User Manual

M7CL 取扱説明書
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第18章
ユーザー設定(セキュリティ )
この章では、ユーザーごとに操作できるパラメーターを制限するユーザーレベル設
定、コンソールの操作を一時的に禁止するコンソールロック、操作環境をカスタマイ
ズするプリファレンス設定、USB記憶装置のセーブ /ロード操作について説明します。
ユーザーレベルを設定することにより、操作できるパラメーターをユーザーごとに制限したり、ユーザー定義キー
やプリファレンス設定をユーザーごとに切り替えたりすることができます。ユーザーごとの設定は「ユーザー認証
キー」としてUSB記憶装置にまとめて記憶しておいて、これをUSB端子に挿入することで簡単にユーザーを切り
替えることができます。たとえば、以下のような場合に便利です。
不用意な誤操作を防止できます。
外部のエンジニア (ゲストエンジニア ) が操作できる範囲を制限できます。
複数のオペレーターが交代で操作する場合などに、出力設定をロックするなどして、誤操作を防止できます。
オペレーターごとに好みの設定に簡単に切り替えられます。
ユーザーの種類には、次の3つがあります。M7CLを操作するには、いずれかのユーザーでログインします。
管理者 (Administrator) .................M7CLの管理者で、すべての機能を使用できます。管理者設定は本体内に1つだけ保存さ
れます。他のユーザーのユーザー認証キーを作成することができます。
ゲスト (Guest).................................管理者 (Administrator)が許可した範囲でのみ操作できます。ゲスト設定は本体内に1つ
だけ保存されます。
ユーザー (User) ...............................管理者 (Administrator)が許可した範囲でのみ操作できます。ユーザー設定は USB記憶
装置にユーザー認証キーとして保存され、任意のユーザー名で複数保存することができま
す。
パワーユーザー (Power User)権限がある場合は、 ユーザーレベルを設定したユーザー認
証キーを作成したり編集したりできます。
ユーザーにはそれぞれのユーザーの情報が設定されていて、ログインするとそれらの設定が有効になります。ユーザー設定には次
のような情報が含まれます。
パスワード (ゲストは除く )
ユーザーレベル (管理者は除く )
プリファレンス設定
ユーザー定義キー
ユーザーレベル設定
ユーザーの種類とユーザー認証キー
m7cl_j.book 191 ページ 2005年8月17日 水曜日 午後6時44分