ELS-01/01C/01X typeU 取扱説明書 v1.
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま す。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという「禁止」を示します。 「必ず実行」してくださいという強制を示します。 ■ 「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 う可能性が想定される」 内容です。 注意 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想
警告 電源 / 電源コード 水に注意 電源は必ず交流100V を使用する。 本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かない。 エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接 続すると、感電や火災のおそれがあります。 また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しな い。 必ず実行 禁止 電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりをきれい に拭き取る。 電源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器 店または 巻末のヤマ ハ修理ご 相談センタ ーに点検を ご依頼 感電やショートのおそれがあります。 ください。 電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲 濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。 必ず実行 げたり、傷つけたりしない。また、電源コードに重いものを のせない。 禁止 禁止 電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。 火に注意 分解禁止 本体の上にろうそくなど火気のあるものを置かない。 ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になります。 この製品の 内部を開け た り、内部の部 品を分解 し
組み立て 必ず実行 手入れ 組み立てる前に、必ず本書234 ページの組み立て方の説明 本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 をよくお読みください。 手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損したりお客 ぞうきんなどは使用しない。 本体のパネルや鍵盤が変色/ 変質する原因になります。お手 様がけがをしたりする原因になります。 禁止 設置 禁止 入れには、乾いた柔らかい布をご使用ください。 使用時の注意 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く キー カバー で指 などを はさ まない ように 注意 する。また、 など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと ころ、また、ほこりや振動の多いところで使用しない。 キーカバーや本体のすき間に手や指を入れない。 お客様がけがをするおそれがあります。 本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原 因になります。 禁止 パネル、鍵 盤のすき間 から金属 や紙片など の異物を 入れな い。 感電、ショート、火災、故障や動作不良の原因になることが テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の
イス データの保存 不安定な場所に置かない。 保存した データは故 障や誤操 作などのた めに失われ ること イスが転倒して、お客様や他の方々がけがをする原因になり ます。 があり ます。大切なデ ータは、USB記 憶装置 /コン ピュー ターなどの外部機器に保存してください。 必ず実行 禁止 禁止 イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしない。 このイスは楽器演奏用です。イスを遊び道具や踏み台にする 保存した USB 記憶装置の万一の事故に備えて、大切なデー と、イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする 原因になります。 タは予備の USB記憶装置にバックアップ として保存される ことをおすすめします。 必ず実行 イスには二人以上ですわらない。 イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原因 になります。 禁止 イスのネジを定期的に締め直す。 イスを長期間使用すると、イスのネジがゆるむことがありま 必ず実行 す。ネジがゆるんだ場合は、付属のスパナで締め直してくだ さい。 イスの脚で床やたたみを傷つけないよう注意する。 イスの脚で フローリン グの床やた たみを傷つ
はじめに このたびは、ヤマハエレクトーンSTAGEA ELS-01/01C/01X typeU (以下、ELS-01/01C/01X)を お買い上げいただきまして、ありがとうございます。 ELS-01/01C/01Xは、長年にわたって培ってきたノウハウと最新の電子テクノロジーの粋を集めて完成され たエレクトーンです。ほとんどの機能は、直感的に操作できるタッチパネルで設定できます。 ELS-01/01C/01Xのバラエティーあふれる機能のすべてを使って演奏をお楽しみいただくために、ぜひこの 取扱説明書をご活用いただきますようお願い申しあげます。 また、ご一読いただいたあとも、不明な点が生じた場合に備えて、大切に保管いただきますようお願いします。 付属品(お確かめください) • 椅子 • 取扱説明書(本書) • 活用ガイド • 保証書 • ユーザー登録のご案内 6 ELS-01/01C/01X 取扱説明書
ELS-01/01C/01Xの特長 豊富なレジストレーションメニュー 22ページ すぐにイメージに合うレジストレーションを引き出せるように、パネル上の5つのボタンにハイクオリティーで使 い勝手の良い240種類のレジストレーションが用意されています。さらにELS-01C/01Xでは、カスタム鍵盤や VA音色、オルガンフルート音色に対応したレジストレーションが60種類搭載されています。それぞれのレジスト レーションはジャンル別に分類されており、初心者の方には選んだだけですぐに弾けるように、中〜上級者の方に は、レジストレーションメニューを出発点として、思いどおりに加工し、効率の良いレジストレーションづくりが できるようになっています。 4レイヤー AWM音源を使った多彩なボイスとハイクオリティーなデジタルエフェクト 25ページ、54ページ クオリティーの高いAWM音源による415種類のボイスを搭載。さらにELS-01C/01XではVA音源による94種類 のVA音色と本格的なオルガンフルート音色も搭載しています。鍵盤の持つ高い表現力とあわせて、表情豊かな音色 を奏でることができます。また、15カテゴリー、
ELS-01/01C/01Xは、下記のフォーマットや機能に対応しています。 「GM (General MIDI)」とは、メーカーや機種が異なった音源でも、ほぼ同じ系統の音色で演奏が再現される ことを目的に設けられた、音源の音色配列やMIDI機能に関する一定の基準のことです。 「GM2」とは、 「GM」に対し同時発音数、音色数、音色パラメーター、エフェクトなどの機能を拡張して規 定することにより、曲データのさらなる互換性を向上させることが可能な一定の基準です。「GM2」 に準拠し た音源やソングデータには、このGM2マークがついています。 「XG」とは、音色の配列に関する「GM」をより拡張し、時代と共に複雑化、高度化していくコンピューター 周辺環境にも対応させ、豊かな表現力とデータの継続性を可能とした音源フォーマットです。「XG」では、 音色の拡張方式やエディット方式、エフェクト構成やタイプなどを規定して、「GM」を大幅に拡張しました。 XGマークのついた市販ソングデータを、XGマークのついた音源で再生することによって、無数の拡張ボイ スやエフェクト機能までも含めた壮大な演奏を手軽に楽しむことができます。 「G
目次 C O N T EN T S はじめに ...........................................................................6 付属品(お確かめください).......................................... 6 ELS-01/01C/01Xの特長.......................................... 7 各部の名称 ............................................. 10 1 基本操作 2 ボイス(楽器音色) 3 オルガンフルート (ELS-01C/01X) 4 コントロールと エフェクト 5 リズム/ キーボードパーカッション 6 レジストレーション メモリー 7 ミュージックデータ レコーダー(MDR) 8 ボイスエディット 9 リズムプログラム 8 ボイスエディット ..............................139 ボイスの構成 .....................
各部の名称 操作パネル (イラストはELS-01Cのものです) LOWER KEYBOARD VOICE1、2 (下鍵盤ボイス)26ページ REVERB(リバーブ)ボタン 48ページ UPPER KEYBOARD VOICE1、2 (上鍵盤ボイス) 25ページ UPPER KEYBOARD VOICE 1 REVERB BRILLIANCE MAX BRILLIANT モニタースピーカー STRINGS BRASS WOODWIND TUTTI PAD SYNTH 1 PIANO ORGAN PERCUSSION GUITAR CHOIR WORLD 2 MIN MELLOW LOWER KEYBOARD VOICE 1 SUSTAIN SUSTAIN(サステイン) ボタン 51ページ BRILLIANCE BRILLIANT UPPER (KNEE) LOWER (KNEE) PEDAL STRINGS BRASS WOODWIND TUTTI PAD SYNTH 1 PIANO ORGAN PERCUSSION GUITA
LCDディスプレイ/ DISPLAY SELECT (ディスプレイセレクト) 12ページ PEDAL VOICE 1、2 (ペダルボイス) 26ページ DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C.
LCDディスプレイ/ディスプレイセレクト DISPLAY SELECT 1 VOICE DISPLAY 3 FOOT SWITCH 6 A.B.C. M.O.C. 4 UTILITY 7 5 MDR INTERNET 8 DATA CONTROL RHYTHM PROGRAM VOICE EDIT PATTERN SEQUENCE 9 U.ORGAN FLUTES @ ) ! L.ORGAN ROTARY SP SPEED FLUTES # $ 2 1 2 3 4 5 6 7 LCDディスプレイ(タッチパネル) 14ページ DATA CONTROL (データコントロール)ダイアル 16ページ [VOICE DISPLAY](ボイスディスプレイ)ボタン 20ページ [A.B.C./M.O.C.]ボタン 66、68ページ [MDR]ボタン 99ページ 9 ) ! @ [VOICE EDIT](ボイスエディット)ボタン 141ページ [PATTERN]ボタン 152ページ [SEQUENCE]ボタン 182ページ [U.
1 基本操作 B AS I C O P ER A T I O N ここでは、電源の入れ方や、画面の見方、エレクトーンの基本設定など、エレクトーンを使う上で必要となる基本事項 について説明します。 この章の内容 1 演奏までの準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 4 ボイスディスプレイ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20 2 画面の操作方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14 5 レジストレーションメニュー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22 • 画面のページを切り替える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14 • ボタンを操作する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1 5 基 本 操 作 エクスプレッションペダルを右足で適度に踏み込みます。 エクスプレッションペダルでは、演奏中の音の強弱を調節します。 小さくなる 大きくなる 2 画面の操作方法 このエレクトーンの画面は、タッチパネルを搭載しています。画面上の設定/選択したい NOTE タッチパネルが汚れたら、柔ら かい布で乾拭きしてください。 項目に、直接触って操作できます。ただし、2か所以上の点を同時に操作することはできま せん。 また、ボリュームやリバーブなどの量を変更したい場合には、画面の右にあるデータコン トロールダイアルを使います。 注意 先のとがったものや、爪などの 硬いもので、画面を操作しない でください。画面を傷つける おそれがあります。 ここでは、画面上での操作について、主なものを紹介します。 画面のページを切り替える 多くの画面では、画面の右上に数字などの書いてある楕円のボタンが表示されています。 このボタン表示を押すことで、ページを切り替えることができます。選択されたページボ タンはオレンジ色に変わります。 1ページ目 2ページ目 1ページ目を表示 14 ELS-01/0
1 ボタンを操作する 基 本 操 作 画面に表示されるボタンを直接押すと、押したボタンが選択できます。そのほかに、オン/ オフを切り替えるタイプのボタン、リストを表示させるためのボタンがあります。 オン/オフを切り替えるボタン: オフ(ミュート: 消音) ボタンの色がグレーになります。 オン ボイスディスプレイの1ページ目で各音群のミュートを設定したり、リズムの画面でアカン パニメントの各パートをオン/オフしたり、ボイスエディットの画面で各エレメントの ミュートを設定したりする操作です。 リストを表示させるボタン: リストの中から目的のものを選ぶことができます。リスト内の項目を選ぶと、自動的に リストが閉じます。リスト右上の[閉じる]ボタンを押してリストを閉じることもできます。 エフェクトタイプなどを選ぶときの操作です。 値を変更するボタン: [▲][▼]ボタンを使って大まかに値を変更できます。また、データコントロールダイアルを 回すと、値をひとつずつ増減できます。ゲートタイムやピッチコントロールなど、値を変 更する操作です。 DATA CONTROL ELS-01/01C/01X 取扱説
1 スライダーを調節する 基 本 操 作 ボリュームやリバーブなどの量は、画面上にスライダーで表示されます。画面に表示され たスライダーを直接触って値を変更するやり方と、データコントロールダイアルで値を変 更するやり方の2通りの操作法があります。大まかに値を変更したい場合には画面を触って 変更し、細かく変更する場合にはデータコントロールダイアルを使うと便利です。 スライダーを直接触る方法: 値を変更したい枠内を触ると、触った位置にスライダーが動き、値が変更できます。また、 スライダーのつまみ部分を指で触った状態で上下に動かすと、値が変更できます。 または 触った位置にスライダーが移動 つまみ部分を指で触った状態で 上下に動かす データコントロールダイアルを使う方法: 値を変更したいスライダーの上部(パラメーターの名前が書いてある部分)に触ると、その スライダーに青枠が移動します。この状態でデータコントロールダイアルを回すと、値を ひとつずつ増減できます。 ここを触るとスライダーに青枠が移動 DATA CONTROL 青枠 パンに関しては、横に動かすタイプのスライダーが表示されますが、操作
1 3 画面に関する基本設定 基 本 操 作 ここでは、エレクトーンを使う前に設定する以下の項目について説明します。 ● 画面に表示させる言語を選ぶ(日本語/英語) ● タッチパネルを操作するときの操作音を消す ● 画面の明るさを変える 画面に表示させる言語を選ぶ エレクトーンの画面の表示言語は、初期状態で電源を入れたときには日本語に設定されて います。 必要に応じて表示言語を英語に切り替えることができます。(なお、この取扱説明書では、 表示言語は日本語で説明しています。) 1 [UTILITY]ボタンを押します。 ユーティリティー画面の設定ページが表示されます。 NOTE DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C. MDR ユーティリティー画面の設定は、 別の画面に移動したときに自動 的に保存されます。 FOOT SWITCH UTILITY INTERNET RHYTHM PROGRAM VOICE EDIT PATTERN SEQUENCE U.ORGAN FLUTES 2 L.
1 3 基 本 操 作 画面左側の「言語/LANGUAGE」で[ENGLISH](英語)ボタンを押すと、表示 言語が英語に設定されます。 言語/LANGUAGE これ以降、画面の言語は英語で表示されます。日本語に戻したいときは、手順2で [日本語]ボタンを選んでください。 タッチパネルを操作するときの操作音を消す 初期状態で電源を入れたときには、タッチパネルを操作するたびに「ピッ」という音が鳴 るように設定されています。ステージで演奏するときなどは、この操作音を消すことがで きます。 1 2 [UTILITY]ボタンを押します。 ユーティリティー画面の設定ページが表示されます。 「タッチパネル操作音」の[OFF]ボタンを押すと、タッチパネルの操作音はオフ になります。 タッチパネル操作音 これ以降、タッチパネルを操作しても「ピッ」という音は鳴らなくなります。再び 操作音を鳴らしたいときは、手順2で[ON]を選んでください。 18 ELS-01/01C/01X 取扱説明書
1 画面の明るさを変える 基 本 操 作 画面が明るすぎたり暗すぎたりして文字が見づらい場合には、画面の明るさを変えること ができます。部屋の明るさに応じて、画面の文字がよく見えるように設定してください。 1 2 [UTILITY]ボタンを押します。 ユーティリティー画面の設定ページが表示されます。 [LCDブライトネス]スライダーを動かして、画面の明るさを調節します。 スライダーを上げると明るくなり、下げると暗くなります。画面に直接触ってスラ イダーを動かすか、データコントロールダイアルを使って調節します。 DATA CONTROL LCDブライトネス ELS-01/01C/01X 取扱説明書 19
1 4 ボイスディスプレイ 基 本 操 作 電源を入れたときに表示される画面がボイスディスプレイです。ボイスディスプレイでは、 各鍵盤に設定されているボイスや、リズム、右フットスイッチ(レジストレーションシフト) などのあらゆるデータを確認したり、各音群のミュート設定をしたりできる、エレクトー ンの最も基本的な画面といえます。 ここでは、ボイスディスプレイの見方を説明します。操作方法については、 関連ページ をご覧ください。 ボイスディスプレイを表示させるには: 電源を入れたときには必ずボイスディスプレイが表示されます。ほかの画面からボイス ディスプレイに移動する場合は、[VOICE DISPLAY]ボタンを押します。 DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C. MDR FOOT SWITCH UTILITY INTERNET RHYTHM PROGRAM VOICE EDIT PATTERN SEQUENCE U.ORGAN FLUTES L.
1 2 リズム名表示 現在選ばれているリズム名が表示されます。 基 本 操 作 関連ページ リズムを選ぶ(55ページ) 3 A.B.C.モード表示 A.B.C.
1 5 レジストレーションメニュー 基 本 操 作 NOTE レジストレーションメモリー 1 エレクトーンでは、上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤のボイスやリズムなどの組み合わせのこ とを「レジストレーション」といいます。REGISTRATION MENU (レジストレーション 〜16にも、基本的なレジスト メニュー )の[1]〜[5]ボタンには、各ボタンにそれぞれ48種類(ELS-01)/60種類(ELS- レーションがプリセットされて 01C/01X)ものレジストレーションがあらかじめ用意されており、いろいろなジャンルの います(84ページ)。 曲をすぐに演奏できます。 レジストレーションを選ぶ 1 REGISTRATION MENU (レジストレーションメニュー )の[1]〜[5]ボタンの いずれかを押します。 各ボタンには、それぞれ異なったジャンルのレジストレーションが含まれています。 演奏したい曲のジャンルにあわせて、それぞれのボタンを使い分けてください。 各ボタンにどんなレジストレーションが含まれているかは、23ページのレジスト レーションリストをご覧ください。 REGISTRATI
1 レジストレーションメニューリスト 画面番号 1 2 3 4 5 (ELS-01C/ 01X) レジストレーションメニュー 1 キッズ レジストレーションメニュー 2 ポップス&ロック レジストレーションメニュー 3 ダンス&バラード レジストレーションメニュー 4 ジャズ&ラテン シンプル8ビート1 ダイナミック8ビート オルガンバラード ブローオンサックス ファンファーレ シンプル8ビート2 NYバラード ドラマチックバラード サックスアンサンブル ストリングオーケストラ ライトステップ ブリティッシュポップ ラブバラード ムーンライト ロマンチックバイオリン サニーポップ 8ビートモダン スムースリード ビッグバンド バロック キッズマーチ1 ロックバンド ポップバラード クラリネットスイング フルート&ハープ キッズマーチ2 デトロイトポップ ギターバラード ジャズコンボ セレナーデ キッズマーチ3 テクノポップ アコースティックバラード ミディアムジャズ ファストマーチ シンセロック シェリフレゲエ ヒー
1 6 バージョンを確認する 基 本 操 作 次の手順でエレクトーンのバージョンを確認できます。 1 2 [UTILITY]ボタンを押します。 ユーティリティー画面が表示されます。 右上の[設定]ボタンを押して設定ページを表示させ、[バージョン]ボタンを押し ます。 画面に、バージョンを示すダイアログが表示されます。[OK]を押すと、ダイアログ が閉じます。 7 エレクトーンの初期化 関連ページ レジストレーションを保存する (117ページ) 関連ページ インターネット設定の初期化 (216ページ) すべてのデータをリセットして、エレクトーンを初期状態に戻すことができます。画面の 言語設定やタッチパネル操作音のオン/オフも含めたすべての情報をリセットします。すべ てのデータが消えてしまいますので、大切なデータはあらかじめUSBフラッシュメモリー などに保存しておきましょう。 インターネットダイレクト接続に関する設定だけは、この操作ではリセットされません。 216ページの方法で初期化をする必要があります。 1 2 いったん、エレクトーンの電源を切ります。 パネルの左下にあるENDING [1
2 ボイス(楽器音色) V O IC ES このエレクトーンには、400種類以上の多彩でリアルな楽器音色が内蔵されており、上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤の 2 どの鍵盤にも呼び出して演奏できます。これらの楽器音色のことを、「ボイス」といいます。上鍵盤では4つ、下鍵盤で は2つ、ペダル鍵盤では2つのボイスを重ねて鳴らすことができます。 上鍵盤の音群ボタン ( ボ イ ス 楽 器 音 色 ) 下鍵盤の音群ボタン ペダル鍵盤の音群ボタン この章の内容 1 各鍵盤で選べるボイス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25 3 ユーザーボタンでボイスを選ぶ . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31 2 ボイスボタンでボイスを選ぶ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26 4 ボイスリスト. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33 • ボイスを選ぶ . . . . . .
下鍵盤ボイス 下鍵盤ボイス1、下鍵盤ボイス2の2つの音群があり、それぞれパネル上のLOWER 2 KEYBOARD VOICE 1、LOWER KEYBOARD VOICE 2のボタン群でボイスを選びます。 下鍵盤ボイス1 ボ イ ス 楽 器 音 色 下鍵盤ボイス2 LOWER KEYBOARD VOICE 1 BRILLIANCE BRILLIANT BRASS WOODWIND TUTTI PAD SYNTH 1 PIANO ORGAN PERCUSSION GUITAR CHOIR WORLD 2 ( STRINGS MELLOW LOWER KEYBOARD VOICE 2 VOLUME BRILLIANCE MAX STRINGS BRASS WOODWIND TUTTI PAD SYNTH 1 PIANO ORGAN PERCUSSION GUITAR CHOIR WORLD 2 MIN VOLUME BRILLIANT MAX MELLOW MIN ) ペダルボイス 関連ページ ポリ(44ページ)
たとえば、PIANO (ピアノ)を選択した場合、画面にはいろいろな種類のピアノ音色 (ボイスメニュー )が表示されます。 2 ( ボ イ ス 楽 器 音 色 ) 2 ボイスメニューの中から、使用したいボイス名を押します。 ピアノにはたくさんの音が含まれているので、画面のボイス一覧の上に1、2、3と いう数字が表示されています。この数字を押すことで、現在表示されている以外の ピアノボイスを表示させて、選択できます。 ボイスを選択すると、選択されたボイス名はオレンジ色に変わります。これで 上鍵盤ボイス1には、ピアノ3が設定されました。 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 27
音量を変える 2 音量を設定するには、音群のボリュームボタンを使う方法と、画面上で設定する方法があ ります。画面上のボリュームスライダーで設定する方が、音量を細かく設定できます。 ボ イ ス 楽 器 音 色 ( ボリュームボタンでの設定: それぞれの音群の右端にあるVOLUMEボタンを使用します。7段階の設定が可能です。 ) MIN (一番下)にすると、音は鳴りません。 UPPER KEYBOARD VOICE 1 BRILLIANCE STRINGS BRASS WOODWIND TUTTI PAD SYNTH 1 PIANO ORGAN PERCUSSION GUITAR CHOIR WORLD 2 VOLUME BRILLIANT MAX MELLOW MIN 画面上での設定: 画面上に現在表示されているボイスのボイスボタンをもう一度押すことで、(または、画面 上のボイスメニューで現在選ばれているボイスをもう一度押すことで)イラストにあるよう なボイスコンディション画面が表示されます。 DATA CONTROL ボリュームスライダー 画面のボ
パネル上のボイスボタンを一度押すと、そのボイスのボイスメニューが画面上に表示さ れます。もう一度押すと、ボイスコンディション画面が表示されます。ボタンを繰り返 2 し押すと、ボイスメニューとボイスコンディション画面が交互に繰り返し表示されます。 UPPER KEYBOARD VOICE 1 BRILLIANCE BRASS WOODWIND TUTTI PAD SYNTH 1 PIANO ORGAN PERCUSSION GUITAR CHOIR WORLD 2 MAX MELLOW MIN ボ イ ス 楽 器 音 色 ( STRINGS VOLUME BRILLIANT ) ボイスコンディション画面にある[ボイスメニュー ]ボタンを押すことでも、ボイス メニューの表示に戻ります。 ボイスコンディション画面は、パンやエフェクト、ボリュームなど、ボイスに関する 注意 設定を行なう画面です。ボイスコンディション画面については、43ページをご覧くだ さい。 エレクトーンの電源を切ると、 パネル上や画面上で設定してい たデータはすべて消去されます。 データを消
SOLO(ソロ)機能 ほかの音群と異なり、リードボイス2には、ソロ機能があります。ソロ機能を使うこと 2 によって、演奏中でも瞬時に上鍵盤をリードボイス2のみのソロ演奏に切り替えること ができます。 ボ イ ス 楽 器 音 色 ( 1 ソロ演奏したいボイスをリードボイス2の音群で設定します。 この状態では、上鍵盤ボイス1、2、リードボイス1、2すべての音群ボイスが 上鍵盤で鳴ります。 ) 2 リードボイス2の[SOLO (KNEE)]ボタンを押します。これで、ソロ機能が 待機状態になりました。 LEAD VOICE 2 3 VA VA ACOUSTIC VIRTUAL VA VA ELECTRONIC CUSTOM BRILLIANCE VOLUME BRILLIANT MAX MELLOW MIN 1 SOLO (KNEE) ニーレバーを立てます。 下げる 上鍵盤はリードボイス2で設定したボイスに切り替わり、リードボイス2 だけが上鍵盤で鳴るようになります。 4 演奏しながら、右足でニーレバーを右に押します。 この状態では、リードボイス2を除いた
3 ユーザーボタンでボイスを選ぶ 2 このエレクトーンには、パネル上のボイスボタン数よりはるかに多くのボイスが内蔵されて います。ここでは、それぞれの音群の全ボイス(VA音色以外)や、自分でエディットして作成 ボ イ ス 楽 器 音 色 したユーザーボイスを自在に使いこなせる便利なユーザーボタンについて説明します。 ( ユーザーボタンは、各音群の右側に2つまたは1つある、数字の書いてあるボタンです。 ユーザーボタンを使って、パネル上にボイスボタンがないボイスを選んでみましょう。 ) 1 使用したい音群のユーザーボタンを押します。 UPPER KEYBOARD VOICE 1 BRILLIANCE STRINGS BRASS WOODWIND TUTTI PAD SYNTH 1 PIANO ORGAN PERCUSSION GUITAR CHOIR WORLD 2 VOLUME BRILLIANT MAX MELLOW MIN ユーザーボタン 2 画面の上に表示される楽器のカテゴリーから、使用したいボイスが入っている カテゴリーを選択します。 ここ
ここで選んだカテゴリー (パーカッション)が、画面の左上に小さく表示されます。 この時点では、まだ実際にボイスが選択されていませんので、左上のカテゴリー名 2 と、その下に大きく表示されているボイス名は一致しません。 カテゴリーをすぐに選ぶには: ボ イ ス 楽 器 音 色 ユーザーボタンを押し続けたままで、自分の使用したいボイスボタン(どの音群でもよ ( い)を押すと、すぐにそのカテゴリーが選択できます。 1. ユーザーボタンを押しながら ) UPPER KEYBOARD VOICE 1 BRILLIANCE STRINGS BRASS WOODWIND TUTTI PAD SYNTH 1 PIANO ORGAN PERCUSSION GUITAR CHOIR WORLD 2 VOLUME BRILLIANT MAX MELLOW MIN 2.
4 ボイスリスト 2 内蔵されているボイスの一覧です。リストの左の数字は、画面上の数字と対応しています。 ELS-01/01C/01X共通 ストリングス1 ストリングス2 1 ストリングス4 ストリングス5 ストリングス7 ストリングス8 ストリングス9 チェンバーストリングス1 2 チェンバーストリングス2 チェンバーストリングス3 チェンバーストリングス4 ピチカートストリングス2 ピチカートストリングス3 ピチカートストリングス4 トレモロストリングス ストリングス1&7 ストリングス2&ビオラ ストリングス3&4 3 3 ストリングス7&バイオリン5 オクターブストリングス1 オクターブストリングス2 バイオリン1 バイオリン2 バイオリン3 バイオリン4 4 4 バイオリン6 ビオラ チェロ1 ピチカートバイオリン 5 コントラバス1 コントラバス3 コントラバス4 1 6 アコースティックベース2 ピチカートベース1 ピチカートベース2 BRASS/TRUMPET (ブラス/トランペット) 1 ブラスセクション3 ブラスセクション4 ブラスセクション5 スムース
2 ポップリード5 アコーディオン3 エレクトリックギター 5 ポップリード6 アコーディオン4 ミュートギター ポップリード7 2 ボ イ ス 楽 器 音 色 3 ダンスベース7 ダンスベース8 ディストーションギター 3 スムースベース1 シンセクラリネット3 ジャズオルガン2 バンジョー スムースベース2 シンセクラリネット4 ジャズオルガン3 シンセクラリネット5 ジャズオルガン4 ( 3 ジャズオルガン5 ) シンセサックス ジャズオルガン6 シンセトランペット ジャズオルガン7 シンセバイオリン ジャズオルガン8 シンセブラス1 ジャズオルガン9 シンセブラス2 ポップオルガン1 シンセブラス3 ポップオルガン2 シンセブラス4 ポップオルガン3 シンセブラス5 ポップオルガン4 4 ロックオルガン1 シンセブラス8 ロックオルガン2 シンセブラス9 ロックオルガン3 シンセブラス10 オルガンベース1 シンセブラス11 オルガンベース2 5 シンセストリングス1 PIANO (ピアノ) シ
ELS-01C/01X共通 (VA音色) ボイス名 推奨音域 音色解説 2 VA ACOUSTIC (VAアコースティック) G2〜A6 ノイジーなフルート。高域ではアタック音が裏返ります。タッチトーンを増やし、アフタータッチをか けるとフラッター効果が得られます。 V-フルート2 C2〜C6 レガート奏法に適したフルート。ユーザービブラートを深めにセットすると効果的です。 V-オカリナ C3〜C6 ソフトなオカリナ風の音色です。 V-オーボエ C3〜F5 タッチでのダイナミックレンジが広いオーボエです。 V-クラリネット D2〜F5 V-ソプラノサックス A 2〜D5 ピアニッシモからフォルテッシモまで表現できるクラリネット。フォルテッシモでピッチが少し下がり 明るめの音色になります。 D 2〜G4 V-アルトサックス2 C2〜E4 V-テナーサックス1 A 2〜C4 V-テナーサックス2 C1〜G4 A 2〜C4 V-ブレスサックス1 V-ブレスサックス2 明るめでポップス向きのアルトサックス。アフタータッチで割れた感じの音色になります。 フ
ボイス名 2 3 ( ボ イ ス 楽 器 音 色 推奨音域 音色解説 V-ボウ C1〜C5 サックスをバイオリンの弓で擦ったような音色です。 V-クラビオリン G2〜G5 バイオリンと木管楽器の中間的な音色の仮想楽器です。 V-エアボウ C2〜G5 ノイズ混じりの擦弦系の音色です。 V-ワスピーホーン C1〜G4 金管楽器のマウスピースを木管楽器につけたような音色。アフタータッチでミュートの具合が変えられ ます。また、ホリゾンタルタッチでトランペットと同様の効果が得られます。 V-ミズホーン C1〜C6 ハーモニカとトランペットの中間のような仮想楽器です。 V-コスモミュート C1〜C5 タッチでミュート効果がかかるディストーション感のある金管楽器風音色です。 V-ファーゴ F1〜C7 バスーン風の音色。弱いタッチのときに高域ほどブレスノイズ感が強くなります。 VA ELECTRONIC (VAエレクトロニック) E1〜E5 V-ピックドギター E1〜E5 マイルドで温かみのある、ジャズテイストあふれるエレクトロニックギターです。 V-シンプルベ
AWM音源とVA音源 2 ELS-01C/01Xには、AWM (アドバンストウェーブメモリー )音源でつくられたボイスと、 ボ イ ス 楽 器 音 色 VA (バーチャルアコースティック)音源でつくられたボイスが内蔵されています。 ( VA音源は、リードボイス2の音群のボイス用に採用されており、AWM音源は、それ以外 のすべての音群のボイス用に採用されています。 ) AWM音源は、実際の楽器の音をサンプリングして、複雑な波形をデジタルデータとして 再現することで、リアルな楽器音をつくり出します。 それに対し、VA音源は先に仮想の楽器を本体内に設計し、その楽器に振動が伝わる様子を シミュレーションすることで音をつくり出します。この「仮想の楽器」のことを「物理モ デル」と呼びます。特にこのエレクトーンに用意されているボイスは、サックスやフルー トなどの管楽器をはじめ、ミュージックシーンで使用するさまざまな楽器を物理モデルの データとしてつくり上げたものです。 たとえば、管楽器を例にとると、息の強さや口の締め付け具合などの音を出すきっかけと なる部分から管の内部に入る空気の流れを算出し、その後内部で
3 オルガンフルート(ELS-01C/01X) ORGA N F L U T ES ELS-01C/01Xにはオルガンフルート機能があり、多彩なスタイルのオリジナルオルガンサウンドをつくることができ ます。伝統的なオルガンと同じように、フッテージレバーで各フッテージのレベルを上げ下げしたり、パーカッシブサ ウンドを加えたりして、ゴージャスなフルオルガンサウンドが思いどおりにつくれます。9種類のフルートフッテージ と3種類のアタックフッテージを組み合わせて、さまざまなオルガンサウンドをつくってみましょう。 3 1 オ ル ガ ン フ ル ー ト E L S 0 1 C / 0 1 X [U. ORGAN FLUTES]ボタン(上鍵盤のオルガンフルート)、または [L. ORGAN FLUTES]ボタン(下鍵盤のオルガンフルート)を押します。 ボタンを押すとボタンのランプが点灯し、フルートフッテージの画面が表示されます。 なお、ELS-01にはオルガンフルート機能はないので、[U. ORGAN FLUTES]ボタ ンや[L.
