User Manual

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22-1. FEGAtkVel(FEGアタックベロシティ )
22-2. FEGOthVel(FEGアザーベロシティ )
フィルターエンベロープジェネレーターに対するベロシティの感度
を設定します。
FEGAtkVel
フィルターエンベロープジェネレーターのアタックレートに対
するベロシティの感度を設定します。
□設定できる値: −7〜+7
FEGOthVel
フィルターエンベロープジェネレーターのホールドレートおよ
びアタックレート以外のレートに対するベロシティの感度を設
定します。
□設定できる値: −7〜+7
23-1. AEGAtkR(AEGアタックレート)
23-2. AEGDcy1R(AEGディケイ1レート)
23-3. AEGDcy2R(AEGディケイ2レート)
23-4. AEGRelR(AEGリリースレート)
アンプリチュードエンベロープジェネレーターのレート ( あるレベ
ルから次のレベルに到達するまでの速さ ) 設定を行ないます。AEG
レベル(PAGE 24)の設定との組み合わせにより、鍵盤を弾いた瞬間
から、離すまでの音量の時間的な変化を作ることができます(後述参
照)。各エレメントに異なる値を設定することができます。
□設定できる値: 0〜127
n
たとえばAEGRelRの値を小さく設定すると、余韻(サステイン)を長くす
ることができます。
24-1. AEGInitL(AEGイニシャルレベル)
24-2. AEGDcy1L(AEGディケイ1レベル)
24-3. AEGSusL(AEGサステインレベル)
アンプリチュードエンベロープジェネレーターのレベル(音量)設
を行ないます。AEG レート(PAGE 23)の設定との組み合わせによ
り、鍵盤を弾いた瞬間から、離すまでの音量の時間的な変化を作るこ
とができます(述参照)。各エレメントに異なる値を設定すること
ができます。
□設定できる値: 0〜255
アンプリチュードエンベロープジェネレーターの設定
鍵盤を弾いた瞬間から、離すまでの音量の時間的変化を4つ
のTime(タイム: 変化の速さ)と3つのLevel(レベル: 音量)を
用いて設定します。まず、InitL(イニシャルレベル)と
AtkR(アタックレート)の設定により、鍵盤を弾いた瞬間の
レベル(イニシャルレベル)から最大レベル(Attack Level)
に達するまでの音量の時間的変化を作ります。その後の変
化をDcy1/2R(ディケイ1/2レート)、Dcy1L(ディケイレ
ベル)/SusL(サステインレベル)で設定します。最後に鍵盤
から指を離した後、レベルが0になるまでの変化を
AEGRelR(リリースレート)で設定します。
各R(レート)の設定値は、グラフ上のa〜dの角度で表されま
す。したがって、R(レー ト)の設定値が大きいほど、すば
やく次のレベルに到達し、各タイム(あるレベルから 次のレ
ベルに到達するのに要する時間)は短くなります。
また、必要に応じてベロシティセンシティビティなどのパ
ラメーター設定を行ないます。
FEGAtkVel
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
+0
22 E 1
FEGOthVel
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
+0
22 E 1
AEGAtkR
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
127
23 E 1
AEGDcy1R
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
000
23 E 1
AEGDcy2R
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
000
23 E 1
AEGRelR
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
000
23 E 1
AEGInitL
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
255
24 E 1
AEGDcy1L
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
255
24 E 1
AEGSusL
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
255
24 E 1
0
Release
Level
Attack
Level
Attack
Time
Initial
Level
Decay1
Time
Decay2
Time
Release
Time
a
b
c
d
Decay1
Level
Sustain
Level Keyoff
時間
音量
エレメントフィルター /エレメントアンプリチュード