User Manual

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25. AEGSclSens(AEGスケールセンシティビティ )
各エレメントのAEGスケーリングを設定します。AEGスケーリング
とは、弾く鍵盤の音程によって、AEG の音量変化の速さをコント
ロールする機能です。
n
AEGスケーリングの設定は、内部的にはこの後のLvlSclページで設定する
ブレーク ポイントやオフセット値との積算によって有効となります。
□設定できる値: 0〜15
26-1. AEGLvlVel
(AEGレベルベロシティセンシティビティ)
26-2. AEGAtkVel
(AEGアタックベロシティセンシティビティ)
アンプリチュードエンベロープジェネレーターに対するベロシティ
の感度を設定します。
□設定できる値: それぞれ0〜15
AEGLvlVel
アンプリチュードエンベロープジェネレーターのレベル ( 音量 )
に対するベロシティの感度を設定します。値が大きいほど、鍵盤
を強く弾いたときに大きな音量変化が得られます。マイスに
設定した場合はその逆になります。
AEGAtkVel
アンプリチュードエンベロープジェネレーターのアタックレー
トに対するベロシティの感度を設定します。ここの値が大き
いほど、鍵盤を強く弾いたときに、遅い時間変化が得られます。
27. LvlSclFlag(AEGレベルスケールフラッグ)
アンプリチュードスケーリングのブレークポイントのタイプ設定し
ます。アンプリチュードスケーリングとは、音程の高低によって、
エレメントの出力レベルをコントロールする機能です。キーボード
を分割してコントロールするために、4つのブレークポイント(音
程)の設定があります。また、LvlOfs(レベルオフセット)ページ
(PAGE 29)には、各ブレークポイントをオフセットできる4つの
レベル設定があります。
n
値の設定については、下記のアンプリチュードスケーリングの設定例をご
参照ください。
n
エレメント自体のレベルはPAGE 3のLevel(P.75)で設定します。
□設定できる値: brk.p(Lvl BP/Lvl OPSの設定値を使用)、table(音色ごと
にあらかじめ決められた設定値を使用)
28-1. Lvl BP1(レベルブレイクポイント1)
28-2. Lvl BP2(レベルブレイクポイント2)
28-3. Lvl BP3(レベルブレイクポイント3)
28-4. Lvl BP4(レベルブレイクポイント4)
各ブレークポイントの音程を設定します。BP1からBP4まで順番に
音程が高くなるように自動調節されます。
□設定できる値: Lvl BP1〜Lvl BP4に対してC−2〜G8
AEGSclSens
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
00
25 E 1
AEGLvlVel
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
00
26 E 1
AEGAtkVel
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
00
26 E 1
LvlSclFlag
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
brk.p
27 E 1
Lvl BP1
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
C0
28 E 1
Lvl BP2
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
G#0
28 E 1
Lvl BP3
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
C6
28 E 1
Lvl BP4
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
C7
28 E 1
エレメントアンプリチュード