LS9 StageMix V6 ユーザーガイド ようこそ このたびは、ヤマハデジタルミキシングコンソール LS9 用 iPad アプリケーション「LS9 StageMix」(以 下 StageMix)をダウンロードいただきありがとうございます。 StageMixはLS9のパラメーターをワイヤレスコントロールするiPad アプリケーションです。StageMixを 使用すれば、ミキシングエンジニアはステージ上で演奏者のポジションやLS9から離れたところで直 接LS9のミキシングパラメーターを操作できるようになります。iPadならではのシンプルかつ直感的 な操作性によってセットアップの時間が短縮され、LS9のライブサウンドセッティングがさらに快適な ものとなります。 Note: 地域によってはiOSアプリケーションを利用できない場合があります。詳細はヤマハのディーラ ーにお問い合わせください。 LS9の最新ファームウェアは、下記のURL からダウンロードできます。 http://www.yamahaproaudio.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 目次 Page 1.0 ソフトウェアの動作環境 ....................................................................................... 6 2.0 Wi-Fi の設定 ...................................................................................................... 6 3.0 準備 ................................................................................................................... 7 3.1 LS9 ネットワークの設定 ...................................................................................
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 5.2.6 EQ タイプ ................................................................................................ 26 5.2.7 PEQ COPY/PASTE ................................................................................. 26 5.2.8 RTA ON .................................................................................................. 26 5.2.9 RTA HOLD .............................................................................................. 26 5.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 7.2.1 MULTI SELECT (マルチセレクト) .............................................................. 40 7.3 OSCILLATOR (オシレーター).......................................................................... 41 7.3.1 Oscillator Assign (オシレーターアサイン) .................................................. 41 7.3.2 Oscillator Output (オシレーターアウトプット).............................................. 41 7.3.3 Oscillator Level Control (オシレーターレベルコントロール) ........................ 41 7.3.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 9.3 SCENE LIST (シーンリスト) ............................................................................. 58 9.4 SCENE RANGE ボタン .................................................................................... 58 9.5 選択中のシーンについて................................................................................ 59 9.6 STORE ボタン................................................................................................ 59 9.7 UNDO STORE ボタン ................
Yamaha Professional Audio 1.0 • • • • • 2.0 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド ソフトウェアの動作環境 アップル社 iPad (iOS8 以降の全モデル) ヤマハデジタルミキシングコンソール LS9 Wi-Fi アクセスポイント(802.11g、n または ac) CAT5 ケーブル (LS9~Wi-Fi アクセスポイント間接続用) 対応 iOS: iOS 8.0 - 9.x Wi-Fi の設定 各機器の取扱説明書に従って、Wi-Fi アクセスポイントを設定してください。特別な設定は 必要ありませんが、外部からネットワークへの侵入を防ぐために WPA のようなセキュリティ をかけていただくことをおすすめします。以下の設定を参考にしてください。 1. 2. 3. 4. 5. Wi-Fi ネットワーク上で名前を設定します (これが「SSID」となります)。 セキュリティモード (例:WPA) とパスワードを設定します。 ワイヤレスモードを選択します (802.11g、n または ac)。 「n」の場合、ワイヤレスバンドを選択します(2.
Yamaha Professional Audio 3.0 3.1 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 準備 LS9 ネットワークの設定 I. CAT5 ケーブルを使って LS9 のネットワークポートと Wi-Fi アクセスポイントを接続し ます。 II. イーサネットケーブルが Wi-Fi 機器の LAN ポートに接続されていることを確認してく ださい。(WAN ポートには接続しないでください) III. LS9 の IP アドレスと MAC アドレスを iPad に入力する必要があります。これらの情 報は、LS9 のディスプレイで以下の操作をすることにより確認できます。 LS9 の[SETUP]ボタンを押して、MISC SETUP 画面を表示させます。 3.2 iPad の Wi-Fi 設定 DHCP または固定 IP アドレスを使って、iPad の設定を行ないます。 3.2.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド d) [DHCP]を選択して、iPad が IP Address(IP アドレス)、Subnet Mask(サブ ネットマスク)、Router(ルーター)、DNS のデータを受信したことを確認し ます。 e) データが反映されない場合は、[Renew Lease](DHCP リースを更新)を選 択します。 f) 設定が完了したら、iPad のホームボタンを押して、[設定]メニューを終了 します。 Note: • IP アドレスについては、LS9 シリーズ本体と同じサブネットが設定されて いるかを確認してください。 • 上記の手順「e」を行なっても DHCP の設定が適用されない場合は、お使 いの DHCP サーバーの設定を確認してください(11.4 章)。または、固定 IP アドレスを使って iPad の設定を行なってください。 3.2.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド d) [静的](Static)を選択します。 e) IP Address: LS9 の IP アドレスの第 4 オクテットのみを変えた IP アドレ スを入力します。(例: LS9 の IP アドレスが「192.168.0.128」の場合、iPad には「192.168.0.124」のように入力します。) f) Subnet Mask(サブネットマスク): 「255.255.255.0」を入力します。 g) Router(ルーター): Wi-Fi アクセスポイントの IP アドレスを入力します。 (通常、Wi-Fi 機器本体底面または取扱説明書に印刷されています。) h) DNS: Wi-Fi アクセスポイントの IP アドレスを入力します。(手順「g」と同 様) i) iPad のホームボタンを押して、[設定]メニューを終了します。 3.
