エレクトロニックアコースティック ドラムモジュール リファレンスマニュアル (詳細編) JA 目次 トリガーで音が鳴るしくみ ...................................................... 2 パッドについて ...................................................................... 2 トリガー入力端子、 トリガー入力、トリガー入力ソースの関係............. 3 トリガー音色(インスト、ボイス) ................................ 4 EAD10の内部メモリー ................................................ 5 MENU ........................................................................................ 6 画面の基本操作 ...........................................
トリガーで音が鳴るしくみ 冊子マニュアルでは、EAD10で音が出るしくみについて説明しました。 ここでは、トリガー信号でトリガー音色を鳴らすしくみについて、さらに詳しく説明します。 パッドについて EAD10のパッドには、ドラムトリガーや電子ドラムのパッドなどが含まれます。 パッドには2ピエゾのパッドと1ピエゾのパッドがあります。 パッド内の特定の部位1つ1つのことは、ゾーンと呼びます。 パッドの種類 入力ソース数 説明 例 2ピエゾ 1ピエゾ 2 1 2種類のトリガー信号 が使えます。 パッドのどこを叩いて も同じ種類のトリガー 信号が発生します。 2 2種類のトリガー信号 が使えます。 3種類のトリガー信号が使えます。 2種類のトリガー音色 を鳴らせます。 1種類のトリガー音色 を鳴らせます。 2種類のトリガー音色 を鳴らせます。 3種類のトリガー音色を鳴らせます。 ドラムトリガー DT50S センサーユニット シンバルパッド PCY100 (2ゾーン設定時) ドラムパッド TP70 3 叩く場所によってトリガー信号を使い分けることができます。 シンバルパッド P
トリガーで音が鳴るしくみ トリガー入力端子、トリガー入力、トリガー入力ソースの関係 ここでは、トリガー入力端子、トリガー入力、トリガー入力ソースの関係について説明します。 ● トリガー入力端子(トリガー入力) [qKICK]端子、[w]端子、[eSNARE]端子、[r]端子は、入力モードを切り替えることで、トリガー入力とトリガー入力 ソースを変更できます。[t]端子と[y]端子は3ゾーンの設定のみで変更できません。 ● トリガー入力ソース ゾーンごとに発生する信号を「トリガー入力ソース」と呼びます。 EAD10がパッドからのトリガー信号を受けると、メインユニットからトリガー入力ソースが鳴ります。 トリガー入力ソースには、トリガー音色を割り当てて使います。 ● 入力モードの初期設定 入力モードの初期設定では[qKICK/w]端子は「separate」(セパレート)、[eSNARE/r]端子は「paired」(ペアード) に設定されています。 端子番号 トリガー入力名 q Kick w Trg2 トリガー入力ソース名 Kick e y ボイス Trg2 インスト Snare
トリガーで音が鳴るしくみ ● separate(セパレート) 「separate」は、[qKICK/w]端子または[eSNARE/r]端子を2つのインストに分けて使う設定です。たとえば、[w]端 子で受けたトリガー信号はトリガー入力ソースの「Trg2」に接続されます。「Kick-R」の音は鳴りません。 [qKICK/w]端子の場合 トリガー入力名 トリガー入力ソース名 Kick Kick Kick-R Trg2 Trg2 ● paired(ペアード) 「paired」では、[qKICK/w]端子または[eSNARE/r]端子を1つのインストで使います。たとえば、[r]端子で受けた トリガー信号はトリガー入力ソースの「Snare-R」に接続されます。「Trg4」の信号は鳴りません。 [eSNARE/r]端子の場合 トリガー入力名 トリガー入力ソース名 Snare Snare Snare-R Trg4 Trg4 トリガー音色(インスト、ボイス) トリガー音色は、トリガー入力ごとやトリガー入力ソースごとに割り当てて鳴らせます。 ● インスト ドラムセットを構成している一つ一つの打楽器(ス
トリガーで音が鳴るしくみ EAD10の内部メモリー 制作または編集したシーンは、内部メモリーに保存することで電源を切ってもデータを保持することができます。 また、トリガー設定(MENU/Trigger)やその他全般の設定(MENU/Utility)など、システムの設定も保存できます。 ● EAD10に保存されるデータ 本機に保存できるデータは以下のとおりです。 • • • • シーン(200個) ウェーブ(最大100個) トリガー設定 その他全般の設定 NOTE • 電源を切ると、本体の録音データが消えます。 • ウェーブは、最大で100個までインポートできますが、総容量の限度を超えてはできません。 ● データファイルの保存(セーブ)と読み込み(ロード) EAD10に保存されるデータは、すべてUSBフラッシュメモリーに保存(セーブ)できます。また、USBフラッシュメモ リーに保存したファイルを再び本体に読み込む(ロード)こともできます。詳しくはMENU/Fileをご覧ください(47ペー ジ)。 EAD10 リファレンスマニュアル(詳細編) 5
MENU 画面の基本操作 [MENU]ボタンを押すと画面が表示されます。 メニューの切り替え 「 」([F1])と「 」([F2]) カーソルを上または下へ動かす 「ENTER」([F3]) 画面を開く 設定値を変える [−]、[+] カーソルで選んでいる項目の設定を変える EAD10 リファレンスマニュアル(詳細編) 6
MENU トリガー入力またはトリガー入力ソースを選ぶ トリガー入力またはトリガー入力ソースごとに設定するパラメーターの画面では、画面右上に対象となるトリガー名が表示さ れます。 トリガー入力ごとの設定 MENU/Scene Edit/Inst/InstNumberやMENU/Trigger/Pad Typeなど、トリガー入力ごとの設定画面で、 「TRG タン([F3])を押すと、トリガー入力切り替え画面が開きます。 トリガー入力切り替え画面 」ボ L:音量レベル V:ベロシティー 入力モードがseparateの状態 入力モードがpairedの状態 現在選択されている トリガー入力名 トリガー入力を 切り替える 試聴する NOTE • 入力モードが「paired」のときに「Trg2」や「Trg4」を選んで設定を変えても効果はありません(トリガーは発生しません)。 • MENU/Trigger/Pad Typeでは「 」(FootSW)は表示されません。 トリガー入力ソースごとの設定 MENU/Utility/PadFunctionなど、トリガー入力ソースごとの設定画面で、 「TRG 力ソース
MENU メニュー 機能一覧 MENU Scene Edit シーン編集 Inst インストに関する設定 Category . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . インストのカテゴリー InstNumber . . . . . . . . . . . . . . . . . . インスト番号 InstTune . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . インストのチューニング InstDecay . . . . . . . . . . . . . . . . . . . インストのディケイ InstPan . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . インストのパン(定位) Voice ボイスに関する設定 Category . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ボイスのカテゴリー VoiceNumber . . . . . . . . . . . . . . . . ボイス番号 VoiceTune. . . . . . . . . . . . . .