4 右上の[アタック/ボリューム]ボタンを押してアタック/ボリュームページを表 示させ、全体の音量やアタックなどを設定します。 アタック/ボリュームぺージ 3 ( オ ル ガ ン フ ル ー ト E L S 0 1 C / 0 1 X 2 3 4 5 - 1 1 アタック ) パーカッシブ音の設定をします。4'、2 2/3'、2'のレバーでは、それぞれのアタックフッ テージを設定します。 レングスのレバーでアタック音の長さを設定します。 2 レスポンス 鍵盤を弾いたときのレスポンス(応答)の速さを設定します。レスポンスのレバーを下に引く ほど、発音は遅くなり、パイプオルガンのような効果が得られます。 3 モード 弾いた鍵盤のどの音にアタックを付けるかを決定します。この設定は上鍵盤/下鍵盤で共通 です。 ファースト:最初に弾いた鍵盤の音にだけアタックが付きます。最初に弾いた鍵盤 を押さえている間は、アタックはほかの音には付きません。 イーチ:全部の音にアタックが付きます。 4 リバーブ オルガンサウンドにかかるリバーブの量を設定します。ここでリバーブを最大にしても、 パネル上のリバ
5 右上の[エフェクト]ボタンを押してエフェクトページを表示させ、ロータリー スピーカーに関する詳細を設定します。 エフェクトページ 3 1 オ ル ガ ン フ ル ー ト E L S 0 1 C / 0 1 X 2 ( - 関連ページ エフェクトリスト(54ページ) ロータリースピーカー (52ページ) 1 エフェクトタイプ オルガンサウンドに固有の、ロータリースピーカー (トレモロ効果)の設定をします。エフェ クトタイプのボタンを押すと、ロータリースピーカーのエフェクトタイプ一覧が画面に表 示されます。一覧の中から使用したいエフェクトタイプを選びます。 ) [閉じる]ボタンを押すと、エフェクトタイプを選択せずに一覧表示を閉じます。 エフェクトタイプを選びます 2 エフェクトパラメーター 選択しているエフェクトタイプに応じたパラメーターが設定されます。 6 40 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 もう一度、[U. ORGAN FLUTES]または[L.
オルガンフルート機能とパイプオルガン オルガンフルート機能は、伝統的なオルガンの構造をシミュレートしています。ここでは 簡単に、パイプオルガンと電気オルガンの仕組みについてご紹介します。 パイプオルガンは、鍵盤を弾くとその鍵盤につながれたパイプに空気が送られて、リード 3 のついたパイプから、正弦波に近い、「ポー」という縦笛のような音が出ます。素材や形状 の違うパイプがいくつもあり、その一本一本が、音色を構成する倍音を担当するという構 オ ル ガ ン フ ル ー ト E L S 0 1 C / 0 1 X 造になっています。これらのパイプにどれだけの空気を送るかを決める、「音栓(ストップ)」 と呼ばれるレバーがあり、この音栓の組み合わせで、クラリネットやオーボエ、フルート のような音など、さまざまな音色を合成できるのです。このように合成された音は、教会 やホールの全体に反響し、重厚な音の広がりを持って演奏されます。 ( やがて技術が発達すると、パイプオルガンを電気的に実現した電気オルガンが登場し、小さ - な教会やレストランなどでもパイプオルガンそっくりの演奏が聴けるようになりました。 193
4 コントロールとエフェクト V O IC E C O N T R OLS A ND EFFECT S ボイスコンディション画面やパネル上のボタンを使用して、選択したボイスに色々なコントロールやエフェクトを加え て、多彩に変化させることができます。 また、ボイスによっては、あらかじめエフェクトが設定されているものもありますが、すべてお好みに応じて変更でき ます。搭載したエフェクトは、すべてデジタルエフェクトです。 下図は個々の音群に設定可能なコントロールやエフェクトのリストです。コントロール/エフェクトは種類によって かかり方が異なり、音群ごと、鍵盤ごと、そして楽器全体にかかるものがあります。 コントロール/エフェクト 設定方法 コントロール/エフェクトを設定できる音群 上鍵盤 4 コ ン ト ロ ー ル と エ フ ェ ク ト ボ イ ス コ ン デ ィ シ ョ ン 画 面 で 設 定 ボ タ ン で 設 定 リードボイス 下鍵盤 ペダル鍵盤 上鍵盤ボイス1 上鍵盤ボイス2 オルガンフルート リードボイス1 リードボイス2 下鍵盤ボイス1 下鍵盤ボイス2 オルガンフルート
1 ボイスコンディション画面で設定するもの パネル上のボイスボタンを二度続けて押すと(画面上に使用したいボイスがすでに表示され ている場合は一度だけ押すと)、画面上にボイスコンディション画面が現れます。 各ボイスにはそれぞれ4ページのボイスコンディション画面があり、画面右上の[1]〜[4] ボタンでページを切り替えます。 ボイスコンディション画面【ページ1】 4 1 1 2 3 2-1 2-2 3-1 3-2 2 4 5 6 7 2-1 2-2 コ ン ト ロ ー ル と エ フ ェ ク ト 3 3-2 4 5 6 8 ボイスコンディション画面の1ページ目では、パンやタッチトーン、ボリュームなどの、 ボイスの基本的な設定を行ないます。音群によって画面に表示される内容が異なります。 1 パン ステレオ出力による楽器音の左右の位置を決定します。音群ごとに、7か所の位置で設定で きます。 2 タッチトーン タッチトーンは、弾き方によって音量や音質を変化させる機能です。より豊かに、または より繊細に表現する力を発揮するもので、個々の楽器特有の微妙な表現が可能となります。 タッチト
3 ピッチ ピッチは、ホリゾンタルタッチやアフタータッチを使って、音程(音の高さ)を変えることの できる機能です。リードボイス2のVA音色については、音程だけでなく音色も変化するも のもあります。 3 - 1 ホリゾンタルタッチ (ELS-01C/01X) NOTE 上鍵盤または下鍵盤で、鍵盤を押さえたまま左右に動かすこと(ホリゾンタルタッチ)によって、 ELS-01C/01Xの画面上では、 音程をコントロールします。鍵盤をより速く、大きく左右に動かすと、それだけ音程変化も速 ELS-01にない機能はスライダー く大きくなります。最大時で、±1オクターブの変化を得ることができます。タッチトーンと 枠の色が濃くなっています。 の併用でユニークな演奏表現が可能となります。 レベルを0にするとホリゾンタルタッチはかからなくなり、レベルを上げると、ホリゾンタル 4 タッチによる変化幅が大きくなります。ペダル鍵盤にはホリゾンタルタッチ機能はありません。 設定範囲:0〜14 3 - 2 アフタータッチ コ ン ト ロ ー ル と エ フ ェ ク ト 鍵盤を押さえつける強さ(アフタータッチ)によっ
ボイスコンディション画面【ページ2】 1 1 -1 3 4 1-2 1-3 1-4 2 3-1 3-2 4 5 コ ン ト ロ ー ル と エ フ ェ ク ト リード音群とそれ以外の音群によって内容が異なります。スライド(3)は、リードボイス 1、2のみの設定です。 1 ビブラート ビブラートは、音色をふるわせてマイルドなイメージにします。音群ごとに設定できます。 ただし、まったくビブラートのかからないボイスや、設定したとおりにビブラートの効果 が得られないボイスもあります。 1 - 1 プリセット/ユーザー プリセットを選択すると、 そのボイスにあらかじ ビブラートコントロール め設定された、最適なビブラートになります。 ディレイ スピード この場合、画面上のディレイ、 デプス、スピード デ プ ス の各パラメーターは設定できません。 ユーザーを選択すると、 画面上のパラメーター (ディレイ、デプス、スピード)を変更して、 自分 のイメージにあったビブラートを設定できるよう になります。 1 - 2 ディレイ 鍵盤を押してからビブラートがかかるまでの時間の長さを決定します。 レ
関連ページ リードスライドをコントロール する: ニーレバー (197ページ) 3 スライド(リードボイスのみ) スライドは、レガートで演奏したときに、ポルタメント効果(続けて弾いた2つの音をなめ らかにつなげる効果)を加えます。リードボイスに、1オクターブの範囲内でかけることが できます。1オクターブ以上離れた音を弾いた場合には、スライドの効果はかかりません。 3 - 1 ON/ニーレバー /OFF スライドのオン/オフ、またはニーレバーでの設定を選択できます。 3 - 2 タイム スライド(ポルタメント)の速さを設定します。レベルを上げると、スライド効果のスピードは 遅くなります。 設定範囲:0〜14 4 関連ページ コ ン ト ロ ー ル と エ フ ェ ク ト トランスポーズ:楽器全体 (200ページ) 関連ページ ピッチ:楽器全体(200ページ) 4 トランスポーズ 音群ごとに、音程を変える(移調する)ことができます。−6〜+6の範囲で、半音ずつ移調 できます。 5 チューン より豊かな楽器表現力を得るために、音群ごとにピッチを少し上げ下げすることで音の厚 みを増します。1セント単位
4 プリセットを選択すると、現在選ばれているボイスに最適なエフェクトが自動的に選ばれ ます。また、スルーを選択すると、エフェクトはかかりません。 コ ン ト ロ ー ル と エ フ ェ ク ト 2 タイプ1 (ページ3)/タイプ2 (ページ4) エフェクトのタイプ(種類)を選択します。タイプ1/タイプ2のボタンを押すと、選択してい るエフェクトカテゴリーに応じたエフェクトタイプ一覧が表示されます。その中から使用 したいエフェクトタイプを選びます。 [閉じる]ボタンを押すと、エフェクトタイプを選択せずに一覧表示を閉じます。 エフェクトタイプを変更すると、下のエフェクトパラメーターも、選択されたエフェクト タイプに応じて、自動的に変更されます。 3 エフェクトパラメーター 選択しているエフェクトタイプに応じたパラメーターが表示されます。 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 47
2 パネル上のボタンで設定するもの リバーブやサステイン、ブリリアンス、そしてロータリースピーカーは、パネル上のボタ ンを使って、それぞれのページを画面上に呼び出して、設定します。 リバーブ リバーブによって、広い部屋やコンサートホールで演奏しているような、音が響きわたる 4 効果を得ることができます。音群ごとにリバーブをかける量を設定したり、リズムとアカ ンパニメントそれぞれにリバーブ量を設定したりできます。 コ ン ト ロ ー ル と エ フ ェ ク ト リバーブを設定するには: パネル上の左端にあるREVERB (リバーブ)ボタンを押します。画面 REVERB MAX 上にリバーブ画面が現れます。 リバーブ画面は4ページで構成されています。 MIN リバーブ画面【ページ1】 デプス: リバーブの深さを調節します。パネル面のリバーブボタンは、このデプスの程度を表示し NOTE デプスの値によっては、パネル 上のREVERBボタンは2つ点灯 します。 ているものです。パネル面のリバーブボタンでは7段階の調節ができますが、このページで タッチパネルやデータコントロールダイアルを使うことで、
リバーブ画面【ページ2】 1 2 4 3 コ ン ト ロ ー ル と エ フ ェ ク ト 1 タイプ 各音群のボイスとオルガンフルート音色にかかるリバーブのタイプ(種類)を選択します。 ホール、ルーム、ステージなどさまざまなタイプのリバーブが選択できます。 関連ページ エフェクトリスト(54ページ) タイプボタンを押すことで、選択できるリバーブタイプの一覧が画面に表示されます。 画面を切り替えます 画面上の[1]、[2]ボタンを押すことで画面を切り替えて、現在表示されてないエフェクト タイプを表示させることもできます。一覧の中から使用したいリバーブタイプを選びます。 [閉じる]ボタンを押すと、リバーブタイプを選択せずに一覧表示を閉じます。リバーブタイ プを変更すると、タイムは自動的に最適な値に変更されます。 2 タイム 各音群のボイスとオルガンフルート音色のリバーブの長さを設定します。レベルを上げる と、より長い設定となります。 設定範囲:0.3s〜30.
リバーブ画面【ページ3】 4 このページでは、音群ごとにリバーブのかかる深さを設定します。 コ ン ト ロ ー ル と エ フ ェ ク ト それぞれの音群のボイスコンディション画面1ページ目にある、リバーブスライダーと同じ ものです。 設定範囲:0〜24 リバーブ画面【ページ4】 1 関連ページ 2 3 4 1 タイプ リズムやアカンパニメント、キーボードパーカッション、マイク入力にかかるリバーブの マイクやギターをつないで使う (224ページ) 種類を選択します。 2 タイム リズムやアカンパニメント、キーボードパーカッション、マイク入力にかかるリバーブの 長さを設定します。 設定範囲:0.3s〜30.
サステイン サステインは、鍵盤から指をはなしたあとに音に余韻を与える効果です。音群ごとに、 関連ページ オン/オフしたりサステインの長さを調節したりできます。 ニーレバー (195ページ) また、ニーレバーを使ってサステインのオン/オフを切り替えることもできます。サステイ ンはリードボイスにはかかりません。 サステインを設定するには: SUSTAIN パネル上の左端にあるSUSTAIN (サステイン)ボタンを押します。画面上 UPPER (KNEE) にサステインレングス画面が現れます。 サステインボタンを押すと、ボタンの真上のランプが点灯し、サステイン LOWER (KNEE) 4 PEDAL がオンの状態であることを示します。もう一度押すことで、ランプは消え、 コ ン ト ロ ー ル と エ フ ェ ク ト サステインはオフになります。ランプが消えた状態ではサステインはかか りませんので、演奏前には、サステインをかけたい鍵盤のサステインボタ ンがオンの状態になっているか、必ず確認しましょう。 サステインレングス画面 ここでサステインの長さを設定します。 NOTE 各音群に
ロータリースピーカー ロータリースピーカーは、スピーカーを回転させて得られるような、豊かで広がりのある 効果(トレモロ効果)をつくり出すエフェクトです。パネル上の[ROTARY SP SPEED]ボタ ンや、左のフットスイッチを使って、演奏中もリアルタイムで効果をオン/オフできます。 ロータリースピーカーは、パネル面の[ROTARY SP SPEED]ボタンをオンにするだけで は、効果は得られません。以下の手順で設定する必要があります。 1 4 トレモロ効果をかけたい音群、またはオルガンフルート音色で、エフェクトに ロータリースピーカーを選択します。 各音群のボイスにロータリースピーカーを設定する場合は、ボイスコンディション 画面の3ページ目にあるエフェクト1ボタン、または4ページ目にあるエフェクト2 コ ン ト ロ ー ル と エ フ ェ ク ト ボタンで設定します。詳しくは46ページをご覧ください。 ここでロータリースピーカーを選択します オルガンフルート音色の場合は、エフェクトページのエフェクトタイプボタンで設定し ます。詳しくは40ページをご覧ください。 ここで[OFF]以外のエフェクトタ
ロータリースピーカー画面 DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C. MDR FOOT SWITCH UTILITY INTERNET RHYTHM PROGRAM VOICE EDIT PATTERN SEQUENCE U.ORGAN FLUTES 4 L.ORGAN ROTARY SP SPEED FLUTES 1 2 コ ン ト ロ ー ル と エ フ ェ ク ト 1 スピード ロータリースピーカーの回転するスピードを調節します。 設定範囲:2.69Hz〜39.7Hz 2 モード パネル上の[ROTARY SP SPEED]ボタンがオフのときのロータリースピーカーの状態を 設定します。スローを選択すると、ロータリースピーカーの回転が遅く(0.
3 エフェクトリスト リバーブ(ホールなどの残響感を与え、サウンドに奥行きや広がりを付加します。) ホール1 ホール2 ホール3 ホールM ホールL ルーム1 ルーム2 ルーム3 ルーム4 ルームS ルームM ルームL ステージ1 ステージ2 プレート1 プレート2 ホワイトルーム トンネル キャニオン ベースメント XGホール1 XGホール2 XGルーム1 XGルーム2 XGルーム3 XGステージ1 XGステージ2 XGプレート GMプレート ディレイ(音声信号を遅らせることで、時間差をおいて繰り返しエコー効果が得られます。) 4 ディレイLCR XGディレイLCR ディレイLR テンポディレイ テンポエコー テンポクロス エコー クロスディレイ リバースゲート カラオケ1 アーリー /カラオケ(カラオケのようなエコーを与えます。 ) コ ン ト ロ ー ル と エ フ ェ ク ト アーリー 1 アーリー 2 カラオケ2 カラオケ3 ゲートリバーブ コーラス(複数の音が同時に鳴っているような効果が得られ、サウンド
5 リズム/キーボードパーカッション R H Y T H M / K E Y B O A R D P E R C U S S I O N このエレクトーンには、実際のドラムやパーカッションサウンドをサンプ リングして作成された274種類のリアルなリズムパターンが内蔵されて KEYBOARD PERCUSSION 1 2 SEQ. SEQ. 1 2 SEQ. SEQ.
2 リズムメニューの中から、使用したいリズム名を押します。 ポップスにはたくさんのリズムが含まれているので、画面のリズム一覧の上に1、 2、3、4という数字が表示されています。この数字を押すことで、現在表示されて いる以外のポップスのリズムを表示させて、選択できます。 5 リズムを選択すると、選択されたリズム名はオレンジ色に変わります。 リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン リズムの構成 演奏を盛り上げるために、ひとつのリズムの中にも「セクション」と呼ばれるリズムパ ターンのバリエーションが用意されています。セクションはリズムの再生中に自由に切 り替えることができます。 イントロ 曲の始まりに適したセクションです。3つのイントロセクションがあり、INTRO [1]〜 [3]ボタンで選びます。小節数はリズムによって違い、イントロの演奏が終了すると自 動的にメインに移ります。 INTRO 1 2 3 選ばれているイントロセクションが点灯 メイン 曲のメイン部分の演奏で使う、基本のリズムパターンです。4つのメインセクションが あり、MAIN/FILL IN (メイン/
フィルイン 曲の流れに区切りをつけて演奏を盛り上げる、1小節のリズムパターンです。4つの フィルインセクションがあり、点灯しているMAIN/FILL IN [A]〜[D]ボタンをもう 一度押すと、フィルインが再生します。1小節のフィルインパターンを再生したあと は、自動的にメインに移ります。 MAIN / FILL IN A B C D 再生中のフィルインセクションが点滅 ブレイク リズムに一時的な空白部分を入れることでメリハリをつける効果を持つ、1小節のリズ ムパターンです。[BREAK]ボタンを押すと、ブレイクが再生します。1小節再生した あとは、自動的にメインに移ります。 START SYNCHRO START 5 BREAK リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン ブレイクが選ばれているときに点灯 エンディング 曲の終わりに適したセクションです。小節数はリズムによって違い、エンディングの 演奏が終了すると自動的にリズムはストップします。3つのエンディングセクションが あり、ENDING [1]〜[3]ボタンで選びます。 ENDING 1 2 3
イントロ INTRO 自動的に数小節イントロを入れてからリズムをスタートさせ 1 2 3 ます。INTRO [1]〜[3]ボタンのいずれかを押したあと、 [START]または[SYNCHRO START]ボタンを押してリズム をスタートさせます。 イントロが演奏されている間、BAR/BEAT (バー /ビート) NOTE BAR / BEAT 表示は、マイナス表示で逆にカウントします。 TEMPO イントロ、エンディングの再生中 は、下鍵盤を弾いても音は鳴りま エンディング せん。 ENDING リズムをストップするときに、自動的に 数小節エンディング NOTE メインセクション再生中に 5 ENDING [1]ボタンを押すと、 エンディング1が鳴る前に自動的 に1小節フィルインが入ります。 1 2 3 パターンを入れます。 リズムを再生しているときにENDING [1]〜[3]ボタンのいず れかを押すと、エンディングパターンが入ったあとで、リズムは自動的に終了します。 エンディングが演奏されている間に、再度同じENDINGボタンを押すと、テンポが徐々に ゆっくりになりま
ブレイクを入れるには: リズムを使用して演奏しながら、ブレイクを入れたいところで[BREAK]ボタンを押します。 START SYNCHRO START BREAK このほかに、フットスイッチを使ってリズムをスタート/ストップしたり、セクションを 切り替えたりすることもできます。詳しくは、193ページをご覧ください。 リズムの音量を変える 5 音量を設定するには、リズムのボリュームボタンを使う方法と、画面上で設定する方法が あります。画面上で設定する方が、音量を細かく設定できます。 リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン ボリュームボタンでの設定: RHYTHM (リズム)の右端にあるVOLUMEボタンを使用します。7段階の設定が可能です。 MIN (一番下)にすると、音は鳴りません。 RHYTHM VOLUME MAX SEQ. SEQ. 1 2 SEQ. SEQ.
リズムのテンポを変える TEMPO (テンポ)ダイアルを回して、リズムの速さを変更できます。時計回りに回すと 速くなり、逆に回すと遅くなります。 TEMPO テンポが 遅くなる テンポ表示の場合 テンポが 速くなる BAR / BEAT TEMPO 設定されているリズムの速さ(テンポ)は、テンポダイアルの右の画面に、数字で表示されま す。表示される数字は、1分間の拍数を表します。 設定範囲:40〜240 5 リズムの再生中には、テンポ表示は自動的にバー /ビート表示に切り替わります。 リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン バー/ビート表示の場合 BAR / BEAT TEMPO 小節 拍 バー /ビート表示のときには、画面内の左の数字は現在の小節を表し、右の数字は小節内の 拍数を表します。 テンポやバー /ビートは、ボイスディスプレイでも確認できます。ボイスディスプレイは、 テンポとバー /ビート表示を同時に確認できるので便利です。 関連ページ DISPLAY SELECT ボイスディスプレイ(20ページ) VOICE DISPLAY A.B.C.
それぞれのリズムには、あらかじめリズムごとに設定されたテンポ(プリセットテンポ)が あります。プリセットテンポに戻したい場合は、リズムメニュー画面の右下にある[テンポ 初期設定]ボタンを押します。 5 リズムのリバーブを設定する リズムコンディション画面で、リズムや打楽器音にかかるリバーブ(パーカッションリバー ブ)の量を調節できます。 リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン 関連ページ リバーブ(48ページ) DATA CONTROL ここでリバーブを最大にしても、パネル上のリバーブ量を上げないと、リバーブ効果は得 られません。 設定範囲:0〜24 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 61
2 ユーザーボタンでリズムを選ぶ リズムボタンの右側にあるユーザーボタンを使うことで、リズムメニューのすべてのリズ ムだけでなく、リズムパターンプログラムでつくったユーザーリズムも選択できます。 また、同一カテゴリー内の異なったリズムをパネルに呼びだしておきたいときに、1つは リズムボタンに、もう1つはユーザーボタンに呼びだしておくと、すぐに切り替えができて 便利です。 1 リズムボタンの右側にあるユーザーボタンを押します。 RHYTHM VOLUME MAX 5 SEQ. SEQ. 1 2 SEQ. SEQ.
3 リズムリスト 下表のとおり、リズムは全部で274パターンあります。リストの左の数字は、画面上の数字と対応しています。 MARCH (マーチ) アコースティックジャズ フィンガーピッキン ライトサンバ1 マーチングバンド1 ミディアムジャズ ハートビート ライトサンバ2 マーチングバンド2 ファストジャズ ギターポップ ポップサンバ1 マーチングバンド3 コンボスイング ブリティッシュ 16ビート 16ビート1 ボサノバ1 ライトスイング 16ビート2 ボサノバ2 6/8マーチ2 アフロキューバン1 16ビート3 ボサノバ3 6/8キッズ アフロキューバン2 16ビート4 ポップボサ 6/8オルガンマーチ ビバップ フュージョンシャッフル1 マンボ1 ブロードウェイ ファイブフォー フュージョンシャッフル2 マンボ2 SFマーチ ジャズバラード1 ジャズポップ サルサ1 ワイルドウエスト ジャズバラード2 16ビートシャッフル1 サルサ2 バロック ムービースイング 16ビートシャッフル2 ピアノトリオ ポップシャ
2 ホーダウン ロックンロール2 カントリー 2/4 スキッフル カントリーシャッフル 5 ベースを加えて盛り上げるような音楽を表現するため ハワイアン ジャイブ につくられたものがあります。 メキシカンダンス ブギーウギー DANCE (ダンス) 3 イビサ1 ンドラム、アドドラム)がなくアカンパニメントだ ドラマチックバラード イビサ2 けになっています。アカンパニメントをオンにし ムービーバラード1 ユーロトランス た状態で使用してください。 ムービーバラード2 ディスコティーンズ シークレットサービス テクノパーティー カーペンターズポップ 1 ドリームダンス ラブソング クラブハウス USディスコ 16ビートバラード3 スイングハウス イージーバラード USポップ ギターバラード1 USヒップホップ ギターバラード2 クラシックヒップホップ ギターバラード3 トリップホップ 2 チャートポップ リズム名 セクション 6/8オルガンマーチ メインA、メインB バロック イントロ1以外のすべて シンプルワ
4 自動伴奏をつける:アカンパニメント アカンパニメントは、リズムと連動して、多彩な装飾音を施した伴奏パターンが得られる機 能です。アカンパニメントは、リズムメニューとリズムコンディション画面で設定します。 1 パネル上の使用したいリズムのボタンを押します。 5 リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン アカンパニメント 画面下部に、リズムを構成する各パートのボタンがあります。ドラム以外のパート をまとめて「アカンパニメント」といいます。 2 鳴らしたいアカンパニメントのパートをオンにします。 アカンパニメントは、コード1、コード2、パッド、フレーズ1、フレーズ2の5つの パートで構成されており、それぞれのパートをオン/オフさせることができます。 すべてのパートをオフにすると、アカンパニメントは鳴りません。 コード1/コード2: コード伴奏を担当する、ピアノやギターなどの演奏を再生するパートです。 パッド: ストリングスやオルガンなどの演奏を再生するパートです。 フレーズ1/フレーズ2: アルペジオや、パンチの効いたブラスフレーズなどを再生するパートです。アカン パニ
3 アカンパニメントのボリュームやリバーブを調節します。 選んだリズムボタンをもう一度押して、リズムコンディション画面を表示させます。 右側2つのスライダーで、画面に直接触ったりデータコントロールダイアルを使った りして、アカンパニメントの音量とリバーブを設定します。 DATA CONTROL 5 リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン ベースパターンをつける: 5 オートベースコード (A.B.C.) オートベースコード(A.B.C.)は、リズムと連動し、演奏に合わせて自動的にベースの伴奏が 得られる機能です。選ばれているリズムに合わせて、ベースのパターンが自動的に選択さ れます。オートベースコードには、3種類のモードがあります。 関連ページ ポリ(44ページ) オートベースコードを使用するためには、ペダルポリモードをオフにしておいてください。 ペダルポリモードがオンの状態では、オートベースコードのベース伴奏は鳴りません。 オートベースコードを設定するには: [A.B.C./M.O.C.
1 A.B.C.
2 メモリー 下鍵盤: オンにすると、リズムが鳴っている間は、下鍵盤から指をはなしても下鍵盤の音が鳴り続けます。 ペダル鍵盤: オンにすると、リズムが鳴っている間は、ペダル鍵盤から足をはなしても、ペダル鍵盤の音が 鳴り続けます。 シングルフィンガーやフィンガードコードの場合は、オンにしてリズムをスタートすると、下 鍵盤から指をはなしたあともペダル鍵盤の音が鳴り続けます。 オートベースコードを使って、リズムをシンクロスタートで始める場合は、下鍵盤/ペダル鍵 盤のメモリーをオンにしてください。メモリーをオンにしないで使用した場合は、演奏中に 下鍵盤から指をはなすと、リズムもストップします。 5 メロディーにハーモニーをつける: 6 メロディーオンコード (M.O.C.) リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン 下鍵盤で弾いたコードによって、上鍵盤で弾くメロディーラインに自動的にハーモニーを 付ける機能です。メロディーオンコードには、3つのモードがあります。また、メロディー オンコードをニーレバーでオン/オフすることもできます。 メロディーオンコードを設定するには: [A.B.