Yamaha Professional Audio • • • LS9 StageMix V6 ユーザーガイド OFFLINE DEMO モードに入り、LS9 StageMix の機能やユーザーインターフェー スを試すことができます。 StageMix と LS9 を併せて使うための環境設定ができます。 お使いの iPad 用に設定された LS9 を選択し、StageMix を開始します。 3.3.1 オフラインデモモード Select Mixer 画面で[OFFLINE DEMO] ボタンを押すことで、LS9 と StageMix が接続されていない(オフライン)状態でも、アプリケーションの使い方を確認 できます。ただし、このモードではレベルメーターや多くのシーンメモリー機能 は動作しません。 3.3.2 i. StageMix の設定 [ADD MIXER] ボタンを押して、以下の画面を表示します。 ii. Name フィールドを押して、お使いの LS9 用の名前を iPad のオンスクリーン キーボードで入力します。 iii. LS9 の IP アドレス(3.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド v. Model フィールドで、お使いの LS9 のモデルを選択します。 vi. 画面下部にある[ADD MIXER] ボタンを押します。 3.3.3 ミキサーの選択と、動作の開始 お使いの iPad が LS9 と連動するように設定されたら、リストからミキサーを 選択して[CONNECT] ボタンを押します。(3.2.2 章の Model で選択したモデ ル名(LS9-32 または LS9-16)がミキサー名の下に小さく表示されます。) StageMix が LS9 からパラメーター情報を取得している間、「Syncing With LS9...」というメッセージが表示されます。 処理が終わると、ミキサーウィンド ウが表示され、StageMix の準備が完了します。 StageMix が LS9 と接続できない場合は、このユーザーガイドの巻末にある 「困ったときは(11.0 章)」を参照してください。 3.3.
Yamaha Professional Audio 4.0 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド Mixer ウィンドウ StageMix のメイン画面です。ここでは、隣り合った 8 つのチャンネルの EQ カーブ、 パンポジション、ダイナミクス ステータス、[CUE] ボタン、[ON] ボタン、フェーダー、レ ベルメーター、チャンネル名とその色が表示されます。 画面上部には、レベルメーターとフェーダーがブロック(mono インプットチャンネル 1-32、Stereo インプットチャンネル 1-4、MIX/MATRIX バス、Master Stereo/Mono バス)に分かれて表示されています。これを「ナビゲーション/メーターブリッジ」とい います。 4.1 チャンネルバンクナビゲーション ナビゲーション/メーターブリッジブロックのいずれかを押し、下部のチャンネルストリ ップで表示/コントロールするチャンネルのバンクを選択します。 4.
Yamaha Professional Audio 4.3 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド チャンネル名と色 各チャンネルの名前と色は、LS9 と同じものが StageMix でも表示されます。チャン ネルがオフのとき、チャンネル名はグレーアウトします。 Mixer ウィンドウでチャンネル名をダブルタップ操作すると、チャンネル名と色を編集 できます。名前を入力して[return]を押してください。また、キーボードの上にある左 右のカーソルボタンを使って、ほかのチャンネルに切り替えることができます。キー ボードを開いたまま、複数のチャンネル名を編集できます。 4.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 4.4.2 LONG FADERS モードでの操作 LONG FADERS モードではナビゲーション/メーターブリッジは表示されませ んが、Mixer ウィンドウの左上にある左右矢印ボタンを使って、8 チャンネル ごとにバンクを切り替えることができます。 左下にある[LONG FADERS] ボタンを再度押すと、Mixer Overview に戻りま す。 4.5 チャンネル ON チャンネルのオン/オフを切り替えるには[ON] ボタンを押します。チャンネルがオン のとき、ボタンが緑色になります。チャンネルがオフのとき、チャンネル名とレベルメ ーターがグレーアウトし、ナビゲーション/メーターブリッジ内に表示されているフェー ダーの位置もグレーアウトします。 ミュートグループの一部としてチャンネルがミュートされていると、[ON] ボタンが点滅 します。 4.
Yamaha Professional Audio 4.
Yamaha Professional Audio 4.8 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド HA GAIN(ゲイン) StageMix のフェーダーを使って、ヘッドアンプゲインをインプットチャンネルごとにコ ントロールできます。Mixer ウィンドウの左下にある[HA GAIN] ボタンを押すと、HA ゲインモードに入ります。 このとき、[HA GAIN]ボタンとチャンネルフェーダーの背 景が赤色に変わり、StageMix が HA GAIN コントロールモードに入っていることを示 しています。 Note: アウトプットチャンネルにはゲインパラメーターがないため、インプットチャンネ ルのバンクが選択されているときだけ[HA GAIN] ボタンが表示されます。 フェーダーを動かすことにより HA ゲインをチャンネルごとに変更できます。フェーダ ーノブにタッチすると、各ヘッドアンプのゲイン値がフェーダーの上部に表示されま す。最大 8 つまでのフェーダーが同時に使用可能です。 フェーダーはヘッドアンプが使用可能なチャンネルにのみ表示されます。 4.8.
