Manual Development Group ©2021 Yamaha Corporation 2021年9月発行 PO-B0 ドラムトリガーモジュール リファレンスマニュアル JA DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 1
目次 DTX-PROとDTX-PROXの違い 5 DTX-PRO. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 DTX-PROX . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 リファレンスマニュアル内の表記 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 取扱説明書からの参照(リンク集) 7 DTX-PRO取扱説明書 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
目次 MENUボタン 19 画面の基本操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19 機能一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20 パラメーター説明 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25 Kit Edit . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
目次 PROX フェーダーセレクト FX 120 インストごとのエフェクトのかかり具合を変える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 120 PROX フェーダーセレクト CUSTM 122 カスタム設定をする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 122 PROX LIVE SETモード 123 LIVE SET(ライブセット) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 123 ライブセット 機能一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
DTX-PROとDTX-PROXの違い DTX-PRO クリック、レコーダー、トレーニングなどの基本的な機能が搭載されています。KIT MODIFIER(キットモディファイアー )ノ ブを使って、アンビエンス、コンプ、エフェクトを直感的に操作できます。 多彩なトレーニングメニューには、[TRAINING](トレーニング)ボタンからアクセスできます。 120 クリック KIT MODIFIER (キットモディファイアー ) トレーニング レコーダー 本ドキュメントでは、DTX-PROファームウェアバージョン1.02で説明しています。 それ以前のバージョンの場合はアップデートをおすすめします。 https://www.download.yamaha.
DTX-PROとDTX-PROXの違い リファレンスマニュアル内の表記 モデル名 本ドキュメントでは、DTX-PROとDTX-PROXをまとめて「PROシリーズ音源」と表記します。 モデル別で異なる場合は、以下のアイコンと背景色で示します。 PRO PROX DTX-PROのみに該当 DTX-PROXのみに該当 「注記」と「NOTE」 注記 NOTE 故障、損傷や誤作動、データの損失の発生が想定される内容 補足説明 DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 6
取扱説明書からの参照(リンク集) 取扱説明書からの参照先は以下のとおりです。 ● DTX-PRO取扱説明書 掲載ページ 内容 参照先 5 注記 システム設定 PROシリーズ音源の内部メモリー (18ページ) 5 注記 データをUSBフラッシュメモリー /コンピューターに保存 MENU/File/Save 11 [MENU]ボタン MENUボタン(19ページ) 13 コンピューターの使いかた コンピューターと接続する(135ページ) 16 ヘッドホンEQ MENU/Phones EQ 17 トリガーセットアップを変える MENU/Job/Trigger 20 データの保存 MENU/File/Save 22 USBフラッシュメモリーの初期化 MENU/File/Format 29 リコール機能 MENU/Job/Kit/Recall 31 パッドごとの音量、パッド部位ごとの音量を変える MENU/Kit Edit/Volume 35 ドラムセットの音を変える MENU/Kit Edit 37 オーディオファイルの取り込みかた KI
取扱説明書からの参照(リンク集) ● DTX-PROX取扱説明書 掲載ページ 内容 参照先 5 注記 システム設定 PROシリーズ音源の内部メモリー (18ページ) 5 注記 データをUSBフラッシュメモリー /コンピューターに保存 MENU/File/Save 11 トリガー入力 トリガー入力ソース トリガーで音が鳴るしくみ(9ページ) 11 [MENU]ボタン MENUボタン(19ページ) 13 [AUX IN](外部入力)端子 MENU/Utility/Input Output 13 コンピューターの使いかた コンピューターと接続する(135ページ) 20 データの保存 MENU/File/Save 22 USBフラッシュメモリーの初期化 MENU/File/Format 25 Bluetooth 機能のオンオフ切り替え MENU/Bluetooth 32 リコール機能 MENU/Job/Kit/Recall 34 ドラムセットの音を変える MENU/Kit Edit 35 パッドごとの音量、パッド部位ごとの音量を変える
トリガーで音が鳴るしくみ トリガーとは、電子ドラムのパッドを叩くことで発生する「トリガー信号」(叩いた強さや位置についての情報)の ことです。ドラムトリガーモジュールでは、トリガー入力端子を通じてトリガー信号を受けると音が鳴ります。 トリガー入力端子、トリガー入力、トリガー入力ソースの関係 ここでは、トリガー入力端子、トリガー入力、トリガー入力ソースの関係について説明します。 トリガー入力端子 PROシリーズ音源には[qSNARE]から[!4] のトリガー入力端子があります。 [!2KICK/!3] 端子、[yTOM3/u]端子、[rTOM2/t]端子、[wTOM1/e]端子は、入力モードを切り替えることで、トリ ガー入力とトリガー入力ソースを変更できます。 [qSNARE]端子と[!4] 端子はシングルピエゾ3ゾーンとマルチピエゾ2ゾーンの切り替え(PadTypeを選択すると自動で変わ る)が可能です。 トリガー入力ソース パッドのゾーンごとに発生するトリガー信号を「トリガー入力ソース」と呼びます。 PROシリーズ音源がパッドからのトリガー信号を受けると、PROシリーズ音源からトリガー入力ソースが鳴り
トリガーで音が鳴るしくみ トリガー入力端子の入力モード [!2KICK/!3] 端子、[yTOM3/u]端子、[rTOM2/t]端子、[wTOM1/e]端子では入力モードを設定できます。入力モード には「separate(セパレート)」と「paired(ペアード)」があります。 separate(セパレート) 「separate」はトリガー入力端子を2つのインストに分けて使う設定です。たとえば、[!3] 端子で受けたトリガー信号はトリ ガー入力ソースの「Pad13」に接続されます。 「KickRm」の音は鳴りません。 [!2KICK/!3] 端子の場合 トリガー入力名 トリガー入力ソース名 Kick !2 Kick KickRm Y字ケーブル(市販)を使用 !3 Pad13 Pad13 paired(ペアード) 「paired」ではトリガー入力端子を1つのインストで使います。たとえば、[!3] 端子で受けたトリガー信号はトリガー入力ソー スの「KickRm」に接続されます。 「Pad13」の信号は鳴りません。 [!2KICK/!3] 端子の場合 トリガー入力名 トリガー入力ソース名
トリガーで音が鳴るしくみ トリガーで鳴らす音色(インスト、ボイス) トリガー入力ごとやトリガー入力ソースごとにインストやボイスを割り当てて鳴らすことができます。 インスト キットのドラムセットを構成している一つ一つの打楽器(スネアドラム、タム、シンバル、キックなど)のことです。PROシ リーズ音源ではトリガー入力ごとにインストを切り替えられます。 ボイス インストを構成する音のことです。PROシリーズ音源では、トリガー入力ソースごとにボイスを切り替えられます。たとえ ば、スネアドラムでは、同じパッドからヘッドショット音、オープンリムショット音、クローズドリムショット音などを鳴ら し分けることができます。そのような違う音の一つひとつをボイスと呼び、PROシリーズ音源にはいろいろな打楽器の音、効 果音、エレクトリックな音などが内蔵されています。また、内蔵されているボイスだけでなく、インポートしたオーディオ ファイルをユーザー音色として鳴らすこともできます。 NOTE インポートしたオーディオファイルは、ボイスのカテゴリーから「User」を選ぶと鳴らすことができます。PROシリーズ音源にインポート して読み
トリガーで音が鳴るしくみ ユーザーボイス 内蔵されているボイスだけでなく、オーディオファイルをインポートしてユーザーボイスとして鳴らすことができます。 オーディオファイルのインポートの方法は複数用意されています。 トリガー入力単位のオーディオファイルインポート パッドを指定してオーディオファイルをインポートします。すべての入力ソースで同じウェーブが鳴ります。 トリガー入力ソース単位のオーディオファイルインポート 入力ソースを指定してオーディオファイルをインポートします。入力ソースごとに違うウェーブを鳴らすことができます。 ABCDのレイヤーを指定することもできます。 クリックのオーディオファイルインポート アクセントや4分音符などクリックタイミングごとに自分の好きなオーディオファイルを割り当てて鳴らすことができます。 上記の操作を行った場合は自動的に空きのユーザーボイスにウェーブが割り当てられ、音が鳴るユーザーボイスができます。 他のキットやユーザークリックでも、このユーザーボイスを選択すれば鳴らすことができます。 ユーザーボイスを選択してインポート 1つのユーザーボイスには、最大10個のオーディオ
トリガーで音が鳴るしくみ トリガー入力またはトリガー入力ソースを選ぶ トリガー入力またはトリガー入力ソースごとに設定するパラメーターの画面では、画面右上に対象となるトリガー入力名、ま たはトリガー入力ソース名とレイヤー (A、B、C、Dのいずれか)が表示されます。 ● トリガー入力 ● トリガー入力ソース 例: MENU/Kit Edit/Instの場合 例: MENU/Kit Edit/Voiceの場合 トリガー入力名 トリガー入力ソース名とレイヤー (A、B、C、Dのいずれか) トリガー入力切り替え画面へ トリガー入力ソース切り替え画面へ トリガー入力ごとの設定 MENU/Kit Edit/InstやDTX-PROのMENU/Trigger/Pad Typeなど、トリガー入力ごとの設定画面で「TRG ([F3])を押すと、トリガー入力切り替え画面が開きます。 DTX-PROXでは[PAD SELECT]を押してこの画面を開くことができます。 」ボタン ● トリガー入力切り替え画面 : パッドロックがオンのときのみ表示 :音量レベル :ベロシティー トリガー入力の入力モード p
トリガーで音が鳴るしくみ トリガー入力ソースごとの設定 MENU/Kit Edit/VoiceやMENU/Utility/Padなど、トリガー入力ソースごとの設定画面で「TRG と、トリガー入力ソース切り替え画面が開きます。 」ボタン([F3])を押す ● トリガー入力ソース切り替え画面 現在選択されている トリガー入力ソース名 トリガー入力ソース トリガー入力ソースは [−][+]で切り替えます。 レイヤー切り替え 現在選択されているレイヤー パッドロック 試聴 パッドの切り替え(DTX-PROX) PROX パッドの切り替え [PAD SELECT](パッドセレクト)ボタンを押すと、場面に応じた画面が表示されます。 フェーダーセレクトノブとLEDロータリーフェーダーを使って、インストごとに設定を変える場合は、タム1、タム2、タム 3や、クラッシュ1、クラッシュ2の切り替えにパッドセレクトボタンを使えます。 それ以外の場合はトリガー入力切り替え画面 やトリガー入力ソース切り替え画面が表示されます。 DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 14
エフェクト構成 DTX-PROとDTX-PROXのエフェクトのブロック構成は同じです。 キットごとに設定するエフェクトとシステム全体で設定するエフェクトに分けられます。 ● エフェクトブロック図 Kit Edit WAVE Inst Effect EQ Kit Modifier Effect Kit Modifier Comp Transient Comp Insertion MFX Comp InstSend RealAmbi InstDpt Ambi InstDepth RealAmbi Depth Ambi Depth Send Ambi WAVE FX1 Ambi FX2 toAmbi Kit Modifier Ambience System Setting Master EQ Phones EQ DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 15
エフェクト構成 キットごとに設定するエフェクト KIT MODIFIER(キットモディファイアー )は、3つのブロック (Ambience、Comp、Effect) によって構成され、それぞれ の音色効果をノブで調整します。 Ambience (アンビエンス) 下記の2種類があります。 ● RealAmbi 実際にスタジオでレコーディングされた残響音です。インストによっては対応していないものがあります。インストごとに 深さを設定できます。 ● Ambi デジタル処理によって付加される残響エフェクト(リバーブ)です。Ambi Typeを選択し、インストごとに深さを設定でき ます。 [AMBIENCE]ノブのカーブ設定により、RealAmbiとAmbiの全体の深さのコントロールのしかたを決めます。 初めにRealAmbiの量を増やしておいて、後でAmbiの量を増やすことができます。 RealAmbiに対応していないインストを使う場合は、はじめからAmbiが効果するカーブを選択するとよいでしょう。 Comp (コンプ) 演奏音全体にかかるコンプです。 Effect (エフェクト) 下記の3つのブロックによ
エフェクト構成 Inst Effect インスト(パッド)ごとに設定できるエフェクトです。以下の4種類のエフェクトが直列で入っています。 ● EQ 3バンドのEQでバンドごとにゲインや周波数などを設定できます。 ● Transient アタック感やリリース感を調整します。 ● Comp コンプの設定を細かく調整できます。 ● Insertion MFXと同じタイプのエフェクトを選択できます。ただし、Pad3、Pad5、Pad7、Pad13にかけることはできません。 システム全体で設定するエフェクト Master EQ 自分の演奏音とトレーニングソングの音質を調整できる5バンドのEQです。外部入力音やクリック音などには効果がありませ ん。 Phones EQ ヘッドホンの音質を調整する4バンドのEQです。 DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 17
PROシリーズ音源の内部メモリー 編集した内容は、内部メモリーに保存することで電源を切ってもデータを保持できます。また、トリガー設定 (DTX-PROではMENU/Trigger、DTX-PROXではTRIGGERモード)やその他全般の設定(MENU/Utility)な ど、システムの設定も保存できます。 PROシリーズ音源に保存(セーブ)されるデータ PROシリーズ音源に保存できるデータは以下のとおりです。 DTX-PRO ユーザーキット DTX-PROX 200 ユーザークリック 30 ユーザーソング 1 ユーザーボイス 100 ウェーブ 最大1,000 1ユーザーボイスにつき10まで トリガー設定 システムとして:1 ユーザートリガー:10 ライブセット ― 10 その他全般の設定 1 注記 • 電源を切ると、PROシリーズ音源本体の録音データが消えます。 • ウェーブは最大で1,000個までインポートできますが、総容量の限度を超えてはできません。 データファイルの保存(セーブ)と読み込み(ロード) PROシリーズ音源に保存されるデータは、すべてUSBフラッシュメ
MENUボタン 画面の基本操作 [MENU]ボタンを押すと画面が表示されます。 メニューの切り替え 「 」([F1])と「 」([F2]) 「ENTER」([F3]) カーソルを上または下へ動かす 画面を開く 設定値を変える または カーソルで選んでいる項目の設定値を変える しおり機能 しおり 目的のパラメーターにアクセスしやすくするために、しおりを設けている画面があります。 しおりを選んでから「ENTER」の下のボタン([F3])を押すと、関連するパラメーター設定画面が表示されます。 パラメーター設定画面で「 」または「 」([F1]または[F2]ボタン)を押すと、しおりをまたいでパラメーターが選べま す。[EXIT]ボタンでしおりに戻ります。 DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 19
MENUボタン 機能一覧 MENU Menu Kit Edit Kit Modifier Ambience RealAmbi Depth Ambi Depth RealAmbiInstDpt Ambi InstDepth Ambi Ambi Ambi Ambi Ambi Type TIME EQ LoGAIN EQ HiGAIN F.M.