モード2: メロディーに近い音域で最高3音までの付加音がハーモニーとなって得られます。 モード3: メロディーから比較的離れた音域で最高4音までの付加音がハーモニーとなって得られます。 2 ニーレバー 関連ページ メロディーオンコードをニーレバーでコントロールするためのオン/オフスイッチです。 モードを選択したあと、ここでの設定をONにすると、ニーレバーでメロディーオンコード のオン/オフ切り替えができるようになります。 メロディーオンコードをコント ロールする(196ページ) 上鍵盤の音群で、音量が0の場合はメロディーオンコードの効果は得られません。また、 リードボイスに対してはメロディーオンコードの効果はかかりません。 7 5 鍵盤で打楽器を演奏する: キーボードパーカッション リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン ドラム系やラテンパーカッション系、そして和太鼓などのバラエティーあふれる打楽器音 を鍵盤に呼びだして、リアルタイムでパーカッション演奏が楽しめます。 このキーボードパーカッションには、各鍵盤にあらかじめ打楽器音を割り当ててあり、す ぐにパーカッショ
NOTE キットはキーボードパーカッショ ン全体で共通の設定です。たとえ ば、プリセット1でスタンダード キット1を選ぶと、 プリセット2、 ユーザー 1〜8もスタンダード キット1に変わります。 3 パーカッションのキットを選択します。 初期設定ではELキットが選ばれていますが、そのほかに全部で16種類のキットが 選択できます。キットボタンを押すと、パーカッションキットの一覧が画面上に表 示されます。この中から使用したいキットを選びます。[閉じる]ボタンを押すと、 キットを選択せずに一覧表示を閉じます。 5 各キットにどんな打楽器が割り当てられているかは、71ページのプリセットキー リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン ボードパーカッションリストをご覧ください。 キットを変更するときに、「アサインとセットアップを消去しますか?」というメッセー ジが表示されることがあります。[消去]を選ぶと、アサインページと設定ページの内容 がすべて初期化され、選択したキットを初期状態でパネル上に呼び出します。 [キャンセル]を選ぶと、アサインとセットアップを消去せずに選択したキットを
プリセットキーボードパーカッションリスト ELキット プリセット2(ペダル鍵盤) C1 C 1 スタンダードキット1* プリセット1(下鍵盤) プリセット1(上鍵盤) プリセット2(ペダル鍵盤) プリセット1(下鍵盤) バスドラムヘビー - キック - プリセット1(上鍵盤) スネアブラッシュロール - サイドスティック スルドミュート スネアドラムヘビー - スネア スルドオープン スネアブラッシュショット1 クラベス ハンドクラップ ハイQ E1 スネアドラムリバーブ1 - スネアタイト ホイップスラップ F1 スネアドラムライト - フロアタムL スクラッチH タム3 シンセタム3 ハイハットクローズ スクラッチL スネアドラムリム1 コンサートバスドラム フロアタムH フィンガースナップ タム2 シンセタム2 ハイハットペダル クリックノイズ ハイハットクローズ バスドラムヘビー ロータム メトロノームクリック タム1 シンセタム1 ハイハットオープン メトロノームベル B1 ハイハットオープ
SFXキット1 SFXキット2 プリセット1(下鍵盤) プリセット2(ペダル鍵盤) プリセット1(上鍵盤) プリセット1(下鍵盤) プリセット2(ペダル鍵盤) プリセット1(上鍵盤) カッティングノイズ1 - フォーンコール - カッティングノイズ2 - ドアのきしみ - - - ドアを閉める - ストリングスラップ - スクラッチカット - - - スクラッチH3 - - - ウィンドチャイム - - - 電話 - - - - - - - - - - - - - - - - - B1 - - - - C2 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - E2 フルートキークリック - - イグニッション - - 5 F2 - - - タイヤ - - - - - レーシングカー - - - - - 衝突 - - - - - - リ ズ ム
アラビックキット ポップラテンキット プリセット1(下鍵盤) プリセット2(ペダル鍵盤) プリセット1(上鍵盤) プリセット1(下鍵盤) プリセット2(ペダル鍵盤) プリセット1(上鍵盤) キックソフト - ボンゴH Op.1f - サイドスティック - ボンゴH Op.3f - スネアソフト - ボンゴHリム - アラビックハンドクラップ - ボンゴHチップ - スネアドラム - ボンゴHヒール - フロアタムL - ボンゴHスラップ - ハイハットクローズ - ボンゴL Op.1f ハンドクラップ フロアタムH - ボンゴL Op.
ユーザーキーボードパーカッションを設定する 上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤のどのキー (鍵)にでも、好きな打楽器を割り当てられます。 打楽器を割り当てたセットは、ユーザー 1〜ユーザー 8に保存でき、パネル上の KEYBOARD PERCUSSION [1]または[2]ボタンで呼び出します。 ここでは、ユーザー 1に打楽器を割り当て、パネル上の[1]ボタンで呼び出す手順を例とし て使用します。 1 パネル左端のKEYBOARD PERCUSSION (キーボードパーカッション)の [1]ボタンを押します。 画面上にキーボードパーカッションのメニューページが表示されます。 2 5 画面で[ユーザー 1]を選択します。 これで、次にキーボードパーカッションの[1]ボタンを押したときには鍵盤にユー ザー 1が呼び出せるようになりました。 リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン 3 パーカッションのキットを選択します。 キットの選択方法については、70ページの手順3をご覧ください。各キットの内容 については、80ページのキットアサインリストをご覧ください。 NOTE 「アサイン(
6 打楽器を任意の鍵盤に割り当てます。 打楽器メニューの中で使用したい打楽器名を押しながら、その打楽器音を割り当て たい鍵盤を押します。 打楽器を割り当てる鍵盤名 打楽器名 NOTE ユーザーキーボードパーカッ ションは、ユーザー 1〜8に (合計で8セット)設定できます。 ただし、レジストレーションご とには設定できません。レジス トレーションに設定できるのは、 キーボードパーカッションのオ 鍵盤を押します ン/オフとメニュー (プリセット 5 1〜2/ユーザー 1〜8)情報のみ です。 打楽器名を押しながら...
はじめからやり直したいときは: アサインページの[消去]ボタンを使って、入力した打楽器音をすべて消去できます。 1 [消去]ボタンを押して、すぐに画面から指をはなします。以下の画面が表示さ 2 [消去]ボタンを選択すると、全音消去を実行し、画面上に「すべてのアサイン れ、全音消去するかどうか確認を求めてきます。 5 リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン を消去しました!!」という操作完了のメッセージが一時的に表示されます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、操作をキャンセルし、前の画面に戻ります。 キーボードパーカッションをコピーする プリセットキーボードパーカッションや、すでに作成してあるユーザーキーボードパー カッションを、別のユーザーにコピーして、それをもとに新しいユーザーキーボードパー カッションをつくることができます。ここでは、プリセット1をユーザー 1にコピーする場 合を例に説明します。 1 パネル左端のKEYBOARD PERCUSSION (キーボードパーカッション)の [1]ボタンを押します。 プリセット1をコピーする場合には、必ず[1]ボタンを
2 3 メニュー画面上で、コピー先にしたいユーザー (ここではユーザー 1)を選択し ます。 5 [コピー元]ボタンを押します。コピー元を選択する画面が表示されます。 リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン 4 5 コピーしたいキーボードパーカッション(ここではプリセット1)を選びます。 プリセット1をコピーするかどうか確認を求める画面が表示されます。 [コピー ]ボタンを選択すると、プリセット1のコピーを実行し、画面上に 「プリセット1をユーザー 1にコピーしました!!」という操作完了のメッセージ が一時的に表示されます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、操作をキャンセルし、前の画面に戻ります。 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 77
各打楽器の細かい設定をする 各打楽器について、パンやボリューム、リバーブなどを設定したり、ドラムのチューニン グを変更したりして、自分の好みの打楽器音をつくることができます。ここでの設定は、 楽器全体で1つなので、レジストレーションごとに設定を変えることはできません。 1 設定したい打楽器音が割り当てられている鍵盤の、音群のボリュームを0にして 2 キーボードパーカッション画面で画面右上の[設定]ボタンを押します。 3 5 おきます。 キーボードパーカッションの設定ページが表示されます。 設定を変えたい打楽器が割り当てられている鍵盤を押します。 画面に打楽器名が表示され、その打楽器について細かい設定を行ないます。 リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン 現在選ばれている 打楽器名 1 2 3 4 5 6 1 パン 現在選ばれている打楽器のステレオ出力による位置を設定します。7か所の位置で、打楽器 ごとに設定できます。 2 ピッチコース 現在選ばれている打楽器のピッチを、100セント単位で設定します。 設定範囲:−64〜+63 3 ピッチファイン 現在
6 初期化 すべての打楽器の、パンやピッチ、リバーブなどの設定を、すべて初期設定に戻します。 [実行]ボタンを押すと、以下の画面が表示され確認を求めてきます。 5 [実行]ボタンを選択すると、初期設定に戻ります。この場合、画面上に「初期化しました!!」 が一時的に表示され、操作が完了したことを示します。 [キャンセル]ボタンを選択すると、操作を中止し、前の画面に戻ります。 リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン ELS-01/01C/01X 取扱説明書 79
キットアサインリスト 5 リ ズ ム / キ ー ボ ー ド パ ー カ ッ シ ョ ン ELキット スルドオープン スネアロール ハイハットオープン シンバル スルドミュート サイドスティック ハイハットクローズ クラッシュシンバル1 スルドリム オープンリムショット ハイハットペダル クラッシュシンバル2 スルドモフ ブラッシュタップ スネアドラム クラッシュシンバルミュート ティンバレス/カウベル ブラッシュスラップ スネアショート ライドシンバル1 ティンバル1ハイ ブラッシュスワール スネアタイトH ライドシンバル2 ティンバル1ロー ブラッシュタップスワール スネアソフト2 ライドシンバルカップ ティンバル2ハイ タム スネアロール オーケストラシンバル ティンバル2ロー フロアタムL サイドスティックライト オーケストラシンバルロール ティンバル3ハイ フロアタムH オープンリムショットH オーケストラシンバルミュート ティンバル3ロー ロータム ブラッシュタップ シンバルマーチ ティンバル4ハイ ミ
ヒットキット メトロノームクリック スクラッチL パーカッション4 シンバル メトロノームベル SeqクリックL ハイQ SeqクリックH クリックノイズ クラッシュシンバル1 クラッシュシンバル2 ルームキット メトロノームクリック スクラッチH スプラッシュシンバル シンバル メトロノームベル スクラッチL チャイニーズシンバル クラッシュシンバル1 ライドシンバル1 クラッシュシンバル2 ロックキット SeqクリックH ライドシンバル2 スプラッシュシンバル シンバル メトロノームクリック ライドシンバルカップ チャイニーズシンバル クラッシュシンバル1 メトロノームベル ハイハットオープン2 ライドシンバル1 クラッシュシンバル2 ハイハットクローズ2 ライドシンバル2 スプラッシュシンバル エレクトロキット ハイハットペダル2 ライドシンバルカップ チャイニーズシンバル シンバル スネアドラム ハイハットオープン ライドシンバル1 クラッシュシンバル1 スネアアンビエント ハイハットクローズ ライドシン
ホイップスラップ ウッドブロックH ベルツリー パーカッション3 フィンガースナップ ウッドブロックL トライアングルオープン タンバリン ハンドクラップ スティック トライアングルミュート カスタネット パーカッション4 ホイップスラップ ダンスパーカッション3 ジングルベル ハイQ フィンガースナップ ダンスパーカッション4 ベルツリー クリックノイズ ハンドクラップ スネアダンス1 トライアングルオープン スクラッチH パーカッション4 ホイップスラップ トライアングルミュート スクラッチL ハイQ フィンガースナップ ウッドブロックH SeqクリックL クリックノイズ ダンスクラップ ウッドブロックL SeqクリックH スクラッチH パーカッション4 スティック メトロノームクリック スクラッチL ハイQ ホイップスラップ メトロノームベル SeqクリックL クリックノイズ フィンガースナップ SeqクリックH スクラッチダンス1 ハンドクラップ アナログキット メトロノームクリック スクラッチダ
アゴゴL カバサ アラビックキット コンガL オープン サンバホイッスルH シェーカー アラビック1 コンガL ミュート サンバホイッスルL アゴゴH ナカラザンドム コンガL スラップOp. パーカッション3 アゴゴL ナカラザンエッジ コンガL スラップ タンバリン サンバホイッスルH ハゲールドム コンガL スライド カスタネット サンバホイッスルL ハゲールエッジ ボンゴ ジングルベル パーカッション3 ザグロウダH ボンゴH Op. 1f ベルツリー タンバリン ザグロウダL ボンゴH Op. 3f トライアングルオープン カスタネット アラビックハンドクラップ ボンゴHリム トライアングルミュート ジングルベル ドゥフーラドム ボンゴHチップ ウッドブロックH ベルツリー ドゥフーラタク ボンゴHヒール ウッドブロックL トライアングルオープン ドゥフーラサク ボンゴHスラップ スティック トライアングルミュート ドゥフドム ボンゴL Op.
6 レジストレーションメモリー RE G IST R A T I O N M EM O R Y エレクトーンのパネル上、または画面上で設定したボイスやリズムなどのセッティング(=レジストレーション)は、 上鍵盤と下鍵盤の間にある1〜16までのナンバーボタンに記録できます。記録したレジストレーションは簡単に呼び出 すことができます。この機能を「レジストレーションメモリー」と呼びます。記録したレジストレーションは、演奏中 にナンバーボタンを押して呼び出すだけでなく、あらかじめプログラムしておいてフットスイッチを使って呼び出すこ とも可能です。レジストレーションメモリーに記録したレジストレーションは、USBフラッシュメモリーなどの外部メ ディアに保存することもできます。 13 14 15 16 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 D 1〜16のナンバーボタンには、あらかじめ用意された基本的なレジストレーションがセットされています。 自分で設定したレジストレーションをナンバーボタンに記録すると、そのナンバーボタンに入っていたレジストレー ションは上書きされて消
メモリーできない機能 以下の設定は、楽器全体に関する設定なので、レジストレーションメモリーに記録して おくことはできません。また、USBフラッシュメモリーなどに保存することもできま せん。 ・ピッチ(200ページ) ・MIDIコントロール(232ページ) ・マイクボリューム(225ページ) ・マイクリバーブ(225ページ) ・画面に関する設定(17ページ) ・インターネット環境設定(212ページ) ・ページめくり以外の譜面に関する設定(130ページ) 以下の設定は、レジストレーションナンバーごとに違う設定にすることはできません。 ソングのレジストレーションデータとして、USBフラッシュメモリーなどに保存でき ます。 ・トランスポーズ(200ページ) ・オルガンフルート音色のアタックのモード(39ページ) ・レジストレーションシフト(89ページ) 関連ページ 6 レジストレーションを保存する (117ページ) ・オートフィル(58ページ) レ ジ ス ト レ ー シ ョ ン メ モ リ ー ・リバーブタイプ(49ページ) ・ユーザーボイス(149ページ) ・ユーザーリズム(175ページ) ・ユーザー
2 レジストレーションを呼び出す 呼び出したいナンバーボタンを押すだけで、記録したレジストレーションをパネル上に呼 び出せます。 ● 手でボタンを押すのではなく、フットスイッチを使ってレジストレーションを呼び出す 方法(レジストレーションシフト)もあります。レジストレーションシフトについては89 ページをご覧ください。 ● リズムシーケンスの一部として、あらかじめレジストレーションの変更をプログラムし ておく機能(レジストレーションシーケンス)もあります。レジストレーションシーケン スについては187ページをご覧ください。 ディスエーブルボタンについて: 6 ナンバーボタンを押してレジストレーションを切り替えると、リズムも同時に変わりま す。しかし、レジストレーションメモリー右端の[D.
ディスエーブルモードを選ぶには: ディスエーブルモードで、[D.](ディスエーブル)ボタンをオンにしたときの対象となる 機能を選べます。ディスエーブルモードには、ノーマル(リズムの種類やテンポなどが 対象)とテンポ(テンポのみが対象)の2種類があります。 1 2 3 [UTILITY]ボタンを押します。 ユーティリティー画面の設定ページが表示されます。 [設定]ボタンを押して、設定ページを表示させます。 「ディスエーブルモード」の[ノーマル]ボタンまたは[テンポ]ボタンを押し ます。 6 レ ジ ス ト レ ー シ ョ ン メ モ リ ー ディスエーブルモード ノーマル このモードのときに、[D.
3 記録したレジストレーションを 外部メディアに保存する 関連ページ レジストレーションを保存する (117ページ) USBフラッシュメモリーなどの外部メディアに、レジストレーションを保存できます。 レジストレーションメモリーに記録してある16レジストレーションをまとめて、ソングに 保存します。 MDR機能(外部メディアへのデータ保存や外部メディアのデータ読み込み)については、第 7章で詳しく説明しています。ここでは、USBフラッシュメモリーにレジストレーション を保存する手順を、簡単に説明します。 1 2 USBフラッシュメモリーをUSB TO DEVICE端子に挿入します。 [MDR]ボタンを押します。 MDR画面が表示されます。 DISPLAY SELECT 6 レ ジ ス ト レ ー シ ョ ン メ モ リ ー VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C. MDR FOOT SWITCH UTILITY INTERNET RHYTHM PROGRAM VOICE EDIT PATTERN SEQUENCE U.
4 レジストレーションメモリーの初期化 レジストレーションメモリーに記録されたレジストレーションを消去し、レジストレー ションメモリーを初期状態に戻すことができます。この場合、すべてのレジストレーショ ンデータが消去されてしまいます。大切なデータは、あらかじめUSBフラッシュメモリー などの外部メディアに保存しておきましょう。 1 関連ページ エレクトーンの初期化 (24ページ) [UTILITY]ボタンを押して、ユーティリティー画面の設定ページを表示させます。 DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C. MDR FOOT SWITCH UTILITY INTERNET RHYTHM PROGRAM VOICE EDIT PATTERN SEQUENCE U.ORGAN FLUTES 2 6 L.
レジストシフト画面で設定する 1 2 [FOOT SWITCH]ボタンを押します。 画面右上の[ライト]ボタンを押して、ライトページ(レジストシフト画面)を表示 させます。 レジストシフト画面 DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C. MDR FOOT SWITCH UTILITY INTERNET 1 2 3 4 RHYTHM PROGRAM VOICE EDIT PATTERN SEQUENCE 6 U.ORGAN FLUTES レ ジ ス ト レ ー シ ョ ン メ モ リ ー L.
4 ユーザー レジストレーションメモリーを切り替える順番をあらかじめ設定しておき、右のフットス イッチを押すたびに、設定した順にレジストレーションを呼び出します。 レジストレーションメモリーの順番を設定するには: 1 レジストレーションメモリーのナンバーボタンを押します。 2 画面の[セット]ボタンを押します。 レジストレーションが入力され、画面上にナンバーが表示されます。 3 上記の1〜2をくり返して、レジストレーションメモリーの順番を設定します。 編集画面 6 3 1 2 レ ジ ス ト レ ー シ ョ ン メ モ リ ー 1 ポジション 編集画面にあるカーソル(オレンジ色表示)を移動するボタンです。 カーソルは、自分で設定し たレジストレーションシフトのナンバーの間で移動させることができ、 レジストレーションシ フトを自在に編集できます。 最高80レジストレーションまで設定できます。 カーソルを最初の位置(TOP)に戻します。 カーソルを1つだけ左に移動します。 カーソルを1つだけ右に移動します。 カーソルを5つ右に移動します。 2 データ ユーザーレジストレーションシフトの設定、
全消去:ユーザーレジストレーションシフトをすべて消去する場合に使います。 [全消去]ボタンを押すと、消去してもよいかどうか確認を求めるメッセージが表示されます。 [消去]ボタンを押すと、すべてのデータは消去され、消去が実行されたことを示す「すべての データを消しました!!」が一時的に画面上に表示されます。 [キャンセル]ボタンを押すと、消去せずにもとの画面に戻ります。 3 シフトエンド レジストレーションシフトが最後まで進んだときの動作を設定します。 ストップ:最後のレジストレーションを選択して、レジストレーションシフトは終了します (右フットスイッチを押してもレジストレーションは移動しません)。 関連ページ トップ:最後のレジストレーションを選択したあと、最初のレジストレーション(TOP)に戻っ 1つのソングに複数のレジスト レーションを保存する (117ページ) て繰り返しシフトします。 ネクストレジスト:最後のレジストレーションを選択したあと、MDRのソングに入っている 次のレジストレーションデータを自動的に読み込みます。ひとつのソング内に複数のレジスト NOTE レーションデータを保存した
レジストレーションシフトがオフに設定されている場合 現在のレジストレーションを表示します。 シフトモード時 現在のレジストレーション 次のレジストレーション 現在のレジストレーションと次のレジストレーションを表示します。 6 ジャンプモード時 レ ジ ス ト レ ー シ ョ ン メ モ リ ー 移動先のレジストレーション ナンバーを変更 現在のレジストレーションとジャンプ先のレジストレーションを表示します。また、 データコントロールダイアルや ボタンを使って、ジャンプ先のレジスト レーションのナンバーを変更できます。 ユーザーモード時 設定されているユーザーレジストレーションシフトを順番に表示します。現在の レジストレーションはカーソル(オレンジ色)で表示されます。データコントロールダ イアルや画面上のボタンでカーソルを動かすことによって、好きなレジストレー ションの位置に移動できます。間違って右フットスイッチを2度押してしまったら、 この画面で正しい位置に戻せます。 カーソルを最初の位置(TOP)に戻します。レジストレーションは変わりません。 カーソルを1つだけ左に移動し、レジス
6 パラメーターの一括変更 ボイスディスプレイの2ページ目には、複数のレジストレーションの同一パラメーターを同 時に変更する機能があります。上鍵盤の音を全レジストレーションについて明るめに設定 したい、といった場合にこの機能を使うと便利です。 一括変更できるパラメーター ● リバーブ ● リズムのリバーブ ● ボリューム ● パン ● ブリリアンス ● サステイン 1 2 6 パネル上の[VOICE DISPLAY]ボタンを押して、ボイスディスプレイを表示さ せます。 画面右上の[2]ボタンを押して2ページ目を表示させます。 DISPLAY SELECT レ ジ ス ト レ ー シ ョ ン メ モ リ ー VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C. MDR FOOT SWITCH UTILITY INTERNET RHYTHM PROGRAM VOICE EDIT PATTERN SEQUENCE U.ORGAN FLUTES 3 L.
選択画面で、一括変更したいパラメーターと、パートを選びます。 パラメーターとパートを選ぶと、自動的に選択画面が閉じます。選んだパラメー ターのレジストレーションごとの値が画面上に表示されます。 各レジストレーションの パラメーターの値 選んだパラメーター 4 画面右下の操作ボタンを使って、一括変更の対象となるレジストレーション ナンバーをすべて選びます。 6 ONになっているレジストレーションが一括変更の対象となります。 レ ジ ス ト レ ー シ ョ ン メ モ リ ー 画面でオン/オフしたいレジストレーションのナンバーを選び、画面右下の5つの操 作ボタンでON/OFFを切り替えます。 [すべてON]: すべてのレジストレーションをON (一括変更の対象)にします。 [すべてOFF]: すべてのレジストレーションの選択を解除します。 [ON]: 現在カーソルが置かれているレジストレーションをONにします。 [OFF]: 現在カーソルが置かれているレジストレーションをOFFにします。 [選択]: 数字に下線のついたレジストレーションをすべてONにします。下線は、パラメーター のパートとして音
5 一括変更を行ないます。 現在ONになっているすべてのレジストレーションのパラメーターを一括変更しま す。すべての値を同じにそろえる方法と、すべての値を現在の値より1ずつ増減させ る方法があります。一括変更すると、レジストレーションの内容が変更され、もと には戻せませんので、ご注意ください。画面右下の3つの操作ボタンや、データコン トロールダイアルで一括変更を行ないます。 すべての値を同じにそろえるには: [セット]を押します。 現在ONになっているレジストレーションナンバーのパラメーター値を、一括して現在カーソ ルが置かれているレジストレーションのパラメーター値にそろえます。[セット]を押すと、次 のようなメッセージ画面が表示されます。 6 レ ジ ス ト レ ー シ ョ ン メ モ リ ー [そろえる]ボタンを選択すると、一括変更が行なわれます。作業を中止したい場合は[キャンセ ル]ボタンを選択します。 すべての値を1つずつ増減させるには: 画面の[+]ボタンや[−]ボタンを押すか、データコントロールダイアルを操作すると、一括変 更の対象となっているレジストレーションナンバーのパラメーター値が1
7 レジストレーションをコピーする ボイスディスプレイの3ページ目には、レジストレーションメモリーのナンバーに記録され ているレジストレーションを、レジストセクション(音群やリズム、キーボードパーカッ ション)単位で別のレジストレーションナンバーにコピーする機能があります(レジストセク ションコピー )。レジストレーションナンバー 4の上鍵盤の音を1と同じにしたい、といっ た場合にこの機能を使うと便利です。 1 2 パネル上の[VOICE DISPLAY]ボタンを押して、ボイスディスプレイを表示さ せます。 画面右上の[3]ボタンを押して3ページ目を表示させます。 DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C. MDR FOOT SWITCH UTILITY INTERNET 6 RHYTHM PROGRAM VOICE EDIT PATTERN SEQUENCE U.ORGAN FLUTES 3 レ ジ ス ト レ ー シ ョ ン メ モ リ ー L.
4 画面のコピー元セクションボタンを押してコピーするレジストセクションを選 びます。 [閉じる]ボタンを選択すると、操作をキャンセルして、前の画面に戻ります。 セクション NOTE レジストセクションについては、 5 す。 コピー先で選べるレジストセクションは、コピー元で選んだレジストセクションに コピー先を変更したあとでコ 6 同様にコピー先のレジストレーションナンバーとレジストセクションを選びま ピー元を変更すると、コピー先 よって変わります。 が自動的にコピー元と同じに変 わることがあります。 レ ジ ス ト レ ー シ ョ ン メ モ リ ー 6 7 画面右下の[コピー実行]ボタンを押します。 以下の画面が表示され、コピーを実行するかどうか確認を求めてきます。 [コピー ]ボタンを選択すると、レジストレーションのコピーを実行し、 「コピー しました!!」という操作完了のメッセージが一時的に表示されます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、コピーせずにもとの画面に戻ります。 98 ELS-01/01C/01X 取扱説明書
7 ミュージックデータレコーダー (MDR) MU S IC D A T A R E CO R D ER MDR (ミュージックデータレコーダー )は、USBフラッシュメモリーなどの外部メディアに、レジストレーションや演 奏データを録音したり、録音したデータを再生/編集したりする機能です。別売のフロッピーディスクドライブ(UDFD01など)を取り付けると、フロッピーディスクを使用することもできます。この章では、外部メディアとしてUSB フラッシュメモリーを使用する場合を例に、操作を説明します。 使用できる外部メディアについては、インターネット上のヤマハエレクトーンホームページで ご確認ください。また、ご使用前に104ページの注意事項をお読みください。 この章の内容 1 MDR機能に入る . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 99 8 レジストレーションなどのデータを読み込む . . . . . . . 121 2 MDR画面の操作 . . . . . . . . . . . .
2 MDR画面の操作 MDR画面には、ソングページとツールページがあります。ソングページはソングを選ん で、再生/録音などの操作を行なうためのページです。ツールページはソングのコピーや削 除などの編集を行なうためのページです。 ソングページとツールページは画面右上の[ソング]ボタンや[ツール]ボタンを押して切り替 えます。 ツールページ ソングページ 1 2 8 7 3 9 5 ) 47 ! @ 5 # $ % ^ & 67 * 1 現在の位置 現在選択されているメディア/フォルダーが表示されます。「:/」の前にはメディアの種類 が、「:/」の後ろにはフォルダー名が表示されます。 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R たとえば、「USB 01:/Folder1/」と表示されている場合は、「USBフラッシュメモリー内 の」「Folder1という名前のフォルダー」であることを示します。 2 メディア/フォルダー /ソングリスト 選択できるメディア/フォルダー /ソングが表示されます。選択できるフォルダーは最大 120個です(画面上には5個表示
6 中に 選択されているフォルダーまたはメディアの中へ移動します。たとえば、現在の位置が 「USB 01:/Folder1/」(USBフラッシュメモリー内のFolder1というフォルダー )で、選 択されているフォルダーが「SONG」の場合は、このボタンを押すことで「USB 01:/ Folder1/SONG/」(USBフラッシュメモリー内のFolder1内のSONGフォルダー )に移動 します。 7 検索 関連ページ メディア内のソング/フォルダーをソング/フォルダー名から検索します。 ソング検索(108ページ) 8 状態表示 ソングの録音中、再生中に経過時間を表示します(59分59秒まで表示可能)。 9 ソングコントロール 関連ページ ソングの録音、再生などをコントロールします。 演奏を録音する(111ページ) ) カスタムプレイ ソングを再生する(124ページ) 選択されているソングの演奏データだけを録音/再生します。このボタンを使うと、レジス トレーションデータは読み込まれません。 ! 譜面 関連ページ 選択されているソングの譜面を表示します。 譜面を表示する(129ページ)
メディアが見つからないときは: 1 グレー表示になって押せなくなるまで、 ボタンを数回押します。 メディアがリスト表示されます。表示されているメディアが多い場合、画面外に隠 れていることがあります。その場合は、スクロールボタン(100ページ 3)を使っ て、隠れているメディアを表示させます。 ソングが見つからないときは: NOTE フォルダーを選択したときに、 レジストレーションの初期化を 促すメッセージが表示された場 合は、[初期化]ボタンを押してく 1 2 現在の位置(100ページ 1)を確認します。 目的のソングが、現在表示されているフォルダー内にある場合は、スクロール ボタン(100ページ 3)を使って隠れているソングを表示させます。 ださい(メディアは初期化されま 目的のソングが別のフォルダー内にある場合は、 せん)。このメッセージはプロテ タンを使って、目的のソングが入っているフォルダーに移動します。 クトソングを呼び出していると ボタンや ボ 目的のソングがどこにあるかわからない場合は検索機能(108ページ)を使ってソン きに表示されます。 グを探します。 ア
メディア内の構成:フォルダー /ソング/ファイル フォルダーとは フォルダーとは、メディア内のソングを整理するための保管場所です。容量の大きい USBフラッシュメモリーには、数百ものソングを保存することができるので、多くの ソングを保存した場合には、呼び出したいソングを探すのが大変になります。そこで、 フォルダーをつくってソングを管理することで、メディア内のソングを管理しやすくし ます。 ソング 1 ソング 2 ソング 3 ソング 4 ソング 5 ソング 6 ソング1 ソング2 3 フォルダーA フォルダーをつくると ソング ソング ソング USBフラッシュメモリー ソング4 5 6 フォルダーB USBフラッシュメモリー ソングとは 7 ソングとは、本来は「曲」という意味ですが、エレクトーンでは、外部メディアに保存 する1曲分のデータのことをソングと呼びます。1つのソングには、レジストレーショ ンデータや演奏を録音したデータなどがファイルとして保存されています。 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R ファイルとは エレクトーンでは、ソングを
USB TO DEVICE端子ご使用上の注意 本機にはUSB TO DEVICE端子があります。USB TO DEVICE端子にUSB機器を接続する場合は、以下のことをお守 りください。 ■ USB機器の接続 • USB TO DEVICE端子の形状に合うプラグを上下の向きに注意 してしっかりと差し込んでください。 NOTE USB機器の取り扱いについては、お使いのUSB機器の取扱説明書もご 参照ください。 ■ 使用できるUSB機器 • USB対応の記憶装置(フラッシュメモリー、フロッピーディスク ドライブ、ハードディスクドライブなど) • USBハブ • USB-LANアダプター 動作確認済みUSB機器については、インターネット上のヤマハ エレクトーンホームページで最新情報をご確認のうえ、ご購入 ください。 http://electone.