Yamaha Professional Audio 4.8.2 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 48V(ファンタム電源) HA ゲインモードのとき、それぞれのインプットチャンネルの 48V のファンタム 電源の状態が各チャンネルストリップの上部に表示されます。ファンタム電 源がオンのとき、「48V」インジケーターが赤色に点灯します。ファンタム電源 の状態は表示のみで、StageMix では変更できません。 SETUP 画面で「Enable Phantom Power Switching」を ON にすると、 StageMix で各チャンネルのファンタム電源をオン/オフできます(10.5 章)。 [48V]ボタンをタップ操作すると、確認のポップアップ画面が表示されます。 初期状態では、48V ファンタム電源のインジケーターは表示のみで、 StageMix では変更できません。 4.8.
Yamaha Professional Audio 4.9 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド SENDS ON FADERS Mixer ウィンドウの左側にある[SENDS ON FADERS] ボタンを押すと、MIX バスへの センドを調節する画面が表示されます。SENDS ON FADERS モードでは、それぞれ のフェーダーを使ってそのチャンネルから現在選択されている MIX バスへのセンド レベルを調節します。Setup 画面(10.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド MIX 1-16 から操作対象のバスを選択できます。チェックマークの付いた白いボタン が現在選択されている MIX です。ステレオペアに設定されている MIX はひとつの大 きなボタンとして表示されます。 Note: • • 4.9.
Yamaha Professional Audio 4.9.3 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド Mix センド PRE/POST 各チャンネルからのセンドはプリ/ポストフェーダーにアサインできます。プリ/ ポストの状態は、各チャンネルストリップのメーターの上部にある[PRE]ボタ ンに表示され、ボタンを押すことによってプリ/ポストを切り替えることができ ます。[PRE]ボタンはオンのときが黄色、オフのときが灰色です。 4.9.4 グローバル PRE/POST [PRE]ボタンを押し続けると、プリまたはポストフェーダーを一括で割り当てで きます。以下のオプションから選択できるポップアップが表示されます。 • • • • 4.9.
Yamaha Professional Audio 5.0 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド EQ 、PAN(パン)、DYNAMICS(ダイナミクス) 各チャンネルストリップの上部にあるサムネイルには、チャンネルごとの EQ カーブ、 パンポジション、ダイナミクスステータスが表示されます。 サムネイルの左にある左右のカーソルボタンを押すことで、EQ、パン、ダイナミクス を選択できます。 5.1 EQ LS9 のすべてのチャンネルには専用のパラメトリック EQ (PEQ) があります。また LS9 にはインプットチャンネル/アウトプットチャンネルに割り当て(またはインサート) 可能なグラフィック EQ (GEQ) もあります。 Note: GEQ のチャンネルへのパッチ設定は LS9 本体で行ないます。StageMix では できません。 5.1.
Yamaha Professional Audio • • • LS9 StageMix V6 ユーザーガイド MIX バス 1 では PEQ および GEQ が使用可能で、現在は GEQ が表示されてい ます(青く塗りつぶされた点、および青いカーブ)。 MIX バス 2 では PEQ および GEQ が使用可能で、現在は PEQ が表示されてい ます(緑で塗りつぶされた点、および緑のカーブ)。 MIX バス 3~8 では PEQ のみが使用可能ですので、EQ カーブの下部の点はい ずれも表示されません。 5.1.2 PEQ / GEQ の選択 EQ カーブの下部に緑と青の点が両方表示されているチャンネルでは、EQ カーブ領域でスワイプ操作によってどちらのタイプの EQ を表示させるかを選 択できます。 PEQ カーブが表示されているとき、右から左にスワイプ操作すると GEQ カー ブが表示されるようになります。 また、GEQ カーブが表示されているとき、左から右にスワイプ操作すると PEQ カーブが表示されるようになります。 5.1.
Yamaha Professional Audio 5.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド HP = HPF (インプットチャンネルのみ) 1 = LOW バンド 2 = LOW-MID バンド 3 = HIGH-MID バンド 4 = HIGH バンド 画面上には、現在選択されている EQ 帯域の Freq、Gain、Q の現在値が表示され ます。 Gain および Frequency は、グラフで曲線をドラッグすることで調節できます。Q は iPad のピンチの動作 (1 本の指をスクリーン上に固定し、もう 1 本の指を固定した指 から離したり近づけたりする) で調節します。 TIP________________________________________________________ Q を簡単かつ正確に調節するには、親指とひとさし指を使って垂直方向にピンチします。 ___________________________________________________________ EQ バンドを動かすと、パラメーター値が 黄色に変わり、数値が変化したことを示し ます。小さな黄
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド EQ 設定画面で、アウトプットチャンネルが選択されたときは、バンド 1 が HPF 機能にアサインされた場合のみ、[HPF] ボタンが表示されます。 5.2.3 EQ Bands 1 および 4 EQ バンド 1 と 4 にはバンドタイプも選択できます。これらのバンドではシェル ビングまたはピーキングを選択できるほか、バンド 4 では LPF も選択できま す。バンド 1 では MIX、MATRIX、Stereo/Mono Master チャンネルの HPF を 選択できます。これらのどちらかのバンドが選択されている場合、関連した 追加ボタンが EQ グラフの上部に表示されます。 5.2.4 EQ ON チャンネル EQ は、EQ 画面の右上にある[EQ ON] ボタンでオン/オフを切り 替えることができます。EQ がオンのときは[EQ ON] ボタンが緑色になり、オ フのときはグレーになります。 5.2.
