User Manual

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付録
付録G:EtherSoundをリング接続で使用するには
EtherSoundのリング接続では、ケーブルのある場所に障害を受けてもオーディオ伝送に影響を受け
ないリダンダントシステムを実現することが可能です。
リング接続を実現するために、AVS-ESMonitorのQuickSetupエリアを以下のように設定します。
リングモードでは、使用できるオーディオチャンネルはダウンストリームとアップストリームの合計で
64チャンネルに制限されます。(デイジーチェーンモードでは、それぞれ64チャンネル、合計128チャ
ンネルが使用可能です。)
M7CLとSB168-ESを3台使ったシステムの48入力/24出力(合計72チャンネル)では制限をオーバー
しているので、QuickSetupエリアのChannelAllocationのスライダーを操作してインプット/アウトプッ
トのチャンネル数が合計64になるように調整してください。
リングモードについての詳細な情報については、ヤマハプロオーディオウェブサイトのSB168-ES
品ページのリンク先にある”EtherSound セットアップガイド”を参照してください。
http://proaudio.yamaha.co.jp/products/
ControlページのQuickSetupエリアで、
- [MY16-ES64D-sub9pinConnection]を選択します。
- [Ring]を選択します。
- [APPLY]ボタンをクリックします。
確認ダイアログボックスで[OK]をクリックすると、
EtherSoundのパッチとHAリモートコントロールが
設定されます。
同時に設定情報はすべのEtherSound機器内に
保存されるため(機器名は除く)、AVS-ESMonitor
をオフラインにしたり、機器の電源をオフにても
設定が失われることはありません