ELS-02/ELS-02C/ELS-02X バージョン2.1 追加機能説明書 本バージョンから、オーディオ録音/再生機能が追加されました。またエレクトーン・インターネットダイレクトコネク ションサービスの終了にともない、無線LANの設定方法が変更されました。無線LANの設定方法については、本書を お手持ちのエレクトーン取扱説明書の「インターネットダイレクト接続機能」の無線LANページの説明と読み替えて ご使用ください。 またiPhoneやiPadなどのスマートデバイスと接続できるようになりました。 本書はELS-02/ELS-02C/ELS-02Xの画面を使用して説明しています。 ELS-02/ELS-02C/ELS-02Xのバージョン2.1へのバージョンアップに ともない、追加/削除された機能 ●オーディオ録音/再生機能の追加 自分の演奏をオーディオファイル(.
オーディオ [AUDIO]ボタンを使うことにより、ご自分の演奏をオーディオファイル(.WAV)としてUSBフラッシュメモリーに録音 することができます。録音したオーディオファイルをコンピューターを使って活用することにより、知り合いとお互い の演奏データをやりとりしたり、オリジナルのCDを制作したりするなど、さまざまな用途で楽しめます。USBフラッ シュメモリーに入っているオーディオファイルをこの楽器で再生することもできます。 オーディオ ファイル オーディオ ファイル USBフラッシュ メモリー USBフラッシュメモリーは、インターネット上のピアノ・ 鍵盤楽器お客様サポートページに掲載されている「USB動 作確認済みリスト」のものをお使いください。 http://jp.yamaha.
演奏を録音する 1 動作確認済みのUSBフラッシュメモリーを、 [USB TO DEVICE]端子に接続します。 4 画面の[I](録音)ボタンを押して録音待機状態に します。 関連ページ • 動作確認済みのUSBフラッシュメモリー (2ページ) 2 パネル上の[AUDIO]ボタンを押して、オーディ オページを表示させます。 DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C. MDR FOOT SWITCH UTILITY AUDIO RHYTHM PROGRAM VOICE EDIT PATTERN SEQUENCE U.ORGAN FLUTES L.
オーディオファイルを再生する 6 演奏が終わったら、画面の[J](停止)ボタンを押 して、録音を終了します。 録音したオーディオファイルに自動的に名前が付けら れ、オーディオページで選択されます。 7 画面の[R](再生)ボタンを押して、録音した演奏 を聞いてみましょう。 オーディオファイルを再生 する USBフラッシュメモリーに入っているオーディオファイル をこの楽器で再生してみましょう。 NOTE DRM(デジタル著作権管理)付きファイルは非対応です。 再生できるファイル形式 拡張子.wav、サンプリング周波数44.1kHz、量子化ビット 数16bit、stereo 1 再生したいオーディオファイルの入っている動作 確認済みのUSBフラッシュメモリーを、[USB TO DEVICE]端子に接続します。 関連ページ • 動作確認済みのUSBフラッシュメモリー (2ページ) 2 パネル上の[AUDIO]ボタンを押して、オーディ オページを表示させます。 DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C.
オーディオファイルを再生する 3 再生したいオーディオファイルを選びます。 データの入っているオーディオファイルには、 (波 形アイコン)が付いています。オーディオファイルの選 び方は、ソングの選び方と同じです。取扱説明書に記 載されている「ソングを選ぶ」を参考に、目的のオー ディオファイルを選んでください。 4 オーディオファイルが選ばれた状態で画面の [R](再生)ボタンを押すと、オーディオ再生画面 の再生ページが表示され、再生が始まります。 再生中は画面の左下に再生時間が表示されます。 早戻し/早送り/一時停止 オーディオファイルの再生中に、早戻しや早送り、一時停止 などができます。 早戻し/早送りをするには: 早戻しは画面の[LL](早戻し)ボタン、早送りは画面の [RR](早送り)ボタンを押します。オーディオファイルの再 生は中断され、画面の時間表示も、早戻し/早送りに従って 変化します。ボタンをはなしても、再生は中断されたままで す。早戻し/早送りをしたところから再生をスタートするに は、画面の[R](再生)ボタンを押してください。 一時停止するには: オーディオファイルの再生中に、
