User Manual

M7CL 取扱説明書
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第12章
シーンメモリー
この章では、シーンメモリーの操作方法について説明します。
M7CLでは、ミックスパラメーターや入出力ポートのパッチングなどの設定に名前を付け、シーンとしてメモリー
にストア(保存)/リコール(読み込み)できます。
シーンには、000 〜300 のシーン番号が付けられており、000はミックスパラメーターを初期値に戻すための読
み込み専用のシーン、001 〜300 は読み書き可能なシーンです。
1 つのシーンには、トップパネル上のフェーダーの位置や [ON]キーの状態のほか、次のようなパラメーターが含ま
れます。
・入力/出力ポートのパッチング
バスの設定
ヘッドアンプの設定
・EQの設定
ダイナミクス 1、2の設定
ラック (GEQ/エフェクト) の設定
・パン/バランスの設定
インサート /ダイレクトアウトの設定
MIXバスに送られる信号のオン/ オフ、センドレベル
MATRIXバスに送られる信号のオン/オフ、センドレベル
DCA グループの設定
ミュートグループの設定
チャンネルリンクの設定
ここでは、M7CLのミックスパラメーターをシーンとしてストア(保存)/リコール (読み込み ) する方法について説
明します。
現在のミックス設定をシーンメモリーにストアするには、
トップパネルのSCENE MEMORY/MONITOR セクション
の各キーを使う方法と、SCENE LISTウィンドウを使用する
方法があります。
SCENE MEMORY/MONITORセクションの
キーを使う
1
トップパネルの各操作子や、タッチスクリーン上
のボタンなどを使って、ミックスパラメーターを
設定します。
2
SCENE MEMORY []/[ ]キーを使って、スト
ア先のシーン番号を選択します。
現在選ばれているシーン番号は、ファンクションアクセ
スエリアのSCENEフィールドで確認できます。新しい
シーン番号を選ぶと、番号が点滅します。この点滅は、
表示されているシーン番号が、現在読み込まれている
シーン番号と異なることを表しています。
シーンメモリーについて
シーンメモリーの基本操作
シーンをストアする
m7cl_j.book 125 ページ 2005年8月17日 水曜日 午後6時44分