User Manual

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19-1. FEGHoldR(FEGホールドレート)
19-2. FEGAtkR(FEGアタックレート)
19-3. FEGDcy1R(FEGディケイ1レート)
19-4. FEGDcy2R(FEGディケイ2レート)
19-5. FEGRelR(FEGリリースレート)
フィルターエンベロープジェネレーターのレート ( あるレベルから
次のレベルに到達するまでの速さ)設定を行ないます。FEG Levelの
設定との組み合わせにより、鍵盤を弾いた瞬間から、離すまでの音色
の時間的な変化を作ることができます( 後述参照)。各エレメントに
異なる値を設定することができます。
□設定できる値: それぞれ0〜127
20-1. FEGInitL(FEGイニシャルレベル)
20-2. FEGAtkL(FEGアタックレベル)
20-3. FEGDcy1L(FEGディケイ1レベル)
20-4. FEGSusL(FEGサステインレベル)
20-5. FEGRelL(FEGリリースレベル)
フィルターエンベロープジェネレーターのレベル(音色変化の量)
定を行ないます。FEG レート(PAGE 19)の設定との組み合わせに
より、鍵盤を弾いた瞬間から、離すまでの音色の時間的な変化を作る
ことができます(述参照)。各エレメントに異なる値を設定するこ
とができます。
□設定できる値: −2047〜+2047
フィルターエンベロープジェネレーターの設定
鍵盤を弾いた瞬間から、離すまでの音色の時間的変化を5
のレート:(変化の速さ)と5つのLevel(レベル: 変動量)を用い
て設定します。鍵盤を弾いた瞬間からInitL(イニシャルレベ
ル)に固定され、HoldR(ホールドレート)で指定された時間だ
け、そのままのレベルを持続します。その後の時間的変化を
AtkR(アタックレート)/AtkL(アタックレベル)、Dcy1/2R(
ディケイ1/2レート)、Dcy1L(ディケイ1レベル)で設定し、
減衰後の到達レベルを Dcy2L(ディケイ2ベル)設定し
ます。最後に鍵盤から指を離した後の変化をRelR(リリース
レート)/RelL(レベル)で設定します。
R(ート)の設定値は、グラフ上のa〜dの角度で表されま
す。したがって、R(レー ト)の設定値が大きいほど、すばや
く次のレベルに到達し、各タイム(あるレベルから 次のレベ
ルに到達するのに要する時間)は短くなります。
また、必要に応じてベロシティセンシティビティなどのパラ
メーター設定を行ないます。
21. FEGSclSens(FEGスケールセンシティビティ )
各エレメントのFEGスケーリングを設定します。FEGスケーリング
とは、弾く鍵盤の音程によって、FEGの音色変化、音色変化の速さ
をコントロールする機能です。
n
FEGスケーリングの設定は、内部的には前述のFlt BP/Flt Ofsで設定する
ブレイク ポイントやオフセット値との積算によって有効となります。
□設定できる値: 0〜15
FEGHoldR
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
127
19 E 1
FEGDcy1R
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
000
19 E 1
FEGDcy2R
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
000
19 E 1
FEGRelR
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
000
19 E 1
FEGAtkR
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
127
19 E 1
FEGInitL
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
+0000
20 E 1
FEGAtkL
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
+0000
20 E 1
FEGDcy1L
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
+0000
20 E 1
FEGSusL
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
+0000
20 E 1
FEGRelL
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
+0000
20 E 1
0
Release
Level
Attack
Level
Attack
Time
Initial
Level
Decay1
Time
Decay2
Time
Release
Time
a
b
c
d
Decay1
Level
Sustain
Level Keyoff
時間
レベル
FEGSclSens
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
00
21 E 1
Center(基準音程)
高音側
低音側
大きい
小さい
+
カットオフの
周波数変化の速さ
エレメントフィルター