User Manual

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16-1. Flt BP1
(フィルタースケールブレイクポイント1)
16-2. Flt BP2
(フィルタースケールブレイクポイント2)
16-3. Flt BP3
(フィルタースケールブレイクポイント3)
16-4. Flt BP4
(フィルタースケールブレイクポイント4)
各ブレークポイントの音程を設定します。BP1からBP4まで順番に
音程が高くなるように自動調節されます。
□設定できる値: Flt BP1〜Flt BP4に対してC−2〜G8
17-1. Flt Ofs1(フィルタースケールオフセット1)
17-2. Flt Ofs2(フィルタースケールオフセット2)
17-3. Flt Ofs3(フィルタースケールオフセット3)
17-4. Flt Ofs4(フィルタースケールオフセット4)
フィルーリンセット設定し。前の
PAGE で設定した 4 のブレークポイント (BP1/BP2/BP3/
BP4)に対するオフセット値です。
n
値の設定については、後述のフィルタースケーリングの設定例をご参照く
ださい。
□設定できる値: Flt Ofs1〜Flt Ofs4に対して−128〜+127
18-1. FltSclSns
(フィルタースケールセンシティビティ )
18-2. FltSclVel
(フィルタースケールベロシティセンシティビティ )
□設定できる値: それぞれ0〜15
FltSclSns
各エレメントのタイムスケールの感度(弾く鍵盤の音程によって
FEGの変化の速さをコントロールする度合)を調節します。
大きくすると、低音部の鍵盤を弾いたときほどゆっくり
時間変化が得られ、高音部の鍵盤を弾いたときほど速い
間変化が得られます。
FltSclVel
フィルタースケールのレベル( 色変化量) に対するベロシティ
の感度を設定します。値を大きくすると、鍵盤を強く弾いたとき
ほど大きな音色変化が得られます。
フィルタースケーリングの設定
ブレークポイント(BP14)ごとに音程とレベル(フセッ
ト)を使って、次のように設定します。
この例の場合、E1で−4のレベル、つまり現在のカットオフ
周波数が64の場合、−4のオフセットで60、B2では+10
のオフセットで74、G4では+17のオフセットで81、A5で
は+4のオフセットで68となり、これ以外の音程では、設定
ブレーポイン間を直で結ん周波数りま
す。
n
ブレークポイントのレベルはオフセット値で、現在のカットオフ
周波数を基準として加減を行ないます。なお、カットオフ周波数の
上限、下限を越えるようなオフセットレベルを設定しても、これら
を越えることはありません。
n
ブレークポイントBP1より下の音は、BP1のレベルとなります。
ブレークポイントBP4より上の音は、BP4のレベルとなります。
Flt BP1
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
E1
16 E 1
Flt BP2
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
B2
16 E 1
Flt BP3
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
G4
16 E 1
Flt BP4
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
A5
16 E 1
Flt Ofs2
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
+010
17 E 1
Flt Ofs1
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
-004
17 E 1
Flt Ofs3
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
+017
17 E 1
Flt Ofs4
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
+004
17 E 1
FltSclSns
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
00
18 E 1
FltSclVel
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
00
18 E 1
1234
E1 B2 G4 A5
4
BP
Ofs
+10 +17 +4
エレメントフィルター