Yamaha Professional Audio 5.2.6 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド EQ タイプ すべての PEQ のデフォルト EQ タイプは Type I です。EQ 設定画面の上部 にある[II] ボタンを押すと、Type II に変更できます。 EQ 画面から Mixer ウィンドウに戻るには、画面の右上にある[MIXER] ボタン を押します。 5.2.7 PEQ COPY/PASTE パラメトリックEQの設定は PEQ を次から次へとコピーしたりペーストしたりす ることができます。[COPY]ボタンを押すと、現在の PEQ のパラメーター設定 が保存できます。ほかのチャンネルに移動して、[PASTE]ボタンを押します。 Note: [PASTE]ボタンは、適切なチャンネルが選択されているときだけ選択で きます。インプットチャンネルの PEQ は、ほかのインプットチャンネルにだ け、アウトプットチャンネルの PEQ は、ほかのアウトプットチャンネルにだけ コピーできます。 5.2.
Yamaha Professional Audio 5.3 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド グラフィック EQ 設定画面 GEQ オーバービューエリア GEQ 設定画面の上部には、31 バンドすべてのゲイン値とともに完全な GEQ カーブ が表示されています。白い点は 31 バンドそれぞれの位置を示しています。(下部の 編集エリアでスライダーにタッチすると、GEQ オーバービューエリアで対応する白い 点が大きな黄色い点に変わります。) この画面で RTA がオンになると、GEQ の後ろに重ねて RTA データが表示されま す。 画面左側の欄に、現在選択されているチャンネルのチャンネル名、色、フェーダー、 レベルメーター、[ON] ボタン、[CUE] ボタンが表示されます。左下には「戻る」「次 へ」を意味する左右の矢印ボタンが表示され、これを使うとGEQが割り当てられて いるほかのチャンネルに移動できます。 Note: In/Out メーターは EQ セクションの入出力信号のレベルを表示します。 5.3.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 5.3.2 ラック位置 GEQ スクリーンの左上には、チャンネルの GEQ のラック位置が表示されま す。上図では、この GEQ は FX4 のラック位置に割り当てられています。 5.3.3 GEQ タイプ ラック位置の隣には、GEQ のタイプが「31 Band」や「Flex 15」のように表示さ れます。「Flex 15 GEQ」の場合、大きい方の数値はその GEQ で使用可能な バンドの残り数値を示します。ひとつのバンドを 0dB 以外に設定すると、使 用可能なバンドの数が 1 減少します。使用可能なバンドがなくなると、この数 値が赤に変わります。 5.3.4 RTA ON GEQ 設定画面にリアルタイムアナライザー(RTA)を表示できます。RTA の入 力ソースは、iPad の内蔵マイクを使用します。あるいは、ヘッドセット端子に 接続された外部マイクを使用できます。ゲイン値は SETUP 画面で選択しま す (10.
Yamaha Professional Audio 5.3.9 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド GEQ 帯域の設定 GEQ 画面の下部にあるスライダーを使って EQ の各バンドを設定します。一 度に表示される 10 バンドまでの複数のバンドを同時に設定できます。1 バン ドまたは複数バンドのシルバーのスライダーにタッチして垂直に動かし、各バ ンドのゲインを調節します。GEQ スライダーにタッチしている間、ゲイン値が 各スライダーの上部に表示されます。 Note: Flex 15 GEQ で使用可能なバンドがなくなると、スライダーは透明にな り操作できなくなります 5.3.
Yamaha Professional Audio 5.4 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド Stereo バスの PAN(パン) 5.0 章で説明したボタンを使って PAN(パン)モードを選択すると、8 つすべてのサム ネイル画像に、各チャンネルの Stereo バスのパンポジションを示すスライダーが表 示されます。パンポジションの値は、スライダーの上部に数値で表示されます。 スライダーをダブルタップ操作すると、パンポジションをセンターに設定できます。 テキストは、各チャンネルが ST、Mono、または LCR のどのバスにアサインされてい るかを示しています。 • • • チャンネルが Stereo バスにアサインされている場合は、「ST」が赤色で表示され ます。 チャンネルが Mono バスにアサインされている場合は、「M」が黄色で表示されま す。 チャンネルが LCR にアサインされている場合は、「LCR」が白色で表示されま す。 これらのテキストラベルをタップ操作すると、ポップアップが開き、バスへのアサイン を変更できます。 5.4.
