User Manual

Yamaha Professional Audio M7CL StageMix V5 ユーザーガイド
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5.3.2 ラック位置
GEQ スクリーンの左上には、チャンネルの GEQ のラック位置が表示されま
す。上図では、この GEQ FX4 のラック位置に割り当てられています。
5.3.3 GEQ タイプ
ラック位置の隣には、GEQ のタイプが「31 Band」や「Flex 15」のように表示
されます。「Flex 15 GEQ」の場合、大きい方の数値はその GEQ で使用可
能なバンドの残り数値を示します。ひとつのバンドを 0dB 以外に設定すると、
使用可能なバンドの数が 1 減少します。使用可能なバンドがなくなると、この
数値が赤に変わります。
5.3.4 RTA ON
GEQ 設定画面にリアルタイムアナライザー(RTA)を表示できます。RTA
入力ソースは、iPad の内蔵マイクを使用します。ゲイン値は SETUP 画面で
選択します ( 9.16 を参照)
[RTA ON]ボタンが緑色のとき、61 バンドリアルタイムアナライザーが GEQ
画面に重ねて表示されます。
5.3.5 RTA HOLD
[HOLD]ボタンを押すと、この機能が有効になり、ボタンは黄色になります。
RTA ホールドモードは SETUP 画面で選択します ( 9.15 を参照)
5.3.6 GEQ FLAT
[FLAT] ボタンを使ってすべての GEQ 帯域を 0dB にリセットします。この機
能が実行される前に、確認メッセージが表示されます。
5.3.7 GEQ コピー/ペースト
GEQ パラメーターの設定は GEQ 間でコピーしたりペーストしたりできます。
[COPY] ボタンを押して現在の GEQ のパラメーター設定を記憶し、GEQ
アサインされている別のチャンネルを選択して[PASTE] ボタンを押します。
Note: [PASTE] ボタンはコピー先として適切 GEQ が選択されているとき
のみ操作可能です。使用しているバンド数が 15 までの 31 Band GEQ
Flex 15 GEQ にコピーできます。M7CL でコピーされた設定は、StageMix
でペーストできません。
5.3.8 GEQ ON
この画面の右上にある[GEQ ON] ボタンを使って GEQ のオン/オフを切り替
えます。GEQ がオンのときボタンは青で表示され、オフになるとグレーに変
わります。オフのとき、GEQ カーブもまた薄いグレーに変わります。
5.3.9 GEQ 帯域の設定
GEQ 画面の下部にあるスライダーを使って EQ の各バンドを設定します。
一度に表示される 10 バンドまでの複数のバンドを同時に設定できます。1