安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止するためのも のです。 注意事項は、 危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、 誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を「警 告」と「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の保全に関する重要な内容ですので、必ずお守りください。 記号表示について 記号は、危険、警告または注意を示します。 記号は、禁止行為を示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。 記号は、行為を強制したり指示したりすることを示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。 *お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 警告 この表示内容を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性が想定されます。 この機器の内部を開けたり、内部の部品を分解したり改造 したりしない。 感電や火災、または故障などの 原因になります。異常を感じた 場合など、機器の点検修理は必
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を切った 上で行なう。また、電源を入れたり切ったりする前に、必 ず機器のボリュームを最小(0)にする。さらに、演奏を始 める場合も必ず両機器のボリュームを最小(0)にし、演奏 しながら徐々にボリュームを上げていき適切な音量にす る。 感電または機器の損傷のおそれがあります。 指定のスタンド/ラック以外は使用しない。また、取り付 けには必ず付属のネジを使用する。 本体が転倒し破損したり、内部の部品を傷つけたりする原 因になります。 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。 聴覚障害の原因になります。 バックアップバッテリーについて 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低い ところ、またほこりや振動の多いところで使用しない。 本体のパネルが変形したり内部の部品が故障したりする原 因になります。 テレビやラジオ、スピーカーなど他の電気製品の近くで使 用しない。 デジタル回路を多用しているため、テレビやラジオなどに 雑音が生じる場合があります。 この機器はバックアップバッテリー(リチウム電池)が内
このたびは、ヤマハDTXPLORERをお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 DTXPLORERは、高品位でバリエーション豊かなドラムボイスを備え、多機能メトロノーム やソング機能も搭載したコンパクトなドラムトリガーモジュールです。 DTXPLORERの優れた機能を十分にご活用いただくために、この取扱説明書をよくお読み くださいますようご案内申し上げます。 また、ご一読いただいた後も、不明な点が生じた場合に備えて、保証書とともに大切に保管 いただきますようお願いいたします。 表記について 本書では、次のルールでボタンや説明内容を表します。 ・ [DRUM KIT] 、[CLICK] など パネル上のボタンは、 [ ] で囲んで表します。 ・ [SHIFT] +[DRUM KIT] など [SHIFT] ボタンを押しながら [DRUM KIT] ボタンを押すことを意味します。 ・ [<]/[>] など [<] ボタンまたは [>] ボタンを使うことを意味します。 ・ Completed! など ディスプレイに表示される文字は、 で囲んで表します。 ・→P.
DTXPLORERの特長 DTXPLORERは、コンパクトなボディにドラムトリガー機能、リアルで高音質な32音ポリフォニック音源、高機能メ トロノーム、さまざまなジャンルのソングを内蔵したスーパーユニットです。 ライブパフォーマンスに、トレーニング用に、幅広くお使いいただけます。 ■ ドラムトリガー機能 ・ 9個のトリガー入力端子とハイハットコントローラー端子を装備。2ゾーンパッドへの対応はもちろん、3ゾーンパッ ドに対応した端子も装備しています。さらに、トリガーパッドだけでなくヤマハドラムトリガーDT20などにも対応 しています。 ・ パッドのトリガー入力タイプや感度などのセットアップデータを、プリセットで4パターン用意しました。プレイ ヤーの個性に合わせてシステムのキャラクターを選ぶことができます。また、DTXPLORERセット以外のパッドや ドラムトリガーに合わせて設定した、カスタムセットアップを保存できるユーザー用メモリーも1パターン分用意し ました。 ・ ドラムキットはプリセット32セットを内蔵。アコースティックキットはもちろん、ロック、ファンク、ジャズ、レ ゲエ、ラテンパーカッションなど、さまざ
目次 各部の名称と機能 ..................................................................... 7 トップパネル ............................................................................................................. 7 リアパネル ................................................................................................................. 8 音を出す準備(接続).................................................................. 9 DTXPLORERセットのパッドとの接続 ................................................................
