User Manual

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演奏を録音する
ELS-02/ELS-02C/ELS-02X取扱説明書
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上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤の、それぞれのパートの演奏
や、レジストレーションの変更やエクスプレッションペダル
の操作といったコントロールデータを、個別に記録すること
ができます。また、リードボイス1とキーボードパーカッ
ション1は、上鍵盤/下鍵盤の演奏と独立して録音すること
もできます。ここでは、はじめに下鍵盤とペダル鍵盤の演奏
を録音し、次に上鍵盤の演奏を録音する手順を例に説明しま
す。
NOTE
リードボイス2とキーボードパーカッション2は、パートの録音がで
きません。
1 117ページ「演奏を録音する」の手順1〜3の操
作を行ないます。
2 録音したいパートを選択します。
各パートボタンを押すたびに、そのパートのPLAY/
OFF/RECが切り替わります。
録音したいパートを「REC」にし、録音したくない
パートを「OFF」または「PLAY」にします。
・PLAY:すでに録音してあるパートを再生します。
・OFF:録音や再生を行ないません。
・REC:録音します。
上鍵盤をRECにすると、上鍵盤のボイスセクション
(リードボイス1も含む)の演奏が録音されますが、リー
ドをRECにすると、リードボイス1の演奏だけを録音
することもできます(リード分離)。上鍵盤とリードを
同時にRECにすることはできません。下鍵盤とキー
ボードパーカッションも同様です
NOTE
キーボードパーカッションを録音する場合は、パネル上の
KEYBOARDPERCUSSION[1]ボタンがオンになっている
ことを確認してください。
下のように設定すると、下鍵盤とペダル鍵盤の演奏だ
けをパート録音できます。
NOTE
演奏中のレジストレーションの変更やエクスプレッションペ
ダルの操作も一緒に録音するために、コントロールも「REC」
に設定しておくことをおすすめします。
3 画面の[R](再生)ボタンを押し、砂時計の表示が
消えたら演奏を開始します。
4 (下鍵盤とペダル鍵盤の)演奏が終了したら、画面
の[J](停止)ボタンを押します。
これで(下鍵盤とペダル鍵盤の)パート録音ができまし
た。
次に、録音しなかった(上鍵盤)パートの録音を行ない
ます。
5 画面の[I](録音)ボタンを押します。
上書きするかどうか確認を求めるメッセージが表示さ
れます。[上書き]を選ぶと、録音待機中の画面が表示
されます。
6 録音したいパートを選択します。
新たに録音したいパート(ここでは上鍵盤)を「REC」
にします。また、手順2で録音したパート(ここでは下
鍵盤とペダル鍵盤)とコントロールを「PLAY」にする
と、さきほど録音したデータが再生され、再生音を聞
きながらほかのパートを録音できます。
7 選択されているパートの再生テンポを変更する場
合は、以下の範囲で設定します。
再生テンポは50%〜200%の範囲で設定できます。
ソングに入っているもとのテンポが100%で表示さ
れ、それよりも大きい数値にすると速く、小さい数値
にすると遅くなります。
NOTE
一度変更したテンポをもとの状態(100%)に戻すには、テン
ポ表示の下にある[リセット]ボタンを押します。
8 手順6で選んだパートを録音するために、画面の
[カスタムプレイ]ボタンを押します。
すでに録音したパート(下鍵盤とペダル鍵盤)の再生が
始まりますので、それにあわせて手順6で選んだパー
ト(上鍵盤)の演奏を始めます
[カスタムプレイ]ボタンは、レジストレーションデー
タ以外のデータを録音/再生する場合に使います。レジ
ストレーションデータは手順3ですでに記録されてい
ますので、すぐに録音できる状態になります。
前回録音したソングの最後まで行くと、録音は自動的
にストップします。重ねて録音するパートの長さは、
その前に録音したパートの長さ以上にはなりません。
パートごとに録音する