User Manual

Table Of Contents
リズムパターンをつくる:リズムパターンプログラム
ELS-02/ELS-02C/ELS-02X取扱説明書
153
リズムプログラム
10
3 パート消去
現在入力されているリズムやアカンパニメントのパートを消
去します。[パート消去]ボタンを押すと、以下の画面が表示
されます。
表示されたパートの中から、消去したいパートを選びます。
データの入っていないパートは選択できません。[ALL]ボタ
ンを選ぶとリズムとアカンパニメントのすべてが消去されま
す。
関連ページ
アカンパニメント(68ページ)
消去したいパートを選ぶと、「消去しますか?」というメッ
セージが表示されます。[消去]ボタンを押すと消去し、
[キャンセル]ボタンを押すと消去せずにもとの画面に戻り
す。
NOTE
ベースを消去すると、A.B.C.をONにしてもベースパートが鳴らな
くなります。
コピー元のリズムに現在作成中のリズムパターンを選択
することもできます。
たとえばメインAをもとにしてメインBのリズムパター
ンをつくるときは、メインAのリズムパターンを入力し
たあと、メインBにコピーしてから編集すると便利で
す。
作成中のリズムパターンをコピー元として選ぶには、
「USER」カテゴリーの5ページ目で「作成中のリズム」
を選択します。
セクションの消去
パート消去の画面で[ALL]ボタンを押すと、現在選択さ
れているセクションの全データが消去されることになり
ます。演奏に使うつもりのないセクションについては、
セクション全体を消去することでメモリー残量(165
ページ)を確保しましょう。
ステップ入力とリアルタイム入
リズムパターンプログラムでリズムパターンを入力する
には、ステップ入力とリアルタイム入力の2つの方法が
あります。
ステップ入力は、「何小節目の何拍目に」「どの打楽器
が」「どのくらいの音量で鳴る」という情報を、一つ一
つの打楽器音について入力していくことで、リズムパ
ターンをつくる方法です。バスドラムのように1小節の
中で決まった位置と音量で使用される打楽器音をプログ
ラムしたり、また、正確さが要求される場合に適してい
ます。
リアルタイム入力は、鍵盤で弾いた打楽器音がそのまま
データとして入力され、前に入力した音を聞きながら、
新しいパートを次々と重ねていくことで、リズムパター
ンをつくる方法です。実際にパーカッションを演奏する
ことがプログラムすることになるので、フィーリングを
そのまま表現できます。
つくりたいリズムの種類や好みによって、どちらの方法
で入力するか選べます。もちろん、2つの方法をミック
スして、パートごとに使い分けながら、一つのリズムを
つくることもできます。ステップ入力で基本ビートをプ
ログラムし、リアルタイム入力でアクセントや装飾音を
付けるとよいでしょう。
ステップ入力またはリアルタイム入力のどちらを選択す
るかは、リズムを再生しているかどうかで決めることが
できます。リズムの停止中は、ステップ入力が自動的に
選択されます。リズムの再生中は、リアルタイム入力が
選択されます。ステップ入力の手順については154
ページを、リアルタイム入力の手順については158
ページをご覧ください。