User Manual

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ボイスモードでのエフェクト
バリエーションエフェクトは、必要なエフェクトタイプとそれぞ
れの値をボイスごとに設定できるようになっています。バリエー
ションユニットを通過した信号(全エレメントのミックス信号)が
リバーブユニットやコーラスユニットへ送られます。リバーブエ
フェクトタイプ、コーラスエフェクトタイプは、それぞれHall 1、
Chorus 1に固定され、ボイスごとにリバーブセンド/コーラスセ
ンドの値を設定することができます。
n
ボイスモード時のドラムボイスには、バリエーションエフェクトはかか
りません。
マルチモードでのエフェクト
マルチモードでは、各ユニットに必要なエフェクトタイプとそれ
ぞれの値をマルチごとに設定することができます。なお、バリエー
ションエフェクトをインサーション(下図参照)で使用すると、いず
れか一つのパートだけに対して有効にすることもできます。
次の図のように、リバーブユニットとコーラスユニットは、ちょう
どミキサーを使ってエフェクト処理を行なう場合、すべてのパー
トからセンド / リターンで信号をやりとりするタイプのシステム
エフェクトとして機能します。また、バリエーションエフェクトを
インサーションで使用する場合は、パートとミキサーの間に直列
続されて、ートごとに特定のエフェクト理を行なうエ
フェクトとして使用します。
ボイス
* エフェクトタイプによっては、Dry/Wetのパラメーターを持たないものが
あります。詳しくは別冊データリストのエフェクトパラメーターリストをご
参照ください。
マルチ
* エフェクトタイプによっては、Dry/Wetのパラメーターを持たないものが
あります。詳しくは別冊データリストのエフェクトパラメーターリストをご
参照ください。
* Dry Levelの初期値は127。BXのパネルからは設定できません。外部機器
からMIDIメッセージを送信することで設定できます。
ボイス
アウトプッ
ト
システムエフェクト
バリエーション
エフェクト
コーラス
リバーブ
マルチモードパート1〜16
ミキサー
バリエーションエフェクト
どちらかのタイプとして使用可能
1 2 3 4 5 6 16
インサーションエフェクト
リバーブエフェクト
システムエフェクト
コーラスエフェクト
Dry/Wet
Reverb(Rev)
(Hall1に固定)
(Chorus1に固定)
Chorus(Cho)
Chorus
Send
Total Lvl
Reverb Send
Out
SndChoRev
Variation(Var)
VOICE
Total Vol
Dry/Wet
SndChoRev
Part 1
Part 2
Part 3
Part 16
Rev Return
Cho Return
Chorus SendReverb Send
・VarConnect=INS
(インサーション)
 Part3のVarSend=on
Out
Variation(Var)
Reverb(Rev)
Chorus(Cho)
Total Vol
Part 1
Part 2
Part 16
Rev
Return
Cho
Return
Var
Return
Dry Level
Var Send
・VarConnect=SYS(システム)
Out
SndVarRev
SndChoRev
SndvarCho
Chorus
Send
Reverb
Send
Variation(Var)
Reverb(Rev)
Chorus(Cho)
Total Vol