User Manual

M7CL 取扱説明書
149
/
14
第14章
トークバック/オシレーター
この章では、トークバック/ オシレーターの操作方法について説明します。
トークバックとは、TALKBACK端子に接続されたマイクの信号を任意のバスに送り出す機能です。主にオペレー
ターからの指示を演奏者やスタッフに伝える目的に利用します。必要ならば、INPUT 端子1 32{148}に接
続されたマイクをトークバックに併用することも可能です。
また、M7CLにはサイン波やピンクノイズを任意のバスに出力するオシレーターが内蔵されており、外部機器の
チェックや会場の特性をテストするのに利用できます。
トークバック/オシレーターの信号の流れは、次の図のとおりです。
TALKBACK端子やINPUT端子 1 〜32{1 〜48}に入力された信号を、任意のバスに送り出します。
1
ファンクションアクセスエリアのMONITORボタ
ンを押して、MONITOR画面を表示させます。
MONITOR画面のTALKBACKフィールドでは、トーク
バックの設定状況を確認したり、トークバックのオン/
フを切り替えたりできます。
なお、トークバックをより詳しく表示/設定するには、手
順2以降のTALKBACKポップアップウィンドウを使用
します。
1
ポップアップボタン
TALKBACK ポップアップウィンドウを表示させます。
B
TALKBACK INフィールド
TALKBACK 端子に接続されたマイクの入力レベルや、
ファンタム電源のオン/オフの状態を表示します。
C
INPUT TO TALKBACKフィールド
INPUT 端子1 32{1〜48}のうち、トークバックに
利用している端子の入力感度、入力レベル、ファンタム
電源のオン/オフ状態などを表示します。このフィールド
の左側にあるボタンで、トークバックに利用するINPUT
端子を選択できます。また、フィールド内のGAINノブを
押して選択すれば、対応するマルチファンクションエン
コーダーを使って入力感度を調節できます。
D
ASSIGNフィールド
トークバックの信号を送るバスを表示します。また、こ
のフィールドを押すとTALKBACKポップアップウィン
ドウが表示されます。
E
TALKBACK ONボタン
トークバックのオン/オフを切り替えます。
トークバック /オシレーターについて
+48V MASTER
+48V
+48V
+48V
ON
TALKBACK
INPUT
INPUT
SELECT
[TALKBACK
TALKBACK
OSCILLATOR
INPUT]
[INPUT]
[1-32 {48}]
TALKBACK
GAIN
INPUT
1
2
3
1
2
3
AD
AD
ON
GAIN/TRIM
HA
HA
METER
INPUT TB
INPUT 1-32 {48}
METER
LEVEL
Sine Wave
Pink Noise
Burst Noise
METER
HPF
LPF
ON
OSC
MATRIX CUE
MIX
ST
L R (C) L R
1 2
1516
1 2 7 8
M
O
N
O
···
···
トークバックを利用する
1 2 4 53
m7cl_j.book 149 ページ 2005年8月17日 水曜日 午後6時44分