MENU MENU Trigger トリガー Input Mode 入力モードに関する設定 Trg1/Trg2. . . . . . . . . . . . . トリガー 1/トリガー 2 入力モード Trg3/Trg4. . . . . . . . . . . . . トリガー 3/トリガー 4 入力モード Curve カーブに関する設定 Velocity Curve . . . . . . . . . ベロシティーカーブ Pad Type パッドタイプに関する設定 PadType . . . . . . . . . . . . . . パッドタイプの選択 Gain . . . . . . . . . . . . . . . ゲイン Sensitivity . . . . . . . . . . センシティビティー RejectTime . . . . . . . . . リジェクトタイム MinLevel . . . MaxLevel . . . MinVelocity . MaxVelocity . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
MENU MENU Job ジョブ Scene シーンに関する設定 Recall. . . . . . . . . . . . . . リコール Sort . . . . . . . . . . . . . . . ソート Exchange . . . . . . . . . . エクスチェンジ Clear . . . . . . . . . . . . . . クリア Wave ウェーブに関する設定 Import . . . . . . . . . . . . . 選択したオーディオファイルの取り込み Import All . . . . . . . . . . . 全オーディオファイルの取り込み Delete . . . . . . . . . . . . . 選択したウェーブの削除 Delete All . . . . . . . . . . 全ウェーブの削除 Optimize . . . . . . . . . . . メモリーの最適化(オプティマイズ) Memory Info . . . . . . . .
Scene Edit MENU シーン編集 Scene Edit Scene Edit パラメーター説明 Inst Scene Edit シーン編集 Voice この章ではメニュー内の「Scene Edit」の設定について説明します。 シーンを構成するリバーブ、エフェクト(マイク音)、トリガー音色をより細かく自分好みの設定にカスタマイズで きます。 トリガー音色には専用エフェクトがあります。また、トリガー入力ごと、トリガー入力ソースごとに各種設定がで きます。 NOTE Effect 自分好みのシーンにカスタマイズしたら保存(ストア)してください(EAD10 取扱説明書)。保存(ストア)しないで、シーンを切替えると、カ スタマイズした内容が消去されます。 Scene Edit / Effect Scene Edit / Volume エフェクトに関する設定 ボリュームに関する設定 Trigger Effect Trigger Volume Mic Effect Mic Volume Inst トリガー入力 Tempo トリガーセンサー Scene Edit / I
MENU Scene Edit シーン編集 Scene Edit 設定画面の構成 Scene Edit シーン編集 Inst インストに関する設定 Voice ボイスに関する設定 Effect エフェクトに関する設定 テンポに関する設定 Voice Tempo Inst Volume ボリュームに関する設定 Inst Scene Edit / Inst インストに関する設定 Effect 設定画面の構成 Scene Edit Inst Category インストのカテゴリー InstNumber インスト番号 Volume 1/2 InstTune インストのチューニング InstDecay インストのディケイ InstPan インストのパン(定位) Scene Edit / Inst Tempo 2/2 1/2 Category : インストのカテゴリー トリガー入力ごとに音色(インスト)の分類(カテゴリー )を選択します。 シーン画面で「TRG」のボタン([F3])を押しても、インストを選択できます。 設定値 別冊データリストをご参照く
MENU シーン編集 2/2 Inst Scene Edit / Inst Scene Edit Scene Edit InstTune : インストのチューニング トリガー入力ごとのピッチ(音高)を25セント単位で設定します。0.01が1セントに相当します。 -12.00〜+0.00〜+12.
MENU Scene Edit シーン編集 Voice ボイスに関する設定 Scene Edit Scene Edit / Voice 設定画面の構成 Scene Edit Inst Voice 1/4 Category ボイスのカテゴリー VoiceNumber ボイス番号 VoiceTune ボイスのチューニング VoiceDecay ボイスのディケイ VoicePan ボイスのパン(定位) Voice 2/4 ボイスのフィルターカットオフ周波数 VoiceQ ボイスのQ(フィルターレゾナンス) VoiceAltGrp ボイスのオルタネートグルーブ VoiceHoldMode ボイス発音の設定 Volume VoiceFilter Effect 3/4 4/4 MessageType MIDIメッセージタイプの選択 Note 出力MIDIノート MIDI Ch MIDIチャンネル GateTime ゲートタイム TrgVel トリガーベロシティー Tempo 【noteの場合】 【REVERBの場合】 MinValue
MENU シーン編集 1/4 Inst Scene Edit / Voice Scene Edit Scene Edit Category : ボイスのカテゴリー トリガー入力ソースごとに音色(ボイス)の分類(カテゴリー )を選択します。 別冊データリストをご参照ください。 Voice 設定値 VoiceNumber : ボイス番号 別冊データリストをご参照ください。 2/4 Tempo Scene Edit / Voice Volume 設定値 Effect トリガー入力ソースごとに音色(ボイス)の番号を選択します。 VoiceTune : ボイスのチューニング トリガー入力ソースごとに割り当てた音色のチューニングを設定します。0.1が10セントに相当します。 設定値 -24.0〜+0.0〜+24.
