User Manual

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2.4. <Step 3> コンバート先のコンソールでの再設定作業
コンバーターによって生成されたコンソールファイルを実際にコンソールで読み込んでみると、
Patch Word Clock などの「コンバート対象外パラメーター」は、デフォルト状態に設定されてい
るはずです。実際に運用を始めるためには、それらのパラメーターを再設定する必要があります。
- Step 3a. コンバーターによって生成されたファイルを、コンソールや Studio Manager/CL
Editor/QL Editor/RIVAGE PM Editor でロードしてください。
Tips
特定のライブラリーやシーンを個別に読み込むこともできます。
- CL Editor/QL Editor Scene ウィンドウまたは Library ウィンドウで、読み込みたいシーンまた
はライブラリーを OPEN する。
- RIVAGE PM Editor LOAD SELECT 画面で、読み込みたいシーンまたはライブラリーを LOAD
する。
- CL/QLRIVAGE PM LOAD SELECT 画面で、読み込みたいシーンまたはライブラリーを USB
メモリーから LOAD する。
- PM5D LOAD(ロード)画面で、読み込みたいシーンまたはライブラリーをメモリーカードから
LOAD する。
- Studio Manager にコンバートで生成されたファイルを読み込んだ後、SCENE 画面または
LIBRARY 画面で、読み込みたい個別のシーンまたはライブラリーを SAVE します。準備ができた
LS9/M7CL/PM5D で同期し、シーンまたはライブラリーを読み込みます
- Step 3b. シーンリストの先頭のシーンをリコールした後、Insert Direct OutEffect Patch
含む Input PatchOutput Patch 設定します。また、Key In Source も必要に応じて変更して
ください。
Tips
PM5D では、他のシーンをリコールした時にそれらの Patch 設定が上書きされないように、シー
ンとリンクされている Input/Output Patch Library に設定した内容をストアしておくと良いでし
ょう。
M7CLLS9CLQLRIVAGE PM では、Patch 設定に対して Recall Safe をかけておくと便利
です。もし、複数のパッチパターンを使用する場合、PM5D では複数のライブラリーリンクを作
成します。M7CL/LS9/CL/QL/RIVAGE PM では、Focus Recall 機能を使って、希望するパッチを
リコールします。
- Step 3c. シーンを 1 1 つリコールしながら、必要に応じて Pair やチャンネルリンクの設定を行
ない、ストアしなおしてください。(PM5D または RIVAGE PM と、他機種との間のコンバート
では必要です。)
- Step 3d.それぞれのシーンに対して、必要に応じて Focus Recall (Selective Recall)の設定を行
ってください。
- Step 3e. 必要に応じて、他のパラメーターに対する Recall Safe 設定なども行なってください。
- Step 3f. RIVAGE PM HA の設定(GainPhantom)がコンバートされません。コンバート後、
HA の設定を行なってください。