ )です。 1 注記 2 3 ・ クオンタイズを実行すると、演奏の微妙なタイミングの揺れが失われる ことがあります。クオンタイズはやり直しできないのでご注意くださ い。 1 2 3 4 1 Name ( ネーム) ソングの名前を、英数字を使って最大 10文字で設定できま す。[SF6] LISTボタンを押して、キャラクターリストによる 入力もできます。名前の入力方法については、「基本操作」の 「文字入力」(15 ページ)をご覧くだ
リファレンス ソングモード [SONG] 03: Copy Track (コピートラック ) メジャージョブグループ プリセットソングやユーザーソングのトラックを、現在選んでい るユーザーソングのトラックにコピーします。コピー先のトラッ クにあるデータは上書き・消去されます。 [SF3] MEAS NOTE 1 ・ カーソルが小節関連のパラメーターの位置にあるときに[SF6] ボタンを押 すと、[F1] 〜 [F6]ボタンと[SF1] 〜 [SF5]ボタンを使って数字入力ができ ます。 ・ 選択しているソングにより、設定できる小節範囲が変わります。 2 3 1 コピー元のソングナンバー コピー元のソングナンバーを選択します。 設定値 PRE: 01 〜 PRE: 87、USR: 01 〜 USR: 50 01: Copy Measure (コピーメジャー ) プリセットソングやユーザーソングのトラックにある指定範囲の 小節を、現在選択しているユーザーソングのトラックの指定した 小節以降にコピーします。 注記 ・ コピー先のトラックにあるデータは上書きされます。 NOTE ・ EXT:
リファレンス ソングモード [SONG] 02: Create Measure (クリエートメジャー ) 03: Delete Measure (デリートメジャー ) 現在選んでいるユーザーソングのトラックの指定した位置に、指 定した拍子の空き小節を挿入します。空の小節が挿入された場合 は、挿入ポイントより後ろにあるデータは自動的に後ろへ移動し ます。 現在選んでいるユーザーソングのトラックにあるデータを小節ご と削除します。削除した小節より後ろにあるデータは、 自動的に 前に移動します。 1 3 4 1 Beat ( 拍子) 挿入する小節の拍子を選択します。 設定値 1/4 〜 16/4、1/8 〜 16/8、1/16 〜 16/16 B Create Meas 挿入する空き小節の数を設定します。 設定値 001 〜 999 C Track ( トラック) 小節を挿入するトラックを選択します。一方のトラック (1ま たは2) だけを選んだ場合、そのトラックの小節挿入後の長さ が長くなり、もう一方のトラックよりも演奏が後ろにずれる ことがあります。両方のトラックの長さを合わせるときは
リファレンス ソングモード [SONG] VOICE ジョブ2 ページ目 ボイスジョブ [SF4] VOICE 5 選択中のユーザーソングの MIDIチャンネルごとの音色、 ボリューム、パン、リバーブセンド、コーラスセンド、 フィルターを設定します。ここでの設定は、内蔵音源へ送 信されると同時に MIDI出力されます。 画面は 3ページから構成され、カーソルボタン[N]/[ M]で ページを切り替えます。 6 NOTE ・ VOICEジョブでは、[ENTER/STORE]ボタンを押す必要はありません。 1 2 3 4 1 CH (MIDIチャンネル) 設定の対象となる MIDIチャンネル (1〜 16)が表示されていま す。 B TRANSMIT (トランスミット ) 内蔵音源と外部音源に MIDIメッセージを送信するかしないか を設定します。Allに設定すると、 3 〜 Lで設定した音色や ボリュームなどすべての MIDIメッセージを内蔵音源と外部音 源に送信します。PC に設定すると、 5 〜 6で設定したプロ グラムチェンジのみ送信し、 5 〜 6 以外の設定値は“– –”で 表示さ
リファレンス クリックモード [CLICK] クリックモードでは、クリックの音色や拍子やテンポなどの設定を行ないます。メジャーブレイク機能を使って、ハシリや モタリをチェックするようなトレーニングもできます。 クリックを設定する手順 1 [CLICK]ボタンを押して、クリックモードに入ります。 2 [F1] 〜 [F5]ボタンを押して、設定したい画面を表示 します。 [SF1] 〜 [SF3]ボタンにサブ画面が割り当てられている場合 は、さらに [SF1] 〜 [SF3]ボタンを押して画面を選びます。 4 設定が完了したら、[ENTER/STORE]ボタンを押して テンポと拍子とサブデバイド以外のすべてのクリック モードでの設定を本体に保存します。 注記 ・ ストアの操作をせずに電源をオフにすると、変更した設定はメモ リーから消えてしまいます。 ・ “Please keep power on.
リファレンス クリックモード [CLICK] クリックのテンポや拍子などを設定する [F1] PLAY クリック音を選び、拍子、テンポ、クリックのタイミングの音量を設定します。 リ フ ァ レ ン ス NOTE ・ 拍子の設定によっては、VOLUMEに表示される音符が変わります。 1 2 ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド 3 4 5 6 7 1 BEAT (拍子 ) クリックの拍子を選択します。 設定値 8 D CLICK VOICE 使用するクリック音を選択します。 1/4 〜 16/4、1/8 〜 16/8、1/16 〜 16/16 設定値 NOTE ・ ソングモードで拍子の変更を伴うソングに切り替えたとき、クリッ ク音にも切り替えたソングの拍子が反映されます。 B TEMPO (テンポ ) クリックのテンポを設定します。 設定値 030 〜 300 NOTE C SUBDIVIDE (サブデバイド ) クリックのアクセントがつく拍を設定します。ここで設定し た拍で拍子を分割します。拍子を 5/4、サブデバイドを2+3 に設定すると、アクセントは 1拍めと 3拍
リファレンス クリックモード [CLICK] クリックの音色を設定する [F2] VOICE 各クリックタイミングの音色とチューニングを設定します。クリックボイスを “UserVoice ”に設定したときのみ、この画面 が表示されます。 1 2 3 B Voice number (ボイスナンバー ) クリック音に使用するボイス番号を選択します。 ボイス番号 を “000 ”に設定すると、ボイス名に “no assign” と表示され、 音が鳴らなくなります。 設定値 別冊データリストをご覧ください。 NOTE ・ 選択しているボイスカテゴリーにより、選択できるボイスナンバー 範囲は異なります。 1 Voice category (ボイスカテゴリー ) 各ビートに使うボイスのカテゴリーを選択します。 設定値 kick1 〜 2、snare1 〜 3、tom1 〜 2、 cymbal、hihat、perc1 〜 2、efct1 〜 2、 USR-A 〜 H C TUNING (チューニング ) ボイスナンバー 2で選んだボイスの音程を設定します。 設定値 -24.00 〜 +24.
