DIGITAL PIANO H01 取扱説明書 JA
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま す。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという「禁止」を示します。 「必ず実行」してくださいという強制を示します。 ■ 「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 う可能性が想定される」 内容です。 注意 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想
警告 電源 / 電源コード 水に注意 電源は必ず交流100V を使用する。 本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かない。 エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接 続すると、感電や火災のおそれがあります。 また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しな い。 必ず実行 禁止 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故障の原 因になります。入った場 合は、すぐに電源スイッチを切り、 電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりをきれい に拭き取る。 電源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器 店または 巻末のヤマ ハ電気音 響製品サー ビス拠点に 点検を 感電やショートのおそれがあります。 ご依頼ください。 電源コード/プラグは、必ず付属のものを使用する。 濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。 必ず実行 他の電源コード/ プラグを使用すると、発熱や感電の原因に なります。 禁止 必ず実行 電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲 げたり、傷つけたりしない。また、電源コードに重いものを
組み立て 必ず実行 手入れ 組み立てる前に、必ず本書の組み立て方の説明をよくお読み 本体のほこりや汚れは、柔らかい布で軽く拭き取る。 ください。 手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損したりお客 強く拭くと、ほこりの粒子で本体の表面に傷がつく場合があ ります。 様がけがをしたりする原因になります。 必ず実行 本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 ぞうきんなどは使用しない。 設置 直射日光のあたる場所（日中の車内など）やストーブの近く 禁止 など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと ころ、また、ほこりや振動の多いところで使用しない。 禁止 禁止 本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原 因になります。 本体のパネルや鍵盤が変色/ 変質する原因になります。お手 入れには、乾いた柔らかい布、もしくは水を固くしぼった柔 らかい布をご使用ください。 使用時の注意 テレビやラジオ、ス キーカバーやふたで指などをはさまないように注意する。ま テレオ、携帯電話な ど他の電気製品の近 た、キーカバーや本体のすき間に手や指を入れない。 お客
イス イスの脚で床やたたみを傷つけないよう注意する。 イスの脚 でフローリ ングの床 やたたみを 傷つけるこ とがあ 不安定な場所に置かない。 イスが転倒して、お客様や他の方々がけがをする原因になり ます。 必ず実行 禁止 イスを手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 ぞうきんなどは使用しない。 変色/変質する原因になります。お手入れには、乾いた柔らか イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしない。 このイスは楽器演奏用です。イスを遊び道具や踏み台にする 禁止 ります。イスの下にマットを敷くなどして、床やたたみを保 護されることをおすすめします。 禁止 と、イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする 原因になります。 い布、または水を固くしぼった柔らかい布をご使用ください。 データの保存 イスには二人以上ですわらない。 イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原因 になります。 USB記憶装置のバックアップ USB 記憶装置の万一の事故に備えて、大切なデータは予備 の USB記憶装置にバックアップとして保 存されることをお 禁止 すすめします。 イスのネジを
準備編 このたびは、ヤマハ デジタルピアノH01をお買い求めいただきまして、誠に ありがとうございました。 準 備 編 H01の優れた機能を十分に生かして演奏をお楽しみいただくため、本書をお読 みください。また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに大 切に保管してください。 H01の特長 スタイリッシュな薄型デジタルピアノ お部屋のインテリア空間を彩るスタイリッシュな薄型デジタルピアノです。 自然な弾き心地を実現したナチュラルウッド(NW)鍵盤 白鍵にはアコースティックピアノ鍵盤のように木製の「ナチュラルウッド(NW)鍵盤」 を使用しています。鍵盤の硬さやハンマーと鍵盤の重量バランス、鍵盤の重さ、指に伝 わる感覚などをグランドピアノに近付けただけでなく、高速の同音連打も可能になりま した。 フルコンサートグランドピアノの音をデジタルで録音 (AWMダイナミックステレオサンプリング) H01は、ヤマハ独自のサンプリング音源システム｢AWMダイナミックステレオサンプ リング｣による豊かな音色を実現しています。 さらに、GRAND PIANO 1の音色では、鍵盤を弾く強さに応じて複数の波形
目次 準備編 準 備 編 H01の特長 ................................................................................................................................6 付属品( お確かめください) .......................................................................................................6 各部の名前と機能 ...............................................................................................................8 ご使用前の準備 ..............................................................................................................