各部の名称と機能 トップパネル DC IN 12V STANDBY VOLUME ON AUX IN PHONES HI HAT CONTROL 8 KICK/9 L/MONO R 7 HI HAT 4 TOM3 3TOM2 6 CRASH 5 RIDE 2 TOM1 MIDI OUT 1 SNARE i q w DRUM KIT CLICK TRIGGER GRV.CHECK * * DTXPLORER Welcome! BEAT o * * DRUM TRIGGER MODULE SONG / DRUM MUTE e t CLICK ON/OFF SHIFT r !0 SAVE/ENT TAP UTILITY y u q ドラムキットボタン(DRUM KIT) y メトロノームON/OFFボタン( ・ドラムキットの選択画面に入ります。(→P. 12) ・[SHIFT] を押しながら [DRUM KIT] を押すと、トリガーセット アップの選択画面に入ります。(→P.
各部の名称と機能 リアパネル !1 !2 !5 !6 !7 !8 ON 1 SNARE 2 TOM1 3TOM2 4 TOM3 R L/MONO PHONES MIN MAX AUX IN VOLUME MIDI OUT 5 RIDE 6 CRASH 7 HI HAT 8 KICK/9 HI HAT CONTROL DC IN 12V !3 !4 !9 !2 STANDBY @0 @1 !1 MIDI OUT端子 !6 ヘッドフォン端子(PHONES) DTXPLORERのデータを外部のMIDI機器に送信するための端子で す。 DTXPLORERの演奏を外部の音源で鳴らしたり、DTXPLORER のソングやクリックに同期させて外部のシーケンサーを再生させた りすることができます。(→P. 11) ヘッドフォンを使用するときに接続する端子です。(→P. 10) !2 トリガー入力端子(1 SNARE〜7 HI HAT) パッドやトリガーセンサーを接続する端子です。スネア、タムな ど、パネルに書かれたパッドを接続します。(→P.
音を出す準備(接続) DTXPLORERの各入出力端子との接続は、感電と機器の損傷を防ぐため、必ずDTXPLORERおよび各機器 の電源を切った状態で行なってください。 DTXPLORERセットのパッドとの接続 下の図を参考に、各パッドからの出力ケーブルをDTXPLORERリアパネルの各トリガー入力端子へ接続します。 各トリガー入力端子には、それぞれ接続するパッドの名称が「1 SNARE」 などと印刷されていますので、該当するパッドを接続します。 * トリガー入力端子の印刷 (1 SNAREなど) の通りにパッドを接続している場合は、 それぞれDTXPLORER側で最適な内部設定がされています が、 特性の異なるパッドやドラムトリガーを接続した場合は、 「トリガーセットアップエディット(→P.
音を出す準備 (接続) ● パッドの接続に関するヒント ・トリガー入力端子5 RIDEおよび6 CRASHは、ステレオ入 力に対応しています。TP65S, PCY65S, PCY130Sなど のスイッチ付きパッドを接続することができます。 ・1 SNARE端子には、TP65S, PCY150Sなどの3ゾーン ■ スピーカーやヘッドフォンの接続 DTXPLORER にはスピーカーが内蔵されていません。音を出すた めには、外部アンプ+スピーカー、ヘッドフォンなどを接続してく ださい。 DTXシリーズ用モニターシステム MS100DRJ、MS50DRJなど ヘッドフォン パッドを接続することができます。 ・感度の設定はトリガーセットアップエディットの「TRIG2 Type (パッドタイプ) (→P.