リファレンス クリックモード [CLICK] その他の設定をする [F5] OTHER クリックの鳴らし方を設定する メジャーブレイク機能を使う [SF1] OUTPUT [SF2] MEASBRK クリックの鳴らし方やクリック音の出力先を設定します。 設定した小節だけメトロノームの音をミュート (消音)でき ます。フィルインの部分をミュートしたり、ある程度長い 小節数をミュートして、ハシリやモタリをチェックすると いったトレーニングに最適です。たとえば、4 小節はク リックの音を鳴らして、次の 4小節をミュートさせたい場 合は、Measureを4、Breakを 4に設定します。 1 2 3 1 23 Mode (モード) クリックの鳴らし方を設定します。クリックは常に手動操作 で ON/OFFできるほか、ソングの再生/ 録音/停止にも同期で きます。 manual、play、rec、play&rec manual [CLICK ON/OFF] ボタンの手動操作のみ。 play ソングの再生 /停止に同期。 rec ソングの録音 /停止に同期。 play&rec ソ
リファレンス トリガーモード [TRIGGER] この章では、[TRIGGER]ボタンを押して入るトリガーモードについて説明します。トリガーモードでは、トリガー入力端 子に接続したパッドやドラムトリガー ( ヤマハDT20など) からのトリガー入力信号に関連するパラメーターを設定します。 ここでの設定により、入力されたトリガー信号は適切に処理されます。単体で購入されたパッドや、アコースティックドラ ムにドラムトリガーを装着したものをお使いの場合は、トリガー入力ごとに感度の調整を行なう必要があります。また、ク ロストーク* やダブルトリガー *を防止するための設定も行ないます。 * クロストーク: 叩いたパッドの振動により、他のパッドからのトリガー信号が発生してしまうこと。 * ダブルトリガー : 1 回のショットに対してトリガー信号を2回発すること。二度鳴り。 NOTE ・ トリガーの設定を適切に行なわないと、意図したとおりの演奏ができません。まずは、プリセットトリガー で目的のものに近いトリガーセットアップを選択して編集することから始めましょう。 ・ 電源を入れ直したときのトリガーセットアップナンバー
リファレンス トリガーモード [TRIGGER] トリガーセットアップを選択する [F1] SELECT 「トリガーセットアップの切り替え」(22ページ)をご覧ください。 NOTE リ フ ァ レ ン ス ・ 画面下部に表示される各番号は、フロントパネル上部に印刷されているトリガー入力端子の番号に対応して います。各番号の上部に、パッドからのトリガー信号の状態がリアルタイムに表示されます。 パッドタイプを選択する [F2] TYPE トリガー入力端子に接続したパッドやトリガーセンサーのタイプを設定します。適切なパッドタイプを選ぶことで、パッド の機能を十分に活かすことができます。 2 B Pad Type (パッドタイプ ) 1 で選択したトリガー入力端子のパッドのタイプを選択しま す。下表を参考に、適切なパッドのタイプを選んでください。 1 設定値 1 INPUT (トリガー入力端子 ) ( パラメーター設定をしたいパッドを接続している) トリガー 入力端子を選択します。インプットロックがオフのときは、 対応するパッドを叩くことでも、トリガー入力端子を選択で きます。 設定値
リファレンス トリガーモード [TRIGGER] C Curve (カーブ ) トリガー信号レベルの変化に対するベロシティーカーブを設 定します。loud2のカーブは、弱く叩いても大きい音量が出 しやすいカーブです。hard2 のカーブは、強く叩かないと大 きい音量が出しにくいカーブです。 設定値 loud2、loud1、normal、hard1、hard2 D LEVEL (レベル ) ベロシティー値を出力するトリガー信号のレベルを最小 〜 最 大で設定します。 ここで設定した最小レベル以下のトリガー 信号ではドラムボイスは発音しません。 ここで設定した最大 レベル以上のトリガー信号は VEL ( ベロシティー )で設定する 最大ベロシティーとなります。 設定値 loud1 norm hard1 hard2 ベロシティー → loud2 最小レベル: 0% 〜 99% 最大レベル: 1% 〜 100% E VEL ( ベロシティー ) LEVEL 4 のトリガー信号レベルに対応させるベロシティー 値を最小 〜 最大で設定します。ここで設定したベロシティー の範囲でドラムボイスが発音し
リファレンス トリガーモード [TRIGGER] その他の設定をする [F5] OTHER トリガーセットアップに名前を付ける トリガーセットアップをコピーする [SF1] NAME 選択中 (エディット中)のトリガーセットアップに最大12 文字の名前を付けることができます。 名前の入力方法については、「基本操作」の「文字入力」 (15ページ )をご覧ください。 [SF2] COPY トリガーセットアップをトリガー入力端子単位でコピーで きます。たとえば、現在選択しているトリガーセットアッ プの TOM1端子の設定を TOM4端子にコピーしたいとき は、コピー元を Current、tom1に設定し、コピー先を Current、tom4に設定して、[ENTER/STORE]ボタンを 押してコピーを実行します。 注記 ・ トリガーセットアップコピーを実行すると、コピー先トリガー入力端子 のトリガーセットアップの内容はすべてコピー元の内容に書き替えられ てしまいます。 1 注記 1 [SF6] LIST (リスト ) 入力文字を選ぶときにキャラクターリストで入力できるよう になります。リスト入力に
リファレンス ファイルモード [FILE] この章では、[FILE]ボタンを押して入るファイルモードについて説明します。 ファイルモードでは、本体で制作したソングやユーザーボイスなどのデータをUSB 記憶装置に保存したり、USB記憶装置 からデータを読み込んだりします。 ファイルモードで使われる用語 ファイルモードの機能や操作を理解するためには、用語に対する理解が必要です。ここでは、ファイルモードで出てくる用 語について説明します。 ■ ファイル (File) メモリーやハードディスクの中で、ファイルを整理するた めの保管場所をディレクトリーと呼びます。コンピュー ピューターが USB記憶装置やハードディスクにデータを保 存したり、読み込んだりする場合には、すべてファイル単 ターでは一般的にディレクトリーのことをフォルダーと呼 びますが、両者はまったく同じものです。ディレクトリー 位でやり取りを行ないます。ファイルには、次に説明する ファイルネームと拡張子が付けられています。 には、ファイルネームと同じようにディレクトリーネーム が設定されます。ただし、ディレクトリーには拡張子はあ ■
リファレンス ファイルモード [FILE] 本体で扱えるファイルタイプ DTX900では、ロードできるファイルタイプとセーブできるファイルタイプが下記表のように異なります。目的に応じて、 適切なファイルタイプを選びましょう。 リ フ ァ レ ン ス ■ セーブできるファイルタイプ ファイルタイプ AllData (オールデータ) 拡張子 .T3A 説 明 ユーザーメモリー上(フラッシュ ROM、DRAM、DIMM)のすべてのデータを、まとめて1つのファ イルとして保存(セーブ) します。 Utility (ユーティリティー ) .T3U ユーザーメモリー上(フラッシュ ROM)のユーティリティーのデータを1つのファイルとして保存( セーブ)します。 Click (クリック) .T3C ユーザーメモリー上(フラッシュ ROM)のクリックのデータを1つのファイルとして保存(セーブ)し ます。 AllTrigger (オールトリガー ) .