MENUボタン Inst Effect EQ Gain EQ LoGAIN EQ MdGAIN EQ HiGAIN EQ Freq EQ EQ EQ EQ LowFreq MidFreq HiFreq MidWidth Transient TranAttack TranRelease TranSens Comp CompType CompAttack CompRelease CompThres CompRatio OutputLevel Insertion InsertionType InsertionDepth Voice Category VoiceNumber Import Wav VoiceTune VoiceDecay VoicePan VoiceFilter VoiceQ VoiceLayerSw VoiceHoldMode MessageType note Note.
MENUボタン Trigger (PRO) Input Mode Curve Pad Type Crosstalk TRIGGER/SETTING (PROX) Input Mode Curve Pad Type Crosstalk Preset Training (PROX) Utility General AutoPowerOff LCD Contrast L&R Vol (PRO) MIDI LocalCtrl Humanize AUX In Volume USB In Volume Rec Volume Song Volume Bluetooth Vol (PROX) Pad PadFunction Xstick Adjust Snare Position Ride Position FootClosePos FootSplashSens Output Gain L&R Phones USB Audio Indiv 1&2 (PROX) Indiv 3&4 (PROX) Indiv 5&6 (PROX) Indiv 7&8 (PROX) Input Output AUX In Input Mod
MENUボタン Bluetooth In (PROX) Input Mode Phones Output USB Audio Backing Output Level AUX In Gain AUX In Gain Indiv Out (PROX) Master EQ MEQ Gain Lo LoMid Mid HiMid Hi MEQ Freq Low LowMid Mid HighMid High MEQ Q Low LowMid Mid HighMid High MEQ Shape Low High Phones EQ HPEQ Gain Lo LoMid HiMid Hi HPEQ Freq Low LowMid HighMid High HPEQ Q Low LowMid HighMid High HPEQ Shape Low High DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 23
MENUボタン Job Kit Recall Sort Exchange Clear Trigger Trigger Setup Click Sort Clear User Voice Voice Edit Sort Wave Import All Delete All Optimize Wave Wave Info Training Import SMF Clear Recorder Export Audio LiveSet (PROX) Sort Clear File Save (Type) (File) Load (Type) (File) Rename (Type) (File) (Name) Delete (Type) (File) Format Memory Info Bluetooth (PROX) Factory Reset Version DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 24
MENUボタン パラメーター説明 Kit Edit この章ではメニュー内の「Kit Edit」の設定について説明します。Kit Editでは、キットモディファイアー、インスト、インス トエフェクト、ボイス、ボリューム、その他の設定ができます。 キットモディファイアーで、アンビエンス、コンプ、エフェクトをより細かく自分好みの設定にカスタマイズできます。また、 インスト単位のパラメーター、インスト単位で設定できるエフェクト、ボイス単位(入力ソース、レイヤー単位)の設定、ボ リュームに関する設定(全体、インスト、ボイスごと)、その他の設定ができます。 注記 自分好みのキットにカスタマイズしたら保存(ストア)してください(取扱説明書)。保存(ストア)しないでキットを切り替えると、カスタマイ ズした内容が消去されます。 ● キットのブロック図 Inst/Voice Inst Effect Inst トリガー入力 Kit Modifier EQ Ambience Transient Comp Comp Effect MFX Insertion Voice FX1 FX2 Volume Vo
MENUボタン Kit Modifier KIT MODIFIERノブの詳細設定を変えます。 ノブとパラメーターの関係は下の図のとおりです。 ノブ連動パラメーター Ambi KnobVal EffectKnobVal RealAmbiKnob (curve) Ambi Knob (curve) EffectKnobMFX RealAmbi Depth Ambi Depth Comp Knob MFX Depth EffectKnobFX1 FX1 Send EffectKnobFX2 FX2 Send DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 26
MENUボタン MENU/Kit Edit/Kit Modifier 画面 パラメーター 設定値 説明 RealAmbi Depth 0〜127 Real Ambiの全体のかかり具合を調節しま す。[AMBIENCE]ノブからコントロールす ることも可能です。 Real Ambiをかけられる音色は限られてい ます。データリストを参照してください。 Ambi Depth 0〜127 Ambiの全体のかかり具合を調節します。 [AMBIENCE]ノブからコントロールするこ とも可能です。 RealAmbiInstDpt 0〜100 インストごとのReal Ambiのかかり具合を 調節します。 Ambi InstDepth 0〜127 インストごとのAmbiのかかり具合を調節し ます。 Ambi Type エフェクトタイプ (143ページ) Ambiのタイプを選択します。 Ambi TIME 0.3s〜30.
MENUボタン パラメーター 設定値 説明 Ambi KnobVal 0〜127 [AMBIENCE]ノブで調節する値です。ノブ よりもさらに細かく設定できます。 RealAmbiKnob [AMBIENCE]ノブを回したときにReal Ambi DepthまたはAmbi Depthをコント ロールするカーブを選びます。 Ambi Knob off [AMBIENCE]ノブを回してもReal Ambi DepthまたはAmbi Depthは変わりませ ん。 Depth curve1 Knob Value Depth curve2 Knob Value Depth curve3 Knob Value curve4 Depth 画面 Knob Value DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 28
MENUボタン 画面 パラメーター 設定値 説明 Depth curve5 Knob Value Depth curve6 Knob Value Depth curve7 Knob Value Comp Comp Knob 0〜127 Compのかかり具合を設定します。 [COMP]ノブで調節する値をさらに細かく 設定できます。 MFX Type エフェクトタイプ (145ページ) マスターエフェクトのタイプを選択します。 MFX Depth 0〜127 マスターエフェクトのかかり具合を設定し ます。 [EFFECT]ノブで調節する値を、さらにこま かく設定できます。 Effect MFX DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 29
MENUボタン 画面 パラメーター 設定値 説明 FX1 Type エフェクトタイプ (144ページ) エフェクト1のタイプを選択します。 FX1 Send 0〜127 エフェクト1への全体のセンド量を調整し ます。 FX1 InstSend 0〜127 エフェクト1へのインストごとのセンド量 を調整します。 FX1 toAmbi 0〜127 エフェクト1からAmbiへのセンド量を調整 します。 FX2 Type エフェクトタイプ (144ページ) エフェクト2のタイプを選択します。 FX2 Send 0〜127 エフェクト2への全体のセンド量を調整し ます。 FX2 InstSend 0〜127 エフェクト2へのインストごとのセンド量 を調整します。 FX2 toAmbi 0〜127 エフェクト2からAmbiへのセンド量を調整 します。 EffectKnobVal 0〜127 [EFFECT]ノブで調節する値です。ノブより もさらに細かく設定できます。 EffectKnobMFX off (オフ) on (オン) [EFFECT]ノブを回し
MENUボタン Inst MENU/Kit Edit/Inst 画面 パラメーター 設定値 説明 Category データリスト (PDF)参照 インストの分類(カテゴリー )を選択します。 DTX-PROではキット画面で「INST」のボタン ([F1])を押しても、インストを選択できます。 DTX-PROXではフェーダーセレクトで「INST」 を選んでからLEDロータリーフェーダーを動かす ことでも、インストを選択できます。 InstNumber データリスト (PDF)参照 インストの番号を選択します。 DTX-PROではキット画面で「INST」のボタン ([F1])を押しても、インストを選択できます。 DTX-PROXではフェーダーセレクトで「INST」 を選んでからLEDロータリーフェーダーを動かす ことでも、インストを選択できます。 Import Wav Tuning オーディオファイルを読み込みます。 「ENTER」のボタン([F3])を押すとインポート画 面が表示されます。 -12.00〜 0.00〜 +12.00 ピッチ(音高)を25セント単位で設定します。 0.
MENUボタン Inst Effect MENU/Kit Edit/Inst Effect 画面 パラメーター 設定値 説明 EQ LoGAIN -12〜0〜+12 (dB) 低域をEQで増減させるゲイン量を設定しま す。 EQ MdGAIN -12〜0〜+12 (dB) 中域をEQで増減させるゲイン量を設定しま す。 EQ HiGAIN -12〜0〜+12 (dB) 高域をEQで増減させるゲイン量を設定しま す。 EQ LowFreq 32Hz〜2.0kHz 低域をEQで増減させる周波数を設定しま す。 EQ MidFreq 100Hz〜10kHz 中域をEQで増減させる周波数を設定しま す。 EQ HiFreq 500Hz〜16kHz 高域をEQで増減させる周波数を設定しま す。 EQ MidWidth 0.1〜12.
MENUボタン 画面 パラメーター 設定値 説明 CompType Thru、Kick 1、 Kick 2、 Snare 1、 Snare 2、 Tom 1、Tom 2、 Cymbal、Limiter コンプのタイプを選択します。 CompAttack 1.0ms〜 40.0ms コンプの効果が最大に達するまでの時間を 設定します。 CompRelease 10ms〜680ms コンプの効果がなくなるまでの時間を設定 します。 CompThres -48dB〜-6dB 効果が効き始める入力レベルを設定します。 CompRatio 1.0〜20.0 コンプの圧縮比を設定します。 OutputLevel -18.0dB〜 0.0dB〜 +18.
MENUボタン Voice Voiceのパラメーターで、画面右上にABCDが表示されているものはレイヤー単位、表示されていないものは入力ソースごと の設定です。 MENU/Kit Edit/Voice 画面 パラメーター 設定値 説明 Category データリスト (PDF)参照 ボイスの分類(カテゴリー )を選択します。 VoiceNumber データリスト (PDF)参照 ボイスの番号を選択します。 Import Wav オーディオファイルを読み込みます。 「ENTER」のボタン([F3])を押すとインポート 画面が表示されます。 VoiceTune -24.0〜0.0〜 +24.0 (0.1=10セント) 割り当てた音色のチューニングを設定します。 0.