音を出す準備 (接続) ● AUX IN端子 (ステレオミニフォンジャック) ■ 電源の接続 A U X I N 端子に接続したC D プレーヤーなどからの出力を、 DTXPLORERのサウンドにミックスして出力させることができま す。好きな曲と一緒に演奏したり、仲間とバンド演奏を楽しみたい ときなどに便利です。 DTXPLORERは、専用電源アダプターで動作します。 本体の電源スイッチがオフになっていることを確認し、付属の電源 アダプターをリアパネルのDC IN端子に接続します。 電源アダプターのコードが抜け落ちないようにコードフックに巻き 付けて固定します。 DTXPLORER本体との音量バランスは、CDプレーヤなどの 出力側ボリュームで調整します。 ● MIDI OUT端子 MIDIの機能を使って、DTXPLORERの演奏を外部の音源で鳴らし たり、DTXPLORERのソングやクリックに同期させて外部のシー ケンサーを再生させたりすることができます。 MIDI(ミディ) とは MIDI (ミディ) とは、Musical Instruments Digital Interfaceの略称 で、楽器
DTXPLORERを叩いてみよう! 接続を終わりDTXPLORERを目の前にしてウズウズしているあなた! それでは、パッドを叩いてDTXPLORERのサウンドを聴いてみましょう。 1. 電源を入れる 3.
DTXPLORERを叩いてみよう! このように、本機では [<] /[>] で設定する項目を選び (点滅表 示)ます。1ページ中に設定項目が1つしかない場合は、[<]/ [>] を押すと前/次ページに移動します。 次ページがあること * ディスプレイ下段右端の ‚ マークは、 を表します。同様に下段左端に表示される – マークは、前 ページがあることを表します。 では、このマスターイコライザー(2バンドシェルビングタイ プ) の設定画面で、音質を調整しましょう。 Lo= の数値部分が点滅しているはずです。ジョグダイアルを 回してこの値 (低域ゲイン:+0dB〜+12dB)を調整すること で、低域を強調することができます。 UTIL4 MasterEQ –Lo=+ 4 Hi=+ 8 ‚ 同様に [>] を押して Hi= の数値部分を点滅させ、ジョグダイ アルを回して高域ゲイン (+0dB〜+12dB) を調整しましょう。 さらに、パッドごとの音色、音量、チューニング、リバーブの タイプやかかり具合など、細かな設定も可能です。 (→P.
メトロノームに合わせて演奏しよう! メトロノームを鳴らしながら、DTXPLORERを演奏してみましょう。 DTXPLORERのメトロノームは複雑なリズムも設定できる高度なメトロノームです。 1. メトロノームを鳴らしてみよう [ ON/OFF] を押すとメトロノームがスタートします。 メトロノームの小節先頭のクリックのタイミングで赤のランプ が、それ以外のタイミングで緑のランプが点灯します。 もう一度 [ ON/OFF] を押すと停止します。 この画面では、クリックセットを選び、拍子、テンポ、タイ マー、クリック音全体の音量を設定します。 [<] /[>] を押して設定したい項目を点滅させ、ジョグダイアル を回してその値を設定します。 クリック設定画面の ページ(1ページ目) タイマー クリックマスター ボリューム CLK1 fl ’¬ 1 :Beat=4 ƒ=152‚ クリックセット番号 テンポ 拍子 2.
メトロノームに合わせて演奏しよう! 3. オリジナルのクリックセットを作ろう [>]を押して、クリック設定画面の2ページ目を表示させま す。 CLK2 A”=9 «=9 – »=6 ……=4 Œ=2 ‚ この画面で、クリックで鳴る5種類の音符のそれぞれの音量 (0 〜9) を設定します。鳴らさない音符は0に設定します。 これでオリジナルのクリックセットを作ることができます。 4. クリックメジャーブレイクの設定 [>]を押して、クリック設定画面の3 ページ目「クリックメ ジャーブレイク」 の設定画面を表示させます。 CLK3 MeasBreak –Meas=1 Brk=3 ‚ 6.
メトロノームに合わせて演奏しよう! 8. オリジナルのクリックセットを保存しよう クリックアウトセレクト ここまでで設定したオリジナルのクリックセットを、以下の セーブ操作で本体メモリーに保存しておきましょう。 * セーブをせずにクリック番号を切り替えると、 エディット内 容は消えてしまいます。 メトロノーム (クリック音)の出力先端子を選ぶことができま す。クリック音と演奏音を分けて出力することができます。 設定手順 8-1. [SAVE/ENT]を押します。以下のような画面が表示され ます。 CLK save to 1.[SHIFT]+[SAVE/ENT]を押して、以下の画面(ユー ティリティモード1ページ)を表示させます。 1 8-2. ジョグダイアルを回して、セーブ先のクリックセット番 号 (1〜30) を指定します。 UTIL1 Hi-hat HHofs= 0 T= 2. 次に [>] を2回押して下記の画面を表示させます。 8-3.