各部の名前と機能 準 備 編 q w e r t y i o u パワー 1 [POWER ]スイッチ ...........................10ページ スイッチを押して電源を入れます。 マスターボリューム 2 [MASTER VOLUME ] ....................10ページ 音量を調節できます。 ビージーエム 3 [ BGM ]ボタン ...........11、12、14 、19ページ ピアノ リスニング ソング50曲を聞くことができま す。 ボイス 4 [VOICE]ボタン ....... 14、15、17〜20ページ グランドピアノをはじめとした10種類の音色からひ とつの音色を選択できます。(15ページ)また、2つ の音色を重ねて使ったり(17ページ)、リバーブの種 類を選んだり(18ページ)できます。 セレクト 5 SELECT [−]/[＋]ボタン .. 11、12、15ページ ソングを再生中、前の曲や次の曲を選ぶときに押し ます。音色の選択にも使用できます。 8 H01 取扱説明書 フォーンズ 6 [PHONES]端子 ...
ご使用前の準備 キーカバーと屋根を開ける 1 キーカバーを持ち上げて楽器の後側にたたみ込み ます 準 備 編 q 両手で持ち上げてください。 途中でキーカバーを離さないでください。 指をキーカバーで挟まないように注意してください。 2 屋根の前側を持ち上げて屋根を開きます 屋根を必要以上に大きく開けないでください。 本体が破損する原因になります。 必要以上に大きく開け ないでください 3 e w 屋根を持ち上げた状態で、ステーを起こし、屋根 の穴に合う位置に止めます。静かに屋根を下ろし て屋根の穴とステーが合うように固定します キーカバーと屋根を閉じる 1 2 3 4 ステーをしっかりと押さえながら、その状態で屋 根を少し持ち上げます w e ステーを下ろします 屋根を下ろします キーカバーを閉じます r 指をキーカバーで挟まないように注意してください。特にお子さまが近くにい るときはお子さまがけがをしないよう注意してください。 H01 取扱説明書 9
ご使用前の準備 電源を入れる 1 準 備 編 電源コードを接続する 最初に本体側のプラグを差し込み、次にコンセント側(家庭用 AC100V)のプラグを差し込みます。 電源は必ずAC100Vを使用してください。 長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコンセントから電源 プラグを抜いてください。 2 電源を入れる [POWER]スイッチを押して、電源を入れます。 電源が入ると電源ランプが点灯します。 電源を切るときは、もう一度[POWER]スイッチを押します。 パネルで設定した内容は電源を切ると初期状態に戻ります。 USBフラッシュメモリーのデータを読み込み中(ランプ点滅中)は電源を切らな いでください。データが壊れる原因になります。 電源スイッチを切った状態でも微電流が流れています。H01を長時間使用しな いときは必ずコンセントから電源プラグを抜いてください。 音量(ボリューム)を調節する [MASTER VOLUME]で調節します。実際に鍵盤を弾いて音を出しな がら、音量を調節してください。 大きな音量で長時間使用しないでください。聴覚障害の原因になります。 小さくなる ヘッドフ
ピアノ リスニング ソング50曲(プリセットソング)を聞く この楽器には50曲のピアノ曲が入っております。聞いてみましょう。 本編 1 電源を入れる/切る ソングとは H01では、演奏データを総称し て「 ソング(SONG)」 と呼んで います。ピアノ曲も演奏データ です。 [POWER]スイッチを押します。 2 音量を調節する PRESET=プリセット 楽器内部のメモリーにあらかじ め内蔵されているデータです。 [MASTER VOLUME]を中程まで上げておきます。 3 本 編 プリセットソングを聞く ランダム再生でピアノ リスニング ソング50曲を聞く ランダム再生とは ピアノ リスニング ソング50曲 の中から曲順を楽器が決め、そ の順番に再生することをランダ ム再生と言っています。曲の停 止中に[BGM]ボタンが押される と曲順が決まります。 [BGM]ボタンを押します。自動的に選ばれた曲の順番で再 生されます。 SELECT [−]または[＋]ボタンを押すとランダムに設定され た曲順で前の曲や次の曲に移ります。 曲を指定してピアノ リスニング ソング50曲を聞く [BG