MENUボタン 画面 パラメーター 設定値 VoiceLayerSw 説明 トリガー入力ソースの発音のしかたを設定しま す。 stack レイヤーに登録した複数のボイスを同時に鳴ら します。 alt レイヤーに登録した複数のボイスを順番に鳴ら します。 VoiceHoldMode 音色のホールドモードを設定します。 on 音色カテゴリーがUserの場合はパッドを叩く とループ再生が始まり、もう一度パッドを叩く とループ再生が止まります。なお、パッドを叩 くたびにMIDIキーオンとキーオフを交互に出 力します。 off ワンショット再生します。パッドを叩くと MIDIキーオンだけを出力し、ゲートタイム経 過後、自動的にキーオフを出力します。 MessageType 設定対象のパッドを叩いたときに出力される MIDIメッセージのタイプを設定します。 NOTE note以外の設定では、パッドを叩いても音が出ませ ん。 note MIDIノートを出力します。パッドを叩いて音 を出す場合に設定します。レイヤーごとに最大 4つのMIDIノートを割り当てて出力できます。 Note.
MENUボタン 画面 パラメーター 設定値 説明 VelLo 0〜126 VelHi 1〜127 対象のレイヤーを鳴らすためのベロシティーの 範囲を設定します。 TrgVel 設定対象のパッドを叩いた時に発生するベロシ ティーの値を設定します。 variable パッドを叩く強弱の違いがベロシティーの値に 反映されます。 1〜127 パッドを叩く強さに関係なく、ここで設定した 値でベロシティーが出力されます。 AMBI パッドを叩く強さによって、アンビエンスの量 (ノブ)をコントロールします。パッドを叩いて も音は出ません。 MinValue 0〜127 弱く叩いたときのアンビエンスの量(最小値)を 設定します。 MaxValue 0〜127 強く叩いたときのアンビエンスの量(最大値)を 設定します。 COMP パッドを叩く強さによって、コンプの量(ノブ) をコントロールします。パッドを叩いても音は 出ません。 MinValue 0〜127 弱く叩いたときのコンプの量(最小値)を設定し ます。 MaxValue 0〜127 強く叩いたときのコンプの量
MENUボタン Volume MENU/Kit Edit/Volume 画面 パラメーター 設定値 説明 Kit Volume 0〜127 キット全体の音量を設定します。キット間のバ ランスを取りたいときに調節します。 Inst Volume 0〜127 インストの音量を設定します。同一キット内の インスト間のバランスを取りたいときに調節し ます。 Voice Volume 0〜127 レイヤーごとのボイスの音量を設定します。同 一インスト内のゾーン間のバランスやレイヤー 間のバランスを取りたいときに調節します。 パラメーター 設定値 説明 Tempo off、 30〜300 キット選択時のメトロノームのテンポを設定し ます。「off」に設定すると、キットを切り替え てもテンポは変わりません。 ライブ時のメトロノームを使ったテンポ確認や テンポ同期エフェクトを使う場合には、キット のテンポを設定すると便利です。 Other MENU/Kit Edit/Other 画面 DTX-PROXのライブセットには、このパラ メーターは適用されません。各ステップでキッ トを切り替えた
MENUボタン Trigger (PRO)TRIGGER/SETTING (PROX)Trigger (DTX-PRO) PRO PROX TRIGGGER/SETTING (DTX-PROX) TRIGGER TRIGGER/SETTING この章ではDTX-PROメニュー内の「Trigger」とDTX-PROX Triggerモードの設定について説明します。接続するパッドの 種類により、演奏時にパッドから送られるトリガー信号の特性は異なります。「Trigger」の設定では、パッドごとにトリガー 信号をPROシリーズ音源で処理するのに適正な信号に調整します。 パッドを増設したり、変更したりした場合は、適切なパッドタイプを選ぶようにしてください。[!2KICK/!3] 端子、 [yTOM3/u]端子、[rTOM2/t]端子、[wTOM1/e]端子にパッドを接続する場合には入力モードも切り替えてください。 DTX-PROXでは、 「SETTING」の下のボタン([F3])から、トリガーに関する設定を変えられます。設定変更後は、ストアす る必要があります。 この章ではDTX-PROの画面で説明します。
MENUボタン Curve MENU/Trigger/Curve 設定値 1 lo ud 2 ha rd ha rd 1 no rm loud2、loud1、 norm、hard1、 hard2 2 パッドを叩いたときに入力される信号(トリガー入 力レベル)の変化に対する音の強さ(ベロシティー ) の変化の仕方(ベロシティーカーブ)を設定します。 lo ud Velocity Curve 説明 ベロシティー パラメーター トリガー入力レベル ベロシティー fix1〜fix5 fix1 fix2 fix3 fix4 fix5 トリガー入力レベル spl11〜spl15 spl11 spl12 ベロシティー 画面 spl13 spl14 spl15 トリガー入力レベル DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 39
MENUボタン 設定値 説明 spl21〜spl25 spl21 ベロシティー パラメーター spl22 spl23 spl24 spl25 トリガー入力レベル ofs1〜ofs5 ベロシティー 画面 ofs1 ofs2 3 ofs 4 ofs s5 of トリガー入力レベル DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 40
MENUボタン Pad Type ● パッドタイプとは? パッドを叩いたときに常に最適な音が鳴るように、あらかじめトリガーパラメーター (パッドの入力信号などに関する複数の 値)を調整し、名前をつけたものです。パッドにはキック、スネア、タム、シンバル、ドラムトリガーなど色々な種類があるた め、パッドの持つ特性もそれぞれ異なります。PROシリーズ音源ではあらかじめ、それぞれのパッドの特性に合ったパッドタ イプを用意していますので、最適なパッドタイプを選ぶことによって、パッドの特性を最大限に発揮することができます。 MENU/Trigger/Pad Type 画面 パラメーター PadType 設定値 MENU/Trigger/Pad Type/PadType 説明 パッドタイプを選択します。 OFF -- KK KP128、 KP125W/125、 KP100、KP90、 KP65、KU100 SN XP125SD-X、 XP125SD-M、 XP120/100、XP80、 TP70S/70 TM XP125T-X、 XP125T-M、 XP105T-X、 XP105T-M、 XP1
MENUボタン 画面 パラメーター 設定値 説明 Gain 1〜127 パッドタイプで選択したパッドを叩いたと きに入力される信号のゲイン(増幅率)を設 定します。 NOTE この値を高く設定すると、あるレベル以上の入力 信号をすべて同じレベル(最大レベル)の信号と して扱います。このため叩く強さのばらつき補正 をすることができます。この値を低く設定する と、パッドを叩く強弱が信号レベルに反映されや すくなるため表現力が広がります。 Sensitivity 1〜13 弱打の感度を設定します。 NOTE 値を小さくしすぎると、弱打や速い連打に対して 音が出ない場合があります。値を大きくしすぎる とクロストークが出る場合があります。実際の演 奏に支障をきたさないように設定してください。 MENU/Trigger/Pad Type/RejectTimeTRIGGER/SETTING/Pad Type/RejectTime RejectTime 4ms〜500ms ここで設定した時間内に発生したダブルト リガーと見なされたトリガー信号は音が出 ません。値が大きいほど音が出ない時間が 長く
MENUボタン 画面 パラメーター 設定値 説明 WaitTime 1〜64 (msec) 設定対象のパッドがトリガー信号を検出す るまでの時間を設定します。トリガー信号 が最大ピークのときに検出し、パッドを叩 いた強さに対して正しい強さで音が出るよ うに時間を調整します。 RimGain 1〜127 マルチピエゾパッドをマルチピエゾパッド 対応端子に接続して使うときのリム側のゲ インを設定します。モノラル×2インプッ ト端子に接続する場合は入力モードが pairedのときだけ有効になります。 H/R Balance H49〜H1、0、 R1〜R49 マルチピエゾパッドのヘッドとリムのバラ ンスを設定します。リムを叩いてヘッドが 鳴る場合は、R側の値を大きくするとリム が鳴りやすくなります。同様にヘッドを叩 いてリムが鳴る場合は、[−]ボタンを押し てH側の値を大きくするとヘッドが鳴りや すくなります。モノラル×2インプット端 子を使う場合は、入力モードがpairedのと きだけ有効なパラメーターです。 DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 43
MENUボタン Crosstalk 電子ドラムのパッド(ドラムトリガーを取り付けたアコースティックドラムを含む)を叩いたとき、共振やパッド間の干渉によ り他のパッドからトリガー信号が発生してしまうことをクロストークといいます。ここでは設定した値より低いトリガー信号 音を出さないことで、クロストークの発生を防止します。 TRIGGER/SETTING/Crosstalk MENU/Trigger/Crosstalk 画面 パラメーター 設定値 説明 All Reject Lvl 0〜99 画面右上に表示されているパッドと、その他の すべてのパッドとの間でクロストークを解決し たい場合に設定します。値が大きいほどクロス トークが起きにくくなりますが、他のパッドと 同時に音が出にくくなります。 Specified Rejection Level from P1〜P14 レベル: --(0)、1〜99 画面右上に表示されているパッドと、その他の 個別のパッドとの間でクロストークを解決した い場合に設定します。たとえば、Kickを叩い たときにSnareが誤発音してしまう場合は、 スネアパッドを
MENUボタン PROX Preset MENU/Trigger/Preset 画面 パラメーター 設定値 説明 現在、選択し編集中のトリガーセットアップにプリ セットトリガーセットアップをコピーします。設定 を保存するにはストアしてください。 手順 1. [−][+]でトリガーセットアップを選びます。 2. 「OK」([F3])で選んだトリガー設定を現在編集 中のトリガーセットアップにコピーします。 3. [EXIT]でTRIGGER画面に戻ります。 4.