フロッピーディスクの取り扱いについて フロッピーディスクをご使用になるにはフロッピーディスクド ライブ(UD-FD01など)を本体に取り付ける必要があります。 UD-FD01の取り付け方法は、243ページをご覧ください。 フロッピーディスク(ドライブ)をご使用いただく場合は、以下 のことをお守りください。 ■ 使用できるフロッピーディスクの種類 • 3.
3 メディアを初期化(フォーマット)する NOTE USBフラッシュメモリーを使用 この場合、メディアをフォーマット(初期化)する必要があります。 する場合は、動作確認済みのも フォーマットとは、メディアをエレクトーンで使用できる形式にする作業です。 のをお使いください。動作確認 フォーマットを実行すると、メディアの中のすべてのデータは消去され、新たにデータが 済みのUSBフラッシュメモリー については、インターネットの 記録できる状態になります。消去されたデータは永久に失われてしまいます。フォーマッ ヤマハエレクトーンホームペー トを実行する前に、重要なデータが入っていないかどうかよくご確認ください。特に複数 ジ
4 ソングを選ぶ 演奏データやレジストレーションデータを保存するときには、何も記録されていないソン グを選びます。ソングを再生したり、ソングに名前を付けたりするときには、データが保 存されているソングを選びます。 MDR画面には、現在選ばれているメディア/フォルダー内のソングが表示されています。 表示されているソングの中から、目的のソングを選びます。 1 注意 メディアを確認します。 アクセス中はメディアを抜かな いでください。(ランプ付きの USBフラッシュメモリーの場 合、アクセス中はランプが点滅 します。) 画面左上に目的のメディアが表示されていることを確認します。 現在選ばれているメディア/フォルダー 7 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R 目的のメディアが表示されていない場合は、102ページの「メディアが見つからな いときは」で目的のメディアを選んでください。 選択したいソングのボタンを押します。 これからデータを録音したい場合は、何も書いてない(データの入っていない)ソング ( 2 のボタンを押します。ソングのボタンがオレンジ色に変わり、選択で
関連ページ 特定のパートだけを再生する (125ページ) ソングの演奏設定 ソングページで、ソングを選択した状態で ボタンを押すと、そのソングを再 生したときにどのパートがどんなテンポで再生されるかを確認できます。 再生テンポを変更する (126ページ) [ F] (再生)ボタンを押したときには、この画面で「PLAY」になっているパートだけ が、表示されているテンポ(録音されたときの50%〜200%の範囲)で再生されます。 演奏データの入っていないソングの場合は、すべてのパートが「OFF」になっていま す。[パート保存]ボタンを押すと、各パートの再生状態を保存できます。(テンポの値 は保存されません。) 7 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R ソング検索 検索機能を使って目的のソングやフォルダーを探します。 ( NOTE ソングやフォルダーが選ばれて ) いる状態で検索すると、そのメ 1 2 ディア内のすべてから検索しま す。 108 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 検索したいソングやフォルダーが入っているメディアを楽器に挿入します。
3 画面の[検索]ボタンを押します。 NOTE 前回検索した結果が表示されま す。ただし一度電源を入れ直し たり、一度メディアを抜いて差 し直したり、メディアに書き込 んだりした場合は表示されませ ん。 4 画面の[キーワード]ボタンを押します。 前回検索したキーワード 7 5 検索したいソング名/フォルダー名を入力します。 NOTE 必要に応じ、前回検索したキーワードを[削除]ボタンで削除します。そのあとで、 検索では、大文字と小文字、全 今回検索したいソング名/フォルダー名を入力します。 角と半角、カタカナとひらがな 文字入力については114ページをご覧ください。 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R は同じ文字として扱われます。 NOTE ( 検索が実行され、実行中の結果が表示されます。 XGソングを検索する場合は 「.
7 検索結果を確認します。 画面に検索結果が表示されます。 検索結果リスト 8 検索結果数 表示しているデータの番号 検索結果から目的のソング/フォルダーのボタンを押します。 自動的に検索画面が閉じ、ソング/フォルダーが選ばれます。 目的のソング/フォルダーが選ばれなかった場合は手順4に戻り、別のソング名/フォルダー 名で検索してみてください。 7 ( ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R ) 110 ELS-01/01C/01X 取扱説明書
5 演奏を録音する 注意 演奏を録音する 演奏を録音する前に、あらかじめ、レジストレーションメモリーの設定など、録音したい 録音中は、絶対に電源を切った り、メディアを抜いたりしない でください。 曲の演奏の準備をしておきましょう。 1 2 メディアを挿入口に挿入します。 演奏を録音するソングを選択します。 データの入っていないソングを選びます。ソングの選択については、107ページを ご覧ください。 データの入っているソングに上書きしたい場合は、134ページ「ソングの削除」で、 あらかじめ上書きしたいソングを削除しておいてください。 3 右上の[ソング]ボタンを押してソングページを表示させ、画面の[ I](録音) ボタンを押します。 NOTE 下の画面が表示され、録音待機状態になります。 7 録音開始前に「メディアの空き 容量が不足しているため、録音 ができない可能性があります。 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R 録音しますか?」というメッ セージが表示された場合は、 [キャンセル]ボタンを押したあ と、不要なソングを削除するか、 新しいメディアを挿
演奏をやり直す 演奏をミスした場合には、はじめからやり直すことができます。 1 NOTE [ J](停止)ボタンを押すと、録 2 録音が中止され、曲の頭に戻ります。 [F](再生)ボタンまたは[カスタムプレイ]ボタンを押します。 ふたたび録音が開始します。前もって録音されたデータは、すべて新しいデータに 置き換わります。 音のやり直しをやめて、直前の 7 録音中に、画面の[I](録音)ボタンを押します。 演奏が録音されます。 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R パートごとに録音する 上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤の、それぞれのパートの演奏や、レジストレーションの変更 やエクスプレッションペダルの操作といったコントロールデータを、個別に記録すること ができます。また、リードボイス1とキーボードパーカッションは、上鍵盤/下鍵盤の演奏 と独立して録音することもできます。ここでは、はじめに下鍵盤とペダル鍵盤の演奏を録 ( 音し、次に上鍵盤の演奏を録音する手順を例に説明します。 ) 1 2 111ページ「演奏を録音する」の手順1〜3の操作を行ないます。 録音し
下のように設定すると、下鍵盤とペダル鍵盤の演奏だけをパート録音できます。 NOTE 演奏中のレジストレーションの 変更やエクスプレッションペダ ルの操作も一緒に録音するため に、コントロールも「REC」に 設定しておくことをおすすめし ます。 3 4 画面の[ F](再生)ボタンを押し、砂時計の表示が消えたら演奏を開始します。 (下鍵盤とペダル鍵盤の)演奏が終了したら、画面の[ J](停止)ボタンを押し ます。 これで(下鍵盤とペダル鍵盤の)パート録音ができました。 次に、録音しなかった(上鍵盤)パートの録音を行ないます。 5 画面の[ I](録音)ボタンを押します。 7 上書きするかどうか確認を求めるメッセージが表示されます。[上書き]を選ぶと、 録音待機中の画面が表示されます。 6 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R 録音したいパートを選択します。 新たに録音したいパート(ここでは上鍵盤)を「REC」にします。また、手順2で録音 したパート(ここでは下鍵盤とペダル鍵盤)を「PLAY」にすると、さきほど録音した データが再生され、再生音を聞きながらほかの
パンチイン録音 録音したソングの一部だけを録音し直すことができます。パートを選択することによって、 特定のパートだけをパンチイン録音することもできます。 NOTE 休符と休符ではさまれたフレー ズごとに、パンチイン録音する 1 パンチイン録音したいソングを選びます。 ソングの選択については、107ページをご覧ください。 と便利です。 2 3 4 7 録音し直したい位置で、[K](一時停止)ボタンを押します。 ソングが一時停止状態になります。 [I](録音)ボタンを押します。 録音画面が表示され、録音待機状態になったことを示します。 5 録音をやり直したいパートを「REC」に設定し、それ以外のパートは「PLAY」 6 [F](再生)ボタンを押して録音を開始します。変更したい部分だけを演奏し 7 録音し直したい部分の演奏が終わったら、速やかに[J](停止)ボタンを押して に設定します。 ます。 録音を終了します。 ( ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R [F](再生)ボタンを押して、ソングを再生します。 ) 6 ソングに名前をつける NOT
3 4 画面の[名前変更]ボタンを押します。 以下の文字入力画面が表示されます。 [ E][F]ボタンまたはデータコントロールダイアルを使って、文字を入力し たい位置にカーソルを移動します。 カーソル DATA CONTROL または 7 5 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R 文字種選択のボタンで、入力したい文字種を選びます。 NOTE 言語設定(17ページ)を 「ENGLISH」(英語)にしている 場合、ひらがなやカタカナは入 力できません。 ( ) 6 入力したい文字を押します。 最大で25文字(半角文字の場合は50文字)まで入力することができます。文字種を 「かな漢」にしているときは、漢字変換もできます。漢字変換については次のページ NOTE XGソングのソング名は最大で 全角23文字です。 をご覧ください。 7 名前を決めたら[OK]ボタンを押して名前を確定します。 文字入力画面が閉じ、ツールページの表示に戻ります。 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 115
入力した文字を削除するには: 1 削除したい文字にカーソルを移動します。 カーソル DATA CONTROL または 2 画面右下の[削除]ボタンを押します。 カーソルの位置にある文字が一文字だけ削除されます。 漢字変換をするには: 7 1 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R 入力した文字列が反転表示されているときに[漢字変換]ボタンを押します。 反転表示の範囲が漢字に変換されます。候補の漢字が出てこない場合は、[漢字変換] ボタンを何度か押すと、次の候補が表示されます。 ・文節(反転表示の範囲)を変えたいときは、[E ][F]ボタンまたはデータコント ロールダイアルを使います。 ・反転表示の文字をすべて一度に消したいときは、[キャンセル]ボタンを押します。 ( 2 [OK]ボタンを押すか、次の文字を入力すると、漢字が確定します。漢字に変換 された文字列をひらがなに戻したいときは、[削除]ボタンを押します。 ) NOTE ソングの表示順序は、記号→数 字→アルファベット→カナ/かな →漢字/その他の記号の順に並び ます。 ただし、先頭1文字目の半
7 レジストレーションを保存する 演奏データを録音せずに、レジストレーションなどのデータだけを記録することもできま す。ここで記録されるデータは、レジストレーションメモリーの設定やレジストレーショ ンシフトだけでなく、ユーザーリズムや、リズムシーケンスデータ、そしてユーザーボイ スやVAカスタムボイスも含まれます。 1 記録したいデータを設定し、記録させたいソングを選択します。 何も記録されていないソングを選びます。ソングの選択については、107ページを ご覧ください。 2 3 ソングページの[レジスト編集]ボタンを押します。 レジスト編集画面が表示されます。 [保存]ボタンを押します。 レジストレーションデータの保存中であることを示すメッセージが、画面上に表示 されます。メッセージが消えたあと、[閉じる]ボタンを押すと、レジストレーション が保存されたソングに、「SONG̲XXX」というソング名が表示されます(XXXには 7 数字が入ります)。 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R 1つのソングに複数のレジストレーションを保存する 関連ページ 1曲で16種類
3 4 表示されているレジストレーションの一番下にある、空白のボタンを押します。 [保存]ボタンを押します。 あらかじめ保存されていたレジストレーションの下に、新しくレジストレーション が追加されます。 ソングを再生したときには、ここで一番上に表示されているレジストレーションが 読み込まれることになります。順番を入れ替えたい場合は、119ページ「ネクスト レジスト機能の設定」をご覧ください。 7 レジストレーションだけを入れ替える ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R 演奏データを変えることなく、録音されている曲のレジストレーションだけを変えること もできます。 1 演奏データの入っているソングを選択します。 ソングの選択については、107ページをご覧ください。 ( ) 2 ソングページの[レジスト編集]ボタンを押します。 レジスト編集画面が表示されます。画面内にはソングに保存されているレジスト レーションが表示されます。 3 4 上書きしたいレジストレーションのボタンを押します。 [保存]ボタンを押します。 「上書きしますか?」と確認を求めるメッセ
ネクストレジスト機能の設定 16以上のレジストレーションを使用する曲を演奏する場合は、1つのソング内に複数の レジストレーションデータを保存しておき、それらをつぎつぎに呼び出して再生できます。 これをネクストレジスト機能といいます。 M1 M16 REG_001 M1 M16 REG_002 ネクストレジスト機能を使うには、以下のどちらかの設定をしておく必要があります。 NOTE ● レジストレーションシフトの設定をユーザーモードにして、シフトエンドにネク ネクストレジストを使用すると、 ストレジストを選びます。詳しくは92ページをご覧ください。 ユーザーボイスやVAカスタムボ イスを読み込むときに、発音し ● レジストレーションシーケンスにネクストレジストを入力します。詳しくは ない時間が生じることがありま 187ページをご覧ください。 1 す。 1曲で使用したい複数のレジストレーションを、1つのソングに保存します。 NOTE レジストレーションの保存については、117ページの「1つのソングに複数のレジ リズム再生中にネクストレジス ストレーションを保存する」をご覧く
4 1 5 6 7 2 3 1 レジストレーションリスト 編集したいレジストレーションを選びます。選ばれたレジストレーションはオレンジ色に なります。5つ以上のレジストレーションが保存されている場合は、上下のスクロールボタ ン で表示をスクロールできます。 2 移動 選ばれているレジストレーションを、1つずつ上または下に移動します。 3 読み込むデータ 7 選ばれているレジストレーションをパネル上に呼び出すときに、呼び出したいデータだけ をオンにします。121ページをご覧ください。 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R 4 読み込み 選ばれているレジストレーションをパネル上に呼び出します。呼び出したあとでレジスト レーションメモリーのナンバーボタンを押すと、各ボタンに記憶されている設定が読み込 まれます。 5 保存 ( 現在パネル上に呼び出されているレジストレーションを保存します。現在レジストレー ションリスト(1)で選択されているレジストレーションに保存されます。 ) 6 コピー 画面上で選ばれているレジストレーションをコピーします。コピーされたレジスト
8 レジストレーションなどのデータを読み込む ソングに記録されたレジストレーションなどのデータは、簡単にエレクトーンに読み込む ことができます。また、レジストレーションに含まれている以下の5つの情報を、個別に読 み込むこともできます。 ・レジスト:レジストレーション(レジストレーションメモリーに保存されている情報) ・ユーザーボイス:ユーザーボイス、VAカスタムボイス ・K.B.P.
NOTE リズムの再生中にレジストレー 5 [読み込み]ボタンを押します。 「読み込みますか?」というメッセージが表示されます。[読み込み]ボタンを押すと、 ションを読み込むと、シーケン 手順4で選んだデータが読み込まれます。 スデータやユーザーリズムは読 [キャンセル]ボタンを押すと、データを読み込まずに手順4の画面に戻ります。 み込まれません。 6 画面右上の[閉じる]ボタンを押して、レジスト編集画面を閉じます。 プロテクトソングの選択中は、読み込むデータのボタンが使用できない場合があります (ボタンがグレーアウトされて、選べなくなります)。これは、プロテクトソングの著作 権を保護するためです。たとえば、プロテクトソングの一部分だけを別のソングに読み 込んで別のソングとして保存することはできません。 プロテクトソングについて 市販のソングデータの中には、誤消去防止、または著作権保護のため、上書きやコピー ができないようにプロテクトがかけられているものがあります。このようなソングデー タのことを「プロテクトソング」といいます。プロテクトソングは、動作確認済みのID 付きUSBフラッシュ
プロテクトソングの詳細表示 ELS-01/01C/01X用の市販データについて、作曲者や編曲者などの情報を、エレク トーンの画面上で確認できます。この機能を使うときは、言語設定を[日本語]にしてお 関連ページ 画面に表示させる言語を選ぶ (17ページ) いてください。 NOTE 1 MDR画面で、情報を確認したいプロテクトソングを選びます。 プロテクトオリジナルソングを選んでください。プロテクト編集ソングを選んだ 場合は、情報は表示されません。ソングの選択については107ページをご覧く EL-900などの市販データをEL →ELS変換したソングについて は、情報は表示されません。 ださい。 2 ツールページの[情報]ボタンを押します。 画面上に曲名や作曲者名などの情報が表示されます。表示される内容は、ソング によって異なります。[次へ]ボタンを押すと、さらに情報を見ることができます。 7 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R 3 [OK]ボタンを押して、情報表示を閉じます。 ( ) ELS-01/01C/01X 取扱説明書 123
9 ソングを再生する MDRでは、エレクトーンで録音したソングだけでなく、市販のXGソングデータや、コン ピューターを使って作ったMIDIデータも再生することができます。 1 2 再生させたいソングを選択します。 ソングの選択については107ページをご覧ください。 画面の[F](再生)ボタンを押してレジストレーションのデータを読み込みます。 画面上に砂時計が表示され、そのソングのレジストレーションデータを読み込んで いることを示します。 1つのソングに複数のレジストレーションを保存した場合は、レジスト編集画面で 関連ページ 一番上に設定されたレジストレーションが読み込まれます。 ネクストレジスト機能の設定 (119ページ) 演奏データの入っていないソングの場合、レジストレーションの読み込みが終了す ると、ソング画面に戻ります。 3 レジストレーションデータの読み込みが終了すると、再生が自動的に始まりま す。画面上には、時間の経過を表す数字が表示されます。 通常は、ソングに録音してあるすべてのパートが再生されますが、特定のパートだ 関連ページ 7 けを再生したり、ミュートしたりすることも
特定のパートだけを再生する MDRでは、演奏データの特定のパートだけを再生することもできます。特定のパートの練 習をする場合などに便利です。 特定のパートだけを再生するには: ソングの再生中や演奏設定画面で、画面の各パートボタンを押して、再生したいパートを 「PLAY」 、再生したくないパートを「OFF」に設定します。各パートボタンを押すたびに、 関連ページ ソングの演奏設定(108ページ) そのパートのPLAY/OFFが切り替わります。[パート保存]ボタンを押すと、各パートの再 生状態を保存できます。 7 XGソングデータで特定のパートだけを再生するには: 関連ページ XGソングデータの再生中に、パート[XG]ボタンを押します。 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R XG変換機能(135ページ) 下のXGパート設定画面が表示されます。 ( ) チャンネルボタン([CH1]など)を押して、各チャンネルの再生/ミュートを切り替えます。 ボタンを押すたびに、PLAY/OFFが切り替わります。再生したいパートを「PLAY」に、 再生したくないパートを「OFF」に設
早送り/巻戻し/一時停止 再生中に、早送りや巻戻し、一時停止などができます。 早送り/巻戻しをするには: 画面上の[ H](早送り)または[G](巻戻し)ボタンを押したままにします。再生は中断され、 画面の時間表示も、早送り/巻戻しに従って変化します。 ボタンを押さえるのをやめても、再生は中断されたままです。早送り/巻戻しをしたところか ら再生をスタートするには、[ F](再生)ボタンまたは[カスタムプレイ]ボタンを押してくだ さい。 一時停止するには: 再生中に、画面上の[ K](一時停止)ボタンを押すと、ソングを一時停止します。 [ F](再生)または[カスタムプレイ]ボタンを押すと、一時停止したところから再生がスター トします。 再生テンポを変更する メディアに録音されているデータを再生する場合には、パネル上のテンポダイアルではテ 7 ンポ変更できません。ソングの再生テンポは、MDR画面で変更します。ソングの再生中で も停止中でも、テンポを変更できます。 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R テンポを変更するには: 画面のテンポ ボタンやデータコントロールダ
変更したテンポをもとに戻すには: 一度変更したテンポをもとの状態(100%)に戻すには、テンポ表示の下にあるテンポ [リセット]ボタンを押します。 リピート再生する 特定の曲だけを繰り返し再生したり、同じフォルダーに録音されている全部の曲を繰り返 し再生することができます。 1 7 リピート再生したいソングを選択します。 フォルダー内の全曲をリピート再生したい場合は、1曲目に再生したい曲を選択し ます。ソングの選択については107ページをご覧ください。 2 3 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R 画面右上の[ソング]ボタンを押して、ソングページを表示させます。 画面上の ボタンを押します。 演奏設定画面が表示されます。 ( ) ELS-01/01C/01X 取扱説明書 127
4 リピートボタンを押して、リピート再生の方法を選択します。 ボタンを押すたびにリピート再生の方法が変わります。 リピートボタン (シングル) 現在選ばれている曲を繰り返し再生します。 (すべて) 現在選ばれているフォルダー内のすべての曲を、順番に繰り返し再生します。 (ランダム) 現在選ばれているフォルダー内のすべての曲を、任意の順番で繰り返し再生します。 7 (停止) リピート再生しません。 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R 5 6 ( ) 128 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 画面右上の ボタンを押して、画面を閉じます。 [F](再生)ボタンを押すと、上で選んだ方法でリピート再生がスタートします。
10 譜面を表示する メディアに録音されている演奏データの譜面を表示することができます。また、表示する 譜面サイズや内容を変更することもできます。ソングを再生すると、演奏箇所に合わせて カーソルが移動し、自動的に譜めくりされます。 1 2 演奏データの入っているソングを選択します。 ソングの選択については、107ページをご覧ください。 画面の[譜面]ボタンを押します。 現在選択されているソングの譜面が表示されます。 7 3 画面の[F](再生)ボタンを押してソングを再生します。 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R NOTE 演奏箇所に合わせてカーソルが移動し、自動的に譜めくりされます。 一部の譜面表示の許諾があるも のを除き、プロテクトソングで 画面の[ I](録音)ボタンを押して譜面を表示したまま録音することもできます。 は譜面が表示されません 画面の[サイズ変更]ボタンを押して譜面サイズを変更することもできます。[サイズ NOTE 変更した譜面サイズはレジスト ただし、録音中は譜面サイズを変更できません。 レーションメモリーに記録して (
譜面の表示内容や設定を変更する 譜面に表示する内容を選んだり、表示/非表示を切り替えたりできます。また、左フットス イッチに譜めくりの機能を割り当てることができます。 NOTE ソングの録音中は譜面設定を変 更することができません。[設定] ボタンは押せなくなります。 NOTE 7 譜面表示についての設定はレジ 1 2 3 ストレーションメモリーに記録 画面の[設定]ボタンを押します。 譜面設定画面が表示されます。 譜面に表示する内容を変更します。 [ON]または[OFF]ボタンで各パートの表示/非表示を選べます。ただし、上鍵盤、 下鍵盤、ペダル鍵盤のうち、少なくともひとつが自動的に[ON]になります。 しておくことはできません。 ただし、ページめくり(左フット ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R 譜面を表示します。 音名は、 [OFF] 、[A, B, C]、 [固定ド]、 [移動ド]から選べます。 スイッチ)のオン/オフはすべて のレジストレーションナンバー 共通のレジストレーションデー CH設定は、上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤に割り当てるチャン
11 その他の機能(ツール)を使う ソングをコピーしたり削除したり、あるいはソングの容量を確認したりなどさまざまな機 能があります。MDR画面のツールページで設定します。 ソングコピー 1つのソングをコピーしたり、ソングが入ったフォルダーごとコピーしたりする機能です。 NOTE 同じメディア内でも、異なったメディア間でもコピーできます(EL-900などのELシリーズ コピー先に120曲のXGソング のソングは1曲ごとにはコピーできません) 。 が存在している場合、XGソング メディアの容量が足りない場合はコピーできませんのであらかじめご確認ください。 ピー先にフォルダーが120個存 はコピーできません。またコ 在している場合、フォルダーは コピーできません。 プロテクトソングの移動 NOTE プロテクトソングは、同一フォルダー内ではコピーできますが、別のメディアや別の フォルダーにはコピーできません。コピー先として別のメディアやフォルダーを指定す ると「移動します。」というメッセージが表示され、[移動]ボタンを押すと、プロテク コピー先がルートの場合は、ソ ング名やパス名が長いと、フ
3 4 画面の[コピー ]ボタンを押します。 コピー先選択画面が表示されます。 (必要に応じて)コピー先を変更します。 コピー先の変更については107ページをご覧ください。 注意 コピー中(またはプロテクトソン グの移動中)は、絶対に電源を 切ったり、メディアを抜いたり しないでください。データが失 われるおそれがあります。 7 5 [実行]ボタンを押してコピーを実行します。[キャンセル]または[閉じる]ボタン を押すと、コピーせずにもとの画面に戻ります。 コピー先のフォルダー /ソング名は、もとのフォルダー /ソング名と同じになりま す。コピー先に、もとのフォルダー /ソングと同名のフォルダー /ソングがある場 合、たとえば元のソング名が 「コピー元フォルダー /ソング名̲XXX」 の場合、「コ NOTE ピー元フォルダー /ソング名̲YYY (YYYには数字が入ります)」というフォルダー / フォルダーをコピーする場合、 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R コピー時間の目安が表示されま ソング名になります。フォルダー /ソング名を変更したい場合は、
3 4 「MEMORY」を選びます。 [実行]ボタンを押します。 コピーしたいソングが、エレクトーンの内部メモリーにコピーされます。画面には コピーを中止したい場合は、 「コピー元のメディアを抜いてください」というメッセージが表示されます。 5 [キャンセル]ボタンを押します。 コピー元のメディアを抜きます。 コピー元のメディアを抜くと、画面には「コピー先のメディアを挿入してください」 と表示されます。 6 7 8 NOTE 注意 プロテクトソングの移動中(手順 4〜8)は、絶対に電源を切らない でください。データが失われる おそれがあります。 コピー先のメディアを挿入口に差し込みます。 7 ソングのコピー先を指定します。 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R コピー先の指定については107ページをご覧ください。 コピー先の指定が終わったら、[実行]ボタンを押してソングコピーを実行しま す。[キャンセル]または[閉じる]ボタンを押すと、コピーせずにもとの画面に戻 NOTE プロテクトソングの移動中に ります。 [キャンセル]を選ぶと、「移動
ソングの削除 ソング内のデータを削除します。レジストレーションデータだけ、演奏データだけを削除 したり、ソング自体を削除したりできます。ここで説明する方法は、ELS-01/01C/01X で作成したレジストレーションデータや演奏データ、XGソングの削除です(EL-900などの ELシリーズのソングは、削除できません)。 1 2 3 削除したいデータの入っているソングを選択します。 ソングの選択については107ページをご覧ください。 画面右上の[ツール]ボタンを押して、ツールページを表示させます。 画面の[削除]ボタンを押します。 「削除しますか?」というメッセージが表示されます。 削除したいソングのソング名が画面に表示されていることを確認します。削除する ソングを変更したい場合は、[キャンセル]ボタンを押して、ソングを選び直します。 4 削除したいデータ(レジストレーション、ソング)のボタンを押すと、選択した データが削除されます。 7 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R ・ 全体削除:ソング全体を削除します。 ・ レジストのみ削除:ソング内のレジストレーションデ
XG変換機能 XG変換機能は、ELS-01/01C/01Xで演奏したデータ(録音したソング)を、XG機器など で再生できるように変換する機能です。ただし、XGソングに変換した場合、音がもとの データと異なって聞こえることがあります。 変換する場合は、メディアの空き容量が十分あることをあらかじめご確認ください。プロ テクトソングはXG変換できません。 1 2 3 XG変換したいソングを選択します。 ソングの選択については107ページをご覧ください。 画面右上の[ツール]ボタンを押して、ツールページを表示させます。 [変換]ボタンを押します。 「どの変換を行いますか?」というメッセージが表示されます。 7 4 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R [XG変換]ボタンを押します。 下の変換先選択画面が表示されます。 ( ) 5 6 (必要に応じて)XG変換後のソングの保存先を変更します。 保存先の変更については107ページをご覧ください。 NOTE [変換実行]ボタンを押します。 画面に「変換後のデータを確認しています・・・」というメッセージが表示され、 変換後
ELS→EL変換機能 関連ページ プロテクトソングについて(122 ページ) フロッピーディスクドライブ UD-FD01の取り付け (243ページ) このエレクトーン用のソングを、EL-900などのELシリーズのエレクトーンで使用できる データに変換して、フロッピーディスクなどのメディアに保存します。ただし、市販の データやインターネットから購入したソングデータなどのプロテクトソングは、EL変換は できません。 フロッピーディスクに保存する場合は、あらかじめ別売のフロッピーディスクドライブ NOTE (UD-FD01など)を取り付けておく必要があります。 ユーザーボイス、ユーザーリズ ム、およびキーボードパーカッ ションのアサインとセットアッ プは、ELS→EL変換できません。 1 2 ELシリーズの形式に変換したいソングを選びます。 ソングの選択については107ページをご覧ください。 ツールページで[変換]ボタンを押します。 「どの変換を行いますか?」というメッセージが表示されます。 7 ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R NOTE ソング名に、ELシリーズ
EL→ELS変換機能 関連ページ フロッピーディスクに入っているEL-900などのELシリーズ用のソングを、このエレク トーンで使用できるデータに変換して、USBフラッシュメモリーに保存します。あらかじ フロッピーディスクドライブ UD-FD01の取り付け (243ページ) め、別売のフロッピーディスクドライブ(UD-FD01など)を取り付けておく必要がありま NOTE す。市販の楽譜に付属しているELシリーズ用のデータを、ELS-01/01C/01X用に変換す ることもできます。ただし、音やテンポなどがもとのデータと異なったり、ネクストソン グがうまく変換されない場合があります。 市販のデータをEL→ELS変換す る場合は、フロッピーディスク のライトプロテクトタブをオフ 市販のデータは、1つのソングにつき1度だけELS変換できます。変換したあとも、フロッ (記録可能な状態)にしてくださ い。 ピーディスクはそのまま使用できます。 NOTE 1 フロッピーディスクを挿入口に差し込み、ELS変換をしたいソングを選びます。 市販のデータをEL→ELS変換す ソングの選択については10
ソング容量/メディアの残量の確認 ツールページで[情報]ボタンを押すと、メディアが選択されているときは空き容量(残量) を、ソングが選択されているときは容量や曲名、作曲者名などを表示します。表示される 内容は、ソングによって異なります。 7 ( ミ ュ ー ジ ッ ク デ ー タ レ コ ー ダ ー M D R ) 138 ELS-01/01C/01X 取扱説明書
8 ボイスエディット V O IC E ED I T エレクトーンに内蔵されているボイスの音色や音量を変更して、オリジナルのボイスをつくることができます。この機 能をボイスエディット機能といいます。 まずは「ボイスの構成」を読んで、エレクトーンに入っているさまざまな楽器音がどのようにつくられているかを理解 しましょう。ボイスの構成が理解できたら、次に「ボイスをエディットする」を読みながら実際のエディット作業に進 みましょう。 この章の内容 1 ボイスの構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 139 3 エディットしたボイスを保存する . . . . . . . . . . . . . . . 149 • AWM音色の構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 139 • VA音色の構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
VA音色の構成 VA音色は、生楽器の性質をシミュレートしてつくられています(VA音源)。 VA音色のボイスエディットでは、もとのボイスの音量や音質を変更したり、AWM音源で つくられたエレメントを加えたりして、オリジナルのボイスをつくることができます。 ELS-01C/01Xのリードボイス2に入っているボイスは、すべてVA音色です。それ以外の 音群は、すべてAWM音色です。 2 ボイスをエディットする エディットしたいボイスを選ぶ 1 エディットしたいボイスを鍵盤に呼び出します。 たとえば、アコーディオン1の音をエディットしたい場合は、いずれかの音群のボイ スボタン(またはユーザーボタン)でアコーディオン1を選んでおきます。 UPPER KEYBOARD VOICE 1 8 BRILLIANCE STRINGS BRASS WOODWIND TUTTI PAD SYNTH 1 PIANO ORGAN PERCUSSION GUITAR CHOIR WORLD 2 VOLUME BRILLIANT MAX MELLOW MIN ボ イ ス エ デ ィ ッ ト
2 [VOICE EDIT]ボタンを押しながら、パネル上のエディットしたいボイスボタン を押します。 [VOICE EDlT]ボタンを押すと、画面上に「エディットするボイスを選んでください !!」というメッセージが現れます。このメッセージが表示されている間に、ボイス ボタンを押します。 DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C. MDR UPPER KEYB FOOT SWITCH UTILITY INTERNET RHYTHM PROGRAM VOICE EDIT PATTERN SEQUENCE U.ORGAN FLUTES L.ORGAN ROTARY SP SPEED FLUTES STRINGS BRASS WOODWIND PIANO ORGAN PERCUSSION T G ボイスボタンを 押します 押しながら...