USBフラッシュメモリー内のソングデータを聞く コンピューターなどを使用してUSBフラッシュメモリーに楽器で聞きたいソングデータを保存し、楽器にUSBフ ラッシュメモリーを差し込みます。 自動的に楽器がデータを読み込みます。 データ読み込み中(ランプ点滅中)はUSBフラッシュメモリーを抜かないでください。データが壊れる原因になります。 USBの曲再生中はUSBフラッシュメモリーを抜かないでください。USBのデータをこわす恐れがあります。 データ読み込み後、 ランプ点灯 本 編 USBフラッシュメモリー 1 再生スタート/ストップ [BGM]ボタンを押します。自動的に曲の順番を楽器が選 びその順番で再生されます。 2 曲によってはスタートするまで に時間がかかる場合がありま す。曲と曲の待ち時間について も同様です。 次の曲または前の曲を選ぶ SELECT [−]または[＋]ボタンを押すとランダムに設定 された曲順で前の曲や次の曲に移ります。 USBフラッシュメモリーをお持ちでない場合は、別途お買い求めいただく必要がありま す。 動作確認済みのUSBフラッシュメモリーについては、ご購入の前にイ
USBフラッシュメモリー内のソングデータを聞く USBフラッシュメモリーに関する注意 USBフラッシュメモリーの誤消去防止について この楽器にはUSBメモリーに書き込む機能はありませんが、誤ってデータを消し てしまう可能性があります。USBフラッシュメモリーには、誤ってデータを消し てしまわないようにライトプロテクトスイッチ(書き込み禁止スイッチ)が付いてい ることがあります。大切なデータが入っているUSBフラッシュメモリーは、ライ トプロテクトスイッチをオン(お使いのUSBフラッシュメモリーの取扱説明書をご 覧ください)にして、書き込みができないようにしてください。逆に、データを保 存する場合などは、ご使用の前にUSBフラッシュメモリーのライトプロテクトス イッチがオフになっていることをご確認ください。 本 編 USBフラッシュメモリーの接続について USBフラッシュメモリー *をUSB TO DEVICE端子に、正しい向きで接続してく ださい * USBフラッシュメモリーの向き(上下、前後)を間違えないようご注意ください。 IMPORTANT コンピューターなどでUSBフラッシュメモリーにソングを
トラックを指定して再生する USBのデータを再生するときすべてのトラックを鳴らすか(ALL)、トラック1＋2だけを鳴らすか(1＋2)を設定 します。通常ピアノの演奏はトラック1または2に録音されているので、ピアノ以外を鳴らさないようにしたい場 合に「1＋2」が有効になります。 お買い求めいただいたとき、楽器はトラック1＋2だけを演奏する設定になっております。 (ALL) トラック1 トラック2 トラック3 ピアノの演奏 (1＋2) 本 編 ピアノ以外の演奏 すべてのトラックの演奏を有効にする(ALL) [BGM]ボタンと[VOICE]ボタンを押しながらB6の鍵盤を押す B6 トラック1＋2だけを鳴らす(1＋2) [BGM]ボタンと[VOICE]ボタンを押しながらC7の鍵盤を押す C7 SMF(0)のデータでもピアノ以外の楽器を使用しているソングは、正しく再生され ないことがあります。 14 H01 取扱説明書
音色を楽しむ 音色を選ぶ 1 ボイス [VOICE]ボタンを押したままC1〜A1鍵盤のどれかを押し て、音色を選ぶ VOICE=音色 [VOICE]ボタンだけを押すとグランドピアノ1の音色になります。 音色を選ぶと、その音色に合っ たリバーブ(18ページ)が自動的 に選ばれます。 C0 C1 本 編 A1 [VOICE]ボタンを押しながらSELECT [−]または[＋]ボタンを押すと、以下の順 に音色が切り替わります。 鍵盤 2 音色名 音色紹介 C1 グランドピアノ1 フルコンサートグランドピアノからサンプリングしまし た。クラシックはもちろん、どんなジャンルのピアノ曲に も合います。 C #1 グランドピアノ2 明るい響きを持ったクリアなピアノの音です。ポピュラー 音楽に最適です。 D1 ピアノ&ストリン グス グランドピアノとストリングスの音色で鳴ります。 オーケ ストラバックのゆったりとしたピアノ曲に最適です。 D#1 エレクトリック ピアノ1 FMシンセサイザーによる電子ピアノの音です。ポピュ ラー音楽に最適です。 E1 エレクトリック ピアノ2