ソングと一緒に演奏してみよう! DTXPLORERには、ドラムだけでなくキーボードやブラスなどの伴奏音も含んだソングデータが、 22曲内蔵されています。ソングに合わせて演奏してみましょう。 1. ソングを選ぼう DTXPLORERにセットされているソングを選んで聴いてみま しょう。 [SONG >/■] を押して、ソングの選択画面を表示させます。 SONG ƒ=120 ’¬ 1 :Demo1 [<] [ / >] を押してソング番号を点滅させ、ジョグダイアルで再 生したいソングのソング番号 (1〜22) を設定します。 * ソングを切り替えると、 ドラムキットもそのソングに適した ものに切り替わります。 SONG ƒ=120 ’¬ 2 :Demo2 ソング番号 ソング名 テンポの設定に、タップテンポという方法がありま す。これは、あなたがパッドを叩くタイミングでソン グやクリックのテンポを設定する機能です。あなたの 感覚でカウントを出して、クリックやソングのテンポ を決めることができます。詳しくは18ページをご覧く ださい。 4.
ソングと一緒に演奏してみよう! 6. ベースソロとプレイしよう タップテンポ機能 ソング再生時にベース音のみを再生する 「ベースソロ」 という機 能があります。ベース音以外の伴奏音をミュートしてソングが 再生されるので、あなたのドラム演奏とベースのみでリズムト レーニングができます。 まず [SHIFT] + [SAVE/ENT] を押して、以下の画面 (ユーティ リティモード1ページ) を表示させます。 UTIL1 Hi-hat HHofs= 0 T= タップテンポ機能とは、パッドを叩くタイミングでソングや クリックのテンポを設定する機能です。あなたの感覚でカウ ントを出して、ソングやクリックのテンポを決めることがで きます。 パッドを叩く代わりに [<] /[>] を押しても設定できます。 設定手順 0‚ 1.
グルーブチェック機能を使ってみよう! グルーブチェック機能とは、ソングやクリックに合わせてパッドやドラムを演奏する際、叩くタイミン グが再生中のソングやクリックのクロックからどれくらいずれているかをチェックする機能です。 同時にトリガーレベルもチェックできるので、正確なショットの練習に役立ちます。 1. ソング、クリックセットを選んでおこう GRV3ページで設定した音符 あらかじめ、自分が練習したいソングやクリックセットを選ん でおきます。 B 2. グルーブチェック画面 [SHIFT]+[CLICK]を押してグルーブチェックのメイン画面 (GRV1) を表示させます。 ジョグダイアルを回して、ソングやクリックのテンポ (q=30 〜300) を設定します。 GRV1 æææ¿æ‘æ---ƒ=120 Gr=-1œ1.5‚ A B A B A B A:発音される範囲 (この幅を設定) B:叩いても発音しない範囲 6.
自分だけのドラムキットを作ろう! パッドごとに自分の好きなドラム音を割り当て、チューニングや音色、減衰時間、リバーブ量などを設 定し、オリジナルのドラムキットをセットアップしましょう。 1. ドラムキットを選ぶ [DRUM KIT] を押してドラムキットの選択画面 (KIT1ページ) を表示させます。 KIT1 _________ 1 :Acoustic ‚ ジョグダイアルを回して、ベースになるドラムキットを選びま す。あなたが作りたいドラムキットのサウンドに近いものを選び ましょう。 * プリセットドラムキット (No. 1〜32) もユーザードラムキッ ト (No.
