User Manual

グラフィックEQの操作
M7CL 取扱説明書
175
E
Q
/
16
M7CL のGEQ は、ラック18にマウントし、各チャンネル
のインサートアウト/インにパッチして利用します。各バン
ドのゲインは、Centralogic セクションのフェーダーや[ON]
キーを使って操作します。
GEQ のタイプには次の2 種類があります。
31BandGEQ
モノラル仕様の31バンドGEQ です。バンド幅は1/3
オクターブ刻み、ゲインの可変幅は±15dBで、31
すべてのバンドでゲインを調節できます。
31BandGEQ をラックにマウントした場合、ラックの
入出力は1チャンネルずつ利用できます。
Flex15GEQ
モノラル仕様の15バンドGEQ です。バンド幅は1/3
オクターブ刻み、ゲインの可変幅は±15dBです。
Flex15GEQでは、31BandGEQ と同じ31 バンドの
うち、任意の15バンドまでゲインを操作できます (15
バンドを使い切った後は、設定済みのいずれかのバンド
をフラットに戻すまで、
新しいバンドのゲインは調節で
きません)。
Flex15GEQを選んだラックは、同じラックの中に 2
のFlex15GEQ(それぞれABと表示されます )が
マウントされるため、ラックの入出力は2チャンネルず
つ利用できます。すべてのラックにFlex15GEQをマウ
ントすれば、最大で16台のGEQ を同時に使用できま
す。
M7CLGEQは、ST IN チャンネルを除く任意のチャンネル
のインサートイン/アウトにパッチできます。ここでは、選
択したチャンネルにGEQをインサートして使用する方法を説
明します。
1
「バーチャルラックを操作する」(→P.172)の手順
1〜6を参考にして、ラックにGEQをマウントし
て、ラックの入力元/出力先を設定します。
GEQ/EFFECTフィールドに表示されるラックでは、
GEQのおおまかな設定内容や入出力レベルを確認できま
す。Flex15GEQをマウントしたラックは、GEQ2 台分
(A/B)の情報が表示されます。
1
ラック
B
INPUTボタン
C
OUTPUT ボタン
2
GEQ/EFFECTフィールドのラックの中から、
GEQをマウントしたラックを押します。
GEQの各種パラメーターを操作する GEQポップアップ
ウィンドウが表示されます。
グラフィック EQの操作
グラフィックEQについて
INPUT
31BandGEQ
OUTPUT
ラック
INPUT
Flex15GEQ (B)
Flex15GEQ (A)
OUTPUT
ラック
GEQをチャンネルにインサートする
2 1 3
ステレオソースを利用する場合は、Flex15GEQをマウントす
るか、奇数/ 偶数の順に番号が隣り合う2つのラックに
31BandGEQをマウントします。このように設定しておけば、
後の操作で2台の GEQをリンクさせることができます。
HINT
31BandGEQと Flex15GEQのポップアップウィンドウの表示
は、ほぼ共通です。ただし、Flex15GEQでは、1つのラック
にマウントした2台の GEQ(A/B)を個別に表示して操作しま
す。
HINT
2 3 4
1
5 6