User Manual

OVERVIEW画面について
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M7CL 取扱説明書
OVERVIEW画面は、現在Centralogic セクションに割り当てられている最大8 チャンネルの主要パラメーターを
同時に表示する画面です。
ナビゲーションキーを使ってCentralogicセクションに割り当てる8チャンネルを選ぶと、タッチスクリーンに対
応するチャンネルのOVERVIEW画面が表示されます([DCA]キーは除きます)
OVERVIEW画面に含まれるいずれかのノブを押すと、
チャンネルの同種のノブが太枠で囲まれます。
この太枠は、それらのノブに対応するパラメーターが変更可
能であることを表わしています。この状態でマルチファンク
ションエンコーダー 1〜8を操作すると、対応するチャンネ
ルのパラメーターの設定値を変更できます。
なお、DCAグループはOVERVIEW画面が存在しません。こ
のため、[DCA]キーを押して Centralogicセクションに
DCAグループを割り当てたときは、OVERVIEW 画面には、
直前まで表示されていた8チャンネルが引き続き表示されま
す。この場合、Centralogicセクションのフェーダー /[ON]
キーはDCAグループの操作、マルチファンクションエンコー
ダー /[SEL]キー /[CUE] キーはOVERVIEW 画面に表示され
ている最大8チャンネルの操作に利用します。
OVERVIEW画面に含まれる項目は、次のとおりです。
1
チャンネル番号/チャンネル名フィールド
OVERVIEW 画面の操作対象として選ばれている最大 8チャ
ンネルの番号、チャンネル名、アイコンを表示します。
B
HA/PHASEフィールド (インプット系チャンネルのみ )
リアパネルの入力端子、または外部ヘッドアンプ機器( ヤマハ
AD8HR SB168-ESなど ) がパッチされているインプット
系チャンネルでは、ヘッドアンプの各種情報( ゲイン設定、
ファンタム電源のオン/オフ、フェイズの設定)が表示されま
す。
その他の入力ポートやラック( 内蔵エフェクトや GEQ)の出力
がパッチされているインプット系チャンネルでは、入力元の
各種情報( ポート/ ラックの名称と番号、カード名 /エフェク
トのモジュール名、フェイズの設定) が表示されます。
なお、アウトプット系チャンネルが選ばれているときは、
2
の位置が次のように変化します。
C
OUTPUT PORT フィールド( アウトプット系チャンネ
ルのみ)
各チャンネルにパッチされている出力ポート名と番号が表示
されます。
D
INSERT/DIRECT OUTフィールド
インプット系チャンネル選択時
............ 各チャンネルのインサートやダイレクト
出力のオン/オフ状態を表示します。
アウトプット系チャンネル選択時
............ 各チャンネルのインサートのオン / オフ状
態を表示します。
E
EQフィールド
各チャンネルのEQの大まかな特性をグラフ表示します。
F
DYNAMICS 1 フィールド
G
DYNAMICS 2ィールド(インプット系チャンネルのみ)
各チャンネルのダイナミクス1で選ばれているタイプ名、入
力レベル、ゲインリダクション量、スレッショルドを表示し
ます。なお、タイプとしてGATEが選択されているときは、
信号の有無やゲートの開閉状態を3段階のインジケーターで
表示します。
H
TO MIX/TO MATRIXフィールド
各チャンネルからMIX バス/MATRIXバスに送られる信号の
センドレベルを表示します( 送り先が MATRIXバスのときは、
フィールド下部にTO MATRIXと表示されます)。
OVERVIEW画面について
J
L
1
K
2
4
5
6
7
8
3
4
複数の出力ポートをパッチしている場合は、代表の出力先
ポート名のあとに + が表示されます。
HINT