User Manual

Table Of Contents
ボイスコンディション画面で設定するもの
ELS-02/ELS-02C/ELS-02X取扱説明書
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2 タッチビブラート
タッチビブラートのオン/オフを切り替えます。タッチビブ
ラートをオンにすると、演奏中に鍵盤を強く押さえること
(アフタータッチ)によって、ビブラートをかけることができ
ます。鍵盤をさらに強く押さえると、ビブラートはより深く
なります。タッチビブラートをオフにすると、鍵盤を押さえ
る強さを変えてもビブラートの深さは変わりません。
NOTE
ELS-02では、ペダルボイスにはタッチビブラートはありません。
3 スライド(リードボイスのみ)
スライドは、レガートで演奏したときに、ポルタメント効果
(続けて弾いた2つの音をなめらかにつなげる効果)を加えま
す。リードボイスに、1オクターブの範囲内でかけることが
できます。1オクターブ以上離れた音を弾いた場合には、
スライドの効果はかかりません。
関連ページ
リードスライドをコントロールする:ニーレバー (185ページ)
3-1ON/ニーレバー /OFF
スライドのオン/オフ、またはニーレバーでの設定を
選択できます。
3-2タイム
スライド(ポルタメント)の速さを設定します。レベル
を上げると、スライド効果のスピードは遅くなります。
設定範囲:0〜14
NOTE
スーパーアーティキュレーションボイスを選択している場合にはス
ライドの効果は選択できません。
4 アーティキュレーション
スーパーアーティキュレーションボイスにだけ有効な設定で
す。ここでの設定により、絶妙なタイミングで楽器独自の効
果(ピッチベンドやグリッサンドなど)がかかり、鍵盤演奏に
アコースティック楽器のような表現効果を付けることができ
ます。
4-1オート
ONにすると、ピッチベンドやグリッサンドなどの効果
が自動的にかかります。
4-2フットスイッチレフト
左フットスイッチで効果をかけられるアーティキュ
レーション機能(ART.1/ART.2/OFF)を選択します。
NOTE
「オート」や「ART.1」「ART.2」をONにすることで得られ
る効果については、36〜39ページの「スーパーアーティ
キュレーションボイス補足リスト」をご覧ください。リスト
にあるとおり、一部のボイスでは「オート」や「ART.1」
「ART.2」が効果しないボイスもあります。
ボイスコンディション画面【ページ3、4】
ボイスコンディション画面の3ページ目と4ページ目は、
エフェクトに関する詳細設定をする画面で、この2つのペー
ジはまったく同じ構成になっています。各ボイスセクション
にはそれぞれ2つのエフェクトを設定できるので、それぞれ
について、ボイスコンディション画面のページ3とページ4
で設定します。
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エフェクト1(ページ3)/エフェクト2(ページ4)
エフェクトカテゴリーを選択します。エフェクト1/エフェ
クト2のボタンを押すと、エフェクトカテゴリーの一覧が表
示されます。その中から使用したいエフェクトカテゴリーを
選びます。
[閉じる]ボタンを押すと、エフェクトカテゴリーを選択せず
に一覧表示を閉じます。
関連ページ
エフェクトリスト(57ページ)
プリセットを選択すると、現在選ばれているボイスに最適な
エフェクトが自動的に選ばれます。また、スルーを選択する
と、エフェクトはかかりません。
2 タイプ1(ページ3)/タイプ2(ページ4)
エフェクトのタイプ(種類)を選択します。タイプ1/タイプ2
のボタンを押すと、選択しているエフェクトカテゴリーに応
じたエフェクトタイプ一覧が表示されます。その中から使用
したいエフェクトタイプを選びます。
[閉じる]ボタンを押すと、エフェクトタイプを選択せずに
一覧表示を閉じます。
エフェクトタイプを変更すると、下のエフェクトパラメー
ターも、選択されたエフェクトタイプに応じて、自動的に変
更されます。
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