Yamaha Professional Audio 5.5 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド ダイナミクスプロセッサー 5.0 章で説明したボタンを使って DYN(ダイナミクス)モードを選択したときは、各チャ ンネルのダイナミクスプロセッサーの状態を見ることができます。 ダイナミクス 1 はサムネイルの上部に、ダイナミクス 2 は下部に表示されます。(ア ウトプットチャンネルはダイナミクス 1 だけです) 各ダイナミクスのスレッショルドのパラメーター値は数字と白い縦線で表示されま す。 横棒のメーターは左から右へ動いて、各ダイナミクスプロセッサーへの入力レベル を表示します。この横棒はダイナミクスプロセッサーがオフの場合は見えません。 または、この横棒のメーターに、ダイナミクスプロセッサーに入力されるキーイン信 号のレベルを表示させることもできます。SETUP 画面の「Display Key Input for Dynamics Meters」(10.
Yamaha Professional Audio 5.6 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド ダイナミクスプロセッサーの設定 Mixer ウィンドウでダイナミクスのサムネイルをタップすると、ダイナミクス設定画面に アクセスできます。 この画面(チャンネルストリップ)の左側には、EQ 設定画面と同様に、チャンネルフェ ーダー、[ON] ボタン、[CUE] ボタン、インプット/アウトプットメーター、チャンネル名と その色表示、ナビゲーションのボタンがあります。 ダイナミクス設定画面では、ダイナミクス 1 と 2 の両方を同時に見たり編集したりで きます。ダイナミクスプロセッサーの動作に関する、時間に関係しないパラメーター が各ダイナミクスプロセッサーの曲線に表示されます。ゲインリダクションメーターは 各曲線の下部に表示されます。 5.6.1 初期化 [DEFAULT]ボタンを使って、ダイナミクスプロセッサーで選択しているタイプ のダイナミクスパラメーターを初期設定にリセットできます。 5.6.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド Note: タイプの違うプロセッサーにダイナミクスプロセッサーの設定をペースト することはできません。(例:ゲートはダイナミクスプロセッサー2 にアサイン できません。この場合、[PASTE]ボタンは灰色になってペーストできません。) 5.6.3 DYN ON (ダイナミクスON) [DYN ON]ボタンを使って、ダイナミクスのオン/オフを切り替えます。このボタ ンはオンのときが紫色、オフのときが灰色になります。 5.6.4 ダイナミクス タイプ 各ダイナミクスの曲線の上部にあるボタンを使って、ダイナミクスのタイプを 選択できます。 このボタンを押して、ドロップダウンメニューからプロセッサーのタイプを選択 します。 5.6.
Yamaha Professional Audio 5.6.7 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド その他のダイナミクスパラメーター 他のすべてのダイナミクスのパラメーターは、各ダイナミクス曲線図の下部 にある左右のスライダーを使って調整します。 COMPRESSOR や EXPANDER が選択されているときは、HARD から 5 まで のボタンの範囲で Knee(ニー)のパラメーター値が選択できます。 5.6.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 6.0 出力ポート OUTPORTS ボタンを使って以下の機能にアクセスできます。 • • • 出力ポートのディレイ 出力ポートのフェイズ 出力ポートのゲイン Mixer ウィンドウの左側にある[OUTPORTS]ボタンを押すと、出力ポートモードに入り ます。再度、[OUTPORTS]ボタンを押すと、このモードから抜けます。 6.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 6.2 出力ポートの確認 チャンネルストリップの下部には、実際の出力ポート名が表示されます。この名前は 表示のみで編集はできません。フェーダーノブには、出力ポート名の略語が表示さ れます。 各出力ポートにアサインされた出力バスの番号(例: Matrix 1)が、各チャンネルスト リップの上部に表示されます。各出力バス名は出力バスの番号の下に表示されま す。 6.3 Delay on (ディレイ ON) 各チャンネルストリップの[DELAY ON]ボタンを押すと、各出力ポートのディレイのオ ン/オフを切り替えることができます。ボタンはディレイがオン(有効)のときは黄色に なります。 6.
Yamaha Professional Audio 6.7 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド ディレイタイムの設定 ディレイタイムのボタンをタップ操作すると、ディレイタイム設定画面にアクセスでき ます。設定中の出力ポートチャンネルのボタンは、濃いピンク色でハイライトされま す。 現在選択されている出力ポート、出力バスとその名前が表示されます。 6.7.1 ディレイスケール 現在選択されているディレイスケールは、出力ポートラベルの隣に表示され ます。下向きの矢印ボタンを押すと、ディレイスケールを以下のオプションか ら選択できるポップアップが表示されます。 • • • • 6.7.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 6.7.3 上下の矢印ボタン 上下の矢印ボタンをタップ操作すると、現在選択されているディレイタイムの 値を 1 単位ごとに少しずつ増加/減少できます。ボタン(上下どちらか一方) を押し続けると、ディレイタイムの値を連続的に調整できます。 6.7.4 ディレイタイム値のコピー [COPY]ボタンをタップ操作すると、現在のディレイタイム値をバッファにコピ ーできます。 Note: ディレイタイム値を数字キーパットから入力中のときは(数値が赤字の とき)、コピーできません。 6.7.5 ディレイタイム値のペースト [PASTE]ボタンをタップ操作すると、コピーしたディレイタイムを選択されてい るチャンネルにペーストできます。 Note: ディレイタイム値をコピーしたあとに、ディレイスケールを変更した場合 は、ペーストできません。 6.7.