自分だけのドラムキットを作ろう! 2-3. 次に、ドラムボイスの分類を決めます。ドラムボイスの 分類は、メトロノームのクリックボイスと同じです。 ● ボイスの分類 K:キック S:スネア T:タム C:シンバル H:ハイハット P:パーカッション E:効果音 ここでは K:キック を選択しましょう。 [<] [ / >] を押してボイスの分類を点滅させ、ジョグダイ アルを回して、 K を選びます。 3. ボリュームを変えてみよう パッドを叩いたときのドラムボイスの音量を変えてみましょ う。他のパッドの音量とのバランスを調整します。 [>]を押してKIT3ページを表示させ、ジョグダイアルを回し て、音量 (0〜127) を設定します。 KIT3* •kick – Volume=110 ‚ 4. チューニング (ピッチ) を変えてみよう ドラムボイスのチューニング (音程)を変えてみましょう。 データの設定を変更すると、 KIT 表示の後に * が表示され ます。これはデータが変更されたことを示しています。 セーブ操作 (→P.
自分だけのドラムキットを作ろう! none hall1〜5 room1〜5 stage1〜5 plate white tunnel bsemnt リバーブはかかりません。(スルーと同じ) ホールをシミュレーションしたリバーブです。 部屋をシミュレーションしたリバーブです。 ステージで演奏しているようなリバーブです。 金属的な響きを持ったリバーブです。 独特の短いリバーブです。 トンネルの中で演奏しているようなリバーブです。 地下室で演奏しているようなリバーブです。 * hall, room, stageは、 数字が大きいほど効果が大きくなります。 10.
自分だけのドラムキットを作ろう! 12.できあがったオリジナルのボイスを保存しよう ここまでで設定したオリジナルのドラムキットを、以下のセー ブ操作で本体メモリーに保存しておきましょう。 音作りのできたドラムボイスをDTXPLORERのメモリーに保 存しましょう。ユーザードラムキット(33〜42)に、ドラム キット単位で保存することができます。 * セーブをせずにドラムキットを切り替えると、 エディット内 容は消えてしまいます。 12-1. [SAVE/ENT]を押します。以下のような画面が表示され ます。 ファクトリーセット DTXPLORERの内部の設定をすべて、工場出荷時の状態に戻 す機能です。 操作手順 1.[SHIFT]+[SAVE/ENT]を押して、以下の画面(ユー ティリティモード1ページ)を表示させます。 UTIL1 Hi-hat HHofs= 0 T= 0‚ KIT save to 33 2. 次に [>] を7回押して下記の画面を表示させます。 12-2.
トリガーセットアップエディット トリガーセットアップデータとは、トリガー入力端子に接続したパッドやトリガーセンサーからのトリ ガー入力に対して、DTXPLORERで内部処理するのに適性な信号に調整するためのデータです。 セットに付属された以外のパッドやアコースティックドラムにドラムトリガーを装着したものをお使い の場合は、トリガー入力ごとに感度の調整やドラムボイスの割り当てを行なう必要があります。また、 クロストークやダブルトリガーを防止するための設定も行ないます。 トリガーセットアップの切り換え トリガーセットアップのエディット手順 トリガーセットアップデータは、プリセットで4種類 (No. 1〜4) 用意されています。No. 1は、DTXPLORERセットパッドをトリ ガー入力端子の印刷 (1 SNAREなど) の通りに接続した場合の基本 的なセットアップデータです。工場出荷時はトリガーセットアップ には、No. 1が設定されています。 No. 2〜4もDTXPLORERセットパッド用のセットアップデータで す。感度や表現力の設定に違いがあります。 No.
トリガーセットアップエディット TRIG1 トリガーセットアップ選択 エディット対象のトリガー入力 TRIG1 1 :Medium TRIG2 ¡snare 0% –Type= TP1/SnrA‚ 前ページマーク 次ページマーク ‚ 【設定範囲】1〜5 トリガーセットアップタイプを選択します。 (→P. 24) 点滅 (エディット項目) TRIG2 3. ジョグダイアルを回して、設定を変更します。 * データの設定を変更すると、 TRIG 表示の後に * が表示さ れます。セーブを実行するとこの表示は消えます。 * 上段右にはパッドを叩いたときのトリガー入力レベルが表示 されます。ゲイン設定などの際に叩く強さの目安にしてくだ さい。 トリガー入力レベル TRIG2*¡snare 0% –Type= TP1/SnrB‚ Type(パッドタイプ) TRIG2 ¡snare 0% –Type= TP1/SnrA‚ 上段で指定している入力端子 (上の例では [1 SNARE] 端子) に接続 しているパッドの種類を設定します。 *「TRIG3 ゲイン、 ミニマムベロシティ」 (→P.
