User Manual

各画面の機能
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PATCH
MODEQuickConfigに設定すると、PATCH画面が表示され、PATCHの項目
が追加されます。PATCH画面で、TFシリーズの出力チャンネルの中から本製品
にパッチしたいチャンネルを選択します。「QuickConfig使用時のパッチ対応表」
(39ページ)をご参照ください。
w UNITID
Danteネットワーク上で、DZR-D、DXS-XLF-Dを個別に識別するためのIDを設定
します。
設定したUNITIDは、本製品の再起動後に有効になります。1つのネットワーク内
で、同じモデルがある場合、IDは重複しないようにしてください。
メインノブを回して入力する文字を選び、メインノブを押して文字を確定します。再
起動の確認画面でYESを選択します。再起動後に有効になります。
設定されたUNITIDは、HOME画面に表示されます。
e LABEL
本製品のラベルを設定します。わかりやすいラベルを付けると、DanteController
などから見つけやすくなります。
r Fs(DANTEFs)
Dante入出力のサンプリング周波数を設定します。44.1kHz、48kHz、88.2kHz、
96kHzから選択します。
t LATENCY(DANTELATENCY)
Danteネットワークを送受信する信号のレインテンシー (Danteレイテンシー )を設
定します。1ms、2ms、5msから選択します。
Danteレイテンシーは、接続方法や規模によって適切な値に設定する必要がありま
す。
デイジーチェーン接続で、ネットワークスイッチなどとあわせて、Dante機器が10
台以上接続しているシステムにおいて、1ms設定ではデータ転送が間に合わず、音
切れが発生することがあります。その場合は、レイテンシーをより大きな値に設定し
てください。
PATCHの設定を切り替えてから、実際にパッチが切り替わるまで、数秒間かかります。
設定範囲は01FE(16進数)です。
•NETWORK(25ページ)にあるUNITIDと同じです。どちらからでも編集できます。
NOTE
PATCH画面 MODEQuickConfigのとき
NOTE
ラベル名は最大12文字まで入力できます。
入力できる文字は半角英数字と一部の記号です。
DeviceLabel(デバイスラベル)の一部になります。
LABELを設定していない場合(初期設定)
Y###-Yamaha-○○○○○○○○○○-******
#:UNITID
○:モデル名(最大10文字)
******:MACアドレス下位6
LABELを設定している場合
Y###-◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎-******
#:UNITID
◎:LABEL(最大12文字)
******:MACアドレス下位6
1ms 信号の経由する機器が、ネットワークスイッチを含め10台以下の場合の設定
2ms 100Mbpsのノードを含むギガビットネットワークに適する設
5ms ほぼすべてのネットワークにおいて安全な設定
パッチした双方の機器でレイテンシー設定が異なる場合は、遅い方の設定が有効になります。
NOTE
NOTE