MENU シーン編集 3/4 Inst Scene Edit / Voice Scene Edit Scene Edit VoiceFilter : ボイスのフィルターカットオフ周波数 設定値 Voice トリガー入力ソースごとに割り当てた音色にかけるフィルターの、カットオフ周波数を設定します。マイナスの値にすると暗 い音色になり、プラスの値にすると明るい音色になります。 -64〜+0〜+63 Effect VoiceQ : ボイスのQ(フィルターレゾナンス) トリガー入力ソースごとに割り当てた音色にかけるフィルターの、Q(フィルターレゾナンス)を設定します。フィルターの カットオフ周波数付近の信号を持ち上げることにより、音にクセをつけます。 -64〜+0〜+63 Volume 設定値 VoiceAltGrp : ボイスのオルタネートグルーブ Off オルタネートグループを設定しない HHOpen ハイハットオープングループ HHClose ハイハットクローズグループ 1〜9 オルタネートグループ番号。同時に鳴らしたくない音色に同じ番号を設定する。 設定値 Te
MENU シーン編集 Scene Edit / Voice 4/4 Scene Edit Scene Edit Inst 【MessageType noteの場合】 Voice 【MessageType REVERBの場合】 Volume Effect 【MessageType EFFECTの場合】 Tempo 【MessageType CC01〜CC95の場合】 EAD10 リファレンスマニュアル(詳細編) 17
MENU Scene Edit シーン編集 Scene Edit MessageType : MIDIメッセージタイプの選択 設定対象のパッドを叩いたときに出力されるMIDIメッセージのタイプを設定します。 NOTE note以外の設定では、パッドを叩いても音が出ません。 Inst 【noteの場合】 note MIDIノートを出力します。パッドを叩いて音を出す場合に設定します。 Note : 出力MIDIノート Voice トリガー入力ソースの発音時に出力されるMIDIノートを設定します。指定したトリガー入力ソースにトリガー入力が あった際に出力するMIDIノートナンバーを設定します。表示は「ノートナンバー /音名」です。 MIDI Ch : MIDIチャンネル Effect トリガー入力ソースを鳴らすときのMIDIメッセージを、どのMIDIチャンネルに出力するかを設定します。 GateTime : ゲートタイム Volume トリガー入力ソースごとにトリガー入力があった際に出力するMIDI信号のゲートタイム(キーオンからキーオフまで の時間)を設定します。 TrgVel
MENU シーン編集 EFFECT Scene Edit Scene Edit 【EFFECTの場合】 ペダルを踏み込む量やパッドを叩く強さによって、エフェクトの量(ノブ)をコントロールします。パッドを叩いても 音は出ません。 MinValue : 下限値 Inst ペダルを戻したときや弱く叩いたときのエフェクトの量(最小値)を設定します。 MaxValue : 上限値 Voice ペダルをいっぱいまで踏み込んだときや強く叩いたときのエフェクトの量(最大値)を設定します。 CC01〜CC95 【CC01〜CC95の場合】 Effect ペダルを踏み込む量やパッドを叩く強さによって、コントロールチェンジを送信します。パッドを叩いても音は出ま せん。 MinValue : 下限値 ペダルを戻したときや弱く叩いたときの最小値を設定します。 Volume MaxValue : 上限値 ペダルをいっぱいまで踏み込んだときや強く叩いたときの最大値を設定します。 MIDI Ch : MIDI チャンネル 設定値 Tempo 設定対象のMIDIメッセージを、どのMIDIチャンネルに出力
MENU Scene Edit シーン編集 Effect エフェクトに関する設定 Scene Edit Scene Edit / Effect Effect ボイス(Kick、Kick-R Trg2...
MENU シーン編集 1/4 Inst Scene Edit / Eff ect Scene Edit Scene Edit ReverbType : リバーブタイプ 設定値 Voice リバーブタイプを選択します。 シーン画面で「REV」のボタン([F1])を押しても、リバーブタイプを選択できます。 別冊データリストをご参照ください。 Effect ReverbSend : リバーブセンド リバーブに送る量(センドレベル)を設定します。マイク音とトリガー音色(内蔵音色)の両方のリバーブセンドが変わります。 [REVERB]ノブで調節する値を、さらにこまかく設定できます。 Volume RevReturn : リバーブリターン リバーブから戻る量(リターンレベル)を設定します。 0〜127 Scene Edit / Eff ect Tempo 設定値 2/4 Mic RevSend : マイク音のリバーブセンド マイク(マイク音にエフェクトかけた後)の音からリバーブへ送る量(センドレベル)を設定します。 TriggerRevSend : トリガー音色のリバーブセンド トリガー
MENU Scene Edit シーン編集 Mic Effect Scene Edit 3/4 Inst Scene Edit / Eff ect MicEffType : マイク音のエフェクトタイプ 設定値 Voice マイク音にかけるエフェクトのタイプを選択します。 シーン画面で「EFF」のボタン([F2])を押しても、マイク音のエフェクトタイプを選択できます。 別冊データリストをご参照ください。 Effect MicEffDepth : マイク音のエフェクトデプス マイク音にかけるエフェクトのデプス(深さ)を設定します。 [EFFECT]ノブで調節する値を、さらにこまかく設定できます。 0〜127 Volume 設定値 Trigger Effect 4/4 Tempo Scene Edit / Eff ect TrgEffType : トリガー音色エフェクトのタイプ トリガー音色にかけるエフェクトのタイプを選択します。 設定値 別冊データリストをご参照ください。 TrgEffSend : トリガー音色エフェクトへのセンドとドライのバランス トリガー音色にかけるエフェク
MENU Scene Edit シーン編集 Volume ボリュームに関する設定 Scene Edit Scene Edit / Volume シーン Inst トリガー インスト ボイス Voice Volume ボイス Voice Inst Volume Voice Volume Trigger インスト TriggerVolume Voice Volume Effect ボイス Scene Volume ボイス Inst Volume Volume Voice Volume Mic Mic Volume Tempo 設定画面の構成 Scene Edit Volume Scene Volume シーン全体の音量 Mic Volume マイク音の音量 TriggerVolume トリガー音色全体の音量 Inst Volume Voice Volume トリガー音色のインストの音量 トリガー音色のボイスの音量 Scene Volume : シーン全体の音量 シーン全体の音量を設定します。シーン間のバランスを取りたいときに調節します。 設定値 0〜