AWM音色のエディット AWM音色のエディットは、ボイスエディット画面のAWMページとLAYER (レイヤー ) ページで行ないます。AWMページは、ボイス全体の音質を調整するためのページで、 LAYERページは、ボイスを構成する各エレメントを細かくエディットするためのページ です。 AWMページ 1 2 3 4 1 エレメントオン/オフ AWM音源の4つのエレメントとVA音源を表しています。押すたびに、オンとオフ(消音)が 切り替わります(オフにしたエレメントはグレー表示になります)。AWM音色をエディット している場合、[VA]ボタンをオンにすることはできません。 8 2 ボイス/エレメント エディット中のエレメントが表示されます。上のイラストでは、AWM1にアコーディオン 1のエレメント1が、AWM2にアコーディオン1のエレメント2が入っていて、AWM3と ボ イ ス エ デ ィ ッ ト AWM4にはボイスが割り当てられていません。 別のボイスで使われているエレメントを呼び出して、現在エディットしているエレメント と差し替えることもできます。ボイス、エレメントのそれぞれのボタンを押すと
EQ (イコライザー ) EQ (イコライザー )は、音をいくつかの周波数帯域に分けて、各帯域のレベル(ゲイン) を上げ下げすることで、音質を補正します。もともとは、アンプやスピーカー、部屋の 特性に合わせて、音場環境を補正する(たとえば、低音が響きすぎる部屋では低い周波 数の音を小さくする)ためのものでしたが、イコライザーを使って積極的な音作りを行 なうこともできます。クラシックはより繊細に、ポップスはより明確に、ロックはより ダイナミックに、というように、曲の特長を引き出すのに欠かせないエフェクトです。 このエレクトーンのイコライザーは、ロー (低周波数)、ハイ(高周波数)の2つの帯域の 設定ができます。 LAYERページ 1 3 2 1 エレメント選択 8 エディットしたいエレメントを選択します。 2 エレメントオン/オフ ボ イ ス エ デ ィ ッ ト AWM音源の4つのエレメントとVA音源を表しています。押すたびに、オンとオフ(消音)が 切り替わります(オフにしたエレメントはグレー表示になります)。エディット中のエレメン トだけをオンにしておくと、エディット内容が確認しやすくなります
LAYERページ【1】 このボタンで画面を 切り替えます 1 2 3 1 レベル エレメントの出力レベルを設定します。 設定範囲:0〜127 2 ノートリミット エディット中のエレメントを発音させる音域を設定します。ここで設定した最低音(ロー ) と最高音(ハイ)の間でのみ発音します。最高音(ハイ)を最低音(ロー )より低く設定すること はできません。エレメントによっては、設定したとおりにノートリミットの効果がかから ないものもあります。 設定範囲:C−2〜G8 3 パン 8 ステレオ出力によるエレメントの左右の位置を設定します。 設定範囲:L64〜R63 ボ イ ス エ デ ィ ッ ト LAYERページ【2】 1 2 3 4 5 1 ノートシフト 現在選択しているエレメントのピッチを、半音単位で移調します。 設定範囲:−64〜+63 144 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 6
2 チューンファイン 現在選択しているエレメントのピッチを、微調整します。 設定範囲:−64〜+63 3 アタックレート 鍵盤を押さえたとき、0から最大の出力レベルに達するまでの速さを設定します。値が大き 関連ページ エンベロープパラメーター (148ページ) いほど、音の立ち上がりが速くなります。 設定範囲:0〜127 4 リリースレート 鍵盤から指をはなしたあと、出力レベルが0になるまでの速さを設定します。値が大きい ほど、音が消えるまでの時間が短くなります。 設定範囲:1〜127 5 カットオフフリケンシー フィルターのカットオフ周波数(フリケンシー )を設定します。 設定範囲:9600〜24000セント 6 レゾナンス カットオフ周波数付近の倍音(高調波)を強めて、クセのある音色にします。値を大きくする ほど、倍音が強調されます。エレメントによっては、効果のかかりにくいものがあります。 設定範囲:16〜140 フィルター (カットオフ周波数とレゾナンス) フィルターとは、ある特定の周波数帯だけを通過させて、ほかの周波数の信号を出力さ 8 せない機構です。このエレクトーンでは、低い周波数だけを
LAYERページ【3】 1 2 3 4 5 1 LFOウェーブ LFOから発振される出力波形(ウェーブ)を選択します。147ページをご覧ください。 2 LFOスピード LFOから発振される信号の速さを設定します。値が大きいほど、スピードが上がります。 設定範囲:2〜93 3 LFOピッチ LFOでピッチを周期的に変化させます。値が大きいほど、ピッチの変化幅が大きくなりま す。値を0にすると、ピッチは変化しません。 設定範囲:0〜400 8 4 LFOフィルター LFOでフィルターのカットオフ周波数(フリケンシー )を周期的に変化させます。値が大き ボ イ ス エ デ ィ ッ ト いほど、変化幅が大きくなります。値を0にすると、周波数は変化しません。 設定範囲:0〜4800セント 5 LFOアンプリチュード LFOで音量を周期的に変化させます。値が大きいほど、音量の変化幅が大きくなります。 値を0にすると、音量は変化しません。 設定範囲:0〜128 関連ページ ビブラート (45ページ) 上記1〜5のパラメーターをエディットしてつくったユーザーボイスは、ビブラートをプ リセットに設定して
LFO (ローフリケンシーオシレーター ) LFOは、低い周波数の信号を発生する発振器です。LFOから発振された低周波で、 ピッチをふるわせてビブラート効果をかけたり、音質をふるわせてワウワウ効果をかけ たり、音量を揺らしてトレモロ効果をかけたり、といった使い方ができます。 発振する信号の波形としては以下の5種類が用意されています。いろいろな波形で どんな効果が得られるか、試してみてください。 鋸歯波 (saw) 三角波 (tri) 矩形波 (squ) ランダム (rnd) 正弦波 (sine) VA音色のエディット(ELS-01C/01X) VA音色のエディットは、ボイスエディット画面VAページで行ないます。ELS-01ではVA ページは表示されません。 8 VAページ ボ イ ス エ デ ィ ッ ト 1 2 3 4 5 6 7 1 エレメントオン/オフ AWM音源の4つのエレメントとVA音源を表しています。押すたびに、オンとオフ(消音)が 切り替わります(オフにしたエレメントはグレー表示になります)。VA音色のエディットの 場合、AWM1〜AWM4にはエレメントが入っていま
3 アタックレート 鍵盤を押さえたとき、0から最大の出力レベルに達するまでの速さを設定します。 値を+(プラス)にすると音の立ち上がりが速くなり、−(マイナス)にすると音の立ち上がり が遅くなります。 設定範囲:−64〜+63 4 ディケイレート 最大の出力レベルから(鍵盤を押さえている間、鳴り続ける)一定のレベルに達するまでの速 さを設定します。 設定範囲:−64〜+63 5 リリースレート 鍵盤から指をはなしたあと、出力レベルが0になるまでの速さを設定します。値を+(プラ ス)にすると音が消えるまでの時間が短くなり、−(マイナス)にすると音が消えるまでの時 間が長くなります。 設定範囲:−64〜+63 6 EQロー 関連ページ EQ (イコライザー ) (143ページ) 音を構成する成分(周波数)のうち、低音部を強調したり(+)、抑えたり(−)します。 設定範囲:−64〜+63 7 EQハイ 音を構成する成分(周波数)のうち、高音部を強調したり(+)、抑えたり(−)します。 設定範囲:−64〜+63 8 ボ イ ス エ デ ィ ッ ト エンベロープパラメーター 個々の楽器によって、鍵盤を押さえたとき
3 エディットしたボイスを保存する ボイスエディットでつくったAWM音色は、ユーザーボイスとして16個まで保存できます。 また、VA音色は、VAカスタムボイスとして6個まで保存できます。 1 画面右上の[保存]ボタンを押して、保存ページを表示させます。 AWM音色とVA音色とで画面は異なります。 AWM音色の場合 2 VA音色の場合 画面上で、保存したいユーザーボイスナンバーまたはVAカスタムボイスナン バーを押します。 画面上に、保存してよいかどうか確認を求めるメッセージが表示されます。(前もっ て保存しておいたデータを間違って消したりしないようにするためです。) 3 8 (必要に応じて)[名前変更]ボタンを押して、保存するボイスに名前をつけます。 名前のつけ方は、ソング(MDR)の名前のつけ方と同じです(ただし、ボイスネームは ボ イ ス エ デ ィ ッ ト 最大で半角16文字までです)。114ページをご覧ください。 4 [保存]ボタンを押すと、「保存しました」というメッセージが一時的に表示され て、ユーザーボイスまたはVAカスタムボイスが保存されます。[キャンセル]ボ タンを押
4 ボイスエディットを終了する ボイスを保存したあとや、エディットを中止したいときなど、どのページからでも簡単に 終了できます。 1 パネル上の[VOICE EDIT]ボタンを押します。 エディットしたボイスがすでに保存されている場合は、そのままボイスエディット を終了します。エディットしたボイスがまだ保存されていない場合には、保存せず に終了してよいか確認を求めるメッセージが現れます。 2 [終了]ボタンを押すと、エディットしたボイスを保存せずにボイスエディットを 終了します。[キャンセル]ボタンを押すと、ボイスエディット画面に戻ります。 注意 ボイスエディットを終了すると、 画面の左上が数秒間、水色に点灯し、ボイスエディットの内容を 保存していることを示します。 点灯中は電源を切らないでください。 5 保存したボイスを呼び出す 8 保存したユーザーボイスは、各音群のユーザーボタンを使って呼び出します。第2章の 「ユーザーボタンでボイスを選ぶ」(31ページ)をご覧ください。 ボ イ ス エ デ ィ ッ ト UPPER KEYBOARD VOICE 1 BRILLIANCE STRIN
9 リズムプログラム RH YTH M P R O G RA M リズムプログラムには、高品位でバラエティー豊かな打楽器音色を駆使して、ユーザーリズムパターンをつくり出せる リズムパターンプログラムと、内蔵されているリズムやユーザーリズムを1小節ずつ自由に並べ替えて、自分自身の リズムシーケンスが楽しめるリズムシーケンスプログラムがあります。リズムシーケンスプログラムでは、レジスト レーションシーケンスの情報も組み込んで、自動的にレジストレーションとリズムを切り替えながら演奏することもで きます。 この章の内容 • 外部メディアからパターンを読み込む . . . . . . . . . . . . . 178 • キットリスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 179 1 リズムプログラムの概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 151 2 リズムパターンをつくる: リズムパターンプログラム . . 152 • リズムパターンプログラムを始める . . .
リズムパターンをつくる: 2 リズムパターンプログラム リズムパターンプログラムでは、下鍵盤と上鍵盤の各キーに割り当てられた打楽器音を 使って、オリジナルのリズムをつくることができます。つくったリズムパターンは、 48パターンまでユーザーリズムとして保存できます。 リズムパターンプログラムを始める リズムパターンプログラムでは、エレクトーンに内蔵されているリズムや、すでにつくっ てあるユーザーリズムをもとに、一部だけ変更して新しいリズムをつくる方法と、何も入 力されていない状態からひとつひとつの打楽器を入力して、オリジナルのリズムをつくり 上げていく方法とがあります。 既存のリズムをもとにしたリズムをつくる場合: 内蔵リズムやすでに作成してあるユーザーリズムの中に、これからつくりたいリズムパ ターンと似たものがある場合は、既存のリズムパターンをもとにしてプログラムを始める と便利です。 NOTE リズムを鳴らしているときに 1 2 もとになるリズムをパネルに呼び出します。 [PATTERN]ボタンを押しながら、パネル上のもとになるリズムボタンを押し ます。 [PATTERN]ボタンを押すと、画面上
既存のリズムをもとにせず、最初からプログラムを始める場合: [PATTERN]ボタンを押して、すぐに手を離します。この場合は、何も入力されていない状 態からオリジナルのリズムパターンをつくることになります。 ひとつのリズムは、リズムパターンのバリエーションとして15種類のセクション(イントロ1〜3、メインA〜D、 フィルインA〜D、ブレイク、エンディング1〜3)から構成されています。 リズムパターンプログラムでは、これらのセクション1つ1つについて、打楽器を入力したり消去したり、あるい は、ほかのリズムで使っているセクションをコピーして集めてきたり(アセンブリー )して、新しいユーザーリズム をつくります。 ケース1:既存のリズムから一部を変更して、ユーザーリズムをつくる 既存のリズム ユーザーリズム イントロ1 メインA フィルインA 2 B B 3 C C D D イントロ1を イントロ1' に変更 保存 エンディング1 2 フィルインA イントロ1' メインA 2 B B 3 C C D D エンディング1 ブレイク 2 3 ブレイク 3 変
入力するリズムの基本設定をする 設定ページで、拍子や小節数などの設定を行ないます。また、別のリズムで使っているセク ションをコピーしたり、ドラムやアカンパニメントの各パートを削除したりもできます。 1 2 画面上の[設定]ボタンを押して、設定ページを表示させます。 リズムの拍子を設定します。 表示されているボタンの中から拍子を選びます。 9 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム 既存のリズムをもとにしてプログラムを始める場合、現在入力されているリズムの 拍子とは異なる拍子が選ばれると、次のようなメッセージが現れます。 すべてのセクションのデータを消去してもよければ[消去]ボタンを選びます。メッ セージ画面が閉じ、すべてのデータが消去されて拍子が変更されます。 [キャンセル]ボタンを選ぶと、拍子を変更せずに、もとの画面に戻ります。 154 ELS-01/01C/01X 取扱説明書
3 リズムパターンを入力するセクションを選びます。 画面上でセクションのボタンを押すと、セクション選択画面が表示されます。選択 画面でセクションを選ぶと、自動的に選択画面が閉じます。 セクションを変更して、パネル上の[START]ボタンでリズムをスタートすると、選 んだリズムを確認できます。リズムを鳴らしながらセクションを変更することもで きます。アカンパニメントをオフにしたい場合は、170ページをご覧ください。 4 入力する小節数を選びます。 画面上で小節数のボタンを押して、表示される一覧の中から、リズムパターンの 長さ(小節数)を選びます。ただし、セクションにフィルインやブレイクを選んでいる 場合は、自動的に1小節に設定され、変更することはできません。 5 必要に応じて、メトロノームやアセンブリーなどの設定をします。 9 2 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム 3 1 1 メトロノーム メトロノームのオン/オフを設定します。メトロノームをオンにしてリズムをスタートさせ ると、拍にあわせてメトロノームが鳴ります。リアルタイム入力のときにオンにしておく と便利です。 関連ページ ステップ入力
2 アセンブリー ほかのリズムから現在プログラム中のリズムに、パートをコピーします。複数のリズムか らセクションを組み合わせてユーザーリズムを作成する場合に便利です。 [アセンブリー ]ボタンを押すと、以下の画面が表示されます。 コピー元のリズム、 セクション、パートを 選びます コピー先のセクション、 パートを選びます コピーを実行するときに押します どのリズム/セクションのどのパートをコピーするかを選択します。打楽器パートやアカンパ ニメントのうちの1パートだけをコピーしたり、すべてのパートをコピーしたりできます。 コピー元のリズム、セクション、パートを選択したあと、コピー先のセクションとパートを 選択してください。 コピー元とコピー先の設定ができたら、[実行]ボタンを押します。コピーが実行され、元の 画面に戻ります。 コピー元のリズムに現在作成中のリズムパターンを選択することもできます。 たとえばメインAをもとにしてメインBのリズムパターンをつくるときは、メインAの リズムパターンを入力したあと、メインBにコピーしてから編集すると便利です。 9 作成中のリズムパターンをコピー元として選ぶに
3 パート消去 現在入力されているリズムやアカンパニメントのパートを消去します。[パート消去]ボタン を押すと、以下の画面が表示されます。 表示されたパートの中から、消去したいパートを選びます。データの入っていないパートは 選択できません。[ALL]ボタンを選ぶとリズムとアカンパニメントのすべてが消去されます。 消去したいパートを選ぶと、「消去しますか?」というメッセージが表示されます。[消去] ボタンを押すと消去し、[キャンセル]ボタンを押すと消去せずにもとの画面に戻ります。 関連ページ アカンパニメント(65ページ) NOTE ベースを消去すると、A.B.C.
打楽器(リズム)を入力する−ステップ入力 NOTE リズムパターンプログラム中の リズムやアカンパニメントの ボリュームは、 パネル上のリズム のVOLUMEボタンで調節できま す。リズムパターンプログラムを 終了すると、 VOLUMEボタンは、 あらかじめ設定されていたリズム のボリューム値に戻ります。 入力ページで打楽器音を入力します。各音群のボイスのボリュームを下げて、鍵盤を弾い たときにリズムだけが鳴る状態にしておきましょう。 1 2 画面上の[入力]ボタンを押して、入力ページを表示させます。 パートのボタンで、打楽器を入力するパート(メインドラムまたはアドドラム) を選びます。 打楽器は、メインドラムまたはアドドラムのパートに入力します。通常は、主な打 楽器はメインドラムに入力し、タンバリンなどの装飾音をアドドラムに入力します。 3 入力したい打楽器のセット(キット)を、鍵盤に呼び出します。 キット名が表示されているボタンを押すと、選択できるキットの一覧が表示されま す。ドラムキットとSFXキットの2つのカテゴリーからキットを選択できます。 それぞれのキットについては、179ページの「キ
4 入力したい打楽器が割り当てられているキー (鍵)を押さえて、入力する打楽器 を選びます。 キーを押さえると、その打楽器名が画面に表示され、入力できる状態になります。 選んだキー 5 打楽器名 入力したいリズムに適したクオンタイズを設定します。 NOTE 164ページをご覧ください。 クオンタイズは、入力している途 中に変更することもできます。 6 ホイッスルなどの持続音を入力する場合は、ゲートタイム(音符の長さ)を設定 します。 ゲートタイムの設定が必要な打楽器は、179ページのキットリストでご確認くださ い。ゲートタイムの設定については、168ページをご覧ください。 7 アクセントボタンを押して、表示されているリズムクロックの位置に打楽器音 を入力します。リズムクロックの変更は、クオンタイズ[E][F]ボタンで行 9 ないます。 1 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム 2 3 1 リズムクロック表示ボックス リズムパターンの現在の位置を[小節:拍:クロック]で表示します。 表示の中ではクロックが一番細かく、1拍は480のクロックで構成されています。 関連ページ 設定ペー
2 アクセントボタン 入力したい音量のアクセントボタンを押すたびに、打楽器音が入力されていきます。[ppp] ボタンが一番小さい音、[fff]ボタンが一番大きい音で、8段階の音量で入力できます。入力 と同時に、リズムクロックの表示も、現在選択されているクオンタイズの長さ分だけ進行 します。[休符]ボタンを押したときには、音は出ずにリズムクロックの表示だけが進行しま す。休符を入力するときに使用します。 3 クオンタイズ[E][F] 1ステップずつリズムクロックの表示を前または次に進めます。ステップは、選択されてい るクオンタイズによって変わります。 8 手順4〜7の操作を繰り返して打楽器音を重ねていき、リズムを完成させます。 入力した音符を編集/消去する 入力を間違えた場合には、次の方法で入力した打楽器音の音量を変えたり、消去したりで きます。 入力した音符の音量を変えるには: 1 音量を変えたい音符を選択します。 9 1 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム 1 2 23 4 5 3 1 次の楽器 入力されている打楽器を、左にあるキーから順に検索します。このボタンを押すたびに、 入力
2 アクセント表示ボックス、またはアクセントボタンで、音量を変更します。 アクセント表示ボックスで音量を変更する方が、より細かい調整ができます。 1 2 1 アクセント表示ボックス アクセント表示ボックスを押すと、ボックスのまわりに青枠が表示されます。 この状態でデータコントロールダイアルを回すと、0〜127の範囲で、細かく音量を変更 できます。0に設定すると、音は鳴りません。 2 アクセントボタン ppp (ピアニッシッシモ)〜fff (フォルティッシッシモ)の8段階で、音量を変更できます。 変更したい音量のボタンを押すと、現在選択されている音符が、選択した音量に変わります。 入力した音符の位置を移動するには: 1 2 3 160ページの手順1に従って、移動したい音符を選択します。 9 リズムクロック表示ボックスを押します。 リズムクロック表示ボックスのまわりに青枠が表示されます。 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム データコントロールダイアルを回して、音符の位置をクロック単位で変更します。 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 161
入力した音符の長さを変えるには: スネアロールやホイッスルのような持続音については、ゲートタイムを変更することで、 音の鳴る長さを調節できます。169ページをご覧ください。 入力した音符を消去するには: 1 2 160ページの手順1に従って、消去したい音符を選択します。 消したい音を選んだ状態で、[休符]ボタンを押します。 入力されていた音が消去されて、休符に置き換わります。 また、特定の打楽器音をすべて消去したり、すべての打楽器の音を消去したりすることも できます。 特定の打楽器音をすべて消去するには: 1 9 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム 消去したい打楽器が割り当てられているキーを押します。 選んだキーと打楽器名が、画面に表示されます。 選んだキー 2 画面右下の[消去]ボタンを押します。 次のような表示が現れ、すべての打楽器音を消去するか、選ばれている打楽器音を 消去するかの確認を求めてきます。 162 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 打楽器名
3 [消去]を選びます。 「ピンポン」という音がして、選択した打楽器音が消去されたことを知らせます。 このほかに、以下の方法で特定の打楽器音を消去することもできます。 [消去]ボタンを押しながら、 消去したい打楽器音が割り当てられているキーを押します。 「ピンポン」という音がして、その打楽器音が消去されたことを知らせます。 すべての打楽器音を消去するには: 1 画面右下の[消去]ボタンを押します。 次のような表示が現れ、選ばれている打楽器音を消去するか、すべての打楽器音を 消去するかの確認を求めてきます。 2 [全てを消去]ボタンを選びます。 瞬間的にすべての打楽器音が消去されます。 9 また、入力する打楽器を間違えた場合などは、一度消去してから入力し直さなくても、以 下の方法で、すでに入力してある打楽器音をほかの打楽器音に置き換えることもできます。 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム ほかの打楽器音に置き換えるには: リズムをストップした状態で、以下の操作をします。 1 変えたい打楽器音が割り当てられているキーを押します。 選んだキーと打楽器名が、画面に表示されます。 選んだキー
クオンタイズについて ステップ入力で楽器音を入力する際の入力タイミング、あるいはリアルタイム入力で タイミングを補正する精度を、クオンタイズで設定します。9種類のクオンタイズ値が 選べます。 このボタンで 切り替えます 1 2 3 4 5 6 7 8 9 5 ステップ入力を行なう場合 選択したクオンタイズで、楽器音を入力することができます。入力ページのクロック表 示ボックスでは、クオンタイズに応じた数字が表示されます。 各クオンタイズで移動できるタイミング 1 2 240 3 120 4 60 6 320 7 160 8 9 80 9 40 クロック 0 120 240 360 480 (1拍) リ ズ ム プ ロ グ ラ ム フリー ( 5)に設定すると、1クロック (1/480拍)ずつタイミングが移動できます。 リアルタイム入力を行なう場合 クオンタイズを選択すると、入力の際に鍵盤を弾くタイミングが少し前後にずれても、 正しい位置に補正して入力します。ただし、クオンタイズをフリーに設定した場合は、 補正機能は働きません。クオンタイズの設定は
打楽器(リズム)を入力する−リアルタイム入力 すでに入力してあるリズムを鳴らしたり、メトロノームを鳴らしたりしながら、鍵盤を 弾いて打楽器音を入力します。弾いた音がそのままリズムとして入力されます。 1 2 158ページの手順1〜3に従って、入力するパートやキットを選びます。 入力したいリズムに適したクオンタイズを設定します。 設定されたクオンタイズによって、入力する音符のタイミングが自動的に補正され ます。164ページをご覧ください。 3 リズムの[START]ボタンを押します。 既存のリズムをもとにプログラムする場合はもちろん、何も入力されていない状態 から始める場合にも、リズムをスタートさせます。リズムをスタートさせることが、 リアルタイム入力をスタートすることになり、入力ページは下のようなリアルタイ ム入力の画面に自動的に切り替わります。 9 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム 4 リズム(またはメトロノーム)に合わせて、入力したい打楽器音が割り当てられ たキー (鍵)を弾いて打楽器を演奏します。 既存のリズムをもとにプログラムを始めた場合は、そのリズムに合わせながら入力 できます。何も入
入力を間違えたときには、リズムが鳴っている状態のままで、特定の打楽器音をすべて 消去できます。 特定の打楽器音を消去するには: [消去]ボタンを押しながら、消去したい打楽器音が割り当てられているキーを押します。 指定された打楽器音は、瞬間的にすべて消去されます。 音量や入力位置などを修正する場合は、リズムを停止した状態で操作します。160ページ の「入力した音符を編集/消去する」をご覧ください。 アカンパニメントを選ぶ/つくる(ロワーリズミック機能) 自分でつくったリズムに、既存のリズムのアカンパニメントをあわせて一緒に使用したり、 ロワーリズミック機能を使って、下鍵盤にオリジナルのバッキングパターンをつけたりで きます。 既存のリズムのアカンパニメントを選ぶには: 関連ページ リズムの基本設定をする (154ページ) 1 2 3 画面上の[設定]ボタンを押して設定ページを表示させます。 [アセンブリー ]ボタンを押します。 コピー先、コピー元を選ぶ画面が現れます。 コピー元の[リズム]ボタンや[セクション]ボタンで、使用したいアカンパニメン トのあるリズム、セクションを選択します。 9 リ
オリジナルのリズミックパターンをつくるには: リズミックパターンの場合も、リズムパターンと同じように、ステップ入力とリアルタイ ム入力のどちらかの方法で入力します。 1 2 画面上の[入力]ボタンを押して、入力ページを表示させます。 パートのボタンで、リズミックパターンを入力するパート(コード1または コード2)を選びます。 ロワーリズミックは、コード1またはコード2のパートに入力します。 既存のリズムからコピーしたデータが入っていた場合は、「消去してよろしいです か?」というメッセージが表示されます。消去してオリジナルのリズミックパター ンをつくる場合は[消去]ボタンを選びます。 3 リズミックパターンに使用する楽器音(ボイス)を選びます。 ボイス名が表示されているボタンを押すと、ボイスメニューが表示されます。ボイ スメニューの中から使用したいボイス名を選ぶと、一覧表示が閉じ、選んだボイス NOTE ここで選べるボイスは、各音群で 選べるボイスとは異なります。 が上鍵盤と下鍵盤に呼び出されます。 9 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム ボイスは、リズミックパターンを入力したあとでも、この方法
4 入力したいリズミックパターンに適したクオンタイズを設定します。 5 ゲートタイムを設定します。 164ページをご覧ください。 ゲートタイムの ボタンで操作するか、ゲートタイムが青枠で囲まれて いる状態でデータコントロールダイアルを操作することで、ゲートタイムを設定し ます。 ボタンを使うと、大まかに値を変更できます。データコントロー ルダイアルを回すと、値をひとつずつ増減できます。 DATA CONTROL ゲートタイムというのは、音符が実際に発音する長さです。たとえば、ひとくちに4分 音符といっても、スタッカートで弾くこともあれば、テヌートで弾く場合もあります。 そのような「実際に音符を弾く長さ」がゲートタイムです。 1拍は480クロックで構成されているので、4分音符をテヌートで入力する場合は450 〜470程度に、スタッカートで入力する場合は240前後に設定するとよいでしょう。 9 6 リズミックパターンを入力します。 リズムパターンとまったく同じ方法で入力できます。ただし、リズミックパターン の入力時は、鍵盤のどのキーを押してもCの和音(ドミソ)が鳴ります。ステップ入力
ゲートタイムを変更するには: 1 2 3 160ページの手順1に従って、ゲートタイムを変更する音符を選びます。 ゲートタイム表示ボックスを押します。 ゲートタイム表示ボックスのまわりに青枠が表示されます。 データコントロールダイアルを回して、ゲートタイムを変更します。 コード1、コード2以外のアカンパニメントを変更する リズムパターンプログラムでは、打楽器パート(メインドラムとアドドラム)、リズミック パート(コード1とコード2)は作成できますが、その他のアカンパニメントのパート (パッド、フレーズ1、フレーズ2)は作成できません。 しかし、パッド、フレーズ1、フレーズ2に関しても、既存のリズムで使われているものを 9 コピーしてそのまま使うだけでなく、音色(ボイス)を変更することができます。 ボイス/エフェクトページでボイスを変更できます。 1 2 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム [ボイス/エフェクト]ボタンを押してボイス/エフェクトページを表示させます。 [ボイス]ボタンを押します。 下の画面が表示されます。 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 169
3 画面に表示されているボタンのうち、ボイスを変更したいパートのボタンを押 します。 ボイスメニューが表示されます。 NOTE ここで選べるボイスは、各音群で 4 ボイスメニューの中から、使用したいボイスを選びます。 ボイスメニューが自動的に閉じ、もとの画面に戻ります。 選べるボイスとは異なります。 上の手順で好きなボイスを選び、各パートのボリュームやパン、エフェクトを調節す ることで、自分のイメージに近いアカンパニメントを作成することができます。 ボリューム/パンを設定する ボリュームやパンは、ボイス/エフェクトページで設定します。 ボリューム画面 9 1 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム 2 1 オン/オフ 各パートのオン/オフを設定します。オフ(OFF)にしたパートはミュート(消音)されます。 2 ボリュームスライダー 各パートのボリュームを設定します。 設定範囲:0〜127 170 ELS-01/01C/01X 取扱説明書
パン画面 各パートのパン(ステレオ出力の左右の位置)を設定します。 設定範囲:L64〜R63 エフェクトをかける リバーブ、コーラス、バリエーションの3種類のエフェクトをかけることができます。 リバーブは音が響き渡るような効果で広がりや奥行き感を与え、コーラスは複数の音が同 時になっているような効果で音に厚みを持たせます。バリエーションは、さまざまな エフェクトの中から好きなものを選んで使用できます。ボイス/エフェクトページで設定し ます。 リバーブ画面 9 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム 各パートのリバーブ量を設定します。 設定範囲:0〜127 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 171
コーラス画面 1 2 1 コーラスタイプ コーラスエフェクトの種類を選びます。コーラスタイプの表示されているボタンを押すと、 コーラスタイプ一覧が表示されます。 一覧の中から使用したいコーラスエフェクトを選ぶと、一覧表示は自動的に閉じます。 2 コーラススライダー 各パートにコーラスエフェクトをかける量を設定します。 9 設定範囲:0〜127 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム 172 ELS-01/01C/01X 取扱説明書
バリエーション画面 1 2 3 1 バリエーションエフェクトカテゴリー バリエーションエフェクトとして使用したいエフェクトのカテゴリーを選びます。エフェ 関連ページ エフェクトリスト(54ページ) クト名の表示されているボタンを押すと、エフェクトカテゴリー一覧が表示されます。 一覧の中から使用したいバリエーションエフェクトを選ぶと、一覧表示は自動的に閉じます。 ここで選んだエフェクトに応じて、バリエーションタイプ(2)は自動的に変更されます。 2 バリエーションタイプ 9 バリエーションエフェクトのタイプを選びます。タイプ名の表示されているボタンを押す と、エフェクトタイプ一覧が表示されます。 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム LCD 一覧の中から使用したいエフェクトタイプを選ぶと、一覧表示は自動的に閉じます。 3 バリエーションスライダー 各パートにバリエーションエフェクトをかける量を設定します。 設定範囲:0〜127 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 173
各打楽器の細かい設定をする それぞれの打楽器音について、チューニングを変更したり、打楽器ごとのパンやボリュー ムを変更したりできます。 1 2 3 画面上の[ドラムセットアップ]ボタンを押して、ドラムセットアップページを 表示させます。 設定を変更したい打楽器パート(メインドラムまたはアドドラム)を選びます。 設定を変更したい打楽器音が割り当てられているキーを押します。 画面に打楽器名が表示され、その打楽器の設定を変更できることを示します。 9 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム 4 設定を変更します。 パン、ボリューム、リバーブ、ピッチを変更できます。 1 2 3 174 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 4 5 6
1 キット名 選択しているパートで使用しているキット名を表示します。キット名のボタンを押して表 示される一覧で、キットを変更することもできます。キットを変更した場合は、すでに入 関連ページ キットリスト(179ページ) 力されている打楽器音は、新しく選んだキットの音に置き換わります。 2 パン 現在選ばれている打楽器の、ステレオ出力による位置を設定します。 設定範囲:L63〜R63 3 ボリューム 現在選ばれている打楽器のボリュームを設定します。 設定範囲:0〜127 4 リバーブ 現在選ばれている打楽器のリバーブの量を設定します。 設定範囲:0〜127 5 ピッチコース 現在選ばれている打楽器のピッチを、100セント単位で設定します。 設定範囲:−64〜+63 6 ピッチファイン 現在選ばれている打楽器のピッチを、1セント単位で設定します。ピッチコース(5)よりも 細かく設定できます。 設定範囲:−64〜+63 リズムパターンを保存する 作成したリズムパターンを、ユーザーリズムとして48種類まで保存できます。 1 9 必要に応じて、保存するデータの内容を確認します。 リ ズ ム プ ロ グ ラ
2 3 画面右上の[保存]ボタンを押して、保存ページを表示させます。 保存ページを表示させると、リズムは自動的に止まります。 保存したいユーザーリズムナンバーを押します。 画面上に以下のメッセージが表示され、保存してよいかどうか確認を求めてきます。 LCD 4 [保存]ボタンを押すと、 「保存しました!!」というメッセージが一時的に表示さ れて、リズムパターンが保存されます。[キャンセル]ボタンを押すと、保存し ないで前の画面に戻ります。 画面の右上に、パターンを保存するメモリーの残量が、パーセントで表示されています。 リズムパターンを保存 するメモリー残量 [保存]ボタンを押したときに「データがいっぱいです!!」というメッセージが表 関連ページ 9 保存するリズムパターンの確認 (175ページ) パート消去(157ページ) リ ズ ム プ ロ グ ラ ム 示された場合は、メモリー残量が足りず、パターンを保存できていません。 このような場合は、15種類のセクションすべてのデータを確認し、不要なデータ や必要度の低い打楽器音のデータを消去してから、もう一度試みてください。 また、メモリー残
リズムパターンプログラムを終了する どのページでも、リズムパターンプログラムを終了できます。 1 パネル上の[PATTERN]ボタンを押します。 リズムが鳴っているときに[PATTERN]ボタンを押した場合、リズムは自動的に止 まります。 つくったリズムパターンがすでに保存されている場合は、そのままリズムパターン プログラムを終了します。 リズムパターンがまだ保存されていない場合には、保存せずに終了してよいか確認 を求めるメッセージが現れます。 2 [終了]ボタンを押すと、作成中のリズムパターンを保存せずにリズムパターン プログラムを終了します。[キャンセル]ボタンを押すと、終了せずに前の画面 に戻ります。 注意 リズムパターンプログラムを終了すると、画面の左上が数秒間、水色に点灯し、エディット内容を 保存していることを示します。点灯中は電源を切らないでください。 保存したユーザーリズムを呼び出す リズムパターンプログラムでつくったユーザーリズムは、リズムセクションのユーザーボ タンで呼び出すことができます。第5章の「ユーザーボタンでリズムを選ぶ」(62ページ) をご覧ください。 RHYTHM
外部メディアからパターンを読み込む USBフラッシュメモリーやフロッピーディスクなどの外部メディアに保存されたパターン を読み込んで、ユーザーリズムとして保存して使用できます。エレクトーン用のデータだ けでなく、ほかの楽器でつくったパターンファイルも読み込むことができます。 1 2 3 4 読み込みたいパターン(パターンファイル)が入ったメディアを、挿入口に差し込み ます。 パネル上の[PATTERN]ボタンを押します。 画面右上の[ファイル]ボタンを押して、ファイルページを表示させます。 リズム再生中にファイルページを表示させると、リズムは自動的に止まります。 [選択]ボタンを押して、読み込みたいパターンファイルを選択します。 ファイルの選び方は、MDR機能のフォルダー選択と同じです。102ページ「メディ アが見つからないときは」をご覧ください。 9 5 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム [読み込み]ボタンを押して、パターンを楽器に読み込みます。 これで、外部メディアのパターンが、リズムパターンプログラム画面に読み込まれました。 読み込んだパターンは、入力ページで修正したり(160ページ)
キットリスト C-1 C -1 D-1 D -1 E-1 F-1 G-1 A-1 F -1 G -1 A -1 B-1 C0 C 0 D0 D 0 E0 F0 G0 A0 下 鍵 盤 F 0 G 0 A 0 B0 C1 C 1 D1 D 1 E1 F1 G1 A1 F 1 G 1 A 1 B1 C2 C 2 D2 D 2 E2 F2 G2 A2 F 2 G 2 A 2 B2 C3 C 3 D3 D 3 E3 F3 G3 A3 F 3 G 3 A 3 B3 上 鍵 盤 C4 C 4 D4 D 4 E4 F4 G4 A4 F 4 G 4 A 4 B4 C5 C 5 D5 D 5 スタンダードキット1 ライブ! スタンダードキット ライブ! Std.