MENUボタン Utility この章ではメニュー内の「Utility」の設定について説明します。 システム全体に関する設定、パッド、出力ゲイン、入出力の設定ができます。 DTX-PROXではインディビジュアルアウトの設定もできます。 この章ではDTX-PROXの画面を使って説明します。 MENU/Utility General システム全体 Pad パッド Output Gain 出力ゲイン Input Output 入出力 PROX Indiv Out インディビジュアルアウト General MENU/Utility/General 画面 パラメーター 設定値 説明 AutoPowerOff off、5、10、15、 オートパワーオフするまでの時間、または 30、60、120 オートパワーオフしない(off)を設定しま (min) す。 注記 オートパワーオフの設定時間はおおよその目安で す。 オートパワーオフで電源が切れた場合、保存(ス トア)していないデータは消去されます。電源が 切れる前に必ず保存(ストア)してください。 LCD Contrast PRO L&
MENUボタン 画面 パラメーター 設定値 MIDI LocalCtrl off、on パッドによる演奏に対して内蔵音源が発音 する(on) かしない(off) かを設定します。 通常は「on」に設定します。 「off」にすると、PROシリーズ音源のトリ ガー入力部と音源部が内部的に切り離され、 パッドを叩いても音が出なくなります。 ただし、ここでの設定には関係なくPROシ リーズ音源の演奏情報はMIDI出力され、外 部からMIDI入力されたメッセージはPRO シリーズ音源の音源部で処理されます。 シーケンサーやDAWソフトウェアなどに、 ドラムの演奏をMIDIデータとして記録する ときには、オフにすると良いでしょう。 Humanize on、off 同じパッドを連打したときに一定になりす ぎないよう、音に自然なばらつきが出るよ うにする(on)かしない(off)かを設定しま す。 AUX In Volume 0〜127 外部入力端子からの音量を設定します。 USB In Volume 0〜127 USBオーディオ(入力)の音量を設定しま す。 Rec Volume 0〜127
MENUボタン 画面 パラメーター 設定値 説明 inc kit キット番号を1ずつ増やします。 dec kit キット番号を1ずつ減らします select kit キットを選びます。 キット番号 toggle kit キットを切り替えます。 パッドを叩くたびに2つのキットが切り替わり ます。 キット番号1 キット番号2 inc tempo テンポ値を1ずつ増やします。 dec tempo テンポ値を1ずつ減らします。 tap tempo タップテンポを設定します。 click start/stop クリックをスタートまたはストップします。 DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 48
MENUボタン 画面 パラメーター 設定値 説明 xstick on/off クロススティック音のオンとオフを切り替えま す。 PROX live play/stop PROX inc liveStep LIVE SETモードでLIVE進行中に、オーディ オファイル再生やクリックをスタートまたはス トップます。 LIVE SETモード中にステップを1つずつ増や します。 dec liveStep LIVE SETモード中にステップを1つずつ減ら します。 sound off 消音します。 ambience パッドを叩く強さによって、アンビエンスの量 ([AMBIENCE]ノブの値)をコントロールしま す。 PROX MinValue: 弱く叩いたときのアンビエンスの量(最小値) MaxValue: 強く叩いたときのアンビエンスの量(最大値) comp パッドを叩く強さによって、コンプの量 ([COMP]ノブの値)をコントロールします。 MinValue: 弱く叩いたときのコンプの量(最小値) Max Value: 強く叩いたときのコンプの量(最大値) DTX-PRO
MENUボタン 画面 パラメーター 設定値 説明 effect パッドを叩く強さによって、エフェクトの量 ([EFFECT]ノブの値)をコントロールします。 MinValue: 弱く叩いたときのエフェクトの量(最小値) Max Value: 強く叩いたときのエフェクトの量(最大値) CC01〜CC95 パッドを叩く強さによって、コントロールチェ ンジを送信します。 MinValue:弱く叩いたときの最小値 MaxValue:強く叩いたときの最大値 MIDI Ch:MIDIチャンネル Xstick Adjust 1〜127 クロススティック設定がオンのときに、 [qSNARE]端子に接続したマルチピエゾパッ ドのリムを叩いたときのクロススティック音と オープンリムショット音の切り替わる強さを設 定します。 値を大きくするとパッドを強打したときにクロ ススティック音が出やすくなり、値を小さくす ると弱打でもオープンリムショット音が出やす くなります。 クロススティック設定がオフのときは常にオー プンリムショット音が出ます。 シングルピエゾパッドを接続した場合は効果が ありません。 Snare
MENUボタン 画面 パラメーター 設定値 説明 FootClosePos -32〜0 ハイハットコントローラーまたはハイハットペ ダルを踏んだときに、オープン音からクローズ 音に切り替わる位置を調節します。値が小さい ほどトップとボトムの開きが狭い感じになりま す。 FootSplashSens off、1〜127 ハイハットスプラッシュを鳴らすときの感度を 設定します。値を大きくすると、ハイハットス プラッシュは鳴りやすくなります。 ハイハットコントローラーまたはハイハットペ ダルを軽く踏んでリズムを取るときなど、音を 鳴らしたくない場合は「off」に設定します。 パラメーター 設定値 説明 L&R -18dB、 -12dB、 -6dB、 0dB、 +6dB、 +12dB、 +18dB L&R端子の出力ゲインを設定します。 -18dB、 -12dB、 -6dB、 0dB、 +6dB、 +12dB、 +18dB Indiv Out 1&2の出力ゲインを設定します。 Output Gain MENU/Utility/Output Gain 画面 Phones USB Aud
MENUボタン Input Output MENU/Utility/Input Output 画面 パラメーター 設定値 説明 AUX In USB Audio In PROX Bluetooth In )、USBオーディオ( )、Blue)から入力されたオーディオ ソースの出力先を設定します。 Input Mode 外部入力( tooth オーディオ( PA-HP以外を選ぶと、出力先スイッチはオンに 設定されます。また、L guide、R guide、PAHPでは出力先スイッチのオンとオフは設定でき ません。 stereo ステレオで出力します。 L mono Lチャンネルだけ使用してセンター定位で出力し ます。 R mono Rチャンネルだけ使用してセンター定位で出力し ます。 L+Rmono LとRをミックスしてそれぞれをセンター定位で 出力します。 DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 52
MENUボタン 画面 パラメーター 設定値 説明 L guide ガイド(クリック)音とバッキング音がLR分離し たオーディオ入力のときに選びます。 ガイド(クリック)音とバッキング音がセンター定 位でPhonesから、バッキング音がOUTPUT/ USB Audioからセンター定位で出力されます。 Phonesのガイド(クリック)音量は[CLICK]ノブ (スライダー )で、バッキングの音量は[AUDIO] ノブ(スライダー )で調節できます。 R guide Output端子とUSB Audio Outのバッキングの 音量は「 」([F2])でカーソル移動して、[−][+] で設定できます(Phonesの音量設定とは別です)。 PA-HP Lチャンネルだけ使用してセンター定位で Phonesのみに出力します。(AUX Inのみ) ライブ会場のミキサーなど、PAからの返し(モノ ラル信号)をAUX IN端子に接続したときに選択す ると便利です。 Phones Output off ( on ( ) ) Input Modeでstereo、L mono、R mono、 L+Rmono
MENUボタン PROX Indiv Out [INDIVIDUAL OUTPUT]端子の詳細設定をします。 「 」または「 」([F1]または[F2])でパッドまたはオーディオソースを選び、[−][+]でLとRの信号をどのように端子に 接続するかを選びます。 Indiv OutにはReal Ambi以外のKit ModifierとMasterEQはかかりません。 パッド: 表示 ALL KK SN T1 T2 T3 HH C1 C2 RD P3 P5 P7 パッド すべて Kick Snare Tom1 Tom2 Tom3 Hi-Hat Cymbal1 Cymbal2 Ride Pad3 Pad5 Pad7 P13 P14 Pad13 Pad14 オーディオソース: 表示 CLK AUX USB REC オーディオソース クリック AUX IN USBオーディオ レコーダー Bluetooth オーディオ 1/2:INDIVIDUAL OUTPUT [1/2]端子 3/4:[3/4]端子 5/6:[5/6]端子 7/8
MENUボタン MENU/Utility/Indiv Out 画面 パラメーター 設定値 説明 Pad Output/ Click Assign Off、L1+R2、L3+R4、「 」のボタンまたは「 」の下 L5+R6、L7+R8、L1、 のボタン([F1]または[F2])を押し R2、L3、R4、L5、 て、出力先となるパッドやオー R6、L7、R8、 ディオソース(クリック、AUX IN、 (L+R)1、(L+R)2、 USBオーディオ、レコーダー、 Bluetooth オーディオ)を選びます。 (L+R)3、(L+R)4、 monoで出力すると音の広がり感 (L+R)5、(L+R)6、 がなくなります。 (L+R)7、(L+R)8 Other Output Assign off、L1+R2、L3+R4、 L5+R6、L7+R8、 L(1+2)、R(1+2)、 L(3+4)、R(3+4)、 L(5+6)、R(5+6)、 L(7+8)、R(7+8)、 L1、R2、L3、R4、 L5、R6、L7、R8、 (L+R)1、(L+R)2、 (L+R)3、(L+R)4、 (L+R)5、(L+R)6、 (
MENUボタン Master EQ キット全体の音質を調節します。 マスター EQは、キット全体(自分の演奏音とトレーニングのソング)とHP Out/Outputにかかります。 外部入力やレコーダー音、クリック音などや、DTX-PROXのIndiv Outにはかかりません。 マスター EQは5つの帯域(バンド)を持ち、帯域ごとに特定の周波数付近の信号レベルをブースト/カット(増減)することがで きます。EQバンドのlowおよびhighでは、EQのタイプ(シェルビング/ピーキング)を選ぶことができます。 DTX-PROXのマスター EQゲインは、フェーダーセレクトCUSTMでLEDロータリーフェーダーを使うと、素早く操作でき ます。 ゲイン (Gain) Q(周波数特性) 周波数 (Freq) 5バンドの帯域 → Low LowMid Mid HighMid High MENU/Master EQ MEQ Gain マスター EQ ゲイン MEQ Freq マスター EQ フリケンシー MEQ Q マスター EQ Q MEQ Shape マスター EQ シェイプ DTX-P
MENUボタン MENU/Master EQ 画面 パラメーター 設定値 説明 Lo -12〜+0〜+12 MEQ Freq のLo、LoMid、Mid、HiMid、Hiで 設定された中心周波数帯域の信号レベルを、どの 程度ブースト/カット(増減)するかを設定しま す。 MEQ Gain LoMid Mid DTX-PROXでは、フェーダーセレクト CUSTM(MEQ Gain)選択によりLEDロータ リーフェーダーによる設定が可能です。 HiMid Hi MEQ Freq Low 32Hz〜2.0kHz LowMid 100Hz〜10kHz Mid 100Hz〜10kHz HighMid 100Hz〜10kHz High 500Hz〜16kHz Low 0.1〜12.
MENUボタン 画面 パラメーター 設定値 説明 MEQ Shape Low イコライザーのシェイプを設定します。 shelving 特定の周波数以下あるいは以上の信号を、ブース ト/カットするタイプのイコライザー EQ low Gain(ゲイン) Freq(フリケンシー ) 周波数(Hz) peaking 特定の周波数付近の信号を、ブースト/カットす るタイプのイコライザー Gain(ゲイン) Freq(フリケンシー ) 周波数(Hz) High shelving 特定の周波数以下あるいは以上の信号を、ブース ト/カットするタイプのイコライザー EQ high Gain(ゲイン) Freq(フリケンシー ) 周波数(Hz) peaking 特定の周波数付近の信号を、ブースト/カットす るタイプのイコライザー Gain(ゲイン) Freq(フリケンシー ) 周波数(Hz) DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 58
MENUボタン Phones EQ ヘッドホンで鳴る音すべての音質を調節します。 ヘッドホンEQは4つの帯域(バンド)を持ち、帯域ごとに特定の周波数付近の信号レベルをブースト/カット(増減)することが できます。EQバンドのLowおよびHighでは、EQのタイプ(シェルビング/ピーキング)を選ぶことができます。 お使いのヘッドホンにもよりますが、キックなどの音が聴こえにくい場合は、Loをブースト、シンバルの音がうるさいときは Hiをカットするなどで調節してください。 DTX-PROXのヘッドホンEQゲインは、フェーダーセレクトCUSTMでLEDロータリーフェーダーを使うと、素早く操作で きます。 ゲイン (Gain) Q 周波数(Hz) (Freq) Low HighMid LowMid High EQバンド(4つの帯域) MENU/Phones EQ HPEQ Gain ヘッドホンEQ ゲイン HPEQ Freq ヘッドホンEQ フリケンシー HPEQ Q ヘッドホンEQ Q HPEQ Shape ヘッドホンEQ シェイプ DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュ
MENUボタン MENU/Phones EQ 画面 パラメーター 設定値 説明 Lo -12〜+0〜+12 HPEQ Freq のLo、LoMid、HiMid、Hiで設定 された中心周波数帯域の信号レベルを、どの程度 ブースト/カット(増減)するかを設定します。 HPEQ Gain LoMid HiMid DTX-PROXでは、フェーダーセレクト CUSTM(HPEQ Gain)選択によりLEDロータ リーフェーダーによる設定が可能です。 Hi HPEQ Freq Low LowMid 16.0Hz〜24.4kHz ブースト/カット(増減)したい中心周波数を設定 します。 HighMid High HPEQ Q Low LowMid HighMid 0.1〜12.0 ブースト/カットの周波数特性のカーブを変えま す。値が大きくなると周波数の範囲が狭くなり急 な音色変化になります。値が小さくなると周波数 の範囲が広くなりなだらかな音色変化になりま す。 High Q=0.1 Q=12.
MENUボタン 画面 パラメーター 設定値 説明 HPEQ Shape Low イコライザーのシェイプを設定します。 shelving 特定の周波数以下あるいは以上の信号を、ブース ト/カットするタイプのイコライザー EQ low Gain(ゲイン) Freq(フリケンシー ) 周波数(Hz) peaking 特定の周波数付近の信号を、ブースト/カットす るタイプのイコライザー Gain(ゲイン) Freq(フリケンシー ) 周波数(Hz) High shelving 特定の周波数以下あるいは以上の信号を、ブース ト/カットするタイプのイコライザー EQ high Gain(ゲイン) Freq(フリケンシー ) 周波数(Hz) peaking 特定の周波数付近の信号を、ブースト/カットす るタイプのイコライザー Gain(ゲイン) Freq(フリケンシー ) 周波数(Hz) DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 61
MENUボタン Job ジョブメニューには、キット、トリガー、クリック、ユーザーボイス、トレーニング、レコーダー、ライブセットに関する ジョブがあります。 MENU/Job Kit キット Trigger トリガー Click クリック User Voice ユーザーボイス Training トレーニング Recorder レコーダー PROX LiveSet ライブセット Kit キットに関する設定(Job/Kit)から操作できるのはユーザーキットの設定のみです。プリセットキットは変更できません。 MENU/Job/Kit 画面 パラメーター 説明 MENU/Job/Kit/Recall Recall 編集中のキットを保存(ストア)しないまま別のキットを選ぶと、編集し た結果は消えてしまいます。しかし、実際にはリコール用のメモリーに 編集結果は残っているので、リコールキット機能を使うことで呼び戻せ ます。 NOTE 編集を開始したキット番号とキット名が表示されます。リコールデータがない場 合はキット名に「No data.」と表示されます。 手順 1.