Yamaha Professional Audio 7.0 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド UTILITY (ユーティリティー) Mixer ウィンドウの左側にある[UTILITY] ボタンを押して UTILITY モードに入ります。 UTILITY ボタンでは以下の設定ができます。 [MUTE/TAP] • MUTE GROUP MASTERS (ミュートグループマスター) • TAP TEMPO (タップテンポ) [OSCILLATOR] • OSCILLATOR (オシレーター) UTILITY モードから抜けるときは、[UTILITY] ボタンや他のモードのボタン、またはナ ビゲーション/メーターブリッジにあるバンクのいずれかを押します。 7.
Yamaha Professional Audio 7.2 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド TAP TEMPO (タップテンポ) UTILITY モードの TAP TEMPO エリアでは、BPM 値を押して、その値を LS9 のエフ ェクト(BPM パラメーターを含む)に反映できます。 画面左側の 4 つのエフェクトリストから関連したエフェクトを選択します。BPM パラメ ーターを持たないエフェクトはグレーアウトされ、選択できません。 TAP TEMPO エリアの右側にある大きなボタンを押します。BPM 値が StageMix で 計算され、LS9 で選択されているエフェクトに送信されます。 7.2.
Yamaha Professional Audio 7.3 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド OSCILLATOR (オシレーター) UTILITY モードのオシレーター画面では、LS9 シリーズのオシレーターのすべてをコ ントロールできます。 7.3.1 Oscillator Assign (オシレーターアサイン) 画面上部で、任意のチャンネルまたはバスにオシレーターの出力のアサイン を行ないます。各チャンネルボタンはチャンネル番号や名前や色を表示しま す。複数チャンネルへ同時に割り当てできます。 バンクボタン右の[CLEAR ALL]ボタンを押すと、すべてのオシレーターの割り 当てがクリアされます。 7.3.2 Oscillator Output (オシレーターアウトプット) 大きな[OUTPUT]ボタンでオシレーター-出力のオン/オフを切り替えます。こ のボタンの横にあるメーターは、オシレーターの出力レベルを表示します。 7.3.
Yamaha Professional Audio 7.3.
Yamaha Professional Audio 8.0 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド EFFECT ラック Mixer ウィンドウの左側にある[EFFECT]ボタンを押すと、このモードに入ります。 ラックのオーバービューが表示されます。この画面から、GEQ および EFFECT の設 定画面にアクセスできます。 [EFFECT]ボタンを再度押すと、Mixer ウィンドウに戻ります。 Note: GEQ へは、5.0 章で説明したチャンネルストリップからもアクセスできます。 8.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 8.1.1 ラックのパッチ設定 各ラックスロットの左側および右側のテキストラベルは、各ラックスロットにア サインされた入出力パッチ情報を表示します。この情報は表示専用です。複 数の出力パッチが設定されているスロットの場合、最初にアサインされた出 力パッチのみが StageMix に表示されます。 8.1.2 GEQ/EFFECT の設定画面へのアクセス 各ラックスロットの中央には、GEQ のパラメーター値が表示されます。表示エ リアをタップして、GEQ の設定画面にアクセスします。 スロット 4~8 に EFFECT がマウントされている場合、EFFECT タイプがラック スロットの中央にイメージアイコンと一緒に表示されます。アイコンをタップす ると、EFFECT の設定画面にアクセスできます。EFFECT の設定について は、8.2 章をご参照ください。 8.1.3 GEQ の設定 GEQ のパラメーターは、5.