リファレンス ファイルモード [FILE] ファイルを保存(セーブ)する [F1] SAVE E [SF1] EXEC (エクセキュート ) 選択されているディレクトリーにファイルをセーブします。 注記 ・ セーブ実行中は、USB記憶装置をUSB TO DEVICE 端子からはずした り、USB記憶装置や本体の電源を切らないでください。楽器本体の故障 やUSB記憶装置の故障の原因になります。 データをまとめて保存(セーブ)する USB記憶装置を USB TO DEVICE端子に接続した上で、 下記操作を行なってください。 1 [FILE]ボタンを押してファイルモードに入り、[F1] SAVEボタンを押してSAVE ( セーブ) 画面を表示しま す。 1 3 4 F [SF2] SET NAME (セットネーム ) ファイル /ディレクトリー ( フォルダー )選択ボックスで選択 されているファイル /ディレクトリーネームを、ファイルネー ム入力欄にコピーします。 G [F6] NEW (ニュー ) 現在選択されているディレクトリーに新しいディレクトリー を作ります。ディレクトリーネームの変更方
リファレンス ファイルモード [FILE] WAVファイルまたはAIFF ファイル として保存(セーブ)する ユーザーボイスを WAVファイル(Windowsオーディオ フォーマット )またはAIFFファイル(Macintoshオーディ オフォーマット )として保存できます。 USB記憶装置を USB TO DEVICE 端子に接続した上で、 下記操作を行なってください。 1 [FILE]ボタンを押してファイルモードに入り、[F1] SAVEボタンを押してSAVE ( セーブ) 画面を表示しま す。 1 2 5 [SF1] EXECボタンを押します。 セーブするユーザーボイスバンクとナンバーが表示されます。 セーブしたいオーディオを含むボイスを選択します。 リ フ ァ レ ン ス 1 1 User Voice bank and number (ユーザーボイスバンクとナンバー ) WAVファイルまたは AIFFファイルとしてセーブしたいオー ディオを含むユーザーボイスバンクとナンバーを設定します。 6 セーブ元のユーザーボイスバンクとナンバーを設定し ます。 7 [SF1] EXECボタ
リファレンス ファイルモード [FILE] ファイルをロード(読み込み)する 3 ファイル /ディレクトリー選択ボックスにカーソルを移 注記 ・ ロードを実行すると指定したメモリーに保存していたデータは消えてし まいます。大切なデータは、あらかじめUSB記憶装置に保存 (セーブ) しておくことをおすすめします。 注記 ・ ロード実行中は、USB記憶装置を USB TO DEVICE 端子からはずさない でください。楽器本体の故障やUSB記憶装置の故障の原因になります。 データをまとめてロードする 1 [FILE]ボタンを押してファイルモードに入り、[F2] LOADボタンを押して LOAD ( ロード) 画面を表示しま す。 1 1 TYPE (ファイルタイプ ) USB記憶装置に保存されているファイルの中から、すべての データ、または指定した一部のデータを取り出して本体に読 み込めます。ここでは、ファイル中のどのデータを読み込む (ロードする )かを設定します。 設定値 AllData、Utility、Click、AllTrigger、Trigger、 AllKit、Kit、AllCha
リファレンス ファイルモード [FILE] All Data、All Kitファイルから 1ドラムキットをロードする ファイル (拡張子: .T3Aまたは.
リファレンス ファイルモード [FILE] All Data、All Triggerファイルから 1トリガーセットアップをロードする ファイル(拡張子 : .T3Aまたは.
リファレンス ファイルモード [FILE] All Data、AllVoiceファイルから 1ボイスをロードする ファイル (拡張子: .T3Aまたは.
リファレンス ファイルモード [FILE] スタンダードMIDIファイル(SMF)を ロードする スタンダードMIDIファイル (MIDIファイルまたはSMF と 呼ばれるMIDIシーケンスデータで、拡張子 : MIDのファイ ル)フォーマット 0をUSB記憶装置から本体へロードし、 ユーザーソングとして使用できます。 1 [FILE]ボタンを押してファイルモードに入り、[F2] LOADボタンを押して LOAD ( ロード) 画面を表示しま す。 2 TYPEにカーソルを移動し、ファイルタイプを 「Song」に設定します。 選択したTYPE により、ファイル/ ディレクトリー選択ボック スにはロード可能なファイルのみリスト表示されます。 3 ファイル /ディレクトリー選択ボックスにカーソルを移 動し、ロードする MIDIファイル(拡張子 : .
リファレンス ファイルモード [FILE] ファイル/ディレクトリーの名称変更(リネーム) [F3] RENAME カレントドライブ上で選択されたファイルネームやディレクトリーネームを変更します。英数字を使って最大 8文字のファ イルネームを設定できます。ファイルネームはファイルを区別するために重要なもので、同じディレクトリー内では同じ ファイルネームを付けることはできません。ネーム設定の規則は MS-DOSの仕様に基づいています。スペースなどMS- リ フ ァ レ ン ス DOSで使用が認められていない文字を使うと、自動的に「_ 」(アンダーバー )に置き換えてセーブされます。 また、ファイルネームに漢字などを使用したファイルを本体画面で表示させると、漢字やカタカナは正しく表示されませ ん。このような場合、ファイルそのものをロード /セーブ/デリートすることはできますが、リネーム機能を使って、本体 で扱えるファイルネームに変更することをおすすめします。 1 [FILE]ボタンを押してファイルモードに入り、[F3] RENAMEボタンを押してRENAME (リネーム )画面 を表示します。 1
リファレンス ファイルモード [FILE] ファイル/ディレクトリーを削除する(デリート) 1 [FILE]ボタンを押してファイルモードに入り、[F4] DELETEボタンを押して DELETE ( デリート) 画面を 表示します。 [F4] DELETE 4 [SF1] EXECボタンを押します。 操作を確認するメッセージが表示されます。 削除を中止する 場合は [DEC/NO]ボタンまたは [EXIT]ボタンを押します。 1 1 TYPE (ファイルタイプ ) 削除したいファイルのタイプを選択します。ファイルのタイ プについて詳しくは 113ページをご覧ください。 2 TYPEにカーソルを移動し、削除したいファイルの ファイルタイプを選択します。 各ファイルタイプについて詳しくは 113ページをご覧くださ い。 3 カーソルをファイル /ディレクトリー選択ボックスに移 動して、削除したいファイルを選択します。 122 DTX900 取扱説明書 5 [INC/YES] ボタンを押して、削除を実行します。 NOTE ・ ディレクトリーを削除(デリート)したい場合、まずディレクトリー