MENU Scene Edit シーン編集 Trigger Volume Scene Edit TriggerVolume : トリガー音色全体の音量 トリガー音色(内蔵音色)全体の音量を設定します。同一シーン内のマイク音とトリガー音色のバランスを取りたいと きに調節します。 設定値 0〜127 Inst Inst Volume : トリガー音色のインストの音量 トリガー入力ごとのインストの音量を設定します。同一シーン内のインスト間のバランスを取りたいときに調 節します。 [TRIGGER]ノブで調節する値を、さらにこまかく設定できます。 0〜127 Voice 設定値 Voice Volume : トリガー音色のボイスの音量 0〜127 Volume 設定値 Effect トリガー入力ソースごとのボイスの音量を設定します。同一インスト内のゾーン間のバランスを取りた いときに調節します。 Tempo テンポに関する設定 Tempo Scene Edit / Tempo 設定画面の構成 Scene Edit Tempo Tempo シーン選択時のテンポ Tempo :
Trigger Trigger トリガー Trigger この章ではメニュー内の「Trigger」の設定について説明します。接続するパッドの種類により、演奏時にパッド から送られるトリガー信号の特性は異なります。「Trigger」の設定では、パッドごとにトリガー信号を本体で処 理するのに適正な信号に調整します。 設定は電源を切ったときに保存されます。 Input Mode パッドを接続したときには適切なパッドタイプを選ぶようにしてください。 [qKICK/w]端子と[eSNARE/r]端子にパッドを接続する場合には入力モードも切り替えてください。 設定画面の構成 Curve トリガー 入力モードに関する設定 Curve カーブに関する設定 Pad Type パッドタイプに関する設定 Crosstalk クロストークの防止に関する設定 FootSwSelect フットスイッチ選択に関する設定 Crosstalk Input Mode Pad Type Trigger Input Mode Trigger/Input Mode 入力モードに関する設定 FootSw
MENU Trigger トリガー Curve カーブに関する設定 Trigger Trigger/Curve 設定画面の構成 Input Mode Trigger Curve ベロシティーカーブ Curve Velocity Curve Velocity Curve : ベロシティーカーブ パッドを叩いたときに入力される信号(トリガー入力レベル)の変化に対する音の強さ(ベロシティー )の変化の仕方(ベロシ ティーカーブ)を設定します。 Pad Type loud2、loud1、norm、hard1、hard2、Fix1〜Fix5、Spl11〜Spl15、Spl21〜Spl25、ofs1〜ofs5 設定値 Spl11 rm Fix3 rd 1 no Fix2 Spl13 Spl14 Crosstalk 1 ud Fix1 ベロシティー ベロシティー 2 ud lo lo ベロシティー Spl12 Spl15 ha rd 2 ha Fix4 トリガー入力レベル トリガー入力レベル FootSwSelect Fix5 トリガー入力レ
MENU Trigger トリガー Pad Type パッドタイプに関する設定 Trigger Trigger/Pad Type 設定画面の構成 Input Mode Trigger Pad Type 1/4 PadType パッドタイプの選択 Gain ゲイン Sensitivity センシティビティー RejectTime リジェクトタイム Curve 2/4 MinLevel 最小レベル MaxLevel 最大レベル MinVelocity 最小ベロシティー MaxVelocity 最大ベロシティー Pad Type 3/4 ウェイトタイム RimGain リムゲイン H/R Balance H/Rバランス FootSwSelect WaitTime Crosstalk 4/4 パッドタイプを設定すると、ゲインからH/Rバランスまでの設定が変わります。 EAD10 リファレンスマニュアル(詳細編) 27
MENU トリガー 1/4 Trigger Trigger/Pad Type Input Mode Trigger PadType : パッドタイプの選択 Curve パッドタイプを選択します。 【Tips】パッドタイプとは? Trigger/Pad Type Crosstalk -SENSOR、KP125W/125、KP100、KP65、KU100 XP120/100、XP80、XP70、TP120SD/100、TP70S/70、TP65S/65 XP120/100、XP80、XP70、TP120SD/100、TP70S/70、TP65S/65 PCY155、PCY135、PCY100、PCY90、PCY65S/65 50S SN、50S tomH、50S tomL、50K、10/20SN、10/20tomH、10/20tomL、10/20kick FootSwSelect OFF: KK: SN: TM: CY: DT: 設定値 Pad Type パッドを叩いたときに常に最適な音が鳴るように、あらかじめトリガーパラメーター (パッドの入力信号などに関する複 数の値)を調整
MENU Trigger トリガー Trigger Sensitivity : センシティビティー 弱打の感度を設定します。 設定値 1〜13 NOTE Input Mode 値を小さくしすぎると、弱打や速い連打に対して音が出ない場合があります。値を大きくしすぎるとクロストークが出る場合があ ります。実際の演奏に支障をきたさないように設定してください。 RejectTime : リジェクトタイム 設定値 Curve ここで設定した時間内に発生したダブルトリガーと見なされたトリガー信号は音が出ません。値が大きいほど音が出 ない時間が長くなります。 4ms〜500ms NOTE Pad Type 次の場合は、リジェクトタイム内でも2回目の入力で音が出ます。 3/4 FootSwSelect Trigger/Pad Type Crosstalk • RejectTime(リジェクトタイム)の時間内で2回目の打撃が1回目の発音トリガーレベルの2倍以上のレベルだった場合 MinLevel : 最小レベル MaxLevel : 最大レベル ベロシティー値を出力するトリガー入力信号のレベ