音色を楽しむ ペダルを使う ペダルには、右のペダル(ダンパーペダル)とま ん中のペダル(ソステヌートペダル)、左のペダ ル(ソフトペダル)があります。これらはピアノ 演奏で使われます。 本 編 ダンパーペダルが効かない ペダルコードのプラグが [PEDAL]端子に差し込まれて いないと思われます。確実に差 し込んでください。(25ページ の手順7) 右のペダル(ダンパーペダル) このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指 を離しても弾いた音を長く響かせること ができます。 ここでダンパーペダルを踏むと、このと き押さえていた鍵盤とそのあと弾いた音 すべてが長く響く。 まん中のペダル(ソステヌートペダル) オルガンやストリングスの音色 では ソステヌートペダルを踏むと、 音が減衰せず、踏んでいる間鳴 り続けます。 このペダルを踏んだときに押さえていた 鍵盤の音だけを、鍵盤から指を離しても 長く響かせることができます。ペダルを 踏んだあとに弾いた音には効果はかかり ません。 ここでソステヌートペダルを踏むと、こ のとき押さえていた鍵盤の音だけが長く 響く。 左のペダル(ソフトペダル) このペダルを踏ん
音色を楽しむ 2つの音色を重ねる(デュアル) 音色を重ねる機能をデュアルといいます。重ねて鳴らすことにより厚みのある音を作り出せます。 1 ボイス [VOICE]ボタンを押したまま、C1〜A1鍵盤のうち2つの鍵 盤を同時に押して(または、ひとつの鍵盤を押したままもう一 方の鍵盤を押して)、デュアルに入る このとき二つの音色が選ばれます。音色と鍵盤の関係については、 「音色を選ぶ」 (15ページ)をご参照ください。 C0 C1 本 編 A1 上記の設定で選んだ2つの音色のうち、左側の鍵盤に割り当てられた音色を第1音 色、右側の鍵盤に割り当てられた音色が第2音色になります。 第1音色、第2音色は、以下のような設定ができます。 オクターブシフトの設定 デュアルのときのリバーブ 第1音色のリバーブの種類が、 優先されます。第1音色のリ バーブがオフのときは、第2音 色に設定されているリバーブの 種類になります。 音程を1オクターブ上下にシフトさせます。音の響き方が違ってきます。 [VOICE]ボタンを押したままC5〜F5鍵盤のどれかを押します。 第1音色 第2音色 C5 F5 C6 C
音色を楽しむ 音に残響を付ける(リバーブ) コンサートホールやライブハウスで演奏しているような残響効果を付けます。以下の4種類の中から設定できま す。また、その深さ(かかり具合)を変えられます。 鍵盤 リバーブの種類 C2 ルーム 部屋の中にいるような響きになります。 C#2 ホール1 小さいコンサートホールにいるような響きになります。 D2 ホール2 大きいコンサートホールにいるような響きになります。 D #2 ステージ ステージにいるような響きになります。 オフ リバーブはかかりません。 E2 本 編 説明 リバーブの種類の設定 [VOICE]ボタンを押したままC2〜E2鍵盤のどれかを押します。 C0 C1 C2 E2 リバーブの深さの設定 設定範囲：0(効果なし)〜 20(深さ最大) [VOICE]ボタンを押したままC3〜G#4鍵盤のどれかを押します。 G #4 (深さ20) C0 C1 C2 C3 (深さ0) C4 A4 右の鍵盤ほどリバーブの深さを深く設定できます。 [VOICE]ボタンを押したままA4鍵盤を押すと、その音色に最適な
音色を楽しむ キー (調)を変える(トランスポーズ) 弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さにキー (調)を合わせることができます。半音単位でトラン スポーズを設定できます。 たとえばトランスポーズを「＋5」に設定すると、「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることになり、 「ハ長調」の弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。 トランスポーズの設定 [BGM]ボタンと[VOICE]ボタンを同時に押したままF#2〜F #3鍵盤のどれかを押 します。 F #2 C0 C1 トランスポーズ：移調する 移調：曲全体の音の高さを上げ たり下げたりしてキー (調)を変 えること。 F#3 本 編 C2 -6 -4 -2 +1 +3 +6 -5 -3 -1 0 +2 +4 +5 C3鍵盤を押すと標準の音の高さになります。F#2〜B2鍵盤を押すと半音単位で キーが下がり、C#3〜F#3鍵盤を押すと半音単位でキーが上がります。 トランスポーズ量 F#2：−6半音 C3：標準の音の高さ F#3：＋6半音 音の高さの微調整(チューニング) 楽器全体の音の高さを微調整する機能です。合奏のときや
