User Manual

各画面の機能
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ルーティング、Danteからの入力、アナログ出力レベル、Danteへの出力レベルを設定
します。
q Routing(ルーティング)
音声信号のルーティングを設定します。
入力元(INPUT)と出力先(OUTPUT)を確認し、交差するポイントに を設定し
ます。初期設定は、すべての入力端子からの信号が、スピーカーから出力される設定
です。網掛けの部分にはルーティングできません。
w INPUT
2つのDanteからの入力レベル、感度、ディレイ補正を設定します。
DNT.IN1LVL:Danteからの入力レベルD1を設定します。0.5dBステップで設
定できます。
DNT.IN2LVL:Danteからの入力レベルD2を設定します。0.5dBステップで設
定できます。
DNT.SENS.(DANTESENSITIVITY):Danteからのデジタル信号が、アンプ部
に入力されるときの入力感度を設定します。設定した入力感度の値がスピーカーの
クリップレベルになります。-14dBFS(初期値)、-6dBFSから選択します。
[LEVEL]コントロールがセンター位置(0dB)のとき、-14dBFSに設定すると、最
大出力+24dBuの機器(多くのヤマハデジタルミキサー )からのアナログ入力レベ
ルと、Danteからの入力レベルのバランスが調整されます。微調整は、DANT.
IN1LVL/DANT.IN2LVLで行なってください。
ALIGNMENT(DELAYALIGNMENT):アナログ入力とDanteからの入力との時
間差を補正する場合は、ONに設定し、ディレイ値を設定します。適切なディレイ
値は、Danteの設定や接続機器との組み合わせによって異なります。通常、Dante
側が遅れるので、ここで設定するディレイはアナログにかかります。設定時は、「各
経路のレイテンシー値」(44ページ)をご参照ください。
Danteモデル*では、DZR-D、DXS-XLF-Dに入力したアナログ信号を、Danteネットワークへ出力し
てミキサーのインプットソースにできます。
* ファームウェアV1.2.2以降、Danteモジュールのファームウェア4.1.6.7-4.1.6.5-1.1.0以降で対応
ルーティングの信号の流れについては、「ブロックダイアグラム」(52ページ)をご参照ください。
ROUTER画面
NOTE
e
q
w
e
q
w
Danteモデル
DZR-Dシリーズ DXS-XLF-Dシリーズ
e
q
e
q
DXS-XLFシリーズ
スタンダードモデル
DZRシリーズ
Danteモデル