MENUボタン 画面 パラメーター 説明 Sort ユーザーキットの順番を並び替えます。 手順 1. 「 」または「 を動かします。 」のボタン([F1]または[F2])を押してカーソル 2. 「SELECT」のボタン([F3])を押して、動かしたいキットを選びま す。 3. 「 」または「 」のボタン([F1]または[F2])や、[−][+]で選ん だキットを動かします。 4. キットを置きたい場所まで動かしたら、「INSERT」のボタン ([F3])を押します。 「INSERT」のボタン([F3])を押すと並び替えが完了し、新しい順番 のキット番号に変わります。 Exchange 指定した2つのキットの順番を入れ替えます。 手順 1. 入れ替えを行う2つのキットを選びます。 2. 「EXCHANGE」のボタン([F3])を押すと確認画面が表示されます。 3. 「YES」のボタン([F1])を押すと、2つのキットの順番が入れ替わ ります。 「NO」のボタン([F3])を押すと、入れ替えしないで手順1の面に戻 ります。 順番が入れ替わると「Completed.
MENUボタン 画面 パラメーター 説明 Clear 選択したキットを初期化します。 手順 1. [−][+]で初期化したいキットを選びます。 2. 「CLEAR」のボタン([F3])を押すと確認画面が表示されます。 3. 「YES」のボタン([F1])を押すと、選択したキットが初期化されま す。 「NO」のボタン([F3])を押すと、初期化しないで手順1の画面に戻 ります。 初期化されると「Completed.」のメッセージが表示され、クリア 画面に戻ります。 Trigger MENU/Job/Trigger 画面 パラメーター 説明 Trigger Setup すべてのパッドの感度をまとめて設定します。 手順 1. [−][+]でドラムキット(トリガーセットアップ)を選びます。 2.
MENUボタン Click MENU/Job/Click 画面 パラメーター 説明 Sort ユーザークリックの順番を並び替えます。 手順 1. 「 」または「 を動かします。 」のボタン([F1]または[F2])を押してカーソル 2. 「SELECT」のボタン([F3])を押して、動かしたいクリックを選び ます。 3. 「 」または「 」のボタン([F1]または[F2])や、[−][+]で選 んだクリックを動かします。 4. クリックを置きたい場所まで動かしたら、「INSERT」のボタン ([F3])を押します。 「INSERT」のボタン([F3])を押すと並び替えが完了し、新しい順 番のクリック番号に変わります。 Clear 選択したクリックを初期化します。 手順 1. [−][+]で初期化したいクリックを選びます。 2. 「CLEAR」のボタン([F3])を押すと確認画面が表示されます。 3.
MENUボタン User Voice MENU/Job/User Voice 画面 パラメーター 説明 Voice Edit ユーザーボイスを編集します。オーディオファイルの追加やウェーブ の削除、ユーザーボイス名の変更、ユーザーボイスの初期化、ウェー ブごとのベロシティー範囲を設定します。 1つのユーザーボイスには10のウェーブバンクがあります。 オーディオファイルを追加したい場合は、オーディオファイルを保存 したUSBフラッシュメモリーを [USB TO DEVICE]端子に差し込み ます。 ユーザーボイス番号と ユーザーボイス名 ウェーブバンク番号と ウェーブ名 手順 ● ユーザーボイスを編集する カーソルがウェーブバンク番号にある場合は、「BANK」([F1])を何回 か押して、ユーザーボイス番号へと移動します。 オーディオファイルをインポートしていないユーザーボイスでは、ボ イスの操作はできません。 1. [−][+]で編集するユーザーボイスを選びます。 2.
MENUボタン 画面 パラメーター 説明 3. 編集作業をします。 DELETE NAME 確認の画面が表示されたら「YES」のボタン([F1])を押 します。 「NO」のボタン([F3])を押すと編集作業がキャンセルさ れます。 [−][+]で文字を選び、「 」または「 」のボタン ([F1]または[F3])で次の文字位置へカーソルを動かしま す。最大16字までの長さでユーザーボイス名を設定で きます。 文字入力が終わったら、「OK」のボタン([F2])を押しま す。 ● ウェーブバンクを編集する カーソルがウェーブバンク番号にある場合は、「BANK」([F1])を何回 か押して、ユーザーボイス番号へと移動します。 オーディオファイルをインポートしていないユーザーボイスでは、ボ イスの操作はできません。 1. [−][+]で編集するユーザーボイスを選びます。 2. 「BANK」のボタン([F1])を押して、ウェーブバンクを選びます。 ウェーブが存在するウェーブバンクを選択すると音が鳴ります。 3. 「FUNC」のボタン([F2])を押して、編集作業を選びます。 試聴 4.
MENUボタン 画面 パラメーター 説明 5.
MENUボタン 画面 パラメーター 説明 Sort Wave ユーザーボイス内のウェーブを自由に入れ替えます。 手順 1. 「 」または「 を動かします。 」のボタン([F1]または[F2])を押してカーソル 2. 「SELECT」のボタン([F3])を押して、動かしたいウェーブを選び ます。 「SELECT」のボタン([F3])は、ウェーブが存在するウェーブバン クを選んだときに表示されます。 3. 「 」または「 」のボタン([F1]または[F2])で、選んだウェー ブを動かします。 4.
MENUボタン 画面 パラメーター 説明 Import All USBフラッシュメモリーのルートディレクトリーにあるすべてのオー ディオファイルを、PROシリーズ音源のウェーブ用メモリーにイン ポート(取り込み)します。 手順 1. 「IMP TYPE」のボタン([F1])を押して、インポートタイプを選 びます。 2.
MENUボタン 画面 パラメーター 説明 3. 「IMPORT」のボタン([F3])を押すと確認画面が表示されます。 4. 「YES」のボタン([F1])を押すとインポートされます。 「NO」のボタン([F3])を押すと、インポートしないで手順1の画 面に戻ります。 インポート中に「CANCEL」のボタン([F3])を押すとインポート は中断され、手順1の画面に戻ります。 インポートが終わると「Completed.」のメッセージが表示され、 インポートオール画面に戻ります。 NOTE オーディオファイルの状態や数により、すべてのファイルの取り込みがで きないことがあります。 Delete All PROシリーズ音源のウェーブ用メモリーにあるウェーブをすべて削除 (デリート)します。 手順 1. 「DELETE」のボタン([F3])を押すと確認画面が表示されます。 2. 「YES」のボタン([F1])を押すとすべてのウェーブが削除されま す。 「NO」のボタン([F3])を押すと、削除しないで手順1の画面に戻 ります。 削除が終わると「Completed.
MENUボタン 画面 パラメーター 説明 Wave Info PROシリーズ音源のウェーブ用メモリーの使用状況を表示します。 ここではDTX-PROの画面で 説明しています。 Total: メモリー全体サイズ(MB) メモリー全体のサイズをMB(メガバイト)単位で表示しま す。 Free: メモリー空き容量(MB)(メモリー空き容量(%)) 空き容量をMB(メガバイト)単位で表示します。また、メモ リー全体に対する空き容量を%表示します。メモリーが断片 化している場合は、空き容量が十分あってもオーディオファ イルがインポートできないことがあります。そのような場合 は、Optimize Waveを使ってメモリーを最適化することで 問題を解消できます。 NOTE 容量の単位はメモリーサイズに応じて表示(KB:キロバイト、MB:メガバイ ト)が変わります。 DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 72
MENUボタン Training MENU/Job/Training 画面 パラメーター 説明 Import SMF ユーザーソング(SMFファイル)をインポートします。 手順 1. インポートするSMFファイルを選びます。 2. 「 」または「 」のボタン([F1]または[F2]) でインポー トするファイルを選びます。 3.
MENUボタン Recorder MENU/Job/Recorder 画面 パラメーター 説明 MENU/Job/Recorder/Export Audio Export Audio 内蔵のレコーダー用メモリーに録音されたオーディオデータを USBフラッシュメモリーに保存します。 手順 1. 名前を付けたい場合は「NAME」のボタン([F2])を押して ファイル名を入力します。 ● ファイル名の入力方法 1. 2. [−][+]で文字を選び、 「 」または「 」のボタ ン([F1]または[F3])で次の文字位置へカーソルを 動かします。最大16字までの長さでファイル名を 設定できます。 文字入力が終わったら、「OK」のボタン([F2])を押 します。 2. 「EXPORT」のボタン([F3])を押すと確認画面が表示されま す。 3. 「YES」のボタン([F1])を押すとエクスポートされます。 「NO」のボタン([F3])を押すと、エクスポートしないで手順 1の画面に戻ります。 エクスポートが終わると「Completed.
MENUボタン PROX LiveSet MENU/Job/LiveSet 画面 パラメーター 説明 Sort ユーザーライブセットの順番を並び替えます。 手順 1. 「 」または「 を動かします。 」のボタン([F1]または[F2])を押してカーソル 2. 「SELECT」のボタン([F3])を押して、動かしたいライブセットを 選びます。 3. 「 」または「 」のボタン([F1]または[F2])や、[−][+]で選ん だライブセットを動かします。 4. ライブセットを置きたい場所まで動かしたら、「INSERT」のボタン ([F3])を押します。 「INSERT」のボタン([F3])を押すと並び替えが完了し、新しい順番 のライブセット番号に変わります。 Clear 選択したライブセットを初期化します。 手順 1. [−][+]で初期化したいライブセットを選びます。 2. 「CLEAR」のボタン([F3])を押すと確認画面が表示されます。 3.
MENUボタン File MENU/Fileの機能や操作を理解するためには、用語に対する理解が必要です。ここでは、MENU/Fileで使う用語について説 明します。 ● ファイル(File) USBフラッシュメモリーに保存された、ひとまとまりのデータをファイルと呼んでいます。PROシリーズ音源とUSBフ ラッシュメモリーとの間でデータを受け渡しする場合は、すべてファイル単位でやり取りを行います。 ● ファイルネーム ファイルに付けた名前をファイルネームといいます。ファイルネームはファイルを区別するために重要なもので、同じディ レクトリー内では同じファイルネームを付けることはできません。コンピューターではカナや漢字を使うことや、長い名前 を付けることができますが、PROシリーズ音源で扱うファイルには英数字をお使いください。 ● 拡張子(かくちょうし) 「.wav」のように、ファイルネームの最後に付けられる「ピリオド+3文字」を拡張子といいます。拡張子はファイルの種 類を示します。PROシリーズ音源で扱うファイルには「.
MENUボタン Save MENU/File/Save 説明 ファイルをUSBフラッシュメモリーにセーブ(保存)します。 手順 1. USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子に接続します。 2. MENU/File/Saveを選びます。 以下の画面が表示されます。 (Type) 3. Type(ファイルタイプ)を選択します。 3-1. [−][+]でセーブするファイルのタイプを選択します。 設定値 All 全データ(全ユーザーキット、全ウェーブ、トリガー設定、ユーティリティーデータ) AllKit 全キットのユーザーキットデータ、全キットで使われているウェーブ OneKit 選択したユーザーキットデータ、選択されたキットで使われているウェーブ Trigger トリガー設定 注記 • Allファイルにはレコーダー (内蔵メモリー )に録音した曲は保存されません。レコーダーで録音したデータは、MENU/Job/ Recorder/Export Audioでファイルとして保存してください。 • 4つのファイルタイプは同じ拡張子(.
MENUボタン (File) 4. Name(ファイル名)を入力します。 4-1. 「 4-2. 」のボタン([F1])を押して、カーソルをファイル名に合わせます。 新しいファイル名で保存したい場合は、「NAME」のボタン([F2])を押します。 ネーム編集画面が表示されます。 ● ファイル名の入力方法 1. 2.
