User Manual

各部の名称と機能
EMX512SC/EMX312SC/EMX212S
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POWER AMP/ 電源
P
PHANTOM スイッチ
ファンタム電源を ON/OFF するスイッチです。XLR タイプの
マイク入力端子(INPUT B 端子、MIC 端子)に一括してファ
ンタム電源を供給します。コンデンサーマイクを使用するとき
は、このスイッチを ON にしてください。
スイッチを ON にすると、XLR 端子の 2 番および 3 番ピン
にDC+15 V が供給されます。
ファンタム電源が不要なときは、必ずこのスイッチを OFF
しておいてください。
ファンタム電源をONにする場合は、コンデンサーマイク以外
の機器が XLR タイプの入力端子に接続されていないことを
確認してください。外部機器の 故障の原因になります。ただ
し、バランス型ダイナミックマイ クは接続されていても問題
ありません。
スピーカー保護のために、EMX 本体も含むパワーアンプ(パ
ワードスピーカー)の電源が OFF の状態で、ファンタム電源
をON/OFF してください。ま た、LEVEL コン トロール、
MASTER コントロールなどの出力コントロールは、すべて
最小にしておくことをおす すめします。大音量が出て、聴力
障害または機器の損傷になることがあります。
Q
LIMITER インジケーター
SPEAKERS 端子からの出力 ( パワーアンプの出力 ) が最大に
達してリミッターが作動するとインジケーターが点灯します。
LIMITER インジケーターが長時間点滅すると、パワーアンプに
過大な負荷が かかり、故障の原因となります。信 号の最大入力
時に一瞬点灯するレベル以下に、MASTER コントロール
G
,
M
で信号のレベルを下げてください。
R
POWER AMP 切り替えスイッチ
SPEAKERS 端子から MAIN L/R バスの信または
MONITOR バスの信号を出力するかを選択します。
MAIN L/R:
SPEAKERS A/B 端子から MAIN L/R バスのステレオ信号
がそれぞれ出力されます。MAIN セクションの MASTER
ントロール
G
で全体の音量を調整します。
MAIN(L+R)/MON:
SPEAK ERSA端子から MAIN L/R バス のミックス信 号が
出力されます。MAIN セクションの MASTER コント ロー
G
で音量を調整します。SPEAKERS B 端子から
MONITOR バス の信号が 出力さ れます。MONITOR セク
ション MASTER ントロール
M
で音量を調整します。
S
YS Processing スイッチ
サブウーハーを使用しないときなどに、スピーカーの低域を補
正します。ただし、使用するスピーカーによって低域のバラン
スは異なる場合があります。
T
STAND-BY スイッチ
チャンネル 1 から 8 の入力を一括してミュート(消音)するス
イッチです。STAND-BY スイッチを ON にすると、インジケー
ターが点灯します。ただし、チャンネル 9/10、11/12 は、
ミュートされません。
チャンネル 9/10、11/12 CD プレーヤーなどを接続して
チャンネル 1 から 8 の入力をミュートさせると、演奏の合間
BGM を流すことができます。
U
POWER スイッチ、インジケーター
EMX 本体の電源を ON/OFF します。 ON にすると、POWER
インジケーターが点灯します。
EMX 本体の電源を ON/OFF する前に、必ず MAIN セクション
とMONITOR セクションの MASTER コントロール
G
,
M
最小にしてください。
P
R
S
T
U
Q
NOTE