User Manual

ダイナミクスを使う
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M7CL 取扱説明書
インプット系チャンネルでは2系統、アウトプット系チャンネルで 1系統のダイナミクスが使用できます。
1
ナビゲーションキーを使って、ダイナミクスを操
作したいチャンネルのOVERVIEW画面を表示させ
ます。
DYNAMICS1/2フィールドでダイナミクスのオン/オフ
とゲインリダクション量が確認できます。
2
OVERVIEW画面のDYNAMICS 1/2フィールド
を押して、DYNAMICS1(2)ポップアップウィン
ドウを表示させます。
DYNAMICS1(2)ポップアップウィンドウでは、ダイナ
ミクスの設定やオン/オフの切り替えが行なえます。
このポップアップウィンドウには、1ch、8ch、ALLの
3種類があります。それぞれのウィンドウに含まれる項
目は、次のとおりです。
【DYNAMICS1(2)ポップアップウィンドウ(1ch)】
現在選択されているチャンネルのみを表示するウィンド
ウです。ダイナミクスのすべてのパラメーターを表示/
更できます。特定のチャンネルのダイナミクスを細かく
設定したいときに便利です。
1
ダイナミクスタイプボタン
ダイナミクスのタイプを次に挙げる4種類から選択しま
す。
インプット系チャンネル
アウトプット系チャンネル
B
ダイナミクスグラフ
ダイナミクスの大まかな特性を表示するグラフです。
C
レベルメーター
ゲインリダクション量(GR)、およびゲート前段 (IN)/
段(OUT)のピークレベルを表示するメーターです。 信号
がOVERしたときは、OVER のセグメントが点灯します。
該当するチャンネルがステレオのとき(ST INチャンネ
ル、ステレオに設定したMIX チャンネル/MATRIXチャ
ンネル、STEREOチャンネル)、2チャンネル分のレベル
メーターが表示されます。
D
DYNAMICS ON/OFFボタン
ダイナミクスのオン/オフを切り替えます。
E
KEY IN CUEボタン (GATE、DUCKINGのみ )
現在選ばれているキーイン信号をキューモニターするた
めのボタンです。
F
THRESHOLDノブ
ダイナミクスが動作するスレッショルド(しきい値)を設
定します。マルチファンクションエンコーダー 1を使っ
て調節できます。
G
その他のパラメーター
ダイナミクスのその他のパラメーターを表示します。表
示されるパラメーターは、現在選ばれているダイナミク
スタイプに応じて変化します。また、マルチファンク
ションエンコーダーを使って調節できます。
ダイナミクスを使う
DYNAMICS1
GATE(ゲート)
DUCKING(ダッキング )
COMPRESSOR(コンプレッサー )
EXPANDER(エキスパンダー )
DYNAMICS2
COMPRESSOR(コンプレッサー )
COMPANDER-H(コンパンダーハード)
COMPANDER-S(コンパンダーソフト )
DE-ESSER(ディエッサー )
DYNAMICS1
フィールド
DYNAMICS2
フィールド
1
6 87
2 3
4
5
9
DYNAMICS1
COMPRESSOR( コンプレッサー )
EXPANDER( エキスパンダー )
COMPANDER-H(コンパンダーハード )
COMPANDER-S( コンパンダーソフト)
ダイナミクスタイプの詳しい内容は、巻末の資料をご参照く
ださい。(→P.225)。
HINT
キューモードとして MIX CUEモード ([CUE] キーがオンの
チャンネルをすべてミックスしてモニターするモード)が選
ばれている場合でも、KEY IN CUE ボタンをオンにすると、
該当する信号のみが優先的にモニターされます。それまでオ
ンになっていた[CUE]キーは、強制的に解除されます。
HINT
パラメーターの詳しい内容は、巻末の資料をご参照くださ
い。(→P.225)。
HINT
m7cl_j.book 108 ページ 2005年8月17日 水曜日 午後6時44分