リファレンス ファイルモード [FILE] USB記憶装置のフォーマット (初期化) [F5] FORMAT USB記憶装置はそのままではご使用になれない場合があります。その場合は、下記の操作説明に従って、フォーマット (初 期化 )を行なってから使用してください。 3 必要に応じてボリュームラベルを入力します。 注記 ・ フォーマットを行なうとUSB記憶装置内のすべてのデータは消去され ます。 必要なデータが入っていないかどうか確認してからフォーマットしま しょう。 NOTE ・ コンピューター側でフォーマットしたUSB記憶装置はDTX900 で利用で きない場合があるので、フォーマットは必ずDTX900で実行してくださ い。 1 リ フ ァ レ ン ス USB 記憶装置をUSB TO DEVICE端子に接続します。 4 [SF1] EXECボタンを押します(実行を確認する画面が 表示されます)。 フォーマットを中止する場合は、ここで[DEC/NO] ボタンを 押します。 5 [INC/YES]ボタンを押して、フォーマットを実行しま す。 NOTE 2 [FILE]ボタンを押して
リファレンス ユーティリティーモード [UTILITY] この章では、[UTILITY]ボタンを押して入るユーティリティーモードについて説明します。 ユーティリティーモードにはDTX900 システム全体に関する設定のほか、個々のドラムキットやソングに共通する項目が 用意されています。 ユーティリティーを設定する手順 1 [UTILITY]ボタンを押して、ユーティリティーモード に入ります。 3 目的のパラメーターにカーソルを移動し、[DEC/ NO]/[INC/YES] ボタンまたはデータダイアルで値を 設定します。 4 設定が完了したら、[ENTER/STORE]ボタンを押して 設定を本体にストア (保存 )します。 2 [F1] 〜 [F6]ボタンを押して、設定したい画面を表示 します。[SF1] 〜 [SF5]ボタンにサブ画面が割り当て られている場合は、さらに [SF1] 〜 [SF5]ボタンを 押して画面を選びます。 注記 ・ ストアの操作をせずに電源をオフにすると、変更した設定はメモ リーから消えてしまいます。 システム全般の設定をする 本体の音源の設定をする [F1] G
リファレンス ユーティリティーモード [UTILITY] カウントの設定をする その他の設定をする [SF3] COUNT 2 [SF5] OTHER 2 1 1 3 4 リ フ ァ レ ン ス 1 PlayCount [>/ ■]ボタンを押してから実際にソング再生を始める前に、 2 小節のカウントを挿入する(on)、挿入しない (off)を設定し ます。 設定値 off、on B RecCount [>/ ■]ボタンを押してから実際にソング録音を始める前に、 2 小節のカウントを挿入する(on)、挿入しない (off)を設定し ます。 設定値 off、on 1 Auto Load (オートロード ) 電源を入れたときに、USB記憶装置上のAUTOLOAD用ディ レクトリー内のファイルを自動的にロードする(on) か、しな い(off)かを設定します。オートロードをするには、 本体で保 存(セーブ )した「AllData」、「Utility」 、「Click」、 「AllTrigger」 、「AllKit」、「AllChain」、「AllSong」、 「AllVoice」のファイ
リファレンス ユーティリティーモード [UTILITY] パッドの設定をする [F2] PAD 1 SOURCE (トリガー入力ソース ) 機能を割り当てるパッドを指定します。 ハイハットの設定をする [SF1] HI HAT 設定値 1 パラメーターの詳細については、「トリガー入力 ソース」(61ページ)をご覧ください。 2 3 NOTE ・ 同じトリガー入力ソースにパッドファンクションとパッドソングが 割り当てられた場合は、パッドファンクションの設定が優先されま す。 B PadFunc (パッドファンクション ) 1 のトリガー入力ソースで指定したパッドを叩くことで操作 できる機能を設定します。 1 FootClosePosi (フットクローズポジション ) ハイハットコントローラーを踏んだときに、オープン音から クローズ音に切り替わる位置を調節します。値が小さいほど トップとボトムの開きが狭い感じになります。値を大きくし ていくとトップとボトムの開きが広くなり、ペダルを踏みこ んでもフットクローズ /フットスプラッシュの音が鳴らなくな ります。 設定値 -32 〜 +32
リファレンス ユーティリティーモード [UTILITY] エフェクトの設定をする [F3] EFFECT マスターエフェクトやマスター EQの設定を行ないます。 NOTE ・ DTX900のエフェクト構成について詳しくは68 ページをご覧ください。 マスター EQを設定する [SF1] MEQ ● peak (ピーキングタイプ ) 特定の周波数の信号を、ブースト/ カットするタイプのイコラ イザー ゲイン + 出力音 (パッド音やソングなど)の音質を補正するマスター イコライザーに関する設定を行ないます。5バンドの帯域 でそれぞれ特定の周波数付近の信号レベルを増減させるこ とができます。 フリケンシー 0 ソ ン グ モ ー ド – B FREQ ( フリケンシー ) ブースト/カットしたい中心周波数を設定します。 4 5 ゲイン (Gain) 0 周波数 (Frequency) – 5バンドの帯域 Low Lo-Mid Mid Hi-Mid High 1 SHAPE (シェイプ ) イコライザーの LOW (ロー ) とHIGH ( ハイ) を、シェルビン グタ
リファレンス ユーティリティーモード [UTILITY] マスターエフェクトを設定する [SF2] MEF 2 3 1 5 4 D エフェクトパラメーター エフェクトパラメーターは、 選ばれているエフェクトタイプ によって、その数や画面構成が異なります。 エフェクトパラ メーターの詳細については 72ページをご覧ください。 エフェ クトタイプごとのエフェクトパラメーターについては、 別冊 データリストのエフェクトタイプリストをご覧ください。 1 Switch ( スイッチ) マスターエフェクトをかけるかどうかを設定します。 設定値 C Pre (プリセット ) 各エフェクトタイプでは、 パラメーター群の設定により、エ フェクトのかかり方を変えることができます。 パラメーター 群の設定は、何種類かがテンプレートとして用意されており、 この欄で選択できます。 テンプレートについては、別冊デー タリストのエフェクトプリセットリストをご覧ください。 E PAGE > エフェクトパラメーターが複数ページある場合に表示されま す。[ N ]/[M]カーソルボタンでページを切り替えます。 off、on
リファレンス ユーティリティーモード [UTILITY] インサーションエフェクトの接続方法を 設定する インサーションエフェクトの効果を設定 する [SF2] INSTYPE AUX INのインサーションエフェクトの設定を行ないます。 2 1 4 [SF3] INS A, [SF4] INS B オーディオ入力パートにかかるインサーションエフェクト の設定を行ないます。 3 2 1 6 4 5 ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド 3 1 NOTE 1 InsConnect (インサーションコネクション) インサーションエフェクト Aと Bの接続方法を設定します。設 定を変更すると、画面上の信号経路をイメージしたグラ フィック表示も変化します。 設定値 Ins A to B、Ins B to A Ins A to B インサーションエフェクト Aの出力がインサーショ ンエフェクト Bに送られます。 Ins B to A インサーションエフェクト Bの出力がインサーショ ンエフェクト Aに送られます。 B Insertion A (インサーション A カテゴリー /タ