MENUボタン 5. ファイルをセーブします。 5-1. 「SAVE」のボタン([F3])を押します。 ファイルセーブの確認画面が表示されます。 5-2. セーブする場合は「YES」のボタン([F1])を押します。セーブしない場合は「NO」のボタン([F3])を押すと、手順 2の画面に戻ります。 同じファイル名のファイルが存在する場合は、以下のように上書き保存の確認画面が表示されます。 別のファイル名にする場合は、「NO」のボタン([F3])を押して手順2の画面に戻ります。 6. 「YES」のボタン([F1])を押して、セーブします。 セーブ中は以下のような画面が表示されます。 セーブ中に「CANCEL」のボタン([F3])を押すとセーブは中断され、手順2の画面に戻ります。 注記 セーブ中は、USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子から外したり、PROシリーズ音源の電源を切ったりしないでくださ い。PROシリーズ音源本体の故障やUSBフラッシュメモリーの故障の原因となります。 セーブが完了すると画面に「Completed.
MENUボタン Load MENU/File/Load 説明 USBフラッシュメモリーにセーブしておいたファイルを、PROシリーズ音源本体にロード(読み込み)します。 セーブしたファイルをコンピューターなどで管理するために移動した場合には、USBフラッシュメモリーのルートディレクト リーにファイルを戻します。 NOTE ファイルがサブディレクトリー (フォルダー )に入っていると、PROシリーズ音源ではロードできません。 手順 1. 2. PROシリーズ音源でセーブしたファイルが保存されているUSBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子に差し込 みます。 MENU/File/Loadを選びます。 以下の画面が表示されます。 (Type) 3. Type(ファイルタイプ)を選択します。 3-1.
MENUボタン (File) 4. ロードするファイルを選択します。 4-1. 「 」または「 」のボタン([F1]または[F2])を押して、カーソルを「File」に合わせてから、[−][+]でロードす るファイルを選択します。選択したファイルタイプにより、ロード可能なファイルだけが表示されます。 4-2. OneKitの場合はロード先のキットを選択します。 「 」または「 」のボタン([F1]または[F2])を押して、カーソルをキット番号に合わせてから、[−][+]でロー ド先のキットを選択します。キットにユーザーウェーブが含まれる場合はそのユーザーウェーブもロードされます。 5. 「LOAD」のボタン([F3])を押します。 ファイルロードの確認画面が表示されます。 6.
MENUボタン Rename MENU/File/Rename 説明 USBフラッシュメモリーに保存されたファイルのファイル名をリネーム(変更)します。 手順 1. USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子に差し込みます。 2. MENU/File/Renameを選びます。 以下の画面が表示されます。 (Type) 3. リネームするファイルのタイプ(Type)を選択します。 3-1. [−][+]でリネームするファイルタイプを選択します。 設定値 All 全データ(全ユーザーキット、全ウェーブ、トリガー設定、ユーティリティーデータ) AllKit 全キットのユーザーキットデータ、全キットで使われているウェーブ OneKit 選択したユーザーキットデータ、選択されたキットで使われているウェーブ Trigger トリガー設定 Wav ウェーブ (File) 4. リネームするファイルを選択します。 4-1. 「 4-2.
MENUボタン (Name) 5. 新しいファイル名を設定します。 「 」のボタン([F2])を押して、カーソルを画面一番下に合わせます。 「Name」のボタン([F2])を押すと、ファイル名の入力画面が表示されます。 ● ファイル名の入力方法 1. 2. [−][+]で文字を選び、「 」または「 」のボタン([F1]または[F3])で次の文字位置へカーソルを動かしま す。最大16字までの長さでファイル名を設定できます。 すべての文字の入力が終わったら、「OK」のボタン([F2])を押します。 6. 「RENAME」のボタン([F3])を押します。 リネームの確認画面が表示されます。 7. 「YES」のボタン([F1])を押すと、リネームで名前が変わります。 注記 リネーム中は、USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子から外したり、PROシリーズ音源の電源を切ったりしないでくださ い。PROシリーズ音源本体の故障やUSBフラッシュメモリーの故障の原因となります。 リネームが完了すると「Completed.
MENUボタン Delete MENU/File/Delete 説明 USBフラッシュメモリーの中にあるファイルをデリート(削除)します。 手順 1. 2. PROシリーズ音源でデリートしたいファイルが保存されているUSBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子に差 し込みます。 MENU/File/Deleteを選びます。 以下の画面が表示されます。 (Type) 3. デリートするファイルのタイプを選択します。 3-1. 「 3-2. 」または「 」のボタン([F1]または[F2]) を押して、カーソルを「Type」に合わせます。 [−][+]でファイルタイプを選択します。 設定値 All 全データ(全ユーザーキット、全ウェーブ、トリガー設定、ユーティリティーデータ) AllKit 全キットのユーザーキットデータ、全キットで使われているウェーブ OneKit 選択したユーザーキットデータ、選択されたキットで使われているウェーブ Trigger トリガー設定 Wav ウェーブ (File) 4. 「 5.
MENUボタン 6. 「DELETE」のボタン([F3])を押します。 デリートの確認画面が表示されます。 7. 「YES」のボタン([F1])を押して、デリートします。 注記 デリート中は、USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子から外したり、PROシリーズ音源の電源を切ったりしないでくださ い。PROシリーズ音源本体の故障やUSBフラッシュメモリーの故障の原因となります。 デリートが完了すると「Completed.
MENUボタン Format MENU/File/Format 説明 USBフラッシュメモリーは、そのままではご使用になれない場合があります。その場合は、以下の手順に従ってフォーマット (初期化)を行ってから使用してください。 注記 フォーマットすると、USBフラッシュメモリー内のすべてのデータは消去されます。必要なデータが入っていないことを確認したうえで フォーマットしてください。 手順 1. USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子に差し込みます。 2. MENU/File/Formatを選びます。 以下の画面が表示されます。 3.
MENUボタン 4. 「YES」のボタン([F1])を押して、フォーマットします。 注記 フォーマット中は、USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子から外したり、PROシリーズ音源の電源を切ったりしないでく ださい。PROシリーズ音源本体の故障やUSBフラッシュメモリーの故障の原因となります。 フォーマットが完了すると「Completed.
MENUボタン Bluetooth (DTX-PROX) PROX Bluetooth MENU/Bluetooth MENU/Bluetooth 説明 Bluetooth の設定を行います。 ● ペアリングする PAIRING ([F3]) を押します。 スマートデバイスなどの接続先機器から、接続対象としてデバイス名「DTX-PROX AUDIO」を選んでください。 NOTE [MENU]を長押しすることでもペアリングできます。 ペアリングが完了すると、各モードのトップ画面とMENU/Bluetooth 画面の右上に Bluetooth アイコン( )が表示されます。 ペアリングが失敗した場合は、一度、スマートデバイスなどの接続先機器で「DTX-PROX AUDIO」の登録を解除してから、 もう一度ペアリングしてください。 ● Bluetooth 機能のオンとオフを切り替える [−][+]で切り替えます。 設定が終わったら、[EXIT]でMENUのトップ画面に戻ります。 DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 88
MENUボタン Factory Reset ユーザー設定の全データ(ユーザーキット、トリガー設定、ウェーブ、ユーティリティー、レコーダーの内蔵メモリー )を工場 出荷時の設定に戻します。 MENU/Factory Reset 画面 パラメーター 説明 Factory Reset 注記 ファクトリーリセットすると、ユーザー設定のすべてのデータが消え、工 場出荷時の設定に戻ります。大切なデータは、事前に必ずUSBフラッ シュメモリーに保存してください(77ページ)。 初期化する 1. MENU/Factory Resetを選びます。 以下の画面が表示されます。 2.
MENUボタン 画面 パラメーター 説明 3.
MENUボタン Version MENU/Version 画面 説明 ファームウェアのバージョンが表示されます。 DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 91
KITモード 外部の音色をインストとして鳴らす オーディオファイルを取り込んでインストとして鳴らすこともできます。 USBフラッシュメモリーに保存されているオーディオファイルの中から、PROシリーズ音源にインポートしたいファイルを 選びます。 1. コンピューターからUSBフラッシュメモリーのルートディレクトリーにオーディオファイルを保存します。 オーディオファイルの条件:wav形式 NOTE • wav形式のオーディオファイルでも、インポートできない場合があります。 • オーディオファイルがフォルダーに入っていると、PROシリーズ音源では認識されません。 • ボイスとしてインポートすることもできます。その場合はゾーンごとに違うウェーブを鳴らすことができます。 • MENU/Job/User voiceでは、1つのユーザーボイスに複数のオーディオファイルを割り当てて、ベロシティーによって鳴らし分けで きます。 2. リアパネルの[USB TO DEVICE]端子にUSBフラッシュメモリーを差し込みます。 PRO 3. 「INST」の下のボタン([F1])を押します。 PROX 3.
KITモード 4. オーディオファイルをインポートしたいパッドを叩きます。 インスト選択画面で叩いたパッドが表示されていることを確認します。 PRO PROX 5. 「IMPORT」の下のボタン(DTX-PROは[F3]、DTX-PROXは[F1])を押します。 PRO PROX インポート画面が表示されます。 インポートするオーディオファイル名 割り当て先のパッド 6.
KITモード 7. 「IMPORT」の下のボタン([F3])を押します。 インポートの確認画面が表示されます。 8. 「YES」のボタン([F1])を押すとインポートされます。 「NO」のボタン([F3])を押すと、インポートしないで手順5の画面に戻ります。インポート中に「CANCEL」のボタン ([F3])を押すとインポートは中断され、手順5の画面に戻ります。 インポートが終わると「Completed.
CLICKモード 「SETTING」の下のボタン([F3])から、拍子、タイマー設定、クリック音の種類や出力先など、その他の設定を 変えられます。 SETTING ([F3]) 機能一覧 CLICK [F1] TAP [F2] VOLUME [F3] SETTING SoundSet Beat Timer ClickOut L&R ClickOut Phones ClickOut USB ClickCountOff Voice Category VoiceNumber Tuning Import Wav DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 95
CLICKモード [F3] SETTING SETTING ([F3]) パラメーター説明 CLICK/SETTING 画面 パラメーター 設定値 説明 SoundSet Metronome1、 クリックの各音色(Accと各拍子)をまとめ Metronome2、 て変更します。 Claves、Cowbell、 Shaker 、Stick Beat 1/4〜16/4、 1/8〜16/8、 1/16〜16/16 クリックを鳴らすときの拍子を選びます。 Timer OFF、 00:30〜60:00 (30秒ごと) タイマーの時間を設定します。 クリック画面にタイマー設定の状態が表示 されます。 DTX-PROでは[START/STOP]ボタン、 DTX-PROXでは[CLICK]ボタンを押して スタートします。 タイマー使用中は残り時間が表示されま す。 タイマー使用中に「+30sec」の下のボタ ン([F3])を押すと、30秒延長できます。 ClickOut L&RClickOut L&R クリック音を各端子に出す(on)か出さない (off)かを設定します。 on、off
CLICKモード 画面 パラメーター 設定値 説明 クリックの各音色(Acc、各拍子)とチューニングを個別に変更できます。また、オーディ オファイルをインポートして割り当てることもできます。 画面右下に「Acc…」などと表 示されている場合は、その下の ボタン([F3])を押して、設定し たいクリックタイミングを選び ます。選んだクリックタイミン グは画面右上に表示されます。 CategoryVoice Category Kick1、Kick2、 クリックの音色カテゴリーを選びます。 Snare1、Snare2、 Tom1、Tom2、 Cymbal1、 Cymbal2、 HiHat1、HiHat2、 Perc、Effect、 User VoiceNumber 0 (No Assign)〜 音色カテゴリーによ ります。 (データリスト参照) クリックのボイス番号を選びます。 Tuning -24.0〜0.0〜 +24.0 クリックに選んだボイスのチューニングを 設定します。0.
CLICKモード 外部の音色をクリックとして鳴らす USBフラッシュメモリーにあらかじめ保存しておいたオーディオファイル(.wav)を読み込んで、指定したリズムのクリック音 として鳴らすことができます。 手順 1. コンピューターからUSBフラッシュメモリーのルートディレクトリーにオーディオファイルを保存します。 オーディオファイルの条件:wav形式 NOTE • wav形式のオーディオファイルでも、インポートできない場合があります。 • オーディオファイルがフォルダーに入っていると、本機では認識されません。 2. リアパネルの[USB TO DEVICE]端子にUSBフラッシュメモリーを差し込みます。 3. Click/SETTING/Import Wavの画面で「ENTER」のボタン([F3])を押します。 PRO PROX 4. [CLICK]ボタン → SETTING([F3])→Import Wav モードセレクト「CLICK」→ SETTING([F3]) → Import Wav [−][+]でインポートしたいオーディオファイルを選び、 「Acc.