Yamaha Professional Audio 8.2 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド EFFECT の編集 すべての EFFECT プログラムのパラメーターは、StageMix から編集できます。プロ グラムによっては、グラフィカルな編集用インターフェースも用意されています。 8.2.1 現在の EFFECT EFFECT 設定画面の左上に、現在選択しているラックスロットの EFFECT タ イプアイコンが表示されます。EFFECT のアイコンの横には、次の情報が表 示されます。 • • • • ラックスロット番号 EFFECT プログラムのタイトル EFFECT タイプ I/O 設定 8.2.2 EFFECT タイプの選択 EFFECT 設定画面の上部左側にあるアイコンを押して、使用可能な EFFECT タイプの選択メニューを開きます。いずれかの EFFECT タイプを押すと、その EFFECT が現在開いているラックに読み込まれます。[CANCEL]を押すと、別 の EFFECT を選択することなく現在の EFFECT の設定画面に戻ります。 8.2.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド EFFECT ライブラリーのプログラムがコンソールに呼び出される前に、確認を 求めるポップアップが表示されます。 EFFECT ライブラリーの保存:Read Only と表示されていないライブラリーメモリーをタ ップします。現在選択している EFFECT プログラムをライブラリーに保存するには、 [STORE]を押します。確認を求めるポップアップが表示されます。 [Yes]をタップすると、iPad のキーボードが表示されます。ライブラリー名を入 力して[STORE]を押します。 8.2.4 入出力パッチの割り当て 画面中央上部のテキストラベルは、現在のラックスロットの入出力パッチ割り 当て情報を表示します。 8.2.5 IN/OUT メーター 各メーターには、現在のラックスロットの入出力信号のレベルが表示されます。 8.2.6 EFFECT のバイパス [BYPASS]ボタンを押すと、現在の EFFECT をバイパスできます。 8.2.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド ボタンをタップすると数字キーパッドが開きます。上下のカーソルボタンをタッ プすると、パラメーター値を 1 ステップずつ調節できます。カーソルボタンをタ ップするたびに、値がコンソールに送信されます。 または、数字キーパッドに値を入力し、[SET]を押して値をコンソールに送信 することもできます。値が送信されると、キーパッドが閉じます。 8.2.11 マルチセグメントボタン 一部のパラメーターはマルチセグメントボタンで表わされ、ボタンを選択する ことで操作できます。 8.2.
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Yamaha Professional Audio 8.3.
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Yamaha Professional Audio 8.3.6 REVERB のフィルターパラメーター [FILTERS]タブをタップすると、以下のパラメーターにアクセスできます。 8.3.7 HPF LPF Low Ratio High Ratio REVERB のダイナミクスパラメーター [DYNAMICS]タブをタップすると、以下のパラメーターにアクセスできます。 8.4.
Yamaha Professional Audio 8.3.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 8.3.10 DELAY LCR のパラメーター 画面下部には、DELAY LCR プログラムのパラメーターにアクセスするため の 5 つのタブがあります。 [L]、[C]、または[R]タブをタップすると、以下のパラメーターにアクセスできま す。 Delay (ポインター( )を水平にドラッグ) Feedback Delay (ポインター( )を水平にドラッグ) Feedback Gain (ポインター( )を垂直にドラッグ) Level (ポインター( )を垂直にドラッグ) [Feedback]タブをタップすると、以下のパラメーターにアクセスできます。 Feedback Delay Feedback Gain [FILTERS]タブをタップすると、以下のパラメーターにアクセスできます。 HPF LPF High Ratio 8.4.
Yamaha Professional Audio 9.0 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド SCENE MEMORY ウィンドウ カレントシーンメモリーの番号およびタイトル(ネーム)は、StageMix の Mixer ウィンド ウの左上隅に表示されます。シーンがストアされたりリコールされたりしたあとでパ ラメーターが変更されると E マークが表示されます。 Mixer ウィンドウのシーンメモリー番号の部分を押すと、Scene Memory ウィンドウが 表示されます。 9.
Yamaha Professional Audio 9.2 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド DEC/INC SCENE ボタン シーンウィンドウの右上にある 2 つのボタンを使って、カレントシーンの前後のシー ンを簡単に呼び出すことができます。たとえば、カレントシーンが 005 のとき、[INC SCENE] ボタンを押すと LS9 でシーン 006 が呼び出されます。もしシーン 006 にデ ータが入っていない場合は、データが入っている次の番号のシーンが呼び出されま す。 Note: [DEC SCENE] ボタンおよび[INC SCENE] ボタンは、SETUP ウィンドウで 「Enable Inc/Dec Scene Recall」が ON に設定されている場合のみ表示されます (10.3 章を参照). 9.
Yamaha Professional Audio 9.5 LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 選択中のシーンについて シーンリストからシーンを選択すると青地に白文字で表示されます。また、さらに詳 しい情報がシーンリストの右側に表示されます。これらの詳細については以下のと おりです。 SCENE TITLE シーンタイトルは、タイトルを押すと iPad のオンスクリーンキーボードが表れ、それ を使って編集できます。タイトルの右端にある X ボタンを押すと現在入力している 文字が消去され、新しいタイトルを入力できます。入力後は return ボタンを押して 確定します。 SCENE COMMENT シーンコメントはシーンタイトルと同様に表示され、編集できます。 TIME STAMP 最後にシーンがストアされたときの日時を表示します。タイムスタンプは表示のみ で、変更はできません。 SCENE STATUS (FOCUS および FADING) 選択されているシーンメモリーのフォーカス機能およびフェード機能の状態が表示 されます 。 9.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 抜けることはできますが、同期が終了するまでは StageMix でパラメーターを変更 することはできません 。 9.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 10.0 SETUP ボタン Mixer ウィンドウの左上にある[SETUP] ボタンを押すと、ユーザープリファレンスを選 択するための新しいウィンドウが開きます。 iPad ステータスバー iPad のステータスバーがこの画面に表示されます。これにより、Wi-Fi の電波の強さ やバッテリーの充電状態を確認できます。 右上の[Done] ボタンを押すと、Mixer ウィンドウに戻ります。 10.1 Fader Delay フェーダーが意図せず動いてしまうことを防ぐための機能です。ここでは、フェーダ ーにタッチしてから実際に動かせるようになるまでの時間を設定します。 10.2 Filled EQ Graph この設定が ON のとき、LS9 と同じように塗りつぶされた EQ グラフが表示されま す。OFF にすると、アウトラインのみが表示されます。 10.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 10.4 Show Send Levels in Meter Bridge この設定が ON のとき、現在選択されている MIX ON FADERS のセンドレベルが SENDS ON FADERS モードのナビゲーション/メーターブリッジに表示されます。この 設定を OFF にするとインプットレベルが表示されます。 10.5 Enable Phantom Power Switching この設定が ON のとき、Mixer ウィンドウの GAIN モードで、各インプットチャンネル のファンタム電源のオン/オフを切り替えることができます。この設定がオフの場合、 ファンタム電源のインジケーターは画面表示のみになります。 10.6 Set EQ band to 0dB with Double-Tap この設定が ON のとき、ある EQ 帯域でのダブルタップ操作により、その帯域のゲイ ンを 0dB に設定できます。パラメトリック EQ およびグラフィック EQ の両方に有効で す。 10.
