User Manual
この説明書では、DTXPLORER ベーシックセットの標準的な組み立て方を説明します。
下図のように組み立てと配線を行ないます。電源を入れる前の段階を説明します。
重要
組み立てには『ラックシステム RS40』、『パッドセット DTLK9』、『トリガーモジュール DTXPL』の入った３つの梱包箱が必要です。また、手
順
でドライバー（＋）を使用します。あらかじめご用意ください。
注意別売のドラムマットがある場合には初めに床に敷いておきます。ドラムマットが無い場合、床に傷がつくのを防ぐため下図の○印で示す２つの
部品を扱うときは必ず床に梱包材の段ボールなどを敷いて組み立てを行なってください。
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
記号表示について
この機器や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しないでくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止するため
のものです。注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、誤った取り扱いをすると生じることが想
定される内容を「警告」と「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の保全に関する重要な内容ですので、
必ずお守りください。
※お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
※パッドやラック、ペダルに付属の組立説明書や取扱説明書も必ずお読みください。
警告
この表示内容を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性が想定されます。
ケガをするおそれがありますので、小さいお子様が取り扱いされる際は必ず保護者が付き添って
ください。
シンバルホルダーやタムホルダーの先端部分はとがっています。ケガの原因になりますので、取
り扱いにはじゅうぶん注意してください。
キックパッドやフットペダルに取り付けられているずれ防止用スパーは先端部分がとがっていま
す。ケガの原因になりますので、取り扱いにはじゅうぶん注意してください。
この製品を設置される際、固定用のナット等はしっかり締め付けてください。また、固定用ナッ
ト類をゆるめる際は急激にゆるめないでください。パッドが落下したり、ラック、パイプ、スタ
ンドの部品の落下、転倒などにより、ケガの原因となります。
この製品を設置される際、不安定な場所（水平でない場所、ぐらついている台の上など）に設置
しないでください。転倒、落下などにより、ケガの原因となります。
この製品を、不安定な場所（水平でない場所、ぐらついている台の上など）に設置しないでくだ
さい。転倒、落下などにより、ケガの原因となります。
この製品を設置される際、接続ケーブルなどの引き回しにはじゅうぶん注意してください。足を
掛けて転倒するなど、ケガの原因となります。
この製品を分解したり、改造したりしないでください。ケガまたは故障の原因になります。
ラックに腰かけたり踏み台にしないでください。転倒したり壊れたりして、ケガの原因となりま
す。
注意
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負ったり、財産が損害を受
ける危険のおそれがある内容を示しています。
クランプを調節する際、指に注意してください。指が挟まれてケガをするおそれがあります。
ケーブルの抜き差しは必ずプラグ部分を持って行なってください。また、ケーブルの線の部分に
重いものを乗せたり、とがったものが触れたりしないように注意してください。線の部分に無理
な力がかかると断線などのトラブルの原因になります。
この製品の上に乗ったり、重いものを乗せたりしないでください。故障の原因になります。
パイプの端面や内面及びネジの先端にご注意ください。尖った部分等で指にケガをするおそれが
あります。
フットスイッチやフットペダルの下に、手や足を入れないでください。挟まれてケガの原因とな
ります。
温度が極端に高い場所（直射日光の当たる場所、暖房器具の近く、閉めきった車内など）や、湿
気の多い場所（風呂場、雨天の屋外など）での使用、保管はしないでください。変形、変色、故
障や性能劣化の原因になります。
製品を手入れするときは、ベンジンやシンナー、アルコール類は使用しないでください。製品を
変色、変形させるおそれがあります。お手入れの際は、やわらかい布で乾拭きするか、水を含
ませて固く絞った布を用いて汚れをふき取ってください。汚れがひどいときは、中性洗剤を含ま
せた布を固く絞って汚れを拭き取り、そのあとで水を含ませて固く絞った布を用いて洗剤を拭き
取ってください。
電子ドラムラックには、アコースティックドラムを取り付けないでください。クランプの破損や、
ドラムの落下などで、ケガをするおそれがあります。
※製品の仕様および外観は、改良のため予告無く変更することがあります。
ラックシステム RS40 の中身を確認しましょう
パッケージを開けて、すべての部品がそろっていることを確認して
ください。
［標準的な組み立て例］
シンバルパッド PCY65
タムパッド TP65
トリガーモジュール DTXPL
キックパッド KP65
ラックシステム RS40
ハイハットコントローラー
HH65
AC アダプター
フットペダル FP6110A
ラックシステムRS40
組立説明書（1 部）
・RS40
※本書ではありません。
RS40 本体（1 組）
止めネジ（2 個）
ケーブルバンド（10 本）
※ でトリガーモジュールを
取り付けるときに使います。
※
でケーブルを固定すると
きに使います。
（予備も含まれています。）
ベーシックセット組立説明書
ラックを組み立てましょう
次の手順に従って RS40 本体を組み立ててください。
注意パイプの端面にご注意ください。尖った部分で指にけがをすることがあります。
1.