RECORDERモード 「SETTING」の下のボタン([F3])から、再生速度や録音ソースなどの設定を変えられます。 SETTING ([F3]) 機能一覧 Recorder (Select audio) [F1] Record/Stop [F2] Play/Stop [F3] SETTING Speed RecGain RecordingSource Click RecordingSource AUX In RecordingSource USB Audio RecordingSource Bluetooth (PROX) PlayMode DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 99
RECORDERモード [F3] SETTING SETTING ([F3]) パラメーター説明 RECORDER/SETTING 画面 パラメーター 設定値 説明 Speed 0.50x〜1.
トレーニングで練習する トレーニングとは、効率よくドラムスキルを学べる機能です。PROシリーズ音源には10種類のトレーニングタ イプがあります。内蔵のトレーニングソングやクリックを使って練習できます。 ● トレーニングタイプ いろいろな曲が叩けるようになる 1. TRAINING SONG いろいろなジャンルの曲(ソング)のリズムパターンやフレーズを練習できる 2. PART MUTE 楽器/パートごとにフレーズを練習できる 3. SONG PART GATE 段階的に曲を叩けるようになる 4. SONG SCORE GATE 曲の演奏の完成度を確認できる * SONG PART GATE と SONG SCORE GATEはトレーニングソング1〜10のみが対象 トレーニングソング1〜10は、DTX402シリーズに収録されているものと同じ曲です。ドラム譜(PDF)は以下のサイトからダウンロード できます。 https://jp.yamaha.com/ 正確な演奏が出来るようになる 5. RHYTHM GATE 正確なタイミングで叩けるようになる 6.
トレーニングで練習する トレーニングを始める、終わる DTX-PROでのトレーニングの使いかたについては、取扱説明書をご参照ください。 ここではDTX-PROXでの操作を説明します。 1. [MENU]ボタンを押します。 2. 「 」または「 」の下のボタン([F1]または[F2])で「Training」を選び、 「Enter」の下のボタン([F3])を押します。 トレーニング画面が表示されます。 3.
トレーニングで練習する 4. 「START」または「STANDBY」の下のボタン([F1])を押します。 5. トレーニングをします。 各トレーニングの内容に従ってパッドを叩きます。詳しくは「各トレーニングの詳細」(104ページ)をご覧ください。 トレーニングのテンポは[TEMPO]ノブで変えられます。 トレーニングソングの音量は[AUDIO]スライダーで変えられます。 6. トレーニングを終了するには、「STOP」の下のボタン([F1])を押します。 SONG SCORE GATEとFAST BLASTは最後まで終わると自動で止まります。 トレーニング終了後には採点結果が表示されます。 採点結果の例(5.
トレーニングで練習する 各トレーニングの詳細 PROシリーズ音源に搭載されているトレーニングタイプは以下の10種類です。 1. TRAINING SONG(トレーニングソング) いろいろなジャンルのトレーニングソングに合わせて練習できます。 トレーニング中にできること: 1. [−][+]でトレーニングソングを選びます。 2.
トレーニングで練習する 2.
トレーニングで練習する 3. SONG PART GATE(ソングパートゲート) ソングパートゲートは、トレーニングソングを部分的に練習する実践的なトレーニングです。 たとえば、トレーニングソングの一部を練習したり、トレーニングソングの基本ドラムパターンについて、手のパートだけ を練習したりできます。ほかのトレーニングでドラムテクニックを練習したあとに、ぜひソングパートゲートに挑戦してく ださい。そして、ソングパートゲートをマスターしたあとは、ソングスコアゲート(107ページ)でソング全体を演奏してみ ましょう。 ドラム譜(PDF)は以下のサイトからダウンロードできます。 https://jp.yamaha.
トレーニングで練習する 4. SONG SCORE GATE(ソングスコアゲート) ソングスコアゲートは、トレーニングソング1曲に合わせてドラムをフル演奏する実践的なトレーニングです。 ソングパートゲート(106ページ)でソングの部分練習をしてから、ぜひソングスコアゲートに挑戦してください。 ドラム譜(PDF)は以下のサイトからダウンロードできます。 https://jp.yamaha.
トレーニングで練習する 5. RHYTHM GATE(リズムゲート) 6.
トレーニングで練習する 7.
トレーニングで練習する 8.
トレーニングで練習する 9.
トレーニングで練習する 10.
トレーニングで練習する TRAINING/SETTING SETTING (F3) パラメーター説明 1. TRAINING SONG(トレーニングソング) 画面 パラメーター 設定値 説明 SongNumber 1〜37 トレーニングソングを選びます。 トレーニングソング1〜10はDTX402シリー ズに収録されているものと同じ曲です。 ドラム譜(PDF)は以下のサイトからダウンロード できます。 https://jp.yamaha.com/ 2. PART MUTE(パートミュート) 画面 パラメーター 設定値 説明 AutoMute on、off オートミュート機能のオンとオフを切り替えま す。 オンにすると、叩いたパッドのパートがミュート されます。オートミュートされたパートをしばら く叩かないと、ミュートは自動的に解除されます SongNumber 1〜37 トレーニングソングを選びます。 トレーニングソング1〜10はDTX402シリー ズに収録されているものと同じ曲です。 ドラム譜(PDF)は以下のサイトからダウンロード できます。 https://jp.
トレーニングで練習する 3.
トレーニングで練習する 4. SONG SCORE GATE(ソングスコアゲート) 画面 パラメーター 設定値 説明 Level 1 (やさしい)〜 5 (難しい) 難易度を設定します。 AutoMute off、on オートミュート機能のオンとオフを切り替えま す。 オンにすると、叩いたパッドのパートがミュート されます。オートミュートされたパートをしばら く叩かないと、ミュートは自動的に解除されま す。 SongNumber 1〜10 トレーニングソングを選びます。 トレーニングソング1〜10はDTX402シリー ズに収録されているものと同じ曲です。 ドラム譜(PDF)は以下のサイトからダウンロード できます。 https://jp.yamaha.
トレーニングで練習する 5. RHYTHM GATE(リズムゲート) 6.
トレーニングで練習する 7.
トレーニングで練習する 9.
トレーニングで練習する 10.
PROX フェーダーセレクト FX インストごとのエフェクトのかかり具合を変える インストごとのエフェクトのかかり具合などを設定できます。 1.
フェーダーセレクト FX 画面 2. 3.
PROX フェーダーセレクト CUSTM カスタム設定をする 以下のような詳細設定ができます。 (Master EQ、Phones EQのゲイン、各クリックタイミングの音量、MIDIコントロールチェンジ送信など) 1. フェーダーセレクトノブでパラメーターを選びます。 画面 パラメーター 設定値 説明 MEQ Gain -12〜0〜 +12 MEQ Freq のLo、LoMid、Mid、HiMid、Hiで設 定された中心周波数帯域の信号レベルを、どの程度 ブースト/カット(増減)するかを設定します。 MEQのGain以外のパラメーターは、MENU/ Master EQで調節できます。 HPEQ Gain -12.0〜0.0〜 +12.
LIVE SETモード PROX LIVE SET(ライブセット) ライブセットとは、キット、テンポ、オーディオファイルなどの組み合わせを順番に並べたものです。たとえば、演奏順に キットを並べたライブセットを作ってライブ演奏で利用したり、難易度順にオーディオファイルを並べたライブセットを作っ てリズム練習で使ったりなど、さまざまに活用できます。 DTX-PROXでは、自分で作ったライブセットを10種類まで保存しておき、いつでも自由に選んで演奏に使えます。 ライブセット1 ライブセット10 20ステップ まで 20ステップ まで ステップ1 ステップ1 キット キット テンポ テンポ オーディオファイル オーディオファイル など ライブセット など 機能一覧 Select Live Set (PROX) [F1] LIVE [F1] PLAY/STOP [F2] XSTICK [F3] DISPLAY [F3] SETTING [F1] EDIT [F2] DELETE [F3] SORT DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 123
LIVE SETモード [F1] LIVE LIVE ([F1]) 機能説明 LIVE SET/LIVE 画面 ボタン 説明 PLAY/STOP ([F1]) オーディオファイルの再生やクリックの開始、停止を行い ます。 Tempo設定とファイル選択が両方ともオフの場合は、ボ タンは表示されません。 XSTICK ([F2])[F2] XSTICK キット画面のクロススティック設定と同じです。 DISPLAY ([F3])[F3] DISPLAY 表示を切り替えます。 [F1] PLAY/STOP [F3] SETTING SETTING ([F3]) 機能説明 LIVE SET/SETTING 画面 ボタン 説明 EDIT ([F1])[F1] EDIT 編集します。 DELETE ([F2])[F2] DELETE 削除します。 SORT ([F3])[F3] SORT 並び替えます。 ライブセットを編集する ステップごとの組み合わせを順番に登録し、ライブセットを作ります。 ライブセットから編集したいステップを選ぶ 1.
LIVE SETモード ライブセット画面が表示されます。 2. [−][+]でライブセットを選びます。 ライブセット番号と ライブセット名 3. 「SETTING」の下のボタン([F3])を押します。 ライブセット編集画面が表示されます。 ステップ番号 4.
LIVE SETモード ステップを登録する 1. 登録したいステップを選んだ状態で「EDIT」の下のボタン([F1])を押します。 ステップ編集画面が表示されます。 2.
LIVE SETモード 画面 パラメーター 設定値 説明 off、 キット番号 ステップを変更時に登録したキットに切り 替えます。off を選択したときは切り替えま せん。 off、 30.0〜300.
LIVE SETモード 3. 次のステップを登録するには、ライブセット編集画面またはステップ編集画面に戻り、[−][+]でステップを選びます。 ライブセット編集画面 ステップ編集画面 または 4. すべてのステップを登録したら、ライブセットを保存します。 「カスタマイズしたライブセットに名前を付けて保存する」(130ページ)をご覧ください。 オーディオファイルに合わせてクリックを鳴らす オーディオファイルの曲のテンポが一定であれば、クリックを同期して鳴らすことができます。 1. オーディオファイルを選びます。 2. クリックのテンポを曲のテンポに合わせます。 3. オーディオファイルの先頭から曲の先頭の1拍目までの時間を確認し、Offset Timeにセットします。 3-1. オーディオファイルを選んだ状態で、Offset Timeにカーソルを移動します。 3-2. 「PLAY」のボタン([F3])を押してファイル再生をスタートしたあと、曲の1拍目のタイミングで「STOP」のボタ ン([F3])を押します。 画面右上にファイルの再生時間が表示されます。 3-3. 4.
LIVE SETモード ステップを削除する 1. 削除したいステップを選んだ状態で「DELETE」の下のボタン([F2])を押します。 ステップ削除の確認画面が表示されます。 2. 「YES」の下のボタン([F1])を押して削除します。 「NO」のボタン([F3])を押すと、削除しないで手順1の画面に戻ります。 削除が終わると「Completed.
LIVE SETモード ステップを並び替える 1. 並び替えたいステップを選んだ状態で「SORT」の下のボタン([F3])を押します。 2. 「 」または「 」のボタン([F1]または[F2])でステップを置きたい場所まで動かします。 3.
LIVE SETモード 保存したライブセットを呼び出す オーディオファイルを使うライブセットを呼び出す場合は、オーディオファイルを入れたUSBフラッシュメモリーをリアパネ ルの[USB TO DEVICE]端子にあらかじめ差し込んでおきます。 1. モードセレクトノブで「LIVE SET」を選びます。 ライブセット画面が表示されます。 2. [−][+]でライブセットを選びます。 または 3.
LIVE SETモード 4. オーディオファイルやクリックを鳴らしたい場合は、「PLAY」の下のボタン([F1])を押します。 5. ドラムを演奏します。 6. 次のステップへ進むには、[+]ボタンを押します。 7.