トリガーセットアップエディット *3 TP80Sなどのステレオパッドを1 SNAREに接続した際、 「TP2A」 ではリム音がリム1に割り当てた音色が、 「TP2-B」 ではリム2 に割り当てた音色が発音します。 (→P.
トリガーセットアップエディット TRIG8 Copy to Input (トリガーセットアップコピー) TRIG8 ¡snare –Copy to Input=2 「TRIG2 パッドタイプ」〜 「TRIG7 指定リジェクションレベル」の 設定内容すべてを、他の入力端子の設定にコピーする機能です。 トリガーセットアップコピーを実行すると、コピー先入 力端子のトリガーセットアップの内容はすべてコピー元 の内容に書き替えられてしまいます。 操作手順 1. コピー元のトリガー入力 (端子) を、パッドを叩いて選択しま す。 ジョグダイアルを回して、コピー先のトリガー入力 (端子) を 指定します。 コピー元のトリガー入力 (端子) TRIG8 ¡snare –Copy to Input=2 コピー先のトリガー入力 (端子) 2.[SAVE/ENT] を押すと、コピー実行の確認を求める下の画面 が表示されます。 Input Copy to 2 Are you sure ? 3.
エラーメッセージ一覧 設定や操作が正しくない場合や、動作において異常が発生した場合、ディスプレイにエラーメッセージが表示されます。 エラーメッセージの内容を確認し、正しく設定・操作するなど、対処してください。 ERROR Data Initialized 電源ON時、正常に情報を読み込めなかったため、ファクトリーセットを行ないました。 バックアップ RAMのデータが破損しているか、バックアップ電池の電圧が低い可能性があ ります。お買い上げのお店か、お近くのヤマハ電気音響サービス拠点にご連絡ください。 WARNING Battery Low 本体内のバックアップ電池の電圧が下がっています。 ユーザーデータが失われる可能性があります。お買い上げのお店か、お近くのヤマハ電気音 響サービス拠点にご連絡ください。 故障かな?と思ったら DTXPLORERが発音しない、または打撃を検出しない ● パッド、またはトリガーセンサーが正しくDTXPLORERのトリガー入力端子に接続されていますか? (→P. 9) ● リアパネルのボリュームが下がっていませんか? (→P.
故障かな?と思ったら ダブルトリガー(二度鳴り)を起こす ● パッドに出力や感度の調整ボリュームがある場合は、(下げる方向で)調整してください。 ● ゲインの設定が高すぎませんか?(→P. 26: 「TRIG3 ゲイン、ミニマムベロシティ」 ) ● セルフリジェクションを設定してください。 (→P. 26: 「TRIG5 セルフリジェクションタイム」 ) ●(トリガーセンサーをお使いの場合) ヤマハ以外のセンサーを使用していませんか?信号が大きいとダブルトリガーを起こします。 ● ヘッドが不規則な振動を起こしていませんか?ミュートする必要があります。 ● ヘッドの中心近くにセンサーを取り付けていませんか?リムに近いところが適切です。 ● センサーに何か触れていませんか? クロストーク(端子間での音の混ざり合い)を起こす ● ゲインの設定が高すぎませんか?(→P. 26: 「TRIG3 ゲイン、ミニマムベロシティ」 ) ● リジェクションの値を高くしてみてください。ただしこの値を高くしすぎると、他のドラムと同時に叩いたときに発音しないなどの問題 が生じる可能性があります。 (→P.