オーディオファイルを再生する • 音量を変更するには: 音量、テンポ、ピッチの調節 画面に表示されたスライダーを直接触って音量の値を 変更するか、データコントロールダイアルを回して、 ボリュームを変更します。 設定範囲: 0〜127 オーディオファイルの再生音量、テンポ、ピッチ(再生音の 高さ)を調節できます。 1 • テンポを変更するには: オーディオファイルの入った、動作確認済みの USBフラッシュメモリーを挿入します。 画面のテンポ ボタンを続けて押すか、デー タコントロールダイアルを回して、再生テンポを変更 します。もとのテンポが100%で表示され、それより も大きい数値にすると速く、小さい数値にすると遅く なります。画面の[リセット]ボタンを押すか、別の オーディオファイルを選ぶと、値は初期設定(100%) に戻ります。 設定範囲: 75%〜125% 関連ページ • 動作確認済みのUSBフラッシュメモリー (2ページ) 2 [AUDIO]ボタンを押します。 3 目的のオーディオファイルを選択します。 オーディオファイルの選び方は、ソングの選び方と同 じです。取扱説明書に記載
その他の機能(ツール)を使う • ファイルを削除するには: その他の機能(ツール)を使う フォルダーの作成、ファイルの削除、 名前の変更 オーディオファイルを削除したり、名前を変更したりできま す。 1 オーディオファイルの入った、動作確認済みの USBフラッシュメモリーを挿入します。 関連ページ 画面の[削除]ボタンを押すとオーディオファイルを削 除するかどうか確認を求める画面が表示されます。 画面の[キャンセル]ボタンを押すとオーディオファイ ルは削除されずに元の画面に戻り、画面の[削除]ボタ ンを押すとオーディオファイルは削除され、元の画面 に戻ります。 • 名前を変更するには: 画面の[名前変更]ボタンを押すと文字入力画面が表示 され、名前を入力できます。入力方法は取扱説明書に 記載されている「ソングに名前を付ける」と同じです。 画面の[OK]ボタンを押すと名前が変更され、オーディ オページに戻ります。 ツールページからオーディオページに戻るには、画面の [オーディオ]ボタンを押します。 • 動作確認済みのUSBフラッシュメモリー (2ページ) 2 [AUDIO]ボタンを押します。
外部機器との接続 iPhone/iPadと接続する この楽器はiPhoneやiPadなどのスマートデバイスと接続で きます。楽器に対応のアプリケーションを使うことにより、 楽器をもっと便利に楽しむことができます。 接続の方法については、ウェブサイト上の「iPhone/iPad 接続マニュアル」をご覧ください。 http://download.yamaha.
iPhone/iPadと接続する WPSによる接続 アクセスポイントがWPS機能に対応している場合は、設定 情報の画面入力などを行なうことなく簡単な操作で楽器を ネットワークに接続できます。 5 NOTE 画面の[OK]ボタンを押すとWPSが開始されます ので、2分以内にお使いのアクセスポイントの WPSボタンを押してください。 楽器とネットワークの接続に成功すると表示されます アクセスポイントがWPS機能に対応しているかは、アクセスポイン トの取扱説明書をご覧ください。 1 2 USB無線LANアダプターを接続します。 [UTILITY]ボタンを押したあと、画面の[無線 LAN]ボタンを押して、無線LANページを表示さ せます。 DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C. MDR FOOT SWITCH UTILITY AUDIO 6 RHYTHM PROGRAM VOICE EDIT PATTERN SEQUENCE U.
iPhone/iPadと接続する ネットワーク一覧から選んで接続する 画面のネットワーク一覧から接続できるネットワークを選び ます。 1 2 5 USB無線LANアダプターを接続します。 画面の接続するネットワーク名が表示されている ボタンを押して、お使いになるネットワークを選 択します。 • 鍵アイコンが付いていないネットワークの場合: 接続が開始されます。 [UTILITY]ボタンを押したあと、画面の[無線 LAN]ボタンを押して、無線LANページを表示さ せます。 • 鍵アイコンが付いているネットワークの場合: パスワード入力画面が表示されますので、アクセスポ イント側で設定しているパスワードと同じに設定して ください。文字の入力方法は、取扱説明書に記載され ている「ソングに名前をつける」と同じです。入力が 終わったら画面の[OK]ボタンを押して確定します。す ると接続が自動的に開始されます。 DISPLAY SELECT VOICE DISPLAY A.B.C. M.O.C.