C-1 C -1 D-1 D -1 E-1 F-1 G-1 A-1 F -1 G -1 A -1 B-1 C0 C 0 D0 D 0 E0 F0 G0 A0 下 鍵 盤 F 0 G 0 A 0 B0 C1 C 1 D1 D 1 E1 F1 G1 A1 F 1 G 1 A 1 B1 C2 C 2 D2 D 2 E2 F2 G2 A2 9 F 2 G 2 A 2 B2 リ ズ ム プ ロ グ ラ ム C3 C 3 D3 D 3 E3 F3 G3 A3 F 3 G 3 A 3 B3 上 鍵 盤 C4 C 4 D4 D 4 E4 F4 G4 A4 F 4 G 4 A 4 B4 C5 C 5 D5 D 5 アナログキット ダンスキット ジャズキット ブラッシュキット ライブ! ブラッシュキット ライブ! ブラッシュ +Pキット シンフォニーキット ELキット1 スルドミュート スルドオープン ハイQ ホイップスラップ スクラッチH スクラッチL フィンガースナップ クリックノイズ メトロノームクリック メトロノームベ
ELキット2 C-1 C -1 D-1 D -1 E-1 F-1 G-1 A-1 F -1 G -1 A -1 B-1 C0 C 0 D0 D 0 E0 F0 G0 A0 下 鍵 盤 F 0 G 0 A 0 B0 C1 C 1 D1 D 1 E1 F1 G1 A1 F 1 G 1 A 1 B1 C2 C 2 D2 D 2 E2 F2 G2 A2 F 2 G 2 A 2 B2 C3 C 3 D3 D 3 E3 F3 G3 A3 F 3 G 3 A 3 B3 上 鍵 盤 C4 C 4 D4 D 4 E4 F4 G4 A4 F 4 G 4 A 4 B4 C5 C 5 D5 D 5 マラカスハイ スルドミュート マラカスロー スルドモフ スルドリム クイーカハイ スルドオープン クイーカミドル タンボリンミュート クイーカロー タンボリンオープン パンデイロ ボンゴハイ コンガスライド ボンゴロー コンガスラップ コンガモフ ボンゴミュート コンガハイ ボンゴスラップ コンガロー ティンバル1ハイ ティンバル1ロー ティンバル2ハ
リズムを自動で切り替える: 3 リズムシーケンスプログラム リズムシーケンスプログラムを使えば、自分で作ったユーザーリズムや、エレクトーンに 内蔵されているリズムを1小節ずつ自由に組み合わせて、完成されたリズム譜として1曲分 のデータ(リズムシーケンス)を作ることができます。 リズムシーケンスは、パネル上の4つのシーケンスボタンに、それぞれ140小節まで保存 できます。複数のボタンに入ったデータを連続して再生することができるので、必要に応 じてデータを分けておけば、次のような使い方ができます。 ● 何曲かをメドレー形式で演奏する場合に、1曲ごとに別のシーケンスボタンにシーケン スデータを保存します。曲別に練習したいときに、目的の曲だけを再生できます。 ● 1曲をいくつかの部分に分けて、イントロをシーケンス[1]ボタン、Aメロを[2]ボタン、 サビを[3]ボタンなどと、それぞれ別のシーケンスボタンに保存しておきます。サビを練 習したいときには[3]ボタンを再生すれば、すぐに目的の場所から演奏が始められます。 リズムシーケンスプログラムを始める 関連ページ リズムシーケンスをプログラム する(184ページ)
2 画面上のメニュー [シーケンス1]〜[シーケンス4]ボタンを押して、シーケンス プログラムを保存したいシーケンスナンバーを選びます。 シーケンスナンバーを選ぶと、パネル上のシーケンスボタンのランプが点灯します。 RHYTHM SEQ. SEQ. 1 2 SEQ. SEQ. 3 4 MARCH WALTZ SWING& JAZZ LATIN WORLD MUSIC BALLAD または、パネル上のシーケンスボタン[SEQ.1]〜[SEQ.
リズムシーケンスをプログラムする 1 2 画面右上の[リズム]ボタンを押して、リズムページを表示させます。 パネル上で、シーケンスを組みたいリズムのリズムボタンを押します。 ユーザーリズムを選ぶ場合は、ユーザーボタン[1]または[2]を押します。 選択したリズムのリズムメニューが画面に表示されます。 RHYTHM VOLUME MAX SEQ. SEQ. 1 2 SEQ. SEQ.
リズムシーケンスを試聴する シーケンスプログラムの途中で、作成中のシーケンスを試聴できます。 1 シーケンス再生させたい位置までカーソルを移動します。 カーソルの移動は、データコントロールダイアルまたは画面のポジションボタンで 行ないます。 DATA CONTROL 2 リズムの[START]ボタンを押します。 SYNCHRO START START BREAK これで、シーケンス再生が始まります。試聴をストップするには、もう一度リズム の[START]ボタンを押します。 9 入力したリズムシーケンスを編集する リ ズ ム プ ロ グ ラ ム すでに入力したリズムの間に違うリズムを挿入したり、入力してあるリズムを削除したり できます。 1 2 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 185
1 ポジション 編集画面にあるカーソル(オレンジ色表示)を移動するボタンです。カーソルは、自分で設定 したリズムシーケンスの小節内で移動させることができます。 カーソルを最初の位置に戻します。 カーソルを1つだけ左に移動します。 カーソルを1つだけ右に移動します。 カーソルを5つ右に移動します。 2 データ リズムシーケンスデータの設定、編集作業をします。 NOTE シーケンスの途中にエンディング パターンを挿入すると、それ以降 セット 初めてリズムを入力するときや、カーソルの位置にあるリズムを別のリズムに置き のシーケンスは自動的に削除され 換える場合に使います。 ます。 [セット]ボタンを押すと、カーソルの位置に、現在リズムメニューで選ばれているリ ズムを入力します。ただし、エンディングパターンの途中にある小節を別のリズム に置き換えることはできません。 挿入 カーソル位置の前にリズムを挿入する場合に使います。カーソルを、挿入したいと ころの次のリズムの位置に合わせます。挿入したいリズムをリズムメニューで選択 したあと、[挿入]ボタンを押します。カーソルの直前に、挿入したリズムが表示さ れ、カー
レジストレーションシーケンスをつくる レジストレーションシーケンスは、「何小節目のどのタイミングで、レジストレーションが 何番に切り替わる」という情報をプログラムする機能で、リズムシーケンスの一部として 保存されます。レジストレーションシーケンスのデータをつくっておくと、リズムシーケ ンスを再生したときに、自動的にレジストレーションも切り替わります。フットスイッチ でレジストレーションを切り替える必要がなくなり、演奏に専念できます。また、レジス トレーションシーケンスの中にネクストレジストをプログラムすることもできます。 1 画面右上の[レジスト]ボタンを押して、レジストページを表示させます。 NOTE リズムの再生中にレジストレー ションを読み込むと、シーケンス データやユーザーリズムは読み込 まれません。 レジストページで、レジストレーションシーケンスをプログラムします。入力され たレジストレーションは、画面の中央に横一列に表示されます。 2 入力したいレジストレーションメモリーのナンバーボタンを押します。 13 3 14 15 16 1 2 3 4 5 6 7 8
4 画面のデータ[セット]ボタンを押します。 選んだレジストレーションが入力され、小節/拍/クロックの早い方から順に画面上 に表示されます。レジストレーションを入力すると、カーソルが自動的に1つ進み、 次のレジストレーションを入力できる状態になります。140までのレジストレー ションが入力できます。 複数のレジストレーションを同じ小節/拍/クロックに入力すると、最後に入力した レジストレーションが有効になります。 5 2〜4の操作を繰り返して、レジストレーションシーケンスを入力します。 ネクストレジストを入力する: レジストレーションシーケンスにネクストレジストのデータを入力しておくと、MDRで再 生しているソングに入っている次のレジストレーションを自動的に読み込みます。 1 ネクストレジストを入力したいバー (小節)/ビート(拍)/クロックを設定します。 ボタンやデータコントロールダイアルを使ってバー /ビート/クロックを 設定します(1拍=96クロックです)。 2 画面のネクストレジスト[挿入]ボタンを押します。 1で設定した位置にネクストレジストが入力され、小節/拍/クロックにそって画面
入力したレジストレーションシーケンスを編集する レジストレーションシーケンスに入力したレジストレーションナンバーやネクストレジス トを編集します。タイミングを変更したり、削除したりできます。 タイミングを変更する: 1 2 3 ポジションボタンを使って、タイミングを変更したいレジストレーションナン バーまたはネクストレジストにカーソル(オレンジ色表示)を移動させます。 バー /ビート/クロックを、変更したいタイミングに設定します。 レジストレーションナンバーのタイミングを変更する場合は、画面のデータ [セット]ボタンを、ネクストレジストのタイミングを変更する場合は、画面の ネクストレジスト[セット]ボタンを押します。 タイミングが変更され、画面上に表示されるレジストレーションまたはネクストレ ジストは、小節/拍/クロックにそって並びます。 レジストレーションまたはネクストレジストを削除する: 1 ポジションボタンを使って、削除したいレジストレーションナンバーまたはネ 2 画面のデータ[削除]ボタンを押します。 クストレジストにカーソル(オレンジ色表示)を移動させます。 リズムシーケンスプロ
リズムシーケンスを再生する リズムシーケンスを再生するには: 1 シーケンスの入っているシーケンスボタン([SEQ.1]〜[SEQ.4])を押します。 SEQ.ボタンのランプが点灯します。 RHYTHM VOLUME MAX SEQ. SEQ. 1 2 SEQ. SEQ. 3 4 MARCH WALTZ SWING& JAZZ POPS R&B 1 LATIN WORLD MUSIC BALLAD ROCK DANCE 2 MIN 2 リズムの[START]ボタンを押します。 シーケンスの再生が始まります。 シーケンス中は、シーケンスで組み込まれたリズムのリズムボタンが点灯し、現在 再生中のリズムを示します。 レジストシーケンスも作成した場合は、リズムに合わせてレジストレーションが切 り替わります。 リズムシーケンスでプログラムされた小節数だけ再生すると、リズムは自動的に停 止します。途中でリズムを停止したい場合は、もう一度リズムの[START]ボタンを 押します。 複数のシーケンスを順番に再生する 9 4つあるSEQ.
左フットスイッチを使って、シーケンスをスタートさせるには: 左フットスイッチを使ってリズムシーケンスのデータを再生することもできます。 1 2 3 4 使用したいすべてのSEQ.ボタンを押して、ランプを点灯させます。 [FOOT SWITCH]ボタンを押してフットスイッチ画面を呼び出し、レフトペー ジを表示させます。 モードを[リズム]にし、リズム設定で[停止]を選びます。 (フットスイッチの詳細については、192ページをご覧ください。 ) 左フットスイッチを右足で軽く押します。 これでリズムシーケンスがスタートします。リズムシーケンスの再生中に左フット スイッチを押すとリズムは停止します。 複数のシーケンスボタンを使用している場合、フットスイッチでリズムシーケンス をいったんストップさせたあと、もう一度フットスイッチでスタートさせると、次 のシーケンスボタンの最初から再生されます。(たとえば[SEQ.1]、[SEQ.2]の2つ をオンにした場合、[SEQ.1]の途中にフットスイッチでストップさせて、そのあと で再スタートすると、[SEQ.
10 フットスイッチ/ニーレバー / エクスプレッションペダル FOOT SWITCH, KNEE LEVER AND EXPRESSION PEDAL フットスイッチやニーレバー、エクスプレッションペダルを使用すると、演奏中に右足を使っていろいろな機能を操作 したり、エフェクトのオン/オフを切り替えたりできます。手を使ってレジストレーションやリズムなどを切り替える必 要がなくなるので、演奏に専念できます。 この章の内容 1 フットスイッチ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 192 2 ニーレバー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 195 • リズムをコントロールする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 193 • グライドをコントロールする. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C. MDR FOOT SWITCH UTILITY INTERNET RHYTHM PROGRAM VOICE EDIT PATTERN SEQUENCE U.ORGAN FLUTES L.
4 イントロ1〜3 フットスイッチを押すと、パネル上のINTRO [1]〜[3]ボタンを押したときと同じ効果が得 られます。 5 エンディング1〜3 フットスイッチを押すと、パネル上のENDING [1]〜[3]ボタンを押したときと同じ効果が 得られます。 グライドをコントロールする 左フットスイッチでグライド効果をコントロールします。 1 2 フットスイッチを押すと、上鍵盤/下鍵盤の音群ごとに音色のピッチを半音下げます。 フットスイッチから足をはなすと、ゆるやかに元の音程に戻ります。 1 上鍵盤1/上鍵盤2/リード1/リード2/下鍵盤1/下鍵盤2 グライドをかけたい音群を選択します。複数の音群をオンにしておくこともできます。 2 タイム 10 フットスイッチから足をはなしたときに、音程が戻る速さを設定します。設定値を大きく すると、音程が戻る速さは遅くなります。 設定範囲:1〜5 フ ッ ト ス イ ッ チ / ニ ー レ バ ー / エ ク ス プ レ ッ シ ョ ン ペ ダ ル 194 ELS-01/01C/01X 取扱説明書
ロータリースピーカーをコントロールする 左フットスイッチで、ロータリースピーカーのオン/オフを切り替えます。 関連ページ ロータリースピーカー (52ページ) ここで[ロータリースピーカー ]ボタンを選んで、フットスイッチを押すと、パネル上の [ROTARY SP SPEED]ボタンを押したときと同じ効果が得られます。この機能を使うた めには、あらかじめ、それぞれの音群やオルガンフルート音色で、ロータリースピーカー が正しく設定されていることが必要です。詳しくは、52ページをご覧ください。 2 ニーレバー 鍵盤下にあるニーレバーは、上鍵盤と下鍵盤のサステイン、メロディーオンコード、リー ドスライド効果、ソロ機能の切り替えをコントロールします。 サステインをコントロールする 上鍵盤と下鍵盤のサステインをニーレバーでオン/オフできます。ペダル鍵盤のサステイン は、ニーレバーではコントロールできません。 1 2 パネル左端のサステインボタンのうち、[UPPER (KNEE)] または[LOWER (KNEE)]ボタンをオンにします。 レバーを垂直に下げます。 SUSTAIN 関連ページ UPPER
3 演奏中にサステインをかけたいところで、右足でニーレバーを右に押します。 押している間だけ、サステインがかかります。ニーレバーを押すのをやめると、 サステインはかからなくなります。 1 ニーレバーがたたんである場合: パネルのサステインボタンがオンになっていると、サステインがかかります。 2 ニーレバーが垂直の場合: パネルのサステインボタンがオンになっていても、サステインはかかりません。 3 ニーレバーが右に押されている場合: パネルのサステインボタンがオンになっていると、サステインがかかります。 1 (オン) (オフ) (オン) 2 3 メロディーオンコードをコントロールする 1 2 [A.B.C./M.O.C.]ボタンを押します。 画面の右半分にメロディーオンコードが表示されます。 メロディーオンコードのモード(1〜3)を選択し、ニーレバーの[ON]ボタンを選 択します。 DISPLAY SELECT 関連ページ VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C.
リードスライドをコントロールする 1 2 3 リードスライドをかけたいリードボイスの、ボイスコンディション画面2ページ 関連ページ 目を表示させます。 ボイスコンディション画面 (43ページ) スライドの[ニーレバー ]ボタンを選択します。 演奏中にスライドをかけたいところで、右足でニーレバーを右に押します。 押している間だけ、リードボイスにスライドがかかります。ニーレバーを押すのを やめると、リードスライドはかからなくなります。 ソロ機能をコントロールする リードボイス2のソロ機能を、ニーレバーでオン/オフできます。 30ページをご覧ください。 3 エクスプレッションペダル 10 エクスプレッションペダルは、演奏中に音の強弱をコントロールします。また、ELS01C/01Xには、ピッチベンドとリズムテンポをコントロールするためのセカンドエクス プレッションペダルがあります。ここではセカンドエクスプレッションペダルについて説 関連ページ フ ッ ト ス イ ッ チ / ニ ー レ バ ー / エ ク ス プ レ ッ シ ョ ン ペ ダ ル 演奏までの準備(13ページ) 明します。
1 [UTILITY]ボタンを押します。 ユーティリティー画面が表示されます。 2 画面右上の[EXP.](エクスプレッション)を押して、エクスプレッションページ を表示させます。 DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C. MDR FOOT SWITCH UTILITY INTERNET RHYTHM PROGRAM VOICE EDIT PATTERN SEQUENCE U.ORGAN FLUTES L.
2 ピッチベンド ピッチベンドをコントロールしたい音群をONにします。ピッチベンドは、上鍵盤ボイス1、2、 リードボイス1、2、ペダルボイス1、2にかかります。 リズムテンポをコントロールする 1 2 1 モード リズムテンポの変化の幅を設定します。 設定範囲:1〜12 値が2 (NARROW:ナロー =狭い)の場合は、セカンドエクスプレッションペダルを踏み込ん だときに、テンポを70%〜140%の範囲で変化させます。 値が12 (WIDE:ワイド=広い)の場合は、セカンドエクスプレッションペダルを踏み込んだ ときに、テンポを50%〜200%の範囲で変化させます。 2 テンポ セカンドエクスプレッションペダルでリズムテンポをコントロールする場合は、ここをON にします。 10 フ ッ ト ス イ ッ チ / ニ ー レ バ ー / エ ク ス プ レ ッ シ ョ ン ペ ダ ル ELS-01/01C/01X 取扱説明書 199
11 トランスポーズ/ピッチ TRAN SP O SE A ND PI T CH エレクトーンの音程を変更する機能として、半音ずつ移調するトランスポーズと、音程の微調整をするピッチがあります。 ユーティリティー画面で、トランスポーズやピッチに関する設定を行ないます。 1 2 [UTILITY]ボタンを押します。 ユーティリティー画面が表示されます。 画面右上の[ピッチ]ボタンを押して、ピッチページを表示させます。 DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C. MDR FOOT SWITCH UTILITY INTERNET RHYTHM PROGRAM VOICE EDIT PATTERN SEQUENCE U.ORGAN FLUTES L.
ピッチとチューニング オーケストラのように複数の人数で楽曲を演奏するときには、かならず演奏前に「チューニ ング」と呼ばれる作業を行ないます。たとえば、A (ラの音)を演奏したときに435Hz (ヘル ツ)の音を出す楽器、440Hzの音を出す楽器、445Hzの音を出す楽器を同時に演奏すると、 不協和音になってしまいます。 こんなことがおこらないように各楽器のピッチをそろえる作業が「チューニング」です。楽 器によって「調律」「調弦」などと呼ばれることもあります。 チューニングの方法は、大きく分けて2通りあります。 1つめは、奏者ひとりひとりが自分の楽器を決められたピッチに合わせる方法。音叉や チューニングメーターなどを使って正確なピッチに合わせます。ギター合奏などはこの方法 で行なうことが多いでしょう。たとえばロックバンドの場合は、ギタリストとベーシストが それぞれの楽器を「A=440Hz」に合わせておきます。すると、いっしょに演奏したときに は同じピッチの音が出せるというわけです。 エレクトーンをほかの楽器といっしょに演奏する場合は、200ページのピッチ設定でエレク トーンを相手の楽器に合わせます。もちろん、相
12 インターネットダイレクト接続機能 IN TER N ET D I R E CT CO NNECT I O N インターネットダイレクト接続機能では、楽器から直接インターネット上のエレクトーン専用サイトにアクセスして、 曲データを購入したり、ウェブページを閲覧したりできます。購入した曲データは、USBフラッシュメモリーに保存で きます。この章では、コンピューターや通信規格に関する用語が出てきます。わからない用語が出てきたら、217ペー ジの「インターネット用語辞典」をご覧ください。 この章の内容 1 楽器をインターネットに接続する . . . . . . . . . . . . . . . 202 2 エレクトーン専用サイトを見る . . . . . . . . . . . . . . . . . 203 • 画面をスクロールする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 204 • リンクをたどる. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
接続例2:有線で接続する(ルーター機能のついているモデムを使用) NOTE ADSLモデム LANケーブル モデムの種類によっては、複数 ルーター機能あり の機器(コンピューターと楽器な ど)を接続するために、別途ハブ LANケーブル が必要な場合もあります。 USB-LANアダプター 接続例3:無線で接続する モデム* ルーター アクセス ポイント USB無線LANアダプター *モデム=ADSLモデム、ONU (光ネットワークユニット)、ケーブルモデム 2 エレクトーン専用サイトを見る 楽器がインターネットに正しく接続された状態で[INTERNET]ボタンを押すと、エレクトーン 専用サイトのトップページが表示され、エレクトーンのデータを購入したり、試聴したりする ことができます。(エレクトーン専用サイトをご覧いただくためには、ユーザー登録が必要で す。詳しくは、サイト内の説明をお読みください。 ) DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C.
