User Manual

79
13-1. Cutoff(カットオフ)
13-2. Resonance(レゾナンス)
フィルターに関する設定を行ないます。各エレメントにフィルター
(LPF)をかけ、音質を変化させることができます。
フィルターとは特定の周波数帯域の信号だけを通過させ、他の周波
域の信号をットするこによって音を変化させ機能で
す。BXでは、LPF(ローパスフィルター )を採用しています。
Cutoff
フィルターのカットオフ周波数を設定します。ここで設定した
カットオフ周波数帯以下の信号は通過、それ以上の周波数帯
はカットされます。
□設定できる値: 0〜2047
Resonance
レゾナンス効果の強さを設定します。での設定により、
Cutoff で設定したカットオフ周波数近くの信号を持ち上げ、音
にクセをつけることができます。
□設定できる値: 0〜63
14-1. CutoffVel
(カットオフベロシティセンシティビティ )
14-2. ResoVel
(レゾナンスベロシティセンシティビティ )
各エレメントのフィルターの感度(フィルターの効き具合)関する
設定を行ないます。
□設定できる値: 0〜15
CutoffVel
トオフ周波数に対するベロシティの感度を設定します。値
きくすると、鍵盤を強く弾いたときほどカットオフ周波
が高いほうへ移動し、大きな音色変化が得られます。
ResoVel
設定されているレゾナンス効果に対するベロシティの感度
を設定します。値を大きくすると、鍵盤を強く弾いたときほどレ
ゾナンス効果が大きくなり、大きな音色変化が得られます。
15. FltSclFlag(フィルタースケールフラッグ)
ィルタースケーリングのタイプを設定します。フィルタースケー
リングとは、音程の高低によって、フィルターのカットオフ周波数を
コントロールする機能です。Flt BP(PAGE 16)には、キーボードを
分割してコントロールするために、4つのブレークポイント(音程)の
設定があります。また、Flt Ofs(PAGE 17)には、各ブレークポイ
ントをオフセットできる4つのレベル設定があります。
n
値の設定については、後述のフィルタースケーリングの設定例をご参照く
ださい。
□設定できる値: brk.p(Flt BP/Flt Ofsの設定値)、table(音色ごとにあらか
じめ決められた設定値を使用)
n
tableの設定はXG音色にのみ有効です。
Cutoff
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
0000
13 E 1
Resonance
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
00
13 E 1
周波数
音量
カットオフ周波数
カットされる部分
そのまま通過する部分
レゾナンス
CutoffVel
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
00
14 E 1
ResoVel
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
00
14 E 1
FltSclFlag
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
brk.p
15 E 1
エレメントフィルター