User Manual

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29-1. Lvl Ofs1(レベルオフセット1)
29-2. Lvl Ofs2(レベルオフセット2)
29-3. Lvl Ofs3(レベルオフセット3)
29-4. Lvl Ofs4(レベルオフセット4)
アンプリチュードスケーリングのオフセットレベルを定しま
前のPAGEで 設定した4つのブレークポイント(BP1/BP2/BP3/
BP4)に対するオフセット値です。
n
値の設定については、下記のアンプリチュードスケーリングの設定例をご
参照ください。
□設定できる値: Lvl Ofs1〜Lvl Ofs4に対して−128〜+127
アンプリチュードスケーリングの設定
ブレークポイント(BP14)とに音程とレベル(オフセッ
ト)を使って、次のように設定します。
この例の場合、E1で−4のレベル、つまり現在のレベルが80
の場合、−4のオフセットで76の出力レベル、B2では+10
のオフセットで90の出力レベル、G4では+17のオフセッ
トで97の出力レベル、A5では+4オフセットで84の出
力レベルとなり、これ以外の音程では、設定されたブレーク
ポイント間を直線で結んだ出力レベルとなります。
n
ブレークポイントのレベルはオフセット値で、現在のエレメント
のレベル(P.75)を基準として加減を行ないます。エレメントのレ
ベルは0〜127の範囲です。このためエレメントのレベルが80の
場合、ブレークポイントのレベルを+50に設定しても出力レベル
は130にはならず、127となります。
n
ブレークポイントBP1より下の音は、BP1のレベルとなります。
ブレークポイントBP4より上の音は、BP4のレベルとなります。
30. LvlSclSens
(レベルスケールセンシティビティ )
各エレメントのタイムスケールの感度 ( く鍵盤の音程によってレ
ベルの変化の速さをコントロールする度合)を調節します。
を大きくすると、低音部の鍵盤を弾いたときほどゆっくりとした
間変化が得られ、高音部の鍵盤を弾いたときほど速い時間変化が
得られます。
□設定できる値: 0〜15
31. KeyonDelay(キーオンディレイ)
鍵盤を押した後、実際に音が出るまでの遅れを設定します。各エレメ
ントに異なるディレイを設定することができます。
□設定できる値: 0〜15
32-1. LFO Wave(LFOウェーブ)
32-2. LFO Phase(LFOフェーズイニシャライズ)
LFOに関する設定を行ないます。LFOは低周波の信号を発生する発
振器で、このLFOの信号波形を使ってピッチ/フィルター/アンプリ
チュードなどを変調し、ビブラート/ワウワウ/トレモロなどの効果
を作ります。ピッチとフィルターに対して同時に変調をかけるなど、
的に応じて複数の変調先を選んだり、特定のエレメントに対して
だけ変調をかけることもできます。
LFO Wave
LFOのウェーブを選択します。ここで選んだウェーブを使っ
て、さまざまな音の揺れ方を作り出すことができます。3種類
のウェーブが用意されています。
□設定できる値: saw、tri、S&H
n
"S&H" の設定は、ピッチに不規則な変化を得たい場合に使用します
(LFO AModとLFO FModでは、"tri" ウェーブが代用されます。
LFO PModをMWでコントロールする場合も、"tri" のウェーブが代用
されます)。
Lvl Ofs1
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
+000
29 E 1
Lvl Ofs2
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
+000
29 E 1
Lvl Ofs3
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
+000
29 E 1
Lvl Ofs4
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
+000
29 E 1
1234
E1 B2 G4 A5
4
BP
Ofs
+10 +17 +4
LvlSclSens
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
00
30 E 1
KeyonDelay
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
00
31 E 1
LFO Phase
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
on
32 E 1
LFO Wave
KEYELEMPA RT
OCTAVE
PAG E
tri
32 E 1
エレメントアンプリチュード/エレメントLFO