リファレンス ユーティリティーモード [UTILITY] MIDIに関する設定をする [F5] MIDI この画面では、MIDI関連のパラメーターを設定します。DTX900の音源部は、16チャンネルの MIDIメッセージを同時に 扱えます。そのうちMIDIチャンネル 10chは、パッド演奏によるドラムボイスを扱っています。 プログラムチェンジ受信などの 切り替えを設定する [SF1] SWITCH 内蔵音源部は、MIDIチャンネル10ch以外でプログラム チェンジを受信すれば、ドラムボイスだけでなく、いろい ろな種類のボイスを鳴らせます。 2 1 3 4 1 Receive10ch MIDIチャンネル10chのチャンネルメッセージの受信の設定 をします。 受信するときは on、受信しないときはoffに設定します。 off に設定すると、内蔵音源の 10chは本体に接続したパッドや、 オーディションボタンのみで発音します。 設定値 off、on NOTE ・ チャンネルメッセージには、ノートオン、プログラムチェンジ、コ ントロールチェンジ、ピッチベンドなどが含まれます。 B ReceiveP
リファレンス ユーティリティーモード [UTILITY] MIDI同期に関する設定をする MIDIのその他の設定をする [SF2] SYNC [SF3] OTHER ソングやクリックの再生を、DTX900に接続した MIDI機 器からの外部クロックに同期できます (ソングやクリック は通常は内部クロックに合わせて再生されます )。 1 1 2 4 3 リ フ ァ レ ン ス 23 1 MIDI IN/OUT MIDIメッセージの入出力口として、どの端子を使用するかを 設定します。 設定値 1 MIDI Sync (MIDIシンク ) ソングの再生を、DTX900本体が持つ内部クロックで行なう か、本体と接続した MIDI機器のクロック (外部クロック )で行 なうかを選択します。 設定値 internal、MIDI internal (インターナル ) 内部クロックで動作する状態です。本体を単独で使 用したり、同期演奏のマスターとして使用する場合 はこの状態にします。 MIDI MIDI 入力されたMIDI クロックで動作する状態で す。外部 MIDI機器をマスターとする
リファレンス チェーンモード [CHAIN] この章では、[CHAIN]ボタンを押して入るチェーンモードについて説明します。ドラムキットやソングやクリック(テンポ と拍子のみ) を順番に並べてチェーンを作成できます。1つのチェーンには、最大 64ステップを設定できます。作成した チェーンの各ステップはチェーンモードの[F1] SELECT画面で選択できますが、ユーティリティーモードのパッドファン クション画面(126ページ )で “inc chain”または“dec chain”をパッドに割り当てれば、パッドを叩くことによっても選択 できます。たとえば、演奏順にドラムキットを並べたチェーンを作ってライブ演奏で利用したり、難易度順にソングを並べ たチェーンを作ってリズム練習で使ったりなど、さまざまに活用できます。DTX900 本体には、このようにして作成した チェーンを64種類まで保存しておき、いつでも自由に選んで演奏に使うことができます。 作ったチェーンを使う [F1] SELECT この画面では、[F2] EDIT画面で作成したチェーンを 1ステップずつ呼び出せます。 1 [CHAIN]ボタン
リファレンス チェーンモード [CHAIN] チェーンを作成/編集する [F2] EDIT ステップごとのパラメーターを設定してチェーンを作成します。 1 チェーンセレクト画面でチェーンナンバーにカーソル を移動し、[DEC/NO]/[INC/YES]ボタンまたはデー タダイアルで、作成するチェーンナンバーを選択しま す。 2 [F2] EDITボタンを押して、EDIT ( エディット)画面 を表示します。 1 2 3 3 チェーンを作成する。 既存のチェーンを変更する場合は、変更したいステップナン バーを選択します。 ●ステップごとにパラメーターを設定する ステップ01 にカーソルを移動し、[DEC/NO]/[INC/YES]ボ タンまたはデータダイアルでチェーンタイプを選択します。 KIT、SONG、CLICKを選択したときは、カーソルを右に移 動し、ドラムキットバンク/ ナンバー、ソングナンバー、テン ポ/拍子をそれぞれ設定します。 JUMPを選択したときは、 JUMP先のチェーンナンバーを選択します。同様に、残りの ステップも設定します。 ●ステップのグルーピング 一度に複数のステ
リファレンス チェーンモード [CHAIN] 8 [INC/YES]ボタンを押すと、ストアが実行されます。 注記 ・ 編集したチェーンは、チェーンナンバーを切り替えたり、電源を切 ると設定内容は消えてしまいます。設定や変更をしたあとは必ず [ENTER/STORE] ボタンを押して保存してください。 例 2: ステップは 01、02 → 03、04 → 05 と進みます。この チェーンを選択すると、ステップ01 と02 の設定が同時に 呼び出されます。次のステップ(ステップ 03)を選択する と、ステップ03 と04の設定が呼び出され、 次のステップ を選択すると、ステップ05 の設定が呼び出されます。 注記 ・ “Please keep power on.
リファレンス サンプリングモード [SAMPLING] サンプリング機能を使うことで、人の声や CDなどで再生されるオーディオデータを「ユーザーボイス」として本体に取り 込み、ドラムボイスとして使うことができます。また取り込んだユーザーボイスはピッチを変えるなど、本体上で編集する こともできます。 リ フ ァ レ ン ス ●ユーザーボイスについて ユーザーボイスとは、ボーカルの音声やオーディオ信号をデジタルデータとして本体内に取り込んだものです。 ユーザーボイスを本体 内に取り込む方法として、サンプリングモードでオーディオ信号をサンプリングする方法と、ファイルモードで USB記憶装置から ウェーブファイル (WAV、AIFF)を読み込む方法と 2種類の方法があります。 ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド サンプリングの準備 1 本体の電源をオフにし、本体のリアパネルにある GAIN ( ゲイン)ノブが最小になっていることを確認し ます。 4 [UTILITY]ボタンを押してユーティリティーモードに 入り、[F4] AUXINボタン、[SF1] OUTPUTボタン を押してアウトプット画面を表
リファレンス サンプリングモード [SAMPLING] サンプリング手順とパッドへの割り当て [F1] SELECT/[F2] SETTING 本体に接続した外部マイクやオーディオ機器などから必要な音を録音(サンプリング )できます。サンプリングで取り込んで 作ったユーザーボイスはドラムボイスとして演奏できます。 1「サンプリングの準備」に従って、マイクやオーディオ 機器を DTX900に接続します。 2 [DRUM KIT]ボタンを押して、ユーザーボイスを割り 当てたいドラムキットを選択します。 3 [SAMPLING]ボタンを押して、サンプリングモード に入ります。 NOTE ・ 1回あたりのサンプリング時間は、サンプリング周波数の設定により 下記のとおりとなります。 44.1kHz: 約6分20秒 22.05kHz: 約 12分40秒 11.025kHz: 約25分20秒 5.