iPhone/iPadと接続する • パスワード 手動接続 画面の[パスワード]ボタンを押すとパスワード入力画 面が表示されますので、SSIDと同様の方法で入力しま す。入力が終わったら、画面の[OK]ボタンを押しま す。 アクセスポイントがSSIDを非公開にしているためネット ワーク一覧に表示されない場合は、SSID、セキュリティー 方式、パスワードを入力して接続します。 NOTE NOTE アクセスポイントの設定内容の確認や変更については、使用するア クセスポイントの取扱説明書をご覧ください。 1 無線LANのモードが「インフラストラクチャー モード」になっているか確認します。 セキュリティーで「なし」を選ぶと、パスワードの設定は できません。 4 10ページの「ネットワーク一覧から選んで接続する」 の手順1〜3と同じ操作を行なってください。 2 画面の[接続]ボタンを押すと、接続を開始します。 楽器とネットワークの接続に成功すると表示されます 画面のネットワーク名が[その他]のボタンを押し ます。 「その他ネットワーク」画面が表示されます。 5 3 楽器とネットワーク
iPhone/iPadと接続する アドホックモードによる接続 1 無線LANのモードをアドホックモードに切り替 えます。 「無線LANのモードの切り替え」をご覧ください。 2 SSIDなどを変更する必要がなければ、これで楽 器側の設定は完了しました。「iPhone/iPad接続 マニュアル」を参照して、iPhone/iPadと楽器 を接続してください。 SSIDやセキュリティーを変更したい場合は、詳細設定 画面で行ないます。 関連ページ • 無線LANの詳細設定(13ページ) 無線LANのモードの切り替え 1 2 10ページの「ネットワーク一覧から選んで接続 する」の手順1〜2と同じ操作を行なってくださ い。 無線LANのモードを変更します。 アドホックモードまたはインフラストラクチャーモー ドに変更できます。 画面の[モード変更]ボタンを押すと、モードを変更す るかどうか確認を求めるメッセージが表示されますの で、変更する場合は画面の[OK]ボタンを押します。 12 ELS-02/ELS-02C/ELS-02X バージョン2.
iPhone/iPadと接続する 無線LANの詳細設定 インフラストラクチャーモードと、アドホックモードそれぞれに詳細設定があります。 すでに楽器とiPhone/iPadが接続済みの場合、詳細設定は特に必要ありません。 関連ページ • 無線LANのモードの切り替え(12ページ) 1 無線LANのモードを選んだあと、無線LAN画面ページの[詳細]ボタンを押して、詳細画面を表示させます。 インフラストラクチャーモード時 アドホックモード時 詳細 (IP アドレス ) 画面 詳細 ( 無線 ) 画面 詳細 ( その他 ) 画面 詳細 (IP アドレス ) 画面 詳細 ( その他 ) 画面 ELS-02/ELS-02C/ELS-02X バージョン2.
iPhone/iPadと接続する 2 必要に応じて設定します。 無線LANのモード インフラストラクチャー モード時 アドホックモード時 画面 詳細(IPアドレス) 画面 詳細(無線)画面 項目名 初期値 設定/入力方法 ON DHCPを使用するか「ON」、使用しな いか「OFF」を設定します。使用して いるアクセスポイントがDHCPに対応 している場合は、 「ON」を選びます。 画面の[ON]/[OFF]ボタンでON/OFF を切り替えます。 IPアドレス 0.0.0.0 サブネットマスク 0.0.0.0 ゲートウェイ 0.0.0.0 DNSサーバー 1 0.0.0.0 DNSサーバー 2 0.0.0.0 DHCPを「OFF」に設定したときは、 IPアドレス、サブネットマスク、ゲー トウェイ、DNSサーバー 1、DNS サーバー 2の設定が必要です。設定内 容については、使用しているアクセス ポイントの取扱説明書などをご確認く ださい。 入力方法は、取扱説明書に記載されて いる「ソングに名前をつける」のソン グ名の付け方と同じです。設定範囲は 0.0.0.
iPhone/iPadと接続する 無線LAN設定を初期化する 無線LAN設定は、取扱説明書に記載されている「エレクトーンの初期化」では初期化されません。ここで説明する方法で初期 化をする必要があります。初期化を実行すると、無線LAN設定画面で行なったすべての設定が消去されて工場出荷時の状態に 戻ります。 1 [UTILITY]ボタンを押したあと、画面の[無線LAN]ボタンを押して、無線LANページを表示させます。 2 初期化します。 画面の[初期化]ボタンを押すと、無線LAN設定を初期化するかどうか確認を求めるメッセージが表示されますので、初期 化する場合は画面の[OK]ボタンを押します。 インターネット用語辞典 アクセスポイント 無線LANで電波のやりとりを行なうときの基地局となる機器。無線LANを有線LANにつなぐ役割も持つ。 アドホックモード アクセスポイントなどの中継機器を経由せずに直接、端末機器同士で通信を行なうことができる通信方式。 インフラストラクチャー モード 各端末が無線LANのアクセスポイントなどの中継機器を経由することによってデータ通信を行なう通信方式。 ゲートウ
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