仕様 ■ 発音方式 16-bit ■ 接続端子 AWM2 ■ 最大同時発音数 32音 ■ 音色数 ドラム/パーカッション音色 192種類 ドラムキット プリセットキット 32種類 ユーザーキット 10種類 トリガーセットアップ プリセット 4種類 ユーザー 1種類 ■ 電源電圧 ■ シーケンサー トラック数 その他の機能 DC12V:電源アダプター (PA-3C) 1 ミュート (リズム) ベースソロ グルーブチェック ■ 消費電力 3.
MIDIデータフォーマット 1 チャンネルメッセージ 以下のチャンネルメッセージは、ドラムトリガー機能のみから送信可能である。 シーケンサー機能においては、その他のメッセージも送信される。 1.1 キーオン/キーオフ ノート範囲:0-(C-2) - 127(G8) (10chのみ) ベロシティー範囲:1 - 127(ノートオンのみ) 1.2 コントロールチェンジ 4 - foot controller (10chのみ) 1.3 プログラムチェンジ(10chのみ) 2. システムエクスクルーシブメッセージ 2.1 パラメーターチェンジ 2.1.1 GM system ON $F0 $7E $7F $09 $01 $F7(16進数) MIDI master tuningを除くすべてのデーターの設定値をデフォルトに戻す。 3 システムリアルタイムメッセージ 3.1 timing clock 送信する。 3.2 start, stop 送信する。 3.
ディスプレイ一覧 オープニング画面 ドラムキット設定 (→P. 12) (→P. 12) (→P. 20) (→P. 12) (→P. 21) ソング選択 (→P. 21) (→P. 21) (→P. 17) (→P. 21) ユーティリティ設定 (→P. 22) (→P. 13) (→P. 22) (→P. 16) (→P. 22) (→P. 18) (→P. 22) (→P. 13) (→P. 22) (→P. 17) (→P. 23) 32 (→P.
ディスプレイ一覧 クリック設定 トリガーセットアップエディット (→P. 14) (→P. 24) (→P. 15) (→P. 25) (→P. 15) (→P. 26) (→P. 15) (→P. 26) (→P. 15) (→P. 26) (→P. 15) (→P. 26) (→P. 26) (→P. 16) (→P. 27) グルーブチェック機能 (→P. 25) (→P. 19) タップテンポ機能 (→P. 19) (→P. 19) (→P. 18) (→P.
YAMAHA [ Drum Trigger Module ] Model DTXPLORER MIDI Implementation Chart Transmitted Date:04-Jun-2004 Version : 1.0 Remarks Function ...
ドラムボイスリスト ● ドラムボイスの分類 K: S: T: C: H: P: E: キック スネア タム シンバル ハイハット パーカッション 効果音 K : Kick 1 Maple 22 2 MapleVtg 3 MapleAmb 4 Beech 22 5 Birch 20 6 Birch 18 7 DryTight 8 AnalogBD 9 TechnoBD 10 ElecBD 1 11 ElecBD 2 12 ElecBD 3 13 HHopBD 1 14 HHopBD 2 15 HHopBD 3 16 HHopBD 4 17 SlapBass S : Snare 1 Maple 2 Maple R 3 MapleVtg 4 MapleVtR 5 Rock 6 Rock R 7 Urban 8 Urban R 9 Steel 10 Steel R 11 Brass 12 Brass R 13 Groove 14 Groove R 15 Vintage 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39
■ お客様相談窓口 ヤマハ管弦打楽器インフォメーションセンター 〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町10-1 TEL. 053-411-4744 ● 受付日 月曜日〜土曜日(祝日およびセンターの休業日を除く) ● 受付時間 10:00 〜 18:00 (土曜日は 10:00 〜 17:00) http://www.yamaha.co.jp/support/ ◆ 営業窓口 国内営業本部 LM営業部 企画推進室 GD担当 〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11 TEL (03) 5488-5445 ヤマハデジタル楽器・DTM製品ホームページ http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/ ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/ あなたの音楽生活をフルサポート ミュージックイークラブ http://www.music-eclub.com/ お客様サポート&サービス http://www.yamaha.co.