Yamaha Professional Audio • • • LS9 StageMix V6 ユーザーガイド Pre EQ Pre Fader Post On 10.13 Display Key Input for Dynamics Meters この設定が ON のとき、Mixer ウィンドウのダイナミクスのサムネイルに表示されて いる入力メーターは、各ダイナミクスのキー入力信号のレベルを示します。この設定 が OFF のとき、ダイナミクスに入力された入力信号のレベルを示します。 10.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 11.0 困ったときは 11.1 「No Wi-Fi Available」 StageMix を起動したあとにこのメッセージが表示されたときは、iPad が Wi-Fi アクセ スポイントに接続されていないか、または iPad の Wi-Fi 設定がオフになっている可 能性があることを示しています。Wi-Fi 機器の設定や iPad の Wi-Fi 設定についての 詳細は、2.0 章および 3.2 章をご参照ください。 11.2 「Connection Error」 ミキサーを選択したり、[CONNECT] ボタンを押したりしたあとにこのメッセージが表 示されたときは、StageMix が LS9 に接続できないことを示しています。この原因とし ては、LS9 または StageMix の IP アドレスや MAC アドレスが正しく設定されていな い可能性があります。LS9 の設定が StageMix の設定と一致しているかどうかを確 認してください。これらの設定の詳細は、3.1 章および 3.3.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド 11.3 接続が切れた場合 StageMix と LS9 本体との接続が切れてしまったとき、次のようなメッセージが表示さ れます。このメッセージボックスが表示されている間は、StageMix を操作できませ ん。StageMix は自動的に LS9 本体との再接続を試みます。これが成功すると、 StageMix は本体データと再同期し、操作が可能となります。 11.4 WAP/ルーターの DHCP サーバーセットアップ a) ウェブのブラウザを使って、WAP(ワイヤレスアクセスポイント)またはルーターの ウェブ設定ページにアクセスします。 b) DHCP サーバーを有効にします。 c) DHCP サーバーがアサインできる IP アドレスの範囲を設定します。 d) コンソールの IP アドレスが範囲外であることを確認します。もし範囲内の場合 は、IP アドレスを入れ替えてください。(例: コンソールの IP アドレスが 192.168.0.128 のときには、DHCP の範囲を 192.168.0.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド ールに接続できない場合があります。 StageMix とコンソール間の接続にインターネ ット接続は不要ですので、Wi-Fi 機器を適切に設定することにより、このメッセージが 出ないようにする必要があります。 Wi-Fi 機器の設定変更の方法は、「リダイレクト 機能」を無効にするなどがありますが、詳細は機器メーカーにお問い合わせくださ い。 11.6 グラフィック EQ を操作しても音声に変化がない場合 グラフィック EQ がインプットまたはアウトプットチャンネルにアサインされているにも かかわらずそのチャンネルの音声に変化がない場合、そのチャンネルの INSERT がオフになっている可能性があります。LS9 の INSERT スイッチがオンになっている かどうかを確認してください。 11.
Yamaha Professional Audio LS9 StageMix V6 ユーザーガイド ご注意 • このソフトウェアおよび取扱説明書の著作権はすべてヤマハ株式会社が所有します。 • このソフトウェアおよび取扱説明書の一部または全部を無断で複製、改変することはで きません。 • このソフトウェアおよび取扱説明書を運用した結果およびその影響については、一切 責任を負いかねますのでご了承ください。 • 市販の音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならな い場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用 時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。 • この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのもので す。 • したがって、実際の仕様と異なる場合があります。 • アプリケーションのバージョンアップなどに伴うシステムソフトウェアおよび一部の機能 や仕様の変更については、別紙または別冊で対応させていただきます。 • Apple、Appleロゴ、および iPad は、米国および他国のApple Inc.