User Manual
EOSBXのサウンドやデモソングをプロデュースしてくださった浅倉大介さんに、
EOSBXの魅力や活用法についてお聞きしました。
デモソングのファイルを 使って、たとえばこんな風に
「アレンジ」してみましょう。データをほんの少しいじるだけで、
曲の雰囲気がガラリと変わることに気付くはず。
•リズムパートや ベースパ ートの一部をミュートしてみる。
•ソングの長さを増やして、エクステンディッドリミックス 。
•リズムセクションをまったく別のリズム音色にしてみる。
•コントロールチェンジ(フィルターのカットオフやレゾナンス)
を多用してみる。
これで、今日からキミもアレンジャー の 仲間入りだ!
ボクがプロデュースしたプリセット音色を使って作りました。
同じ曲 の中で融合する、クリア な 音 とひ ず ん だ 音 。
シンセサイザーならではのシーケンスとナチュラルなピアノ。
エフェクトにディストーション。
ピッチ ベ ンドホイー ル のレンジ を 大 きくとって 、
波形を大胆に低い音にすることによって生まれるローファイな音。
ピアノのサウンドにはディレイ効果をシミュレート。
またオーディオでは、内蔵波形では鳴らせないような
スピーチシンセサイザーチックな音やループも加えてみました。
EOSBX+DAworks+インターネットという、
21世紀ならではの音楽制作環境がとうとう実現されました。
今回、EOSBXに新たに内蔵された波形やプリセット音色は、
ボクのサウンドをシミュレートしたものがたくさんあるので、
初心者の方でも「それ風?」な感じの音楽を創れると思います。
EOSBXならではのコンピューターとの連動で、
「BX本体の音色+オーディオ」という環境で、
創ることのできる音楽が無限大になりました。
キミの斬新なアイディアやオリジナリティーを
大切にして欲しいですね。
また、作った音楽はひとりでこっそり楽しまないで、
どんどん発表しましょう!
ヤマハで行なわれるコンテストに参加するもよし、
クラブや学園祭に参加するのもよし。
これからは、インタ ー ネットを使ったコミュニケーションを通じて、
新しい活 用 のしかたがどんどん広がっていくでしょうね。
DAworksに付いている「EOSリンクボタン」でEOS BXの情報
サイトに接続して、コンテスト情報やスキルアップの方法を見つ
けていってくださいね。
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