User Manual
資
料
編
106
RPN LSB(レジスタードパラメーターナンバー LSB)
(コントロールナンバー 100)
RPN MSB(レジスタードパラメーターナンバー MSB)
(コントロールナンバー 101)
外部機器から、ピッチベンドセンシティビティやチューニング
など、パートの設定をオフセット値で変更するためのMIDIメッ
セージです。
RPN MSB、RPN LSBで変更したいパラメーターを指定した
後、データインクリメント / デクリメント(P.105) でパラメー
ターの値を設定します。
RPNが設定されると、その後同じチャンネルで受信するデータエ
ントリーは、設定したRPNの値として処理されます。このメッセー
ジを使ってコントロールした後は、一旦パラメーターナンバーを
Null(7FH,7FH)に設定し直して誤操作を防止してください。
以下のパラメーターをコントロールすることができます。
■ チャンネルモードメッセージ
オールサウンドオフ(コントロールナンバー 120)
各パートの発音中の音をすべて消去するMIDIメッセージです。
リセットオールコントローラー (コントロールナンバー 121)
コントローラーの値を初期設定値に戻すMIDIメッセージです。
次の各値を初期値に戻します。
ピッチベンド、チャンネルプレッシャー、ポリフォニックアフ
タータッチ、モジュレーション、エクスプレッション、ホールド
1、ポルタメント、ソステヌート、ソフトペダル、ポルタメント
コントロール、RPN*、NRPN*
*RPNとNRPNは番号未設定状態となり、内部データは変更され
ません。
次の各値は変更しません。
プログラムチェンジ、バンクセレクトMSB/LSB、ボリューム、
パン、ドライセンドレベル、エフェクトセンドレベル1、3、4、
ピッチセンシティビティ、ファインチューニング、コースチュー
ニングなど。
オールノートオフ(コントロールナンバー 123)
各パートのオンになっているノートをすべてオフにする MIDI
メッセージです。ただし、ホールド1またはソステヌートがオン
になっている場合は、それがオフになるまでは音は消えません。
モノ(コントロールナンバー 126)
オールサウンドオフを受信したときと同じ処理を行ない、3rd
byte(モノ数)が0〜16の範囲内にあればそのチャンネルのパー
トをモノモードにします。
ポリ(コントロールナンバー 127)
オールサウンドオフを受信したときと同じ処理を行ない、その
チャンネルのパートをポリモードにします。
■ プログラムチェンジ
ボイスを選択するためのMIDIメッセージです。バンクセレクト
と組み合わせて使用すると、すべてのバンクのボイスをMIDIで
選択できるようになります。
ボイスリストについては、別冊の「データリスト」をご参照くだ
さい。
■ チャンネルアフタータッチ
鍵盤を弾いた後、更に押さえつける強さを伝えて、音に変化をつ
けるMIDIメッセージです。BXの鍵盤からは送信しません。外部
機器から受信することができます。
■ ポリフォニックアフタータッチ
各鍵盤ごとに、鍵盤を弾いた後の更に押さえつける強さを伝え
るMIDIメッセージです。BXの鍵盤からは送信しません。外部機
器から受信することができます。
■ ピッチベンド
ピッチベンドホイールの演奏を伝えて、ピッチを変化させる
MIDIメッセージです。
RPNMSB RPNLSB パラメーター
00 00 ピッチベンドセンシティビティ
00 01 ファインチューン
00 02 コースチューン
7F 7F Null
2nd BYTE 3rd BYTE MESSAGE
120 0 All Sounds Off
121 0 Reset All Controllers
123 0 All Notes Off
126 0 ~ 16 Mono
127 0 Poly