User Manual

内蔵エフェクトについて
M7CL 取扱説明書
181
E
Q
/
16
ここでは、MIX バスをエフェクトセンドバス、ST INチャン
ネルをエフェクトリターンチャンネルとして利用し、センド/
リターン経由でエフェクトを使用する方法について説明しま
す。
1
「バーチャルラックを操作する」(P.172)の手順
1〜3を参考にして、ラックにエフェクトをマウン
トします。
エフェクトがマウントされたラックでは、そのエフェク
トで使用しているエフェクトタイプや入出力の数、およ
びエフェクト通過前/通過後のレベルが確認できます。
1
ラック
B
INPUTボタン
C
OUTPUTボタン
2
INPUT Lボタンを押して OUTPUT CH SELECT
ポップアップウィンドウを表示させ、ラックの入
力元としてMIXチャンネルを選びます。
OUTPUT CH SELECTポップアップウィンドウの詳細
は、「バーチャルラックを操作する」(→ P.172)の手順 5
をご参照ください。これでエフェクトのL入力に、エフェ
クトセンドとして利用するMIX チャンネルの出力が割り
当てられます。
なお、ステレオソースを利用する場合は、ラックのL/R
入力に、ステレオに設定したMIX チャンネルのL/Rを割
り当ててください。
3
OUTPUT Lボタンを押してINPUT CH SELECT
ポップアップウィンドウを表示させ、ラックの出
力先として任意のST INチャンネルの L入力を選び
ます。
INPUT CH SELECTポップアップウィンドウの詳細は、
「バーチャルラックを操作する」(→ P.172)の手順 6をご
参照ください。これでエフェクトのL出力に、エフェクト
リターンチャンネルとなるST INチャンネルのL入力が割
り当てられます。
なお、エフェクトの出力をステレオで使用するには、同
じ要領でラックのR出力にも同じST INチャンネルの R入
力を割り当てます。
4
エフェクトをマウントしたラックを押します。
エフェクトの各種パラメーターを操作する、EFFECT
ポップアップウィンドウが表示されます。
1
INPUT L/Rボタン
OUTPUT CH SELECTポップアップウィンドウを表示
させるボタンです。操作方法は、GEQ/EFFECTフィー
ルドのINPUTボタンと同じです。
B
OUTPUT L/Rボタン
INPUT CH SELECTポップアップウィンドウを表示させ
るボタンです。操作方法は、GEQ/EFFECTフィールド
OUTPUTボタンと同じです。
C
入力/出力メーター
エフェクト通過前/通過後の信号レベルを表示します。
D
MIX BAL.ノブ
エフェクトの出力信号に含まれる原音とエフェクト音の
バランスを調節するノブです。このノブを押して選択す
れば、対応するマルチファンクションエンコーダーを
使って調節できます。
5
必要ならば、マルチファンクションエンコーダー
を使って、MIX BAL.ノブを調節します。
MIX BAL.ノブは、エフェクトの出力信号に含まれる原音
とエフェクト音のバランスを調節するためのノブです。
このパラメーターは、すべてのエフェクトタイプに含ま
れています。
エフェクトをセンド/リターン経由で利用するときは、
100%(エフェクト音のみ )に設定します。
内蔵エフェクトをセンド/リターン
経由で利用する
MIXバスをエフェクトセンドバスとして使用するときは、バスの
タイプとしてVARIを選択しておきます。こうすれば、イン
プット系チャンネルごとにセンドレベルを調節できます。
また、エフェクトへの入力をステレオで使用したいときは、送り
先のMIXバスをステレオに指定しておくと便利です (バスの設定
方法については、→P.234)。
HINT
2 1 3
エフェクトの出力先は複数選択できます。
HINT
1 2 3
4
エフェクトのパラメーターの設定方法については、「内蔵エ
フェクトのパラメーターを 操作する」( P.184)をご参照く
ださい。
HINT