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ELS-01/01C/01X 活用ガイド
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ELS-01C/01Xのオルガンフルート機能を使って、さまざまなオルガンサウンドを満喫しましょう。
画面上のフッテージレバーを上下させながらフッテージの組み合わせを設定します。フッテージレバーの組み合わせ次
第で、荘厳なパイプオルガンや、渋いジャズオルガン、バンド仲間とのアンサンブルでガンガンに熱くなれそうなロッ
クオルガンも、思いどおりにつくり出すことができます。
また、フッテージレバーの配列も伝統的なオルガンと同じですから、昔から伝わる名曲、名アレンジの数々を、そこに
書かれたセッティングの音色を再現して演奏することも可能です。
楽譜「モルダウ」の中で使うレジストレーションは5種類。重厚な響きのクラシック(M1)に始まり、ジャズワルツ
(M2)、スイング(M3〜M4)、ロックサウンド(M5)を、ギュッと圧縮したアレンジでお楽しみくださいね。
1879年、作曲家スメタナが55才のときに着手、約5年の歳月をかけて完成させた連作交響詩「わが祖国」は、
全6作からなる大作で、最も有名な「モルダウ」は第2曲。南ボヘミアに端を発したふたつの水源が合流し、
首都プラハを貫流する430kmの大河モルダウ河は、チェコの人々の心とも言えるもの。今回のアレンジの冒頭
部は、滔々と流れる大河を表現した原曲の雰囲気を活かしています。時代は巡り、川の辺りで聞えた狩猟のラッ
パや、農民の舞曲は、ジャズやロックに様変わり…。「モルダウ」を演奏するイメージづくりのヒントになりま
したか?
はみだメモ
ACT 4