User Manual

リコールセーフ機能を使う
148
M7CL 取扱説明書
リコールセーフとは、特定のパラメーター /チャンネル(DCAグループ)のみをリコール操作から除外する機能
です。シーンごとに設定可能なフォーカス機能(→P.147)とは異なり、リコールセーフの設定はすべてのシーンに
共通です。
1
ファンクションアクセスエリアのCH JOBボタン
を押して、CH JOBポップアップウィンドウを表
示させます。
2
RECALL SAFEボタンを押してRECALL SAFE
MODEポップアップウィンドウを表示させます。
このポップアップウィンドウでは、リコールセーフ機能
の設定を行ないます。ウィンドウに含まれる項目は、次
のとおりです。
1
CH RECALL SAFE フィールド
リコールセーフをオンにしたチャンネル/DCAグループ
をハイライト表示します。また、SET BY SELボタンを
オンにすれば、任意のチャンネル/DCAグループの
[SEL]キーを押すだけで、該当するチャンネル /DCA
ループのリコールセーフをオンに設定できます。
B
CLEAR ALL ボタン
CH RECALL SAFEフィールドで、ハイライト表示され
ているチャンネル/DCAグループのリコールセーフをす
べて解除します。
C
GLOBAL RECALL SAFE フィールド
フィールド内の各ボタンを押して、リコールセーフに設
定するグローバルパラメーター ( チャンネル固有ではな
く、ミックス全体に関わるパラメーター ) を選択します。
D
SAFE PARAMETER SELECTフィールド
任意のチャンネル/DCA グループごとに、リコールセー
フのオン/オフ切り替えや、リコール操作から除外するパ
ラメーターの選択を行ないます。[SEL]キーを押して選
択したチャンネル/DCA グループが、操作の対象として
このフィールド内に表示されます。なお、DCAグループ
のいずれかの[SEL] キーを押したときは、DCAグループ
1〜 8 に対応するパラメーターが同時に表示されます。
E
APPLY TO ALL INPUTボタン / APPLY TO
ALL OUTPUT ボタン
このボタンをONにした状態でSAFE PARAMETER
SELECTの各ボタンを操作すると、すべてのインプット
系( もしくはアウトプット系 )チャンネルに対して変更が
反映されます。すべてのチャンネルに対して一括して設
定したい場合に便利です。
3
リコールセーフの対象にするチャンネル/DCA
ループを選ぶには、対応する[SEL] キーを押しま
す。
CH RECALL SAFE フィールドの対応するチャンネル /
DCAグループが白い枠で囲まれます(ただし、白い枠で
囲まれた時点では、まだリコールセーフは有効にはなり
ません)。このとき、SAFE PARAMETER SELECT
フィールドに、選択したチャンネルまたはDCA グループ
1〜 8 が呼び出されます。
4
選択したチャンネル/DCA グループの中で、特定の
パラメーターをリコールセーフの対象にしたいと
きは、SAFE PARAMETER SELECTフィールド
を以下のように操作します。
リコールセーフ機能を使う
RECALL SAFEボタン
1 2
3
4 5
RECALL SAFE MODEポップアップウィンドウは、
SELELECTED CHANNEL VIEW画面の RECALL SAFE フィー
ルドからも呼び出せます (→P.95)。
HINT
・CHRECALL SAFEフィールドの SET BY SELボタンがオンの
ときは、[SEL]キーを押した時点でリコールセーフがオンに
なり、CH RECALL SAFEフィールドの対応するチャンネル /
DCAグループがハイライト表示されます。なお、リコール
セーフをオンにした後でも、手順 4のパラメーター選択が行
なえます。
HINT
・手順4でパラメーターを選択しただけではリコールセーフは
有効になりません。リコールセーフのオン /オフを切り替え
るには、必ず手順 5の操作( P.150)も行なってください。
NOTE
APPLY TO ALL INPUT ボタン(もしくは APPLY TO ALL
OUTPUTボタン )をオンにしている間は、SAFE
PARAMETER SELECTフィールドでの操作がすべてのイン
プット系チャンネル (もしくはアウトプット系チャンネル)
に対して適用されます。
HINT