画面の左側のコントロールメニューでは、表示するウェブページを操作したり、インター ネット機能の設定を行なったりします。画面の右側のブラウザーは、ウェブページの内容 を表示する部分です。 関連ページ ホームページを変更する (211ページ) エレクトーンの電源を入れたあと、はじめてインターネット機能に入ったときにブラウ ザーに表示される画面を「ホームページ」といいます。ほかのウェブページからホーム ページに戻る場合は、コントロールメニューの[ホーム]ボタンを押します。 画面をスクロールする ウェブページのサイズが大きくてブラウザーに収まらない場合は、ブラウザーの右端や下 辺にスクロールバーが表示されます。スクロールバーに直接触って画面をスクロールさせ ると、隠れていた部分を表示させることができます。 リンクをたどる リンクをたどって別のウェブページに移動するには、ブラウザー上でリンクのある場所を 直接押します。リンクのある場所は、ボタンの形になっていたり、青い文字に下線がつい ていたりします。 タッチパネル操作音(18ページ)の設定にかかわらず、ブラウザー内を触っても、タッチパ ネルの操作音は鳴りません。
通信状態について コントロールメニューの上には、インターネット接続の状況に応じて、アイコンやメッ セージが表示されます。 1234 5 1 オフライン表示( ) 楽器がインターネットに接続されていないときに表示されます。このアイコンが表示さ れている状態では、ウェブページを見ることができません。 2 通信中表示( ) ウェブページを読み込んでいるときに点滅し、通信中であることを示します。読み込み が終わると点灯します。 3 SSL表示( ) SSLを使用しているウェブページを表示しているときに点灯し、情報が暗号化されて 通信されていることを示します。 4 無線LANの電波表示 無線LANでインターネットに接続している場合に、電波の強さ(受信状態)が表示されま す。電波が弱い(または届かない)ときは、エレクトーンをアクセスポイントの近くに移 動し、電波が届く状態にしてください。 強 中 弱 (インターネットに接続できない場合があります) 圏外 (インターネットに接続できません) 5 ウェブページの読み込み状態表示 ウェブページの読み込み状態に応じて、以下の3つのメッセージが表示されます。 W
ページを更新/キャンセルする 現在表示されているウェブページを最新の情報に更新するには、コント ロールメニューの[更新]ボタンを押します。 ウェブページの表示に時間がかかる場合や、ウェブページの読み込み中に そのウェブページの表示をキャンセルしたい場合には、コントロールメ ニューの[中止]ボタンを押します。 直前に表示していたウェブページへ移動する 直前に表示していたウェブページに戻るには、コントロールメニューの [戻る]ボタンを押します。 [戻る]ボタンを押す前に表示していたウェブページに戻るには、コントロー ルメニューの[進む]ボタンを押します。 文字を入力する ウェブページ上で、パスワードを入力したり、ダウンロードしたいデータの検索をしたり する場合に、文字を入力できます。ブラウザー上でパスワード入力ボックスや検索ボック スなどを押すと、入力画面が表示されます。文字入力の方法は、ソング(MDR)の名前の つけ方と同じです。114ページをご覧ください。 12 イ ン タ ー ネ ッ ト ダ イ レ ク ト 接 続 機 能 206 ELS-01/01C/01X 取扱説明書
データを試聴/購入する エレクトーン専用サイトからは、レジストレーションデータや参考演奏データなど、この エレクトーンで使用できるデータを購入できます。また、データによっては、購入前に参 考演奏を試聴したり、レジストレーションを試弾することもできます。データの試聴や購 入について詳しくは、エレクトーン専用サイト内の説明をお読みください。 試聴中の操作: 参考演奏の試聴中には、次のような画面が表示され、特定のパートをミュートしたり、テ ンポを変更したりできます。詳しくは125ページをご覧ください。 [K](一時停止) ボタンや[J](停止)ボタンを押すと、再生が中断/停止されます。再生を 停止した状態で鍵盤を弾くと、各鍵盤のボイスを確認することができます。[F](再生)ボ タンを押すと、再び参考演奏の再生が始まります。何度でも試聴できます。試聴を終了し てもとのエレクトーン専用サイトに戻るには、[試聴終了]ボタンを押します。 購入後の操作: NOTE 購入したデータは、動作確認済みのUSBフラッシュメモリーに保存できます。購入した データをウェブサイトからエレクトーンにダウンロード(転送)するときに、デ
表示されているウェブページをブックマーク(お気に入り) に登録する ブラウザーに表示されているウェブページを、お気に入りとしてブックマークに登録するこ とができます。ブックマークに登録したウェブページは、すぐに呼び出すことができます。 1 ブックマークに登録したいウェブページが表示されている状態で、コントロー ルメニューの[ブックマーク]ボタンを押します。 ブックマーク画面が表示され、現在登録されているブックマークが一覧表示されま す。一覧表示の下には、ブックマークに登録するウェブページのタイトルが表示さ れます。 2 コントロールメニューの[追加]ボタンを押します。 コントロールメニューの表示が変わり、新たにブックマークを登録できる状態にな ります。 ウェブページのタイトル 12 イ ン タ ー ネ ッ ト ダ イ レ ク ト 接 続 機 能 208 ELS-01/01C/01X 取扱説明書
3 ブックマークリストで、ブックマークを登録する場所を選択します。 ブックマークリストに直接触るか、データコントロールダイアルまたは[カーソル上 移動]、[カーソル下移動]ボタンを使って、ブックマークを登録する場所を選びます。 ここで選んだ位置に、ブックマークが登録されます。右側のスクロールボタンで、 表示をスクロールさせることもできます。 DATA CONTROL 4 コントロールメニューの[実行]ボタンを押します。 表示していたウェブページがブックマークに登録され、手順1のブックマーク画面に 戻ります。 [中止]ボタンを押すと、ブックマークに登録せずにブックマーク画面に戻ります。 5 コントロールメニューの[閉じる]ボタンを押して、ブラウザー画面に戻ります。 ブックマークに登録したウェブページを表示するには: 1 2 ブックマーク画面で、表示させたいブックマークを選びます。 コントロールメニューの[ジャンプ]ボタンを押します。 自動的にブックマーク画面が閉じ、ブックマーク画面で選択したウェブページが ブラウザーに表示されます。 12 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 20
ブックマークを編集する ブックマーク画面では、ブックマークのタイトルを変更したり、登録を削除したり、順番 を入れ替えたりできます。 1 2 3 4 5 6 7 1 カーソル上移動/カーソル下移動 ブックマークリスト内の選択位置を移動します。 2 ジャンプ ブックマークリストで現在選ばれているウェブページをブラウザーに表示します。 3 追加 ブックマークに登録するときに使用します。208ページをご覧ください。 4 タイトル変更 現在選ばれているブックマークのタイトルを変更します。このボタンを押すと、文字入力 画面が表示されます。文字入力について詳しくは、114ページをご覧ください。 5 削除 現在選ばれているブックマークを、ブックマークリストから削除します。このボタンを押 すと、ブックマークを削除してよいかどうか確認を求めるメッセージが表示されます。 [はい]を選ぶとブックマークが削除されます。 6 移動 ブックマークの順番を入れ替えます。 1 位置を移動したいブックマークを選んだあと、[移動]ボタンを押します。 コントロールメニューの表示が変わり、選択したブックマークを移動できる状態に なります。 2
ホームページを変更する 初期状態では、エレクトーン専用サイトがホームページとして登録されていますが、現在 表示されているウェブページをホームページとして登録することで、よく使うページを ホームページに指定することもできます。 1 2 3 4 コントロールメニューの[環境設定]ボタンを押します。 環境設定画面が表示されます。 画面右上の[ブラウザー ]ボタンを押して、ブラウザーページを表示させます。 「ページをホームに登録」の[登録する]ボタンを押すと、環境設定画面に入る直 前に表示されていたウェブページが、ホームページとして登録されます。 コントロールメニューの[実行]ボタンを押すと、設定内容を保存するかどうか、 確認を求めるメッセージが表示されます。[はい]を選ぶと、環境設定画面から ブラウザーに戻ります。 12 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 211 イ ン タ ー ネ ッ ト ダ イ レ ク ト 接 続 機 能
3 環境設定画面について 環境設定画面では、インターネット接続に関する設定や、ブラウザーや文字入力画面の表 示方法などの、さまざまな設定を行ないます。環境設定画面は、ブラウザー、LAN、無線 LAN、その他の4つのページで構成されています。 ブラウザーページ 1 2 3 4 5 6 7 1 エンコード ブラウザーに表示される文字コードを設定します。 2 ホームページ ホームページとして登録されているウェブページのタイトルを表示/編集します。 3 ページをホームに登録 211ページ「ホームページを変更する」をご覧ください。 4 ホームを初期状態に戻す [初期状態に戻す]ボタンを押すと、ホームページの設定が工場出荷時の状態に戻ります。 5 画像データの読み込み [オン]にすると、ウェブページ内の画像データをブラウザー上に表示します。[オフ]にする と、画像データは表示されません。 6 ソフトキーボード配列 [ABC順配列]を選ぶと、アルファベットを入力するときの文字入力画面が、ABC順に表示 12 イ ン タ ー ネ ッ ト ダ イ レ ク ト 接 続 機 能 されます。[ASCII配列]を選ぶと、文字
LANページ 設定をメモしておきましょう。 1 2 DHCPの使用 DNSサーバー 1 3 DNSサーバー 2 IPアドレス サブネットマスク ゲートウェイ LAN(ラン)の環境設定を行なうページです。有線で接続する場合だけでなく、無線で接続す る場合にもここでの設定が必要です。詳しくは、接続機器(ルーターなど)の設定をご確認い ただくか、インターネットプロバイダーにご確認ください。 1 DHCPの使用 DHCPを使用するかどうか設定します。使用しているルーターがDHCPに対応している場 合は、[使用する(DNSを自動設定)]を選びます。 2 DNSサーバー 1/DNSサーバー 2 プライマリー DNSサーバー /セカンダリー DNSサーバーのアドレスを設定します。 DHCPの使用(1)で[使用する(DNSを手動設定)]または[使用しない]を選んだ場合、ここで の設定が必要です。設定内容については、ルーターの取扱説明書などをご確認ください。 3 IPアドレス/サブネットマスク/ゲートウェイ IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイサーバーアドレスを設定します。DHCPの 使用(1)で[使用しない
無線LANページ 設定をメモしておきましょう。 SSID 1 2 3 4 5 6 チャンネル セキュリティ Ch □ なし □ WEP □ WPA-PSK (TKIP) □ WPA-PSK (AES) □ WPA2-PSK (TKIP) □ WPA2-PSK (AES) キー 無線LANの環境設定を行なうページです。アクセスポイント側で設定している内容と同じ NOTE WPSはPINコード方式には対応 していません。 に設定してください。設定方法は、WPS (プッシュボタン)(1)を使う方法と、アクセスポ イント検索(2)を使う方法の2種類があります。アクセスポイントの設定の確認/変更につ いては、アクセスポイントの取扱説明書をご覧ください。 NOTE WPAおよびWPSは、一部の 1 WPS (プッシュボタン) USB無線LANアダプターには対 [開始する]ボタンを押すと、WPS設定を開始するかどうか確認する画面が表示されます。 応していません。使用できる USB無線LANアダプターについ [はい]を押したあと、2分以内にお使いのアクセスポイントのWPSボタンを押すと、 ては、イン
その他ページ 1 2 3 4 5 1 プロキシサーバー /プロキシポート/プロキシを使わないサーバー プロキシサーバーの名前、ポート番号、プロキシを使用しないサーバー名を設定します。 NOTE プロキシを使わないサーバーを プロキシを使用する場合のみ、ここでの設定が必要です。 複数設定する場合は、コンマ( , ) で区切って入力してください。 2 クッキーの削除 [削除する]ボタンを押すと、保存されているクッキーの設定がすべて削除されます。 3 ブックマークの全削除 [削除する]ボタンを押すと、登録されているブックマークがすべて削除されます。 4 環境設定の初期化 環境設定画面で行なったすべての設定項目を、工場出荷時の状態に戻します。216ページ 「インターネット設定の初期化」をご覧ください。 5 接続情報 [接続情報]ボタンを押すと、現在の接続情報の詳細が確認できます。 12 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 215 イ ン タ ー ネ ッ ト ダ イ レ ク ト 接 続 機 能
4 インターネット機能を終了する パネル上のボイスボタンやリズムボタンなどを押すと、インターネットダイレクト接続機 能は終了し、インターネットへの接続は自動的に切断されます。もういちど[INTERNET] ボタンを押すと、自動的にインターネットに接続され、前回開いていたウェブページが表 示されます。 5 インターネット設定の初期化 インターネットダイレクト接続機能の設定は、エレクトーンの初期化(24ページ)では初期 化されません。ここで説明する方法で初期化する必要があります。初期化を実行すると、 環境設定画面で行なったすべての設定が工場出荷時の状態に戻ります。 1 2 3 4 12 イ ン タ ー ネ ッ ト ダ イ レ ク ト 接 続 機 能 216 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 コントロールメニューの[環境設定]ボタンを押します。 環境設定画面が表示されます。 画面右上の[その他]ボタンを押して、その他ページを表示させます。 [初期状態に戻す]ボタンを押します。 初期化してよいかどうか確認を求める画面が表示されます。 [はい]を選択すると、設定を初期化します。[いいえ]を選
6 インターネット用語辞典 インターネット コンピューター間の通信規格にもとづいて、世界中のコンピューターや携帯電話などを接続した、 巨大な ネットワークのこと。 ウェブページ サイトを構成する各ページのこと。 クッキー (Cookie) ユーザーがウェブページとの間でやりとりした内容を記憶するしくみ。以前訪れたウェブページで、 そのと きに入力した内容があらかじめ表示されるのはこのしくみによるもの。 ゲートウェイ ネットワーク上で、通信規格の異なるデータを相互に変換してやりとりするためのシステム。 サイト 正式には「ウェブサイト」という。ひとまとまりに公開されているウェブページ群。たとえば、 "http:// jp.yamaha.
13 外部機器との接続 C ON N EC T IO N S このエレクトーンには、鍵盤の下側にいろいろな端子があります。左側には入/出力端子があり、CDの再生音やマイク からの音声を入力したり、エレクトーンの音をヘッドフォンや外部のスピーカーやステレオ機器から出力したりできま す。右側にはUSB端子やMIDI端子があり、エレクトーンとコンピューターをつないでデータをやり取りしたり、エレク トーンでほかの楽器をコントロールしたりできます。また、ELS-01Xには、ペダルユニットにも出力端子があります。 この章の内容 1 付属端子の名称と機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 218 2 外部機器との接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 221 • スピーカーから音を出さずヘッドフォンで音を聞く. • エレクトーンの音を外部スピーカーから出力する . . • エレクトーンの音をMDレコーダーなどに録音する .
5 6-1 AUX IN L / L+R R 7 AUX OUT L / L+R R AUX OUT L R (LEVEL FIXED) (ELS-01Xのみ) (LEVEL FIXED) R L R L AUX OUT 8 6-2 5 AUX INフォーン端子 L/L+R、R 関連ページ 外部機器からの音声信号をステレオ入力する端子です。入力された信号は、エレクトーン の音と一緒にエレクトーンのスピーカーから出力されます。 6 AUX OUTフォーン端子 CDやMDの音をエレクトーンの スピーカーから流す( 223ページ) 関連ページ 6-1 AUX OUTフォーン端子 L/L+R、R エレクトーンの音声信号をステレオ出力する端子です。MASTER VOLUMEダイア エレクトーンの音を外部スピー カーから出力する(221ページ) エレクトーンの音をMDレコー ダーなどに録音する(223ページ) ルで音量を調節できます。 6-2 AUX OUTフォーン端子 L、R (LEVEL FIXED)(ELS-01Xのみ) エレクトーンの音声信号をステレオ出力する端子です
USB 9 OPTICAL TO DEVICE TO HOST OUT IN MIDI OUT USBユニット )-1 関連ページ エレクトーンの音をMD レコー ダーなどに録音する(223ページ) )-2 ! 9 OPTICAL OUT (オプティカルアウトプット)端子 オプティカルケーブル(光ケーブル)タイプのデジタル出力端子です。デジタル信号(周波数 44.
2 外部機器との接続 注意 外部機器と接続するときは、すべての機器の電源を切った上で行なってください。また、電源を入 れたり切ったりする前に、必ず機器のボリュームを最小(0)にしてください。 感電または機器の損 傷のおそれがあります。 スピーカーから音を出さずヘッドフォンで音を聞く ヘッドフォンをPHONES端子(標準ステレオフォーン端子)に接続して使います。 PHONES端子は2つありますので、ヘッドフォンを2本接続して2人で演奏を楽しむことも できます。1本だけ接続する場合は、どちらの端子を使用しても構いません。 PHONES エレクトーンの音を外部スピーカーから出力する コンサートなどでは、エレクトーンの音をアンプ内蔵の外部スピーカーから鳴らすことが できます。AUX OUT端子を使用します。スピーカーを1台だけ使う場合は、AUX OUT フォーンL/L+R端子を使用します。 AUX OUT L/L+R スピーカー(左側) R スピーカー(右側) 13 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 221 外 部 機 器 と の 接 続
接続例:ミキサーを使ったライブ演奏 エレクトーンをコンサートなどで使用する場合は、エレクトーンを直接外部スピーカー に接続するのではなく、エレクトーンとミキサーを接続し、ミキサーを外部スピーカー に接続するのが一般的です。 ミキサーを通すことで、他の楽器との間で音量/音質バランス調整が容易に行なえるよ うになり、調整することでまとまりのある演奏になります。 ミキサーとの接続には、エレクトーンのAUX OUT端子を使用します。 エレクトーンのAUX OUTには、MASTER VOLUMEダイアルに連動して出力レベル を調整できる端子と、一定のレベルで出力するLEVEL FIXEDの端子がありますので、 用途に応じて使い分けることができます。 端子名称 出力タイプ 位置 AUX OUT フォーン端子 L/L+R、R アンバランス方式* MASTER VOLUMEダイアル で出力レベル調整可能 キーボードユニット左下 AUX OUT RCAピン端子 L、R アンバランス方式* LEVEL FIXED キーボードユニット左下 AUX OUT フォーン端子 L、R (ELS-01Xのみ) アンバラン
エレクトーンの音をMDレコーダーなどに録音する エレクトーンの音をカセットテープやMDなどに録音できます。OPTICAL OUT端子を使 う方法と、AUX OUT端子を使う方法があります。OPTICAL OUT端子からは、エレク トーンの演奏がデジタル信号で出力され、音質劣化のない状態で録音できます。お使いの MDレコーダーなどの機器がOPTICAL INに対応している場合は、光デジタルケーブルを 使ってOPTICAL OUT端子と接続してください。また、AUX OUT端子を使用する場合は、 ケーブルの形状に合わせてピン端子、フォーン端子のどちらかに接続してください。 NOTE AUX IN端子からの入力音もいっ しょに録音する場合は、鍵盤の 下にあるAUX OUTフォーン端子 を使用してください。 MD、カセットレコーダーなど MD、カセットレコーダーなど R LINE IN L OPTICAL IN AUX OUT L OPTICAL OUT R オーディオケーブル 光デジタルケーブル 録音 録音 CDやMDの音をエレクトーンのスピーカーから流す CDプレーヤーのLINE OUT
マイクやギターをつないで使う マイクを接続して弾き語りやカラオケを楽しんだり、ギターなどを接続してエレクトーン と一緒にアンサンブル演奏を楽しむことができます。MIC./LINE IN端子にマイクやギター などを接続して、エレクトーンのスピーカーから音を出します。 1 マイクやギターなどをMIC./LINE IN端子に接続します。 マイクを使用する場合はダイナミックマイクをご使用ください。 MIC./LINE IN 2 音声を入力する場合は、MIC./LINE切り替えスイッチをMIC.側に、ギターなど 出力レベルの高い機器を接続する場合はLINE側に切り替えます。 NOTE MIC. LINE MIC.とLINEのどちらにするべき MIC. LINE かわからない場合は、LINEの状 態で音を出してみて、音が小さ ければMIC.
ボリューム/リバーブを変更するには: 1 2 パネル上の[UTILITY]ボタンを押して、ユーティリティー画面を表示させます。 関連ページ 設定ページのマイクボリューム、マイクリバーブのスライダーで、ボリューム リバーブ( 48ページ) とリバーブの量を変更します。 ボリュームスライダーの値を最大にしても、INPUT VOLUMEつまみが最小になっ ていると、マイクの入力音声は聞こえません。また、リバーブスライダーの値を最 大にしても、パネル上のREVERBボタンが最小になっていると、リバーブはかかり ません。 エレクトーンから外部MIDI音源を鳴らす エレクトーンを演奏すると、接続先の機器もその機器の音色で同時に鳴らすことができま す。音に厚みを出すときなど便利です。(ただし、外部MIDI機器の受信チャンネルがエレク 関連ページ MIDIとは(228ページ) トーンの送信チャンネルと一致していることが必要です。) この他にもいろいろな演奏の動作や状態を「メッセージ」と呼ばれるデジタルデータ(数値 に置き換えたデータ)として送信することができます。接続先がメッセージを受けてどう対 応するかは
外部MIDI機器からエレクトーンをコントロールする NOTE MDR使用時は、外部機器からの MIDI信号は受信できません。 外部のMIDIキーボードを演奏してエレクトーンを同時に鳴らしたり、シーケンサーからエ レクトーンにMIDI信号を送ってエレクトーンの音源を鳴らしたり、レジストレーションを 切り替えたりできます。(ただし、外部MIDI機器の送信チャンネルがエレクトーンの受信 チャンネルと一致していることが必要です。) 外部MIDIキーボードやシンセサイザー MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER MIDI IN MIDI OUT MIDIケーブル メッセージ USB TO HOST端子を使用している場合は、MIDI端子は使用できません。 関連ページ フロッピーディスクドライブ UD-FD01の取り付け (243ページ) インターネットダイレクト接続 機能(202ページ) メディアをフォーマットする (106ページ) NOTE USB記憶装置やUSB-LANアダプターを接続する USB記憶装置(USBフラッシュメモリーやフロッピーディスクドライブUD-FD01など)を
3 コンピューターとの接続 USB端子、またはMIDI端子を使って、エレクトーンとコンピューターを接続できます。 エレクトーンとコンピューター間で直接MIDI信号を送受信できます (MIDIについては、 228ページをご覧ください)。実際にMIDI信号をやり取りするためには、お使いのコン ピューターに合ったMIDIドライバーが必要になります。 コンピューターと接続する前に、コンピューターにMIDIドライバーをインストールしておいてく ださい。最新のMIDIドライバーは、インターネット上のヤマハホームページ
MIDI端子を使った接続 NOTE お使いのMIDIインターフェース エレクトーンのMIDI端子を使って、コンピューターと接続できます。この場合は、MIDI ケーブルのほかに、MIDIインターフェースが必要です。MIDIインターフェースのMIDI によっては、コンピューターの OUT端子とエレクトーンのMIDI IN端子を接続します。また、MIDIインターフェースの シリアル端子と接続することも MIDI IN端子とエレクトーンのMIDI OUT端子を接続します。 できます。 コンピューター IN OUT MIDI MIDI OUT MIDI IN MIDIインターフェース (UX16など) 4 MIDIに関する基礎知識 ここでは、エレクトーンが音を出す仕組みや、エレクトーンがコンピューターやほかの 楽器とどのようにデータをやり取りしているかについて説明します。 MIDIとは 「アコースティック楽器」と「電子楽器(デジタル楽器)」という言葉を聞いたことがあるで しょうか? 今、世の中には大別してこの2種類の楽器があります。アコースティック楽器 の代表的なものにはグランドピアノやガッ
前のイラストのように、電子楽器では演奏情報をもとに、音源部(電子回路)に記憶されてい るサンプリング音(あらかじめ録音されている音)が発音するのです。それでは、発音のもと になる演奏情報とはいったい何なのでしょうか? たとえば、エレクトーンの鍵盤で、グランドピアノの音色で「ド」の音を4分音符の長さで 強く弾いたとします。共鳴して音を出すアコースティック楽器と異なり、電子楽器は 「どのボイスで」 「どの鍵盤を」「どのくらいの強さで」 「いつ押さえたか」「いつはなした か」といった演奏情報を作り出します。そして、ひとつひとつの演奏情報は、数値に置き 換えて音源部に伝えられます。音源部ではその数値をもとに、記憶されているサンプリン グ音が鳴るのです。 演奏情報の例 ボイスナンバー (どのボイスで) 1(グランドピアノ) ノートナンバー (どの鍵盤を) 60(ド: C3) ノートオン(いつ押さえたか)& ノートオフ(いつはなしたか) タイミングを数値化(4分音符) ベロシティー (どのくらいの強さで) 120(強く) このようにエレクトーンでは、鍵盤演奏やボイス変更などのパネル操作のひとつひとつが M
エレクトーンで扱えるMIDIメッセージ MIDIメッセージ(データ)には、大きく分けて「チャンネルメッセージ」と「システムメッ セージ」の2種類があります。チャンネルメッセージは、おもに鍵盤で弾いたノート(音符) や演奏表現(エクスプレッションペダルやボリュームなど)に関するデータで、特定のMIDI チャンネルごとにそれらの情報を送受信できます。また、システムメッセージは、複数の 楽器をリンクさせて1つのMIDIシステムとして機能させるために使われるデータです。 チャンネルメッセージ ● キー情報(ノートオン/ノートオフ/ベロシティー) 演奏に関わる最も重要な情報で、エレクトーンの鍵盤を弾いたときにこれらのメッセージ が送信されます。また、ほかのキーボードやシーケンサーなどからこれらの情報を送信し てエレクトーンを演奏させることができます。 ノートオン: このキーを押した、ということを示す情報です。弾いた音の高さを表すため に半音ごとに割り当てられた0〜127のノートナンバーが内部的には用いら れています。演奏時にノートナンバーを意識する必要はありませんが、エレ クトーンのC3の鍵盤を弾いたときにノートナン
MIDIチャンネル MIDIの情報には、MIDIチャンネルという1〜16の番号が割り当てられています。この MIDIチャンネルを使って、1本のMIDIケーブルで同時に16パート用の情報を送るしくみに なっています。 MIDIチャンネルは、テレビのチャンネルと同じようなものだと考えることができます。テ レビの放送局は、あらかじめ割り当てられたチャンネルで情報を送信します。各家庭では 複数の放送局から送られてきた情報を同時に受信した上で、特定のチャンネルを選択する ことで目的の放送局の情報(番組)をみることができるわけです。 天気予報 NEWS 1 2 NEWS 2 MIDIチャンネルもこれと同じしくみです。MIDIメッセージは、送信側の楽器で設定された MIDIチャンネル(MIDI送信チャンネル)によってMIDIケーブルを通り受信側の楽器に送られ ます。このとき、受信側の楽器で設定されるMIDIチャンネル(MIDI受信チャンネル) が、送 信側のMIDIチャンネルと一致してはじめて音が鳴ります。 MIDI ケーブル MIDI送信チャンネル2 MIDI受信チャンネル2 エレクトーンの受信チャンネル
5 MIDIコントロール エレクトーンをほかのMIDI機器やコンピューターと接続したときに、外部機器からどのよ うにエレクトーンをコントロールするか、またはエレクトーンからどのように外部機器を コントロールするかを設定します。送信チャンネルを選択したり、外部機器との同期設定 をしたりします。 1 2 [UTILITY]ボタンを押します。 ユーティリティー画面が表示されます。 画面右上の[MIDI]ボタンを押して、MIDIページを表示させます。 1 2 3 3-1 3 -2 3 -3 1 アウトプット MIDIの送信チャンネルを変えることができます。上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤、エクスプ レッションペダル、セカンドエクスプレッションペダルのそれぞれについて、チャンネル1 〜16のいずれかを設定できます。ここで設定した送信チャンネルで各鍵盤やエクスプレッ ションペダルの演奏情報を送信することができます。MIDIメッセージを送信したい機器(コ ンピューターやMIDI音源など)の受信チャンネルに合わせて、送信チャンネルを設定してく ださい。(ELS-01では、セカンドエクスプレッションペダルは表示さ
3 インターナル/エクスターナル 表示された各項目のコントロールをエレクトーンで行なう(インターナル)か、外部機器で行 なう(エクスターナル)かを切り替えます。 3 - 1 リード1 リードボイス1の発音方法を設定します。 インターナル:リードボイス1は、上鍵盤(トゥーロワー機能をオンにした場合は下 鍵盤)で発音します。 エクスターナル:リードボイス1は、MIDIチャンネル4で外部から送信された演奏情 報を受けて、発音します。 3 - 2 同期 リズムを同期させるためのタイミング決定を、エレクトーンが持つ内部クロックで 行なうか、エレクトーンと接続した他のMIDI 機器のクロック(外部クロック)で行な うかを設定します。通常はインターナルにします。 インターナル:内部クロックで動作します。 エクスターナル:MIDI IN端子から入ってくる外部クロックで動作します。エレク トーンは外部機器のクロックに従います。 3 - 3 エクスプレッション エクスプレッションペダルの機能をコントロールします。通常はオートにします。 オート:インターナル/エクスターナルが自動的に切り替わります。 インターナル:エクスプレッショ
14 付録 A PP EN DIX ELS-01/01C/01Xの分解/組み立て エレクトーンを分解/組み立てする前に、以下の手順を必ずお読みください。 注意 分解せずに運搬する場合でも、必ずペダルユニットを外してください。ペダルユニットをつけたまま運ぶと、運搬中に傾いてペダルユニットが外れるお それがあります。 エレクトーンの分解手順 分解すると237ページの状態になります。 注意 ・ 分解は、必ず2人以上で行なってください。 ・ 手をはさんだり、取り外したユニットを落としたりしないよう、必ず指定された位置を持ってください。 本体の分解には、大小2種類の六角レンチ(対面6mmと4mm、椅子の座面裏に付属)を使用します。六角レンチの使用方法については241ページを ご覧ください。 1 エレクトーンの電源を切り、電源プラグをコンセント から抜きます。 2 ペダルユニットを取り外します。 2-1 左右のサイドカバーを外します。 2-3 ペダルユニット左側のペダル鍵盤コードのナットを回 して、ペダル鍵盤コードを外します。 2 1 手前にスライドさせる 2-2 電源ケーブルを、コードク
2-4 ペダル鍵盤の下のフレームを持ち上げて左右の突起か 3-2 コードをとめる止め具を外しておきます。 ら外し、そのまま手前に引っ張ってペダルユニットを 左側の電源コードを外します。また、右側のコードの 外します。 ナットを回して、コードを外します。 ELS-01Xの場合は、出力用コードの金属部分を引っぱっ ELS-01/01C て、出力用コードも外します。 ELS-01/01C ELS-01X ELS-01X 4 前面に回り、スピーカーユニットとキーボードユニッ トとをつないである、スピーカーコード、電源コード の2本を外します。 NOTE ELS-01Xにはスピーカーユニットはありません。手順5へ進んでください。 注意 鍵盤を持たないでください。故障の原因になることがあります。 3 リアプレートを外します。 3-1 上部右側の穴に六角レンチを差し込み、手前に引っ POWER REAR SPEAKE OFF ON 張ってプレートを外します。 5 USBユニットとフロッピーディスクドライブUDFD01(接続してある場合のみ)のUSBケーブルを抜 き、それぞれコー
7 6 キーボードユニットを取り外します。 6-1 キーボードユニットの下側にある、左右3本ずつの黒 スピーカーユニットを取り外します。 持ち手をつかんでスピーカーユニットを持ち上げ、左右 の位置決め突起から浮かせた状態で、スピーカーユニッ トを前方にスライドさせて外します。 ネジを、六角レンチ(小)を使って外します。 NOTE ELS-01Xにはスピーカーユニットはありません。手順8へ進んでください。 位置決め突起 6-2 図のように、キーボードユニットの背面の切り込み と、前面下部の波形ガイドに手をかけて、キーボード ユニットを真上に持ち上げ、外します。 注意 • 取り外したスピーカーユニットは、必ず持ち手が上になるように置い てください。 • スピーカーネットは、スピーカーに取り付けたままにしておいてくだ さい。 ここを持つ ここを持つ 8 サイドフレームとリアフレームとを分解します。 8-1 背面が下になるように、フレームを倒します。 8-2 リアフレームの上下左右にある8本の黄ネジを、六角 レンチ(大)を使って外します。 ここを持つ ここを持つ ネジを外してから
エレクトーンの組み立て手順 エレクトーンを組み立てる前に、必ずお読みください。 注意 • 部品をまちがえたり、向きをまちがえたりしないように注意して、手順どおりに組み立ててください。 • 組み立ては、必ず2人以上で行なってください。 • 組み立ては、必ず平らなところで行なってください。 • ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用しないでください。サイズの違うネジを使用すると、製品の破損や故障の原因になることがあります。 • ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないようきつく締め直してください。 本体の組み立てには、大小2種類の六角レンチ(対面6mmと4mm 、椅子の座面裏に付属)が必要です。六角レンチの使用方法については、241ペー ジをご覧ください。 1 すべての部品がそろっていることを確認します。 後 REAR OFF SPEAKER ON POWER キーボードユニット (約38kg) 前 スピーカーユニット (ELS-01: 約20kg、ELS-01C: 約26kg) サイドフレーム(左) サイドフレーム(右) リアプレート リアフレーム(上) コードクランプ リアフレーム(下)
2 上下2つのリアフレームに左右のサイドフレームを取 り付けます。 3 スピーカーユニットを取り付けます。 NOTE 2-1 2つのリアフレームを、ネジ穴が見えるように置きま す。上下を間違えないようにしてください。 2-2 ELS-01Xにはスピーカーユニットはありません。手順4へ進んでください。 3-1 スピーカーユニットの持ち手をつかみ、2人でスピー リアフレームの端に、サイドフレームを上からはめ込 カーユニットを水平に持ったまま、楽器の前面から、 みます。 サイドフレーム上部のガイドレールに沿ってスライド させます。 サイドフレーム(左) 注意 • フレーム前面にスピーカーユニットをぶつけないようにご注意くださ い。 • スピーカーユニットを落とさないようにご注意ください。 リアフレーム(上) リアフレーム(下) 2-3 コードクランプ 黄ネジをネジ穴に差し込み、六角レンチ(大)を使って しっかり固定します。 3-2 ガイドレールの位置決め突起に、スピーカーユニット の穴を合わせます。 ここに合わせる 2-4 左右のサイドフレームが固定できたら、フレーム
4 キーボードユニットを取り付けます。 4-1 図のように2人でキーボードユニットを持ち、スピー 4-4 背面に回り、左側の電源コードのプラグをキーボード ユニットのACインレットに差し込みます。右側のコ ネクターをつなぎ、ナットを回して固定します。 ELS-01Xの場合は、出力用コードも接続します。 突起を カーユニットの上に真上から下ろして、左右や背面に 合わせて押し込みます。 隙間ができないようにはめます。 止め具でコードを固定します。 ELS-01/01C 注意 • 指や服をはさんだり、キーボードユニットを落としたりしないようご 注意ください。 • キーボードユニットとスピーカーユニットの間に電源コードなどをは さまないようご注意ください。 • 鍵盤に手をかけないでください。故障の原因になることがあります。 4-2 キーボードユニットの下側から、左右3本ずつの黒ネ ジを、六角レンチ(小)を使って固定します。 ELS-01X 5 リアプレートを取り付けます。 リアプレートの下をキーボードユニットの取り付け位置 に合わせてから、はめます。 4-3 前面のスピーカーコードと電
6 ペダルユニットを取り付けます。 6-1 ペダルユニットの突起をサイドフレームの切り込みに 6-2 ペダルユニット左側のペダル鍵盤コードをつなぎ、 ナットを回して固定します。 あわせます。 2 ELS-01/01C 1 ELS-01X ELS-01Xの場合は、出力用コードも接続します。 突起を 合わせて押し込みます。 注意 • 鍵盤を持たないでください。故障の原因になることがあります。 • ペダルユニットとサイドフレームの間に、ペダル鍵盤コードをはさま ないようご注意ください。 6-3 電源ケーブルをリアフレームのコードクランプにはさ みます。 付 録 14 240 ELS-01/01C/01X 取扱説明書
6-4 左右のサイドカバーを取り付けます。 ペダルユニットの突起と、サイドカバーの穴を合わせ、 サイドカバーを奥にスライドさせます。 ■ 必ず以下の点をチェックしてください。 ・エレクトーンの電源は入りますか? → 電源コードが確実に本体に差し込まれているかどうか 確認してください。(239ページ 4-4) ・エレクトーンの音は出ますか? → スピーカーコードやペダル鍵盤コードが確実に本体に 差し込まれているかどうか確認してください。(239 ページ 4-3、240ページ 6-2) → (ELS-01/01Cの場合)スピーカーユニットの電源が ONになっているかどうか確認してください。 使用中にエレクトーン本体や椅子がきしむ、 横ゆれする、 ぐらつくなどの症状がでたら、組み立て図に従って各部の ネジを締め直してください。 ■ 必ず以下の点をチェックしてください。 ・部品が余っていませんか? → 組み立て手順を再確認してください。 六角レンチの使い方 エレクトーンの分解や組み立てには、 六角レンチを使用し ・部屋のドアなどがエレクトーンにあたりませんか? → エレクトーンを適切な位置に移動してくださ
椅子の組み立て手順 椅子の組み立てには、+(プラス)のドライバーが必要です。ご用意ください。 ELS-01の椅子の組み立て ELS-01C/01Xの椅子の組み立て 1 1 椅子座板を裏返しに置き、前側2本の椅子脚を取り付 けます。 図のように、付属のスパナを使って、ボルトでしっかり と固定します。 椅子座板を裏返しに置き、六角レンチ(小)を使って左 右の椅子脚を取り付けます。 斜めになっている脚が前面に来るようにして、左右4本ず つのネジをしっかりと固定してください。 注意 椅子座板とナットの間にワッシャーをはさみ、 ボルトとワッシャーのすき 間がなくなるまで締めつけてください。 R 注意 椅子座板とナットの間にワッシャーをはさみ、 ネジとワッシャーのすき間 がなくなるまで締めつけてください。 ワッシャー ボルト R L L 文字のある方が うしろ 文字のある方が うしろ 2 +(プラス)のドライバーを使って、付属のネジ(左右 2本ずつ)で、足置きを取り付けます。 ネジ 2 3 ワッシャー +(プラス)のドライバーを使って、付属のネジ(左右 2本ずつ)で、足置きを取り付け
オプション品の取り付け フロッピーディスクドライブUD-FD01の取り付け UD-FD01は、付属のケースを使用して、エレクトーンの鍵盤 の下側に取り付けることができます。取り付けには+(プラス)の 2 USBケーブルを、ケースに収まるように折りたたみ 3 USBユニットのUSBケーブルを抜き、4か所のネジを ます。 ドライバーが必要です。ご用意ください。 注意 ドライバーは、ネジ頭のサイズと合うものをお使いください。サイズの 合わないドライバーで無理な力を加えると、ネジ頭の十字溝がつぶれて しまうことがあります。 外して、USBユニットをエレクトーンから外します。 NOTE UD-FD01に付属のネジは、このエレクトーンに取り付ける場合には使 用しません。 1 ケースの3か所の両面テープから、はくり紙をはがし、 UD-FD01を、ケースに取り付けます。 4 UD-FD01の上に、図のようにUSBユニットを重ねます。 両面テープ ネジ用の穴が 重なるように 付 録 ELS-01/01C/01X 取扱説明書 243 14
5 手順3で外したネジを使用して、UD-FD01とUSBユ ニットとを同時にエレクトーンに取り付けます。 手前右側のネジを仮留めして位置を決めたあと、残るネ ジも仮留めします。 その後、すべてのネジをしっかりと固定します。 仮留めして位置を決める 6 USBケーブルをUSB TO DEVICE端子に挿します。 UD-FD01とUSBユニットの両方のUSBケーブルを、 USB TO DEVICE端子に挿します。 7 コードクランプをOPTICAL OUT端子の左側に取り 付けます。 コードクランプは、エレクトーンの分解の際に使用しま す(235ページ手順5)。 付 録 14 244 ELS-01/01C/01X 取扱説明書
MIDIデータフォーマット 1. チャンネルメッセージ 1.