MENU トリガー 4/4 Trigger Trigger/Pad Type Input Mode Trigger WaitTime : ウェイトタイム 設定値 Curve 設定対象のパッドがトリガー信号を検出するまでの時間を設定します。トリガー信号が最大ピークのときに検出し、 パッドを叩いた強さに対して正しい強さで音が出るように時間を調整します。 1〜64 (msec) Pad Type RimGain : リムゲイン モノラル×2インプットの端子にDT50Sなどの2ピエゾパッドを接続して使うときのリム側のゲインを設定します。 入力モードがpairedのときだけ有効なパラメーターです。 1〜127 Crosstalk 設定値 H/R Balance : H/Rバランス 設定値 FootSwSelect 2ピエゾのヘッドとリムのバランスを設定します(H49〜H1、0、R1〜R49)。リムを叩いてヘッドが鳴る場合は、 R側の値を大きくするとリムが鳴りやすくなります。同様にヘッドを叩いてリムが鳴る場合は、[−]ボタンを押してH 側の値を大きくするとヘッドが鳴りやすくなります。 入
MENU Trigger トリガー Crosstalk クロストークの防止に関する設定 Trigger Trigger/Crosstalk 設定画面の構成 Input Mode Trigger Crosstalk All Reject Lvl オールリジェクションレベル Reject Lvl リジェクションレベル(発生源パッド) Curve 電子ドラムのパッド(ドラムトリガーを取り付けたドラムを含む)を叩いたとき、共振やパッド間の干渉により他のパッドから トリガー信号が発生してしまうことをクロストークといいます。ここでは設定した値より低いトリガー信号音を出さないこと で、クロストークの発生を防止します。 Pad Type All Reject Lvl : オールリジェクションレベル 画面右上に表示されているパッドと、その他のすべてのパッドとの間のクロストークを解決したい場合に設定します。 値が大きいほどクロストークが起きにくくなりますが、他のパッドと同時に音が出にくくなります。 レベル:0〜99 Crosstalk 設定値 Reject Lvl : リジェクションレベル(発
Utility Utility ユーティリティー Utility この章ではメニュー内の「Utility」の設定について説明します。 システム全体に関する設定、パッドファンクション、ヘッドフォンEQの設定ができます。 設定画面の構成 システム全体に関する設定 PadFunction パッドファンクションに関する設定 Phones EQ ヘッドフォンEQに関する設定 PadFunction General General Utility ユーティリティー General システム全体に関する設定 Phones EQ Utility/General 設定画面の構成 Utility General 1/4 SceneKnob シーンノブ AutoPowerOff オートパワーオフ LCD Contrast LCDコントラスト 2/4 ClickOutput クリック音の出力先 ClickCountOff クリックカウントオフ L&R Volume 外部出力の音量 MicNoiseGate マイクノイズゲート 3/4 AudioOutGain オーデ
MENU Utility ユーティリティー 1/4 General Utility Utility/General SceneKnob : シーンノブ 設定値 PadFunction [SCENE]ノブをシーン専用として使うか、データ入力([−]または[+]ボタンの代わり)に使うかを設定します。 scene、data Phones EQ AutoPowerOff : オートパワーオフ オートパワーオフするまでの時間、またはオートパワーオフしない(off)を設定します。 設定値 off、5、10、15、30、60、120 (min) NOTE • オートパワーオフの設定時間はおおよその目安です。 • 電源オフ時に、本体の設定は自動的に保存されます。 LCD Contrast : LCDコントラスト 画面のコントラストを調整します。 設定値 0〜63 EAD10 リファレンスマニュアル(詳細編) 33
MENU Utility ユーティリティー 2/4 General Utility Utility/General ClickOutput : クリック音の出力先 L&R+ph OUTPUT [R]/[L/MONO]端子と[PHONES]端子の両方に出力します。 phones [PHONES]端子にのみ出力します。 L&R+ph、phones Phones EQ 設定値 PadFunction クリック音の出力先を設定します。 ClickCountOff : クリックカウントオフ クリック音のカウントが1小節または2小節分鳴ってから止まります。オフのときはクリック音が鳴り続けます。 設定値 off、1、2 L&R Volume : 外部出力の音量 外部出力の音量を設定します。 ライブのときなどは、外部出力の音量を固定値に設定しておくと、[MASTER VOLUME]ノブでヘッドフォンの音量のみを 調節できるようになります。variableに設定すると、[MASTER VOLUME]ノブでヘッドフォンと外部出力の音量を調節で きます。 設定値 variable([MASTER
MENU Utility ユーティリティー 3/4 General Utility Utility/General AudioOutGain : オーディオアウトゲイン 設定値 PadFunction USBオーディオの場合はUSBの出力ゲインを設定します。 レコーダー使用時は録音の入力ゲインを設定します。 -12dB、-6dB、0dB、+6dB、+12dB Phones EQ AudioMix : オーディオミックス USBオーディオの場合はUSBの入力をUSB OUTに出すか出さないかを設定します。 レコーダー使用時はレコーダー再生音を一緒に録音するかしないかを選びます。 autoでは、USBオーディオのときはUSB OUTに出さない設定に、レコーダー使用時は再生音を一緒に録音する設定になり ます。 設定値 auto、off、on USB To Host : [USB TO HOST]端子の設定 [USB TO HOST]端子を使ってやりとりしたいものを選びます。 Audio+MIDIのときはオーディオとMIDIの両方、MIDIのときはMIDIのみのやりとりができます。 auto