音色を楽しむ タッチ感を変える 鍵盤を弾く強さに対する鳴る音の音量を設定します。以下の4段階に設定できます。 鍵盤 タッチの種類 説明 A6 フィックスト タッチによる音の強弱は付かず、一定の音量が出ます。 A#6 ソフト 軽いタッチで大きい音を出すことができます。比較的音の つぶがそろいやすいタッチです。 B6 ミディアム 標準的なタッチです。 C7 ハード 強いタッチで弾かないと大きい音が出にくい設定です。ピ アニッシモからフォルティッシモまで表現豊かな演奏がで きます。 本 編 タッチ感の設定 [VOICE]ボタンを押したままA6〜C7の鍵盤を押します。 チャーチオルガン、ハープシ コードの音色ではタッチがかか りません。 初期設定：B6(ミディアム) A6 C7 20 H01 取扱説明書
困ったときは 現象 考えられる原因 解決法 H01の電源が入らない。 電源プラグが差し込まれていません (本体側と家庭用コンセント側)。 電源プラグを本体と家庭用(AC100V)コンセントに、確 実に差し込んでください(10ページ )。 [POWER]スイッチを入れたと き、または切ったとき「カチッ」 と音がする。 電気が流れたためです。 故障ではありません。 H01から雑音が出る。 H01の近くで携帯電話を使っています (または呼び出し音が鳴っています)。 H01の近くでは、携帯電話の電源を切ってください。 H01の近くで携帯電話を使ったり、呼び出し音が鳴っ たりすると、雑音が出る場合があります。 全体的に音が小さい。まったく 音が出ない。 [MASTER VOLUME]が下がってい ます。 [MASTER VOLUME]を上げてください(10ページ)。 ヘッドフォンを接続しています。 ヘッドフォンのプラグを抜いてください。 内蔵のソングが再生できない。 USBフラッシュメモリーを差し込ん でいると内蔵のソングが再生できま せん。 USBフラッシュメモリーを抜いてくださ
付 録 1 C2 ソナタ K.380, L.23 (D. スカルラッティ ) C#2 ゴルトベルク変奏曲 アリア BWV.988 (J.S. バッハ ) 3 D2 調子のよい鍛冶屋 (G.F. ヘンデル ) 4 D#2 5 E2 6 F2 7 F#2 8 G2 ピアノ ソナタ 第 5 番 第 1 楽章 K.283 (W.A. モーツァルト ) ピアノ ソナタ 第 12 番 第 1 楽章 K.332 (W.A. モーツァルト ) ピアノ ソナタ 第 8 番 「悲愴」第 2 楽章 op.13 (L.v. ベートーヴェン ) ピアノ ソナタ 第 14 番 「月光」第 1 楽章 op.27-2 (L.v. ベートーヴェン ) 春の歌 op.62-6 (F. メンデルスゾーン ) 9 G#2 前奏曲 op.28-7 (F.F. ショパン ) 10 A2 前奏曲 「雨だれ」op.28-15 (F.F. ショパン ) 11 A# 2 練習曲 「別れの曲」op.10-3 (F.F. ショパン ) 12 B2 13 C3 練習曲 「エオリアン ハープ」op.
H01の組み立て方 注意 部品を間違えたり、向きを間違えないように注意して、手順どおりに組み立ててください。 組み立ては、必ず2人以上で行なってください。 ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用しないでください。サイズが違うネジを使用すると、製品の破損や故障の原因となる ことがあります。 ネジは各部品の固定後、ゆるみがないようきつく締め直してください。 分解するときは、組み立てと逆の手順で行なってください。 プラス(＋)のドライバーを用意してください。 すべての部品を箱から取り出し、下記の部品がそろっていることを確認してください。 本体を床に置くとき手を 挟まないように注意して ください。 A C D E B 長いネジ(6×30mm) ×4 付 録 組立てを始める前に、ペダルコードと電源コードを束ねている ビニールのヒモをほどく 短いネジ(6×20mm) ×10 F 小さいネジ(4×6mm) ×6 梱包箱から長方形（800×130mm） のパッド2個を取り出す 1. Aをパッドの上に乗せる。 2.