コード 受信 送信 オールサウンドオフ リセットオールコントローラ オールノートオフ オムニオフ オムニオン モノ ポリ 5-14ch × Cn, nn プログラムチェンジ 5-14ch 16ch × 16ch Dn, 00-7F アフタータッチ 1ch 2ch 3ch (4ch)* 5-14ch (1ch)* (2ch)* (3ch)* En, 00-7F, 00-7F ピッチベンド 1ch 2ch (4ch)* × (1ch)* (2ch)* × (1-16ch)* 5-14ch × 受信 送信 1-16ch × Bn, Bn, Bn, Bn, Bn, Bn, Bn, 78, 00 79, 00 7B, 00 7C, 00 7D, 00 7E, 00 7F, 00 ファンクション 備考 XG XG コントロール 上鍵盤 下鍵盤 ペダル鍵盤 リード1 XG 上鍵盤 下鍵盤 リード1 セカンドエクスプレッション (ELS-01C/01X) XG *MIDIコントロール(232ページ)で変更。 **4chに設定したときのみ出力される。 1.
受信 送信 Bn, 54, 00-7F コード ポルタメントコントロール 1-16ch × Bn, 5B, 00-7F リバーブセンドレベル 1-16ch × Bn, 5D, 00-7F コーラスセンドレベル 1-16ch × Bn, 5E, 00-7F バリエーションエフェクトセンドレベル 1-16ch × Bn, 60, 00-7F Bn, 61, 00-7F データインクリメント データデクリメント 1-16ch × Bn, 62, 00-7F Bn, 63, 00-7F NRPN LSB NRPN MSB 1-16ch × Bn, 64, 00-7F Bn, 65, 00-7F RPN LSB RPN MSB 1-16ch × Bn, Bn, Bn, Bn, Bn, Bn, Bn, オールサウンドオフ リセットオールコントローラ オールノートオフ オムニオフ オムニオン モノ ポリ 1-16ch × 78, 00 79, 00 7B, 00 7C, 00 7D, 00 7E, 00 7F, 00 Cn, 00-7F ファンクショ
受信 送信 F0, 7F, 7F, 09, 01, 0n, PP, VV, ..., F7 XN コード GM2アフタータッチパラメーター メッセージ ○ × F0, 7F, 7F, 09, 03, 0n, CC, PP, VV, ..., F7 XN GM2コントロールチェンジパラメーター ○ × F0, 7F, 7F, 0A, 01, 0n, KK, CC, PP, VV, ..., F7 XN GM2キーベースドコントローラー ○ × ユニバーサルノンリアルタイムメッセージ 受信 送信 F0, 7E, 7F, 09, 01, F7 XN コード GM ON メッセージ ○ × F0, 7E, 7F, 09, 03, F7 XN GM2 ON ○ × F0, 7E, 7F, 09, 02, F7 XN GM OFF ○ × F0, 7E, 7F, 08, 08, JJ, GG, MM, ..data..
*1. スイッチ 受信 送信 45H nn レフトフットスイッチ スイッチ ○ ○ 47H ニーレバー ○ ○ *2.
ブリリアンス cc スイッチ コード dd 備考 受信 受信値 送信 送信値 42 上鍵盤ボイス1ブリリアンス ○ [00-06] ○ [00-06] 00:BRILLIANT, 06:MELLOW 43 下鍵盤ボイス1ブリリアンス ○ [00-06] ○ [00-06] 00:BRILLIANT, 06:MELLOW 44 上鍵盤ボイス2ブリリアンス ○ [00-06] ○ [00-06] 00:BRILLIANT, 06:MELLOW 45 下鍵盤ボイス2ブリリアンス ○ [00-06] ○ [00-06] 00:BRILLIANT, 06:MELLOW 46 リードボイス1ブリリアンス ○ [00-06] ○ [00-06] 00:BRILLIANT, 06:MELLOW 47 ペダルボイス1ブリリアンス ○ [00-06] ○ [00-06] 00:BRILLIANT, 06:MELLOW 48 ペダルボイス2ブリリアンス ○ [00-06] ○ [00-06] 00:BRILLIANT,
*3.
Address 付 録 14 252 Size Data データ 受信 受信値 送信 送信値 41 2 00007F7F エフェクト1パラメーター 1 MSB/LSB 0000-7F7F ○ 00007F7F ○ 00007F7F 00-07 42 2 00007F7F エフェクト1パラメーター 2 MSB/LSB 0000-7F7F ○ 00007F7F ○ 00007F7F 10 00-07 43 2 00007F7F エフェクト1パラメーター 3 MSB/LSB 0000-7F7F ○ 00007F7F ○ 00007F7F 10 00-07 44 2 00007F7F エフェクト1パラメーター 4 MSB/LSB 0000-7F7F ○ 00007F7F ○ 00007F7F 10 00-07 45 2 00007F7F エフェクト1パラメーター 5 MSB/LSB 0000-7F7F ○ 00007F7F ○ 00007F7F 10 00-07 46 2 00007F
オルガンフルート音色パラメーター (Address mm: 0〜1 = 上鍵盤、下鍵盤) Address Size Data 受信 受信値 送信 送信値 00 1 00-7F フッテージ 16フィート 00:MIN 7F :MAX ○ 00-7F ○ 00-7F 00-01 01 1 00-7F フッテージ 8フィート 00:MIN 7F :MAX ○ 00-7F ○ 00-7F 11 00-01 02 1 00-7F フッテージ 5-1/3フィート 00:MIN 7F :MAX ○ 00-7F ○ 00-7F 11 00-01 03 1 00-7F フッテージ 4フィート 00:MIN 7F :MAX ○ 00-7F ○ 00-7F 11 00-01 04 1 00-7F フッテージ 2-2/3フィート 00:MIN 7F :MAX ○ 00-7F ○ 00-7F 11 00-01 05 1 00-7F フッテージ 2フィート 00:MIN 7F :MAX ○ 0
Address Size Data 4F 2 00-01 50 00-01 63 hh mm ll 11 00-01 11 11 パラメーター データ 受信 受信値 送信 送信値 00007F7F エフェクトパラメーター 15 00007F7F ○ 00007F7F ○ 00007F7F 2 00007F7F エフェクトパラメーター 16 00007F7F ○ 00007F7F ○ 00007F7F 1 007F ○ 00-7F ○ 15-3D、 7F 受信 受信値 送信 送信値 サステイン レングス 7F:Hold 7E:Long 00:Short 鍵盤パラメーター サステインパラメーター (Address mm: 0〜2 = 上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤) Address Size Data 00 1 00-7F サステイン(オン/オフ) 00:OFF 01:ON ○ 00-7F × - 01 1 00-7F レングス 00:短い 7F :長い ○ 00-7F × -
Address Size Data 19 1 00-7F パッド(オン/オフ) 00 1A 1 00-7F 13 00 1B 1 13 00 1C hh mm ll 13 00 13 パラメーター データ 受信 受信値 送信 送信値 00:OFF 01:ON ○ 00-7F ○ 00-01 フレーズ1(オン/オフ) 00:OFF 01:ON ○ 00-7F ○ 00-01 00-7F フレーズ2(オン/オフ) 00:OFF 01:ON ○ 00-7F ○ 00-01 1 00-7F オートフィル(オン/オフ) 00:OFF 01:ON ○ 00-7F ○ 00-01 Size Data 受信 受信値 送信 送信値 1 00-7F ○ 00-7F × - Size Data 受信 受信値 送信 送信値 リズムシーケンス Address hh mm ll 13 01 00-03 パラメーター シーケンス [SEQ.1]〜[SEQ.
Address Size Data 20 1 00-7F エンディング 1(オン/オフ) 05 21 1 00-7F 05 22 1 00-7F hh mm ll 13 05 13 13 パラメーター データ 受信 受信値 送信 送信値 00:OFF 01:ON ○ 00-7F ○ 00-01 エンディング 2(オン/オフ) 00:OFF 01:ON ○ 00-7F ○ 00-01 エンディング 3(オン/オフ) 00:OFF 01:ON ○ 00-7F ○ 00-01 受信 受信値 送信 送信値 キーボードパーカッションパラメーター Address Size Data 11 1 00-7F ボリューム 00:MIN 7F :MAX ○ 00-7F ○ 00-7F 12 1 00-7F リバーブ(センドレベル) 00:MIN 7F :MAX ○ 00-7F ○ 00-7F Size Data パラメーター 受信 受信値 送信 送信値 hh mm ll 1
全体エフェクトパラメーター : リバーブリズム Address Size Data 01 1 00-7F リバーブ タイム(リズム用) 02 3 00 00-7F 00-7F リバーブ タイプ(リズム用) hh mm ll 14 02 14 02 パラメーター データ 受信 受信値 送信 送信値 00:速い 7F :遅い ○ 00-7F ○ 00-45 00 00-7F 00-7F ○ 00 00-7F 00-7F ○ 00 00-7F 00-7F 受信 受信値 送信 送信値 全体エフェクトパラメーター : ロータリースピーカー Address Size Data パラメーター 00 1 00-7F ロータリースピーカースピード ( オン/オフ) 00:OFF 01:ON ○ 00-7F × - 03 01 1 00-7F ロータリースピーカースピードコントロー ル モード 00:ストップ 01:スロー ○ 00-7F ○ 00-01 03 02 2 0000007F ロータリ
MIDIインプリメンテーションチャート YAMAHA [Electone-EL mode] / Model: ELS-01/01C/01X typeU ファンクション 送信 ベーシック チャンネル 電源ON時 設定可能 1, 2, 3, 16 (*1) 1-16 1-3, 5-16 (*2) 4 モード 電源ON時 メッセージ 代用 モード3 ˛ ************************ モード3 ˛ ˛ 0-127 (*4) 音域 36-96 (*3) ************************ Ø 9nH, v=1-127 ˛ 9nH, v=0 Ø 9nH, v=1-127 ˛ 9nH, v=0 or 8nH ˛ Ø Ø (*6) Ø Ø (*5) Ø ˛ ˛ Ø (*7, *12) ˛ Ø (*7) Ø (*8, *12) ˛ ˛ ˛ ˛ ˛ Ø (*6) Ø (*6) Ø (*7) Ø (*6) Ø (*6, 7) Ø (*8, *12) Ø (*6) Ø (*6) Ø (*6) Ø (*6) Ø (*6) プログラムチェンジ 設定可能 Ø (*1
YAMAHA [Electone-XG mode] / Model: ELS-01/01C/01X typeU ファンクション 受信 送信(*1) ベーシック チャンネル 電源ON時 設定可能 1, 2, 3, 16 1-16 1-16 1-16 モード 電源ON時 メッセージ 代用 モード3 ˛ ************************ モード3 ˛ ˛ 36-96 ************************ 0-127 音域 Ø 9nH, v=1-127 ˛ 9nH, v=0 Ø 9nH, v=1-127 ˛ 9nH, v=0 or 8nH ˛ Ø Ø Ø ピッチベンド Ø Ø コントロールチェンジ 0, 32 1, 5, 7, 10 4 6, 38 11 16 96, 97 64-67 71-78 84, 91, 93, 94 98-99, 100-101 ˛ ˛ Ø (*2) ˛ Ø Ø (*2) ˛ ˛ ˛ ˛ ˛ Ø Ø ˛ Ø Ø ˛ Ø Ø Ø Ø Ø プログラムチェンジ 設定可能 Ø 0-15 *****************
困ったときは 現象 原因と対処 楽器全般 電源を入れて10秒程度待たないと音が出ない。 時々ガリッとかポツンという雑音が入る。 システムの起動に時間がかかるためです。故障ではありません。 近くで電気器具の電源をオン/オフしたり、電気ドリルなどを使用している場合は、雑音 が入ることがあります。原因と思われる機器から、なるベく離れたコンセントを使ってく ださい。また、原因不明の場合は、サービスセンターまでご相談ください。 携帯電話や、ラジオ、テレビ、無線などの電波 が入る。 近くで携帯電話を使用していたり、近くに放送局やアマチュア無線局があるためです。 どうしても気になる場合は、サービスセンターまでご相談ください。 ラジオやテレビなどに雑音が入ることがある。 エレクトーンのすぐ近くにラジオやテレビを置くと、雑音が入ることがあります。できる かぎり離してご使用ください。 音が周囲のものを共鳴させてびりつく。 エレクトーンの音は持続音が多いため、周囲の戸棚やガラスなどの家具類を共鳴させる ことがあります。気になる場合は、家具類の配置を一工夫するか、エレクトーンの音量を 小さくしてください。 LCD
現象 原因と対処 ボイス/リズム 選んだボイスによって、鍵盤位置による音量の ばらつきがある。 一般に電子楽器は、音色を変えるという本質的な要素を持つため、音色による各鍵盤の音 量ばらつきをなくすことは非常に困難です。エレクトーンはどのボイスでも演奏上問題の ないように設計、調整されていますが、設置場所や聞く位置によって音量や音色が異なる ことがあります。どうしても気になる場合は、サービスセンターまでご相談ください。 ペダル鍵盤ではピッチが高く、上/下鍵盤の 高音部ではピッチが低く感じられる。 特にピアノと比較した場合に感じることです。ピアノでは倍音構成が複雑なため、高音と 低音の調律は実音での調律ができず、倍音を聞いて調律しています。エレクトーンの場合 は逆に実音で調律していますから、ピアノとエレクトーンでは、高音と低音の調律自体が 本質的に違うわけです。 割れるような感じや、ノイズが入るような感じ のするボイスがある。 おもに管楽器の音色で感じることです。これは実際の楽器音の特長を再現するため、意図 的に組み込まれた音色効果です。ブラスの振動やブレスノイズなど、よりリアルな特徴を そなえた音
現象 原因と対処 A.B.C./アカンパニメント/M.O.C. A.B.C.のシングルフィンガーで下鍵盤の高い方 を押さえても、音程が変わらない。 シングルフィンガーでは定められた1オクターブの中の音が出るようになっています。 同じコードまたは同じ音色であれば、下鍵盤のどの位置を押さえても同じ音程で和音が 得られます。 イントロ/エンディングパターンが鳴っている イントロ/エンディングパターンの演奏中はアカンパニメントコードが自動的に選択演奏 とき、下鍵盤を弾いても発音しない。 されるので、その他の音は発音しないようになっています。 アカンパニメントを選んでリズムをスタート ● アカンパニメントのボリュームが0に設定されています。リズムコンディション画面 させたが、アカンパニメントが鳴らない。 でアカンパニメントのボリュームを上げてください(66ページ)。 ● アカンパニメントのパートがすべてOFFになっています。ONに設定してください(65 ページ)。 メロディーオンコード(M.O.C.
現象 原因と対処 MDR 楽器がUSBフラッシュメモリーを認識しない。 USBユニットのケーブルが、エレクトーンのUSB TO DEVICE端子から外れています。 ケーブルを端子に接続してください。 録音/再生ができない。 ● パート選択ボタンがOFFになっていると、そのパートは録音/再生されません。画面上 で録音/再生したいパー卜のボタンを押してRECまたはPLAYにしてください。 ● 演奏データの容量が大きすぎます。 録音/再生できる演奏データの容量は1MBまでです。 ● メディアにライトプロテクトがかかっています。 ライトプロテクトのかかったメディア には録音できません。ライトプロテクトを外してください(104ページ)。 ● フォルダーにEL-900などのELシリーズのソングが入っていると、 そのフォルダーには 録音できません。 ELS-01/01C/01Xのソングを録音するフォルダーを作成してくだ さい。 演奏が終わる前に録音がストップしてしまった。 ● メディアの空き容量が不足しています。別のメディアを使用してください。 ● 既に録音してあるソングナンバーに録音する場合、録音する曲の長
仕様 Electone STAGEA ELS-01 typeU (ELS-01U) 音源 Electone STAGEA ELS-01C typeU (ELS-01CU) AWM (4) 鍵盤 AWM (4) + VA + ORGAN 上鍵盤: 49鍵 (C〜C)、下鍵盤: 49鍵 (C〜C)、ペダル鍵盤: 20鍵 (C〜G) 鍵盤種 スタンダード鍵盤 (FS鍵盤) レジスト レーション 音色 上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤 上鍵盤、下鍵盤 上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤 ホリゾンタルタッチ − 上鍵盤、下鍵盤 レジストレーション メニュー 240 300 レジストレーション メモリー M.(メモリー )、1〜16、D.
Electone STAGEA ELS-01 typeU (ELS-01U) プログラム 機能 ボイスエディット ○ リズムパターン プログラム ○ リズムシーケンス プログラム フット スイッチ レフト プリセット1、2、ユーザー 1、2、3、4、5、6、7、8 (パン、ピッチコース、ピッチファイン、リバーブ、ボリューム) [リズム] 停止、ブレイク、メインA、B、C、D、イントロ1、2、3、エンディング1、2、3、 [グライド] 上鍵盤1、2、リード1、2、下鍵盤1、2、タイム設定 [ロータリースピーカー ] ライト レジストレーションシフト ○ エクスプレッション ペダル セカンドエクスプ レッションペダル ピッチベンド、テンポ (設定/再生 のみ) トランスポーズ -6〜+6 A=427.2〜452.
エレクトーン用語辞典 ここでは、エレクトーンに特有の機能や、パネル上または画面上に出てくる難しい用語について掲載します。 電子楽器全般に関する基本的な用語、ボイスエディットやエフェクトに関する各パラメーターの意味などは、 インターネット上の下記ページにも掲載してありますので、参考にしてください。 ■ ヤマハ電子楽器用語集 ■ エレクトーン用語検索
用語 解説 ページ 音群ごとに、ボイスのピッチを変更する機能。各音群のチューンをずらしておくことで、 演奏に厚みを持たせることができる。 46 チ チューン テ ディスプレイセレクト LCDディスプレイの右側にある12個のボタン群。 12 データコントロールダイアル 画面に表示される数値やスライダーなどを操作するためのダイアル。 16 トゥーロワー リードボイスやペダルボイスを、下鍵盤で演奏できる機能。 トランスポーズ 移調の設定。音群ごとでも楽器全体でも変更できる。 ニ ニーレバー 膝で操作するレバー。サステインやメロディーオンコードなどをコントロールできる。 ネ ネクストレジスト 1つのソング内に複数のレジストレーションデータを保存した場合に、レジストレーショ ンシーケンスまたはフットスイッチ操作でそれらを次々に読み込む機能。 92、188 ハ パート再生/録音 MDR機能で演奏データを録音する場合に、鍵盤ごとに録音や再生を行なうこと。リード ボイスだけ、キーボードパーカッションだけを別に録音することもできる。 112、125 バー /ビート 小
用語 リ レ ロ 268 ページ リズムの発音状態(=コンディション)を設定する画面の名称。リズムボタンを2度押すと 表示される。 リズムシーケンスプログラム リズムパターンを1小節ずつ並べて、1曲分のリズムデータをプログラムする機能。 182 リズムパターンプログラム 打楽器音を入力することで、リズムパターンを作成する機能。内蔵されているリズムを 編集してオリジナルのパターンをつくることもできる。 152 リズムメニュー リズムボタンを押したときに表示される画面。 55 リードボイス 上鍵盤で演奏できるリードパート用の音群。単音で発音する。 25 リバーブ 音に残響をつけ、広いホールなどで演奏しているような響きを与えるエフェクト。 48 レジストレーション 上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤のボイスや、エフェクト、リズム、アカンパニメントなどの 設定情報のこと。 84 レジストレーションシーケンス リズムと同期して自動的にレジストレーションを切り替える機能。どのタイミングで レジストレーションを切り替えるかは、あらかじめ設定しておく。 レジストレーションシフト
索引 A MASTER VOLUME ......................................................... 13 A.B.C./M.O.C. ............................................................ 66, 68 MDR ................................................................................. 99 AUX IN ........................................................................... 219 MIC./LINE (切り替えスイッチ) ........................................ 218 AUX OUT ....................................................................... 219 MIC.
V オ VA (ボイスエディット) .................................................... 147 オートフィル ..................................................................... 58 VA音源 .............................................................................. 37 オートベースコード ........................................................... 66 VAカスタムボイス ........................................................... 149 オルガンフルート ............................................................... 38 VOICE DISPLAY .........................
ス トランスポーズ ................................................................ 200 スタート ............................................................................ 57 トランスポーズ(音群) ......................................................... 46 スタイルファイルフォーマット ........................................ 178 トレモロ(ロータリースピーカー ) ....................................... 52 ステップ入力 ................................................................... 157 トレモロ/オートパン .........................................................
ブラウザー ............................................................... 204, 212 フランジャー ..................................................................... 54 プリセット(ビブラート) ..................................................... 45 モ モード(オルガンフルート) .................................................. 39 モード(ロータリースピーカー ) .......................................... 53 プリセットキーボードパーカッション ................................ 69 ブリリアンス ..................................................................... 51 ブレイク .........
BSDライセンスソフトウェアの利用に関するお知らせ 本製品はソフトウェアの一部にBSDライセンスに従っ たソフトウェアを利用しています。BSDライセンスと は、無保証の旨の明記、著作権表示、ライセンス条文一 覧の表示を条件としてプログラムの再頒布が許諾される ソフトウェアのライセンス形式です。 下記の内容は、上記ライセンス条件にもとづき表示され るものであり、お客様の使用制限等を規定するものでは ありません。 記 WPA Supplicant XySSL Copyright © 2006-2008, Christophe Devine. All rights reserved.
メモ 274 ELS-01/01C/01X 取扱説明書
保証とアフターサービス ◆ 修理に関するお問い合わせ ヤマハ修理ご相談センター サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマ ハ修理ご相談センターにご連絡ください。 ナビダイヤル (全国共通番号) 0570-012-808 ※一般電話・公衆電話からは、市内通話料金でご利用いただけます。 ● 保証書 携帯電話、PHS、IP電話からは TEL 053-460-4830 本機には保証書がついています。 受付時間 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お買い上 げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管してください。 ● 保証期間 お買い上げ日から1年間です。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書を ご覧ください。 ● 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理させて いただきます。 下記の部品については、使用時間や使用環境などにより劣化しやす いため、消耗に応じて部品の交換が必要となります。消耗部品の交 換は、お買い上げ店またはヤマハ修理ご相談センターへご相談くだ さい。 消耗部品の例 F
エレクトーンの機能や取り扱いについては、ご購入の特約店または下記 ヤマハお客様コミュニケーションセンターへお問い合わせください。 お客様コミュニケーションセンター エレクトーン・D-DECKご相談窓口 ナビダイヤル (全国共通番号) 0570-005-808 ※一般電話・公衆電話からは、市内通話料金でご利用いただけます。 携帯電話、PHS、IP電話からは 053-460-4836 営業時間:月曜日〜金曜日 10:00〜18:00、土曜日 10:00〜17:00 (祝日およびセンター指定休日を除く) http://jp.yamaha.com/support/ デジタル楽器事業部 マーケティング部 ELグループ 〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町10-1 ●インターネットホームページ ヤマハ株式会社ホームページ http://jp.yamaha.com/ ヤマハエレクトーン総合情報サイト Electone Station http://electone.jp/ ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.