MENU Utility ユーティリティー 4/4 General Utility Utility/General PadFunction [AUDIO/CLICK VOLUME]ノブで調節する3つのパラメーターのバランスをあらかじめ設定しておくと便利です。 AuxInVolume : AUX INの音量 [AUX IN]端子からの音量を設定します。 Phones EQ USB Volume : USBオーディオまたはレコーダー再生の音量 USBオーディオの入力またはレコーダーの再生音の音量を設定します。 ClickVolume : クリックの音量 クリック音の音量を設定します。 設定値 0〜127 PadFunction Utility/PadFunction パッドファンクションに関する設定 設定画面の構成 Utility PadFunction 1/2 PadFunction パッドファンクション 2/2 BypassSw バイパススイッチ EAD10 リファレンスマニュアル(詳細編) 36
MENU Utility ユーティリティー 1/2 General Utility Utility/PadFunction PadFunction : パッドファンクション 通常通り音が出ます。 inc scene シーン番号を1ずつ増やします。 dec scene シーン番号を1ずつ減らします。 select scene シーンを選びます。 toggle scene シーンを切り替えます。 パッドを叩くたびに2つのシーンが切り替わります。 Phones EQ off PadFunction パッドを叩いたとき、音を鳴らす代わりにシーン番号やテンポなどを変える機能を設定します。設定したいパッドを叩くか、 TRG([F3])を押して設定したいパッドを選んでから、割り当てたい機能を設定します。 シーン番号 シーン番号1 シーン番号2 inc tempo テンポ値を1ずつ増やします。 dec tempo テンポ値を1ずつ減らします。 tap tempo タップテンポを設定します。 clickOn/Off クリック音のオンとオフを切り替えます。 bypassO
MENU Utility ユーティリティー 2/2 General Utility Utility/PadFunction BypassSw : バイパススイッチ PadFunction PadFunctionでbypassOn/Off にしたときに対象となる設定を選びます。パッドごとではなく、システム全体で共通の設定 です。 Rev リバーブをかける、かけない Eff エフェクトをかける、かけない Trg1〜Trg6 トリガー音色を鳴らす、鳴らさない 設定値 Phones EQ すべてのチェックボックスにチェックを入れて、バイパスをオンにすると、EADを通った音にリバーブやエフェクトがかか らず、トリガー音色も鳴りません。マイクから入力されたアコースティックドラムの音は変化せず、そのまま鳴ります。 on、off Phones EQ Utility/Phones EQ ヘッドフォンEQに関する設定 設定画面の構成 Utility Phones EQ EQ LowGain EQ ローゲイン EQ HighGain EQ ハイゲイン NOTE [AUX IN]端子
Job Job ジョブ Job ジョブメニューでは、シーン、ウェーブ、レコーダーに関するジョブがあります。 設定画面の構成 シーンに関する設定 Wave ウェーブに関する設定 Recorder レコーダーに関する設定 Wave Scene Scene Job ジョブ Scene Job/Scene シーンに関する設定 Recorder シーンに関する設定(Job/Scene)から操作できるのはユーザーシーンの設定のみです。プリセットシーンは変更できません。 設定画面の構成 Job Scene Recall リコール Sort ソート Exchange エクスチェンジ Clear クリア Recall : リコール 編集中のシーンを保存(ストア)しないまま別のシーンを選ぶと、編集した結果は消えてしまいます。しかし、実際にはリ コール用のメモリに編集結果は残っているので、シーンリコール機能を使うことで呼び戻せます。 NOTE 編集を開始したシーン番号とシーン名が表示されます。リコールデータがない場合はシーン名に「No data.
MENU Job ジョブ Sort : ソート Scene Job [SCENE]ノブを回したときに呼び出すシーンの順番を並び替えます。 1. 「 」または「 Wave 手順 」のボタン([F1]または[F2])を押してカーソルを動かします。 2. 「SELECT」のボタン([F3])を押して、動かしたいシーンを選びます。 4. 」または「 」のボタン([F1]または[F2])や、[−]または[+]ボタンを押して選んだシーンを動かします。 Recorder 3.
MENU Job ジョブ Exchange : エクスチェンジ Scene Job 指定した2つのシーンの順番を入れ替えます。 1. Wave 手順 入れ替えを行なう2つのシーンを選びます。 2. 「EXCHNG」のボタン([F3])を押すと確認画面が表示されます。 Recorder 3. 「YES」のボタン([F1])を押すと、2つのシーンの順番が入れ替わります。 順番が入れ替わると「Completed.」のメッセージが表示され、エクスチェンジ画面に戻ります。 Clear : クリア 選択したシーンを初期化します。 手順 1. [−]または[+]ボタンを押して、初期化したいシーンを選びます。 2. 「CLEAR」のボタン([F3])を押すと確認画面が表示されます。 3. 「YES」のボタン([F1])を押すと、選択したシーンが初期化されます。 初期化されると「Completed.
MENU Job ジョブ Wave ウェーブに関する設定 Job Job/Wave 設定画面の構成 Job Scene Wave Import 選択したオーディオファイルの取り込み Import All 全オーディオファイルの取り込み Delete 選択したウェーブの削除 Delete All 全ウェーブの削除 Optimize メモリーの最適化(オプティマイズ) Wave 1/2 2/2 メモリーインフォメーション Recorder Memory Info Job/Wave 1/2 Import : 選択したオーディオファイルの取り込み USBフラッシュメモリーに保存されているオーディオファイル(.
MENU Job ジョブ 手順 Job 1. 「IMPORT」のボタン([F3])を押すと確認画面が表示されます。 2. 「YES」のボタン([F1])を押すとインポートされます。 「NO」のボタン([F3])を押すと、インポートしないで手順1の画面に戻ります。 インポート中に「CANCEL」のボタン([F3])を押すとインポートは中断され、手順1の画面に戻ります。 設定値 Scene インポートが終わると「Completed.」のメッセージが表示され、インポート画面に戻ります。 off、Kick、Kick-R、Trg2、Snare、Snare-R、Trg4、Trg5、Trg5-R1、Trg5-R2、Trg6、Trg6-R1、Trg6-R2、 FootSW NOTE Wave • 本機は16ビットのオーディオファイル(.WAV)のみ取り扱うことができます。 • 取り扱いできる1ファイルの最大の長さは約20秒(44.