H01の組み立て方 3. Bを取り付ける。 5. ペダルを組み立てる。 3-1 ネジ穴があうようにAにBを合わせ、そのまま保持 する。 5-1 3-2 短いネジ(6×20mm) 6本を、上側から順番に仮 留めする。 3-3 仮留めが終わったら、すべてのネジを本締めする。 ペダルコードをDに通す。 D E B 5-2 EをDの底面に当てつけ、小さいネジ(4×6mm)6 本で締め付ける。このとき中央の2本を先に締め てください。 5-3 D内部でペダルコードがたるまないように引っ張 る。 A 4.
H01の組み立て方 6. ペダルを取り付ける。 7. コードを接続する。 6-1 7-1 コネクタの向きに注意しながら、ペダルコードを 接続する。 7-2 コネクタの向きに注意しながら、電源コードを接 続する。 A裏面の溝に取り付けられたカバーを取り外す。 A 6-2 D上面から伸びるペダルコードと電源コードをA裏 面の溝に合わせる。 6-3 ネジ穴が合うようにDの位置を合わせ、長いネジ (6×30mm) 4本で取り付ける。 D 付 録 A 8.
H01の組み立て方 9. Aを起こす。 組み立て後は必ず以下をチェックしてください。 9-1 • 部品が余っていませんか？ Aの底面を持ち上げて、Aを起こす。 →組み立て手順を再確認してください。 • 部屋のドアなどがこの楽器にあたりませんか？ →この楽器を移動してください。 A • この楽器がぐらぐらしませんか？ →ネジを確実に締めてください。 • ペダルを踏むと、ペダルボックスがガタガタしませ んか？ →アジャスターを回して床にぴったりつけてください。 操作パネル部分は持たない。 • ペダルコード、電源コードのプラグが、確実に本体 に差し込まれていますか →確認してください。 足の上に本体を落とさないよう注意してください。 10.
仕様 鍵盤 ナチュラルウッド(NW)鍵盤、88鍵(A-1〜C7) 音源 AWMダイナミックステレオサンプリング 最大同時発音数 64 音色数 10 リバーブ 効果 マスターボリューム ボリューム デュアル、トランスポーズ、タッチ(ハード、ミディアム、ソフト、フィックスト) コントロール ダンパー (ハーフペダル対応)、ソステヌート、ソフト ペダル プリセットソング ピアノ リスニング ソング50曲 PHONES(ミニ)×2、USB TO DEVICE、AUX OUT 付属端子 40W×2 メインアンプ 楕円(13cm×6cm)×2、(16cm＋2.
索引 A ソ [AUX OUT](エーユーエックス アウト)端子 ............................. 8 ソステヌートペダル ..................................................................16 ソフトペダル .............................................................................16 ソング ........................................................................................11 ソングデータ .............................................................................12 ソングリスト .............................................................................
メモ 付 録 H01 取扱説明書 29
メモ 付 録 30 H01 取扱説明書
■ 保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはお近くのヤマハ電気音響製品サービス拠点にご連絡ください。 ● 保証書 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お買い上 げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管してください。 ● 保証期間 お買い上げ日から 1 年間です。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書をご 覧ください。 ● 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理させて いただきます。 下記の部品については、使用時間により劣化しやすいため、消耗 に応じて部品の交換が必要となります。消耗部品の交換は、お買 い上げ店またはヤマハ電気音響製品サービス拠点へご相談くださ い。 ● 補修用性能部品の最低保有期間 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、 製造 打切後 8 年です。 ● 修理のご依頼 まず本書の「 困ったときは」をよくお読みのうえ、もう一度お調 べください。 それでも異常があるときは、 お買い上げの販売店、または最寄り のヤマハ電気
国内楽器営業本部 HK営業部 〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11 TEL 03-5488-6795 PA･DMI事業部 EKBマーケティング部 CL・PKグループ 〒430-8650 浜松市中沢町10-1 TEL 053-460-3275 クラビノーバ・ポータブル楽器 インフォメーションセンター 受付日：月曜日〜土曜日（祝日およびセンターの休業日を除く） 受付時間：10:30〜19:00 フリーダイヤル 0120-834-808 サポート：http://www.yamaha.co.jp/support/ 電子ピアノ/キーボードのホームページ http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/ ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/ あなたの音楽生活をフルサポート ミュージックイークラブ http://www.music-eclub.com/ お客様サポート&サービス http://www.yamaha.co.