箱からラックを取り出して、緩衝用ダンボールやビニールをすべて取り外します。
パイプに巻かれたビニール類は外しにくいので、組み立てながら外してください。
2.
右の【図-ア】をご覧ください。
図のように、パイプ
に印刷された ロゴを向こう側に向けてラックを立てます。
立てたラックを片手で支えながら、【図-ア】に
○印で示す 2 か所のノブをもう一方の手でゆるめ
ます。
3.
右の【図-イ】をご覧ください。ラック左側の脚部（パイプ ）をまっすぐ手前に回します。
手順２でゆるめた 2 か所のノブを再度締めてしっかりと固定します。
4.
右下外側のノブ（ の位置）をゆるめ、ラック右側の脚部（パイプ ）をまっすぐ手前に回します。
ゆるめたノブを締めてしっかりと固定します。
以下、回す箇所についてはノブを順次ゆるめ、位置が決まったら締め直して固定します。
ドラムは組み立て完了後、演奏しやすいように部品の取り付け角度の微調整を行なう必要がありま
すのでノブは締めすぎないようにご注意ください。
5.
右のパイプ の付け根に２つならんだノブ（右中段の の位置）をゆるめ、パイプをラック中央
から手前にやや開いた位置まで回します。ゆるめた２つのノブを締めて固定します。
6.
同様に左のパイプ の付け根に２つならんだノブ（左中段の の位置）をゆるめ、パイプをラッ
ク中央から手前にやや開いた位置まで回します。ゆるめた２つのノブを締めて固定します。
7.
上部のパイプ の付け根に２つならんだノブ（左上段の の位置）をゆるめ、パイプを左斜め手
前まで回します。ゆるめた２つのノブを締めて固定します。
8.
ラック全体が安定していることを確認します。
縦のパイプ
と の上部をつかんで揺すってみて、もしラックがぐらつく場合は手順２〜 4 で締
めたノブを締め直してください。
9.
右の【図-ウ】をご覧ください。左右のシンバルホルダー と のノブ（パイプ の向こう側の
の位置）をゆるめ、シンバルホルダーを図のような高さまで上方向に引き出して垂直に立てます。
ゆるめたノブをそれぞれ締めて固定します。
10.
【図-ウ】の○印で示すトリガーモジュール取り付け部 のパイプに沿ってならんでいる 2 つのノ
ブをゆるめます。取り付けたときにトリガーモジュールの操作パネル面が斜め上を向くようにトリ
ガーモジュール取り付け部
を回します。力を入れて少しずつ回してください。
ゆるめた２つのノブを締めて固定します。
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パッドセットの中身とトリガーモジュールを確認しましょう
パッケージを開けたら、すべての部品がそろっていることを確認してください。
取扱説明書（各 1 部）
・TP65/65S
・PCY65/65S
・HH65
・KP65
9ch マルチケーブル（1 本）
パッドセット DTLK9
トリガーモジュール
DTXPL（１台） AC アダプター（１個）
タムパッド
TP65（5 個）
シンバルパッド
PCY65（2 個）
フットペダル
FP6110A（1 個）
TP65 用
クランプボルト（5 個）
ハイハットコントローラー
HH65（1 個）
キックパッド
KP65（1 組）
チューニングキー（1 個）
【図-ア】
縦向きに組まれている
シンバルホルダーが
横向きのパイプ
の
向こう側にあれば正し
い向きです。
【図-イ】
G H
シンバルホルダー
【図-ウ】
※パッドセット (DTLK9) に同梱されている
パッド類の保証につきましては、DTLK9
取扱説明書 ( 本書ではありません ) に記載
の保証書をご利用ください。
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