リファレンス サンプリングモード [SAMPLING] 5 [F1] SELECT (セレクト )画面で [F6] RECボタンを 押します。 [F1] SELECT画面に表示されているユーザーボイスが空デー タの場合は、サンプリングスタンバイ画面が表示されます。 [F1] SELECT画面に表示されているユーザーボイスが空でな い場合は、ユーザーボイスを上書きしてもよいかを確認する メッセージが表示されます。上書きしたくない場合は、 [DEC/NO] ボタンを押して別の空のユーザーボイスを選択し、 [F6] RECボタンを押します。 1 2 3 4 6 サンプリングする音を鳴らしながら、入力レベルを適 切なレベルに調節します。 レベルメーターの三角形の表示が、クリップしない範囲でで きるだけ高いレベルになるように入力レベルを調節します。 入力レベルの調節は次の方法で行ないます。 ・ 録音ソースが「AUX IN」の場合は、リアパネルの[GAIN] ノブで入力レベルを調節します。それでも入力レベルが低 すぎる( 高すぎる )場合には、ユーティリティーモードの Mic/Line (128ページ )を
リファレンス サンプリングモード [SAMPLING] 9 [F6] STOPボタンを押して、サンプリングを終了しま す。 パッドアサイン画面が表示されます。この画面では、[F3] AUDITIONボタンを押してサンプリングの結果を確認したり、 ユーザボイスの割り当て先のパッドを選択したりします。 1 13 必要に応じて、手順5〜 12を繰り返し、他のパッド にもお好みの音を割り当てます。 14 [DRUM KIT]ボタン→[ENTER/STORE]ボタンを 押して、ドラムキットを保存( ストア) します。 操作手順の詳細は、42ページをご覧ください。 これによ り、ユーザーボイスがパッドに割り当てられたキットとし て保存されます。取り込んだサウンドを演奏で使いたい場 合は、ここで保存したドラムキット番号を選択しましょ う。 2 1 PadAssign ( パッドアサイン) 録音したオーディオ (ユーザーボイス) を割り当てるトリガー 入力ソースを設定します。“no assign”を選択すると、どのト リガー入力ソースにも割り当てられず、[F1] SELECT画面で 選択したユーザボイスに
リファレンス サンプリングモード [SAMPLING] ユーザーボイスのトリミング [F3] TRIM [F1] SELECT画面で選択したユーザーボイスの不要な部分 (スタートポイントより前の部分とエンドポイントより後ろの 部分 )を、トリム機能を使って設定します。 1 [SAMPLING]ボタンを押して、サンプリングモード に入ります。 サンプリングセレクト画面が表示されます。 リ フ ァ レ ン ス D PlayMode (プレイモード ) ユーザーボイスを再生する方向を設定します。 設定値 oneshot、reverse、loop oneshot (ワンショット) スタートポイントからエンドポイントまでを1度だ け再生します。通常のドラム音や効果音など、ルー プなしで鳴らしたい場合に設定します。 2 サンプリングセレクト画面で対象のユーザーボイスを 選択します。 3 [F3] TRIMボタンを押して、TRIM (トリミング )画面 ソ ン グ モ ー ド を表示します。 NOTE ・ 選択したユーザーボイスにデータがない場合は、 「No sample data.
リファレンス サンプリングモード [SAMPLING] E [SF1] AUDITION (オーディション ) このボタンを押し続けることで、選択中のユーザーボイスが 再生されます。 F [SF2] LP=ST [SF2] ボタンを押すたびに、表示がLP=ST とLP ≠STの間で 切り替わります。 LP=ST が表示されている場合は、スタートポイント(ST)と ループポイント (LP)のアドレスが常に同じで、どちらを変更 しても同じ値で連動します。 LP ≠STが表示されている場合はスタートポイント (ST)と ループポイント (LP)のアドレスは互いに連動せず、個別に調 節ができるようになります。LP ≠STの状態で [SF2]ボタン を押すと、表示が LP=STになるのと同時にスタートポイント のアドレス値がループポイントにコピーされ、両者は同じ値 になります。 G [SF3] ZOOM − ( ズームアウト) H [SF4] ZOOM + ( ズームイン) ユーザーボイスの波形表示を拡大 /縮小します。 I [SF5] SETEND > (セットエンド ) このボタンを押して表示され
リファレンス サンプリングモード [SAMPLING] テンポ、拍子、小節数でエンドポイントを 設定する [SF5] SET END > ここでの説明は 140ページの手順 5に該当します。[F3] TRIM画 面の[SF5] SET ENDボタンを押して表示されるこの画面では、 ユーザーボイスのテンポとビート (拍子) と小節数を設定すること で、自動的にエンドポイントが設定されます。([SF1] ボタンを押 して結果を聞いて )やり直す必要がなければ、[F6] OKボタンを押 して元の画面に戻ります。やり直す必要があれば、エンドポイン トを手動で調節します。 リ フ ァ レ ン ス ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド 1 2 3 ソ ン グ モ ー ド 1 Tempo (テンポ ) ユーザーボイスのテンポを設定します。 テンポの値を変更すると、スタートポイントからエンドポイ ントまでの長さが、テンポ、拍子 2、メジャー 3 の設定に よって決められる長さと一致するように、自動的にエンドポ イントが変更されます。 設定値 ク リ ッ ク モ ー ド 30 〜 300 B Beat (拍子)
リファレンス サンプリングモード [SAMPLING] サンプリングジョブ [F4] JOB ユーザーボイスを編集/加工するための機能です。14種類のサンプリングジョブが用意されています。 01: 02: 03: 04: 05: Normalize Time-Stretch Convert Pitch Fade In/Out Convert Freq 06: 07: 08: 09: 10: Stereo to Mono Loop-Remix Slice Name Copy サンプリングジョブの設定手順 1 [F1] SELECTボタンを押してSELECT ( セレクト)画 面を表示し、編集するユーザーボイスを選択します。 2 [F4] JOBボタンを押します。 11: 12: 13: 14: Delete Delete All Extract Optimize Memory 5 [ENTER/STORE]ボタンを押して、ジョブを実行しま す。 ここで「Are you sure?」 という確認メッセージが表示され ている場合は手順 6に進みます。 「Are you sure?」 と確
リファレンス サンプリングモード [SAMPLING] B Accuracy ( アキュラシー ) タイムストレッチを実行する際に、音質とビート感のどちら を優先するかを設定します。 サンプリングジョブ 01: Normalize (ノーマライズ ) 設定値 指定したユーザーボイスの音量を指定した範囲で最大限に増幅し ます。小さな音量でサンプリングしてしまったユーザーボイスを、 適正な音量に増幅する際に使うと便利なジョブです。レシオの値 で増幅の度合いを設定できます。 sound4 〜 sound1、normal 、rhythm1 〜 rhythm2 sound4 〜 sound1 normal 1 (サウンド 4 〜 1) 音質を優先した設定です。sound4が最も音 質重視の設定になります。 (ノーマル ) 音質とビート感のバランスを重視した設定で す。 rhythm1 〜 rhythm2 (リズム 1 〜 2) ビート感を優先した設定です。rhythm2が 最もビート感重視の設定になります。 03: Convert Pitch (コンバートピッチ ) 1 Ratio (レシオ
リファレンス サンプリングモード [SAMPLING] 04: Fade In/Out (フェイドイン /アウト ) 06: Stereo to Mono (ステレオ トゥ モノ) 指定したユーザーボイスの音量を変化させて、フェードインや フェードアウトの効果をかけます。フェードインは、ユーザーボ イスのスタート部分の音量が徐々に大きくなる効果です。フェー ドアウトは、ユーザーボイスの終了部分の音量が徐々に小さくな る効果です。 指定したステレオのユーザーボイスを、モノラルに変換します。 1 1 2 1 Type (タイプ ) ステレオの Lチャンネルと Rチャンネルのうち、どのデータを 使ってモノラルを作るかを設定します。 1 Type ( フェードタイプ) フェードインとフェードアウトのどちらの効果を付けるかを 選択します。 設定値 in (フェードイン )、out (フェードアウト ) B Length (レングス ) フェードインやフェードアウトの効果の長さを設定します。 フェードインを選択した場合には、スタートポイントから フェードインが完了するまでの長さを設定します。 フェー
