User Manual
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ステップ 7 リング接続によるリダンダンシーシステム
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リングトポロジーでのワードクロック
リング接続の場合は、ユーザーがリングアクティブ設定した任意のプリファードプライマリーマスター機器
がワードクロックマスターとなります。 万が一のケーブル障害等によりリング接続が途切れると、デイジ
ーチェーントポロジーとなり、プライマリーマスター=ワードクロックマスターがデイジーチェーンの先頭機
器に自動で切り替わるような仕組みになっています。 リング接続が途切れてからワードクロックマスター
が自動で切り替わるまでの間は、全ての機器がそれぞれのエマージェンシークロックで一時的に動作し
ます。 このため、ユーザーはネットワーク内の全ての EtherSound 機器が外部機器ではなく EtherSound
ネットワークからワードクロックを受信するよう事前設定し、また全ての機器のエマージェンシークロックを
ON にする必要があります。
リングトポロジー用 Auvitran ファームウェア
リングトポロジーで機器を接続する前に、ヤマハ EtherSound 機器すべての Auvitran ファームウェア
のバージョンが C0F 以上であることを確認してください。 ファームウェアバージョンは AVS-Monitor
の Properties 画面で確認できます。
注: AuviTran ファームウェアのバージョン番号は 16 進数で表されています。0~9 は 0 から 9 までの
値、A~F は 10 から 15 までの値を表しています。 C0F < C10 < C11 < C12