MENU Job ジョブ Delete : 選択したウェーブの削除 Scene Job 本体に取り込んだウェーブを削除(デリート)します。 手順 1. [−]または[+]ボタンを押して、削除したいウェーブを選びます。 Wave 2. 「DELETE」のボタン([F3])を押すと確認画面が表示されます。 3. 「YES」のボタン([F1])を押すと選択したウェーブが削除されます。 「NO」のボタン([F3])を押すと、削除しないで手順1の画面に戻ります。 Recorder 削除が終わると「Completed.」のメッセージが表示され、デリート画面に戻ります。 NOTE 「 」のボタン(F2)で音の確認ができます。 Delete All : 全ウェーブの削除 本体のウェーブ用メモリーにあるウェーブをすべて削除(デリート)します。 手順 1. 「DELETE」のボタン([F3])を押すと確認画面が表示されます。 2.
MENU Job ジョブ Optimize : メモリーの最適化(オプティマイズ) Scene Job 本体のウェーブ用メモリーを最適化します。最適化とは、メモリー領域を整理し直すことで、メモリーの有効活用領域を拡大 する作業のことです。メモリーを最適化することで、連続したメモリーの空き容量が増える場合があります。 手順 Wave 1. 「OPTIMIZ」のボタン([F3])を押すと確認画面が表示されます。 2. 「YES」のボタン([F1])を押すとメモリーが最適化されます。 「NO」のボタン([F3])を押すと、最適化しないで手順1の画面に戻ります。 Recorder 最適化が終わると「Completed.
MENU Job ジョブ Recorder レコーダーに関する設定 Job Job/Recorder 設定画面の構成 Job Export Audio Scene Recorder エクスポートオーディオ Wave Export Audio : エクスポートオーディオ Recorder 内蔵のレコーダー用メモリーに録音されたオーディオデータをUSBフラッシュメモリーに保存します。 手順 1. 名前を付けたい場合は「NAME」のボタン([F2])を押してファイル名を入力します。 ● ファイル名の入力方法 1. [−]ボタンまたは[+]ボタンを押して文字を選び、 「<」または「>」のボタン([F1]または[F3])で次の文 字位置へカーソルを移動させます。最大16字までの長さでファイル名を設定できます。 2. 文字入力が終わったら、 「OK」のボタン([F2])を押します。 2. 「EXPORT」のボタン([F3])を押すと確認画面が表示されます。 3.
File File ファイル File MENU/Fileの機能や操作を理解するためには、用語に対する理解が必要です。ここでは、MENU/Fileで使う用 語について説明します。 ● ファイル(File) Save USBフラッシュメモリーに保存された、ひとまとまりのデータをファイルと呼んでいます。EAD10とUSBフラッシュメ モリーとの間でデータを受け渡しする場合は、すべてファイル単位でやり取りを行ないます。 ● ファイルネーム Load ファイルに付けた名前をファイルネームといいます。ファイルネームはファイルを区別するために重要なもので、同じディ レクトリー内では同じファイルネームを付けることはできません。コンピューターではカナや漢字を使うことや、長い名前 を付けることができますが、EAD10で扱うファイルには英数字のみをお使いください。 ● 拡張子(かくちょうし) 「.wav」のように、ファイルネームの最後に付けられる「ピリオド+3文字」を拡張子といいます。拡張子はファイルの種 類を示します。EAD10で扱うファイルには「.
MENU File ファイル File File 1/2 Save Save : ファイルのセーブ(保存) Load Save ファイルをUSBフラッシュメモリーにセーブ(保存)します。 1. USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子に接続します。 2. MENU/File/Saveを選びます。 Rename 手順 Delete 以下の画面が表示されます。 3-1. Format Type(ファイルタイプ)を選択します。 [−]または[+]ボタンを押して、セーブするファイルのタイプを選択します。 All 全データ(全シーン、全ウェーブ、ユーティリティーデータ、トリガー設定) AllScene 全シーンのシーンデータ OneScene シーンデータ Memory Info 3.
MENU 4. ファイル Name(ファイル名)を入力します。 File File Save 4-1. 「NAME」のボタン([F2])を押します。 ネーム編集画面が表示されます。 Load ● ファイル名の入力方法 Rename 1. [−]ボタンまたは[+]ボタンを押して文字を選び、 「<」または「>」のボタン([F1]または[F3])で 次の文字位置へカーソルを移動させます。最大16字までの長さでファイル名を設定できます。 Delete 2. 文字入力が終わったら、「OK」のボタン([F2])を押します。 ファイルをセーブします。 Format 5-1. 「SAVE」のボタン([F3])を押します。 Memory Info 5. ファイルをセーブする確認画面が表示されます。 5-2.
MENU File ファイル File 6. 「YES」のボタン([F1])を押して、セーブします。 Load Save セーブ中は以下のような画面が表示されます。 セーブ中に「CANCEL」のボタン([F3])を押すとセーブは中断され、手順2の画面に戻ります。 注記 Rename セーブ中は、USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子から外したり、EAD10の電源を切らないでください。本機の故障 やUSBフラッシュメモリーの故障の原因となります。 Delete セーブが完了すると画面に「Completed.
MENU Type(ファイルタイプ)を選択します。 3-1. [−]または[+]ボタンを押して、ロードするファイルのタイプを選択します。 All 全データ(全シーン、全ウェーブ、ユーティリティーデータ、トリガー設定) AllScene 全シーンのシーンデータ OneScene シーンデータ Trigger トリガー設定 設定値 4. File 3. ファイル Save File All、AllScene、OneScene、Trigger ロードするファイルを選択します。 4-1. 「 OneSceneの場合はロード先のシーンを選択します。 「 」または「 」のボタン([F1]または[F2])を押して、カーソルをシーン番号に合わせてから、[−]または [+]ボタンを押し、ロード先のシーンを選択します。 シーンにユーザーウェーブが含まれる場合はそのユーザーウェーブもロードされます。 Rename 4-2.