リファレンス サンプリングモード [SAMPLING] 08: Slice (スライス ) このジョブは現在選択しているユーザーボイスをいくつかに分割 して、各スライスを別々のユーザーボイスに割り当てます。この ジョブは2 画面で構成されています。1 ページめはスライスタイ プと分割数を選択し、2 ページめは分割したユーザーボイスの保 存先を選択します。 [最初の画面(パラメーター設定 )] 1 [スライス実行後の画面 (各スライスの保存先設定)] この画面では、各スライスをユーザーボイスに割り当てます。 Select パラメーターでスライスナンバーを設定し、Save toパラ メーターで割り当て先のユーザーボイスナンバーを設定します。 [ENTER/STORE]ボタンを押して割り当てを実行します。 この 機能を使えば、各スライスを別々のパッドまたはノートナンバー に割り当てられるので、 パッドの叩き方、演奏の仕方によっては いろいろなバリエーションを作ることができます。 2 3 4 リ フ ァ レ ン ス ド ラ ム キ ッ ト モ ー ド 5 1 Type (スライスタイプ) ユーザ
リファレンス サンプリングモード [SAMPLING] 10: Copy (コピー ) 13: Extract (エクストラクト ) 指定したユーザーボイスを、別のユーザーボイスにコピーします。 指定したユーザーボイスに含まれる不要な部分を取り除きます。 不要な部分とは、ユーザーボイスのスタートポイントよりも前の 部分やエンドポイントよりも後ろの部分です。 1 1 2 1 コピー元のユーザーボイスバンクとナンバー B コピー先のユーザーボイスバンクとナンバー コピー元とコピー先のユーザーボイスバンクとナンバーを設 定します。 注記 1 ユーザーボイスバンクとナンバー エクストラクトを実行するユーザーボイスバンクとナンバー を設定します。 ・ コピー先のユーザーボイスにあったデータは、上書きされてしまい ますので、ご注意ください。 14: Optimize Memory (オプティマイズメモリー ) 11: Delete (デリート ) 任意のユーザーボイスを削除( デリート) します。 1 1 ユーザーボイスバンクとナンバー デリートを実行するユーザーボイスバンクとナンバーを設
資料 DIMM (拡張メモリー )の取り付け ここでは、市販のメモリー (「DIMM」と呼ばれるメモリーモジュール)を取り付ける方法を説明します。 重要 DTX900Mは、メモリー (SDRAM)があらかじめ内蔵されているため、別売りのメモリー (DIMM)は取り付けられません。 拡張部品取り付けに関する注意 警告 ・ 取り付け/ 取り外し作業は、必ず本体および周辺機器の電源を切り、本 体および取り付けられた拡張部品が十分に冷めた状態で行なってくださ い。そして、本体の電源コードのプラグをコンセントから抜き取り、さ らに、本体と周辺機器を接続しているケーブルを抜き取ってから行なっ てください。 ・ ネジ類を本体内部に落とさないように注意してください。これを防ぐた め、拡張部品を取り付けている間、外したネジやカバーを本体から離れ た場所に置いておくことを、おすすめします。落としたネジを内部に放 置したまま電源を入れると、正常に動作しなくなったり、故障したりす る場合があります。落としたネジが回収できない場合は、ヤマハ電気音 響製品サービス拠点にご連絡ください。 ・ 取り付けは、手順に従って注意深く作業してくだ
資料 DIMM (拡張メモリー )の取り付け 4 DIMMを2 枚、DIMMスロットに垂直に奥まで差し込 DIMMの取り付け手順 みます。 1 DTX900本体の電源を切り、電源アダプターコードを DIMM の取り付け位置 抜きます。 DIMM スロット×2 2 本体を裏返し、底面が見えるように下図の向きに置き ます。 このとき、データダイアルやスライダーを破損しないように 本体の四隅に雑誌などをクッションにしてその上に乗せます。 DIMM スロットへの取り付け DTX900 底面 リアパネル面 DIMM の向きを確かめて取り付けてください。 切り欠き ロックレバー 3 底面のスロットカバーを外します。 4-1 左右のロックレバーを横に押して、倒します。 底面のスロットカバー止めネジ 2本をドライバーで外し、本 体よりスロットカバーを外します。 スロットカバー 本体底面 4-2 DIMM を垂直に、奥まで差し込みます。 同時にレバーが立ち上げられ、DIMM を固定した状態で ロックされます。 重要 外したネジはなくさないようにしてください。このネジは、 DIMM取り付
資料 DIMM (拡張メモリー )の取り付け 5 手順 3で取り外したスロットカバーを、逆の手順で取 り付けます。 NOTE ・ スロットカバーを取り付けるときは、横からカバーを本体側に押さ えて取り付けるようにしてください。 DIMMの取り外し方 1 左右のレバーを横に押して、ロックを外します。 6 取り付けた DIMMが正常に機能しているか、確認しま す。 本体の電源を入れ、[SAMPLING] ボタンを押してサンプリン グモードに入ります。[F1] SELECTボタンを押して、セレク ト画面を表示させてから [SF6] INFOボタンを押し (136ペー ジ )、サンプル用のメモリー容量が正しい値になっているか、 確認してください。 2 DIMMを垂直に引き抜きます。 メモリー容量 NOTE ・ DIMMが適切に取り付けられていない場合、サンプリング機能が正 常に動作しません。このような場合は、電源を切り、もう一度上記 手順に従って、DIMMを確実に取り付けてください。 資 料 DTX900 取扱説明書 149
資料 困ったときは パッドを叩いても音が鳴らない 外部の音源が発音しない ● パッドを叩いたときに、トリガーインジケーターが光る ● MIDI ケーブル (コネクター )は正しく接続されています かどうか確認してください。光らない場合は、パッドま たはドラムトリガー ( ヤマハDT20など )が正しく DTX900 のトリガー入力端子に接続されているか確認 してください。(12ページ ) ● DTX900とヘッドフォンやアンプ/スピーカーなどの外 部機器とは正しく接続されていますか ? (19ページ ) ● 使用しているケーブルが不良ではありませんか ? ● DTX900 に接続しているアンプ/ スピーカーの電源は 入っていますか ? またボリュームは下がっていません か? ● 叩いたパッドにパッドファンクションがアサインされて いませんか?パッドファンクションは [UTILITY] → [F2] PAD → [SF2] PAD FUNC画面で設定します。 パッドファンクションが割り当てられているパッドは、 叩いても音が鳴りません。 ● [UTILITY] → [F2] PAD → [SF3]
資料 困ったときは エフェクトがかからない ● [DRUM KIT] → [F4] EFFECTのエフェクト BYPASS がオンになっていませんか ? (89ページ ) ● [UTILITY] → [F3] EFFECT → [SF2] MEFの Switch (スイッチ )がオフになっていませんか ? (128ページ ) ● [DRUM KIT] → [F2] VOICE → [SF2] OUT-TUNE の 各センドレベルは適切に設定されていますか? (80ページ ) データを外部 USB記憶装置に 保存 (セーブ)できない ● USB記憶装置は正しくフォーマットされていますか ? (123ページ ) ● USB記憶装置にライトプロテクトがかかっていません か? (21 ページ ) ● USB記憶装置の空き容量は十分にありますか?空き容 量は[SF6] INFO ボタンを押して確認できます。 ● [DRUM KIT] → [F6] OTHER → [SF1] COMMON の 各センドレベルは適切に設定されていますか? (95ページ ) [>/■]ボタンを押してもソング再生が ス
資料 困ったときは 連打をしたときに音が途切れてしまう ● ドラムキットモードのスタック /オルタネート画面で、 割り当てている不必要なデータがある場合は削除してく ださい。 ● [DRUM KIT] → [F2] VOICE → [SF4] OTHERの Mono/Poly を「poly」に設定してください。(84ペー ジ) パッドコントロール機能が使えない / 正しく動作しない ● [DRUM KIT] → [F5] PAD → [SF1] PADCTRLの パッドコントローラーは正しく設定されていますか? 「off」に設定した場合、パッドに装備されているパッド コントローラーは動作しません。適切な値に設定してく ださい。(92ページ ) ● [TRIGGER] → [F2] TYPE のパッドタイプの選択は正 連打したときに音抜けがする ● [TRIGGER] → [F4] REJECTの Reject Timeの時間を 短くしてください。(110ページ) しいですか?パッドタイプがTP100/120SD 用でな いと動作しません。(109ページ ) ● リム部が押されていませんか?リ
資料 メッセージ一覧 LCD 表示説明 Are you sure ? [YES]/[NO]各操作を実行したときの、確認を求める表示です。 Can’t play SMF Format 1 data. 再生しようとした外部メモリーソングがSMF format1形式のときに表示されます。外部シーケン サーなどでformat0 形式に変換してから再生してください。 Choose user song. プリセットソングまたは外部メモリーソングを選択している状態で、ソングジョブをしようとした ときに表示されます。ユーザーソングを選択してから、ソングジョブを行なってください。 Click Stored. クリックモードでの設定がストア( 保存)されました。 Completed. ロード、セーブ、フォーマット、ジョブなどの実行が完了したときに表示されます。 Connecting USB device... USB記憶装置を接続中です。 Copy protected. 著作権保護されているデジタルオーディオソースのため、ファイルセーブなどができません。 USB device full.