ライブ用のセッティング ライブ用のセッティングでは、以下の設定や便利機能をお使いください。 設定 ● AutoPowerOff ライブで使用する場合は、オートパワーオフ機能を解除しておくことをおすすめします。 設定 オートパワーオフの簡単解除(取扱説明書 参照)、MENU/Utility/General/AutoPowerOff ● クリック(ClickOut L&R) Output端子へのクリック出力をオフにします。 設定 ● PROX CLICK/SETTING/ClickOut L&R Individual Output パッドごとに出力先を選べます。プリセットを使うことで、パッドごとの設定を一括で変更できます。 プリセットには、会場で使うミキサーの入力本数やY字ケーブルの有無に応じて、8系統、4系統、3系統を想定した出力 が設定されています。 設定 MENU/Utility/Indiv Out Individual Outputから出ていく音に対して、本体パネルの操作をバイパスする(パネルから値を変えても音には影響しな いようにする) 設定 MENU/Utility/Indiv O
ライブ用のセッティング 便利機能 ● Pad Function PRO ライブ中にパッドを叩くことにより、キットの切り替えや、クリックのスタートとストップができます。 ライブ中にパッドを叩くことにより、ライブセットで次のステップへの切り替えや、オーディオファイル再生や クリックのスタートとストップができます。 PROX 設定 ● MENU/Utility/Pad/Pad Function ライブセット(オーディオソング、クリック設定など) PROX オーディオファイル再生時に、内蔵クリックでプリカウントを入れたり、(一定のテンポで)同期して鳴らしたりできます。 設定 ● LIVE SET/SETTING/EDIT/Offset Time、PreCount、CountOff、Wav&Click Sync LED ロータリーフェーダー (FX、MIDI CCなど) PROX パッドごとにInsertionEffectのタイプを選択して、かかり具合をリアルタイムでコントロールできます。 設定 フェーダーセレクト FX/InsType、FX/InsDepth ライブシーンでMIDIコントロ
コンピューターと接続する PROシリーズ音源とコンピューターをUSBケーブルで接続すると、オーディオデータやMIDIデータの送受信が できます。 ここでは、PROシリーズ音源とコンピューターの接続方法について説明します。 [USB TO HOST]端子(リアパネル) [USB]端子 コンピューター USBケーブル PROシリーズ音源 NOTE USBケーブルは付属しておりません。PROシリーズ音源をコンピューターと接続するときは、3メートル以下の、ABタイプのUSBケーブル をお買い求めください。 [USB TO HOST]端子ご使用時の注意 [USB TO HOST]端子でコンピューターと接続するときは、以下のことを行ってください。以下のことを行わないと、 コンピューターやPROシリーズ音源が停止(ハングアップ)して、データが壊れたり、失われたりするおそれがありま す。 コンピューターやPROシリーズ音源が停止したときは、アプリケーションやコンピューターを再起動したり、PROシ リーズ音源の電源を入れ直したりしてください。 注記 • USBケーブルは、ABタイプのものをご使用ください。また、3
コンピューターと接続する Yamaha Steinberg USB Driverをインストールする Windowsのコンピューターでオーディオデータを扱いたい場合には、Yamaha Steinberg USB Driverのインストールが必 要です。 NOTE macOSのコンピューターをお使いの場合や、WindowsのコンピューターでMIDIデータを扱いたい場合には、Yamaha Steinberg USB Driverのインストールは必要ありません。 1. 以下のURLから、最新のYamaha Steinberg USB Driverをダウンロードします。 https://download.yamaha.com/jp/ [(ドライバー名) ]ボタンを押してダウンロードし、ファイルを開きます。 NOTE • 動作環境については、上記URLをご確認ください。 • Yamaha Steinberg USB Driverは、改良のため予告なしにバージョンアップすることがあります。詳細および最新情報については、 上記URLをご確認ください。 2.
困ったときは 対策 現象 考えられる原因 DTX-PRO 音が出ない 音が出ない 正しく接続されていない バランスが 悪い DTX-PROX • ヘッドホンやアンプ/スピーカーなどの外部機器が正しく接続されている か確認してください。 • 使用しているケーブルが不良ではないか確認してください。 パッドの設定が適切では ない MENU/Utility/Padの PadFunction の値を off にしてください。 トリガーの設定が正しく ない • MENU/Trigger/Pad TypeまたはTRIGGER/SETTING/Pad Typeの Pad Type を確認してください。 • MENU/Trigger/CurveまたはTRIGGER/SETTING/Curveの Velocity Curve と、MENU/Trigger/Pad TypeまたはTRIGER/SETTING/ Pad Typeの Gain を確認してください。 • MENU/Trigger/Pad TypeまたはTRIGER/SETTING/Pad Typeの Minimum Level が大きすぎる場
困ったときは 対策 現象 考えられる原因 DTX-PRO 位置検出機能付きのパッ ドで音が正しく出ない DTX-PROX • パッドタイプの設定を確認してください。 • シンバルの向きが正しいか確認してください。シンバルの向きが正しくな いと、シンバルの性能を十分引き出せないことがあります。 • 位置検出機能に対応した端子にパッドを接続する必要があります。 ヘッドホンボリュームが 足りない • MENU/Utility/Output Gainを調節してください。 • PhonesEQを調節してください。 • 能率の良いヘッドホンを使ってください。 ヘッドホンでキックが聞 こえない 演奏性関連 ヘッドホンを1つだけ接続して使っ てください。2つ同時だと出力が小 さくなることがあります。 シンバル/ハイハットの 音が大きい/小さい シンバルの向きが正しく ない 音は出るが感度が低い (音が小さい) ハイハットシャフトがゆ るんでいる フェルトが取り付けられ ている パッドタイプやトリガー の設定が違う スライダーが最小になっ ている(DTX-PRO) LEDロータリーフェー ダーが最小
困ったときは 対策 現象 考えられる原因 DTX-PRO ハイハットのフットク ローズ音が鳴らない、鳴 りにくい ハイハットシャフトがゆ るんでいる フェルトが取り付けられ ている DTX-PROX • ハイハットコントローラーまたはハイハットペダルをしっかりと踏み込ん でください。 • MENU/Utility/Padの FootClosePos の値を小さくしてください。 • MENU/Trigger/Pad TypeまたはTRIGGER/SETTING/Pad Typeの Pad Type のパッドタイプは適切ですか? LEDロータリーフェー ダーが最小になっている (DTX-PROX) • ハイハットパッドやハイハットコントローラーの[CONTROL]端子から PROシリーズ音源リアパネルの[CONTROL]端子に正しく接続されてい るか確認してください。 パッドのレベル調整が適 切ではない • シンバルの下にフェルトが取り付けられていると音が小さくなることがあ ります。 • 鳴らない音色(インスト)のミキサー画面のスライダーまたはLEDロータ リーフェーダーが最小になってい
困ったときは 対策 現象 考えられる原因 DTX-PRO 意図した音と違う音が 鳴ってしまう DTX-PROX • トリガーセットアップの設定は正しいですか? • PROシリーズ音源にMIDI接続した外部音源が予期しない音を発生する場 合は、PROシリーズ音源の送信チャンネルの、外部音源でのボイス設定が 適切かどうか確認してください。 • レイヤー B〜Dに音色が割り当てられていると、意図しない音が鳴ること があります。 • [wTOM1/e]、[rTOM2/t]、[yTOM3/u]、[!2KICK/!3]、 [qSNARE]、[!4] 端子に 2ゾーン/3ゾーン対応パッドを接続した場合、 意図しない音が鳴る場合があります。そのような場合、Pad3、Pad5、 Pad7、Pad13ではMENU/Trigger/Pad TypeまたはTRIGGER/SETTING/Pad Typeの Pad Type で、設定値をオフにしてください。 Pad1とPad14ではMENU/Trigger/Pad TypeまたはTRIGGER/ SETTING/Pad Typeで正しいパッドタイプを選んでください。 • ク
困ったときは 対策 現象 考えられる原因 DTX-PRO 設定 PROシリーズ音源本体 の設定が保存されない DTX-PROX PROシリーズ音源の設定は、[ ときに自動的に保存されます。 ](スタンバイ/オン)スイッチで電源を切る • 電源アダプターを抜いて電源を切った場合は、本体の設定が保存されませ ん。 キット、クリック設定は、セーブの 操作をしないと保存されません。 データを外部USBフ ラッシュメモリーに保存 (セーブ)できない キット、クリック、トリガー、ライ ブセットの設定は、セーブの操作を しないと保存されません。 USB1.1のUSBフラッシュメモリーは使えません。 • USBフラッシュメモリーをPROシリーズ音源でフォーマットしてくださ い。 • USBフラッシュメモリーにライトプロテクトがかかっていないか確認して ください。 • USBフラッシュメモリーの空き容量は十分にありますか?空き容量は MENU/FILEの Memory Info で確認できます。 USBフラッシュメモ リーからオーディオファ イルを読み込みできない USB1.
困ったときは 対策 現象 考えられる原因 DTX-PRO DAWソフトウェアなど のアプリケーションと通 信ができない DTX-PROX • コンピューターと接続中にオートパワーオフが働いて電源がオフになると、 DAWソフトウェアなどのアプリケーションと通信ができなくなることが あります。 いったんアプリケーションを終了し、PROシリーズ音源の電源を再度オン にしてから、再度アプリケーションを起動してください。また、コン ピューターと接続するときは、オートパワーオフの設定をオフにしてくだ さい。 • Windowsでオーディオ通信する場合にはドライバーが必要です。(136 ページ) • USBケーブルが正しく接続されているか確認してください。 途中で電源が切れてしま う 自動電源オフ(オートパワーオフ)が有効になっていませんか? PROシリーズ音源がす べてのスイッチやトリ ガー入力を受け付けなく なった ファクトリーリセットを行ってください。購入時の状態に戻ります。 PROシリーズ音源の設 定を購入時の状態に戻し たい DTX-PRO DTX-PROX リファレンスマニュアル 142
資料 エフェクトタイプ ● Ambi Type 表示名 No Effect 説明 エフェクトをオフに設定します。入力音は出力されません。 Hall 1 Hall 2 ホールの響きをリアルにシミュレートしたリバーブです。 Hall 3 Hall 4 Room 1 Room 2 Room 3 部屋の響きをリアルにシミュレートしたリバーブです。 Room 4 Room 5 Plate 1 プレートリバーブの響きをリアルにシミュレートしたリバーブです。 Plate 2 Stage ステージでの響きをリアルにシミュレートしたリバーブです。 Space Simulator トンネルや洞窟などの広い空間における残響音を模したエフェクトです。 Reverb+Gate リバーブの成分に、ゲートリバーブが掛かったエフェクトです。 Reverb+Chorus リバーブの成分に、コーラスが掛かったエフェクトです。 Reverb+Phaser リバーブの成分に、フェーザーが掛かったエフェクトです。 Reverb+Flanger リバーブの成分に、フランジャーが掛かったエフェクトです。 Reverb+H
資料 エフェクトタイプ ● Fx1 Type ● Fx2 Type 表示名 説明 No Effect エフェクトをオフに設定します。入力音は出力されません。 Gated Reverb ゲートリバーブをシミュレートしたものです。 Reverse Reverb ゲートリバーブの逆再生をシミュレートしたエフェクトです。 Early Ref 1 Early Ref 2 Early Ref 3 リバーブから初期反射音だけを取り出したエフェクトです。 Early Ref 4 Early Ref 5 Tempo Delay 8th ディレイ長を8分音符でテンポ同期します。 (*) Tempo Delay Tri ディレイ長を4分3連符でテンポ同期します。 (*) Tempo Delay Dot ディレイ長を付点8分音符でテンポ同期します。 (*) G Chorus 複雑なモジュレーションで深みのある音が得られるコーラスエフェクトです。 2 Modulator ピッチモジュレーションとアンプモジュレーションが設定できるコーラスエフェクトです。音を自然に広げ ます。 SPX C
資料 エフェクトタイプ ● MFX Type ● InsertionType 表示名 説明 Thru エフェクトをスルーに設定します。入力音はそのまま出力されます。 Analog Delay 1 BBD素子を使用したアナログディレイのシミュレーションエフェクトです。BBD素子の設定がショートディ レイ設定になっています。 Analog Delay 2 BBD素子を使用したアナログディレイのシミュレーションエフェクトです。BBD素子の設定がロングディレ イ設定になっています。 G Chorus 複雑なモジュレーションで深みのある音が得られるコーラスエフェクトです。 2 Modulator ピッチモジュレーションとアンプモジュレーションが設定できるコーラスエフェクトです。音を自然に広げま す。 SPX Chorus 3相のLFOにより、より複雑なうねりと広がりを与えるコーラスエフェクトです。 Symphonic 複雑なLFO波形を用いた3相コーラスです。 VCM Flanger 1970年代に使用されていたアナログフランジャーの特徴を再現したエフェクトで、暖かみのある高音質な