User Manual

内蔵エフェクトについて
170
M7CL 取扱説明書
ここでは、内蔵エフェクトの入出力を任意のチャンネル(ST
INチャンネルを除く )のインサートアウト /インに割り当て
て、チャンネルにエフェクトをインサートする方法を説明し
ます。
1
「バーチャルラックを操作する」(→P.158)の手順
1〜3を参考にして、ラックにエフェクトをマウン
トします。
エフェクトがマウントされたラックでは、そのエフェク
トで使用しているエフェクトタイプや入出力の数、およ
びエフェクト通過前/通過後のレベルが確認できます。
1
ラック
B
INPUTボタン
C
OUTPUTボタン
2
INPUT Lボタンを押して、OUTPUT CH
SELECTポップアップウィンドウを表示させ、入
力元としていずれかのチャンネルのインサートア
ウトを選びます。
OUTPUT CH SELECTポップアップウィンドウの詳細
は、「バーチャルラックを操作する」(→P .158)の手順5
をご参照ください。これでエフェクトのL入力に、イン
サートアウトが割り当てられます。
3
OUTPUT L ボタンを押して、INPUT CH
SELECTポップアップウィンドウを表示させ、出
力先として同じチャンネルのインサートインを選
びます。
INPUT CH SELECTポップアップウィンドウの詳細は、
「バーチャルラックを操作する」(→P.158)の手順6をご
参照ください。これでエフェクトのL出力に、インサート
インが割り当てられます。
なお、ステレオソースを扱うチャンネルにインサートす
る場合は、同じ要領でエフェクトのR入力/出力にRチャ
ンネルのインサートアウト/インサートインを割り当てて
ください。
4
ナビゲーションキーを使って、エフェクトをイン
サートしたチャンネルのOVERVIEW画面を表示さ
せます。
5
INSERT/DIRECT OUT フィールドを押して、
INSERT/DIRECT OUT ポップアップウィンドウ
を表示させます。
インサートに使用する入出力ポートにインサートした
ラックが選ばれていることを確認します。インサートア
ウト/インの詳しい操作方法は「チャンネルに外部機器を
インサート接続する」(→P.100)をご参照ください。
6
エフェクトを挿入したチャンネルのINSERT ON/
OFFボタンがオンになっていることを確認します。
オフになっているときは、ボタンを押してオンに切り替
えます。この状態で、該当するチャンネルへのエフェク
トのインサートが有効になります。
7
ファンクションアクセスエリアのRACKボタンを
押してVIRTUAL RACKウィンドウを呼び出し、
GEQ/EFFECTタブを使ってGEQ/EFFECT
フィールドを表示させます。
8
チャンネルにインサートしたエフェクトのラック
を押して、GEQ/EFFECTポップアップウィンド
ウを表示させます。
このポップアップウィンドウでは、GEQ/エフェクトの
各種パラメーターを操作します。ポップアップウィンド
ウに含まれる項目は、次のとおりです。
内蔵エフェクトをチャンネルに
インサートする
2 1 3
INSERT ON/OFFボタン
INSERT/DIRECT OUTポップアップウィンドウでは、チャン
ネル内のインサートアウト/インの位置を変更することも可
能です。
HINT
m7cl_j.book 170 ページ 2005年8月17日 水曜日 午後6時44分