MENU File ファイル Rename File Rename : ファイル名のリネーム(変更) Save USBフラッシュメモリーに保存されたファイルのファイル名をリネーム(変更)します。 1. USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子に差し込みます。 2. MENU/File/Renameを選びます。 Load 手順 Rename 以下の画面が表示されます。 [−]または[+]ボタンを押して、リネームするファイルタイプを選択します。 All 全データ(全シーン、全ウェーブ、ユーティリティーデータ、トリガー設定) AllScene 全シーンのシーンデータ OneScene シーンデータ Trigger トリガー設定 Wav ウェーブファイル 設定値 4. All、AllScene、OneScene、Trigger、Wav リネームするファイルを選択します。 4-1. 「 4-2. 5. Format 3-1. Delete リネームするファイルのタイプ(Type)を選択します。 Memory Info 3.
MENU File ファイル File 6. 「RENAME」のボタン([F3])を押します。 Load Save 確認の画面が表示されます。 7. 「YES」のボタン([F1])を押すと、リネームで名前が変わります。 Rename 注記 リネーム中は、USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子から外したり、EAD10の電源を切らないでください。本機の故 障やUSBフラッシュメモリーの故障の原因となります。 Delete リネームが完了すると「Completed.」と表示され、手順2の画面に戻ります。 Delete Format Delete : ファイルのデリート(削除) Memory Info USBフラッシュメモリーの中にあるファイルをデリート(削除)します。 手順 1. EAD10でデリートしたいファイルが保存されているUSBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子に差し込みま す。 2.
MENU File 3-1. 「 [−]または[+]ボタンを押して、ファイルタイプを選択します。 All 全データ(全シーン、全ウェーブ、ユーティリティーデータ、トリガー設定) AllScene 全シーンのシーンデータ OneScene シーンデータ Trigger トリガー設定 Wav ウェーブファイル 設定値 4. 「 5. 」のボタン([F1]または[F2]) を押して、カーソルを「Type」に合わせます。 」または「 Save 3-2. 」または「 File デリートするファイルのタイプを選択します。 All、AllScene、OneScene、Trigger、Wav Load 3. ファイル 」のボタン([F1]または[F2]) を押して、カーソルを「File」に合わせます。 [−]または[+]ボタンを押して、デリートするファイルを選択します。 Rename 手順3で選択したファイルタイプにより、デリート可能なファイルだけが表示されます。 Delete 6.
MENU File ファイル Format File Format : USBフラッシュメモリーのフォーマット(初期化) Save USBフラッシュメモリーは、そのままではご使用になれない場合があります。その場合は、以下の手順に従ってフォーマッ ト(初期化)を行なってから使用してください。 注記 Load フォーマットすると、USBフラッシュメモリー内のすべてのデータは消去されます。必要なデータが入っていないことを確認したうえで フォーマットしてください。 手順 USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子に差し込みます。 Rename 1. 2. MENU/File/Formatを選びます。 Format Delete 以下の画面が表示されます。 Memory Info 3.
MENU File ファイル File 4. 「YES」のボタン([F1])を押して、フォーマットします。 Save 注記 フォーマット中は、USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子から外したり、EAD10の電源を切らないでください。本機 の故障やUSBフラッシュメモリーの故障の原因となります。 File Rename Load フォーマットが完了すると「Completed.
Factory Reset Factory Reset Factory Reset ファクトリーリセット ユーザー設定の全データ(ユーザーシーン、トリガー設定、ウェーブ、ユーティリティー、レコーダーの内蔵メモ リー )を工場出荷時の設定に戻します。 設定画面の構成 Factory Reset ファクトリーリセット Factory Reset ファクトリーリセット Factory Reset : ファクトリーリセット 注記 ファクトリーリセットすると、ユーザー設定のすべてのデータが消え、工場出荷時の設定に戻ります。大切なデータは、事前に必ずUSB フラッシュメモリーに保存してください(48ページ)。 初期化する 1. MENU/Factory Resetを選びます。 以下の画面が表示されます。 2. 「RESET」のボタン([F3])を押します。 ファクトリーリセットを確認する画面が表示されます。 3.
MENU ファクトリーリセット Factory Reset Factory Reset 処理中は以下のメッセージが表示されます。 ファクトリーリセットが完了すると「Completed.
コンピューターと接続する メインユニットとコンピューターをUSBケーブルで接続すると、オーディオデータやMIDIデータの送受信ができ ます。 ここでは、メインユニットとコンピューターの接続方法について説明します。 [USB TO HOST]端子(リアパネル) [USB]端子 コンピューター USBケーブル メインユニット NOTE USBケーブルは付属しておりません。メインユニットをコンピューターと接続するときは、3メートル以下の、ABタイプのUSBケーブルを お買い求めください。 ■ [USB TO HOST]端子ご使用時の注意 [USB TO HOST]端子でコンピューターと接続するときは、以下のことを行なってください。以下のことを行なわない と、コンピューターや本機が停止(ハングアップ)して、データが壊れたり、失われたりするおそれがあります。 コンピューターや本機が停止したときは、アプリケーションやコンピューターを再起動したり、本機の電源を入れ直し たりしてください。 注記 • USBケーブルは、ABタイプのものをご使用ください。また、3メートル未満のケーブルをご使用ください。USB3.
コンピューターと接続する NOTE • 動作環境については、上記URLをご確認ください。 • Yamaha Steinberg USB Driverは、改良のため予告なしにバージョンアップすることがあります。詳細および最新情報については、 上記URLをご確認ください。 2.