資料 メッセージ一覧 LCD 表示説明 Please keep power on. フラッシュ ROM へのデータの書き込み中です。表示中は絶対に電源を切らないでください。表示 中に電源を切ると、 ユーザーデータが失なわれたり、システムが壊れて次に電源を入れたときに正 常に立ち上がらなくなるおそれがあります。 Please stop sequencer. シーケンサー (ソング) を停止してから操作してください。 Sample freq is too low. サンプリング周波数が低すぎ、 フリケンシーコンバートジョブを実行することができない場合に表 示されます。 Sample is protected. サンプルにプロテクトがかかっているため、 書き換えができません。 Sample is too long. サンプルのサイズが大きすぎてタイムストレッチジョブが実行できない場合に表示されます。 Sample is too short.
資料 DTX900/DTX900M仕様 音源部 トリガー シーケンサー メトロノーム サンプラー 音源方式 AWM2 最大同時発音数 64音 波形メモリー 205MB相当(16bitリニア換算 ) ボイス数 ドラム/パーカッション: 1,115 音色 キーボード: 211 音色 ドラムキット数 プリセット: 50キット ユーザ: 50キット エフェクター バリエーション(ドラムキット用) x 51タイプ、コーラス x 19タイプ、リバーブ x 9タイプ、 インサーション(AUX IN/SAMPLING IN用) x 51タイプ、マスターエフェクト x 9タイプ、 マスター EQ (5 バンド) トリガーセットアップ プリセット: 9種類 ユーザ: 5種類 パッドソング スタート/ストップ、チェイス、カットオフ 最大同時4曲再生可能 シーケンサー容量 約152,000音 音符分解能 4分音符/480 レコーディング方式 リアルタイム トラック数 2 ソング数 デモソング: 3曲 練習曲: 44曲 パッドソング: 40曲 ユーザ: 50曲 シーケンス
索引(五十音順/アルファベット順) 五十音順 Symbols ( 音符アイコン )............................... 100 F ( スタンバイ/ オン )スイッチ .......... 12 > .............................................................. 87 ア インク /イエスボタン ............................. 11 インサーション ....................................... 68 インプットロック ................. 22, 40, 79, 80, 86, 92, 94 液晶ディスプレイ ................................... 10 エクスターナルドラムキット................ 77 エッジショット ............................... 28, 29 エディットマーク ...................................
索引 (五十音順/ アルファベット順) アルファベット順 D I INC/YESボタン..................................... 11 INDIVIDUAL OUTPUT 1 〜 6 端子.. 12 IndivOutGain...................................... 124 INF......................................................... 136 INFO ........................................................ 93 INPUT ...... 40, 79, 80, 92, 109, 110 InsConnect ........................................ 129 INSERT................................................... 86 Insertion A..........................................
索引( 五十音順/ アルファベット順) MISCスライダー ............................ 11, 31 Mix Track............................................ 100 Mode ............................................ 93, 107 Mono/Poly............................................. 84 Mono/Stereo.......................... 128, 136 N Name ....................... 49, 97, 100, 145 NEW .......................................... 114, 121 Normalize............................................ 143 NOTE ......................................................
同梱ディスクについて 同梱ディスクについて ■ ご注意 ・ 付属のソフトウェアの著作権は、Steinberg Media Technologies GmbH社が所有します。 ・ 以下に付属のソフトウェアのご使用条件が記載されています。付属の ソフトウェアをインストールする前に、必ずこのご使用条件をお読み ください。ディスクの包装を解かれた場合は、付属のソフトウェアの ご使用条件に同意したことになります。 ・ 付属のソフトウェアおよび取扱説明書の一部または全部を無断で複 製、改変することはできません。 ・ 付属のソフトウェアおよび取扱説明書を運用した結果およびその影響 については、一切責任を負いかねますのでご了承ください。 ・ 付属のソフトウェアのディスクは、オーディオ用ではありません。一 般のオーディオ・ビジュアル用のCD/DVDプレーヤーでは絶対に使 用しないでください。 ・ ヤマハ株式会社では、付属のソフトウェアについてのサポートは、一 切行なっておりません。 ■ 付属DAW ソフトウェアについて 同梱のディスクには付属DAWソフトウェアが入っています (Windows/Macintosh)。 NOT
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 ● 保証書 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お買い上げ日」 などの記入をお確かめのうえ、大切に保管してください。 ● 保証期間 保証書をご覧ください。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書をご覧くだ さい。 ● 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理させていただ きます。 右記の部品については、使用時間や使用環境などにより劣化しやすいた め、消耗劣化に応じて部品の交換が必要となります。有寿命部品の交換 は、お買い上げ店またはヤマハ修理ご相談センターへご相談ください。 有寿命部品の例 ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー類、接続端子、 鍵盤機構部品、鍵盤接点、ドラムパットなど ● 補修用性能部品の最低保有期間 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、製造打切後 8年です。 ● 持込み修理のお願い まず本書の「困ったときは」をよくお読みのうえ
MEMO
ヤマハ電子ドラム製品ウェブサイト: http://jp.yamaha.com/dtx/ ヤマハダウンロード: http://download.yamaha.com/jp/ Manual Development Department © 2012 Yamaha Corporation 2015年9月 改訂 POTO*.